JP2013136883A - 蓄電装置収納室 - Google Patents

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JP2013136883A JP2011287457A JP2011287457A JP2013136883A JP 2013136883 A JP2013136883 A JP 2013136883A JP 2011287457 A JP2011287457 A JP 2011287457A JP 2011287457 A JP2011287457 A JP 2011287457A JP 2013136883 A JP2013136883 A JP 2013136883A
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Abstract

【課題】屋外に配置された蓄電装置の周囲の温度を当該蓄電装置に適した温度に調節することができる蓄電装置収納室を提供する。
【解決手段】屋外に配置された蓄電装置40を収納する蓄電装置収納室200であって、蓄電装置40を収納する下部収納室210と、下部収納室210の上部に設けられる上部収納室220と、下部収納室210内の温度に基づいて、下部収納室210内の空気、上部収納室220内の空気及び外気の入れ換えを行う換気機構230と、を具備し、換気機構230は、下部収納室210内の温度が第一の設定温度T1以上である場合に下部収納室210と上部収納室220とを連通する開閉機構231と、下部収納室210内の温度が第一の設定温度T1以上である場合に上部収納室220内の空気を蓄電装置収納室200の外部へと排出する排気ファン235と、を具備した。
【選択図】図3

Description

本発明は、充放電可能な蓄電装置を収納する蓄電装置収納室の技術に関し、より詳細には、屋外に配置された蓄電装置を収納する蓄電装置収納室の技術に関する。
従来、充放電可能な蓄電装置を収納する蓄電装置収納室の技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
特許文献1に記載の蓄電装置収納室は、建築物を構成するユニット同士の境界部分に存在するスペースを利用して形成されている。このように構成することにより、蓄電装置を配置するためのスペースを別途確保する必要がなく、デッドスペースを有効利用することができる。
しかし、特許文献に記載の技術では、蓄電装置が建築物内に配置されているため、当該蓄電装置から発生する騒音が当該建築物内の人に不快感を与えるおそれがある点で不利であった。
そこで、蓄電装置から発生する騒音が建築物内の人に与える影響を少なくするための方法として、当該蓄電装置を当該建築物から離間した屋外(当該建築物の外)に配置し、当該蓄電装置を簡易な小屋等(蓄電装置収納室)に収納する方法が考えられる。
しかしこの方法では、小屋等(蓄電装置収納室)が外気から受ける熱の影響が大きいため、蓄電装置の温度環境を良好に保つこと、すなわち、蓄電装置の周囲の温度を当該蓄電装置の稼働に適した温度に保つことが困難である点で不利である。
特開2010−163849号公報
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、屋外に配置された蓄電装置の周囲の温度を当該蓄電装置に適した温度に調節することができる蓄電装置収納室を提供するものである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、屋外に配置された蓄電装置を収納する蓄電装置収納室であって、前記蓄電装置を収納する下部収納室と、前記下部収納室の上部に設けられる上部収納室と、前記下部収納室内の温度に基づいて、前記下部収納室内の空気、前記上部収納室内の空気及び外気の入れ換えを行う換気機構と、を具備するものである。
請求項2においては、前記換気機構は、前記下部収納室内の温度が第一の設定温度以上である場合に前記下部収納室と前記上部収納室とを連通する開閉機構と、前記下部収納室内の温度が前記第一の設定温度以上である場合に前記上部収納室内の空気を前記蓄電装置収納室の外部へと排出する排気ファンと、を具備するものである。
請求項3においては、前記開閉機構は、前記下部収納室内の温度が前記第一の設定温度よりも低い第二の設定温度未満であり、かつ前記上部収納室内の温度が前記第二の設定温度よりも高い第三の設定温度以上である場合に前記下部収納室と前記上部収納室とを連通し、前記換気機構は、前記下部収納室内の温度が前記第二の設定温度未満であり、かつ前記上部収納室内の温度が前記第三の設定温度以上である場合に前記上部収納室内の空気を前記下部収納室へと供給する給気ファンをさらに具備するものである。
請求項4においては、前記上部収納室の屋根上に配置され、太陽光を利用して発電可能であり、当該発電された電力のうち少なくとも一部を前記換気機構へと供給する太陽電池パネルをさらに具備するものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、下部収納室内の温度に基づいて換気することで、当該下部収納室の温度を蓄電装置に適した温度に調節することができる。
