JP2013141207A - ハンドヘルドプロジェクタを用いたマルチユーザインタラクション - Google Patents
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Abstract
【解決手段】デバイスに取り付けられる赤外線(IR)カメラ及びハイブリッド可視光/IR光プロジェクタが、(裸眼には)不可視の追跡信号(例えば、近IR参照マーカ)と一緒に可視のアニメーションシーケンスを投影するために使用され得る。(ハンドヘルドデバイス上にあるか、又は当該デバイスが通信するかのいずれかの)ソフトウェア(又はファームウェア)プラットフォームが、近IRスペクトルで投影されるときの追跡信号を用いて、複数の独立した投影された画像を互いに関連して追跡することができる。
【効果】結果として得られるシステムは、環境が機器を取り付けられることを全く必要とせずに、適切な照明条件を有する任意の環境内で複数のハンドヘルドプロジェクタが使用される広範な新しいインタラクションのシナリオを可能にする。
【選択図】図2
【効果】結果として得られるシステムは、環境が機器を取り付けられることを全く必要とせずに、適切な照明条件を有する任意の環境内で複数のハンドヘルドプロジェクタが使用される広範な新しいインタラクションのシナリオを可能にする。
【選択図】図2
Description
[0001]本発明の実施形態は、ハンドヘルドプロジェクタに関する。より具体的には、実施形態は、複数の独立した投影された画像を互いに関連して追跡するように構成されたデバイスに取り付けられるカメラ及びハイブリッド可視光/赤外線プロジェクタを提供する。
[0002]ここ10年間で、人の手に楽に収まるほど十分に小型の画像投影システムが開発された。そのようなデバイス(ポケットプロジェクタ、又はモバイルプロジェクタ、又はピコプロジェクタと呼ばれることもある)は、任意の近くの画面に画像を投影することができるハンドヘルドデバイスを提供する。
[0003]加えて、ハンドヘルドプロジェクタは、携帯電話、携帯情報端末、及びデジタルカメラなどのその他のポータブルデバイスに接続される(又は統合される)ことができる。これらのようなハンドヘルドデバイスは、コンポーネントの中でもとりわけ、大きな表示領域、タッチ感知面、及びカメラを完備した洗練されたコンピューティングプラットフォームを提供する。さらに、これらのデバイスの計算能力は、着実に向上し、洗練されたコンピューティングアプリケーションが人の手のひらから実行されることを可能にした。例えば、ハンドヘルドデバイスは、今や、3Dグラフィックスの画像をリアルタイムでレンダリングすることができるコンピューティングハードウェアを含むことが多く、さまざまなレンダリングアプリケーションが、ハンドヘルドデバイス用に利用可能である。ハンドヘルドプロジェクタは、これらの種類のポータブルデバイスに接続される(又は統合される)ことができる。ハンドヘルドプロジェクタと組み合わされる(又はコンピューティングシステムに接続される)とき、ハンドヘルドプロジェクタは、ハンドヘルドデバイスによって生成された任意の画像を画面に投影することができる。
[0004]投影される画像の比較的大きなサイズは、それらの画像が複数のユーザによって容易に見られることを可能にする。しかし、2つのデバイス(及び投影される画像)が互いにインタラクションすることを可能にすることは、概して、制御された環境を必要としてきた。例えば、1つの公開されたアプローチは、ハンドヘルドプロジェクタにいくつかの再帰反射性マーカ(retroreflective marker)を取り付け、次いで、それらのマーカが、環境内に設置されたモーションキャプチャシステムによって追跡されることであった。或いは、別のアプローチは、環境に機器を(例えば、ハンドヘルドデバイスのセンサに見えるマーカを)取り付けることであった。両方のアプローチとも、投影されるハンドヘルドが制御された環境内で使用されることに依拠する。
[0005]本発明の一実施形態は、第1のハンドヘルドプロジェクタを用いて投影される表示フレームを表示するためのコンピュータで実施される方法を提供する。概して、この方法は、ハンドヘルドプロジェクタから投影すべき可視画像を描写する第1の表示フレーム、及び第1の表示フレームと合成すべき少なくとも第1の追跡信号を生成するステップと、少なくとも第1の追跡信号と合成された第1の表示フレームを表示面に投影するステップと、ハンドヘルドプロジェクタのセンサの視野内の少なくとも第2の追跡信号を検出するステップとを含み得る。第2の追跡信号は、第2のハンドヘルドプロジェクタによって表示面に投影される。この方法は、第1の追跡信号及び第2の追跡信号から、第1の表示フレームと第2の表示フレームとの相対的位置を判定するステップと、第1のハンドヘルドプロジェクタから投影すべき1つ又は複数の後続の表示フレームを生成するステップとをさらに含み得る。それぞれの後続の表示フレームは、少なくとも第1の追跡信号を含む。また、後続の表示フレームは、第1の追跡信号と第2の追跡信号との相対的位置に少なくとも部分的に応答する。
[0006]本発明のさらに別の実施形態は、ハンドヘルドプロジェクタを用いたマルチユーザインタラクションのための方法を含む。概して、この方法は、少なくとも第1のハンドヘルドプロジェクタによって、投影面に表示画像の第1の組を投影するステップと、第1のハンドヘルドプロジェクタによって、投影面に追跡信号を投影するステップとを含み得る。追跡信号は、第1のハンドヘルドプロジェクタによって投影された表示画像の組を見る人には感知不可能である。第2のハンドヘルドプロジェクタが、投影面に表示画像の第2の組を投影する。第2のハンドヘルドプロジェクタは、第1のハンドヘルドプロジェクタによって投影された追跡信号を検出するように構成される。
[0007]その他の実施形態は、処理ユニットが開示される方法の1つ又は複数の態様を実施することを可能にする命令を含むコンピュータ可読媒体と、開示される方法の態様を実施するように構成されたシステムとを限定することなく含む。
[0008]本発明の上述の特徴が詳細に理解され得るように、上で簡潔にまとめられた本発明のより具体的な説明が、実施形態を参照してなされることができ、実施形態の一部が、添付の図面に示される。しかし、添付の図面は、本発明の典型的な実施形態のみを示し、したがって、本発明の範囲の限定とみなされてはならず、その理由は、本発明がその他の同等の効果のある実施形態をもたらし得るからであることに留意されたい。
[0017]ハンドヘルドコンピューティングデバイスは、現代の生活のどこにでもある一部になった。これらのデバイスは、人が任意の場所で情報を伝達し、取り出し、記録すること、コンテンツを見ること及び作成すること、並びに働くこととゲームをすることの両方を可能にする。しかし、これらのハンドヘルドコンピューティングデバイスとのインタラクションは、ユーザがそのユーザの手の中のスクリーンを眺める孤独な単独のユーザエクスペリエンスのままであることが多い。(コンピューティングシステムと連携した)ハンドヘルドプロジェクタは、片手で持たれるのに十分なだけ小さく、あちこちに移動されるのに十分なだけ軽いデバイスもたらす。複数のユーザが、デジタルコンテンツを物理的な環境に直接投影することができる。投影される画像の比較的大きなサイズは、それらの画像が複数のユーザによって容易に見られることを可能にし、それらの画像を、同じ場所にいる複数のユーザのインタラクションのシナリオに特に無理なく適合させる。
