JP2013139874A - 回転機械で使用するためのコンプライアントプレートシールおよび回転機械を組み立てる方法 - Google Patents

回転機械で使用するためのコンプライアントプレートシールおよび回転機械を組み立てる方法 Download PDF

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Abstract

【課題】回転機械で使用するためのシール組立体を提供する。
【解決手段】回転機械は、内部に空洞を画定する径方向の内側面を有する固定子筺体と、空洞内に配置され、固定子内側面から内側に離間された回転子とを有する。シール組立体は、固定子筺体に連結された支持環94と、支持環に連結され、回転子の周りで円周方向に配向された複数の板部材96とを有する。抵抗部材98は、支持環から回転子外側面に向かって内側へと延びる。抵抗部材は、支持環に連結され、複数の板部材の各板部材を通って延びる。少なくとも1つの回転子ランドが、回転子外側面の周りで円周方向に画定される。各板部材は、少なくとも1つの回転子ランドに隣接して配向される。
【選択図】図3

Description

本明細書に記載される主題は、概して、回転機械に関し、詳細には、コンプライアントプレートシールおよび回転機械を組み立てる方法に関する。
回転子(例えば、回転する軸)と固定子(例えば、固定された外郭または筺体)との間の動的なシールは、ターボ機械において重要な留意事項である。いくつかのシール方法が使用されてきたが、その中には、ラビリンス歯、または、ブラシシールなどの撓み部材を有するシール組立体が含まれる。
少なくともいくつかの公知のブラシシールでは、回転子組立体に隣接して配向され、かつ、漏れを減らすために互い違いの配置とされ、密集して束にされた概して円筒形の剛毛体が含まれる。剛毛体は、径方向の剛性が低いため、回転子が偏位する場合に動くことができる一方で、一定状態で作動している間は密なクリアランスを保つことができる。しかしながら、ブラシシールは、一般的に、シールを挟んで圧力差が限定された大きさ未満の場合のみ有効である。剛毛体は一般的に円筒形状であるため、ブラシシールは、軸方向における剛性が低くなる傾向があり、それにより、公知のブラシシールにおける最大作動圧力差は、一般的に400psi未満に限定されている。
また、少なくともいくつかの公知のシール組立体は、回転子組立体に向かって外側へと延びる複数のラビリンス歯を有している。公知のターボ機械では、作動中に、回転子組立体の回転によって引き起こされる振動によって、ラビリンス歯が回転子組立体に接触させられる。時間とともに、ラビリンス歯は摩耗し、シール組立体は効果が低下し、ターボ機械の耐用年数を短縮させてしまう可能性がある。
米国特許第7909335号明細書
一態様では、回転機械で使用するためのシール組立体が提供される。回転機械は、内部に空洞を画定する径方向の内側面を有する固定子筺体と、空洞内に配置され、固定子内側面から内側に離間された回転子とを有する。シール組立体は、固定子筺体に連結された支持環と、支持環に連結され、回転子の周りで円周方向に配向された複数の板部材とを有する。複数の板部材の各板部材は、根元端および先端を有する。根元端は支持環に連結され、先端は根元端から回転子の外側面に向かって外側へと延びる。抵抗部材は、支持環から回転子外側面に向かって内側へと延びる。抵抗部材は、支持環に連結され、複数の板部材の各板部材を通って延びる。少なくとも1つの回転子ランドが、回転子外側面の周りで円周方向に画定される。複数の板部材の各板部材の先端は、少なくとも1つの回転子ランドに隣接して配向され、回転子ランドおよび複数の板部材の間に蛇行するシール経路を形成する。
別の態様では、回転機械が本明細書で説明される。回転機械は、内部に空洞を画定する径方向の内側面を有する固定子筺体を有する。回転子は固定子筺体に連結される。回転子は、径方向の外側面を有し、固定子内側面から内側に離間される。シール組立体は、固定子筺体に連結され、固定子筺体および回転子外側面の間に配向される。シール組立体は、固定子筺体に連結された支持環と、支持環に連結され、回転子外側面の周りで円周方向に配向された複数の板部材とを有する。複数の板部材の各板部材は、根元端および先端を有する。根元端は支持環に連結される。先端は根元端から回転子外側面に向かって外側へと延びる。抵抗部材は、支持環に連結され、支持環から回転子外側面に向かって内側へと延びる。抵抗部材は、複数の板部材の各板部材を通って延びる。少なくとも1つの回転子ランドが、回転子外側面の周りで円周方向に画定される。複数の板部材の各板部材の先端は、少なくとも1つの回転子ランドに隣接して配向され、回転子ランドおよび複数の板部材の間に蛇行するシール経路を形成する。
