JP2013138040A - 太陽光発電モジュールの設置ブラケット - Google Patents

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Abstract

【課題】支持構造体と結合して一体となり、簡単で費用効果のよいPVモジュールの設置手段を提供する。
【解決手段】太陽光パネル組立体は、ジッパーガスケット1を備え、ジッパーガスケット1は、溝を有する本体20と、ピボット55を有するクランプ50と、を備え、ピボット55はクランプ50を本体20に接続し、クランプ50は開放位置及び閉鎖位置に位置することが可能であり、クランプ50を1°から90°の範囲の角度から受けパッド60に対して回転させることが可能であり、さらに、溝と相補的になっており、溝に受け入れられ、回転ジョイント30で本体20と一体化する、または、本体20から取り外される本体表面を有するジッパー40と、基部10とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、概して、平面配列で組み立てられ、ビルの屋上に設置される太陽光発電モジュール又はパネルの設置又は取付用のブラケット又は構造に関し、より詳細には、ビルの屋上のような設置用地支持構造への太陽光発電パネル組立体の迅速かつ簡単な設置及び装着を可能とするポリマー製の設置手段に関する。
太陽光発電(PV)パネル又はモジュール組立体が、太陽光を電気へ変換するため使用されている。従来の太陽光発電パネルは、基礎をなすシリコンを主材料とするセルを環境上及び構造上の保護するため、典型的には、多結晶及び/又は単結晶のシリコン太陽電池は、強固なガラストップ層を伴うフレーム要素の支持構造上に設置される。これらのPVパネルは強固なアルミニウム又は金属フレームなどの支持構造に設置され、この支持構造が、ガラスを支持し、ブラケット手段により太陽光発電パネルを設置用地支持構造に固定するための取付箇所を提供する。また、PVパネルは、接続箱、バイパスダイオード、密閉材、及び/又は多接続コネクタなどの追加の要素を含み、これらは、PVパネル組立体を完成させ、他の太陽光発電モジュールと電気的に接続できるように使用される。
PVパネルは幅広い状況下で設置されるため、設置におけるデザインの柔軟性向上の要望がある。
しかしながら、このような支持構造及びブラケットは互いに一体となっていないため、商業的に利用可能なPVモジュール取付デザインは労力がかかり、費用効果の良い方法による多数のPVモジュールの設置の可能性が限定されてしまう。
米国特許出願公開第2010/0236610号明細書では、太陽光発電モジュールのための開口を有するポリマーブラケットを用いている。モジュールはポリマーブラケットの開口に挿入しなければならない。そして、モジュールをフレーム組立体に固定するために、固定具及びボルトシステムが用いられる。
欧州特許出願公開第1775777号明細書(米国特許出願公開第2007/0084504号明細書と同じ)では、パネル溝の間にパネルを滑動させることにより、パネルを固定する、いわゆるジッパーガスケットを有するフレームが取り付けられていないパネルのための設置システムを用いており、パネルの溝には強い圧縮力が溝の幅が狭くなる方向に加えられ、パネルを強固に挟んでいる。これは、PVパネルを挿入できるように、手又は機械でパネルの溝をこじ開けることにより、成し遂げられる。
本発明は、支持構造体と結合して一体となり、簡単で費用効果のよいPVモジュールの設置を提供する、フレームが取り付けられていない太陽光発電パネル組立体の改良されたジッパーガスケットのニーズを満たすものである。
本発明によれば、太陽光発電パネル組立体は、長さlを有するジッパーガスケットを含み、(a)溝を有する本体と、(b)受けパッドと、(c)ピボットを有するクランプとを備え、このピボットによりクランプが開放及び閉鎖位置に位置することが可能となり、1°から90°の角度で受けパッドに対してクランプを回転させることができ、さらに、(d)溝と相補的であって、溝により受け入れられる本体表面を有し、かつ、回動ジョイントにおいて本体と一体となる又は本体から離れるジッパーと、(e)基部と、を備え、クランプは、開放位置に位置する時、受けパッドに対して1°から90°の範囲の角度で配置され、クランプは、閉鎖位置に位置する時、0°から30°の範囲の角度で受けパッドに対して位置し、ジッパーの本体表面は、クランプ表面により収容される。
本発明によれば、太陽光発電パネル組立体は、少なくとも一つの太陽光発電モジュールと、モジュールを内側に収容するジッパーガスケットと、ジッパーガスケットと一体となって、設置用地の支持構造にモジュールを取り付けるための一体化構造を形成することができるように形成された支持構造と、を備え、ジッパーガスケットは、(a)溝を有する本体(20)と、(b)受けパッド(60)と、(c)ピボット(55)を有するクランプと、を備え、ピボット(55)はクランプ(50)を本体(20)に接続し、クランプ(50)が開放及び閉鎖位置に位置することを可能にし、1°から90°の範囲の角度で受けパッド(60)に対してクランプが回動することを可能にし、さらに、溝と相補的であって、溝により受け入れられる本体表面を有し、かつ、回動ジョイントにおいて本体と一体となる又は本体から離れるジッパーと、(e)基部と、を備え、クランプは、開放位置に位置する時、受けパッドに対して1°から90°の範囲の角度で配置され、クランプは、閉鎖位置に位置する時、0°から30°の範囲の角度で受けパッドに対して位置し、ジッパーの本体表面は、クランプ表面により収容される。
