JP2013142388A - 多材料ロータ、多材料ロータを有する蒸気タービン及び多材料ロータの製造方法 - Google Patents

多材料ロータ、多材料ロータを有する蒸気タービン及び多材料ロータの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】多材料ロータ、多材料ロータを有する超臨界蒸気タービン及び多材料ロータの製造方法を提供すること。
【解決手段】ロータは、第1の端部及び第2の端部を有するシャフト高温セクションを含む。シャフト高温セクションが、3種以上の異なる材料から構成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、全体的に蒸気タービンに関し、より具体的には、超臨界蒸気に曝される多材料ロータシャフトを有する蒸気タービンに関する。
典型的な蒸気タービンプラントは、高圧蒸気タービン、中圧蒸気タービン及び低圧蒸気タービンを備えることができる。各蒸気タービンは、当該特定のタービンに対する作動条件、圧力、温度、流量、その他に耐えるのに好適な材料から形成される。
近年、様々な範囲の圧力及び温度にわたって作動する蒸気タービンを含む大容量及び高効率を目的とした蒸気タービンプラントが設計されている。この設計は、各蒸気タービンに同じ材料を用いて、単一構成に一体化された高−低圧、中−低圧及び中−高圧統合蒸気タービンロータが含まれている。多くの場合、当該タービンにおいて最高の作動条件で実施できる金属が使用されており、これによりタービンの全体コストが増大する。
蒸気タービンは、従来では、ロータとケーシングジャケットとを含む。ロータは、ブレードを有して回転可能に装着されるタービンシャフトを含む。加熱され加圧された蒸気がケーシングジャケットとロータとの間の流れスペースを通って流れると、エネルギーが蒸気からロータに伝達されるときに、タービンシャフトが回転し始める。ロータ及び詳細にはロータシャフトは、多くの場合、タービンの金属バルクの形態である。従って、ロータを形成する金属は、タービンコストの大きな部分を占める。ロータが高コストで且つ高温の金属から形成される場合には、コストは更に増大する。タービンロータなどの高温材料の構成要素を製造する場合、大型の単一構成の構成要素を形成することは、製造時間が長い高価な構成要素をもたらし、このような製造能力は制限されることが多い。加えて、大型の高温構成要素の鍛造品は、蒸気経路全体として必要とされないことが多く、高価な高温材料の使用が非効率的なものとなる。
従って、より少量の高温材料構成要素から形成され、単一の鍛造品よりも単位ポンド当たり安価な材料を有し、蒸気タービンの種々のセクションに存在する蒸気条件に合わせた材料から形成される単一構成要素のロータ鍛造品及び構成要素セクションにおいて従来技術よりも遙かに製造が容易な蒸気タービンロータを提供することが望ましい。
米国特許第7850423号明細書
本開示の例示的な実施形態によれば、第1の端部及び第2の端部を有するシャフト高温セクションを含むロータが開示される。シャフト高温セクションは、3種以上の異なる材料から構成される。
本開示の別の例示的な実施形態によれば、ロータを含む蒸気タービンが開示される。ロータは、第1の端部及び第2の端部を有するシャフト高温セクションを含む。シャフト高温セクションは、3種以上の異なる材料から構成される。本開示の別の例示的な実施形態によれば、多材料ロータを製造する方法が開示される。本方法は、複数の高圧セクションを提供するステップと、複数の高圧セクションを接合しシャフト高温セクションを形成するステップとを含む。シャフト高温セクションは、3種以上の異なる材料から構成される。
本発明の他の特徴及び利点は、例証として本発明の原理を示す添付図面を参照しながら、以下の好ましい実施形態のより詳細な説明から明らかになるであろう。
本開示による蒸気タービンの断面図。
可能な限り、同じ要素を示すために図面全体を通じて同じ参照符号を使用する。次に、本開示の例示的な実施形態を示す添付図面を参照して本開示を以下で詳細に説明する。しかしながら、本開示は、多くの異なる形態で具現化することができ、本明細書で記載される実施形態に限定されるものと解釈すべきではない。
