JP2013143987A - 起立装置 - Google Patents

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Junichi Shibuya
渋谷順一
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Abstract


【課題】
高齢者や脚力がおちている者が起立する際、自らで起立することが困難なことが多く、また複数の介護者も必要となり負担も大きい。これらを解消し利用者が無理なくスムーズに起立できる機能を備えた装置を提供する。
【解決手段】
介護者がジャッキ1を操作することで利用者の上半身を支える脇ホルダー3がバー13上を所定の角度で前方移動しながら上半身を上昇させると共に座席シート2が所定の角度で前方上昇する。これにより、利用者は起立姿勢を促されてスムーズに起立出来る。
【選択図】 図1

Description

本発明は、起立動作をとることが不自由な者が介護者に大きな負担を強いることなく、且つスムーズに起立動作出来るようにしたものである。
電力を利用した起立装置では停電時に使用できない。また装置の起立サポート内容が座席の昇降や傾きのみの単純な装置では、利用者が起立できないという問題があった。また利用者のでん部や腰部位にベルトを装着し引き上げる起立装置では、動作が一気に強制されるため利用者のへの負担が大きいうえに、介護者の負担も大きいという問題もあった。
特許公開2010−246635号公報 特許公開2004−243107号公報
前田卓二 「高齢者用起立補助装置及び歩行力退化予防装置の開発」1頁〜19頁。
高齢者や脚力がおちている者は起立・着席動作が円滑に出来ないことで日常生活に不便も生じやすく、また介護者には過度な負担を強いてしまうという難点があった。本発明はこの課題を解決するためになされたものである。
でん部のみの上昇や腰部位のみを引き上げるのではなく、本来の起立動作を模した一連の適切な体勢を促しサポートすることによって、利用者のスムーズな起立が可能となる。
ジャッキ1の操作により脇ホルダー3が利用者の上体を持ち上げながら前方に移動すると共に座席シート2が所定の角度で上昇する。この本来の起立動作の姿勢を装置によって促すことによりスムーズな起立が出来るようにした。また介護者のサポート量やそれに係る人員の軽減が出来るようにした。
起立動作が不自由な高齢者や脚力が弱化している者が装置を使用することによりスムーズな起立が出来、且つ介護者の負担を軽減することが出来る。
本発明装置を利用者が使用した際の全体概念図。 本発明装置の上面図である。 本発明装置のAから見た図。 シート支え差動力付4のBから見た図。 シート支え差動力付4の内部を示す図。 背もたれ部11と底部16の配置を示す図。 背もたれ部11上部にあるバー13を示す図。 軸17、歯車付滑車大(右)15と背もたれ部足(右)20をBから見た図。 軸17、歯車付滑車大(右)15と背もたれ部足(右)20をCから見た図。 底部16の上面図。 専用椅子12のAから見た図。 専用椅子12の上面図。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
イ)ジャッキ1の上昇を歯車付滑車大(右)14の歯車部分で回転運動に変換し、ワイヤー7が歯車付滑車大(右)14の滑車によって巻き取られることでバー13上の脇ホルダー3が前方に下降移動する。
ロ)ジャッキ1に連結する背もたれ足(中)19の上昇に伴いイ)のバー13上に脇ホルダー3を有する背もたれ部11も連動して上昇する。
ハ)またイ)と同様の上昇力で歯車付滑車大(左)15が回転することによりワイヤー7の動きに連動しシート支え動力付4にジョイントされた座席シート2は溝9に沿って前方上昇移動する。
ニ)尚、利用者が座る専用椅子上の座席シート2に備えられているシート支持棒23とシート支え起動付4及びシート支え6のそれぞれのシート支持部10をジョイントする。これにより座席シート2はハ)の動作に連動して前方上昇する。
ホ)このイ)、ロ)、ハ)、ニ)の一連の動きにより利用者は起立姿勢を促され、起立する。
以下に添付図 図1、図2、図3、図4、図5、図6、図7、図8、図9、図10、図11、図12、添付表 表1、表2に従って実施例を説明する。
図1は利用者が本装置を使用し起立した際の概念図である。介護者が装置を作動させると、利用者の脇を乗せた脇ホルダー3はバー13上を移動しながら上昇する。この移動と共に座席シート2は前方上昇する。これにより利用者は起立姿勢を促され起立する。
図2は専用椅子12に座る利用者の背後に本装置を配置し、シート支え動力付4、シート支え6のシート支持部10と座席シート2のシート支持棒23をジョイントする。次に利用者の脇部位の下に脇ホルダー3を配置して介護者はジャッキ1を操作する。これにより利用者は脇ホルダー3で脇を抱えられながら上半身がバー13上を矢印方向に移動する。
図3はAから見た背もたれ部11を示す。背もたれ部11には脇ホルダー3を有するバー13が左右2本とこれを連結する連結部品24、背もたれ5、及び3本の足が備えられている。背もたれ部足(左)18、背もたれ部足(中)19、背もたれ部足(右)20である。背もたれ部足(左)18、背もたれ部足(右)20は管状構造で底部16の軸17を挿入するように配置し、歯車に接する部分の足に備えられたラックが歯車付滑車大(右)14と歯車付滑車大(左)15の歯車部分にかみ合うように配置する。(背もたれ部足(左)18のラックは、歯車付滑車大(左)14の歯車に接してかみ合うよう設置する)このような配置により背もたれ部足(左)18の上昇が歯車付滑車大(左)14を回転させ、背もたれ部足(右)20の上昇が歯車付滑車大(右)15を回転させる。背もたれ部足(中)19も管状構造であり、ジャッキ1の伸張部分にボルトで連結固定する。