本発明によれば、太陽光発電組立体を設置用地に取り付ける方法は、I)PVパネルの第1及び第2の側部を少なくとも二つのジッパーガスケット(1)の夫々の形態内に配置するステップを含み、ガスケット(1)は長さlであり、(a)溝を有する本体(20)と、(b)受けパッド(60)と、(c)ピボット(55)を有するクランプ(50)と、を備え、ピボット(55)は、クランプ(50)を本体(20)に接続し、クランプ(50)が開放位置及び閉鎖位置に位置することを可能とし、かつ、クランプを受けパッド(60)に対して1°から90°の範囲の角度から回動可能とし、ガスケット(1)は、さらに、(d)溝と相補的になっており、溝により受け入れられる本体表面を有し、回転ジョイント(30)で本体(20)と一体となる又は本体(20)から取り外されるジッパーと、(e)基部(10)と、を備え、開放位置では、クランプ(50)は受けパッド(60)に対して1°から90°の範囲の角度で配置され、閉鎖位置では、クランプ(50)は受けパッド(60)に対して0°から30°の範囲の角度で配置され、かつ、ジッパー(40)の本体表面が溝に受け入れられ、方法は、さらに、II)ジッパー(40)を溝に受け入れて、PVパネルを受けパッド(60)とクランプ(50)との間に把持し、PVパネルを設置用地支持構造に所定の位置に固定するステップを含む。
本発明によれば、太陽光発電組立体を設置用地に取り付ける方法は、1)少なくとも一つの太陽光発電モジュールをジッパーガスケットにより保持するステップと、2)ジッパーガスケットと結合して設置用地支持構造に一体構造を形成することができるように形成された支持構造により、ジッパーガスケットとともに太陽光発電モジュールを取り付けるステップと、を含み、ジッパーガスケットは、(a)溝を有する本体(20)と、(b)受けパッド(60)と、(c)ピボット(55)を有するクランプ(50)と、を備え、ピボット(55)は、クランプ(50)を本体(20)に接続し、クランプ(50)が開放位置及び閉鎖位置に位置することを可能とし、かつ、クランプを受けパッド(60)に対して1°から90°の範囲の角度から回動可能とし、ジッパーガスケット(1)は、さらに、(d)溝と相補的になっており、溝により受け入れられる本体表面を有し、回転ジョイント(30)で本体(20)と一体となる又は本体(20)から取り外されるジッパーと、(e)基部(10)と、を備え、開放位置では、クランプ(50)は受けパッド(60)に対して1°から90°の範囲の角度で配置され、閉鎖位置では、クランプ(50)は受けパッド(60)に対して0°から30°の範囲の角度で配置され、かつ、ジッパー(40)の本体表面が溝に受け入れられる。
本発明による太陽光発電パネル組立体における開放位置のポリマージッパーガスケットの断面図である。 ガイドレールに挿入されたガイドレールに挿入された図1に示すポリマージッパーガスケットの断面図である。 金属製の屋根上に設置された本発明の一実施形態によるパネルのパネル組立体を示す。 図3aのパネル組立体の拡大図である。 本発明の一実施形態によるパネル組立体のブラケットを示す。
<定義>
「ポリマージッパーガスケット」との文言は、ジッパーガスケットの受けパッドに対して、約1°〜約90°に位置することができるように形成された受けパッドとともにクランプの面が溝を画成するように、ジッパーガスケットの本体に回転可能なクランプをジッパーガスケットの本体に備えた成形又は押出成形されたジッパーガスケットをいい、これにより、パネルの側縁部が、ジッパーガスケット本体の溝に挿入され、ジッパー構成により、すなわち、本体に回動可能に設置されたジッパー要素の遠位位置に形成されたリップが、クランプの(溝が画成された側の)反対側に設けられた凹部内に受け入れられることにより、クランプとパッドの間に挟まれる。このように係合することにより、クランプがパッドに対して下向きに力を加えられることにより、パネルの端部が溝内でクランプとパッドの間に挟まれる。クランプは、強固に各パネルを挟むように設計された溝にパネルの側端部を挿入することにより、約0°まで閉じられる。
「成形された」との文言は、所望の形状へとポリマー材料を成形又は押出成形することにより製造されたポリマーガスケットをいう。成形されたポリマージッパーガスケットのクランプは、成形された設置ジッパーガスケットの受け部に対して約1°から約90°の角度である。この角度は、ブラケットを作成するために用いられる鋳型又はダイのデザインによる。この角度は、ジッパーガスケットの溝へのジッパーの挿入などの外力により変更されない限り、変わらない。クランプは、約1°から90°の間の角度に保つためにこじ開けたり、開いた状態を保ったりする必要がない。
「角度」との文言は、図1に示すようなジッパーガスケットを断面図又は側面図でみた時の受けパッドとクランプの表面の角度による相対的な位置をいう。受けパッドは、角度測定のための0°として考える。周回で360°である。
「受けパッド」との文言は、PVパネルが配置され、ジッパーガスケットへ下降された時の、PVパネルがのるジッパーガスケットの要素をいう。受けパッドは、閉じたクランプとともに、設置用地の支持構造の所定位置にPVパネルを保持するため、PVパネルに十分な力を加える。