当該技術分野で公知のものよりも少量の高温材料の鍛造品から形成され、単一鍛造品よりも単位ポンド当たり安価な材料を有する分割型蒸気タービンロータが提供される。加えて、蒸気タービンの種々のセクションに存在する蒸気条件に合わせた材料から形成された構成要素セクションが本開示で提供される。本開示による多材料ロータ構成により、従来の蒸気タービンロータにこれまで存在していたよりも少量の高温材料を使用することが可能となる。多材料構成要素は、曝される材料に対して蒸気条件を調整又は適合させることが可能となり、高価な高温材料を効率的に使用することができる。加えて、鍛造品が少ない程、単一構成要素のロータ鍛造品における当該技術分野で公知のものよりも製造がより容易になる。加えて、鍛造品が少ない程、供給サイクルがより短くなり、より効率的な製造が可能になる。一部の実施形態では、分割型ロータは、保守及び/又は補修のため分解可能な構成要素を含む。加えて、多材料ロータは、複雑な鍛造又は製造技術を必要とすることなくロータ条件に密接に一致するロータの可変又は調整材料組成を可能にする。
本開示の実施形態では、本システム構成は、高温一体成形品として製造できない大型ロータを製造する手段を提供する。別の利点は、本システム構成が低コストの蒸気タービンロータを提供することである。本開示の実施形態の別の利点は、多材料ロータを製造するリードタイムが、ニッケル基超合金などの高温材料の単一構成鍛造品から鍛造されたロータよりも短いので、製造時間が短縮されることである。本開示の実施形態は、a)単一鍛造品よりも単位ポンド当たり安価であるか、又はb)中間サイズの一体鍛造品に対する調達サイクルの点で時間の節減を提供する同じ材料から作られた一連の小型鍛造品からの高圧、中間圧、又は高圧/中間圧ロータの製造を可能にする。このような構成により安価な製造を提供する。
図1は、本開示の一実施形態による、蒸気タービン10の断面図を示す。蒸気タービン10は、タービンロータ13が回転軸14の周りに回転可能に装着されるケーシング12を含む。蒸気タービン10は、高圧(HP)セクション16を含む。
蒸気タービン10は、超臨界作動条件で運転している。一実施形態では、蒸気タービン10の高圧セクション16は、約220barを上回る圧力の蒸気を受け取る。別の実施形態では、高圧セクション16は、約220barと約340barの間の圧力の蒸気を受け取る。別の実施形態では、高圧セクション16は、約220barと約240barの間の圧力の蒸気を受け取る。加えて、高圧セクション16は、約590℃と約760℃の間の温度の蒸気を受け取る。別の実施形態では、高圧セクション16は、約590℃と約625℃の間の温度の蒸気を受け取る。
ケーシング12は、HPケーシング12aを含む。HPケーシング12aは、別個の構成要素であり、換言すると一体化されていない。この例示的な実施形態では、HPケーシング12aは、二重壁ケーシングである。ケーシング12は、ハウジング20と、該ハウジング20に取り付けられた複数のガイドベーン22とを含む。ロータ13は、シャフト24と、該シャフト24に固定された複数のブレード25とを含む。シャフト24は、第1の軸受236、第2の軸受238及び第3の軸受264により回転可能に支持される。
主蒸気流路26は、ケーシング12とロータ13との間の蒸気流用の経路として定められる。主蒸気流路26は、タービンHPセクション16に位置付けられたHP主蒸気流路セクション30を含む。本明細書で使用される用語「主蒸気流路」は、動力を生成する蒸気の1次流路を意味する。
蒸気は、主蒸気流路26のHP流入領域28に提供される。蒸気は、ベーン22とブレード25との間の主蒸気流路26のHP主蒸気流路セクション30を通って流れ、その間に蒸気が膨張し冷却する。蒸気の熱エネルギーが機械的回転エネルギーに変換されて、蒸気が軸線14の周りでロータ13を回転させる。蒸気は、HP主蒸気流路セクション30を通って流れた後、HP蒸気流出領域32から出て中間過熱器(図示せず)に流れ、ここで蒸気が高温に加熱される。蒸気の追加の熱エネルギーは機械的回転エネルギーに変換され、蒸気が軸線14の周りでロータ13を回転させる。蒸気は、これ以上詳細には示されていない他の作動において使用してもよい。