さらに別の態様では、回転機械を組み立てる方法が提供される。方法は、径方向の内側面を有する固定子筺体を提供するステップと、回転子が固定子内側面から内側に離間されるように回転子を固定子筺体に連結するステップとを含む。回転子は、回転子の外側面の周りで円周方向に画定された少なくとも1つの回転子ランドを有する。方法はまた、支持環を固定子筺体に連結するステップと、抵抗部材を支持環に連結するステップと、複数の板部材を回転子の周りで円周方向に配向するように支持環に連結するステップとを含む。抵抗部材は、複数の板部材の各板部材を通って延びる。複数の板部材の各板部材は、根元端および先端を有し、先端は根元端から回転子に向かって外側へと延びる。複数の板部材の各板部材の先端は、少なくとも1つの回転子ランドに隣接して配向され、回転子ランドおよび複数の板部材の間に蛇行するシール経路を形成する。
例示の回転機械の概略図である。 例示のコンプライアントプレートシール組立体を含む領域2に沿った、図1に示す回転機械の拡大した断面図である。 図2に示すコンプライアントプレートシール組立体の部分的な透視図である。 図3に示すコンプライアントプレートシール組立体の線4−4に沿った部分的な断面図である。 図2に示すコンプライアントプレートシール組立体の拡大した断面図である。 図5に示すコンプライアントプレートシール組立体の代替の実施形態の断面図である。 図5に示すコンプライアントプレートシール組立体の代替の実施形態の断面図である。
本明細書に記載される例示の方法およびシステムは、回転子組立体とコンプライアントプレートシール組立体との間の漏れを防止するのを支援するように、コンプライアントプレートシール組立体と回転子組立体との間に蛇行する流れ経路を形成するコンプライアントプレートシール組立体を有するシール組立体を提供することで、公知のターボ機械の少なくとも何らかの不利益を克服する。より具体的には、シール組立体は、回転子組立体の外側面の周りで円周方向に配向された複数の回転子ランドを有している。コンプライアントプレートシール組立体は、蛇行する流れ経路を形成するのを容易にするように、複数の回転子ランドに対して配向されている。
また、公知のラビリンスシールは、固定子筺体の内側面に沿って画定される溝の内部に配置されたパッキンリングを有している。本明細書に記載されるシール組立体は、固定子筺体と回転子組立体との間のシールを向上させるように、既存のラビリンスシールを交換するように構成されている。より具体的には、シール組立体は、コンプライアントプレートシール組立体を固定子筺体に連結するのを容易にするように、固定子の溝内に挿入されるように構成された支持環を有している。複数の回転子ランドに対して配向されたコンプライアントプレートシール組立体を有するシール組立体を提供することで、回転子組立体とコンプライアントプレートシール組立体との間で漏れる流れが減少し、それによってターボ機械の作動効率を増加させる。
本明細書で使用される場合、「上流」という用語は、回転機械の前側または吸込側の端を指し、「下流」という用語は、回転機械の後側または吐出側の端を指す。
図1は、例示の回転機械10の概略図である。図2は、図1に示す領域2に沿った、回転機械10の拡大した断面図である。図3は、例示のコンプライアントプレートシール組立体12の拡大した部分的な透視図である。図4は、図3に示す線4−4に沿ったコンプライアントプレートシール組立体12の部分的な断面図である。図5は、コンプライアントプレートシール組立体12の部分的な断面図である。例示の実施形態では、ターボ機械10は、対向流の高圧力および中間圧力の蒸気タービンの組合せを有するタービンエンジン14を備えている。代わりに、ターボ機械10は、限定されることはないが、低圧力のタービン、片流れの蒸気タービン、複流の蒸気タービン、ガスタービンエンジン、航空機のエンジン、圧縮機、および/または他の任意の回転装置を含む任意のタイプのタービンエンジン14であってもよい。例示の実施形態では、タービンエンジン14は、回転子組立体20を介して発電機18に連結されるタービン16を有している。さらに、例示の実施形態では、タービン16は、高圧力(HP)部22および中間圧力(IP)部24を有している。HP筺体26は、軸方向において上半分部28および下半分部30にそれぞれ分割される。同様に、IP筺体32は、軸方向において上半分部34および下半分部36にそれぞれ分割される。中央部38は、HP部22とIP部24との間で延設されており、HP蒸気吸込口40およびIP蒸気吸込口42を有している。回転子組立体20は、HP部22とIP部24との間で延設されており、HP部22とIP部24との間で中心軸線46に沿って延びる回転子44を有している。回転子44は、回転子44の相対する端部52に各々が連結されたジャーナル軸受48、50によって、それぞれ筺体26および32に支持される。