「ジッパー」との文言は、ジッパーを収容するための溝に挿入又は固定あれたときに、クランプを受けパッドに対して閉鎖し、PVパネルを所定位置に把持させるポリマー設置ブラケットの構成要素である。
「太陽光発電パネル組立体」は、少なくとも一つの太陽光発電パネルをいう。太陽光発電パネル組立体は、また、複数の、相互接続された太陽光発電パネルを含む。
太陽光発電パネル組立体は、ビル構造に設置され、使用される。この組立体は、しばしばフレーム内に固定され、支持構造に設置される。フレームは、一般的に金属などの強固な材料からなる。金属フレームは、例えば、鉄、アルミニウム、チタン、真鍮、鉛、クロム、銅、及び二つ又はそれ以上のこれらの金属の組合せ又は合金からなる。フレームに幅広く使用されている材料としてアルミニウムが知られている。
太陽光発電(PV)モジュール又はパネルのビルの屋根などの構造体への設置は、非常に労力を必要とし、時間がかかる工程である。PVパネルは、設置用地支持構造へしっかりと取り付けなければならず、強風や降水などの日常的に曝される環境条件に耐えることができなければならない。
PVパネルは、最上層である典型的にはガラス又は強固なポリマーを伴う複数層構造から典型的には構築される。結果として、ガラス又は強固なポリマー上層を有するPVパネルは湾曲できず、これにより、PVパネルを下方に位置する支持構造へ取り付ける方法が制限されていた。強固なPVパネルを取り付けるための一般的な設置システムは、典型的には、金属ブラケット又はポリマーブラケットを用いる。
金属ブラケットを用いる既存のPV組立体設置工程の一例は、PVパネル又は組立体を、屋根構造物などの設置用地支持構造に配置し、PV組立体が屋根構造の所定位置に把持される。設置用地支持構造に設置するために、PV組立体は、設置用地支持構造へ把持されるパネルの外周の周りに延長部を有する。従来の設置工程は、強固な太陽パネルを支持構造へ配置し、支持構造にボルト止めされたクランプを用いて所定の地位へ把持される。両システムは、非常に労力を必要とする。
このような設置システムにおいて、押出成形又は成形されたポリマー設置ブラケットが用いられる。このデザインにおいて、成形された受けパッドに対するクランプの角度は、約0°である。ポリマー設置ブラケットは、PVパネルを保持するための受けパッド及びクランプにより形成される開口を有する。しかしながら、これらのタイプの設置ブラケットの使用は、設置用地支持構造へPVパネル組立体を設置する際に、非常に労力を要する。PV組立体は、クランプの受けパッドに対する角度が0°であるため、典型的には設置ブラケットの側方から開口へと挿入される。このようなデザインは、クランプがこじ開けられ、又は開かれた状態で保たれない限り、受けパッドに対するクランプの角度のため、ポリマー設置ブラケットの上方から、PVパネルの少なくとも二つの側部のポリマー設置ブラケットへ同時又はほぼ同時に配置することができない。言い換えると、クランプを約1°又はそれ以上の角度へこじ開ける追加の工程なしには、PVパネルは、設置用地支持構造の上方からポリマー設置ブラケットの受けパッドへ配置し、ジッパーを挿入し固定又は把持することができない。PVパネル組立体がポリマー設置ブラケットの上部又は上方から挿入されるならば、受けパッドをPVパネル組立体へ設置するのを可能にするため、従来の設置ブラケットのクランプをこじ開けて、開いた状態で保持する追加のステップが必要となり、設置工程への費用及び時間が追加される。このような工程は、また、設置ブラケットを損傷する結果となる。従前のシステムでは、VPパネル組立体を所定位置へ加工させる際に、少なくとも一人のさらなる人員がクランプをこじ開け、開いた状態で保持することを必要とする。一度PVパネル組立体が開口へ挿入されたならば、ジッパー部分は、ジッパーを収容するための凹部又は溝へ配置され、これにより、PVパネル組立体が設置ブラケットに把持されることとなる。
<新規なポリマージッパーガスケット(PZG)>
現在のPVパネル組立体のジッパーガスケット及びPVパネル組立体の設置方法の欠点を克服するため、ポリマージッパーガスケットは、迅速で労力の少ない、設置用地支持構造へのPVパネルの設置の方法を可能にするように設計されている。図1は、本発明のポリマージッパーガスケット1(PZG)の一例を示す。
本発明のPZG1は、複数の構成要素から構成される。図1は、設置用地支持構造へPZG1を取り付けるために用いられる基部10を示す。基部10は、PZG1を支持構造にしっかりと固定することができれば、いかなる形状でもよい。図1に示す基部10の構造は、支持構造の溝又はもし使用するならばガイドレール(図2の部分70で示す)に固定又は滑動するように設計されている。支持構造又はガイドレールの受け要素又は溝の形状は、基部構造の形状を決定する。
図1に示すように、基部10は、首部12と接触部14とを備えてなる。首部12は、基部を本体20及び受けパッド60に接続する。首部12は、受けパッドに過度の変形又は湾曲を生じることなく、受けパッドにPVパネルの重量を支持することができ、首部が環境条件により作用する応力下で引き裂け又は破損しないことを確実にするような十分な厚さを有する。
図1の本体20は、他の要素又は構成要素が取り付けられる基礎を提供する。
