JP2013139317A - 昇降装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】昇降物を下降動作させる際に、昇降物の一時的な上昇を発生させること無く、切換弁の上流側と下流側との圧力差を確実に解消することができる昇降装置を提供する。
【解決手段】昇降装置1は、油圧ポンプモータ4とリフトシリンダ3との間に配設された電磁切換弁9と、油圧ポンプモータ4と電磁切換弁9との間の圧力がリリーフ圧に達すると開く電磁比例パイロットリリーフ弁11と、リフトシリンダ3のシリンダ圧を検出する圧力センサ13と、コントローラ14とを備えている。コントローラ14は、フォーク2を下降させるときに、圧力センサ13の検出値に基づいて電磁比例パイロットリリーフ弁11のリリーフ圧を決定した後、油圧ポンプモータ4を一定回転数でフォーク上昇方向に回転させるように制御し、その後電磁切換弁9を閉位置9bから開位置9aに切り換えるように制御し、油圧ポンプモータ4をフォーク下降方向に回転させるように制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、油圧シリンダの油圧駆動により昇降物を昇降させる昇降装置に関するものである。
例えばフォークリフトの昇降装置では、フォーク(昇降物)を下降動作させるときに、積載物の重量を利用してフォーク昇降用の油圧シリンダから油圧ポンプに作動油を戻して発電を行う荷役回生というものがある。このような荷役回生では、油圧ポンプにより下降流量を制御するため、従来において下降流量を制御していた電磁比例弁を切換弁に置き換えれば、制御が簡易になり、コストも低下する。しかし、切換弁は急激に開くバルブであるため、切換弁が開かれるときに切換弁の上流側と下流側との圧力差によってショックや振動が発生するという問題がある。
そのような問題を解決するための従来技術として、例えば特許文献1,2に記載されている昇降装置が知られている。特許文献1に記載の昇降装置は、フォークの下降が指示されると、記憶部に記憶されているトルク指令値で油圧ポンプをフォーク上昇方向へ回転させ、その後切換弁を上昇位置から下降位置に切り換えると共に、モータの目標回転速度及び実回転速度から算出されるトルク指令値で油圧ポンプをフォーク下降方向へ回転させるというものである。
特許文献2に記載の昇降装置は、フォークの下降が指示されると、指令回転時間だけ指令回転速度で油圧ポンプをフォーク上昇方向へ回転させ、その後切換弁を上昇位置から下降位置に切り換えると共に、所定回転速度で油圧ポンプをフォーク下降方向へ回転させるというものである。
特開2008−63072号公報 特開2008−7258号公報
上記従来技術においては、フォークを下降動作させる際に、切換弁の上流側と下流側との圧力差を解消するために、油圧ポンプを一旦フォーク上昇方向へ回転させている。このため、油圧ポンプと切換弁との間の圧力が油圧シリンダのシリンダ圧よりも高くなり、切換弁を開いた時にフォークが一時的に上昇してしまうことがある。
本発明の目的は、昇降物を下降動作させる際に、昇降物の一時的な上昇を発生させること無く、切換弁の上流側と下流側との圧力差を確実に解消することができる昇降装置を提供することである。
本発明は、油圧シリンダの油圧駆動により昇降物を昇降させる昇降装置において、油圧シリンダの油圧室に作動油を供給する油圧ポンプと、油圧ポンプと油圧シリンダとの間の油路上に配設され、油圧シリンダから油圧ポンプへの作動油の流れを許容する開位置と油圧シリンダから油圧ポンプへの作動油の流れを遮断する閉位置との間で切り換えられる電磁切換弁と、油圧ポンプと電磁切換弁との間の圧力がリリーフ圧に達すると開くパイロットリリーフ弁と、油圧シリンダのシリンダ圧に応じたリリーフ圧を設定するリリーフ圧設定手段と、昇降物を下降動作させるときに、油圧ポンプを昇降物の上昇方向に回転させるように制御してから、電磁切換弁を閉位置から開位置に切り換えるように制御すると共に、油圧ポンプを昇降物の下降方向に回転させるように制御する制御手段とを備えることを特徴とするものである。