[0018]本発明の実施形態は、デバイスに取り付けられるカメラを、可視光プロジェクタと赤外線プロジェクタの両方と組み合わせるハンドヘルドデバイスを提供する。可視光プロジェクタは、ユーザの観衆のために目に見える画像を投影するために使用される。赤外線プロジェクタは、(裸眼には)不可視の画像であるが、ただし、デバイスに取り付けられるカメラ(例えば、赤外線センサ)には可視である画像を投影するために使用される。近赤外線(IR)参照マーカが、各デバイスが複数の独立に投影された画像を互いに関連して追跡することを可能にする。例えば、マーカは、各プロジェクタによって追跡され、シーン内のそれぞれの投影された画像の互いに対する大きさ、位置、及び向きを計算するために登録されることができる。この情報を用いて、投影された画像の空間的構成の全体を把握し、投影される可視のコンテンツ、例えば、キャラクタアニメーションを変更することによって互いに対して反応することができるインタラクティブなアプリケーションが、開発され得る。マーカは、−各投影フレームに関する基準として使用される−静的なマーカと、−ハンドヘルドプロジェクタの間でイベントを伝えるために使用される−イベントドリブンマーカとの両方を含み得る。
[0019]例えば、図1A〜1Bは、本発明の一実施形態による、ハンドヘルド投影デバイスを用いて互いにインタラクションする複数のユーザの例を示す。示されるように、プロジェクタ105が、画像1201を投影し、プロジェクタ110が、画像1251を投影する。例示的に、画像1201、1251は、それぞれ、ボクサーを示す。ボクシングのキャラクタの可視画像に加えて、プロジェクタ105及び110によって投影された表示画像1201、1251は、それぞれ、(やはり裸眼には)不可視の参照マーカを含み得る。この例に関して、投影された画像は、互いのまわりで「ボビング及びウィービングをする」ボクシングのキャラクタのアニメーションをもたらすと仮定する。さらに、各デバイス105、110は、そのデバイスが投影するマーカと、他方のデバイス105、110によって投影されたマーカとを検出することができる。そして今度は、デバイス105、110は、これらのマーカを基準マーカとして使用して、デバイス105、110によって投影された投影フレームの相対的位置を判定することができる。したがって、デバイス105、110は、異なる投影フレーム内のボクシングのキャラクタの相対的位置を判定することができる。
[0020]さらに、デバイス110、115は、さまざまな制御メカニズム、例えば、ボタン、ジョイスティック、タッチスクリーン/面などを含み得る。例えば、示されるように、デバイス105は、ボタン115を含む。デバイス110のユーザがボタン115を押すとき、投影デバイス110は、パンチを打つボクシングのキャラクタをアニメーションさせるように構成され得る。この結果が、デバイス110によって投影された画像が画像1252を示す図1Bに示される。さらに、可視画像1252に加えて、デバイス110は、−静的な又は基準マーカを投影することに加えて−(「イベントマーカと呼ばれる」)参照マーカを投影することができる。デバイス110によって投影されたイベントマーカは、アニメーションされたキャラクタ125がパンチを打ったことをデバイス105に知らせる。この例において、デバイス105は、投影フレーム内のキャラクタの相対的位置を判定することによって反応し、「妥当な」相対的位置にあるとき、プロジェクタ105によって投影されるキャラクタをパンチで打たれているようにアニメーションさせる。画像1202は、この結果を示し、ボクサーの投影された画像は、「パン(pow)」という語を有するアニメの吹き出しを含む。この比較的単純な例が示すように、本発明の実施形態は、独立した投影デバイスが、環境に機器を取り付けることを必要とせずに不可視の参照マーカを介して通信することができるアプローチを提供する。したがって、本明細書に記載の実施形態は、好適な照明条件を有する任意の場所で実用的に使用され得る。
[0021]より全般的に言って、発明者の実施形態は、機器を取り付けられた環境を必要とせず、ほとんどあらゆる場所で使用され得るハンドヘルドプロジェクタを用いたアドホックなマルチユーザインタラクションのために設計されたシステムを提供する。各プロジェクタは、2つの情報のストリーム−1つは見る人のための表示画像(例えば、図1A及び1Bのボクサー)を与えるストリーム−を投影する。第2の通信ストリームは、各プロジェクタが、所与のアプリケーションに関連するイベント(例えば、1つのアニメーションされたボクサーがもう1つのアニメーションされたボクサーにパンチを打とうとしたこと)の発生を伝えるためにその他のプロジェクタによって投影された表示フレームを追跡することを可能にする。つまり、各プロジェクタは、第2の通信ストリームを使用して、投影フレームと、ユーザがハンドヘルドプロジェクタを用いてインタラクションする間に起こるプログラムのイベントとについてのメッセージを符号化し、復号する。
[0022]重要なことに、第2の情報ストリームは、投影画像を見る人には感知不可能な方法で投影され得る。つまり、第2の情報ストリームは、概して、裸眼には不可視である可能性がある。例えば、一実施形態において、デバイスに取り付けられる赤外線(IR)カメラ及びハイブリッド可視光/IR光プロジェクタが、不可視の参照マーカと一緒に可視のアニメーションシーケンスを投影するために使用される。(ハンドヘルドデバイス上にあるか、又は当該デバイスが通信するかのいずれかの)ソフトウェアプラットフォームが、近IRスペクトルで投影される不可視の参照マーカを用いて、複数の独立した投影された画像を互いに関連して追跡することができる。結果として得られるシステムは、ユーザが決まった位置に拘束されない幅広い「サイドバイサイドの(side−by−side)」インタラクションのシナリオを可能にする。例えば、「サイドバイサイドの」アプリケーションが、個人の連絡先情報又はメディアファイルなどのデジタルコンテンツを交換するために使用されることができ、いかなるインフラストラクチャもなしに開始されることができる。同様に、複数のユーザが、アドホックなゲーム空間を作成することによって、投影された「サイドバイサイドの」ゲームを一緒にプレイすることができる。その他の「サイドバイサイドの」アプリケーションは、共有された情報空間を用いて教師と生徒とが一緒に学習することを可能にする教育のためのインタラクションのシナリオを含む。
[0023]近IRマーカに加えて、追跡信号は、見る人に感知不可能な紫外線(UV)マーカを用いて生成される可能性もある。同様に、投影される表示画像は、ステガノグラフィ技術を用いて符号化された追跡信号、又は時間的光パルス(temporal light pulse)で符号化された追跡信号などの追跡信号を含むように修正される可能性がある。
