JP2013140717A - 光源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光源装置の外側に光が漏れることを抑制することが可能な技術を提供する。
【解決手段】光源装置500は外郭筐体12を備えている。外郭筐体12内には、光源部材及び当該光源部材を冷却する冷却体を有する光源モジュールが配置されている。外郭筐体12内には、光源モジュールの冷却体であるヒートパイプユニット3を取り囲み、当該ヒートパイプユニット3に冷却風を通過させるための風路34を有する風洞部10が設けられている。外郭筐体12の表面には、冷却風を外郭筐体12の外側から内側に取り込むための取り込み開口部12aが形成されている。風洞部10の風路34の一方端は、取り込み開口部12aに繋がっている。
【選択図】図19

Description

本発明は、光源装置に関する。
従来から光源装置に関して様々な技術が提案されている。例えば特許文献1には、投射型映像表示装置で使用される光源装置が記載されている。
また特許文献2には、電子装置に設けられる冷却装置に関する技術が記載されている。また特許文献3には、加湿装置に関する技術が記載されている。また特許文献4には、電気自動車用シャーシフレームに関する技術が記載されている。
特開2011−154855号公報 特開2001−15968号公報 特開平10−281506号公報 特許第3406074号公報
光源装置の内部に設けられた光源からの光が当該光源装置の外側に漏れると、周囲に悪影響を与えることがある。
そこで、本発明は、光源装置の外側に光が漏れることを抑制することが可能な技術を提供することを目的とする。
本発明に係る光源装置は、外郭筐体と、前記外郭筐体内に配置され、光源部材及び当該光源部材を冷却する冷却体を有する少なくとも一つの光源モジュールと、前記外郭筐体内に配置され、前記少なくとも一つの光源モジュールの冷却体を取り囲み、前記少なくとも一つの光源モジュールの冷却体に冷却風を通過させるための第1風路を有する風洞部とを備え、前記外郭筐体の表面には、冷却風を前記外郭筐体の外側から内側に取り込むための取り込み開口部が形成されており、前記風洞部の前記第1風路の一方端は、前記取り込み開口部に繋がっている。
本発明によれば、光源装置の外側に光が漏れることを抑制することができる。
光源装置の構造を示す斜視図である。 光源ユニットセットの構造を示す分解斜視図である。 光源ユニットセットの構造を示す斜視図である。 光源ユニットセットの構造を示す斜視図である。 第2光源ユニットの構造を示す斜視図である。 第2光源ユニットの構造を示す斜視図である。 第2光源ユニットにフランジ部を設けた様子を示す図である。 第1光源ユニットにフランジ部を設けた様子を示す図である。 フランジ有り光源ユニットセットの構造を示す斜視図である。 フランジ有り光源ユニットセットの構造を示す斜視図である。 フランジ有り光源ユニットセットにおいて第1光源ユニットと第2光源ユニットの位置を入れ替えた様子を示す図である。 改良後光源ユニットセットの構造を示す分解斜視図である。 改良後光源ユニットセットの第2光源ユニットの構造を示す斜視図である。 改良後光源ユニットセットの第2光源ユニットの構造を示す斜視図である。 改良後光源ユニットセットの構造を示す斜視図である。 改良後光源ユニットセットの構造を示す斜視図である。 改良後光源ユニットセットにおいて第1光源ユニットと第2光源ユニットの位置を入れ替えた様子を示す図である。 改良後光源ユニットセットにおいて第1光源ユニットと第2光源ユニットの位置を入れ替えた様子を示す図である。 光源装置の構造を示す分解斜視図である。 複数の光源ユニットセットがダクトに取り付けられている様子を示す図である。 光源装置の構造を示す断面図である。 光源装置の構造を示す断面図である。 風洞部の風路の一方端の周縁がダクトの接続開口部を取り囲んでいる様子を示す図である。 比較対象光源装置の構造を示す断面図である。 比較対象光源装置の構造を示す断面図である。 各光源ユニットセットにおいて3つの光源ユニットが連結されている光源装置の構造を示す断面図である。 各光源ユニットセットにおいて3つの光源ユニットが連結されている光源装置の構造を示す断面図である。 2つの光源装置が積み重ねられて使用される様子を示す図である。 2つの光源装置が積み重ねられて使用される様子を示す図である。
図1は本実施の形態に係る光源装置500の外観を示す斜視図である。光源装置500は、複数の光源モジュールが収納された、例えば直方体の外郭筐体12を備えている。外郭筐体12では、互いに対面する2つの側面のそれぞれに対して、冷却風を当該外郭筐体12の外側から内側に取り込むための3つの取り込み開口部12aが設けられている。また、外郭筐体12には冷却ファン13が取り付けられている。この冷却ファン13が回転することによって、外郭筐体12の外側の空気が冷却風として複数の取り込み開口部12aから当該外郭筐体12の内部に取り込まれる。外郭筐体12内に取り込まれた冷却風は、当該外郭筐体12内に設けられた複数の光源モジュールを冷却して、当該外郭筐体12の外部に排出される。なお、外郭筐体12の内部については後で詳細に説明する。
次に外郭筐体12内に収納される光源モジュールについて説明する。本実施の形態では、それぞれが光源モジュールを有する2つの光源ユニットが互いに連結された光源ユニットセット9が外郭筐体12に収納されている。図2は光源ユニットセット9の構造を示す分解斜視図である。図3,4のそれぞれは、光源ユニットセット9の構造を示す斜視図である。図5,6のそれぞれは、光源ユニットセット9が備える第2光源ユニット8の構造を示す斜視図である。
図2〜4に示されるように、光源ユニットセット9は、第1光源ユニット7と、その横に並ぶ第2光源ユニット8と、それらを連結する連結部材40とを備えている。
第1光源ユニット7は、第1光源モジュール70及び第1駆動基板5を備え、第2光源ユニット8は、第2光源モジュール80及び第2駆動基板6を備えている。また第1光源ユニット7及び第2光源ユニット8のそれぞれは、光源ユニットセット9に冷却風を通過させるための風路34を構成する風洞部10の一部を成す風洞部分310を備えている。
第1光源モジュール70は、例えば赤色レーザを出力する第1光源部材1を備え、第2光源モジュール80は、例えば緑色レーザを出力する第2光源部材2を備えている。また、第1光源モジュール70及び第2光源モジュール80のそれぞれは、冷却体として機能する金属製のヒートパイプユニット3を備えている。第1駆動基板5には、第1光源部材1を駆動する駆動回路が形成されており、第2駆動基板6には、第2光源部材2を駆動する駆動回路が形成されている。
第1光源部材1は、例えば赤色を発光する発光素子を有する第1光源本体部1aと、当該第1光源本体部1aで生成された赤色光を出力する第1光源先端部1bとで構成されている。第1光源本体部1aが備える発光素子は、例えばレーザ素子である。なお、当該発光素子は発光ダイオードであっても良い。第1光源先端部1bには光ファイバ等が取り付けられる。
第2光源部材2は、例えば緑色を発光する発光素子を有する第2光源本体部2aと、当該第2光源本体部2aで生成された緑色光を出力する第2光源先端部2bとで構成されている。第2光源本体部2aが備える発光素子は、例えばレーザ素子である。なお、当該発光素子は発光ダイオードであっても良い。第2光源先端部2bには光ファイバ等が取り付けられる。
第1光源部材1と第2光源部材2とは、第1光源ユニット7と第2光源ユニット8とが並ぶ方向において横に並んで配置されている。以後、光源ユニットセット9の正面と言えば、第1光源部材1及び第2光源部材2が存在する側を意味する。図3,4に示される光源ユニットセット9では、正面から見て、右側に第1光源ユニット7が存在し、左側に第2光源ユニット8が存在している。また、光源ユニットセット9の「右側」と言えば、光源ユニットセット9を正面から見た際の右側を意味し、光源ユニットセット9の「左側」と言えば、光源ユニットセット9を正面から見た際の左側を意味するものとする。
第1光源モジュール70では、ヒートパイプユニット3は、第1光源部材1に接触しており、第1光源部材1で発生する熱を吸収して第1光源部材1を冷却する。同様に、第2光源モジュール80では、ヒートパイプユニット3は、第2光源部材2に接触しており、第2光源部材2で発生する熱を吸収して第2光源部材2を冷却する。第1光源モジュール70のヒートパイプユニット3と、第2光源モジュール80のヒートパイプユニット3とは同一構造である。
