JP2013144533A - テレスコピックステアリング装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】前記保持力を大きくする為、摩擦面数を増やす為の第一摩擦部材34、34を、アウタコラム5aに固設した変位側ブラケット14aに形成した係止孔41に係止する。又、第二摩擦部材36、36を、前記保持力を発生させる為の引っ張り杆17aに外嵌する。これら各摩擦部材34、36を装着する作業の容易化により、前記課題を解決できる。
【選択図】図1
Description
このうちのステアリングシャフトは、後端部にステアリングホイールを固定する。
又、前記ステアリングコラムは、前記ステアリングシャフトの周囲に設けられて、このステアリングシャフトを回転自在に支持している。
又、前記変位側ブラケットは、前記ステアリングコラムの一部に固設されている。
又、前記第一前後方向長孔は、前記変位側ブラケットに形成されたもので、前記ステアリングコラムの軸方向に長い。
又、前記支持ブラケットは、前記変位側ブラケットを幅方向両側から挟む状態で設けられた左右1対の支持板部を有し、車体側に支持される。
又、前記第一通孔は、前記両支持板部の互いに整合する部分で、且つ、前記第一前後方向長孔の一部と整合する部分に形成している。
又、前記第一摩擦部材は、前記変位側ブラケットの一部に、この変位側ブラケットと同期した変位を可能として支持されている。
又、前記第二前後方向長孔は、前記第一摩擦部材のうちで前記第一前後方向長孔と整合する部分に形成されたもので、前記ステアリングコラムの軸方向に長い。
又、前記第二摩擦部材は、前記変位側ブラケットの外側面と前記第一摩擦部材との間に挟持されている。
又、前記第二通孔は、前記第二摩擦部材の一部で前記第二前後方向長孔の一部と整合する部分に形成されている。
更に、前記押し付け装置は、前記第一通孔と前記第一、第二各前後方向長孔と前記第二通孔とを挿通した杆状部材、及び、この杆状部材の両端部で前記両支持板部の外側面から突出した部分に設けられた1対の押圧部を含んで構成される。そして、前記第一、第二両摩擦部材及び前記両支持板部を、前記変位側ブラケットの外側面に向けて押し付ける。
又、前記杆状部材は前記第二通孔を、この杆状部材の軸方向の変位を可能に、且つ、この軸方向以外の変位を実質的に阻止した状態で挿通している。
又、前記第一摩擦部材は、第一摩擦板部と、連結板部と、係止部とを備える。このうちの第一摩擦板部は、前記支持板部の内側面と前記第二摩擦部材との間に挟持される。又、前記連結板部は、前記第一摩擦板部の端縁から前記変位側ブラケットの幅方向中央部に向けて折れ曲がっている。更に、前記係止部は、前記連結板部の先端部から前記第一摩擦板部の方向に折れ曲がった鉤形である。
又、前記変位側ブラケットの幅方向中間部に、係止孔を設けている。
そして、前記第一摩擦部材を前記変位側ブラケットに対し、前記係止部を前記係止孔の幅方向端縁に係止すると共に、前記連結板部をこの変位側ブラケットに重ね合わせた状態で組み付けている。
或いは、請求項5に記載した発明の様に、前記第一摩擦部材を、複数の第一摩擦部材素子を組み合わせて構成する。これら各第一摩擦部材素子は、それぞれを前記変位側ブラケットの一部に、この変位側ブラケットと同期した変位を可能として支持する。この状態で、前記各第一摩擦部材素子を構成する第一摩擦板部同士を、前記杆状部材の軸方向に関して互いに離隔させ、且つ、それぞれの連結板部及び鉤部同士を重ね合わせる。そして、1乃至複数枚の第二摩擦部材を、前記各第一摩擦部材素子の第一摩擦板部同士の間部分と、何れかの第一摩擦部材素子の第一摩擦板部と前記変位側ブラケットの外側面との間部分と、何れかの第一摩擦部材素子の第一摩擦板部と前記支持板部の内側面との間部分とのうちの少なくとも1箇所の間部分に挟持する。
尚、前記第一摩擦部材の材質及び製造方法は、必要とする強度及び摩擦係数を得られるものであれば、特に問わない。
例えば請求項7に記載した発明の様に、前記第一摩擦部材を、アルミニウム系合金等の軽合金製の押し出し成形材若しくは引き抜き材を所定長さに切断し、更に不要部分を除去するトリミング加工を施す事により造る。