このような本発明の昇降装置において、昇降物を下降動作させるときは、油圧ポンプを昇降物の上昇方向に回転させるように制御してから、電磁切換弁を閉位置から開位置に切り換えるように制御すると共に、油圧ポンプを昇降物の下降方向に回転させるように制御することにより、油圧シリンダの油圧室の作動油が電磁切換弁を通って油圧ポンプに戻るようになる。ここで、昇降物を下降動作させる前に電磁切換弁が閉位置にある状態では、電磁切換弁の上流側と下流側との圧力差が生じているが、上記のように油圧ポンプを昇降物の上昇方向に回転させることで、油圧ポンプと電磁切換弁との間の圧力が上昇するため、電磁切換弁の上流側と下流側との圧力差が解消されるようになる。このとき、油圧ポンプと電磁切換弁との間の圧力が油圧シリンダのシリンダ圧に応じたリリーフ圧に達すると、パイロットリリーフ弁が開き、余剰の作動油がリリーフされる。従って、パイロットリリーフ弁のリリーフ圧を適切に設定することにより、油圧ポンプと電磁切換弁との間の圧力が必要以上に高くなることが防止されるため、電磁切換弁を開いた時に油圧シリンダの逆方向(上昇方向)の作動によって昇降物が一時的に上昇してしまうことが無い。
好ましくは、リリーフ圧設定手段は、油圧ポンプと電磁切換弁との間の圧力を油圧シリンダのシリンダ圧よりも低くするようなリリーフ圧を設定する。
この場合には、油圧ポンプと電磁切換弁との間の圧力が確実に油圧シリンダのシリンダ圧よりも低くなるため、油圧シリンダの逆方向の作動によって昇降物が一時的に上昇することが確実に防止される。
また、好ましくは、パイロットリリーフ弁は、ソレノイド操作部を有する電磁比例パイロットリリーフ弁であり、リリーフ圧設定手段は、油圧シリンダのシリンダ圧を検出する手段と、シリンダ圧の検出値に基づいてリリーフ圧を決定し、リリーフ圧に応じた電気信号をソレノイド操作部に出力する手段とを有する。
この場合には、油圧シリンダのシリンダ圧を検出することで、昇降物を上昇動作及び下降動作させる際の電磁比例パイロットリリーフ弁の適切なリリーフ圧をそれぞれ容易に設定することができる。
また、パイロットリリーフ弁は、油圧パイロット操作部を有する油圧パイロットリリーフ弁であり、リリーフ圧設定手段は、油圧シリンダの油圧室と油圧パイロット操作部とを接続する作動油流路であっても良い。
この場合には、油圧シリンダのシリンダ圧を検出するセンサやパイロットリリーフ弁の制御が不要となるため、ハード構成及びコントローラの処理の簡素化を図ることができる。
このとき、好ましくは、油圧ポンプ及び電磁切換弁と油圧パイロットリリーフ弁との間の油路上に配設され、油圧ポンプから油圧パイロットリリーフ弁への作動油の流れを許容する開位置と油圧ポンプから油圧パイロットリリーフ弁への作動油の流れを遮断する閉位置との間で切り換えられる補助電磁切換弁とを更に備え、制御手段は、昇降物を下降動作させるときに、補助電磁切換弁を閉位置から開位置に切り換えるように制御すると共に、油圧ポンプを昇降物の上昇方向に回転させるように制御してから、電磁切換弁を閉位置から開位置に切り換えるように制御すると共に、油圧ポンプを昇降物の下降方向に回転させるように制御する。