例示の実施形態では、タービンエンジン14は、回転子組立体20、複数の固定されたノズル組立体54、および、回転子組立体20およびノズル組立体54の周りで円周方向に延びる筺体56を有する。回転子組立体20は、ノズル組立体54の隣接する対の各々の間で実質的に軸方向にそれぞれが整列された複数の回転子円板組立体58を有している。各ノズル組立体54は、筺体56にしっかりと連結されている。より具体的には、筺体56は、筺体56から回転子組立体20に向かって径方向内側へと延びるノズルキャリア60を有している。各ノズル組立体54は、ノズルキャリア60に連結され、ノズル組立体54の回転子組立体20に対する回転を防止するのを支援する。
例示の実施形態では、各回転子円板組立体58は、複数のタービンバケット62を有し、各々のタービンバケット62は、回転子円板64から筺体56に向かって径方向外側へと延びるように回転子円板64に連結されている。各タービンバケット62は、回転子円板64に連結されており、かつ、回転子円板64の周りで円周方向に離間されている。隣接する回転子円板64は、円周方向に離間されたタービンバケット62の隣接する列68同士の間で隙間66が画定されるように、共に連結されている。ノズル組立体54は、タービンバケット62の隣接する列68同士の間で各回転子円板64の周りに円周方向に離間されており、作動流体をタービンバケット62に向かって導く。作動流体の流れ経路70は、タービン筺体56と各回転子円板64との間に画定される。
作動の間、作動流体は、タービン16へと、例えば、発電ボイラ(図示せず)といった流体源から導かれ、作動流体の熱エネルギーが、タービン16によって機械的な回転エネルギーに、続いて、発電機18によって電気エネルギーに変換される。より具体的には、蒸気は、HP部22を通じて、HP蒸気吸込口40から作動流体流れ経路70へと導かれ、回転子組立体20に衝突し、回転子組立体20を軸線46の周りに回転を誘起する。蒸気は、HP部22から出てボイラ(図示せず)に導かれ、ボイラは、蒸気の温度を、HP部22に入る蒸気の温度にほぼ等しい温度まで上昇させる。次いで、蒸気は、IP蒸気吸込口42およびIP部24に、HP部22に入る蒸気の圧力と比較して低減された圧力で導かれる。蒸気は、IP部24内に配置された回転子組立体20に衝突し、回転子組立体20の回転を誘起する。
例示の実施形態では、中央部38は、HP部22とIP部24との間で延設される固定子筺体72を有している。固定子筺体72は、HP蒸気吸込口40とIP蒸気吸込口42との間で、回転子組立体20の周りで円周方向に延びている。固定子筺体72は、内部に空洞76を画定する径方向の内側面74を有する。回転子44は、空洞76内に配置されており、固定子内側面74から径方向内側に離間された外側面78を有している。例示の実施形態では、タービン16は、タービンの固定された外郭、つまり、固定子筺体72から径方向内側へと延び、回転子外側面78にわたって回転子44と固定子筺体72との間での作動流体の漏れを防止するのを支援するように複数のシール組立体80を有している。各シール組立体80は、回転子44が各シール組立体80に対して回転するように、固定子筺体72に連結されている。固定子筺体72はまた、本明細書では、「静止構成部材」と呼ばれることがある。例示の実施形態では、少なくとも1つのシール組立体80は、固定子筺体72に連結され、固定子筺体72と回転子44との間に配向されたコンプライアントプレートシール組立体12を有している。コンプライアントプレートシール組立体12は、固定子筺体72と回転子44との間の軸方向の作動流体の漏れを低減するのを支援するように、コンプライアントプレートシール組立体12と回転子44との間に蛇行する経路82を形成するように回転子44に対して配向される。より具体的には、コンプライアントプレートシール組立体12は、上流側の領域84と下流側の領域86との間で、コンプライアントプレートシール組立体12を挟んで圧力差を発生させるように構成されており、上流側の領域84が下流側の領域86よりも高い流体圧力を有する。