別の実施形態では、蒸気タービン10は、同様に構成されたHPセクションの下流側に中圧(IP)セクションを含み、ここで温度範囲は、HPセクションの温度範囲(例えば、約590℃〜約760℃)と実質的に同一である。例えば、IPセクションの圧力は、約30barから約100barとすることができる。
図1において更に分かるように、ロータ13は、タービンHPセクション16内に位置付けられるロータHPセクション210を含む。ロータ13は、シャフト24を含む。これに対応して、シャフト24は、タービンHPセクション16内に位置付けられるシャフト高温セクション220を含む。シャフト高温セクション220は、例えば、ボルト継手230でIPセクション又は他の好適なタービン構成要素などの他の構成要素に接合することができる。別の実施形態では、シャフトHP220は、溶接、ボルト締め、又は他の接合技術によって他の構成要素に接合することができる。
シャフト高温セクション220は、ボルト継手、溶接、又は他の接合技術によってシャフト24の第1の端部232にて別の構成要素(図示せず)に接合することができる。別の実施形態では、シャフト高温セクション220は、シャフト24の第1の端部232にて発電機にボルト締めすることができる。
シャフト高温セクション220は、第1HPセクション240、第2HPセクション241、第3HPセクション242、第4HPセクション243及び第5HPセクション244を含む。別の実施形態では、シャフト高温セクション220は、3つよりも多いHPセクション又は5つよりも多いHPセクションを含むことができる。シャフト高温セクション220は、第1の軸受236(図1)及び第2の軸受238(図1)により回転可能に支持される。一実施形態では、例えば、第1の軸受236はジャーナル軸受とすることができる。別の実施形態では、第2の軸受238は、スラスト/ジャーナル軸受とすることができる。別の実施形態では、異なる支持軸受構成を用いることもできる。第1の軸受236は第1HPセクション240を支持し、第2の軸受238は第5HPセクション244を支持する。
第1及び第3HPセクション240、242は、第1及び第2の溶接部250、251それぞれによって第2HPセクション241に接合される。第3及び第5HPセクション242、244は、第3及び第4の溶接部252、253それぞれによって第4HPセクション243に接合される。別の実施形態では、第1、第2、第3及び/又は第4の溶接部250、251、252、253は、ボルト継手と置き換えることができる。この例示的な実施形態では、第1、第2及び第3溶接部250、251、252は、HP主蒸気流路セクション30(図1)に沿って位置付けられ、第4の溶接部253は、HP主蒸気流路セクション30の外部又は接触せずに位置付けられる。別の実施形態では、第1の溶接部250は、HP主蒸気流路セクション30の外部又は接触せずに位置付けることができる。一実施形態では、第1の溶接部250は、HP主蒸気流路セクション30の外部又は接触しない位置「A」(図1)に位置付けることができ、シール蒸気漏出部と接触することができる。
第3HPセクション242は、HP流入領域28及びHP主蒸気流路セクション30を少なくとも部分的に定める。第2HPセクション241は、HP主蒸気流路セクション30を少なくとも部分的に定める。第1HPセクション240は更に、HP主蒸気流路セクション30及びシール蒸気漏出部を少なくとも部分的に定める。上記で考察するように、別の実施形態では、第1の溶接部250は、第1HPセクション240がHP主蒸気流路セクション30を少なくとも部分的に定めるように移動させることができる。第4及び第5HPセクション243、244は、主蒸気流路26を少なくとも部分的に定めず、換言すると、第4及び第5HPセクション243、244は、HP主蒸気流路セクション30の外部にあり、主蒸気流路26と接触しない。
第3HPセクション242は、第1の高耐熱材料の単一の単体構造セクション又はブロックから形成される。第1の高耐熱材料は、第1の高温材料と呼ぶことができる。第3HPセクションは、限定ではないが溶接及びボルト締めなどの材料接合技術によって他のHPセクション又はブロックに接合することができる。