クランプ50は、回転アタッチメント部55を用いて本体20に成形されている。回転アタッチメント部55は、約0°(完全に閉鎖)から最大約90°まで回転することができる。把持アームが回転アタッチメント部55から約1°から約90°まで開いたときに、クランプ50は、開放位置であると考えられる。回転アタッチメント部55を中心に回転可能なクランプの角度は、図1に示すように、受けパッド60に対して決定される。図1に示すクランプの角度は90°である。クランプ50が受けパッドに対して平行なときに、図2に示すようにクランプ50の角度は0°である。クランプ50が受けパッド60に対して0°から30°の範囲の角度である閉鎖位置にある時に、クランプ50は所定の位置にPVパネル100を保持し、かつPVパネル100が外力にさらされた時にパネル100が移動しないのに十分な力をPVパネル100へと作用する。
クランプ50の回転動作は、柔軟なポリマー材料からなるPZG1の組成により可能となる。回転アタッチメント部55の厚さは、通常の作業及び使用の間、回転アタッチメント部の損傷や引き裂けを防止するのに十分な厚さを有するべきである。回転アタッチメント部55が厚すぎると、過度の力が作用しなければ、クランプ50は回転しない。もし、非常に大きな力が必要な場合には、PVパネル100の設置はより困難になる。回転アタッチメント55の好適な厚さは、当業者であれば容易に決定できる。クランプ50は、例えば、射出成形及び押出成形などの当業者に知られた方法を用いて、単体として本体20に回転可能に設けることができる。
受けパッド60は、クランプ50が閉鎖位置にある時に、PVパネルを支持し、PVパネルを所定の位置に保持するため下部クランプとして機能するように用いられる。
ジッパー40は、ジッパー40がPZG1の溝45に挿入された時に、クランプ50を下方へ回転させるように設計されている。溝45はジッパー40と相補的な形状を有し、ジッパーが溝45に挿入された時に、ジッパー40の長さと一致する。ジッパー40は、溝45に挿入されると、クランプ50の背面側にリップ51(図2に示す)により所定位置に結合される。リップ51は、本体20に回転可能に設けられたジッパー要素40の遠位位置に形成されている。リップ51は、クランプ50の(溝が画成されている側の)反対側に設けられた溝に受け入れられる。このように係合した時に、パネルの端部は、(図2に示すように)クランプ50が受けパッド60に対して下方に力を加えられることにより、溝内でクランプ50及び受けパッド60の間に挟み込まれる。
ジッパー40は、他の回転アタッチメント部30を用いて本体20に形成されている。このデザインにおいて、ジッパー40は、取付点30で、図1に示す開放位置から図2に示す閉鎖位置まで回転される。回転アタッチメント部30の回転構成は、クランプ50の表面に係合するように配置され、クランプ30が開放位置と閉鎖位置との間で移動可能なように、例えば、射出成形及び押出成形などの当業者ならば知っている方法を用いて、単体としてガスケット本体20に形成されている。
ジッパーのデザインにかかわらず、ジッパー40の目的はクランプ50を閉じることである。PVパネルにクランプ50を閉じることにより、PVパネルを所定位置に保持するのに十分なPVパネルへの把持力をもたらす。この閉鎖位置において、クランプ50は受けパッド60に対して約0°である。PVパネル100は、図2に示すように、所定位置で把持され、支持構造にしっかりと固定される。
<ポリマージッパーガスケット(PZG)の組成>
ここでPZG1を成形又は押出成形するのに用いられているポリマー材料は、PZGクランプ50が約1°〜90°の角度から約0°の角度まで回転できるような十分に柔軟性を有するが、PVパネル100を設置用地にしっかりと保持するのに十分な強度を有する弾性ポリマーである。PZG1のクランプ50の回転部の厚さは、クランプが1〜90°の成形角度の開放位置から、約0°の閉鎖位置まで回転できるように、選択されたポリマーの種類と硬さとともに変化する。本発明のPZG1を準備するのに用いられるポリマー材料は、発泡状でも非発泡状でもよい。回転部の厚さの選択、ポリマー組成及びポリマーの硬さは、当業者ならば容易に決定できる。
PZG1は、また、同時押出成形工程において、二つの異なるポリマーの組合せを用いて製造できる。
好ましくは、ポリマー成形ブラケットを成形又は押出成形するのに用いられるポリマー材料は、約60−120、より好ましくは70−90のショアA硬度を有する。ここで用いられているPZGを製造するのに有益なポリマー材料の例は、エチレン−プロピレン−ジエンポリマー(EPDM)、塩化ゴム、すなわち、米国デラウェア州のE.I du Pont de Nemours and Company 製のNeoprene(登録商標)、熱可塑性加硫物(TPV)、工学熱可塑性加硫物(ETPV)、熱可塑性ポリオレフィン(TPO)、コポリエステルエーテル、及び他の熱可塑性エラストマー(TPE)材料を含む。例は、Alcryn(登録商標)の溶解処理可能ゴム、DuPont(登録商標)のETPV,CR,Santoprene(登録商標)熱可塑性加硫物、及びDuPont(登録商標)のHytrel(登録商標)熱可塑性ポリエステルエラストマーを含む。
本発明のPZGで用いられているポリマーは、単独又は混合されて、PZGに硬さ、処理性能、天候耐性、クリープ耐性を与えるポリマー材料を含む。
<PVパネル組立体の設置方法>