請求項2においては、下部収納室内の温度が一定値(第一の設定温度)以上になった場合には、当該下部収納室内の空気を上部収納室を介して排出することで、下部収納室内の温度を下げることができ、ひいては蓄電装置の温度上昇に伴う不具合の発生を防止することができる。
請求項3においては、下部収納室内の温度が一定値(第二の設定温度)未満になった場合には、暖かい上部収納室内の空気を下部収納室へと供給することで、下部収納室内の温度を上げることができ、ひいては蓄電装置の温度低下に伴う不具合の発生を防止することができる。
請求項4においては、上部収納室の屋上を太陽電池パネルの設置場所として有効利用すると同時に、当該太陽電池パネルによって上部収納室内の温度の上昇を抑制することができる。また、換気機構によって上部収納室内の温度が下げられることによって、太陽電池パネルも冷却され、当該太陽電池パネルの発電効率も向上させることができる。
本発明の一実施形態に係る蓄電装置収納室を具備する住宅の1階部分を示した平面図。 住宅が具備する電力供給システムを示したブロック図。 蓄電装置収納室の構成を示した側面断面模式図。 (a)開閉機構を示した分解斜視図。(b)開閉機構が閉じている状態を示した斜視図。(c)開閉機構が開いている状態を示した斜視図。 蓄電装置収納室の動作態様を示したフローチャート。 第二実施形態に係る蓄電装置収納室において、下部収納室内の空気を排出している状態を示す側面断面模式図。 同じく、上部収納室内の空気を下部収納室内へと供給している状態を示す側面断面模式図。
まず、図1を用いて、本発明に係る蓄電装置収納室の第一実施形態に係る蓄電装置収納室200を具備する住宅100(1階部分のみ)の全体構成について説明する。なお、本発明は住宅に適用されるものに限らず、オフィスビル、駅舎、ホテル等の種々の建築物に広く適用することが可能である。
住宅100の1階には、玄関101、玄関ホール102、廊下103、トイレ104、折り返し階段105、階段下収納106、デッキ107及び車庫108が配置される。
住宅100の北東部分には玄関101が配置され、当該玄関101の南西側には玄関ホール102が配置される。玄関ホール102の西側には、西方向に向かって廊下103が延設される。廊下103の北側には、東から西に向かって順にトイレ104及び折り返し階段105が住宅100の外壁100aに沿うように配置される。また、折り返し階段105の下方には階段下収納106が配置される。
廊下103の西端(住宅100の南西部分)には、デッキ107が配置される。デッキ107の東側(住宅100の南東部分)には、車庫108が配置される。
また、住宅100の屋外(より詳細には車庫108の南方)には、住宅100とは離間するように後述する蓄電装置収納室200が配置され、さらに当該蓄電装置収納室200内には、後述する蓄電装置40が配置される。
次に、図2を用いて、住宅100が具備する電力供給システム1について説明する。
電力供給システム1は、住宅等に設けられ、商用電源90からの電力及び自然エネルギーにより発電された電力を特定の負荷へと供給するものである。電力供給システム1は、主として発電部10、パワーコンディショナ20、分電盤30、蓄電装置40、負荷50(特定の負荷)、その他の負荷80、ホームサーバ60及び携帯型端末70等を具備する。
発電部10は、太陽光を利用して発電する装置であり、太陽電池パネル等により構成される。発電部10は、例えば、住宅の屋根の上に設置される。
パワーコンディショナ20は、発電部10において発電された直流電力を交流電力に変換し、商用電源90の電圧、周波数、位相に合わせる機能を有するものである。パワーコンディショナ20は、発電部10に接続される。
パワーコンディショナ20には、停電時(商用電源90からの電力が供給不能な場合)における「自立運転モード」のONとOFFとを切り換えるための運転切換スイッチ20aが設けられる。
また、パワーコンディショナ20には、停電時(非常時)において発電部10からの電力を取り出すための非常用コンセント21が接続される。
分電盤30は、漏電遮断器、配線遮断器及び制御ユニット等をまとめたものである。分電盤30は、パワーコンディショナ20及び商用電源90に接続される。
分電盤30には、後述する蓄電装置40が充電、放電及び情報(データ)のやり取りを行うための充放電用コンセント群31(より詳細には、充放電用コンセント群31のうち後述する充電用コンセント32及びLAN用コンセント33のみ)が接続される。
充放電用コンセント群31は、充電用コンセント32、LAN用コンセント33及び放電用コンセント34を具備する。
蓄電装置40は、電力を充電するとともに、当該充電した電力を放電するものである。本実施形態に係る蓄電装置40は、電力を充放電可能なリチウムイオン電池及び当該リチウムイオン電池からの直流電力を交流電力に変換するインバータ等を具備する。
蓄電装置40は、停電時(非常時)における充電用のケーブル41を介して非常用コンセント21に接続される。
また、蓄電装置40は、通常時における充電用のケーブル42を介して充放電用コンセント群31の充電用コンセント32に、放電用のケーブル43を介して充放電用コンセント群31の放電用コンセント34に、それぞれ接続される。