シャフト高温セクション220に対する第1HPセクション240、第2HPセクション241、第3HPセクション242、第4HPセクション243及び第5HPセクション244の上記の構成は、タービンHPセクション16に関して説明しているが、多材料ロータは、IPセクションロータであってもよく、ここでIPセクションロータは、上述のHPセクションにおいて開示されたような複数の多材料ロータの構成を有する。
例えば第3HPセクション242における第1の高温材料は、ニッケル基超合金である。一実施形態では、高温材料は、残りの部分として、ある量のクロム(Cr)、モリブデン(Mo)、コロンビウム(Cb)及びニッケル(Ni)を含むニッケル基超合金とすることができる。一実施形態では、高温材料は、16〜25重量%のCr、最大15重量%のCo、4〜12重量%のMo、最大6重量%のCb、0.3〜4.0重量%のTi、0.05〜3.0重量%のAl、最大0.04重量%のB、最大10重量%のFeと、残部のNi及び不可避不純物を含むニッケル基超合金とすることができる。
別の実施形態では、高温材料は、16〜25重量%のCr、4〜12重量%のMo、1.0〜6.0重量%のCb、0.3〜4.0重量%のTi、0.05〜3.0重量%のAl、最大10重量%のFeと、残部のNi及び不可避不純物を含むニッケル基超合金とすることができる。別の実施形態では、ニッケル基超合金は、18〜23重量%のCr、6〜9重量%のMo、2.0〜5.0重量%のCb、0.6〜3.0重量%のTi、0.05〜0.5重量%のAl、2〜7重量%のFeと、残部のNi及び不可避不純物を含む。更に別の実施形態では、ニッケル基超合金は、19〜22重量%のCr、6.5〜8.0重量%のMo、3.0〜4.5重量%のCb、1.0〜2.0重量%のTi、0.1〜0.3重量%のAl、3.0〜5.5重量%のFeと、残部のNi及び不可避不純物を含む。
別の実施形態では、高温材料は、16〜24重量%のCr、5〜15重量%のCo、5〜12重量%のMo、0.5〜4.0重量%のTi、0.3〜3.0重量%のAl、0.002〜0.04重量%のBと、残部のNi及び不可避不純物を含むニッケル基超合金とすることができる。別の実施形態では、ニッケル基超合金は、18〜22重量%のCr、8〜12重量%のCo、6〜10重量%のMo、1.0〜3.0重量%のTi、0.8〜2.0重量%のAl、0.002〜0.02重量%のBと、残部のNi及び不可避不純物を含む。更に別の実施形態では、ニッケル基超合金は、19〜21重量%のCr、9〜11重量%のCo、7〜9重量%のMo、1.7〜2.5重量%のTi、1.2〜1.8重量%のAl、0.002〜0.01重量%のBと、残部のNi及び不可避不純物を含む。
一実施形態では、第2及び第4HPセクション241及び243は、第2の高耐熱材料の単一の単体構造セクション又はブロックから形成される。第2の高耐熱材料は、第2の高温材料と呼ぶことができる。別の実施形態では、HPセクションは、限定ではないが溶接及びボルト締めなどの材料接合技術によって共に接合される高温材料の1以上のHPセクション又はブロックから形成することができる。第2及び第4HPセクション241及び243は、同じHTM(高温材料)から形成することができる。別の実施形態では、第2及び第4HPセクション241及び243は、異なるHTMから形成することもできる。
一実施形態では、第2の高温材料は、高クロム合金鋼である。別の実施形態では、第2の高温材料は、ある量のクロム(Cr)、モリブデン(Mo)バナジウム(V)、マンガン(Mn)及びコバルト(Co)を含む鋼鉄とすることができる。一実施形態では、高温材料は、0.1〜1.2重量%のMn、最大1.5重量%のNi、8.0〜15.0重量%のCr、最大4.0重量%のCo、0.5〜3.0重量%のMo、0.05〜1.0重量%のV、0.02〜0.5重量%のCb、0.005〜0.15重量%のN、最大0.04重量%のB、最大3.0重量%のWと、残部のFe及び不可避不純物を含む高クロム合金鋼とすることができる。