ヒートパイプユニット3は、1つのヒートブロック3aと、少なくとも1本のヒートパイプ3bと、複数枚のフィン3cと、ヒートブロック3aと複数枚のフィン3cとを仕切る底板3dとを備えている。本実施の形態に係るヒートパイプユニット3には、例えば2本のヒートパイプ3bが設けられている。
ヒートブロック3aは、底板3dの底面に立設されており、その一方の主面は冷却対象装置に接触している。ヒートブロック3aの主面は、第1光源モジュール70では第1光源部材1の第1光源本体部1aに接触しており、第2光源モジュール80では第2光源部材2の第2光源本体部2aに接触している。複数枚のフィン3cは、底板3dの上方において、互いに対面するように縦方向に一列に配置されている。2本のヒートパイプ3bは、複数枚のフィン3cを貫通して底板3dに接続されている。
第1光源モジュール70及び第2光源モジュール80のヒートパイプユニット3のそれぞれには、風洞部分310が取り付けられている。第1光源ユニット7が有する風洞部分310と、第2光源ユニット8が有する風洞部分310とは同一構造である。
風洞部分310は、ヒートパイプユニット3に冷却風を通過させるための風路30eを構成する。風洞部分310は、コ字状の板状部材であって、複数枚のフィン3cの側方及び上方を取り囲んでいる。これにより、複数枚のフィン3cが風路30e内に配置される。2本のヒートパイプ3bの先端部は、風洞部分310の上板部分から突出している。
第1光源ユニット7及び第2光源ユニット8のそれぞれでは、風洞部分310で構成される風路30eの両端の2つの開口面が、第1光源ユニット7と第2光源ユニット8とが並ぶ方向で対面している。そして、第1光源ユニット7の風洞部分310と、第2光源ユニット8の風洞部分310とは、それらの風路30eの一方端での周縁が繋がるように隣り合って配置される。これにより、第1光源ユニット7の風路30eと、第2光源ユニット8の風路30eとが互いに繋がるようになって、これら2つの風路30eによって、光源ユニットセット9が有する、2つのヒートパイプユニット3から成る冷却体に冷却風を通過させるための一つの風路34が構成される。そして、第1光源ユニット7の風洞部分310と第2光源ユニット8の風洞部分310とによって、当該風路34を有する、光源ユニットセット9の風洞部10が構成される。本実施の形態では、光源ユニットセット9の風洞部10が構成する風路34内には、第1光源ユニット7の複数のフィン3cと、第2光源ユニット8の複数のフィン3cとが配置されており、これらのフィン3cに冷却風が通過させられる。
第1光源ユニット7と第2光源ユニット8を連結するための連結部材40は、コ字状の板状部材であって、第1光源ユニット7と第2光源ユニット8とにまたがってそれらに取り付けられる。これにより、第1光源モジュール70と第2光源モジュール80とが連結部材40によって連結される。
連結部材40の上板部分は、第1光源ユニット7の風洞部分310の上板部分と、第2光源ユニット8の風洞部分310の上板部分とにまたがって取り付けられる。そして、連結部材40の一方の側板部分は、第1光源ユニット7の風洞部分310の一方の側板部分と、第2光源ユニット8の風洞部分310の一方の側板部分とにまたがって取り付けられ、連結部材40の他方の側板部分は、第1光源ユニット7の風洞部分310の他方の側板部分と、第2光源ユニット8の風洞部分310の他方の側板部分とにまたがって取り付けられる。連結部材40にはネジ穴40aが設けられ、第1光源ユニット7及び第2光源ユニット8の風洞部分310のそれぞれにはネジ穴300が設けられている。これらのネジ穴40a,300にネジが螺合することによって、連結部材40は第1光源ユニット7及び第2光源ユニット8の風洞部分310に取り付けられる。
第1駆動基板5には、第1光源部材1を駆動する駆動回路を構成する電子部品5bが搭載されている(図4参照)。第2駆動基板6には、第2光源部材2を駆動する駆動回路を構成する電子部品6bが搭載されている(図4参照)。第1駆動基板5は、第1光源ユニット7の風洞部分310と連結部材40とにまたがってそれらに取り付けられ、第2駆動基板6は、第2光源ユニット8の風洞部分310と連結部材40とにまたがってそれらに取り付けられる。
第1駆動基板5にはネジ穴5aが設けられている。第1駆動基板5のネジ穴5aと第1光源ユニット7の風洞部分310のネジ穴300とにネジが螺合することによって、第1駆動基板5が第1光源ユニット7の風洞部分310に取り付けられる。そして、第1駆動基板5のネジ穴5aと連結部材40のネジ穴40aとにネジが螺合することによって、第1駆動基板5が連結部材40に取り付けられる。
同様にして、第2駆動基板6にはネジ穴6aが設けられている。第2駆動基板6のネジ穴6aと第2光源ユニット8の風洞部分310のネジ穴300とにネジが螺合することによって、第2駆動基板6が第2光源ユニット8の風洞部分310に取り付けられる。そして、第2駆動基板6のネジ穴6aと連結部材40のネジ穴40aとにネジが螺合することによって、第2駆動基板6が連結部材40に取り付けられる。
本実施の形態では、以上のような構造を有する光源ユニットセット9が複数個用意される。そして、用意された複数個の光源ユニットセット9が外郭筐体12内に配置される。後述するように、外郭筐体12内においては、複数の光源ユニットセット9がダクト11(後述の図19,20参照)に取り付けられる。光源ユニットセット9をダクト11に取り付けた場合には、光源ユニットセット9の風洞部10とダクト11との間に隙間が生じ易くなり、風洞部10の風路34を通過する冷却風が外側に漏れ易くなる。
このような冷却風の漏れを防止するために、図7〜10に示されるように、第1光源ユニット7と第2光源ユニット8のそれぞれにおいて、風洞部分310の一方端での開口部の周縁に、言い換えれば風路30eの一方端の周縁に、フランジ部310aを設けても良い。図7は、風洞部分310の一方端での開口部の周縁にフランジ部310aが設けられた第2光源ユニット8を示す斜視図であって、図8は、風洞部分310の一方端での開口部の周縁にフランジ部310aが設けられた第1光源ユニット7を示す斜視図である。また図9,10は、これらの第1光源ユニット7及び第2光源ユニット8が連結部材40で連結されて構成された光源ユニットセット9を示す斜視図である。以後、図3,4に示される光源ユニットセット9と、図9,10に示される光源ユニットセット9とを区別する際には、前者を「フランジ無し光源ユニットセット9」と呼び、後者を「フランジ有り光源ユニットセット9」と呼ぶことがある。
フランジ有り光源ユニットセット9の第1光源ユニット7の風洞部分310では、右側端の開口部の周縁にフランジ部130aが設けられている。一方で、フランジ有り光源ユニットセット9の第2光源ユニット8の風洞部分310では、左側端の開口部の周縁にフランジ部130aが設けられている。これにより、フランジ有り光源ユニットセット9の風洞部10では、両端での開口部の周縁にフランジ部130aが設けられる。言い換えれば、風洞部10は、その風路34の両端での周縁にフランジ部310aを有している。
このように、フランジ有り光源ユニットセット9では、風洞部10の右側端の開口部の周縁にはフランジ部310aが設けられているため、フランジ有り光源ユニットセット9に対して、当該右側端の開口部側からダクト11を取り付けると、風洞部10とダクト11との接触面積が大きくなり、両者の間に隙間が生じにくくなる。そのため、風洞部10の風路34を通過する冷却風が外側に漏れにくくなる。
また、フランジ有り光源ユニットセット9では、風洞部10の左側端の開口部の周縁にもフランジ部310aが設けられているため、フランジ有り光源ユニットセット9に対して、当該左側端の開口部側からダクト11を取り付けた場合であっても、風洞部10とダクト11との間に隙間が生じにくくなり、風路34を通過する冷却風が外側に漏れにくくなる。
以上のように、光源ユニットセット9(フランジ有り光源ユニットセット9及びフランジ無し光源ユニットセット9)では、第1光源ユニット7と第2光源ユニット8とが連結部材40によって一体化されていることから、保守作業を行うときには、外郭筐体12内に配置された第1光源ユニット7及び第2光源ユニット8を一体で取り外すことができる。そのため、保守作業が容易となる。
一方で、光源ユニットセット9では、連結部材40は、風洞部10に取り付けられることから、連結部材40が第1光源ユニット7及び第2光源ユニット8に取り付けられている部分では、連結部材40及び風洞部10から成る二重構造となっており、この二重構造によって使用部品の材料効率が低下する。