或いは、請求項8に記載した発明の様に、前記第一摩擦部材を、炭素鋼板、ステンレス鋼板の如き鉄系合金板等の金属板を打ち抜き成形する事により得られる中間素材を曲げ成形する事により造る。
この様な請求項8に記載した発明を、前記請求項2に記載した発明と同時に実施する場合に好ましくは、請求項9に記載した発明の様に、前記保持凹部の前後両端部に1対の曲げ起こし部を、この保持凹部の前後両端開口の少なくとも一部ずつを塞ぐ状態で形成する。そして、これら両曲げ起こし部により、この保持凹部に保持された前記緩衝スリーブを前後両側から挟持して、この緩衝スリーブが前記第一摩擦部材に対して前後方向にずれる事を防止する。
或いは、請求項8〜9のうちの何れか1項に記載した発明を実施する場合に好ましくは、請求項10に記載した発明の様に、前記第一摩擦部材を、前記中間素材の一部を180度折り返す事により設けた1対の第一摩擦板部を備えるものとする。そして、1乃至複数枚の第二摩擦部材を、これら両第一摩擦板部同士の間部分と、これら両第一摩擦板部のうちの一方の第一摩擦板部と前記変位側ブラケットの外側面との間部分と、同じく他方の第一摩擦板部と前記支持板部の内側面との間部分とのうちの少なくとも1箇所の間部分に挟持する。
尚、前記請求項7に記載した発明を、前記請求項2に記載した発明と同時に実施する場合には、前記緩衝スリーブを前記保持凹部の内面に対し、接着等により結合する。
図1〜6は、請求項1〜3、6、7、11に対応する、本発明の実施の形態の第1例を示している。本例のテレスコピックステアリング装置は、ステアリングシャフト2(図13〜14参照)と、ステアリングコラム7aと、変位側ブラケット14aと、それぞれが特許請求の範囲に記載した第一前後方向長孔である、左右1対の前後方向長孔18a、18aと、支持ブラケット15aと、それぞれが第一通孔である左右1対の上下方向長孔22a、22aと、左右1対の第一摩擦部材34、34と、左右1対の第二前後方向長孔35、35と、左右1対の第二摩擦部材36、36と、それぞれが第二通孔である左右1対の円孔37、37と、押し付け装置38とを備える。
又、前記ステアリングコラム7aは、後側のアウタコラム5aの前端部と、前側のインナコラム6aの後端部とを、軸方向の変位を可能に嵌合させる事により、全長を伸縮可能にしている。この様なステアリングコラム7aは、前記インナコラム6aの前端部を車体に対し、揺動ブラケット11に設けた横軸10(図13参照)を介して、上下方向の揺動変位を可能に支持する。前記ステアリングシャフト2は、この様なステアリングコラム7aの内側に、単列深溝型の玉軸受8a、8b、8c(図13参照)により、回転のみ自在に支持している。
図7〜8は、請求項1〜3、6、8、9、11に対応する、本発明の実施の形態の第1例を示している。本例の場合には、左右1対の第一摩擦部材34a、34aを、炭素鋼板、ステンレス鋼板の如き鉄系合金板等の金属板を打ち抜き成形する事により得られる中間素材を曲げ成形する事により造っている。そして、前記両第一摩擦部材34a、34aに設けた保持凹部47の前後両端部に1対の曲げ起こし部64、64を、この保持凹部47の前後両端開口の一部ずつを塞ぐ状態で形成している。これら両曲げ起こし部64、64同士の間隔は、前記保持凹部47内に保持すべき緩衝スリーブ50、50の前後方向長さと一致させている。そして、前記両曲げ起こし部64、64により前記両第一摩擦部材34a、34aの保持凹部47に保持した前記両緩衝スリーブ50、50を前後両側から挟持して、これら両緩衝スリーブ50、50が前記両第一摩擦部材34a、34aに対して前後方向にずれる事を防止する。従って、本例の場合には、前記両緩衝スリーブ50、50を、前記両第一摩擦部材34a、34aに接着する必要はない。
その他の部分の構成及び作用は、上述した実施の形態の第1例と同様であるから、同等部分には同一符号を付して、重複する説明は省略する。