例示の実施形態では、シール組立体80はまた、回転子外側面78に沿って画定される複数の回転子ランド88を有している。各回転子ランド88は、回転子外側面78の周りで円周方向に延び、蛇行する流れ経路82を形成するのを容易にし、シール組立体80と回転子44との間での作動流体の漏れる流れを低減する。隣接する回転子ランド88は、回転軸線46に沿って軸方向に離間されている。例示の実施形態では、1つまたは複数の回転子ランド88は、回転子外側面78から固定子筺体72に向かって外側へと延びる凸部90を有している。各凸部90は、外側面78から外側へと径方向距離92だけ延び出している。例示の実施形態では、各凸部90の径方向距離92は、ほぼ等しくなっている。代わりに、各回転子ランド90の径方向距離92は、回転子軸線46に沿って変化してもよい。コンプライアントプレートシール組立体12は、蛇行する経路82がコンプライアントプレートシール組立体12と回転子ランド88との間で画定されるように回転子ランド88に対して配向されている。
例示の実施形態では、コンプライアントプレートシール組立体12は、支持環94と、支持環94に連結された複数の板部材96と、支持環94に連結され、各板部材96を通って延びる抵抗部材98とを有している。支持環94は、上流側の面100と下流側の面102との間で中心軸線46に沿って延びている。支持環94は、各板部材96および抵抗部材98を固定子筺体72から支持するように固定子筺体72に連結される。例示の実施形態では、固定子筺体72は、固定子筺体内側面74内で画定され、回転子44の周りに円周方向に配向される蟻溝104を有している。固定子の溝104は、支持環94が溝104内に配置されるように、支持環94を受け入れるような大きさおよび形状とされている。
固定子の溝104は、第1の軸線方向内側面108と第2の軸線方向内側面110との間で軸線方向に延びる内部面106によって画定されている。第1の軸線方向面108および第2の軸線方向面110は、固定子内側面74から内部面106に径方向内側へと延びている。例示の実施形態では、支持環94は、第1の軸受フック112および第2の軸受フック114を有している。各軸受フック112および114は、支持環94の固定子筺体72に対する径方向外側への移動を防止するのを支援する。より具体的には、第1の軸受フック112は、上流側の面100から第1の軸線方向内側面108に向かって外側へと延びており、第2の軸受フック114は、下流側の面102から第2の軸線方向内側面110に向かって外側へと延びている。
固定子筺体72は、少なくとも部分的に溝104を画定する一対の軸受フランジ116を有している。上流側の軸受フランジ118は、第1の軸線方向内側面108から第1の軸受フック112に向かって外側へと延びている。下流側の軸受フランジ120は、第2の軸線方向内側面110から第2の軸受フック114に向かって外側へと延びている。軸受フック112および114は、それぞれ、軸受フランジ118および120のそれぞれに係合し、支持環94を固定子筺体72にしっかりと連結するのを容易にする。
例示の実施形態では、コンプライアントプレートシール組立体12はまた、支持環94と固定子筺体72との間に連結された少なくとも1つの付勢部材122を有している。付勢部材122は、支持環94と固定子筺体72との間に連結され、コンプライアントプレートシール組立体12を回転子44から離すように付勢する。付勢部材122は、例えば、コイルばね、板ばね、および/または、シール組立体80を本明細書に記載のように機能させることができる他の付勢機構であり得る。さらに、例示の実施形態では、付勢部材122は、圧力差がない場合に、支持環94を回転子44から径方向に離すよう付勢するように配向されており、また、圧力差が各付勢部材122の付勢力に打ち勝つ場合には、支持環94を回転子44に向かって径方向に動かすように配置されている。このような支持環94は、「可変クリアランス正圧パッキン」型環という場合がある。例示の実施形態では、コンプライアントプレートシール組立体12は、第1の軸受フック112と上流側の軸受フランジ118との間に連結される第1の付勢部材124と、第2の軸受フック114と下流側の軸受フランジ120との間に連結される第2の付勢部材126とを有している。代わりに、コンプライアントプレートシール組立体12が付勢部材122を有しておらず、支持環94が固定子筺体72に堅固に連結されていてもよい。