また、フランジ有り光源ユニットセット9では、第1光源ユニット7の風洞部分310においては、その右側端にフランジ部310aが設けられており、第2光源ユニット8の風洞部分310において、その左側端にフランジ部310aが設けられていることから、第1光源ユニット7と第2光源ユニット8とでは風洞部分310の構造が異なるようになる。その結果、使用部品の種類が多くなる。
また、フランジ有り光源ユニットセット9において、第1光源ユニット7と第2光源ユニット8の位置を入れ替えると、図11に示されるように、第1光源ユニット7の風洞部分310のフランジ部310aと、第2光源ユニット8の風洞部分310のフランジ部310aとが、第2光源ユニットセット9の両端ではなく中央部において存在するようになり、当該フランジ部310aが本来必要な位置に配置されないようになる。さらに、連結部材40によって第1光源ユニット7と第2光源ユニット8とを連結する際には、連結部材40がフランジ有り光源ユニットセット9の中央部のフランジ部310aと干渉するようになり、連結部材40を第1光源ユニット7と第2光源ユニット8に取り付けることが難しくなる。したがって、フランジ有り光源ユニットセット9では、第1光源ユニット7と第2光源ユニット8の位置を入れ替えて使用することが簡単ではなくなる。
また、光源ユニットセット9では、図4,10に示されるように、第1駆動基板5と第2駆動基板6は、連結部材40と風洞部分310の両方に取り付けられていることから、第1光源ユニット7の風洞部分310と第2光源ユニット8の風洞部分310とが連結部材40で連結された後に、それらの風洞部分310に対して取り付けられるとになる。したがって、第1駆動基板5は、第1光源ユニット7の風洞部分310単体に対して取り付けることが難しく、第2駆動基板6は、第2光源ユニット8の風洞部分310単体に対して取り付けることが難しい。よって、第1光源ユニット7単体での動作確認及び第2光源ユニット8単体での動作確認が難しくなる。これは、製造上においてもサービス上においてもあまり好ましくない。
以上のように、上記の光源ユニットセット9では様々な改良点が存在する。そこで、以下に光源ユニットセット9の改良構造について説明する。以後、上記の光源ユニットセット9と以下に説明する改良された光源ユニットセット9とを区別するために、前者を「改良前光源ユニットセット9」と呼び、後者を「改良後光源ユニットセット9」と呼ぶ。
<改良後光源ユニットセットの構造>
図12は改良後光源ユニットセット9の構造を示す分解斜視図である。図13,14のそれぞれは、改良後光源ユニットセット9が備える第2光源ユニット8の構造を示す斜視図である。図15,16のそれぞれは、改良後光源ユニットセット9の構造を示す斜視図である。以下に、改良前光源ユニットセット9との相違点を中心に、改良後光源ユニットセット9について説明する。
図12〜16に示されるように、改良後光源ユニットセット9は、第1光源ユニット7と、その横に並ぶ第2光源ユニット8と、それらを連結する連結部材4とを備えている。第1光源ユニット7は、上述と同様の第1光源モジュール70及び第1駆動基板5を備え、第2光源ユニット8は、上述と同様の第2光源モジュール80及び第2駆動基板6を備えている。また、第1光源ユニット7及び第2光源ユニット8のそれぞれは、改良後光源ユニットセット9の風洞部10の一部を構成する板状部材135を備えている。風洞部10は、第1光源モジュール70及び第2光源モジュール80のヒートパイプユニット3に冷却風を通過させるための風路34を有する。本実施の形態では、第1光源ユニット7及び第2光源ユニット8の板状部材135と連結部材4とで風洞部10が構成されている。第1光源ユニット7では、板状部材135は第1光源モジュール70に取り付けられており、第2光源ユニット8では、板状部材135は第2光源モジュール80に取り付けられている。第1光源ユニット7及び第2光源ユニット8の板状部材135は互いに同じ構造を有している。
板状部材135は、L字状を成しており、複数のフィン3cの側方を覆う略四角形の側板部分131と、複数のフィン3cの上方を部分的に覆う略四角形の上板部分130とを備えている。上板部分130は、側板部分131の上端から当該側板部分131に対して垂直に延びており、各フィン3cの上面の半分程度を覆っている。2本のヒートパイプ3bの先端部は、上板部分130から上方に突出している。
また板状部材135では、側板部分131における、第1光源ユニット7及び第2光源ユニット8が並ぶ方向での両端面のそれぞれに、側板部分131と垂直を成すように板状のフランジ部132が設けられている。第1光源ユニット7と第2光源ユニット8とは、第1光源ユニット7の板状部材135の左側のフランジ部132と、第2光源ユニット8の板状部材135の右側のフランジ部132とが接触するように横に並んで配置されている。
第1光源ユニット7と第2光源ユニット8を連結するための連結部材4は、L字状を成す板状部材であって、第1光源ユニット7と第2光源ユニット8とにまたがってそれらに取り付けられる。
連結部材4は、複数のフィン3cの上方を完全に覆う略四角形の上板部分140と、複数のフィン3cの側方を完全に覆う略四角形の側板部分141とを備えている。側板部分141は、第1光源ユニット7及び第2光源ユニット8の板状部材135の側板部分131に対面して配置されている。これより、第1光源ユニット7及び第2光源ユニット8のそれぞれでは、複数のフィン3cが、板状部材135の側板部分131と連結部材4の側板部分141とで挟まれるようになる。上板部分140は、側板部分141の上端から、第1光源ユニット7及び第2光源ユニット8の板状部材135の側板部分131に向かって、側板部分141に対して垂直に延びており、第1光源ユニット7及び第2光源ユニット8の板状部材135の上板部分130の上面を完全に覆っている。
連結部材4の上板部分140は、第1光源ユニット7の板状部材135の上板部分130と、第2光源ユニット8の板状部材135の上板部分130とにまたがって取り付けられる。上板部分140には、複数の貫通穴140bが設けられており、この複数の貫通穴140bに対して、第1光源ユニット7及び第2光源ユニット8の複数のヒートパイプ3bの先端部が挿入される。また上板部分140には複数のネジ穴140aが設けられており、第1光源ユニット7及び第2光源ユニット8の上板部分130のそれぞれには複数のネジ穴130aが設けられている。上板部分140のネジ穴140aと、第1光源ユニット7及び第2光源ユニット8の上板部分130のネジ穴130aとにネジが螺合されることによって、上板部分140は、第1光源ユニット7及び第2光源ユニット8の板状部材135の上板部分130に取り付けられる。
連結部材4の側板部分141は、第1光源ユニット7の底板3dの側面と、第2光源ユニット8の底板3dの側面とにまたがって取り付けられる。側板部分141には複数のネジ穴141aが設けられている。これらのネジ穴141aと、第1光源ユニット7及び第2光源ユニット8の底板3dの側面に設けられた複数のネジ穴3ddとにネジが螺合されることによって、側板部分141は、第1光源ユニット7及び第2光源ユニット8の底板3dに取り付けられる。
また連結部材4では、上板部分140における、第1光源ユニット7及び第2光源ユニット8が並ぶ方向での両端面のそれぞれに、上板部分140と垂直を成すようにフランジ部142が設けられている。さらに連結部材4では、側板部分141における、第1光源ユニット7及び第2光源ユニット8が並ぶ方向での両端面のそれぞれに、側板部分141と垂直を成すようにフランジ部142が設けられている。
第1駆動基板5は、第1光源ユニット7の板状部材135の側板部分131に取り付けられる。第1光源ユニット7の側板部分131には図示しないネジ穴が設けられており、このネジ穴と、第1駆動基板5に設けられたネジ穴5aとにネジが螺合されることによって、第1駆動基板5が第1光源ユニット7の側板部分131に取り付けられる。
同様にして、第2駆動基板6は、第2光源ユニット8の板状部材135の側板部分131に取り付けられる。第2光源ユニット8の側板部分131には図示しないネジ穴が設けられており、このネジ穴と、第2駆動基板6に設けられたネジ穴6aとにネジが螺合されることによって、第2駆動基板6が第2光源ユニット8の側板部分131に取り付けられる。
以上のような構造を有する改良後光源ユニットセット9においては、第1光源ユニット7及び第2光源ユニット8の板状部材135と連結部材4とで、第1光源ユニット7及び第2光源ユニット8のヒートパイプユニット3に冷却風を通過させる風路34を有するコ字状の風洞部10が形成されている。風洞部10の風路34内には、第1光源ユニット7及び第2光源ユニット8が有するヒートパイプユニット3の複数のフィン3cが配置されている。風路34内を冷却風が通過すると、第1光源ユニット7及び第2光源ユニット8のそれぞれにおいて、ヒートパイプユニット3の複数のフィン3cの間を冷却風が通過することになる。