図2、3a及び3bは、PVパネル組立体が金属屋上に設置された場合を示す。PZG1を用いて、設置用地支持構造へPVパネル組立体を設置するのを容易にするため、PZG1は、成形されたクランプ50が受けパッド60に対して少なくとも約1°〜約90°の角度であるように、成形又は押出成形される。鋳型から外された後、また、射出成形後、かつ室温(20℃)に達した後のクランプ50の角度が、本発明のクランプの角度であると考える。
PVパネル組立体の設置に用いられるクランプ50の最適な成形角度は、PVパネル100をPZG1へ配置する方法による。典型的には、PVパネル100は正方形又は長方形の形状であり、4つの側部を有する。第1の側部(左又は右の側部)は、第2の側部に直接反対に位置し、第3の側部(上又は下の側部)は、第4の側部に直接反対に位置する。典型的には、PVパネルの第1の側部を配置するための第1のPZG1と、設置用地支持構造へPVパネル100の第2の側部を配置するための第2のPZG1とがある。しかしながら、複数のPZG1をPVパネル100の第1及び第2の側部に用いても良い。もし、複数のPZG1がPVパネル100の第1及び第2の側部に用いられる場合には、PZGは、PZGの各側に一つしかPZG1を用いていない場合のPZG1の長さよりも短い長さを有する。
図2は、PZGへPVパネルを配置する方法を示す。この方法では、PVパネル100の第1の側部が第1のPZG1へ配置され、ここで、PZG1のクランプ50及び受けパッド60により形成される角度は少なくとも1°〜90°であり、好ましくは10〜60°であり、さらにより好ましくは少なくとも20°〜45°である。PVパネル100が第1のPZG1へ配置されると、その後、PVパネル100の第2の側部が第2のPZG1(図示せず)に配置される。第2のPZGのクランプ50と受けパッド60とにより形成される角度は、0°から90°である。第2のPZGの角度が90°以下であるならば、クランプ50を、PVパネルの第2の側部を第2のPZG1内に配置できるように、十分な角度までこじ開けなければならない。角度の幅を有することにより、PZG1の溝にPVパネル100を保持、又は取り外す作業が容易になる。
PVパネル100の第1及び第2の側部が同時又は実質的に同時に、PZGへ配置される場合に、PVパネル100をPZGに配置するならば、PVパネルの第1及び第2の側部の両方のクランプの成形角度が、約90°であるべきである。PVパネル100をPZG1へ配置した後、PZGクランプは、閉鎖位置へ回動する。
典型的には、図3a及び3bに示すように、PVパネル組立体は、PVパネル100の二つの側部にのみPZG1を用いる。しかしながら、PZG1がPVパネル100の全ての4つの側部又は3つの側部にのみ取り付けられた他の設置の変更が考えられる。PV組立体の全体の外周のまわりに、設置ブラケットを配置することが有利である。
PVパネル100の二つの側部にのみPZG1を設置する設置場面に対して、PVパネル100の残り二つの側部の間にポリマー製のクッション又はパッドを配置できる。各PVパネル100の全周に水の浸入に対する密封が必要な設置に対して、本発明のPZG1をPVパネル100の全ての4つの側部に使用してもよいし、PZG1とクッションの組合せを使用してもよい。
本発明のPZG1は、PVパネル100の全周又は側部の周りに設けられた連続的なジッパーガスケットであってもよく、複数の非連続的なPZGを用いてもよい。複数のPZG1を用いるときに、それぞれの個々のジッパーガスケットの間の間隔は、PZG1の長さlと、PVパネルに対して望まれる全把持力とに基づいて決定される。PZGは、1インチからPVパネル100の側部の全長までのいかなる長さとすることもできる。典型的には、PZG1がPVパネル100の一側部を支持構造に取り付けるのに用いられる時に、それぞれの個々のPZG1の長さは、長さ方向に約1インチから6インチである。PVパネル100の各側部を把持するのに用いられるPZGの数及び長さは当業者であれば容易に決定できる。
PVパネル100がPZG内へ配置された後、ジッパー40は溝45へ配置される。ジッパー40が溝45へ配置されることにより、クランプ50がアタッチメント部55において回動し、PZG1へPVパネル100を固定する(図2)。ジッパー40は、図1に示すように、ピボットアタッチメント部30にいてPZG1へ取り付けられることができ、または、ジッパー40は付加的にPZG1と別個の成形要素であってもよい。
いったんPVパネル100がPZG1へ配置されると、ジッパー40を受け入れるように設計された溝へジッパー40を配置し、これにより、クランプ50が閉じる。ジッパー40はクランプ50のリップ51により所定の位置に結合される。PVパネルへのクランプ50への閉鎖は、PVパネル100を所定位置に保持するのに十分なPVパネル100への把持力をもたらす。この閉鎖位置において、クランプ50は受けパッド60に対して約0°である。PVパネルは、所定位置に把持され、支持構造にしっかりと固定される。
ジッパー40がPZG1の一部として成形されているか否かにかかわらず、ジッパー40の機能は両デザインにおいて同じである。ジッパー40の目的は、約0°にクランプ50を閉鎖し、クランプ50を所定の位置にロックすることである。ジッパー40は、手でジッパーを溝45に配置することにより、溝45内に配置される。ジッパー40は、ジッパー40の配置を助けるために工具を用いて溝45に配置してもよい。米国特許第3744113号明細書は、ジッパー40に対する設置工具の一例を提供する。
PVパネル100組立体が、設置用地への搬送前に組立プラントで製造されるならば、ジッパーは自動化された工程で挿入されてもよい。