この場合には、油圧ポンプから油圧シリンダに作動油を供給して昇降物を上昇させるときは、補助電磁切換弁を閉位置に切り換えるように制御することで、油圧ポンプから油圧パイロットリリーフ弁に作動油が供給されないようになる。このため、油圧ポンプの吐出圧が十分高くなっても、油圧パイロットリリーフ弁により作動油がリリーフされることは無い。これにより、昇降物の上昇動作の効率悪化を防ぐことができる。
本発明によれば、昇降物を下降動作させる際に、昇降物の一時的な上昇を発生させること無く、切換弁の上流側と下流側との圧力差を確実に解消することができる。これにより、油圧ポンプを昇降物の上昇方向に回転させるときに、昇降物の一時的な上昇を防ぐために油圧ポンプの加速度や回転数を必要以上に抑える必要が無いため、油圧ポンプと電磁切換弁との間の圧力を迅速に昇圧し、昇降物の下降開始までのタイムラグを低減することが可能となる。
本発明に係る昇降装置の第1実施形態を示すシステム構成図である。 図1に示したコントローラにより実行されるフォーク下降処理手順を示すフローチャートである。 本発明に係る昇降装置の第2実施形態を示すシステム構成図である。 図3に示した油圧パイロットリリーフ弁の断面図である。 図3に示したコントローラにより実行されるフォーク下降処理手順を示すフローチャートである。
以下、本発明に係る昇降装置の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係る昇降装置の第1実施形態を示すシステム構成図である。同図において、本実施形態の昇降装置1は、例えばピッキングリフト等のフォークリフトに搭載され、昇降物であるフォーク2を昇降させる装置である。
昇降装置1は、リフトシリンダ3と、油圧ポンプモータ4及びタンク5と、油圧ポンプモータ4の一方の流通口4aとリフトシリンダ3のボトム室3aとを接続する油圧配管6と、油圧ポンプモータ4の他方の流通口4bとタンク5とを接続する油圧配管7とを備えている。リフトシリンダ3は、油圧駆動によりフォーク2を昇降動作させる油圧シリンダである。
油圧ポンプモータ4は、タンク5から作動油を吸い上げてリフトシリンダ3のボトム室3aに作動油を供給する。油圧ポンプモータ4は、双方向に回転可能である。油圧ポンプモータ4の流通口4a,4bは、作動油の流通方向によって吸込口または吐出口となる。
油圧ポンプモータ4には、電動機または発電機として機能する電気モータ8が接続されている。電気モータ8は、油圧ポンプモータ4が油圧ポンプとして作動する場合には電動機として機能し、油圧ポンプモータ4が油圧モータとして作動する場合には発電機として機能する。
油圧配管6には、電磁切換弁9が配設されている。電磁切換弁9は、油圧ポンプモータ4からリフトシリンダ3への作動油の流れ、リフトシリンダ3から油圧ポンプモータ4への作動油の流れをいずれも許容する開位置9aと、油圧ポンプモータ4からリフトシリンダ3への作動油の流れを許容し、リフトシリンダ3から油圧ポンプモータ4への作動油の流れ遮断する閉位置9bとの間で切り換えられるバルブである。電磁切換弁9は、通常はバネ9cの力により閉位置9b(図示)にあり、ソレノイド操作部9dに電気信号が入力されると、閉位置9bから開位置9aに切り換えられる。
油圧配管6における油圧ポンプモータ4と電磁切換弁9との間の部位と油圧配管7とは、油圧配管10で接続されている。油圧配管10には、油圧ポンプモータ4と電磁切換弁9との間の圧力を調整する電磁比例パイロットリリーフ弁11が配設されている。電磁比例パイロットリリーフ弁11は、油圧ポンプモータ4と電磁切換弁9との間の圧力がリリーフ圧に達すると開き、作動油をタンク5に排出するリリーフ弁である。電磁比例パイロットリリーフ弁11のリリーフ圧は、ソレノイド操作部11aに入力される電気信号によって設定される。