[0024]以下で、本発明の実施形態に関する言及がなされる。しかし、本発明は、特定の説明される実施形態に限定されない。そうではなく、以下の特徴及び要素の任意の組み合わせが、異なる実施形態に関連するか否かに関わらず、本発明を実装し、実施するために想定される。さらに、本発明の実施形態はその他のあり得る解決策及び/又は従来技術に優る利点を実現し得るが、特定の利点が所与の実施形態によって実現されるか否かは、本発明の限定ではない。したがって、以下の態様、特徴、実施形態、及び利点は、単に例示的であるに過ぎず、(1つ又は複数の)請求項に明示的に記載されている場合を除いて、添付の特許請求の範囲の要素又は限定とみなされない。同様に、「本発明」との言及は、本明細書において開示されるいかなる発明の主題の一般化ともみなされてはならず、(1つ又は複数の)請求項に明示的に記載されている場合を除いて、添付の特許請求の範囲の要素又は限定とみなされてはならない。
[0025]本発明の態様は、システム、方法、又はコンピュータプログラム製品として具現化され得る。したがって、本発明の態様は、すべてハードウェアの実施形態、すべてソフトウェアの実施形態(ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコードなどを含む)、又はすべてが概して本明細書において「回路」、「モジュール」、若しくは「システム」と呼ばれることがあるソフトウェアの態様とハードウェアの態様とを組み合わせる実施形態の形態をとる可能性がある。さらに、本発明の態様は、コンピュータ可読プログラムコードを具現化する1つ又は複数のコンピュータ可読媒体で具現化されるコンピュータプログラム製品の形態をとる可能性がある。
[0026]1つ又は複数のコンピュータ可読媒体の任意の組み合わせが、利用され得る。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体又はコンピュータ可読ストレージ媒体である可能性がある。コンピュータ可読ストレージ媒体は、これらに限定されないが、例えば、電子的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線、若しくは半導体システム、装置、若しくはデバイス、又はこれらの任意の好適な組み合わせである可能性がある。コンピュータ可読ストレージ媒体のより具体的な例(非網羅的なリスト)は、以下、すなわち、1つ若しくは複数の配線を有する電気的な接続、持ち運び可能なコンピュータディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(EPROM若しくはフラッシュメモリ)、光ファイバ、持ち運び可能なコンパクトディスク読み出し専用メモリ(CD−ROM)、光学式ストレージデバイス、磁気式ストレージデバイス、又はこれらの任意の好適な組み合わせを含む。本明細書の文脈においては、コンピュータ可読ストレージ媒体は、命令実行システム、装置、若しくはデバイスによる使用のための、又は命令実行システム、装置、若しくはデバイスに関連するプログラムを含むか又は記憶することができる任意の有形の媒体である可能性がある。
[0027]図面の流れ図及びブロック図は、本発明のさまざまな実施形態によるシステム、方法、及びコンピュータプログラム製品のあり得る実装のアーキテクチャ、機能、及びオペレーションを示す。その際、流れ図又はブロック図の各ブロックは、(1つ又は複数の)規定された論理的な機能を実装するための1つ又は複数の実行可能命令を含むモジュール、セグメント、又はコードの一部を表す可能性がある。一部の代替的な実装においては、ブロックで示された機能が、図面に示された順序とは異なる順序で行われる可能性がある。例えば、連続で示された2つのブロックが、実際には実質的に同時に実行される可能性があり、又はそれらのブロックは、関連する機能に応じて逆順に実行される場合もあり得る。ブロック図及び/又は流れ図の各ブロックと、ブロック図及び/又は流れ図のブロックの組み合わせとは、規定された機能若しくは動作を実行する専用のハードウェアに基づくシステム、又は専用のハードウェアとコンピュータ命令の組み合わせによって実装され得る。
[0028]さらに、概して、実施形態は、ユーザの動き及びジェスチャに反応するように構成されたプログラムを実行するハンドヘルドコンピューティングデバイスと統合された投影システムに関して本明細書において説明される。しかし、当業者は、本発明の実施形態がさまざまな方法で実装され得ることを認めるであろう。例えば、コンピューティングシステムは、ハンドヘルドプロジェクタと統合される必要はなく、しかし、無線(又は有線)通信ネットワークを介して通信する可能性がある。加えて、実施形態は、(ハンドヘルドプロジェクタを介したユーザの直接の制御下にあるアバタである可能性があり、又はそのようなアバタではない可能性がある)投影フレーム内の「キャラクタ」に関して説明される場合がある。しかし、より全般的に言って、投影フレーム内の任意の投影される物体(例えば、投影されるシンボル、形状、画像、乗り物、動物など)が、本明細書に記載のジェスチャによる入力技術を用いて制御され得る。さらにまた、そのような投影フレームは、2次元又は3次元の画像を生成するために使用され得る。
[0029]最後に、例示的な実施形態は−見る人に感知できないように−近IRスペクトルで参照マーカを投影するように以下で説明されるが、マーカを投影するためのその他のアプローチが使用され得る。例えば、マーカは、ステガノグラフィ技術を使用して可視画像に参照マーカを埋め込んで投影され得る。同様に、投影は、見る人に感知不可能なUVマーカである可能性もある。さらに、マーカ自体が、バーコード、QRコード(登録商標)、又はハンドヘルド投影デバイスによって投影される表示フレームを生成するコンピュータコードによって検出され、認識され、解釈され得る投影画像内の不可視マーカを「描く」ために使用される任意のその他の好適なマーキング技術として実装され得る。例として、以下で説明される参照マーカは、マーカ内で照射されるか、又は照射されないかのいずれかである可能性がある点の64×64のグリッド(4096個の異なるあり得るマーカをもたらす)を用いる拡張現実タグ(ARタグ)を使用する。さらに、本発明の実施形態が、2つのハンドヘルド投影デバイスを用いるいくつかのインタラクティブなシナリオに関連して説明される。しかし、当業者は、本明細書に記載のアプローチが、より多くのハンドヘルド投影デバイスで使用するために容易に拡張され得ることをすぐに認識するであろう。
[0030]図2は、本発明の一実施形態による、ハンドヘルド投影デバイスを用いて互いにインタラクションする複数のユーザの例を示す。示されるように、投影環境200が、プロジェクタ205によって投影された投影フレーム225と、プロジェクタ210によって投影された投影フレーム230とを含む。プロジェクタ205は、視野215を有するカメラ206も含む。プロジェクタ210は、視野220を有するカメラを含む。例示的に、デバイス210によって投影された画像(投影フレーム230)は、カメラ206の視野内にあり、その逆も同様である。つまり、各デバイス205、210のカメラが、他方の投影フレームを「見る」ことができる。