図9は、請求項1、2、5〜7、11に対応する、本発明の実施の形態の第3例を示している。本例の場合には、第一摩擦部材34bを、それぞれ1対の第一摩擦部材素子65a、65bを組み合わせて構成している。これら各第一摩擦部材素子65a、65bは、それぞれの連結板部45a、45b及び係止部46a、46b同士を重ね合わせると共に、それぞれの第一摩擦板部44a、44b同士を離隔させた状態で組み合わせている。そして、この状態で前記第一摩擦部材34bを変位側ブラケット14aに対し、前述した実施の形態の第1例の場合と同様にして、この変位側ブラケット14aと同期した変位を可能に支持している。又、本例の場合には、それぞれが平板状である第二摩擦部材36a、36aを、前記変位側ブラケット14aの両側に2枚ずつ、合計4枚設けている。そして、これら各第二摩擦部材36a、36aを、引っ張り杆17aの杆部29aに外嵌した状態で、一方の第一摩擦板部44bの両側面と、前記変位側ブラケット14aの外側面及び他方の第一摩擦板部44aの内側面との間に挟持している。
その他の部分の構成及び作用は、前述した実施の形態の第1例と同様であるから、重複する図示並びに説明は省略する。
図10は、請求項1、4、6、8、10、11に対応する、本発明の実施の形態の第4例を示している。本例の場合には、第一摩擦部材34cを、炭素鋼板、ステンレス鋼板の如き鉄系合金板等の金属板を打ち抜き成形する事により得られる第一中間素材を曲げ成形する事により造っている。そして、この第一中間素材の一部を、断面形状がU字形となる様に、180度折り返す事により1対の第一摩擦板部44c、44dを、互いに平行に、且つ、離隔させた状態で設けている。
又、第二摩擦部材36bも同様に、炭素鋼板、ステンレス鋼板の如き鉄系合金板等の金属板を打ち抜き成形する事により得られる第二中間素材を曲げ成形する事により造っている。そして、この第二中間素材を、断面形状がU字形となる様に、180度折り返す事により1対の第二摩擦板部49a、49bを、互いに平行に、且つ、離隔させた状態で設けている。そして、これら両第二摩擦板部49a、49bを、一方の第一摩擦板部44c(図10の左方)の両側面と、変位側ブラケット14aの外側面及び他方の第一摩擦板部44d(図10の右方)の内側面との間に狭持している。
その他の部分の構成及び作用は、前述した実施の形態の第1例と同様であるから、重複する図示並びに説明は省略する。
図11は、請求項1、2、4〜6、8、11に対応する、本発明の実施の形態の第5例を示している。本例の場合には、第一摩擦部材34dを、それぞれ炭素鋼板、ステンレス鋼板の如き鉄系合金板等の金属板を打ち抜き成形し、更に曲げ成形する事により造った、1対の第一摩擦部材素子65c、65dを組み合わせて構成している。これら両第一摩擦部材素子65c、65dは、それぞれの連結板部45c、45d及び係止部46c、46d同士を重ね合わせると共に、それぞれの第一摩擦板部44e、44f同士を離隔させた状態で組み合わせている。本例の場合、前記両第一摩擦部材素子65c、65dのうち、外側の第一摩擦部材素子65dの第一摩擦板部44fに、前記曲げ成形によって保持凹部47aを設け、この保持凹部47aに、ゴム、ビニル等のエラストマーの如き弾性材製の緩衝スリーブ50aを添着固定している。
又、炭素鋼板、ステンレス鋼板の如き鉄系合金板等の金属板を打ち抜き成形し、更に曲げ成形する事により得られる第二摩擦部材36cを構成する1対の第二摩擦板部49c、49dを、一方(図11の左方)の第一摩擦板部44eの両側面と、変位側ブラケット14aの外側面及び他方(図11の右方)の第一摩擦板部44fの内側面との間に狭持している。
その他の部分の構成及び作用は、前述した実施の形態の第1、3例及び上述した実施の形態の第4例と同様であるから、重複する図示並びに説明は省略する。
図12は、請求項1〜3、6、7、11に対応する、本発明の実施の形態の第6例を示している。本例の場合には、ステアリングコラム7bを構成するアウタコラム5bと変位側ブラケット14bとを、互いに別個に形成したものを溶接により結合固定している。
その他の部分の構成及び作用は、前述した実施の形態の第1例と同様であるから、重複する説明は省略する。
2 ステアリングシャフト
3 アウタシャフト
4 インナシャフト