また、昇降装置1は、フォーク2の昇降動作を指示するためのリフト操作レバー12と、リフトシリンダ3のボトム室3a側の圧力(シリンダ圧)を検出する圧力センサ13と、コントローラ14とを備えている。コントローラ14は、リフト操作レバー12の操作信号と圧力センサ13の検出信号とを入力し、所定の処理を行い、電気モータ8、電磁切換弁9及び電磁比例パイロットリリーフ弁11を制御する。
具体的には、コントローラ14は、フォーク2を上昇させるときは、電磁切換弁9を閉位置9bに維持した状態で、油圧ポンプモータ4をフォーク上昇方向に回転させるように電気モータ8を制御すると共に、電磁比例パイロットリリーフ弁11のフォーク上昇用リリーフ圧を決定し、このリリーフ圧に応じた電気信号を電磁比例パイロットリリーフ弁11のソレノイド操作部11aに出力する。これにより、油圧ポンプモータ4によってタンク5から吸い上げられた作動油は、油圧ポンプモータ4の連通口4aから油圧配管6を通ってリフトシリンダ3のボトム室3aに供給される。すると、リフトシリンダ3の伸長によってフォーク2が上昇する。この時の油圧ポンプモータ4は、油圧ポンプとして作動する。
一方、コントローラ14は、フォーク2を下降させるときは、図2に示すフローチャートに従った処理を実行する。即ち、まずリフト操作レバー12によりフォーク下降動作の指示操作が行われたかどうかを判断し(手順S101)、フォーク下降動作の指示操作が行われたときは、圧力センサ13の検出値を取得する(手順S102)。
続いて、圧力センサ13の検出値に基づいて、電磁比例パイロットリリーフ弁11のフォーク下降用リリーフ圧を決定する(手順S103)。このとき、フォーク下降用リリーフ圧は、圧力センサ13の検出値(シリンダ圧)よりも一定圧だけ低い圧力とする。具体的には、フォーク下降用リリーフ圧は、シリンダ圧から電磁切換弁9の圧力損失分を引いた圧力よりも高く、シリンダ圧よりも低い圧力とするのが好ましい。そして、そのフォーク下降用リリーフ圧に応じた電気信号を電磁比例パイロットリリーフ弁11のソレノイド操作部11aに出力する(手順S104)。これにより、電磁比例パイロットリリーフ弁11のフォーク下降用リリーフ圧が設定されることとなる。
続いて、油圧ポンプモータ4を一定回転数でフォーク上昇方向に回転させるように電気モータ8を制御する(手順S105)。このとき、電磁比例パイロットリリーフ弁11のフォーク下降用リリーフ圧はシリンダ圧よりも低い圧力に設定されているので、油圧ポンプモータ4と電磁切換弁9との間の圧力がシリンダ圧よりも高くなることは無い。従って、リフトシリンダ3の伸長によってフォーク2が上昇することは無い。
続いて、電磁切換弁9のソレノイド操作部9dに電気信号を出力して、電磁切換弁9を閉位置9bから開位置9aに切り換える(手順S106)。ここで、電磁切換弁9が閉位置9bにあり、油圧ポンプモータ4をフォーク上昇方向に回転させる前は、リフトシリンダ3から油圧ポンプモータ4への作動油の流れに対する電磁切換弁9の上流側と下流側との圧力差、つまり電磁切換弁9とリフトシリンダ3との間の圧力と、油圧ポンプモータ4と電磁切換弁9との間の圧力との差が生じている。しかし、電磁切換弁9を開位置9aに切り換えたときは、油圧ポンプモータ4のフォーク上昇方向の回転と電磁比例パイロットリリーフ弁11のフォーク下降用リリーフ圧の設定とによって、油圧ポンプモータ4と電磁切換弁9との間の圧力が一定圧に昇圧されているので、電磁切換弁9の上流側と下流側との圧力差が小さくなる。
続いて、油圧ポンプモータ4を一定回転数でフォーク下降方向に回転させるように電気モータ8を制御する(手順S107)。これにより、フォーク2が自重により下降することで、リフトシリンダ3が収縮する。