[0031]一実施形態において、プロジェクタ205、210は、それぞれ、−可視表示画像に加えて−投影フレーム225、230内の参照マーカの近IR画像を投影する。例えば、IR画像226は、各投影フレームにおいてデバイス205を識別するために使用される基準マーカ227を表す。基準マーカ227は、デバイス205によって投影される各表示フレームの中央に投影される可能性がある。一実施形態において、プロジェクタ205は、IR画像226を可視画像230と合成して、投影フレーム225として投影される混合画像235を生成する。
[0032]さらに、投影フレーム225、230は、両方とも、カメラ206の視野215内にあるので、これらの投影フレーム内の近IRマーカは、デバイス205のセンサユニット207(この例においてはIRセンサ)によって検出され得る。例えば、検出されたIR画像240は、センサ207によって検出されたマーカ241及び242を示す。マーカ241は、IR画像226内のマーカ227に対応する。一実施形態において、プロジェクタ205は、この基準マーカから投影フレーム225のサイズ、位置、及び向きを判定するように構成され得る。
[0033]例示的に、マーカ242は、プロジェクタ210による投影フレーム230に埋め込まれた近IRマーカに対応する。このマーカはプロジェクタ205の視野215内にあるので、このプロジェクタは、投影フレーム230のサイズ、位置、及び向きを判定するようにやはり構成され得る。例えば、追跡データ245は、2つのフレームの導出された相対的位置を示す。一実施形態において、可視画像230(すなわち、投影されるアニメーション)を生成するデバイスのコンポーネントは、基準マーカの相対的位置、すなわち、2つの投影フレームの追跡された位置に応答することができる。例えば、投影環境200に示されるように、投影フレーム225及び230内のアニメのキャラクタの目は、ユーザが投影フレームの位置を1つの場所から別の場所へと移動させるにつれて、他方のキャラクタの位置を大まかに追いかけるように構成され得る。
[0034]図3は、本発明の一実施形態によるハンドヘルド投影デバイス300の例を示す。示されるように、ハンドヘルド投影デバイス300は、カメラ315、RGBプロジェクタ320、及びIRプロジェクタ315、及びIRセンサ325を含む。ハンドヘルド投影デバイス300は、さまざまなインターフェース制御要素も含み得る。この例において、ハンドヘルド投影デバイス300は、方向キーパッド310並びに(「A」及び「B」とラベル付けされた)2つのボタン305−12を含む。もちろん、ジョイスティック、又はタッチ感知式のアイコン若しくはコントロールを表示するディスプレイスクリーン面などのその他のメカニズムが、使用される可能性がある。加えて、ハンドヘルド投影デバイス300は、コンピューティングシステム330に接続される(又は統合される)可能性がある。
[0035]コンピューティングシステム330は、サイドバイサイドのアプリケーション335を実行する。コンピューティングシステム330は、例えば、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、タブレット端末、ビデオゲーム機などを含むさまざまなコンピューティングデバイスを代表するものとして含められる。したがって、コンピューティングシステム335は、ハンドヘルド投影デバイス300に関連してサイドバイサイドのアプリケーション335を記憶し、ロードし、実行するために使用されるプロセッサ、メモリ、及びストレージなどのコンポーネントを含み得る。コンピューティングシステム335は、さまざまなよく知られている周辺機器、例えば、ネットワークインターフェース、キーボード、ディスプレイ、マウスなども含み得る。
[0036]一実施形態において、サイドバイサイドのアプリケーション335は、RGBプロジェクタ320によって投影される可視表示画像を生成するように構成される。加えて、IRプロジェクタ315は、サイドバイサイドのアプリケーション335によって生成された追跡信号(例えば、基準マーカ)を投影するように構成され得る。そのような基準マーカは、RGBプロジェクタ320によって投影される表示画像とともにIRプロジェクタ315によって投影されることができる。基準マーカは、プロジェクタには可視であるが、ユーザには概して感知不可能な追跡信号を符号化する。IRセンサ325は、ハンドヘルド投影デバイス300によって投影された任意のイベントマーカとともにハンドヘルド投影デバイス300によって送られた基準マーカを検出することができる。さらに、IRセンサは、その他のハンドヘルドデバイスによって投影された任意の参照マーカを検出することができる。感知されたマーカは、サイドバイサイドのアプリケーション335に送信されることができる。サイドバイサイドのアプリケーションは、デバイス300(及びその他のハンドヘルド投影システム)によって投影されたマーカの相対定位置、有り、無しに応じて、そのようなハンドヘルド投影システムを制御するユーザに豊かなインタラクティブな体験を提供することができる。
[0037]例えば、図4は、本発明の一実施形態による、ハンドヘルドプロジェクタが画像フレーム内の近IR参照マーカを投影し、検出し、それに反応するための方法400を示す。示されるように、方法400は、ハンドヘルドプロジェクタが近IR画像と合成された可視画像フレームを投影するステップ405で始まる。近IR画像は、そのデバイスに関する基準マーカを提供する。可視的な投影される画像及び近IR画像は、デバイスから投影すべき2つの独立した通信ストリームを提供する。1つの通信ストリームは、見る人に対して投影されるコンテンツ、すなわち、アニメーションされる表示画像を提供する。他方の通信ストリームは、概して見る人に感知不可能である可能性があり、投影フレームと、所与のサイドバイサイドのアプリケーションに関連するその他のイベントとについての追跡信号を符号化するために使用され得る。見る人には感知不可能であるが、第2の通信ストリームは、ハンドヘルドプロジェクタのセンサ(例えば、IR又はUVカメラ)には可視であり、このセンサは、ユーザがハンドヘルドプロジェクタを用いてインタラクションする間に追跡信号を観察し、復号することができる。
[0038]基準マーカは、投影フレームの中央に配置され、(所与のフレームに関して)デバイスによって投影されている投影フレームの位置及びサイズを判定するためにそのデバイスによって使用され得る。さらに、デバイスが別のデバイスの基準マーカを検出するとき、各投影フレームの相対的位置、サイズ、及び向きが、判定されることができる。述べられたように、デバイスによって投影されるアニメーションの要素は、基準マーカの相対的位置に応答することができる。