5、5a、5b アウタコラム
6、6a インナコラム
7、7a、7b ステアリングコラム
8a、8b、8c 玉軸受
9 ハウジング
10 横軸
11 揺動支持ブラケット
12 自在継手
13 中間シャフト
14、14a、14b 変位側ブラケット
15、15a 支持ブラケット
16、16a 調節レバー
17、17a 引っ張り杆
18、18a 前後方向長孔
19、19a 上側ブラケット素子
20、20a 下側ブラケット素子
21、21a 支持板部
22、22a 上下方向長孔
23 第一摩擦板
24 第二摩擦板
25 第一長孔
26 第二長孔
27 第一止めねじ
28 第二止めねじ
29、29a 杆部
30、30a 鍔部
31、31a 係合凸部
32 押圧板
33、33a カム装置
34、34a、34b、34c、34d 第一摩擦部材
35 第二前後方向長孔
36、36a、36b、36c 第二摩擦部材
37 円孔
38 押し付け装置
39 側板部
40 上板部
41 係止孔
42 取付板部
43 係止カプセル
44、44a、44b、44c、44d、44e、44f 第一摩擦板部
45、45a、45b、45c、45d 連結板部
46、46a、46b、46c、46d 係止部
47、47a 保持凹部
48 係合溝部
49、49a、49b、49c、49d 第二摩擦板部
50、50a 緩衝スリーブ
51 第三前後方向長孔
52 摩擦板部
53 係合板部
54 雄ねじ部
55 被駆動側カム
56 駆動側カム
57 ホルダ
58 受板
59 ナット
60 ラジアル軸受
61 スリット
62 被挟持平板部
63 折れ曲がり板部
64 曲げ起こし部
65a、65b、65c、65d 第一摩擦部材素子
Claims (11)
- 後端部にステアリングホイールを固定するステアリングシャフトと、
このステアリングシャフトの周囲に設けられてこのステアリングシャフトを回転自在に支持したステアリングコラムと、
このステアリングコラムの一部に固設された変位側ブラケットと、
この変位側ブラケットに形成された、このステアリングコラムの軸方向に長い第一前後方向長孔と、
この変位側ブラケットを幅方向両側から挟む状態で設けられた左右1対の支持板部を有し、車体側に支持される支持ブラケットと、
これら両支持板部の互いに整合する部分で且つ前記第一前後方向長孔の一部と整合する部分に形成された第一通孔と、
前記変位側ブラケットの一部に、この変位側ブラケットと同期した変位を可能として支持された第一摩擦部材と、
この第一摩擦部材のうちで前記第一前後方向長孔と整合する部分に形成された、前記ステアリングコラムの軸方向に長い第二前後方向長孔と、
前記変位側ブラケットの外側面と第一摩擦部材との間に挟持された第二摩擦部材と、
この第二摩擦部材の一部で前記第二前後方向長孔の一部と整合する部分に形成された第二通孔と、
前記第一通孔と前記第一、第二両前後方向長孔と前記第二通孔とを挿通した杆状部材及びこの杆状部材の両端部で前記両支持板部の外側面から突出した部分に設けられた1対の押圧部を含んで構成され、前記第一、第二両摩擦部材及び前記両支持板部を前記変位側ブラケットの外側面に向けて押し付ける押し付け装置とを備え、
前記杆状部材は前記第二通孔を、この杆状部材の軸方向の変位を可能に、且つ、この軸方向以外の変位を実質的に阻止した状態で挿通しており、
前記第一摩擦部材が、前記支持板部の内側面と前記第二摩擦部材との間に挟持される第一摩擦板部と、この第一摩擦板部の端縁から前記変位側ブラケットの幅方向中央部に向けて折れ曲がった連結板部と、この連結板部の先端部から前記第一摩擦板部の方向に折れ曲がった鉤形の係止部とを備えたものであり、
前記変位側ブラケットの幅方向中間部に係止孔が設けられており、
前記第一摩擦部材がこの変位側ブラケットに対し、前記係止部を前記係止孔の幅方向端縁に係止すると共に、前記連結板部をこの変位側ブラケットに重ね合わせた状態で組み付けられているテレスコピックステアリング装置。 - 前記第一摩擦部材の外側面で前記第二前後方向長孔を囲む部分に保持凹部が設けられており、この保持凹部に、弾性材製で、前記ステアリングコラムの軸方向に長い第三前後方向長孔を設けた緩衝スリーブが保持されており、この第三前後方向長孔の後端部が前記第二前後方向長孔の後端部よりも前寄り部分に、この第三前後方向長孔の前端部がこの第二前後方向長孔の前端部よりも後寄り部分に、それぞれ配置されている、請求項1に記載したテレスコピックステアリング装置。