すると、リフトシリンダ3のボトム室3aから排出される作動油は、油圧配管6を通って油圧ポンプモータ4に吸い込まれる。このとき、油圧ポンプモータ4は、ボトム室3aから排出された作動油を駆動力とする油圧モータとして作動する。その結果、電気モータ8は発電機として機能することになり、電気モータ8で発生した電力がバッテリ(図示せず)に蓄電される。つまり、フォーク2の下降時には、荷役回生動作が行われることとなる。
ここで、電磁比例パイロットリリーフ弁11のフォーク下降用リリーフ圧は、シリンダ圧から電磁切換弁9の圧力損失分を引いた圧力よりも高く設定されている。このため、ボトム室3aからの作動油は、電磁比例パイロットリリーフ弁11により殆どリリーフされずに十分に油圧ポンプモータ4に送り込まれるため、回生効率の低下が抑制される。
以上において、圧力センサ13とコントローラ14とは、リフトシリンダ(油圧シリンダ)3のシリンダ圧に応じたリリーフ圧を設定するリリーフ圧設定手段を構成する。コントローラ14は、フォーク(昇降物)2を下降動作させるときに、油圧ポンプモータ(油圧ポンプ)4をフォーク2の上昇方向に回転させるように制御してから、電磁切換弁9を閉位置9bから開位置9aに切り換えるように制御すると共に、油圧ポンプモータ4をフォーク2の下降方向に回転させるように制御する制御手段とを構成する。このとき、図2に示す手順S102〜S104の処理がリリーフ圧設定手段として機能し、同手順S105〜S107の処理が制御手段として機能する。
以上のように本実施形態にあっては、油圧ポンプモータ4と電磁切換弁9との間の圧力を直接調整する電磁比例パイロットリリーフ弁11を設けたので、フォーク2を下降動作させる際に、油圧ポンプモータ4を一旦フォーク上昇方向に回転させると、油圧ポンプモータ4と電磁切換弁9との間の圧力が一定圧(電磁比例パイロットリリーフ弁11のリリーフ圧に相当する圧力)に昇圧されるようになる。このため、電磁切換弁9を開いたときに、電磁切換弁9の上流側と下流側との圧力差が確実に解消されるため、ショックや振動の発生を抑制することができる。
また、油圧ポンプモータ4を一旦フォーク上昇方向に回転させたときに、油圧ポンプモータ4からの余剰分の作動油は電磁比例パイロットリリーフ弁11により自動的にリリーフされるので、リフトシリンダ3の伸長によりフォーク2が一時的に上昇することが防止される。従って、フォーク2の上昇を防ぐために油圧ポンプモータ4の加速度や回転数を必要以上に抑える必要が無い。このため、油圧ポンプモータ4と電磁切換弁9との間の圧力が電磁切換弁9の上流側と下流側との圧力差を解消するのに必要な適正圧に速やかに達するようになるため、フォーク2の下降開始までのタイムラグを抑えることができる。
さらに、電磁比例パイロットリリーフ弁11を用いることで、油圧ポンプモータ4をフォーク上昇方向に回転させるときには、油圧ポンプモータ4の回転数はフォーク2の荷重やリフトシリンダ3のシリンダ圧によらずに一定で良いので、電気モータ8の制御が簡単に行えるようになる。
また、電気モータ8の実回転速度や前回の下降操作終了からの経過時間をフィードバックして電気モータ8に対する指令値を求めることは無いので、油圧ポンプモータ4の回転動作の応答遅れを防止することができる。また、電磁切換弁9として高価で且つ制御が複雑な比例弁を使用しなくても、フォーク2の下降動作を安定させることができる。
なお、本実施形態では、リフトシリンダ3のシリンダ圧を圧力センサ13により直接検出するようにしたが、圧力センサ13の代わりに、フォーク2に加わる荷重を検出する荷重センサを設け、その荷重センサの検出値からリフトシリンダ3のシリンダ圧を推定しても良い。