[0039]ステップ410において、デバイスは、例えば、現在の投影の状態に基づいて任意のイベントマーカが投影される必要があるかどうかを判定することができる。投影される必要がある場合、ステップ415において、イベントマーカが投影される。基準マーカと同様に、イベントマーカは、見る人には感知できないが、ハンドヘルド投影のIRセンサには可視である近IR画像として投影されることができる。例えば、デバイスは、ボタン(又はその他の物理的な若しくはグラフィカルなコントロール要素)を含み得る。そのような場合、ユーザがボタンを押すとき、デバイスは、ボタンが押されたことを示すためのイベントマーカを投影することができる。そのようにすることは、1つのハンドヘルド投影デバイスが、(イベントマーカが任意のその他のハンドヘルド投影デバイスのIRセンサの視野内にある場合に)任意のその他のハンドヘルド投影デバイスに可視であるメッセージを送ることを効果的に可能にする。
[0040]ステップ420及び425において、ハンドヘルド投影デバイスは、そのデバイス及びその他のデバイスによって投影された基準マーカ(及びもしあればイベントマーカ)を検出する。例えば、図5は、本発明の一実施形態による、近IR参照マーカと組み合わされた可視投影画像の例を示す。示されるように、IRカメラ画像505が、ハンドヘルドデバイスの投影フレーム及び投影を見る領域(projection view area)内のその他のデバイスの投影フレームを含む投影を見る領域の画像を撮影するハンドヘルドデバイスのセンサによって生成される。IR画像505は、2つの参照マーカ510及び515を含む。
[0041]この例において、マーカ510及び515は、それぞれ、異なるハンドヘルド投影デバイスによって投影された追跡信号に対応する。マーカ510及び515は、それぞれ、投影フレームの中央にある。パネル520は、基準マーカ510に対応する投影フレーム525と、基準マーカ515に対応する投影フレーム530とを示す。投影フレームの相対的サイズ、位置、及び向きを導出することによって、1つのデバイスが、投影フレーム内の視覚的画像の投影空間をマッピングすることができ−そのような要素のアニメーションが別のデバイスによって投影された視覚的要素に反応するように見えることを可能にする。パネル540は、基準マーカ515の上に重ねられた視覚的アニメーション545と、その他のハンドヘルド投影デバイスの投影フレームの境界とを示す。
[0042]方法400に戻り、ステップ420において、ハンドヘルドデバイスは、IR画像から(例えば、IR画像505から)そのハンドヘルドデバイス自身の基準マーカを差し引くことができる。そのようにすることは、第1のハンドヘルド投影デバイスが、第1のハンドヘルドデバイスによって投影された基準(又はイベント)マーカと重なり合う第2のハンドヘルドデバイスによって投影された基準マーカを見ることを可能にすることができる。各デバイスによって投影されるIR光は加算的である(つまり、IRマーカの重なり合う部分はより明るくなる)ので、デバイス自身の(1つ又は複数の)投影された基準マーカによってもたらされた光が、差し引かれることができる。そのようにすることは、そのようなマーカが、その他のデバイスによって投影されたマーカの検出を妨げることを防止する。
[0043]例えば、図6は、本発明の一実施形態による、重なり合う参照マーカを伴う、複数のハンドヘルド投影デバイスから投影された近IR画像を示す。IR画像605に示されるように、参照マーカ606及び607は、互いに重なり合う。ハンドヘルドデバイスは、重なり合う要素が原因で、どちらの参照マーカも正しく識別することができない。しかし、パネル610に示されるように、IR画像605から参照マーカ607を差し引くことは、マーカ606だけを見えるようにする。同様に、IR画像605から参照マーカ606を差し引くことは、マーカ607だけが見える結果となる。
[0044]より全般的に言って、通常不透明である印刷されたマーカとは異なり、投影されたマーカは、重なり合い、依然として、各マーカを個々に識別するための十分な情報を残す可能性がある。重なり合う領域は、IR画像6151〜2に示されるように、投影された光の加算的な性質のために明るさが増す。一実施形態において、1つのデバイスによるフレームの中央に投影される基準マーカは、その他のハンドヘルドデバイスに知られており、その他のハンドヘルドデバイスの基準マーカとは異なる。記憶されたマーカ画像6251〜2をIR画像から差し引くことによって、1つのデバイスが、その他のデバイスによってその記憶されたマーカ画像6251〜2の上に投影されたマーカを復元することができる。差し引かれたIR画像6301〜2に示されるように。次いで、回復されたマーカが、パネル6351〜2に示されるように識別され、追跡されることができる。
[0045]マーカを差し引く1つのアプローチは、単純に、基準マーカの静的な表現を記憶し、その表現を投影フレームのIR画像の中央から差し引くことである。しかし、照明、及び投影面の特性などの環境条件は、ユーザが任意の所与の環境中を移動するにつれて常に変化する。したがって、一実施形態において、各デバイスは、重なり合いがないときに基準マーカの記憶された画像をリフレッシュすることによって、変化する環境条件に適応し、堅牢性をさらに高める。しかし、カメラの軸とプロジェクタの軸とが光学的に近接して並んでいるので、カメラによって観察される投影された画像は、投影面に対するカメラの位置的変化に対して比較的変化しないことに留意されたい。つまり、たとえユーザがデバイスを鋭角で投影面に向けるときであっても、投影されたマーカは、IRセンサに対して比較的静止しており、長方形であるように見える。したがって、単純に基準マーカの静的な表現を差し引くことが、多くの条件のもとで適切である可能性がある。
[0046]方法400に戻って、ハンドヘルド投影デバイスがその他のデバイスの投影フレーム(及びそのようなデバイスによって投影された任意のイベントマーカ)を復元した後、ハンドヘルド投影デバイスは、所与のサイドバイサイドのアプリケーションに関して必要に応じて任意のプログラムの状態情報を更新することができる(ステップ425)。例えば、図1A〜1Bに示されたように、投影デバイスは、−投影フレームの相対的位置及び向きと、第2のハンドヘルド投影デバイスのユーザが確かにパンチを繰り出したことを示すイベントマーカの存在とから判定されるように−別のハンドヘルドデバイスによって投影されたボクサーがパンチを打つときにボクサーの画像を更新することができる。デバイス/デバイスのインタラクションのさらなる例が、以下で与えられる。次に、方法400はステップ405に戻り、ステップ405において、次の表示フレームが生成され、投影される。概して、プロセスは、ユーザがハンドヘルド投影デバイスで実行されるサイドバイサイドのアプリケーションによって互いにインタラクションすることを終了するまで継続する。