例示の実施形態では、各板部材96は、第1の側面128、反対側の第2の側面130、および、第1の側面128と第2の側面130との間で画定される板厚T1を有している。第1の側面128および第2の側面130は、前縁132と後縁134との間で長手方向軸線136に沿って延びている。また、第1の側面128および第2の側面130は、根元端138から先端140に向かって径方向外側へと延びている。根元端138は支持環94に連結される。先端140は、根元端138から径方向外側へと延びており、回転子外側面78に隣接して配向されている。さらに、各板部材96は、第1の側面128および第2の側面130の各々が回転子軸線46に沿って配向されるように、回転子44に対して配向されており、後縁134は、中心軸線46に沿って、前縁132から下流側に離されている。
例示の実施形態では、根元端138および先端140は、前縁132と後縁134との間で延びている。先端140は、前縁132と後縁134との間で長手方向軸線136に沿って測った長さL1を有している。例示の実施形態では、コンプライアントプレートシール組立体12は、先端140が少なくとも1つの回転子ランド88にわたって延びるように固定子筺体72に連結されている。ある実施形態では、コンプライアントプレートシール組立体12は、先端140が2つ以上の回転子ランド88にわたって延びるように固定子筺体72に連結されている。また、コンプライアントプレートシール組立体12は、前縁132および/または後縁134が隣接する回転子ランド88同士の間に配向されるように、回転子44に対して配向されてもよい(図6に示す)。代わりに、コンプライアントプレートシール組立体12は、前縁132および/または後縁134が回転子ランド88に対して配向されるように、回転子44に対して配向されてもよい(図5に示す)。
例示の実施形態では、隣接する板部材96同士は、対向する関係で(つまり、向かい合って)配向される。本明細書では、「対向する関係」という用語は、コンプライアントな板部材96の第1の側面128が、直近の隣接するプレート部材96の第2の側面130に隣接している配向のことをいう。例示の実施形態では、各側面128および130は、実質的に平面である。代わりに、各側面128および130は、凹面、凸面、および/または、シール組立体80を本明細書に記載されるように機能させることができる任意の他の形であってもよい。
例示の実施形態では、各板部材96は、隙間142が隣接するコンプライアントな板部材96同士の間で画定されるように支持環94に連結される。隙間142は、隣接する側面128および130の間で画定される変化する幅T2を有している。ある実施形態では、隣接する第1の側面128および第2の側面130は、隙間142が先端140よりも根元端138において幅広となるように、根元端138から先端140に向かって近づく。このように、板部材96の根元端138は「緩やかに束ねられている」と考えることができ、先端140は「きつく束ねられている」と考えることができる。本明細書で使用される場合、「緩やかに束ねられている」という用語は、隣接する板の先端140同士が互いに接していないが密に離間されている配向をいっており、例えば、限定されることはないが、約0.2ミルだけ離間している配置をいう。別の実施形態では、隣接する第1の側面128および第2の側面130は、隙間142が根元端138よりも先端140において幅広となるように、根元端138から先端140に向かって離れてもよい。代わりに、隣接する部材96は、隙間の幅T2が根元端138から先端140に向かって実質的に一定となるように配向されてもよい。また、板厚T1は、隙間142が変化する幅T2を有するように、根元端138から先端140に向かって変化してもよい。
板部材96は、各板部材96が回転子44の各々の接平面144に対して角度θ(本明細書では「カント角」ともいう)で配向されるように支持環94に連結されている。接平面144は、板の先端140に隣接する回転子外側面78上の線146において定められる。より具体的には、側面128および/または130の少なくとも一方が、接平面144に対して角度θで配向される。例示の実施形態では、カント角θは、90°未満である。ある実施形態では、カント角θは約30°から約60°の間である。例示の実施形態では、カント角θがシール組立体80内で回転子44の回転を容易にするように、板部材96が確実に回転子44の回転の方向Rから離れる角度となるようにカント角θが選択されている。