PZG1の使用は、金属設置ブラケットの使用に対して軽量であるという利点を有する。PZG1は、湿気に曝されることによる劣化を生じず、PVパネルの全周に設置された場合には、湿気の浸入に対するPVパネル100の周囲の密封機能を達成する。
クランプ50が約1°から約90°の角度で成形されたPZG1は、受けパッド60に対して0°に成形されたクランプ50を有するPZGを用いた現在のPV設置工程に対して有利なPVパネル設置工程を提供する。本発明の設置工程は、PVパネル100をPZG1内に配置する間、PZG1のクランプの少なくとも一つに対しても、こじ開ける又は開放状態で支持する必要がない。
PZG1は、支持構造により基部10を用いて直接、設置用地支持構造に取り付けられる。一実施形態では、PZG1は、図2、3a及び3bに示すように、ガイドレール70に取り付けられる。ガイドレール70は、さらなる支持をPZG1へ与える。設計において、ガイドレール70が用いられる場合には、ガイドレール70は15mmの背面をともなって設計されるのが好ましく、背面はPZG1とほぼ同じ高さである。ガイドレール70は、ポリマー材料からなる。ここで用いるのに適したポリマー材料の特定のタイプの選択は、適用の種類及び設置用地の支持構造による。ガイドレール70は、PZG1の基部10を受け入れる受け入れ要素又は溝80を有するように設計されている。ガイドレール70は、PZG1に配置し、かつ、挟み込まれたPCパネル100を設置用地支持構造に取り付けるのに用いられる。図2は、ガイドレール70の一実施形態の断面図を示す。ガイドレール70は、フレーム71から突出し、溝72をフレーム71の中央付近又は中央に形成するフランジ部71a、bを有する基礎長方形フレーム71を含み、溝72は、PZGがガイドレール70に嵌められたときに、PZG1の基部10を受け入れて固定を形成する。ガイドレールは、PVパネルの重さを支持し、これらを保持するのに十分な、30mmから2000mmの長さmを有する。
PZG1をガイドレールのような支持構造へ一体化させるため、両者ともにポリマーからなり、高い物性及び化学的強度を維持したまま、PVパネル100の重量を削減することが利点である。
ガイドレール100は、支持構造に直接取り付けられる、または、間接的に支持構造に取り付けられる。図4は、ガイドレール70を屋根に取り付けるブラケット90の一例を示す。例えば、ブラケット90は、一方の側でスナップフランジ91a、91bの間にガイドレールが嵌め込まれ、他方の側にはブラケット90は図4に示すように、屋根のリブ110を把持するように二つの脚部92を有するように設計され、形成されている。
以下の、PVパネル組立体を設置用地支持構造に設置するためのPVパネル組立体の設置工程は、本発明のポリマー設置ブラケットを用いるときに考えられる非限定的な例示である。
本発明のポリマージッパーガスケットを用いた太陽光発電パネル組立体を設置用地支持構造に設置する一つのPVパネル設置方法は、以下のステップa〜cを含む。
a)少なくとも2つのポリマージッパーガスケットへPVパネルの第1及び第2の側部を配置するステップ
ここで、ポリマージッパーガスケットは、i)前記設置用地支持構造へ前記ポリマージッパーガスケットを取り付ける基礎構造と、ii)設置本体と、iii)ジッパーと、iv)前記ジッパーを受け入れる溝と、v)PVパネルを支持する受けパッドと、vi)設置本体に枢着されたクランプと、を備え、成形された状態でのポリマージッパーガスケットに対してクランプにより形成される角度は、少なくとも90度である。
b)ジッパーを溝へ挿入して、PVパネルを受けパッドとクランプの間に把持し、PVパネルを所定の位置に固定するステップ
c)前記ジッパーガスケットにより、PVパネル組立体を設置用地支持構造に取り付けるステップ
本発明のポリマージッパーガスケットを用いた他のPVパネル設置方法は、以下のステップa〜cを含む。
a)少なくとも1つのポリマージッパーガスケットへPVパネルの第1の側部を配置するステップ
ここで、ポリマージッパーガスケットは、vii)前記設置用地支持構造へ前記ポリマージッパーガスケットを取り付ける基礎構造と、viii)設置本体と、ix)ジッパーと、x)前記ジッパーを受け入れる溝と、xi)PVパネルを支持する受けパッドと、xii)設置本体に枢着されたクランプと、を備え、成形された状態でのポリマージッパーガスケットに対してクランプにより形成される角度は、少なくとも約1度である。
b)PVパネルの第2の側部を少なくとも一つのジッパーガスケットに配置するステップ
ここで、ポリマージッパーガスケットは、xiii)前記設置用地支持構造へ前記ポリマージッパーガスケットを取り付ける基礎構造と、xiv)設置本体と、xv)ジッパーと、xvi)前記ジッパーを受け入れる溝と、xvii)PVパネルを支持する受けパッドと、xviii)設置本体に枢着されたクランプと、を備え、成形された状態でのポリマージッパーガスケットに対してクランプにより形成される角度は、少なくとも1度である。
b)ジッパーを閉じて、PVパネルを受けパッドとクランプの間に把持し、PVパネルを所定の位置に固定するステップ
c)前記ジッパーガスケットにより、PVパネル組立体を設置用地支持構造に取り付けるステップ
<設置金物>