[0047]上述の技術を利用するためのさまざまなサイドバイサイドのアプリケーションが、開発され得る。例えば、「サイドバイサイドの」アプリケーションは、ユーザが個人の連絡先情報又はメディアファイルなどのデジタルコンテンツを交換することを可能にするように構成される可能性がある。図7Aは、コンピューティングデバイス間でファイルを転送するためのインターフェースの例を示す。示されるように、ユーザは、(第1のハンドヘルド投影デバイスを用いて投影された)投影画像705とインタラクションして、第2の投影画像710を制御するユーザに転送すべき転送元ファイルを選択する。投影画像705は、3つのファイルの視覚的表示を含み、現在選択されているファイル720が、投影画像705の中央に示されている。投影画像は、画像の中央に基準マーカ715も含むことに留意されたい。この例において、ユーザは、別のファイルを選択するために、ハンドヘルド投影デバイスのボタンを押して上下にスクロールすることができる。代替的に、ハンドヘルド投影デバイスは、デバイスを持っているユーザによって行われるジェスチャに反応するように構成され得る。例えば、ハンドヘルド投影デバイスは、素早く上に(又は下に)さっと動かす動作を認識し、投影画像内に示されるファイルをスクロールさせることによって反応するように構成された慣性測定ユニット(例えば、一式の加速度計)を含む可能性がある。もちろん、ハンドヘルドプロジェクタによって認識されるジェスチャ(及び反応)は、特定のサイドバイサイドのアプリケーションに適するように調整され得る。
[0048]第1のユーザが別のユーザに転送すべきファイルを識別すると、第1のユーザは、選択されたファイルの投影された画像を、投影画像710内に描かれたフォルダ730の上に位置付ける。さらに、投影画像710は、(裸眼には)不可視の基準マーカ725を含む。基準マーカ715が基準マーカ725と重なり合うとき、第1のデバイス及び第2のデバイスは、第1のデバイスから第2のデバイスへのファイル転送を開始することによって反応する。例えば、第1のデバイスは、FTP、HTTP、又はさまざまなその他のネットワーキングプロトコルを用いて第2のデバイスにファイルを転送することができる。
[0049]同様のスキームが、ユーザが連絡先情報を交換(又は共有)することを可能にするために使用され得る。しかし、ネットワーク接続を介してデータを転送することに加えて、連絡先情報は、その連絡先情報を表示画像内に埋め込むことによって交換される可能性もある。例えば、第1のユーザが共有すべき所望の連絡先を選択する(及び投影画像をドラッグして重ね合わせる)と、第1のハンドヘルドプロジェクタが、第2のハンドヘルドプロジェクタによって検出される連絡先情報の符号化を生成し、表示することによって反応する可能性がある。符号化は、バーコード、QRコードなどである可能性がある。さらに、そのような符号化は、可視投影画像内に表示され得るが、近IR域で投影され、そのような符号化が受け取るデバイスのIRセンサによって見られることを可能にする可能性もある。そのような場合、投影される画像は、情報の転送が完了したことを示すメッセージを表示する可能性がある。この後者のアプローチは、送るデバイスと受け取るデバイスの間のいかなるネットワークの(又はその他の)直接通信も必要とせずに情報が交換されることを可能にすることに留意されたい。その代わりに、すべてのインタラクションが、基準マーカ及びイベントマーカの使用によって仲介される。
[0050]図7B〜7Cは、教育用のゲームを提供するために使用されるサイドバイサイドのアプリケーションの別の例を示す。図7Bに示されるように、第1の投影画像750は、3つの単語の上に投影された3つの基準マーカ7551〜3を含む。第2の投影フレーム752は、単語のうちの1つと合致する絵−この場合は車−を表示する。投影フレーム752は、矢印と合成された基準マーカ754も含む。第2の投影フレームを制御するユーザは、矢印を投影された画像に合致する単語の上に位置付ける。例示的に、図7Bにおいて、ユーザは、矢印を単語「自転車」の横に位置付けた。それに応じて、第1の投影画像750を管理するサイドバイサイドのアプリケーションは、基準マーカ754を検出し、選択が正しくないと判定し、第1の投影フレーム750内にメッセージ「もう一度やってみよう」を表示する。
[0051]図7Cは、この例を続ける。示されるように、第1の投影画像760は、近IRマーカ7701〜3とともに3つの単語を含む。しかし、第2のプロジェクタを制御するユーザは、(基準マーカ775と合成された)矢印が正しい単語を指すように投影フレーム765を位置付けた。それに応じて、第1の投影画像765を管理するサイドバイサイドのアプリケーションは、基準マーカ775を検出し、選択が正しいと判定し、第1の投影フレーム760内にメッセージ「正解!」を表示する。その後、第1の投影画像を管理するサイドバイサイドのアプリケーションは、正しい選択が行われたことを示すイベントマーカを投影し、単語の新しい組を投影する可能性がある。そしてそれに応じて、第2の投影画像を管理する第2のサイドバイサイドのアプリケーション(すなわち、第2のプロジェクタ)は、単語のうちの1つに合致するアイコンの表示を含むように投影される画像を更新する可能性がある(すなわち、第2のサイドバイサイドのアプリケーションは、車を何らかの他のものと入れ替える可能性がある)。
[0052]しかし、図7A〜7Cの例は、複数のユーザが、機器を取り付けられた表示環境を必要とせず、制御データによって表示画像の見た目を損なうことなしにハンドヘルドプロジェクタを用いて互いにインタラクションすることを可能にするために投影画像内の近IRマーカを用いるための異なるアプローチを示すように含められていることに留意されたい。当然、当業者は、図7A〜7Cに示された試験アプリケーション(Examiner)に加えて、上述のアプローチを用いて広範なアプリケーションが開発され得ることを認めるであろう。
[0053]図8は、本発明の一実施形態による、コンピューティングデバイスに統合されたハンドヘルドプロジェクタの例を示す。この例において、ハンドヘルドプロジェクタ800は、ハンドヘルド又はモバイルコンピューティングデバイス(例えば、携帯電話又はコンピューティングタブレット)と統合されたハンドヘルドプロジェクタとして示される。示されるように、ハンドヘルドプロジェクタ800は、IRトランシーバ805と、ディスプレイ807と、ネットワークインターフェース825と、カメラ815と、RGBプロジェクタユニット810と、慣性測定ユニット840と、ファームウェア/プロセッサ820と、メモリ及びデータストレージ830とを限定することなく含む。加えて、ハンドヘルドプロジェクタ800は、さまざまな感知及び/又はシグナリングコンポーネントも含む可能性があり、ハンドヘルドプロジェクタ800が環境及び環境内の物体を監視することを可能にする。例えば、ハンドヘルドプロジェクタ800は、IRトランシーバ805、温度モニタ、マイクロホン、超音波距離計、光センサ、カメラ815、無線周波数(RF)モニタ、レーザスキャナなどの組み合わせを含む可能性があり、例えば、RF又はBluetooth(登録商標)トランシーバ、RFID送信機などのネットワークインターフェース825に加えて、データ通信のために使用されるシグナリングコンポーネントを含む可能性がある。