また、蓄電装置40は、LANケーブル44を介して充放電用コンセント群31のLAN用コンセント33に接続される。
負荷50は、住宅内において電力が消費される電化製品等であり、特に、停電時(非常時)においても電力を供給する必要がある「特定の負荷」である。
本実施形態においては、負荷50(特定の負荷)として、リビングに設けられるリビングコンセント51、冷蔵庫52、及びリビングに設けられるリビング照明53を用いるものとする。また、リビングコンセント51には、テレビ51aが接続されるものとする。
負荷50は、それぞれ間接的に(本実施形態においては、充放電用コンセント群31の放電用コンセント34及び図示しない漏電遮断器等を介して)蓄電装置40に接続される。
その他の負荷80は、住宅内において電力が消費される電化製品等であり、前述の負荷50(特定の負荷)とは異なり、停電時(非常時)においては電力を供給する必要がない(非常時に電力を供給する必要性が低い)負荷である。その他の負荷80としては、例えば、リビング以外に設けられるコンセントや照明等が挙げられる。
その他の負荷80は、分電盤30に接続される。
ホームサーバ60は、電力供給システム1内の情報を管理する制御手段である。
ホームサーバ60は、分電盤30に接続される。ホームサーバ60は、パワーコンディショナ20及び蓄電装置40等と情報のやり取りが可能とされ、当該パワーコンディショナ20及び蓄電装置40等の運転を制御することができる。
携帯型端末70は、住宅の居住者が電力供給システム1の状態を確認したり、当該電力供給システム1の運転状態を変更するための操作をしたりするためのものである。携帯型端末70としては、表示装置と入力装置を組み合わせたタッチパネル等を用いることができる。
携帯型端末70は、無線によりホームサーバ60と情報のやり取りをすることができる。
次に、図2を用いて、上述の如く構成された電力供給システム1において、商用電源90からの電力が問題なく供給される場合の電力の供給態様について説明する。
通常、すなわち商用電源90からの電力が問題なく供給可能な場合、パワーコンディショナ20の運転切換スイッチ20aは居住者によってOFFに切り換えられている。この場合、パワーコンディショナ20の自立運転モードはOFFとされ、当該パワーコンディショナ20の非常用コンセント21からの電力の取り出しはできない。
この状態においては、発電部10において発電された直流電力は、パワーコンディショナ20において交流電力に変換され、分電盤30に供給される。また、商用電源90からの交流電力も分電盤30に供給される。
当該発電部10及び商用電源90から分電盤30に供給された電力は、適宜の時間帯にケーブル42を介して蓄電装置40に充電される。当該充電する時間帯は、携帯型端末70を用いて任意に設定することができる。例えば深夜に充電するように設定すれば、料金の安い深夜電力を蓄電装置40に充電することができる。また、昼間の太陽光が十分に照射される時間帯に発電部10からの電力を充電するように設定すれば、当該発電部10において自然エネルギー(太陽光)を利用して発電された電力を蓄電装置40に充電することができる。
なお、この場合(通常時)においては、発電部10及び商用電源90からの電力を蓄電装置40に充電する際、同時に当該蓄電装置40からその他の負荷80へと電力が供給(放電)されることはない。このように、充電と放電とを同時に行わないようにすることによって、蓄電装置40(より詳細には、当該蓄電装置40内の蓄電池(リチウムイオン電池))の劣化を防止することができる。
また、発電部10及び商用電源90から分電盤30に供給された電力は、その他の負荷80に供給される。すなわち、居住者は、発電部10及び商用電源90からの電力によって、リビング以外に設けられるコンセントに接続された機器を利用したり、リビング以外の照明等を点灯させたりすることができる。
また、その他の負荷80で消費する電力が、発電部10からの電力だけで十分まかなえる場合は、商用電源90からの電力を用いないようにすることも可能である。これによって、電力料金を節約することができる。
さらに、蓄電装置40に充電された電力を、ケーブル43を介して負荷50に供給することも可能である。当該蓄電装置40から負荷50に電力を供給する時間帯は、携帯型端末70を用いて任意に設定することができる。例えば深夜に充電した電力を昼間に負荷50に供給するように設定することで、電力料金を節約することができる。
なお、通常時においては、蓄電装置40から負荷50に電力を供給(放電)する際、同時に発電部10及び商用電源90からの電力が蓄電装置40に充電されることはない。このように、充電と放電とを同時に行わないようにすることによって、蓄電装置40(より詳細には、当該蓄電装置40内の蓄電池(リチウムイオン電池))の劣化を防止することができる。
上述の如く発電部10、商用電源90及び蓄電装置40からの電力を適宜負荷50及びその他の負荷80に供給するための制御は、ホームサーバ60に記憶された制御プログラムに基づいてなされる。