例示の実施形態では、抵抗部材組立体98は、各コンプライアント板部材96を少なくとも部分的に通って延びており、隙間142同士の間での回転子軸線46に沿った軸方向の漏れの流れを防止するのを支援する。より具体的には、例示の実施形態では、抵抗部材組立体98は、支持環94の周りで円周方向に延びており、かつ、支持環94から回転子44に向かって径方向内側に延びている。例示の実施形態では、各コンプライアント抵抗部材96は、自身を通して抵抗部材組立体98を受け入れるような大きさおよび形とされた少なくとも1つのスロット148を有している。スロット148は、第1の側面128と第2の側面130との間で板部材96を通って延び、かつ、根元端138から先端140に向かって延びている。例示の実施形態では、抵抗部材組立体98は、支持環94に連結され、各スロット148を通じて延びる少なくとも1つの環状の抵抗環150を有している。
例示の実施形態では、回転子44の作動中に先端140が根元端138に対して動くことができるように、各板部材96は、支持環94に対して曲がったり撓んだりするように構成されている。より具体的には、各板部材96は、回転子44の回転中に回転子外側面78にわたって接線方向圧力のビルドアップ効果が発生するにつれて、各部材の先端140が回転子外側面78から外側へと離れるように動くのを可能とする弾力性を有している。この効果によって、コンプライアント板部材96は回転子の回転中に持ち上がる。この持ち上がりの結果、コンプライアント板部材96に生じる他の圧力による力、および、コンプライアント板部材96自体の備える弾性に加えて、板の先端140と回転子外側面78との間のクリアランス152を小さくするのを支援する平衡する状態が、各コンプライアント板部材96において実現される。また、抵抗部材98は、漏れの流れを蛇行する経路82を通るように導くのを支援することで、軸方向の漏れの流れに対するコンプライアントプレートシール組立体12の抵抗を増加させる。先端140と回転子144との間のクリアランス152を小さくすることで、板の先端140と回転子44との間の物理的な接触を実質的に最小とする、あるいは、無くすことにより、摩擦による熱の発生を低減するのを支援する。
図6および図7は、コンプライアントプレートシール組立体12の代替の実施形態の断面図である。図6および図7に示す同じ構成部品には、図5で用いられた同じ符号が付されている。図6を参照すると、例示の実施形態では、コンプライアントプレートシール組立体12は、上流側抵抗環154および下流側抵抗環156を有している。上流側抵抗環154は、支持環94から回転子44に向かって径方向内側に延びており、かつ、部材の前縁132と交差して円周方向に延びている。下流側抵抗環156は、支持環94から回転子44に向かって内側に延びており、かつ、板の長手方向軸線136に沿って上流側抵抗環154から軸方向に離間されている。下流側抵抗環156は、上流側抵抗環154および下流側抵抗環156が板部材96を実質的に包囲するように部材の後縁134と交差して円周方向に延びている。上流側抵抗環154は、第1の幅W1を有する第1の隙間158が上流側抵抗環154と前縁132との間で画定されるように、前縁132に対して配向されている。下流側抵抗環156は、第2の幅W2を有する第2の隙間160が下流側抵抗環156と後縁134との間で画定されるように、後縁134に対して配向されている。例示の実施形態では、第1の幅W1は第2の幅のW2にほぼ等しい。代わりに、第1の幅W1は、第2の幅のW2より狭くてもよいし、あるいは、広くてもよい。
図7を参照すると、ある実施形態では、コンプライアントプレートシール組立体12は、支持環94から回転子外側面78に向かって外側へと延びる1つまたは複数のラビリンス歯組立体162を有している。より具体的には、コンプライアントプレートシール組立体12は、上流側の抵抗環154から外側へと延びる上流側ラビリンス歯組立体164と、下流側の抵抗環156から外側へと延びる下流側ラビリンス歯組立体166とを有している。各ラビリンス歯組立体162は、回転子外側面78に向かって延びて蛇行する経路82を少なくとも部分的に画定する複数のラビリンス歯168を有している。例示の実施形態では、ラビリンス歯168は、板の先端140がラビリンス歯168の先170よりも回転子外側面78のより近くに位置するように配向されている。代わりに、板の先端140およびラビリンス歯の先170は、実質的に同一平面上にあってもよい。