[0054]ファームウェア/プロセッサ820は、メモリ及び/又はストレージ830に記憶されたプログラミング命令を取り出し、実行する。ファームウェア/プロセッサ820は、単一のCPU、複数のCPU、複数の処理コアを有する単一のCPU、複数の実行経路を有するGPU、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)などを代表するものとして含められる。概して、メモリ及びストレージ830は、ランダムアクセスメモリ及び/又はフラッシュメモリデバイス、磁気ディスクドライブなどを代表するものとして含められる。ネットワークインターフェース825は、ハンドヘルドプロジェクタ800がデータ通信ネットワーク(例えば、有線イーサネット(登録商標)接続又は802.11無線ネットワーク)に接続することを可能にすることができる。メモリ及びストレージ830は単一のコンポーネントとして示されているが、ハンドヘルド又はモバイルコンピューティングデバイスは、さまざまな統合されたメモリ及びストレージアーキテクチャを使用することができることに留意されたい。
[0055]ハンドヘルドプロジェクタ800は、ユーザインターフェースを提供するために使用されるディスプレイ807も含み得る。例えば、ディスプレイ807は、ユーザが異なるアプリケーションプログラムを選択すること(例えば、どのサイドバイサイドのアプリケーション833を実行すべきかを選択すること)を可能にするタッチ感知面を提供することができる。代替的に又は追加的に、ハンドヘルドプロジェクタ800は、一組のボタン、スイッチ、又はハンドヘルドプロジェクタ800を制御するためのその他の物理的なデバイスのメカニズムを含み得る。例えば、ハンドヘルドプロジェクタ800は、ディスプレイ807に表示された(又はRGBプロジェクタ810によって投影された)メニューをナビゲーションするために使用される(図3に示されたような)一組の方向ボタンを含む可能性がある。そのような場合、メニューは、ユーザがどのサイドバイサイドのアプリケーション833のプログラムを実行すべきかを選択することを可能にする可能性がある。加えて、ユーザインターフェースは、ユーザが、サイドバイサイドのアプリケーション833によって使用されるデータを選択するか、購入するか、又はその他の方法で入手して異なるサイドバイサイドのアプリケーション833及び異なるキャラクタ又はグラフィックスをダウンロードすることを可能にする可能性がある。
[0056]IRトランシーバ805は、ハンドヘルドプロジェクタ800が、ハンドヘルドプロジェクタ800が使用されている物理的な環境に/から信号を送受信することを可能にする。例えば、IRトランシーバ805は、RGBプロジェクタ810によって投影されるそれぞれの可視表示フレームの中央の追跡として使用される参照マーカ836を投影することができる。そのような追跡信号は、その他のハンドヘルド投影デバイスによって感知され、複数の投影フレームの相対的位置及び向きを導出するために使用され得る。さらに、IRトランシーバ805は、所与のサイドバイサイドのアプリケーション833によって使用されるイベントマーカを投影することができる。
[0057]慣性測定ユニット840は、ハンドヘルドプロジェクタ800の加速度、すなわち、自由落下に対するハンドヘルドプロジェクタ800の加速度を測定するコンポーネントを提供する。一実施形態において、加速度計が、ハンドヘルドデバイス800の加速度の大きさ及び/又は方向を指定されたレートでベクトル量として監視するために使用されることができ、例えば、一部の現在入手可能なハンドヘルドデバイスの加速度計は、100Hzのレートで動作する。慣性測定ユニット840からのデータは、ハンドヘルドプロジェクタ800のサイドバイサイドのアプリケーション833のプログラムによって、投影面に仮想的な環境を投影しながら記憶され、アクセスされる可能性がある。例えば、慣性測定ユニット840からのデータは、サイドバイサイドのアプリケーション833を制御するためにユーザによって行われるジェスチャを検出するために使用され得る。素早く上げる(又は下げる)動作を用いてハンドヘルドプロジェクタ800によって投影されたファイルのリストをスクロールする例が、上で説明された。
[0058]カメラ815は、データストレージ830に記憶される静止画及び映像を撮影するように構成されたCCDデバイスを提供することができる。一実施形態において、サイドバイサイドのアプリケーション833は、カメラ815を使用して物理的な環境について知ることができる。同様に、カメラ815は、環境内の物体を認識し、認識したときに、投影される画像の変更をトリガするために使用され得る。例えば、一実施形態においては、画像分析アプリケーションが、カメラ815を用いて撮影された画像を分析し、(基準マーカ及びイベントマーカの使用と併せて)サイドバイサイドのアプリケーション833によって投影される仮想的な環境を更新、変更、又は修正するように構成され得る。例えば、ユーザが表面を横切って表示画像を動かすとき、分析アプリケーションは、カメラ815を使用して表面の角度の変化を特定し、投影された画像に対する遠近感(perspective)の修正を行う可能性がある。
[0059]有利なことに、発明者の実施形態は、機器を取り付けられた環境を必要とせず、適切な照明条件が存在するあらゆる場所で使用され得るハンドヘルドプロジェクタを用いたアドホックなマルチユーザインタラクションのために設計されたシステムを提供する。デバイスに取り付けられる赤外線(IR)カメラ及びハイブリッド可視光/IR光プロジェクタが、見る人には感知できない追跡信号と一緒に可視のアニメーションシーケンスを投影するために使用される。代替的に、追跡信号は、見る人に感知不可能な紫外線(UV)マーカを用いて生成される可能性がある。同様に、投影される表示画像は、ステガノグラフィ技術を用いて符号化された追跡信号、又は時間的光パルスで符号化された追跡信号などの追跡信号を含むように修正される可能性がある。
[0060](ハンドヘルドデバイス上にあるか、又は当該デバイスが通信するかのいずれかの)ソフトウェア(又はファームウェア)プラットフォームが、追跡信号を用いて、複数の独立した投影された画像を互いに関連して追跡することができる。結果として得られるシステムは、ユーザが決まった位置に拘束されない幅広いインタラクションのシナリオを可能にする。例えば、個人の連絡先情報又はデータファイルなどのデジタルコンテンツを交換することが、表示環境内のいかなるインフラストラクチャもなしに開始され得る。複数のユーザが、アドホックなゲーム空間を作成することによって、投影されたゲームを一緒にプレイすることができる。教育のためのインタラクションのシナリオは、共有された情報空間を用いて教師と生徒とが一緒に学習することを可能にする。これらのインタラクションのシナリオは、あらゆる場所で−ビジネス会議に向かうエレベータの中で、明かりを消した後の子供の寝室で、又は教室の外の廊下で−起こり得る。
[0061]本発明が、特定の実施形態を参照して上で説明され、多くの特定の詳細が、本発明のより完全な理解をもたらすために記載されている。しかし、当業者は、本発明のより広い精神及び範囲から逸脱することなしにそれらに対するさまざまな修正及び変更がなされ得ることを理解するであろう。したがって、上述の説明及び図面は、限定的な意味ではなく例示的な意味に解釈されるべきである。