また、上述の如き電力の供給状態は携帯型端末70の表示装置に表示され、居住者は当該携帯型端末70により電力の供給状態を確認することができる。
次に、停電時(商用電源90からの電力が供給不能な場合)における電力の供給態様について説明する。
停電時(非常時)においては、電力会社の電力復旧作業を妨げないように、商用電源90から分電盤30への電力系統及びパワーコンディショナ20から分電盤30への電力系統(分電盤30を介する電力系統)に電力が流されることがない。従って、発電部10および商用電源90からの電力が分電盤30を介して蓄電装置40に充電されることはない。一方、蓄電装置40に充電されている電力は、ケーブル43を介して負荷50に供給(放電)することが可能である。すなわち、停電した場合であっても、負荷50のスイッチがONにされた場合、蓄電装置40に充電された電力を用いて負荷50(テレビ51a等)を使用することが可能である。
また、この停電時(非常時)においては、居住者は、パワーコンディショナ20の運転切換スイッチ20aをONに切り換える。これによって、パワーコンディショナ20の自立運転モードがONとされ、当該パワーコンディショナ20の非常用コンセント21からの電力の取り出しが可能となる。
但し、運転切換スイッチ20aは、分電盤30において停電であることが検知された情報をパワーコンディショナ20に送信し、自動的にONに切り換えられるように構成することも可能である。
この状態においては、発電部10において発電された電力は、パワーコンディショナ20、非常用コンセント21及びケーブル41を介して蓄電装置40に充電される。
また、蓄電装置40が充電中であっても、負荷50のスイッチがONにされた場合、蓄電装置40に充電された電力(通常時においてあらかじめ充電されていた電力及び非常時において発電部10から供給された電力)は、ケーブル43を介して負荷50に供給される。なお、停電時において電力を供給するのは必要最低限の負荷(負荷50)のみであり、その他の負荷80には電力は供給されない。
上述の如く、停電時においては、発電部10からの電力を蓄電装置40に充電しながら、同時に当該蓄電装置40の電力を負荷50に供給することができる。このように、蓄電装置40の電力を放電するだけでなく、並行して充電も行うことで、あらかじめ蓄電装置40に充電された電力及び発電部10において新たに発電された電力を効率良く負荷50へ供給することができる。また、このように蓄電装置40の充電と放電とを同時に行うことで当該蓄電装置40(より詳細には、当該蓄電装置40内の蓄電池(リチウムイオン電池))の劣化が懸念されるが、充電と放電とを同時に行うのは停電時(非常時)のみであるため、当該蓄電装置40の劣化を最小限に抑えつつ、非常時には電力を効率良く負荷50へと供給することができる。
次に、図1、図3及び図4を用いて、蓄電装置収納室200の構成について説明する。
蓄電装置収納室200は、住宅100の屋外に配置された蓄電装置40を収納するものである。図1に示すように、蓄電装置収納室200は、住宅100とは別個の独立した建屋として設けられる。図3に示すように、蓄電装置収納室200は、主として下部収納室210、上部収納室220、換気機構230及び太陽電池パネル250等を具備する。
下部収納室210は、蓄電装置収納室200の下部を形成する略箱状の部材である。下部収納室210の内部には、蓄電装置40が収納される。
上部収納室220は、蓄電装置収納室200の上部を形成する略箱状の部材である。上部収納室220は、下部収納室210の上部に設けられ、いわゆる蓄電装置収納室200の小屋裏(屋根裏)を形成する。上部収納室220の上部には、所定の方向に傾斜するようにして屋根221が形成される。
換気機構230は、下部収納室210及び上部収納室220内の温度に基づいて、下部収納室210内の空気、上部収納室220内の空気及び外気(蓄電装置収納室200の外部の空気)の入れ換えを行うものである。換気機構230は、主として開閉機構231、給気ファン232、下部給排気口233、上部給排気口234、排気ファン235、小型蓄電装置236、下部温度センサ237、上部温度センサ238及び制御手段239等を具備する。
図3及び図4に示す開閉機構231は、下部収納室210と上部収納室220との間を仕切ると共に、所定の場合に下部収納室210と上部収納室220とを連通するものである。開閉機構231は、主として第一仕切板231a及び第二仕切板231bを具備する。
第一仕切板231a及び第二仕切板231bは、それぞれ板状の部材であり、断熱性の高い材料で形成される。第一仕切板231a及び第二仕切板231bには、それぞれ所定間隔おきに貫通口が形成される。開閉機構231は、第一仕切板231aの上方から第二仕切板231bが重ね合わされた状態で、下部収納室210と上部収納室220との間に配置される。第二仕切板231bは、第一仕切板231aに対して相対的に摺動可能に構成される。当該第二仕切板231bは、図示せぬアクチュエータ(例えば、モータやエアシリンダ等)によって摺動させることが可能である。