上記のシール組立体は、回転要素と固定要素との間で高圧の動的なシールを作り出す。シール組立体は、回転子組立体とコンプライアントプレートシール組立体との間の漏れを防ぐのを助けるように、コンプライアントプレートシール組立体と回転子組立体との間に蛇行する流れ経路を形成するコンプライアントプレートシール組立体を有している。より具体的には、シール組立体は、回転子組立体の外側面の周りで円周方向に配向された複数の回転子ランドを有している。複数の回転子ランドに対して配向されたコンプライアントプレートシール組立体を有するシール組立体を提供することで、回転子組立体とコンプライアントプレートシール組立体との間で漏れる流れが減少し、それによってターボ機械の作動効率を増加させる。
回転機械および回転機械を組み立てる方法で使用されるコンプライアントプレートシール組立体の例示の実施形態は、上記で詳細に説明されている。本明細書で説明されるコンプライアントプレートシール組立体は、本明細書に記載される特定の実施形態に限定されず、むしろ、コンプライアントプレートシール組立体の構成部品は、本明細書に記載される他の構成部品から分離して個々に利用されてもよい。例えば、コンプライアントプレートシール組立体は、他の回転機械と組み合わされて使用されてもよく、また、本明細書に記載されるような回転機械やその回転機械の作動のみで使用されることに限定されない。むしろ、シール組立体は、他の多くのシール用途と組み合わされて実施および利用することができる。
本発明の様々な実施形態の具体的な特徴は、一部の図面においては示されていても他の図面では示されていない場合がある。これは単に便宜上のためである。さらに、上記の説明における「ある実施形態」とは、引用された特徴を同様に含む追加的な実施形態の存在を排除するとして解釈されることを意図するものではない。本発明の本質に従って、図面の何らかの特徴が、任意の他の図面の何らかの特徴と組み合わされて参照および/または請求されてもよい。
記載した説明は、最適な態様を含め、本発明を開示するために、また、任意の装置またはシステムを製作および使用すること、ならびに、任意の採用された方法を行うことを含め、当業者が本発明を実施することができるように、実施例を用いている。本発明の特許可能な範囲は、請求項によって規定され、当業者の思いつく他の実施例が含まれ得る。そのような他の実施例が、請求項の文言と異なることのない構造的な要素を有している場合、あるいは、請求項の文言と非実質的に異なる同等の構造的な要素を有している場合には、その実施例は特許請求の範囲内にあると意図される。
10 ターボ機械
12 コンプライアントプレートシール組立体
14 タービンエンジン
16 タービン
18 発電機
20 回転子組立体
22 HP部
24 IP部
26 筺体
28 半分部
30 半分部
32 筺体
34 半分部
36 半分部
38 中央部
40 HP蒸気吸込口
42 IP蒸気吸込口
46 軸線
48 ジャーナル軸受
50 ジャーナル軸受
52 相対する端部
54 ノズル組立体
56 筺体
58 回転子円板組立体
60 ノズルキャリア
62 タービンバケット
64 回転子円板
66 隙間
68 列
70 流れ経路
72 固定子筺体
74 内側面
76 空洞
78 外側面
80 シール組立体
82 蛇行する経路
84 上流側の領域
86 下流側の領域
88 回転子ランド
90 回転子ランド
92 径方向距離
94 支持環
96 コンプライアント板部材
98 抵抗部材組立体
100 上流側の面
102 下流側の面
104 溝
106 内部面
108 第1の軸線方向内側面
110 第2の軸線方向内側面
112 第1の軸受フック
114 第2の軸受フック
116 軸受フランジ
118 上流側の軸受フランジ
120 下流側の軸受フランジ
122 付勢部材
124 第1の付勢部材
126 第2の付勢部材
128 第1の側面
130 第2の側面
132 前縁
134 後縁
136 長手方向軸線
138 根元端
140 先端
142 隙間
144 接平面
146 線
148 スロット
150 環状の抵抗環
152 クリアランス
154 上流側の抵抗環
156 下流側の抵抗環
158 第1の隙間
160 第2の隙間
162 ラビリンス歯組立体
164 上流側ラビリンス歯組立体
166 下流側ラビリンス歯組立体
168 ラビリンス歯
170 先

Claims (10)