設置金物を選択的に用いて、PZGを設置用地に取り付けてもよい。設置金物のデザインは、PZG又は、PZGと設置用地へのサポート副組立体とのいずれかの取付を可能にする。設置金物は、設置金物がPZG、又はPZGと設置用地へのサポート副組立体とを、保持するのに十分な強度及び耐久性を有する限り、金属又はポリマー材料から形成できる。支持体として用いられるポリマー材料は、また、設置金物のためにも用いられる。
<支持構造を構成するガイドレール構成要素>
支持体は、適度に堅いポリマー材料であってもよく、金属又はポリマー被覆金属から製造することもできる。本発明の目的において、ポリマーに対してはISO527、又は金属に対してはISO6892により測定した引張係数は、好ましくは、2−220GPaである。ポリマーを用いる場合には、引張係数は好ましくは2−20GPaであり、最も好ましくは5−20GPaである。支持体の製造で利用される好適なポリマーの例は、ポリエステル、ポリアミド、ポリプロピレン等のポリオレフィン、及びポリ塩化ビニルを含む。ポリマー材料の例は、DuPont(登録商標)のRynite(登録商標)ポリエチレンテレフタレート、DuPont(登録商標)のCrastin(登録商標)ポリブチレンテレフタレート、Dupont(登録商標)のSorana(登録商標)熱可塑性ポリマー、Dupont(登録商標)のZytel(登録商標)ポリアミド樹脂、ポリアルファオレフィン、ポリ塩化ビニルを含む。不飽和ポリマーも、ガイドレールを製造する際に用いることができる。
ポリエステルの非限定的な例は、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリトリメチレンテレフタレート(PTT)、ポリ1、4−ブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエチレン2、6−ナフトレート(PEN)、ポリ1,4−ポリシクロへキシルジメチレンテレフタレート(PCT)及びこれらの共重合体及び混合物を含む。もちろん、好適なポリエステルは、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリトリメチレンテレフタレート(PTT)、ポリ1、4−ブチレンテレフタレート(PBT)から選択される。E.I.du pont de Nemours and CompanyのRynite(登録商標)PETポリエステル樹脂は、ほとんどの実施形態に対して充足する。
ガイドレールは、PA612、PA1010、又はPA6T等のポリアミドを備えてもよい。
<製造方法>
本発明のポリマージッパーガスケットは、好ましくは、断面射出成形又は成形工程により製造され、断面射出成形工程が好ましい。成形工程の一例は、射出成形である。
断面射出成形工程は、一定の断面形状の物体を製造する。断面射出成形及び成形工程で用いられる温度は、使用されるポリマー材料に応じ、当業者のより知るところである。

Claims (13)

  1. 長さlのジッパーガスケット(1)を備える太陽光発電パネル組立体であって、
    (a)溝を有する本体(20)と、
    (b)受けパッド(60)と、
    (c)ピボット(55)を有するクランプ(50)と、を備え、
    前記ピボット(55)は、前記クランプ(50)を前記本体(20)に接続し、クランプ(50)が開放位置及び閉鎖位置に位置することを可能とし、かつ、クランプを受けパッド(60)に対して1°から90°の範囲の角度から回動可能とし、
    さらに、
    (d)前記溝と相補的になっており、前記溝により受け入れられる本体表面を有し、回転ジョイント(30)で前記本体(20)と一体となる又は本体(20)から取り外されるジッパーと、
    (e)基部(10)と、を備え、
    前記開放位置では、前記クランプ(50)は前記受けパッド(60)に対して1°から90°の範囲の角度で配置され、
    前記閉鎖位置では、前記クランプ(50)は前記受けパッド(60)に対して0°から30°の範囲の角度で配置され、かつ、前記ジッパー(40)の前記本体表面が前記溝に受け入れられる、
    ことを特徴とする太陽光発電パネル組立体。
  2. 前記ジッパー(40)は、ピボット(55)においてブラケットと一体となっている、請求項1に記載の太陽光発電パネル組立体。
  3. さらに、(f)長さmを有する支持体(70)を有し、前記支持体は、前記ジッパーガスケット(1)の長さlの少なくとも一部に沿って、前記基部(10)を受け入れるようになっており、
    前記長さmは、長さlと同じ又は異なる、請求項1又は2に記載の太陽光発電パネル組立体。
  4. さらに、(g)設置金物(90)を有し、前記設置金物(90)は、前記ジッパーガスケット(1)を受け入れるようになっており、かつ太陽光発電パネル設置用地へ取り付けられている、請求項1又は2に記載の太陽光発電パネル組立体。
  5. さらに、(g)設置金物(90)を有し、前記設置金物(90)は、前記支持体(70)を受け入れるようになっており、かつ太陽光発電パネル設置用地へ取り付けられている、請求項3に記載の太陽光発電パネル組立体。
  6. 前記開放位置における受けパッド(60)に対する前記クランプ(50)の角度は、10°から60°の範囲である、請求項1から5のいずれか1項に記載の太陽光発電パネル組立体。
  7. 前記開放位置における受けパッド(60)に対する前記クランプ(50)の角度は、90°である、請求項6に記載の太陽光発電パネル組立体。