図3は、本発明に係る昇降装置の第2実施形態を示すシステム構成図である。図中、第1実施形態と同一または同等の要素には同じ符号を付し、その説明を省略する。
同図において、本実施形態の昇降装置1は、上記の電磁比例パイロットリリーフ弁11に代えて、油圧パイロットリリーフ弁20を備えている。油圧パイロットリリーフ弁20の油圧パイロット操作部20aは、リフトシリンダ3のボトム室3aと油圧配管21を介して接続されている。これにより、油圧パイロットリリーフ弁20のリリーフ圧は、リフトシリンダ3のシリンダ圧に設定されることとなる。従って、上述した圧力センサ13は不要となる。
油圧パイロットリリーフ弁20は、図4に示すように、スプール22を収容するスプール収容部23と、このスプール収容部23と連通するように形成され、油圧配管10と接続された流路24,25と、スプール収容部23と連通するように形成され、上記の油圧パイロット操作部20aを構成するパイロット流路26と、スプール収容部23及び流路24と連通するように形成されたパイロット流路27とを有している。スプール収容部23におけるパイロット流路27との連通側には、スプール22をパイロット流路26側に付勢するバネ28が配置されている。
油圧配管10における油圧パイロットリリーフ弁20と油圧配管6との間には、補助電磁切換弁29が配設されている。補助電磁切換弁29は、油圧ポンプモータ4の連通口4aから油圧パイロットリリーフ弁20への作動油の流れを許容する開位置29aと、油圧ポンプモータ4の連通口4aから油圧パイロットリリーフ弁20への作動油の流れを遮断する閉位置29bとの間で切り換えられるバルブである。補助電磁切換弁29は、通常はバネ29cの力により閉位置29b(図示)にあり、ソレノイド操作部29dに電気信号が入力されると、閉位置29bから開位置29aに切り換えられる。
また、昇降装置1は、上記のコントローラ14に代えて、コントローラ30を備えている。コントローラ30は、リフト操作レバー12の操作信号を入力し、所定の処理を行い、電気モータ8、電磁切換弁9及び補助電磁切換弁29を制御する。
具体的には、コントローラ30は、フォーク2を上昇させるときは、電磁切換弁9及び補助電磁切換弁29をそれぞれ閉位置9b,29bに維持した状態で、油圧ポンプモータ4をフォーク上昇方向に回転させるように電気モータ8を制御する。これにより、油圧ポンプモータ4によってタンク5から吸い上げられた作動油は、油圧ポンプモータ4の連通口4aから油圧配管6を通ってリフトシリンダ3のボトム室3aに供給される。その結果、リフトシリンダ3の伸長によってフォーク2が上昇する。
このようなフォーク2の上昇時には、油圧ポンプモータ4の吐出圧が十分高くなるが、補助電磁切換弁29が閉位置9bにあるため、油圧ポンプモータ4からの作動油が油圧パイロットリリーフ弁20によりリリーフされることは無い。従って、フォーク2をスムーズに上昇させることができる。
一方、コントローラ30は、フォーク2を下降させるときは、図5に示すフローチャートに従った処理を実行する。即ち、まずリフト操作レバー12によりフォーク下降動作の指示操作が行われたかどうかを判断し(手順S111)、フォーク下降動作の指示操作が行われたときは、補助電磁切換弁29のソレノイド操作部29dに電気信号を出力して、補助電磁切換弁29を閉位置29bから開位置29aに切り換える(手順S112)。すると、油圧ポンプモータ4の連通口4aから吐出された作動油が補助電磁切換弁29を通って油圧パイロットリリーフ弁20に供給されるようになる。