風洞部10における、第1光源ユニット7及び第2光源ユニット8のフィン3cの上方を覆う上板部分は、第1光源ユニット7及び第2光源ユニット8の板状部材135の上板部分130と、連結部材4の上板部分140とで構成されている。より詳細には、風洞部10の上板部分は、第1光源ユニット7及び第2光源ユニット8の上板部分130と連結部材4の上板部分140とが重なっている部分と、連結部材4の上板部分140のみで構成されている部分とから成る。
風洞部10における、第1光源ユニット7及び第2光源ユニット8のフィン3cの側方を覆う一方の側板部分は、第1光源ユニット7及び第2光源ユニット8の板状部材135の側板部分131で構成されており、風洞部10における、第1光源ユニット7及び第2光源ユニット8のフィン3cの側方を覆う他方の側板部分は、連結部材4の側板部分141で構成されている。
このように、改良後光源ユニットセット9では、第1光源ユニット7及び第2光源ユニット8は、風洞部10の一部を構成する、互いに同じ構造を有する2つの板状部材135をそれぞれ有している。そして、連結部材4は、第1光源ユニット7及び第2光源ユニット8を連結するとともに、風洞部10において、当該2つの板状部材135が構成する一部を除く部分を構成している。
また、風洞部10における右側端及び左側端での開口部の周縁にはフランジ部10aが設けられている。風洞部10の右側端での開口部周縁のフランジ部10aは、第1光源ユニット7の板状部材135の側板部分131の右側端面に設けられたフランジ部132と、連結部材4の上板部分140の右側端面に設けられたフランジ部142と、連結部材4の側板部分141の右側端面に設けられたフランジ部142とで構成されている。一方で、風洞部10の左側端での開口部周縁のフランジ部10aは、第2光源ユニット8の板状部材135の側板部分131の左側端面に設けられたフランジ部132と、連結部材4の上板部分140の左側端面に設けられたフランジ部142と、連結部材4の側板部分141の左側端面に設けられたフランジ部142とで構成されている。
図17,18は、図15,16に示される改良後光源ユニットセット9において、第1光源ユニット7と第2光源ユニット8の位置を入れ替えた様子を示す図である。図17,18に示される改良後光源ユニットセット9では、正面から見て、右側に第2光源ユニット8が位置し、左側に第1光源ユニット7が位置している。以後、図15,16に示されるように、正面から見て、右側に第1光源ユニット7が位置し、左側に第2光源ユニット8が位置するように、第1光源ユニット7と第2光源ユニット8が連結されている改良後光源ユニットセット9を「第1改良後光源ユニットセット9」と呼ぶことがある。また、図17,18に示されるように、正面から見て、右側に第2光源ユニット8が位置し、左側に第1光源ユニット7が位置するように、第1光源ユニット7と第2光源ユニット8が連結されている改良後光源ユニットセット9を「第2改良後光源ユニットセット9」と呼ぶことがある。
以上のように、改良後光源ユニットセット9では、第1光源ユニット7及び第2光源ユニット8のそれぞれが、風洞部10の一部を構成する板状部材135を有している。そして、第1光源ユニット7と第2光源ユニット8を連結する連結部材4、言い換えれば、第1光源モジュール70と第2光源モジュール80を連結する連結部材4は、風洞部10において、第1光源ユニット7及び第2光源ユニット8の板状部材135が構成する一部を除く部分を構成している。よって、改良後光源ユニットセット9では、連結部材4と板状部材135との両方が重なっている二重構造の発生を抑制することができる。本例では、風洞部10においては、連結部材4の上板部分140を板状部材135の上板部分130に取り付けているため、風洞部10の上板部分の一部では、連結部材4及び板状部材135が重なった二重構造となっているが、風洞部10の他の部分では、板状部材135及び連結部材4のどちらか一方だけが存在しており、二重構造となっていない。よって、上述の改良前光源ユニットセット9と比べて改良後光源ユニットセット9の構造を簡素化することができ、使用部品の材料効率を向上することができる。
なお、本例では、第1光源ユニット7及び第2光源ユニット8と連結部材4とのネジ止め箇所は、第1光源ユニット7及び第2光源ユニット8の上面及び一方の側面だけとなっているが、ネジ止め間隔等を適切に設定することによって、第1光源ユニット7及び第2光源ユニット8を連結部材4によって十分な強度で連結することができる。
また改良後光源ユニットセット9では、第1光源ユニット7の板状部材135と第2光源ユニット8の板状部材135とは同じ構造を有しているため、使用部品の種類を抑えることができる。その結果、材料コストを低減することができる。
また改良後光源ユニットセット9では、連結部材4の上板部分140における、第1光源ユニット7及び第2光源ユニット8が並ぶ方向での両端面にはフランジ部142が設けられているため、第1光源ユニット7及び第2光源ユニット8の板状部材135の上面(上板部分130)にフランジ部を設ける必要がない。そのため、改良後光源ユニットセット9において、第1光源ユニット7及び第2光源ユニット8の位置を入れ替えたとしても、上述の図11に示される改良前光源ユニットセット9とは異なり、第1光源ユニット7及び第2光源ユニット8の上面の中央部にフランジ部が形成されることはない。したがって、第1光源ユニット7及び第2光源ユニット8に連結部材4を取り付ける際に、連結部材4がフランジ部に干渉して第1光源ユニット7及び第2光源ユニット8に取り付けにくくなることを抑制することができる。よって、改良後光源ユニットセット9では、図17,18に示されるように、同じ部品を使用して、第1光源ユニット7及び第2光源ユニット8の位置を入れ替えて使用することができる。その結果、第1光源ユニット7及び第2光源ユニット8の位置を入れ替えて使用する場合であっても、部品点数が増加することを抑制することができる。
また改良後光源ユニットセット9では、第1駆動基板5は、第1光源ユニット7の板状部材135に取り付けられるため、上述の改良前光源ユニットセット9とは異なり、第1光源ユニット7の動作確認を、当該第1光源ユニット7を第2光源ユニット8に連結する前に、つまり当該第1光源ユニット7単体で行うことができる。よって、第1光源ユニット7に不具合が発見されたとしても、後戻り工程を少なくすることができる。また、第1光源モジュール70と第1駆動基板5を対としてそれらの動作確認を行うことができることから、第1光源モジュール70と第1駆動基板5を一対のサービス部品として取り扱うことが可能となるため非常に有効である。
同様に、第2駆動基板6は、第2光源ユニット8の板状部材135に取り付けられるため、上述の改良前光源ユニットセット9とは異なり、第2光源ユニット8の動作確認を、当該第2光源ユニット8を第1光源ユニット7に連結する前に、つまり当該第2光源ユニット8単体で行うことができる。よって、第2光源ユニット8に不具合が発見されたとしても、後戻り工程を少なくすることができる。また、第2光源モジュール80と第2駆動基板6を対としてそれらの動作確認を行うことができることから、第2光源モジュール80と第2駆動基板6を一対のサービス部品として取り扱うことが可能となるため非常に有効である。
なお、板状部材135は、ヒートパイプユニット3の複数のフィン3cの全周を覆っていないことから、第1光源ユニット7単体では、冷却風が通る風洞部が形成されていない。したがって、第1光源ユニット7単体で動作確認を行う際には、第1光源部材1に対する冷却効果が小さくなる。
しかしながら、第1光源ユニット7の動作確認を行う際に、第1光源ユニット7の動作時間を短くすることによって、第1光源部材1の温度上昇を抑制することができることから、第1光源部材1に対する冷却効果が小さくなったとしても問題が生じることはない。また、第1光源部材1に対する十分な冷却効果が必要となる場合には、動作確認用の風洞部を治具として第1光源ユニット7に取り付ければ良い。第2光源ユニット8についても同様である。
上記の例では、第1光源部材1が出力する光の色と、第2光源部材2が出力する光の色とを互いに異ならせていたが、同じとしても良い。この場合には、第1光源部材1と第2光源部材2を同じ構造とすることができ、第1駆動基板5と第2駆動基板6とを同じ構造とすることができる。よって、第1光源ユニット7と第2光源ユニット8とを同じ構造で構成することができる。