別の実施形態では、第2の高温材料は、0.2〜1.2重量%のMn、9.0〜13.0重量%のCr、0.5〜3.0重量%のMo、0.05〜1.0重量%のV、0.02〜0.5重量%のCb、0.02〜0.15重量%のNと、残部のFe及び不可避不純物を含む高クロム合金鋼とすることができる。別の実施形態では、高クロム合金は、0.3〜1.0重量%のMn、10.0〜11.5重量%のCr、0.7〜2.0重量%のMo、0.05〜0.5重量%のV、0.02〜0.3重量%のCb、0.02〜0.10重量%のNと、残部のFe及び不可避不純物を含む。更に別の実施形態では、高クロム合金は、0.4〜0.9重量%のMn、10.4〜11.3重量%のCr、0.8〜1.2重量%のMo、0.1〜0.3重量%のV、0.04〜0.15重量%のCb、0.03〜0.09重量%のNと、残部のFe及び不可避不純物を含む。
別の実施形態では、第2の高温材料は、0.2〜1.2重量%のMn、0.2〜1.5重量%のNi、8.0〜15.0重量%のCr、0.5〜3.0重量%のMo、0.05〜1.0重量%のV、0.02〜0.5重量%のCb、0.02〜0.15重量%のN、0.2〜3.0重量%のWと、残部のFe及び不可避不純物を含む高クロム合金鋼とすることができる。別の実施形態では、高クロム合金は、0.2〜0.8重量%のMn、0.4〜1.0重量%のNi、9.0〜12.0重量%のCr、0.7〜1.5重量%のMo、0.05〜0.5重量%のV、0.02〜0.3重量%のCb、0.02〜0.10重量%のN、0.5〜2.0重量%のWと、残部のFe及び不可避不純物を含む。更に別の実施形態では、高クロム合金は、0.3〜0.7重量%のMn、0.5〜0.9重量%のNi、9.9〜10.7重量%のCr、0.9〜1.3重量%のMo、0.1〜0.3重量%のV、0.03〜0.08重量%のCb、0.03〜0.09重量%のN、0.9〜1.2重量%のWと、残部のFe及び不可避不純物を含む。
別の実施形態では、第2の高温材料は、0.1〜1.2重量%のMn、0.05〜1.00重量%のNi、7.0〜11.0重量%のCr、0.5〜4.0重量%のCo、0.5〜3.0重量%のMo、0.1〜1.0重量%のV、0.02〜0.5重量%のCb、0.005〜0.06重量%のN、0.002〜0.04重量%のBと、残部のFe及び不可避不純物を含む高クロム合金鋼とすることができる。別の実施形態では、高クロム合金は、0.1〜0.8重量%のMn、0.08〜0.4重量%のNi、8.0〜10.0重量%のCr、0.8〜2.0重量%のCo、1.0〜2.0重量%のMo、0.1〜0.5重量%のV、0.02〜0.3重量%のCb、0.01〜0.04重量%のN、0.005〜0.02重量%のBと、残部のFe及び不可避不純物を含む。更に別の実施形態では、高クロム合金は、0.2〜0.5重量%のMn、0.08〜0.25重量%のNi、8.9〜9.7重量%のCr、1.1〜1.5重量%のCo、1.3〜1.7重量%のMo、0.15〜0.3重量%のV、0.04〜0.07重量%のCb、0.014〜0.032重量%のN、0.007〜0.014重量%のBと、残部のFe及び不可避不純物を含む。
一実施形態では、第1及び第5HPセクション240及び244は、低耐熱材料の単一の単体構造セクション又はブロックから形成される。第1及び第5HPセクション240及び244は、上述の高クロム合金鋼よりも耐熱性の低い材料から形成することができる。低耐熱材料は、低温材料(LTM)と呼ぶことができる。別の実施形態では、HPセクションは、限定ではないが溶接及びボルト締めなどの材料接合技術によって共に接合される低温材料の1以上のHPセクション又はブロックから形成することができる。第1及び第5HPセクション240及び244は、同じLTMから形成することができる。別の実施形態では、第1及び第5HPセクション240及び244は、異なるLTMから形成することもできる。
低温材料は、低合金鋼とすることができる。一実施形態では、低温材料は、CrMoVNi合金鋼とすることができる。一実施形態では、低温材料は、0.05〜1.5重量%のMn、0.1〜3.0重量%のNi、0.05〜5.0重量%のCr、0.2〜4.0重量%のMo、0.05〜1.0重量%のV、最大3.0重量%のWと、残部のFe及び不可避不純物を含む低合金鋼とすることができる。