続いて、油圧ポンプモータ4を一定回転数でフォーク上昇方向に回転させるように電気モータ8を制御する(手順S113)。このとき、油圧パイロットリリーフ弁20のリリーフ圧がリフトシリンダ3のシリンダ圧に設定されているうえに、油圧パイロットリリーフ弁20は油圧パイロット操作部20a側に付勢するバネ28を有している。このため、油圧ポンプモータ4と電磁切換弁9との間の圧力は、リフトシリンダ3のシリンダ圧からバネ28のバネ定数及び断面積より決定されるバネ力を引いた分の圧力に昇圧され、シリンダ圧よりも高くなることは無い。従って、リフトシリンダ3の伸長によってフォーク2が上昇することは無い。
続いて、電磁切換弁9のソレノイド操作部9dに電気信号を出力して、電磁切換弁9を閉位置9bから開位置9aに切り換える(手順S114)。このとき、上述したように油圧ポンプモータ4のフォーク上昇方向の回転と油圧パイロットリリーフ弁20のリリーフ圧の設定とによって、油圧ポンプモータ4と電磁切換弁9との間の圧力が一定圧に昇圧されているので、電磁切換弁9の上流側と下流側との圧力差が小さくなる。
続いて、油圧ポンプモータ4を一定回転数でフォーク下降方向に回転させるように電気モータ8を制御する(手順S115)。これにより、フォーク2が自重により下降することで、リフトシリンダ3が収縮する。すると、第1実施形態と同様に、リフトシリンダ3のボトム室3aから排出される作動油が油圧配管6を通って油圧ポンプモータ4に戻され、荷役回生動作が行われることとなる。
以上において、油圧配管(作動油流路)21は、リフトシリンダ(油圧シリンダ)3のシリンダ圧に応じたリリーフ圧を設定するリリーフ圧設定手段を構成する。コントローラ30は、フォーク(昇降物)2を下降動作させるときに、油圧ポンプモータ(油圧ポンプ)4をフォーク2の上昇方向に回転させるように制御してから、電磁切換弁9を閉位置9bから開位置9aに切り換えるように制御すると共に、油圧ポンプモータ4をフォーク2の下降方向に回転させるように制御する制御手段を構成する。
以上のように本実施形態においては、油圧ポンプモータ4と電磁切換弁9との間の圧力を直接調整する油圧パイロットリリーフ弁29を設けたので、第1実施形態と同様に、油圧ポンプモータ4をフォーク上昇方向に回転させてから、電磁切換弁9を開いたときに、電磁切換弁9の上流側と下流側との圧力差が確実に解消されるため、ショックや振動の発生を抑制することができる。また、油圧ポンプモータ4をフォーク上昇方向に回転させたときに、油圧ポンプモータ4からの余剰分の作動油は油圧パイロットリリーフ弁29により自動的にリリーフされるので、リフトシリンダ3の伸長によるフォーク2の一時的な上昇を防止することができる。さらに、油圧ポンプモータ4を一定回転数でフォーク上昇方向に回転させるので、電気モータ8の制御を簡単に行うことができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば上記実施形態では、電磁切換弁9が閉位置9bにあるときは、リフトシリンダ3から油圧ポンプモータ4への作動油の流れのみを遮断し、油圧ポンプモータ4からリフトシリンダ3への作動油の流れを許容するようになっているが、電磁切換弁9としては特にそれには限られず、閉位置にある状態では双方向の作動油の流れを遮断するようなON/OFFバルブ等を用いても良い。
また、上記実施形態は、ピッキングリフト等に昇降装置が搭載されたものであるが、本発明の昇降装置は、そのようなピッキングリフトに限られず、カウンタータイプのフォークリフトに適用しても良い。このとき、フォークリフトにおける油圧シリンダとしては、上記実施形態のようにフォークを昇降させる構成の他に、ロールクランプ等のアタッチメントを装着したものを昇降させる構成であっても良い。