- 前記第二摩擦部材が、前記第二通孔を形成した平板状の第二摩擦板部と、この第二摩擦板部の上端部から幅方向外方に折れ曲がった、側方から見た形状が波形の係合板部とを備えたものであり、前記保持凹部の上端部を仕切る上側仕切板部と前記連結板部の下面との間に、前記ステアリングコラムの軸方向に長い係合溝部が設けられており、前記係合板部がこの係合溝部に、この軸方向の変位を可能に、且つ、この軸方向に対し直角方向である上下方向の変位を阻止された状態で係合している、請求項2に記載したテレスコピックステアリング装置。
- 前記第二摩擦部材が、鋼板を打ち抜き成形する事により得られる中間素材を曲げ成形し、それぞれに前記第二通孔が形成された1対の第二摩擦板部を備えるもので、これら両第二摩擦板部同士の間部分に、前記第一摩擦板部の一部を狭持している、請求項1〜3のうちの何れか1項に記載したテレスコピックステアリング装置。
- 前記第一摩擦部材が、それぞれが前記変位側ブラケットの一部に、この変位側ブラケットと同期した変位を可能として支持される、複数の第一摩擦部材素子を、これら各第一摩擦部材素子を構成する第一摩擦板部同士を前記杆状部材の軸方向に関して互いに離隔した状態で、且つ、それぞれの連結板部及び鉤部同士を重ね合わせた状態で組み合わせて成るものであり、1乃至複数枚の第二摩擦部材を、前記各第一摩擦部材素子の第一摩擦板部同士の間部分と、何れかの第一摩擦部材素子の第一摩擦板部と前記変位側ブラケットの外側面との間部分と、何れかの第一摩擦部材素子の第一摩擦板部と前記支持板部の内側面との間部分とのうちの少なくとも1箇所の間部分に挟持している、請求項1〜4のうちの何れか1項に記載したテレスコピックステアリング装置。
- 前記第一、第二両摩擦部材が、前記変位側ブラケットの両外側面と前記両支持板部の内側面との間に、1組ずつ設けられている、請求項1〜5のうちの何れか1項に記載したテレスコピックステアリング装置。
- 前記第一摩擦部材が、軽合金製の押し出し成形材若しくは引き抜き材を所定長さに切断し、更に不要部分を除去するトリミング加工を施す事により造られたものである、請求項1〜6のうちの何れか1項に記載したテレスコピックステアリング装置。
- 前記第一摩擦部材が、鋼板を打ち抜き成形する事により得られる中間素材を曲げ成形して成るものである、請求項1〜6のうちの何れか1項に記載したテレスコピックステアリング装置。
- 前記保持凹部の前後両端部に、この保持凹部の前後両端開口の少なくとも一部ずつを塞ぐ状態で形成した1対の曲げ起こし部により、この保持凹部に保持された前記緩衝スリーブを前後両側から挟持して、この緩衝スリーブが前記第一摩擦部材に対して前後方向にずれる事を防止した、請求項2を引用した請求項8に記載したテレスコピックステアリング装置。
- 前記第一摩擦部材が、前記中間素材の一部を180度折り返す事により設けた1対の第一摩擦板部を備えるものであり、1乃至複数枚の第二摩擦部材を、これら両第一摩擦板部同士の間部分と、これら両第一摩擦板部のうちの一方の第一摩擦板部と前記変位側ブラケットの外側面との間部分と、同じく他方の第一摩擦板部と前記支持板部の内側面との間部分とのうちの少なくとも1箇所の間部分に挟持している、請求項8〜9のうちの何れか1項に記載したテレスコピックステアリング装置。
- 前記ステアリングコラムの前端部が車体に対し、横軸を中心とする揺動変位を可能に支持されるものであり、前記両支持板部に形成された第一通孔が上下方向長孔であり、前記ステアリングホイールの前後位置を調節する為のテレスコピック機構に加えて、上下位置を調節する為のチルト機構を備える、請求項1〜10のうちの何れか1項に記載したテレスコピックステアリング装置。
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