別の実施形態では、低温材料は、0.3〜1.2重量%のMn、0.1〜1.5重量%のNi、0.5〜3.0重量%のCr、0.4〜3.0重量%のMo、0.05〜1.0重量%のVと、残部のFe及び不可避不純物を含む低合金鋼とすることができる。別の実施形態では、低合金鋼は、0.5〜1.0重量%のMn、0.2〜1.0重量%のNi、0.6〜1.8重量%のCr、0.7〜2.0重量%のMo、0.1〜0.5重量%のVと、残部のFe及び不可避不純物を含む。更に別の実施形態では、低合金鋼は、0.6〜0.9重量%のMn、0.2〜0.7重量%のNi、0.8〜1.4重量%のCr、0.9〜1.6重量%のMo、0.15〜0.35重量%のVと、残部のFe及び不可避不純物を含む。
別の実施形態では、低温材料は、0.2〜1.5重量%のMn、0.2〜1.6重量%のNi、1.0〜3.0重量%のCr、0.2〜2.0重量%のMo、0.05〜1.0重量%のV、0.2〜3.0重量%のWと、残部のFe及び不可避不純物を含む低合金鋼とすることができる。別の実施形態では、低合金鋼は、0.4〜1.0重量%のMn、0.4〜1.0重量%のNi、1.5〜2.7重量%のCr、0.5〜1.2重量%のMo、0.1〜0.5重量%のV、0.4〜1.0重量%のWと、残部のFe及び不可避不純物を含む。更に別の実施形態では、低合金鋼は、0.5〜0.9重量%のMn、0.6〜0.9重量%のNi、1.8〜2.4重量%のCr、0.7〜1.0重量%のMo、0.2〜0.4重量%のV、0.5〜0.8重量%のWと、残部のFe及び不可避不純物を含む。
別の実施形態では、低温材料は、0.05〜1.2重量%のMn、0.5〜3.0重量%のNi、0.05〜5.0重量%のCr、0.5〜4.0重量%のMo、0.05〜1.0重量%のVと、残部のFe及び不可避不純物を含む低合金鋼とすることができる。別の実施形態では、低合金鋼は、0.05〜0.7重量%のMn、1.0〜2.0重量%のNi、1.5〜2.5重量%のCr、1.0〜2.5重量%のMo、0.1〜0.5重量%のVと、残部のFe及び不可避不純物を含む。更に別の実施形態では、低合金鋼は、0.1〜0.3重量%のMn、1.3〜1.7重量%のNi、1.8〜2.2重量%のCr、1.5〜2.0重量%のMo、0.15〜0.35重量%のVと、残部のFe及び不可避不純物を含む。
シャフト24は、以下で説明するような製造方法の一実施形態によって製造することができる。シャフト高温セクション220は、第1HPセクション240を第2HPセクション241に接合し、第2HPセクション241を第3HPセクション242に接合し、第3HPセクション242を第4HPセクション243に接合し、第4HPセクション243を第5HPセクション244に接合することによって製造することができる。
本発明の特定の特徴及び実施形態のみを本明細書で例示し説明してきたが、当業者であれば、請求項に記載した主題の新規の教示及び利点から実質的に逸脱することなく、多くの変更形態及び変形が想起されるであろう(例えば、サイズ、大きさ、構造、種々の要素の形状及び比率、パラメータ値(例えば、温度、圧力等)、取り付け構造、使用材料、色、又は方向等の変形例)。あらゆるプロセス又は方法ステップの順序又は配列は、代替の実施形態に応じて変更され、又は再配列することができる。従って、本発明の真の精神の範囲内にあるこのような変更形態及び変更全ては、添付の請求項によって保護されるものとする点を理解されたい。更に、例示的な実施形態の簡潔な説明を行う目的で、実施形態の全ての特徴点は記載されていない(つまり、本発明を実施する上で現時点の最良形態に無関係なもの、又は請求項に記載の発明の実施可能性に無関係のもの)。何れかの技術又は設計プロジェクトと同様に、このような何らかの実際の実装の開発において、多数の実装時固有の決定を行う必要がある点は理解されたい。このような開発の取り組みは、複雑で時間を要するものであるが、本開示の利点を有する当業者にとっては、過度な実験ではなく、設計、製作及び製造の日常的な業務である。
10 蒸気タービン
13 タービンロータ
14 回転軸
12 ケーシング
16 高圧(HP)セクション
20 ハウジング