  8. 少なくとも一つの太陽光発電パネルと、前記モジュールを内側に収容するジッパーガスケットと、前記ジッパーガスケットと結合して前記モジュールを設置用地支持構造に取り付けるための一体構造を形成することができるように形成された支持構造とを備えた太陽光発電パネルであって、
    前記ジッパーガスケットは、
    (a)溝を有する本体(20)と、
    (b)受けパッド(60)と、
    (c)ピボット(55)を有するクランプ(50)と、を備え、
    前記ピボット(55)は、前記クランプ(50)を前記本体(20)に接続し、クランプ(50)が開放位置及び閉鎖位置に位置することを可能とし、かつ、クランプを受けパッド(60)に対して1°から90°の範囲の角度から回動可能とし、
    前記ジッパーガスケットは、さらに、
    (d)前記溝と相補的になっており、前記溝により受け入れられる本体表面を有し、回転ジョイント(30)で前記本体(20)と一体となる又は本体(20)から取り外されるジッパーと、
    (e)基部(10)と、を備え、
    前記開放位置では、前記クランプ(50)は前記受けパッド(60)に対して1°から90°の範囲の角度で配置され、
    前記閉鎖位置では、前記クランプ(50)は前記受けパッド(60)に対して0°から30°の範囲の角度で配置され、かつ、前記ジッパー(40)の前記本体表面が前記溝に受け入れられる、
    ことを特徴とする太陽光発電パネル組立体。
  9. 太陽光発電組立体を設置用地に取り付ける方法であって、
    I)PVパネルの第1及び第2の側部を少なくとも二つのジッパーガスケット(1)の夫々の形態内に配置するステップを含み、
    前記ガスケット(1)は長さlであり、
    (a)溝を有する本体(20)と、
    (b)受けパッド(60)と、
    (c)ピボット(55)を有するクランプ(50)と、を備え、
    前記ピボット(55)は、前記クランプ(50)を前記本体(20)に接続し、クランプ(50)が開放位置及び閉鎖位置に位置することを可能とし、かつ、クランプを受けパッド(60)に対して1°から90°の範囲の角度から回動可能とし、
    前記ガスケット(1)は、さらに、
    (d)前記溝と相補的になっており、前記溝により受け入れられる本体表面を有し、回転ジョイント(30)で前記本体(20)と一体となる又は本体(20)から取り外されるジッパーと、
    (e)基部(10)と、を備え、
    前記開放位置では、前記クランプ(50)は前記受けパッド(60)に対して1°から90°の範囲の角度で配置され、
    前記閉鎖位置では、前記クランプ(50)は前記受けパッド(60)に対して0°から30°の範囲の角度で配置され、かつ、前記ジッパー(40)の前記本体表面が前記溝に受け入れられ、
    前記方法は、さらに、
    II)前記ジッパー(40)を溝に受け入れて、前記PVパネルを受けパッド(60)と前記クランプ(50)との間に把持し、PVパネルを設置用地支持構造に所定の位置に固定するステップを含む、ことを特徴とする方法。
  10. 前記第1のポリマー設置ブラケットの前記クランプ(50)により、同じ設置ブラケットの受け部(60)に対して形成される角度は、約10°から約60°である、請求項9に記載された方法。
  11. 前記第1のポリマー設置ブラケットの前記クランプにより、同じ設置ブラケットの受け部に対して形成される角度は、約20°から約45°である、請求項9に記載された方法。
  12. 前記第2のポリマー設置ブラケットの前記クランプにより、同じ設置ブラケットの受け部に対して形成される角度は、約20°から約45°である、請求項9から11の何れか1項に記載された方法。
  13. 太陽光発電組立体を設置用地に取り付ける方法であって、
    1)少なくとも一つの太陽光発電モジュールをジッパーガスケットにより保持するステップと、
    2)前記ジッパーガスケットと結合して設置用地支持構造に一体構造を形成することができるように形成された支持構造により、前記ジッパーガスケットとともに太陽光発電モジュールを取り付けるステップと、を含み、
    前記ジッパーガスケットは、
    (a)溝を有する本体(20)と、
    (b)受けパッド(60)と、
    (c)ピボット(55)を有するクランプ(50)と、を備え、
    前記ピボット(55)は、前記クランプ(50)を前記本体(20)に接続し、クランプ(50)が開放位置及び閉鎖位置に位置することを可能とし、かつ、クランプを受けパッド(60)に対して1°から90°の範囲の角度から回動可能とし、
    前記ジッパーガスケット(1)は、さらに、
    (d)前記溝と相補的になっており、前記溝により受け入れられる本体表面を有し、回転ジョイント(30)で前記本体(20)と一体となる又は本体(20)から取り外されるジッパーと、
    (e)基部(10)と、を備え、
    前記開放位置では、前記クランプ(50)は前記受けパッド(60)に対して1°から90°の範囲の角度で配置され、
    前記閉鎖位置では、前記クランプ(50)は前記受けパッド(60)に対して0°から30°の範囲の角度で配置され、かつ、前記ジッパー(40)の前記本体表面が前記溝に受け入れられる、ことを特徴とする方法。
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