105…プロジェクタ、110…プロジェクタ、115…ボタン、1201…画像、1251…画像、200…投影環境、205…プロジェクタ、デバイス、206…カメラ、207…センサユニット、210…プロジェクタ、デバイス、215…視野、225…投影フレーム、226…IR画像、227…基準マーカ、230…投影フレーム、可視画像、235…混合画像、240…検出されたIR画像、241…検出されたマーカ、242…検出されたマーカ、245…追跡データ、300…ハンドヘルド投影デバイス、305−1…ボタン、305−2…ボタン、310…方向キーパッド、315…カメラ、IRプロジェクタ、320…RGBプロジェクタ、325…IRセンサ、330…コンピューティングシステム、335…サイドバイサイドのアプリケーション、400…方法、505…IRカメラ画像、IR画像、510…参照マーカ、基準マーカ、515…参照マーカ、基準マーカ、520…パネル、525…投影フレーム、530…投影フレーム、540…パネル、545…視覚的アニメーション、605…IR画像、606…参照マーカ、607…参照マーカ、610…パネル、6151…IR画像、6152…IR画像、6251…記憶されたマーカ画像、6252…記憶されたマーカ画像、6301…差し引かれたIR画像、6302…差し引かれたIR画像、6351…パネル、6352…パネル、705…投影画像、710…第2の投影画像、715…基準マーカ、725…基準マーカ、730…フォルダ、750…第1の投影画像、752…第2の投影フレーム、754…基準マーカ、7551…基準マーカ、7552…基準マーカ、7553…基準マーカ、760…第1の投影画像、765…投影フレーム、7701…近IRマーカ、7702…近IRマーカ、7703…近IRマーカ、775…基準マーカ、800…ハンドヘルドプロジェクタ、805…IRトランシーバ、807…ディスプレイ、810…RGBプロジェクタユニット、815…カメラ、820…ファームウェア/プロセッサ、825…ネットワークインターフェース、830…メモリ及びデータストレージ、833…サイドバイサイドのアプリケーション、836…参照マーカ、840…慣性測定ユニット
Claims (13)
- 第1のハンドヘルドプロジェクタを用いて投影される表示フレームを表示するためのコンピュータで実施される方法であって、
前記ハンドヘルドプロジェクタから投影すべき可視画像を提供する第1の表示フレーム、及び前記第1の表示フレームと合成すべき少なくとも第1の追跡信号を生成するステップと、
少なくとも前記第1の追跡信号と合成された前記第1の表示フレームを表示面に投影するステップと、
前記ハンドヘルドプロジェクタのセンサの視野内の少なくとも第2の追跡信号を検出するステップであり、前記第2の追跡信号が、第2のハンドヘルドプロジェクタによって前記表示面に投影される、ステップと、
前記第1の追跡信号及び前記第2の追跡信号から、前記第1の表示フレームと第2の表示フレームとの相対的位置を判定するステップと、
前記第1のハンドヘルドプロジェクタから投影すべき1つ又は複数の後続の表示フレームを生成するステップであり、それぞれの後続の表示フレームが、少なくとも前記第1の追跡信号を含み、前記1つ又は複数の後続の表示フレームが、前記第1の追跡信号と前記第2の追跡信号との前記相対的位置に少なくとも部分的に応答する、ステップとを含む、方法。 - 前記第1のハンドヘルドプロジェクタによって、前記第1の表示フレームと合成すべき少なくとも第3の追跡信号を生成するステップであり、前記第3の追跡信号が、プログラムのイベントの状態を前記第2のハンドヘルドプロジェクタに伝える、ステップをさらに含む請求項1に記載の方法。
- 前記ハンドヘルドプロジェクタが、慣性モーションユニットを含み、前記第3の追跡信号が、前記慣性モーションユニットによって感知されたジェスチャに応答して生成される請求項2に記載の方法。
- 前記ハンドヘルドプロジェクタが、慣性モーションユニットを含み、前記1つ又は複数の後続の表示フレームのうちの少なくとも1つが、前記慣性モーションユニットによって感知されたジェスチャに少なくとも部分的に応答する請求項1に記載の方法。
- 前記第1のハンドヘルドプロジェクタによって、少なくとも第3の追跡信号を検出するステップであり、前記第3の追跡信号が、前記第2のハンドヘルドプロジェクタによって前記表示面に投影され、前記第3の追跡信号が、プログラムのイベントの状態を前記第2のハンドヘルドプロジェクタに伝える、ステップをさらに含む請求項1に記載の方法。
- 少なくとも第2の追跡信号を検出するステップが、前記視野の画像を前記センサから得るサブステップを含み、前記方法が、前記視野の前記画像から前記第1の追跡信号を差し引くステップをさらに含む請求項1に記載の方法。
- 前記追跡信号が、前記第1の表示フレーム及び前記第2の表示フレームを見る人には感知不可能である近赤外線(IR)画像として投影される請求項1に記載の方法。
- 前記第1の追跡信号が、前記第1の表示フレームの中央に投影され、前記第2の追跡信号が、前記第2の表示フレームの中央に投影される請求項1に記載の方法。
- 少なくとも第2の追跡信号を検出するステップが、前記視野の画像を前記センサから得るサブステップを含み、前記方法が、前記視野の前記画像に描かれた前記第1の追跡信号の表現を記憶するステップをさらに含む請求項1に記載の方法。
- プロセッサによって実行されたときに第1のハンドヘルドプロジェクタを用いて投影される表示フレームを表示するためのオペレーションを実行する命令を記憶するコンピュータ可読ストレージ媒体であって、前記オペレーションが、請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法を含む、コンピュータ可読ストレージ媒体。
- 第1のハンドヘルドプロジェクタと、
プロセッサと、
センサと、
プロセッサで実行されたときに前記第1のハンドヘルドプロジェクタを用いて投影される表示フレームを表示するためのオペレーションを実行するアプリケーションプログラムを記憶するメモリであり、前記オペレーションが、請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法を含む、メモリとを具備するシステム。 - ハンドヘルドプロジェクタを用いたマルチユーザインタラクションのためのコンピュータで実施される方法であって、
少なくとも第1のハンドヘルドプロジェクタによって、投影面に表示画像の第1の組を投影するステップと、
前記第1のハンドヘルドプロジェクタによって、前記投影面に追跡信号を投影するステップとを含み、前記追跡信号が、前記第1のハンドヘルドプロジェクタによって投影される表示画像の前記組を見る人には感知不可能であり、第2のハンドヘルドプロジェクタが、前記投影面に表示画像の第2の組を投影し、前記第2のハンドヘルドプロジェクタが、前記第1のハンドヘルドプロジェクタによって投影された前記追跡信号を検出するように構成される、方法。 - 前記第2のハンドヘルドプロジェクタが、前記表示面に追跡信号を投影するように構成され、前記方法が、
前記第2のハンドヘルドプロジェクタによって投影された前記追跡信号から、前記第1のハンドヘルドプロジェクタによって、表示画像の前記第1の組の表示フレームに対する表示画像の前記第2の組の表示フレームの位置及び向きを判定するステップをさらに含む請求項12に記載の方法。
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