さらに、本発明の昇降装置は、特にフォークリフトには限られず、油圧エレベータ等のように下降動作を自重により行うものであれば、適用可能である。
1…昇降装置、2…フォーク(昇降物)、3…リフトシリンダ(油圧シリンダ)、3a…ボトム室(油圧室)、4…油圧ポンプモータ(油圧ポンプ)、6…油圧配管(油路)、9…電磁切換弁、9a…開位置、9b…閉位置、10…油圧配管(油路)、11…電磁比例パイロットリリーフ弁、11a…ソレノイド操作部、13…圧力センサ(リリーフ圧設定手段)、14…コントローラ(リリーフ圧設定手段、制御手段)、20…油圧パイロットリリーフ弁、20a…油圧パイロット操作部、21…油圧配管(作動油流路、リリーフ圧設定手段)、29…補助電磁切換弁、29a…開位置、29b…閉位置、30…コントローラ(制御手段)。

Claims (5)

  1. 油圧シリンダの油圧駆動により昇降物を昇降させる昇降装置において、
    前記油圧シリンダの油圧室に作動油を供給する油圧ポンプと、
    前記油圧ポンプと前記油圧シリンダとの間の油路上に配設され、前記油圧シリンダから前記油圧ポンプへの作動油の流れを許容する開位置と前記油圧シリンダから前記油圧ポンプへの作動油の流れを遮断する閉位置との間で切り換えられる電磁切換弁と、
    前記油圧ポンプと前記電磁切換弁との間の圧力がリリーフ圧に達すると開くパイロットリリーフ弁と、
    前記油圧シリンダのシリンダ圧に応じた前記リリーフ圧を設定するリリーフ圧設定手段と、
    前記昇降物を下降動作させるときに、前記油圧ポンプを前記昇降物の上昇方向に回転させるように制御してから、前記電磁切換弁を前記閉位置から前記開位置に切り換えるように制御すると共に、前記油圧ポンプを前記昇降物の下降方向に回転させるように制御する制御手段とを備えることを特徴とする昇降装置。
  2. 前記リリーフ圧設定手段は、前記油圧ポンプと前記電磁切換弁との間の圧力を前記油圧シリンダのシリンダ圧よりも低くするような前記リリーフ圧を設定することを特徴とする請求項1記載の昇降装置。
  3. 前記パイロットリリーフ弁は、ソレノイド操作部を有する電磁比例パイロットリリーフ弁であり、
    前記リリーフ圧設定手段は、前記油圧シリンダのシリンダ圧を検出する手段と、前記シリンダ圧の検出値に基づいて前記リリーフ圧を決定し、前記リリーフ圧に応じた電気信号を前記ソレノイド操作部に出力する手段とを有することを特徴とする請求項1または2記載の昇降装置。
  4. 前記パイロットリリーフ弁は、油圧パイロット操作部を有する油圧パイロットリリーフ弁であり、
    前記リリーフ圧設定手段は、前記油圧シリンダの油圧室と前記油圧パイロット操作部とを接続する作動油流路であることを特徴とする請求項1または2記載の昇降装置。
  5. 前記油圧ポンプ及び前記電磁切換弁と前記油圧パイロットリリーフ弁との間の油路上に配設され、前記油圧ポンプから前記油圧パイロットリリーフ弁への作動油の流れを許容する開位置と前記油圧ポンプから前記油圧パイロットリリーフ弁への作動油の流れを遮断する閉位置との間で切り換えられる補助電磁切換弁とを更に備え、
    前記制御手段は、前記昇降物を下降動作させるときに、前記補助電磁切換弁を前記閉位置から前記開位置に切り換えるように制御すると共に、前記油圧ポンプを前記昇降物の上昇方向に回転させるように制御してから、前記電磁切換弁を前記閉位置から前記開位置に切り換えるように制御すると共に、前記油圧ポンプを前記昇降物の下降方向に回転させるように制御することを特徴とする請求項4記載の昇降装置。
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