22 ガイドベーン
24 シャフト
25 ブレード
26 主蒸気流路
28 HP流入領域
30 HP主蒸気流路セクション
32 HP蒸気流出領域
236 第1の軸受
238 第2の軸受
264 第3の軸受

Claims (20)

  1. 第1の端部及び第2の端部を有するシャフト高温セクションを備えた多材料ロータであって、前記シャフト高温セクションが、3種以上の異なる材料から構成される、多材料ロータ。
  2. 前記シャフト高温セクションが、
    第1高圧セクションと、
    前記第1高圧セクションに接合された第2高圧セクションと、
    前記第2高圧セクションに接合された第3高圧セクションと、
    前記第3高圧セクションに接合された第4高圧セクションと、
    前記第4高圧セクションに接合された第5高圧セクションと
    を含む、請求項1記載の多材料ロータ。
  3. 前記第1、第2、第3、第4及び第5高圧セクションのうちの少なくとも1つが、ニッケル基超合金から形成される、請求項2記載の多材料ロータ。
  4. 前記第1、第2、第3、第4及び第5高圧セクションのうちの少なくとも1つが、高クロム合金鋼から形成される、請求項3記載の多材料ロータ。
  5. 少なくとも前記第1及び第5高圧セクションが低合金鋼から形成され、前記第2及び第4高圧セクションが高クロム合金鋼から形成され、前記第3高圧セクションがニッケル基超合金から形成されている、請求項4記載の多材料ロータ。
  6. 前記ロータが中圧ロータである、請求項1記載の多材料ロータ。
  7. 前記中圧ロータが複数のロータセクションから構成される、請求項6記載の多材料ロータ。
  8. 前記中圧ロータが、3種以上の異なる材料から構成される、請求項7記載の多材料ロータ。
  9. 多材料ロータを含む蒸気タービンであって、該多材料ロータが、第1の端部及び第2の端部を有するシャフト高温セクションを備え、前記シャフト高温セクションが3種以上の異なる材料から構成される、蒸気タービン。
  10. 前記シャフト高温セクションが、
    第1高圧セクションと、
    前記第1高圧セクションに接合された第2高圧セクションと、
    前記第2高圧セクションに接合された第3高圧セクションと、
    前記第3高圧セクションに接合された第4高圧セクションと、
    前記第4高圧セクションに接合された第5高圧セクションと
    を含む、請求項9記載の蒸気タービン。
  11. 前記第1、第2、第3、第4及び第5高圧セクションのうちの少なくとも1つが、ニッケル基超合金から形成される、請求項10記載の蒸気タービン。
  12. 前記第1、第2、第3、第4及び第5高圧セクションのうちの少なくとも1つが、高クロム合金鋼から形成される、請求項10記載の蒸気タービン。
  13. 少なくとも前記第1及び第5高圧セクションが低合金鋼から形成され、前記第2及び第4高圧セクションが高クロム合金鋼から形成され、前記第3高圧セクションがニッケル基超合金から形成されている、請求項12記載の蒸気タービン。
  14. 前記多材料ロータが、中圧セクションロータである、請求項9記載の蒸気タービン。
  15. 前記中圧セクションロータが、前記第2の端部に取り付けられる、請求項9記載の蒸気タービン。
  16. 前記中圧セクションロータが、3種以上の異なる材料から構成される、請求項15記載の蒸気タービン。
  17. 多材料ロータを作る方法であって、
    複数の高圧セクションを提供するステップと、
    前記複数の高圧セクションを接合しシャフト高温セクションを形成するステップと
    を含み、前記シャフト高温セクションが3種以上の異なる材料から構成されている、方法。
  18. 前記3種以上の異なる材料が、ニッケル基超合金、高クロム合金鋼及び低合金鋼を含む、請求項17記載の方法。
  19. 前記多材料ロータが中圧ロータである、請求項17記載の方法。
  20. 前記シャフト高温セクションに中圧セクションロータを取り付けるステップを更に含む、請求項17記載の方法。
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