<光源装置の内部構造>
次に本実施の形態に係る光源装置500の内部構造について詳細に説明する。図19は光源装置500の構造を示す分解斜視図である。以下では、図19に示されるXYZ直交座標系を用いて光源装置500の内部構造について説明する。
図19に示されるように、光源装置500の外郭筐体12には、複数の改良後光源ユニットセット9(本例では、6つの改良後光源ユニットセット9)と、ダクト11と、電源600(図22参照)とが設けられている。複数の改良後光源ユニットセット9はダクト11に取り付けられている。電源600は、複数の改良後光源ユニットセット9のそれぞれの第1駆動基板5及び第2駆動基板6に対して電源を供給する。光源装置500においては、複数の改良後光源ユニットセット9の少なくとも一つの替わりに、少なくとも一つの改良前光源ユニットセット9を使用しても良い。
図20は、ダクト11に取り付けられた状態の複数の改良後光源ユニットセット9を示す斜視図である。図20では、改良後光源ユニットセット9及びダクト11の外郭筐体12内での位置が理解し易いように、外郭筐体12の底板部が示されている。また、図21は光源装置500についてのY軸方向の断面図であって、図22は光源装置500についてのX軸方向の断面図である。図21,22では、改良後光源ユニットセット9及び冷却ファン13の構造については簡素化して示している。また図21に示される矢印及び点が中に示された丸印は冷却風が流れる方向を示しており、図22に示される矢印及びバツ印が中に示された丸印は冷却風が流れる方向を示している。図21において、点が中に示された丸印は、紙面の奥側から手前側に冷却風が流れることを示している。また図22において、バツ印が中に示された丸印は、紙面の手前側から奥側に冷却風が流れることを示している。
外郭筐体12では、Y軸方向で対面する2つの側板部分12c,12dのそれぞれに、冷却風を外郭筐体12内に取り込むための3つの取り込み開口部12aが設けられている。また、外郭筐体12では、X軸方向で対面する2つの側板部分の一方の側板部分12eに対して、外郭筐体12内に取り込んだ冷却風を外郭筐体12の外側に排出するための排出開口部12bが設けられている。冷却ファン13は、この排出開口部12bを覆うようにして外郭筐体12の表面に取り付けられている。
ダクト11は、断面形状が四角形の管状部材であって、板金で構成されている。ダクト11はX軸方向に沿って延在している。ダクト11には、冷却風が通過する風路11bが形成されている。ダクト11は、外郭筐体12の内側底面に設けられた支持部材(図示せず)によって支持されている。
ダクト11においては、Y軸方向で互いに対面する2つの側板部分11c,11dのそれぞれに対して、3つの接続開口部11aが設けられている。この接続開口部11aは、改良後光源ユニットセット9の風洞部10が有する風路34とダクト11の風路11bとを繋げるための開口部である。
ダクト11の一方の側板部分11cに対しては、右側に第1光源ユニット7が位置する3つの第1改良後光源ユニットセット9が、それらの風洞部10の風路34の右側端と、当該一方の側板部分11cの3つの接続開口部11aとがそれぞれ繋がるように取り付けられる。
第1改良後光源ユニットセット9をダクト11の側板部分11cに取り付けた状態においては、第1改良後光源ユニットセット9の風路34の右側端の周縁34a(風洞部10の右側端での開口部の周縁)は、ダクト11の接続開口部11aを取り囲んでいる。図23はその様子を示す図である。図23ではダクト11と風洞部10だけを示しており、風洞部10のフランジ部10aの図示は省略している。図23に示されるように、風洞部10が構成する風路34の右側端の周縁34aは、ダクト11の側板部分11cに設けられた接続開口部11aを取り囲んでいる。これにより、接続開口部11aの全領域が風洞部10で取り囲まれることになる。その結果、風路34を通る冷却風が、風洞部10とダクト11との境界部分から漏れにくくなる。また、第1改良後光源ユニットセット9の風路34の右側端の周縁に設けられたフランジ部10aとダクト11の側板部分11cとの間には発泡材などを挟むことが望ましい。これにより、風洞部10とダクト11との間に隙間が生じることが抑制され、冷却風がさらに漏れにくくなる。
一方で、ダクト11の他方の側板部分11dに対しては、左側に第1光源ユニット7が位置する3つの第2改良後光源ユニットセット9が、それらの風洞部10の風路34の左側端と、当該他方の側板部分11dの3つの接続開口部11aとがそれぞれ繋がるように取り付けられる。第2改良後光源ユニットセット9をダクト11の側板部分11dに取り付けた状態においては、第2改良後光源ユニットセット9の風路34の左側端の周縁は、ダクト11の接続開口部11aを取り囲んでいる。これにより、接続開口部11aの全領域が風洞部10で取り囲まれることになり、風路34を通る冷却風が、風洞部10とダクト11との境界部分から漏れにくくなる。また、第2改良後光源ユニットセット9の風路34の左側端の周縁に設けられたフランジ部10aとダクト11の側板部分11dとの間には発泡材などを挟むことが望ましい。これにより、風洞部10とダクト11との間に隙間が生じることが抑制され、冷却風がさらに漏れにくくなる。
外郭筐体12内にダクト11が収納された状態においては、ダクト11の風路11bの一方端は、外郭筐体12の排出開口部12bと繋がっている。そして、ダクト11の風路11bの一方端の周縁は、外郭筐体12の排出開口部12bを取り囲んでいる。これにより、排出開口部12bの全領域がダクト11で取り囲まれることになる。よって、ダクト11の風路11bを通る冷却風が、ダクト11と外郭筐体12との境界部分から漏れにくくなる。
ダクト11は、複数の改良後光源ユニットセット9の風路34を通過した冷却風を集めて外郭筐体12の外側に導く集合風洞部として機能する。ダクト11に取り付けられた6個の改良後光源ユニットセット9の風路34を通過した冷却風は、ダクト11の風路11bに集められて、当該風路11bを通って、排出開口部12bから外郭筐体12の外側に排出される。
外郭筐体12の一方の側板部分12cに設けられた3つの取り込み開口部12aは、外郭筐体12内に収納された3つの第1改良後光源ユニットセット9の風路34の左側端とそれぞれ繋がっている。そして、第1改良後光源ユニットセット9の風路34の左側端の周縁は、当該風路34の右側端の周縁34aとダクト11の接続開口部11aとの関係と同様に、外郭筐体12の取り込み開口部12aを取り囲んでいる。これにより、取り込み開口部12aの全領域が風洞部10で取り囲まれることになる。その結果、取り込み開口部12aから取り込まれた冷却風が、当該取り込み開口部12aと風洞部10との境界部分から漏れにくくなる。また、第1改良後光源ユニットセット9の風路34の左側端の周縁に設けられたフランジ部10aと外郭筐体12の側板部分12cとの間には発泡材などを挟むことが望ましい。これにより、外郭筐体12と風洞部10との間に隙間が生じることが抑制され、冷却風がさらに漏れにくくなる。
また、外郭筐体12の他方の側板部分12dに設けられた3つの取り込み開口部12aは、外郭筐体12内に収納された3つの第2改良後光源ユニットセット9の風路34の右側端とそれぞれ繋がっている。そして、第2改良後光源ユニットセット9の風路34の右側端の周縁は、外郭筐体12の取り込み開口部12aを取り囲んでいる。これにより、取り込み開口部12aから取り込まれた冷却風が、当該取り込み開口部12aと風洞部10との境界部分から漏れにくくなる。また、第2改良後光源ユニットセット9の風路34の右側端の周縁に設けられたフランジ部10aと外郭筐体12の側板部分12dとの間には発泡材などを挟むことが望ましい。これにより、外郭筐体12と風洞部10との間に隙間が生じることが抑制され、冷却風がさらに漏れにくくなる。
外郭筐体12の排出開口部12bを覆うように外郭筐体12に取り付けられた冷却ファン13は、外郭筐体12内の空気を排出開口部12bから外郭筐体12の外側に排出するように回転する。
外郭筐体12に収められた複数の第1光源ユニット7(6個の第1光源ユニット7)における第1光源部材1の第1光源先端部1bに対してそれぞれ接続された複数の光ファイバは、束ねられて、外郭筐体12の例えば上面から外郭筐体12の外側に引き出される。これにより、複数の第1光源部材1が出力する赤色レーザ光が外郭筐体12の外部に取り出される。また、外郭筐体12に収められた複数の第2光源ユニット8(6個の第2光源ユニット8)における第2光源部材2の第2光源先端部2bに対してそれぞれ接続された複数の光ファイバは、束ねられて、外郭筐体12の例えば上面から外郭筐体12の外側に引き出される。これにより、複数の第2光源部材2が出力する緑色レーザ光が外郭筐体12の外部に取り出される。光源装置500から出力される赤色レーザ光及び緑色レーザ光は、例えばプロジェクタなどのディスプレイ装置での光源として使用される。