図4はシート支え作動力付4のBから見た図である。座席シート2の前方上昇は溝9に沿って前方移動する。尚シート支え作動付4の内部構造は図5に示す。
図5は矢印方向にワイヤー7が動くことによりシート支持部10が牽引され溝9に沿って上昇しながら前方に移動する。シート支持部10とシート支持棒23はジョイントしているので座席シート2を前方に上昇移動させるのである。尚溝9の前方上昇角度は35度であり、移動距離は36〜37cmとする。
図6は部背もたれ部11と底部16の配置を示す。
図7は脇ホルダー3を有するバー13を示す。ワイヤー7が矢印方向に動くことで利用者上半身を脇から抱える脇ホルダー3が前方に移動する。背もたれ部11と直角である水平面に対しバー13の角度は10度下降しておりバー13上の脇ホルダー3の移動距離は35〜36cmである。尚脇ホルダー3が装置作動時のみ作動するようにするためバー13の定位置にコイル21で保持されているので、あくまでもワイヤー7の牽引のみで作動する。また左右の脇ホルダー3は同時に作動する必要上連結部品24で連結してある。図を見やすくする為、一方のバー13は点線表示している。
図8は装置本体底部16に設置される軸17と歯車付滑車大(右)15の配置を示す。背もたれ部足(右)20が矢印方向に上昇することにより、歯車付滑車大(右)15が矢印方向に回転しワイヤー7を巻きつけるが、シート支え動力付4の下部にある滑車小8につながるのでワイヤー7は点線表示部分であり灰色矢印方向に牽引される。尚歯車付滑車大(左)14のワイヤー7はバー13の滑車小8につながれるので、ワイヤー7は点線矢印方向に牽引される。
図9は図8のCから見た図である。
図10は底部16の上面図である。尚背もたれ部足(左)18、背もたれ部足(右)20に相応する位置に軸17がおのおの設置してある。
図11は本装置で使用する専用椅子12をAから見た図である。
図12は図11の上面図で構造を示す。椅子上面に椅子溝22があり、座席シート2の下に備えるシート支持棒23を格納する構造とする。尚装置使用時にはシート支持棒23はシート支え動力付4とシート支え6に備えてあるシート支持部10とジョイントする。
尚、起立動作の実験および先行研究の分析結果を下記に記す。
先行研究結果から、「起立するとは、上半身を傾けることにより尻から足へ荷重移動をスムーズに行い、その上半身の移動速度を利用して起立する」は、明らかであるものの、起立動作は人様々で一様ではないことから、独自の起立実験を行った。その際でん部と上半身の移動距離及び移動角度を測定し示した。結果は表1の通り。尚、測定に当たって部位を特定する必要から、でん部は着席時点のでん部最下位部位、また上半身は肩最上部の部位を測定ポイントとした。また先行研究中の起立動作に伴う部位の移動を示す実験結果から腰と肩部位の角度を測定した。結果は表2の通り。結果から起立動作の際、でん部と上半身の移動時に見られる角度や移動距離は一定内の数値であることが分かる。
これらを反映させてシート支え動力付4及びシート支え6の溝9には35度の上昇角度を設定し、また上半身を抱える脇ホルダー9を有するバー13の前方移動時の下降角度は10度とし、でん部と上半身の移動距離は36〜37cm、35〜36cmとした。これにより歯車付滑車大(右)14の歯車直径を5cm、滑車部分の直径は11.5cm、歯車付滑車大(左)15も歯車直径は5cm、滑車部分の直径11cmと設定した。
尚本装置ではジャッキを起動力としたが、電動モーターを利用することも可能である。その際は家電や蓄電池または充電池等のバッテリーも装置に付設することも出来る。電動モーターを使用する場合は、操作性が向上することが想定出来ることから、より一層介護者の負担は減ることが考えられ、場合によっては利用者のみでの起立の可能性も期待できる。

1 ジャッキ
2 座席シート
3 脇ホルダー
4 シート支え作動力付
5 背もたれ
6 シート支え
7 ワイヤー
8 滑車小
9 溝
10 シート支持部
11 背もたれ部
12 専用椅子
13 バー
14 歯車付滑車大(左)
15 歯車付滑車大(右)
16 底部
17 軸
18 背もたれ部足(左)
19 背もたれ部足(中)
20 背もたれ部足(右)
21 コイル
22 椅子溝
23 シート支持棒
24 連結部品

Claims (1)

  1. でん部を乗せる座席シートと、人体の両脇に差し込むワイヤーで前方に移動可能なホルダーを有するバーからなり、ホルダーが5〜20度下方に傾きながら30〜40cm前方に移動、及び10〜20cm上昇し、尚且つ座席シートが30〜45度上方に傾きながら前方に30〜40cm移動し人体を起立させることを特徴とする起立装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2022051617A (ja) * 2020-09-22 2022-04-01 公立大学法人 富山県立大学 立ち座り支援装置及び歩行器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2022051617A (ja) * 2020-09-22 2022-04-01 公立大学法人 富山県立大学 立ち座り支援装置及び歩行器
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