図4(b)に示すように、通常、第一仕切板231aと第二仕切板231bとが重ね合わされた状態においては、第一仕切板231a及び第二仕切板231bに形成された貫通口は平面視において重複しないため、当該開閉機構231(第一仕切板231a及び第二仕切板231b)によって下部収納室210と上部収納室220との間が仕切られる(開閉機構231が閉じられる)。
図4(c)に示すように、前記アクチュエータを駆動させ、第二仕切板231bを一方向に摺動させると、第一仕切板231aの貫通口と第二仕切板231bの貫通口とが平面視において重複し、下部収納室210と上部収納室220とが連通される(開閉機構231が開かれる)。
図3に示す給気ファン232は、上部収納室220内の空気を下部収納室210へと供給するものである。給気ファン232は、開閉機構231の上部に配置される。
下部給排気口233は、外気を下部収納室210内へと取り込んだり、下部収納室210内の空気を外部へと排出したりするための開口部である。下部給排気口233は、下部収納室210の側壁に形成される。
上部給排気口234は、外気を上部収納室220内へと取り込んだり、上部収納室220内の空気を外部へと排出したりするための開口部である。上部給排気口234は、上部収納室220の側壁に形成される。
排気ファン235は、上部収納室220内の空気を外部へと排出するものである。排気ファン235は、上部給排気口234付近に配置される。
小型蓄電装置236は、後述する太陽電池パネル250で発電された電力を充電するとともに、所定の場合に当該電力を放電するものである。小型蓄電装置236は、下部収納室210の内側壁に固定される。
下部温度センサ237は、下部収納室210内の温度を検出するものである。下部温度センサ237は、下部収納室210の内側壁に固定される。
上部温度センサ238は、上部収納室220内の温度を検出するものである。上部温度センサ238は、上部収納室220の内側壁に固定される。
制御手段239は、種々の情報に基づいて開閉機構231のアクチュエータ等の駆動を制御するものである。制御手段239は、RAMやROM等の記憶部、CPU等の演算処理部等により構成される。
制御手段239は、開閉機構231のアクチュエータに接続され、当該アクチュエータの駆動を制御し、開閉機構231を開閉させることができる。
制御手段239は、給気ファン232に接続され、当該給気ファン232の駆動を制御することができる。
制御手段239は、排気ファン235に接続され、当該排気ファン235の駆動を制御することができる。
制御手段239は、下部温度センサ237に接続され、下部収納室210内の温度に関する情報を取得することができる。
制御手段239は、上部温度センサ238に接続され、上部収納室220内の温度に関する情報を取得することができる。
太陽電池パネル250は、太陽光を利用して発電可能なものである。太陽電池パネル250は、上部収納室220の屋根221上に、当該屋根221を覆うように配置される。太陽電池パネル250は、給気ファン232、排気ファン235及び小型蓄電装置236等に接続され、当該太陽電池パネル250で発電された電力は、給気ファン232及び排気ファン235の駆動電力として利用されたり、余剰電力は小型蓄電装置236に充電されたりする。また、小型蓄電装置236に充電された電力は、太陽電池パネル250が発電不能な場合(夜間など)に、給気ファン232等の駆動電力として利用される。
なお、当該太陽電池パネル250を発電部10(図2参照)の一部として利用し、当該太陽電池パネル250で発電された電力を住宅100内の負荷50やその他の負荷80に供給することも可能である。
次に、図3及び図5を用いて、蓄電装置収納室200の動作態様について説明する。
なお、以下では、下部温度センサ237によって検出される下部収納室210内の実際の温度を「下部室内温度Td」とし、上部温度センサ238によって検出される上部収納室220内の実際の温度を「上部室内温度Tu」とする。また、予め設定される設定温度をそれぞれ「第一の設定温度T1」、「第二の設定温度T2」及び「第三の設定温度T3」とする。第一の設定温度T1、第二の設定温度T2及び第三の設定温度T3の大小関係は、T2<T1、かつT2<T3であるものとする。例えば、T1=35(℃)、T2=10(℃)、T3=20(℃)等に設定される。
第一の設定温度T1は、蓄電装置40に不具合が発生することがなく、また当該蓄電装置40が効率良く稼働することができる温度帯のうち、最も高い温度に近い値に設定される。
第二の設定温度T2は、蓄電装置40に不具合が発生することがなく、また当該蓄電装置40が効率良く稼働することができる温度帯のうち、最も低い温度に近い値に設定される。
図5に示すステップS101において、制御手段239は、下部室内温度Tdが第一の設定温度T1以上であるか否かを判定する。
制御手段239は、下部室内温度Tdが第一の設定温度T1以上であると判定した場合、ステップS102に移行する。
制御手段239は、下部室内温度Tdが第一の設定温度T1未満であると判定した場合、ステップS104に移行する。
ステップS102において、制御手段239は、前記アクチュエータを駆動させ、開閉機構231を開く。
制御手段239は、上記処理を行った後、ステップS103に移行する。