光源装置500においては、冷却ファン13が回転すると、外郭筐体12の複数の取り込み開口部12aから外郭筐体12内に冷却風が取り込まれる。そして、冷却ファン13の推進力によって、外郭筐体12内に取り込まれた冷却風は、外郭筐体12内の複数の改良後光源ユニットセット9(3つの第1改良後光源ユニットセット9及び3つの第2改良後光源ユニットセット9)でのヒートパイプユニット3の複数のフィン3c間を通って、ダクト11の風路11bに集められる。ダクト11の風路11bに集められた、複数の改良後光源ユニットセット9内を通過した冷却風は、冷却ファン13の推進力によって、風路11b内を通って外郭筐体12の排出開口部12bから外郭筐体12の外側に排出される。このようにして、光源装置500に設けられた複数の光源部材(本例では12個の光源部材)が冷却されることになる。
ここで、本実施の形態では、互いに異なる色を発光する第1光源ユニット7及び第2光源ユニット8の間には、冷却に対する尤度に差がある。言い換えれば、第1光源ユニット7と第2光源ユニット8との間には、どの程度冷却する必要があるかに差がある。したがって、外郭筐体12内に複数の改良後光源ユニットセット9を配置する際には、新鮮な空気が当たる風上側(外郭筐体12の取り込み開口部12a側)に、同じ種類の光源ユニットを配置する必要がある。よって、ダクト11の一方の側板部分11c側の改良後光源ユニットセット9と他方の側板部分11d側の改良後光源ユニットセット9とで、第1光源ユニット7と第2光源ユニット8の位置を逆にする必要がある。
そこで、本実施の形態に係る光源装置500では、図19,20に示されるように、ダクト11の一方の側板部分11cには第1改良後光源ユニットセット9を取り付け、ダクト11の他方の側板部分11dには第2改良後光源ユニットセット9を取り付けることによって、外郭筐体12内の複数の改良後光源ユニットセット9では、風上側、つまり外郭筐体12の取り込み開口部12a側には常に第2光源ユニット8が位置するようにしている。
<本実施の形態に係る光源装置の利点について>
次に、本実施の形態に係る光源装置500の利点ついて、他の構成の光源装置と比較しながら説明する。図24,25は、光源装置500と比較される比較対象光源装置900の断面構造を示す図である。図24は上述の図21に対応し、図25は上述の図22に対応している。図24,25では、図21,22と同様に、冷却風が流れる方向が、矢印、点が中に示された丸印及びバツ印が中に示された丸印で示されている。
比較対象光源装置900では、外郭筐体12内において、12個の光源モジュール910が配置されている。各光源モジュール910は、本実施の形態に係る第1光源モジュール70と同様の構造を有しており、第1駆動基板5と同様の駆動基板が取り付けられている。なお、各光源モジュール910は、本実施の形態に係る第2光源モジュール80と同様の構造を有していても良い。また、12個の光源モジュール910の一部を、第1光源モジュール70と同様の構造として、当該12個の光源モジュール910の残りを、第2光源モジュール80と同様の構造としても良い。
12個の光源モジュール910では、6個の光源モジュール910が、外郭筐体12の一方の側板部分12cに沿って一列に配置されており、残りの6個の光源モジュール910が、外郭筐体12の他方の側板部分12dに沿って一列に配置されている。外郭筐体12では、一方の側板部分12c及び他方の側板部分12dのそれぞれに対して、6個の取り込み開口部12aが設けられている。各光源モジュール910は、当該光源モジュール910のヒートパイプユニットが外郭筐体12の表面に設けられた取り込み開口部12aと対向するように配置されている。
また比較対象光源装置900では、外郭筐体12の一方の側板部分12cに設けられた6個の取り込み開口部12aを覆う遮光カバー920が、当該一方の側板部分12cの外側主面に取り付けられている。同様にして、外郭筐体12の他方の側板部分12dに設けられた6個の取り込み開口部12aを覆う遮光カバー920が当該他方の側板部分12dの外側主面に取り付けられている。遮光カバー920の底面は、冷却風を取り込み開口部12aから外郭筐体12内に取り込むために開口している。外郭筐体12内には、各光源モジュール910に取り付けられた駆動基板に対して電源を供給する電源600が設けられている。また、外郭筐体12の側板部分12eには、それに設けられた排出開口部12bを覆うように冷却ファン13が取り付けられている。
外郭筐体12に収められた複数の光源モジュール910の光源部材の光源先端部に対して複数の光ファイバがそれぞれ接続される。当該複数の光ファイバは、束ねられて、外郭筐体12の例えば上面から外郭筐体12の外側に引き出される。これにより、複数の光源モジュール910が出力する赤色レーザ光が外郭筐体12の外部に取り出される。比較対象光源装置900から出力される赤色レーザ光は、例えばプロジェクタなどのディスプレイ装置での光源として使用される。
なお、比較対象光源装置900では、光源モジュール910のヒートパイプユニットを取り囲む風洞部及び複数の光源モジュール910のヒートパイプユニットを通過した冷却風を集めるダクトは設けられていない。
このような構造を有する比較対象光源装置900では、冷却ファン13が回転すると、冷却風が、外郭筐体12の表面に取り付けられた遮光カバー920の底面の開口部を通った後に、複数の取り込み開口部12aから外郭筐体12内に取り込まれる。外郭筐体12内に取り込まれた冷却風は、冷却ファン13の推進力によって、外郭筐体12内の複数の光源モジュール910でのヒートパイプユニットの複数のフィン間を通って、外郭筐体12の排出開口部12bから外郭筐体12の外側に排出される。このようにして、比較対象光源装置900に設けられた複数の光源モジュール910の光源部材が冷却されることになる。
比較対象光源装置900において、光源モジュール910の光源部材に接続された光ファイバが振動等によって誤ってはずれてしまったり、組み立てミス等によって光源モジュール910の光源部材に対して光ファイバが接続されていなかったりした場合には、外郭筐体12内で光が発生することになる。この光が、外郭筐体12の表面に設けられた取り込み開口部12aを通って、比較対象光源装置900の外側に漏れると、周囲に悪影響を与える可能性がある。比較対象光源装置900では、光源モジュール910が出力する光が取り込み開口部12aから外郭筐体12の外側に漏れたとしても、取り込み開口部12aを覆う遮光カバー920によって、外郭筐体12の外側に漏れてきた光を遮蔽することができることから、比較対象光源装置900の外側に光が漏れることを抑制することができる。
しかしながら、比較対象光源装置900では、遮光カバー920が、外郭筐体12の表面に取り付けられていることから、比較対象光源装置900の外形がどうしても大きくなってしまう。
また比較対象光源装置900では、図24の矢印が示すように、冷却風は、遮光カバー920の底面の開口部を通った後に、外郭筐体12の側面の取り込み開口部12aを通過して外郭筐体12内に取り込まれることから、外郭筐体12内に冷却風が取り込まれる際に冷却風の進路が曲げられることになる。このため、圧力損失が発生して、光源モジュール910の複数のフィン間を流れる冷却風の風速が落ちてしまい、光源モジュール910の光源部材に対する冷却効果が低下してしまう可能性がある。
このように、比較対象光源装置900では、外郭筐体12の側面に設けられた遮光カバー920によって比較対象光源装置900の外側に光が漏れることを抑制することができるものの、外形寸法が大きくなり、光源部材に対する十分な冷却効果を実現することが困難となる。