  1. 内部に空洞を画定する径方向の内側面(74)を有する固定子筺体(72)と、前記空洞内に配置され、前記固定子内側面から内側に離間された回転子(44)とを備えた回転機械(10)で使用するためのシール組立体(80)であって、
    前記固定子筺体に連結された支持環(94)と、
    前記支持環に連結され、前記回転子の周りで円周方向に配向された複数の板部材(96)であって、前記複数の板部材の各板部材は根元端(138)および先端(140)を有し、前記根元端は前記支持環に連結され、前記先端は前記根元端から前記回転子の外側面(78)に向かって外側へと延びる複数の板部材と、
    前記支持環に連結され、前記支持環から前記回転子外側面に向かって内側へと延びる抵抗部材(98)であって、前記抵抗部材は前記複数の板部材の前記各板部材を通って延びる抵抗部材と、
    前記回転子外側面の周りで円周方向に画定された少なくとも1つの回転子ランド(88)であって、前記複数の板部材の前記各板部材の前記先端が前記少なくとも1つの回転子ランドに隣接して配向され、前記回転子ランドおよび前記複数の板部材の間に蛇行するシール経路を形成する回転子ランドと
    を有するシール組立体。
  2. 前記複数の板部材の前記各板部材(96)は、前記根元端(138)から前記先端(140)に向かって延び、内部に前記抵抗部材(98)を受け入れるように構成されたスロット(148)をさらに有する請求項1記載のシール組立体(80)。
  3. 前記少なくとも1つの回転子ランド(88)は、前記回転子外側面(78)から径方向外側へと延びる凸部(90)を有する請求項1記載のシール組立体(80)。
  4. 前記支持環(94)および前記固定子筺体(72)に連結された少なくとも1つの付勢部材(122)をさらに有する請求項1記載のシール組立体(80)。
  5. 前記複数の板部材の前記各板部材(96)はさらに、前縁(132)および後縁(134)を有し、前記先端(140)は、前記前縁と前記後縁との間で延び、前記前縁と前記後縁との間で測られる長さを有し、前記先端は、前記少なくとも1つの回転子ランド(88)にわたって軸方向に延びる請求項1記載のシール組立体(80)。
  6. 複数の回転子ランド(88)をさらに有し、前記先端(140)が2つ以上の回転子ランドにわたって延びる請求項5記載のシール組立体(80)。
  7. 前記固定子筺体(72)は、前記固定子内側面(74)に沿って画定された溝(104)を有し、前記支持環(94)が、前記回転子(44)の周りで円周方向に延びるように前記溝内に配置された請求項1記載のシール組立体(80)。
  8. 前記支持環(94)に連結され、前記回転子外側面(78)に隣接して配向された複数のラビリンス歯(162)をさらに有する請求項7記載のシール組立体(80)。
  9. 内部に空洞を画定する径方向の内側面(74)を有する固定子筺体(72)と、
    前記固定子筺体に連結され、前記固定子内側面(74)から内側に離間された径方向の外側面(78)を有する回転子(44)と、
    前記固定子筺体および前記回転子外側面の間に配向されたシール組立体(80)と
    を有する回転機械(10)であって、
    前記シール組立体は、
    前記固定子筺体に連結された支持環(94)と、
    前記支持環に連結され、前記回転子の外側面の周りで円周方向に配向された複数の板部材(96)であって、前記複数の板部材の各板部材は根元端(138)および先端(140)を有し、前記根元端は前記支持環に連結され、前記先端は前記根元端から前記回転子外側面に向かって外側へと延びる複数の板部材と、
    前記支持環に連結され、前記支持環から前記回転子外側面に向かって内側へと延びる抵抗部材(98)であって、前記抵抗部材は前記複数の板部材の前記各板部材を通って延びる抵抗部材と、
    前記回転子外側面の周りで円周方向に画定された少なくとも1つの回転子ランド(88)であって、前記複数の板部材の前記各板部材の前記先端が前記少なくとも1つの回転子ランドに隣接して配向され、前記回転子ランドおよび前記複数の板部材の間に蛇行するシール経路を形成する回転子ランドと
    を有する回転機械(10)。
  10. 前記複数の板部材の前記各板部材(96)は、前記根元端(138)から前記先端(140)に向かって延び、内部を通して前記抵抗部材(98)を受け入れるように構成されたスロット(148)をさらに有する請求項9記載の回転機械(10)。
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