ステップS103において、制御手段239は、排気ファン235を駆動させる。
これによって、外気が下部給排気口233を介して下部収納室210内へと取り込まれ、下部収納室210内の空気は開閉機構231を介して上部収納室220内へと供給され、上部収納室220内の空気は上部給排気口234を介して外部へと排出される(図3参照)。このようにして、下部収納室210内の空気が入れ換えられることで、当該下部収納室210内の温度(下部室内温度Td)を下げることができる。
図5に示すように、制御手段239は、上記処理を行った後、ステップS101に移行する。
ステップS104において、制御手段239は、下部室内温度Tdが第二の設定温度T2未満であるか否かを判定する。
制御手段239は、下部室内温度Tdが第二の設定温度T2未満であると判定した場合、ステップS105に移行する。
制御手段239は、下部室内温度Tdが第二の設定温度T2以上であると判定した場合、ステップS108に移行する。
ステップS105において、制御手段239は、上部室内温度Tuが第三の設定温度以上であるか否かを判定する。
制御手段239は、上部室内温度Tuが第三の設定温度以上であると判定した場合、ステップS106に移行する。
制御手段239は、上部室内温度Tuが第三の設定温度未満であると判定した場合、ステップS108に移行する。
ステップS106において、制御手段239は、前記アクチュエータを駆動させ、開閉機構231を開く。
制御手段239は、上記処理を行った後、ステップS107に移行する。
ステップS107において、制御手段239は、給気ファン232を駆動させる。
これによって、外気が上部給排気口234を介して上部収納室220内へと取り込まれ、上部収納室220内の空気は開閉機構231を介して下部収納室210内へと供給され、下部収納室210内の空気は下部給排気口233を介して外部へと排出される(図3参照)。このようにして、比較的温度が高い上部収納室220内の空気を下部収納室210へと供給することで、当該下部収納室210内の温度(下部室内温度Td)を上げることができる。
図5に示すように、制御手段239は、上記処理を行った後、ステップS101に移行する。
ステップS108において、制御手段239は、給気ファン232又は排気ファン235が駆動している場合、それらの駆動を停止させる。
制御手段239は、上記処理を行った後、ステップS109に移行する。
ステップS109において、制御手段239は、開閉機構231が開いている場合、前記アクチュエータを駆動させ、開閉機構231を閉じる。
上述の如く、制御手段239は、下部収納室210内の温度(下部室内温度Td)がT1未満(ステップS101)かつT2以上(ステップS104)である場合、給気ファン232及び排気ファン235を駆動させず(ステップS108)、開閉機構231を閉じた状態に保持する(ステップS109)。
このように、下部室内温度Tdが蓄電装置40に適した温度範囲(T2≦Td<T1)にある場合は、下部収納室210内の空間と上部収納室220内の空間とを開閉機構231によって分離することで、下部収納室210内の温度(下部室内温度Td)が外部からの影響によって上昇するのを抑制することができる。詳述すると、蓄電装置収納室200の屋根221に太陽光が照射された場合、上部収納室220がいわゆる小屋裏(断熱空間)になり、当該上部収納室220内の温度(上部室内温度Tu)は上昇するものの、下部収納室210内の温度は上昇し難くなる。
また、制御手段239は、下部室内温度TdがT1以上(ステップS101)である場合は、開閉機構231を開いて(ステップS102)排気ファン235を駆動させる(ステップS103)。
このように、下部室内温度Tdが蓄電装置40に適した温度範囲(T2≦Td<T1)を超えて高温になった場合(例えば、夏の時期の昼間など)は、下部収納室210内の空気を外部へと排出すると共に、外気を下部収納室210内へと取り込むことで、当該下部収納室210内の温度(下部室内温度Td)を下げることができる。
また、制御手段239は、下部室内温度TdがT2未満(ステップS104)であり、かつ上部室内温度TuがT3以上(ステップS105)である場合は、開閉機構231を開いて(ステップS106)給気ファン232を駆動させる(ステップS107)。
このように、内温度Tdが蓄電装置40に適した温度範囲(T2≦Td<T1)よりも低温になった場合(例えば、冬の時期の夜間など)は、上部室内温度Tuが比較的高い(T3以上である)場合に限り、上部収納室220内の空気を下部収納室210内へと供給することで、当該下部収納室210内の温度(下部室内温度Td)を上げることができる。
以上の如く、本実施形態に係る蓄電装置収納室200は、屋外に配置された蓄電装置40を収納する蓄電装置収納室200であって、蓄電装置40を収納する下部収納室210と、下部収納室210の上部に設けられる上部収納室220と、下部収納室210内の温度に基づいて、下部収納室210内の空気、上部収納室220内の空気及び外気の入れ換えを行う換気機構230と、を具備するものである。
このように構成することにより、下部収納室210内の温度に基づいて換気することで、当該下部収納室210の温度を蓄電装置40に適した温度に調節することができる。