これに対して、本実施の形態に係る光源装置500では、第1光源モジュール70及び第2光源モジュール80のヒートパイプユニット3を取り囲む風洞部10が有する、これらのヒートパイプユニット3に冷却風を通過させるための風路34の一方端が、外郭筐体12の取り込み開口部12aに繋がっているため、当該取り込み開口部12aの少なくとも一部が風洞部10で取り囲まれることになる。本実施の形態では、取り込み開口部12aの全領域が風洞部10で取り囲まれている。したがって、第1光源部材1あるいは第2光源部材2から光ファイバが外れたり、第1光源部材1あるいは第2光源部材2に対して光ファイバが接続されていなかったりした場合であっても、第1光源部材1あるいは第2光源部材2から取り込み開口部12aの方へ向かう光が、当該取り込み開口部12aから外郭筐体12の外側に漏れにくくなる。よって、外郭筐体12の側面に対して上述のような遮光カバー920を取り付けることなく、光源装置500の外側に光が漏れることを抑制できる。本実施の形態のように、外郭筐体12の表面に遮光カバー920を取り付けないことによって、光源装置500の外形寸法を抑え、かつ光源部材に対する十分な冷却効果を確保しつつ、光源装置500の外側に光が漏れることを抑制できる。
さらに、本実施の形態では、風洞部10は、ヒートパイプユニット3の複数のフィン3cを取り囲んでいることから、第1光源部材1あるいは第2光源部材2から取り込み開口部11aの方へ直接向かう光が外郭筐体12の外側に漏れることを抑制するだけではなく、第1光源部材1あるいは第2光源部材2から出力される光がヒートパイプユニット3の複数のフィン3cの間を通って取り込み開口部12aから外郭筐体12の外側に漏れることも抑制することができる。よって、光源装置500の外側に光が漏れることをさらに抑制することができる。
また、本実施の形態のように、風洞部10の風路34の一方端の周縁が、取り込み開口部12aを取り囲んでいることによって、取り込み開口部12aの全領域が風洞部10に取り囲まれることになる。よって、外郭筐体12の外側に光が漏れることをさらに抑制することができる。
なお、風洞部10の一方端での開口部が取り込み開口部12aよりも小さく、風路34の一方端の周縁が、取り込み開口部12aの一部だけを取り囲むような場合であっても、取り込み開口部12aの当該一部は風洞部10に取り囲まれることから、光源装置500の外側に光が漏れることをある程度は抑制することができる。
また、本実施の形態に係る光源装置500では、冷却風が通過する風路11bを有するダクト11が設けられている。そして、光源ユニットセット9の風洞部10の風路34の他方端はダクト11の接続開口部11aと繋がり、ダクト11の風路11bの一方端は、外郭筐体12の排出開口部12bと繋がっている。これにより、取り込み開口部12aと排出開口部12bとが、風洞部10及びダクト11で接続されるようになる。したがって、第1光源部材1あるいは第2光源部材2が出力する光が、風洞部10の他方端での開口部から当該風洞部10内に入り込んで、取り込み開口部12aから外郭筐体12の外側に漏れることを抑制することができる。
また、本実施の形態のように、風洞部10の風路34の他方端の周縁34aが、ダクト11の接続開口部11aを取り囲んでいることによって、接続開口部11aの全領域が風洞部10に取り囲まれることになる。よって、第1光源部材1あるいは第2光源部材2が出力する光が、風洞部10の他方端での開口部から当該風洞部10内に入り込みにくくなり、取り込み開口部12aから外郭筐体12の外側に光が漏れることをさらに抑制することができる。
なお、風洞部10の他方端での開口部が接続開口部11aよりも小さく、風路34の他方端の周縁34aが、接続開口部11aの一部だけを取り囲むような場合であっても、接続開口部11aの当該一部は風洞部10に取り囲まれることから、光源装置500の外側に光が漏れることをある程度は抑制することができる。
また、本実施の形態に係る光源装置500では、風洞部10は、風路34における外郭筐体12側の一端の周縁にフランジ部(フランジ部10a,310a)を有するため、風洞部10と外郭筐体12との間に隙間が発生することを抑制することができる。その結果、冷却風が風路34の外側に漏れにくくなるとともに、光が取り込み開口部12aから外郭筐体12の外側にさらに漏れにくくなる。
また、本実施の形態に係る光源装置500では、風洞部10は、風路34におけるダクト11側の一端の周縁にフランジ部(フランジ部10a,310a)を有するため、風洞部10とダクト11との間に隙間が発生することを抑制することができる。その結果、冷却風が風路34の外側に漏れにくくなるとともに、第1光源部材1あるいは第2光源部材2が出力する光が、風洞部10におけるダクト11側の一端での開口部から当該風洞部10内に入り込んで、取り込み開口部12aから外郭筐体12の外側に漏れることをさらに抑制することができる。
また、本実施の形態に係る光源ユニットセット9では、外郭筐体12の取り込み開口部12aから取り込まれた冷却風は、風洞部10の風路34を通ることにより、複数の光源モジュールの冷却体(第1光源モジュール70及び第2光源モジュール80のヒートパイプユニット3)を通過するため、当該複数の光源モジュールの光源部材を冷却するために必要な冷却風の風量を低減することができる。言い換えれば、風路34内での冷却風の進行方向(外郭筐体12の取り込み開口部12aからダクト11に向かう方向)に対して、光源ユニットセット9が備える複数の光源モジュールの冷却体が直列に配置されていることから、当該複数の光源モジュールの光源部材を冷却するために必要な冷却風の風量を低減することができる。本実施の形態では、光源ユニットセット9は2つの光源モジュールを備えており、当該2つの光源モジュールの冷却体が、風路34での冷却風の進行方向に対して直列に配置されていることから、当該2つの光源モジュールの冷却体を風路34での冷却風の進行方向に対して並列に配置する場合と比較して、当該2つの光源モジュールの光源部材を冷却するために必要な冷却風の風量を約1/2倍とすることができる。
このように、本実施の形態では、光源ユニットセット9が有する複数の光源モジュールの光源部材を冷却するために必要な冷却風の風量を低減することができることができることから、小さな風量の冷却ファン13を採用することが可能となる。さらに、冷却ファン13から排出される熱風を、光源装置500が配置された建物の外側に排出する場合には、当該建物に設置する排気設備の容量を小さくすることができる。
なお、風路34での冷却風の進行方向に対して複数の光源モジュールの冷却体を直列に配置する場合には、並列に配置する場合と比べて、冷却ファン13で必要とされる静圧が大きくなる。一般的に、冷却ファンの風量が小さくなるほど、その静圧は大きくなることから、冷却ファン13で必要とされる静圧が大きくなったとしても問題は生じない。
また、風路34での冷却風の進行方向に対して複数の光源モジュールの冷却体を直列に配置する場合には、風下側(ダクト11側)の光源モジュール(第1光源モジュール70)の冷却体を通過する冷却風の温度が多少上昇することになるが、仮のその温度上昇が問題となる場合には、風下側の光源モジュールに対して例えばペルチェ素子を装着することによって、当該光源モジュールを冷却すれば良い。
本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。例えば、上記の実施の形態では、第1光源ユニット7及び第2光源ユニット8に対して第1駆動基板5及び第2駆動基板6をそれぞれ設けていたが、第1光源ユニット7に第1駆動基板5を設けなくても良いし、第2光源ユニット8に第2駆動基板6を設けなくとも良い。
また、第1光源ユニット7においては、第1駆動基板5を、熱伝導部材を間に挟んで板状部材135に取り付けても良い。具体的には、第1駆動基板5に搭載されている、動作中に温度が上昇する電子部品に対して熱伝導シートを貼り付け、当該熱伝導シートが板状部材135に押しつけられるように第1駆動基板5を板状部材135に取り付ける。板状部材135はヒートパイプユニット3に取り付けられていることから、第1駆動基板5を熱伝導部材を間に挟んで板状部材135に取り付けることによって、第1駆動基板5とヒートパイプユニット3とが熱的に接続されることになる。よって、ヒートパイプユニット3を利用して第1駆動基板5を冷却することができる。
同様にして、第2光源ユニット8においては、第2駆動基板6を、熱伝導部材を間に挟んで板状部材135に取り付けても良い。具体的には、第2駆動基板6に搭載されている、動作中に温度が上昇する電子部品に対して熱伝導シートを貼り付け、当該熱伝導シートが板状部材135に押しつけられるように第2駆動基板6を板状部材135に取り付ける。これにより、第2駆動基板6とヒートパイプユニット3とが熱的に接続されるようになり、ヒートパイプユニット3を利用して第2駆動基板6を冷却することができる。
また、上記の光源ユニットセル9では、2つの光源ユニット(2つの光源モジュール)が連結されていたが、3つ以上の光源ユニット(3つの光源モジュール)を連結しても良い。図26,27は、光源ユニットセル9において、例えば3つの光源ユニットが連結されている様子を示す図である。図26,27は上述の図21,22にそれぞれ対応している。
図26,27に示される光源装置500では、各光源ユニットセル9において、第3光源ユニット78がさらに設けられている。第3光源ユニット78は、第1光源ユニット7及び第2光源ユニット8と同様の構造を有しており、例えば青色のレーザ光を出力する。各光源ユニットセル9では、風洞部10が、第1光源ユニット7、第2光源ユニット8及び第3光源ユニット78のヒートパイプユニット3の複数のフィン3cを取り囲んでおり、風洞部10の風路34内には、第1光源ユニット7、第2光源ユニット8及び第3光源ユニット78の複数のフィン3cが配置されている。各光源ユニットセル9では、第3光源ユニット78が風上側に配置されている。外郭筐体12の取り込み開口部12aから取り込まれた冷却風は、風洞部10の風路34を通ることによって、第3光源ユニット78のヒートパイプユニット3、第2光源ユニット8のヒートパイプユニット3及び第1光源ユニット7のヒートパイプユニット3を順次通過して、ダクト11の風路11b内に入る。外郭筐体12内に設けられた複数の第3光源ユニット78の光源部材には複数の光ファイバがそれぞれ接続されており、当該複数の光ファイバは、束ねられて、例えば外郭筐体12の上面から外側に取り出される。
また、図28,29に示されるように、複数個の光源装置500を積み重ねて使用しても良い。図28,29は上述の図21,22にそれぞれ対応している。図28,29の例では、2つの光源装置500が積み重ねられている。このように、2つの光源装置500が積み重ねられる場合には、下段の光源装置500の外郭筐体12の上面から引き出される、複数の第1光源ユニット7にそれぞれ接続された複数の光ファイバは、上段の光源装置500の外郭筐体12の底面から当該外郭筐体12の内部に導入される。そして、上段の光源装置500では、自装置の複数の第1光源ユニット7にそれぞれ接続された複数の光ファイバと、自装置の外郭筐体12の底面から当該外郭筐体12内に導入された、下段の光源装置500における複数の第1光源ユニット7にそれぞれ接続された複数の光ファイバとが、束ねられて、自装置の外郭筐体12の上面から当該外郭筐体12の外側に導出される。第2光源ユニット8に接続された光ファイバについても同様である。
また、上述の比較対象光源装置900が有する遮光カバー920を、光源装置500の外郭筐体12の取り込み開口部12aを覆うように当該外郭筐体12の表面に取り付けても良い。この場合には、光源装置500の外形が大きくなり、光源部材に対する冷却効果が低下してしまうものの、光源部材からの光が光源装置500の外側に漏れることをさらに抑制することができることから、光源装置500の外側に光が漏れることを抑制するという観点においては非常に有効である。
また、光源装置500の上側あるいは下側に比較対象光源装置900を配置して、光源装置500と比較対象光源装置900とを積み重ねて使用しても良い。
1 第1光源部材、2 第2光源部材、3 ヒートパイプユニット、4,40 連結部材、5 第1駆動基板、6 第2駆動基板、9 光源ユニットセット、10 風洞部、10a,310a フランジ部、11 ダクト、11a 接続開口部、11b 風路、12 外郭筐体、12a 取り込み開口部、12b 排出開口部、34 風路、34a 周縁、70 第1光源モジュール、80 第2光源モジュール、135 板状部材、500 光源装置。

Claims (12)

  1. 外郭筐体と、
    前記外郭筐体内に配置され、光源部材及び当該光源部材を冷却する冷却体を有する少なくとも一つの光源モジュールと、
    前記外郭筐体内に配置され、前記少なくとも一つの光源モジュールの冷却体を取り囲み、前記少なくとも一つの光源モジュールの冷却体に冷却風を通過させるための第1風路を有する風洞部と
    を備え、
    前記外郭筐体の表面には、冷却風を前記外郭筐体の外側から内側に取り込むための取り込み開口部が形成されており、
    前記風洞部の前記第1風路の一方端は、前記取り込み開口部に繋がっている、光源装置。
  2. 請求項1に記載の光源装置であって、
    前記第1風路の前記一方端の周縁は、前記取り込み開口部を取り囲んでいる、光源装置。
  3. 請求項2に記載の光源装置であって、
    前記風洞部は、前記第1風路の前記一方端の周縁にフランジ部を有する、光源装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載の光源装置であって、
    前記外郭筐体内に配置されたダクトをさらに備え、
    前記外郭筐体の表面には、前記少なくとも一つの光源モジュールの冷却体を通過した冷却風を前記外郭筐体の外側に排出するための排出開口部が形成され、
    前記ダクトの表面には、当該ダクトが有する第2風路と前記風洞部の前記第1風路とを接続するための接続開口部が形成され、
    前記風洞部の前記第1風路の他方端は、前記ダクトの前記接続開口部と繋がり、
    前記ダクトの前記第2風路の一方端は、前記外郭筐体の前記排出開口部と繋がっている、光源装置。
  5. 請求項4に記載の光源装置であって、
    前記第1風路の前記他方端の周縁は、前記接続開口部を取り囲んでいる、光源装置。
  6. 請求項5に記載の光源装置であって、
    前記風洞部は、前記第1風路の前記他方端の周縁にフランジ部を有する、光源装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか一つに記載の光源装置であって、
    前記少なくとも一つの光源モジュールは、連結部材で互いに連結された複数の光源モジュールを含み、
    前記複数の光源モジュールの冷却体は、前記風洞部の前記第1風路での冷却風の進行方向に対して直列に配置されている、光源装置。
  8. 請求項1に記載の光源装置であって、
    前記少なくとも一つの光源モジュールは、連結部材で互いに連結された第1及び第2光源モジュールを含み、
    前記第1及び第2光源モジュールには、前記風洞部の一部を構成する第1及び第2板状部材がそれぞれ取り付けられ、
    前記連結部材は、前記第1及び第2光源モジュールを連結するとともに、前記風洞部において、前記第1及び第2板状部材が構成する前記一部を除く部分を構成する、光源装置。
  9. 請求項8に記載の光源装置であって、
    前記第1及び第2板状部材は互いに同じ構造を有する、光源装置。
  10. 請求項9に記載の光源装置であって、
    前記風洞部は、前記第1及び第2光源モジュールの両方にわたって存在する第1上板部分と、それぞれが前記第1及び第2光源モジュールの両方にわたって存在し、かつ互いに対面する第1及び第2側板部分とを有し、
    前記連結部材は、前記風洞部の前記第1上板部分を構成する第2上板部分と、前記風洞部の前記第1及び第2側板部分の一方を構成する第3側板部分とを有し、
    前記第1及び第2板状部材は、前記風洞部の前記第1及び第2側板部分の他方を構成する第4及び第5側板部分をそれぞれ有し、
    前記第1板状部材では、前記第4側板部分における、前記第1及び第2光源モジュールが並ぶ方向での両端面のそれぞれにフランジ部が設けられ、
    前記第2板状部材では、前記第5側板部分における、前記第1及び第2光源モジュールが並ぶ方向での両端面のそれぞれにフランジ部が設けられ、
    前記連結部材では、前記第2上板部分における、前記第1及び第2光源モジュールが並ぶ方向での両端面のそれぞれにフランジ部が設けられるとともに、前記第3側板部分における、前記第1及び第2光源モジュールが並ぶ方向での両端面のそれぞれにフランジ部が設けられている、光源装置。
  11. 請求項8乃至請求項10のいずれか一つに記載の光源装置であって、
    前記第1光源モジュールの光源部材を駆動する駆動回路が形成された第1基板が前記第1板状部材に取り付けられ、
    前記第2光源モジュールの光源部材を駆動する駆動回路が形成された第2基板が前記第2板状部材に取り付けられている、光源装置。
  12. 請求項11に記載の光源装置であって、
    前記第1及び第2板状部材は、前記第1及び第2光源モジュールの冷却体にそれぞれ取り付けられ、
    前記第1基板は、第1熱伝導部材を間に挟んで前記第1板状部材に取り付けられており、
    前記第2基板は、第2熱伝導部材を間に挟んで前記第2板状部材に取り付けられている、光源装置。
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