また、換気機構230は、下部収納室210内の温度が第一の設定温度T1以上である場合に下部収納室210と上部収納室220とを連通する開閉機構231と、下部収納室210内の温度が第一の設定温度T1以上である場合に上部収納室220内の空気を蓄電装置収納室200の外部へと排出する排気ファン235と、を具備するものである。
このように構成することにより、下部収納室210内の温度が一定値(第一の設定温度T1)以上になった場合には、当該下部収納室210内の空気を上部収納室220を介して排出することで、下部収納室210内の温度を下げることができ、ひいては蓄電装置40の温度上昇に伴う不具合の発生を防止することができる。
また、開閉機構231は、
下部収納室210内の温度が第一の設定温度T1よりも低い第二の設定温度T2未満であり、かつ上部収納室220内の温度が第二の設定温度T2よりも高い第三の設定温度T3以上である場合に下部収納室210と上部収納室220とを連通し、換気機構230は、下部収納室210内の温度が第二の設定温度T2未満であり、かつ上部収納室220内の温度が第三の設定温度T3以上である場合に上部収納室220内の空気を下部収納室210へと供給する給気ファン232をさらに具備するものである。
このように構成することにより、下部収納室210内の温度が一定値(第二の設定温度T2)未満になった場合には、暖かい上部収納室220内の空気を下部収納室210へと供給することで、下部収納室210内の温度を上げることができ、ひいては蓄電装置40の温度低下に伴う不具合の発生を防止することができる。
また、蓄電装置収納室200は、
上部収納室220の屋根221上に配置され、太陽光を利用して発電可能であり、当該発電された電力のうち少なくとも一部を換気機構230へと供給する太陽電池パネル250をさらに具備するものである。
このように構成することにより、上部収納室220の屋上を太陽電池パネル250の設置場所として有効利用すると同時に、当該太陽電池パネル250によって上部収納室220内の温度の上昇を抑制することができる。また、換気機構230によって上部収納室220内の温度が下げられることによって、太陽電池パネル250も冷却され、当該太陽電池パネル250の発電効率も向上させることができる。
なお、本実施形態において、開閉機構231の開閉は図示せぬアクチュエータによって行うものとしたが、本発明はこれに限るものではない。例えば、形状記憶合金を組み合わせて、下部収納室210内の温度が所定の温度になったのを境に、自動的に開閉を行うように構成することも可能である。
また、給気ファン232、下部給排気口233、上部給排気口234、排気ファン235、下部温度センサ237及び上部温度センサ238の配置、個数、形状等は限定するものではない。
また、制御手段239は、電力供給システム1が具備するホームサーバ60(図2参照)により兼用することも可能である。
以下では、図6及び図7を用いて、本発明に係る蓄電装置収納室の第二実施形態に係る蓄電装置収納室200の構成について説明する。
第二実施形態に係る蓄電装置収納室200が、第一実施形態に係る蓄電装置収納室200(図3参照)と異なる点は、給気ファン232、下部給排気口233、上部給排気口234及び排気ファン235に代えて、下部第一給気口240、下部第二給気口241、上部排気口242、給排気ファン243、排気ダクト244、給気ダクト245及び切替ダンパ246を具備する点である。よって以下では、第一実施形態と異なる部材について説明し、第一実施形態と同一の部材には同一の符号を付して説明を省略する。
下部第一給気口240は、外気を下部収納室210内へと取り込むための開口部である。下部第一給気口240は、下部収納室210の側壁に形成される。
下部第二給気口241は、上部収納室220内の空気を下部収納室210内へと取り込むための開口部である。下部第二給気口241は、下部収納室210の側壁に形成される。
上部排気口242は、上部収納室220内の空気を外部へと排出したり、下部収納室210内へと供給したりするための開口部である。上部排気口242は、上部収納室220の側壁に形成される。
給排気ファン243は、上部収納室220内の空気を外部へと排出したり、下部収納室210内へと供給したりするものである。給排気ファン243は、上部排気口242付近に配置される。
排気ダクト244は、上部排気口242から排出された空気を外部へと案内するものである。排気ダクト244の一端は蓄電装置収納室200の外側から上部排気口242に接続され、排気ダクト244の他端は外部に開放される。
給気ダクト245は、上部排気口242から排出された空気を下部第二給気口241へと案内するものである。給気ダクト245の一端は排気ダクト244の中途部に連通接続され、給気ダクト245の他端は蓄電装置収納室200の外側から下部第二給気口241に接続される。
切替ダンパ246は、上部排気口242から排出された空気の流通経路を切り替えるものである。切替ダンパ246は、排気ダクト244と給気ダクト245の接続部に設けられる。切替ダンパ246は、図示せぬアクチュエータにより駆動することにより、給気ダクト245の一端(排気ダクト244と接続された側の端部)を閉塞する状態と、給気ダクト245の一端を開放して排気ダクト244と給気ダクト245とを連通すると共に、排気ダクト244の他端(外部に開放された側の端部)側を閉塞する状態(図7参照)と、を切り替えることが可能である。
また、開閉機構231のアクチュエータ、下部温度センサ237、上部温度センサ238、給排気ファン243、切替ダンパ246のアクチュエータは、第一実施形態と同様の制御手段239に接続され、当該制御手段239によりその動作を制御される。なお、図6及び図7においては、制御手段239の図示を省略している。
次に、図6及び図7を用いて、第二実施形態に係る蓄電装置収納室200の動作態様について簡単に説明する。
制御手段239は、下部収納室210内の温度(下部室内温度Td)がT1未満かつT2以上である場合、給排気ファン243を駆動させず、開閉機構231を閉じた状態に保持する。
このように、下部室内温度Tdが蓄電装置40に適した温度範囲(T2≦Td<T1)にある場合は、下部収納室210内の空間と上部収納室220内の空間とを開閉機構231によって分離することで、下部収納室210内の温度(下部室内温度Td)が外部からの影響によって上昇するのを抑制することができる。
また、制御手段239は、下部室内温度TdがT1以上である場合は、切替ダンパ246によって給気ダクト245の一端を閉塞した状態で、開閉機構231を開いて給排気ファン243を駆動させる(図6参照)。
これによって、外気が下部第一給気口240を介して下部収納室210内へと取り込まれ、下部収納室210内の空気は開閉機構231を介して上部収納室220内へと供給され、上部収納室220内の空気は上部排気口242及び排気ダクト244を介して外部に排出される。このようにして、下部収納室210内の空気が入れ換えられることで、当該下部収納室210内の温度(下部室内温度Td)を下げることができる。
また、制御手段239は、下部室内温度TdがT2未満であり、かつ上部室内温度TuがT3以上である場合は、切替ダンパ246によって排気ダクト244の他端(外部に開放された側の端部)側を閉塞した状態で、開閉機構231を開いて給排気ファン243を駆動させる(図7参照)。
これによって、上部収納室220内の空気は上部排気口242、排気ダクト244、給気ダクト245及び下部第二給気口241を介して下部収納室210に供給されると共に、下部収納室210内の空気は開閉機構231を介して上部収納室220内へと供給される。このようにして、比較的温度が高い上部収納室220内の空気を下部収納室210へと供給することで、当該下部収納室210内の温度(下部室内温度Td)を上げることができる。
第二実施形態に係る蓄電装置収納室200においては、下部収納室210内の温度が高い場合に当該下部収納室210内の空気を排出するためのファンと、下部収納室210内の温度が高い場合に上部収納室220内の空気を下部収納室210内に供給するためのファンと、を1つの給排気ファン243で兼用することができ、設備の簡素化を図ることができる。
40 蓄電装置
200 蓄電装置収納室
210 下部収納室
220 上部収納室
221 屋根
230 換気機構
231 開閉機構
232 給気ファン
235 排気ファン
250 太陽電池パネル

Claims (4)

  1. 屋外に配置された蓄電装置を収納する蓄電装置収納室であって、
    前記蓄電装置を収納する下部収納室と、
    前記下部収納室の上部に設けられる上部収納室と、
    前記下部収納室内の温度に基づいて、前記下部収納室内の空気、前記上部収納室内の空気及び外気の入れ換えを行う換気機構と、
    を具備する蓄電装置収納室。
  2. 前記換気機構は、
    前記下部収納室内の温度が第一の設定温度以上である場合に前記下部収納室と前記上部収納室とを連通する開閉機構と、
    前記下部収納室内の温度が前記第一の設定温度以上である場合に前記上部収納室内の空気を前記蓄電装置収納室の外部へと排出する排気ファンと、
    を具備する請求項1に記載の蓄電装置収納室。
  3. 前記開閉機構は、
    前記下部収納室内の温度が前記第一の設定温度よりも低い第二の設定温度未満であり、かつ前記上部収納室内の温度が前記第二の設定温度よりも高い第三の設定温度以上である場合に前記下部収納室と前記上部収納室とを連通し、
    前記換気機構は、
    前記下部収納室内の温度が前記第二の設定温度未満であり、かつ前記上部収納室内の温度が前記第三の設定温度以上である場合に前記上部収納室内の空気を前記下部収納室へと供給する給気ファンをさらに具備する、
    請求項2に記載の蓄電装置収納室。
  4. 前記上部収納室の屋根上に配置され、太陽光を利用して発電可能であり、当該発電された電力のうち少なくとも一部を前記換気機構へと供給する太陽電池パネルをさらに具備する、
    請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の蓄電装置収納室。
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