JP2013135980A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】解体作業の効率性及び作業性を高める図ることが可能な遊技機を提供する。
【解決手段】払出制御ユニット22表面には、ユニット名の表示位置付近に、それら制御
ユニット間での取り外し順序を示す「ユニット取り外し順標章40」が表示され、また、
中央部には、作業手順(第1〜第3作業)の全体を示す「全体作業手順表示」が表示され
ている。更に、主として上記第1〜第3の作業の各作業対象箇所等をそれぞれ指し示すた
めの個別位置表示が、前記作業手順全体表示に比べてやや小さめ表示されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数の機能部を組み付けてなる、パチンコ機やスロットマシン等の遊技機に
関する。
例えば、パチンコ機は、さまざまな材料で形成された複数の構成部品で構成されている
。このようなパチンコ機についても、他の電気機器と同様にリサイクル促進の要請が高ま
っており、廃棄処理の際には各構成部品毎に細かく解体して材料毎に分別する必要がある
特開平11−114159号公報
ここで、特にパチンコ機の背面側には、例えば樹脂製保護カバー内に回路基板を内蔵し
てなる各種制御ユニット等、さまざまな材料部品から構成された複数の機能部が組み付け
られている。従って、廃棄処理の際には、まず前記複数の機能部を取り外し、その後、各
機能部を分解することになる。ところが、これらの機能部は限られた設定スペース内に互
いに積み重なるように密集状態で組み付けられており、どの機能部から取り外せばよいか
の判断が難しい。また、機能部及びそれを構成する各構成部品の組付け手段はビス締めに
よるもの或いはカシメによるもの等さまざまであり、どのような方法で分解作業を行えば
良いかの判断もやはり難しい。従って、特にそのパチンコ機の組付け構成を熟知していな
い者では解体作業に大変な時間を要する結果となっていた。勿論、例えば解体作業につい
て記載したマニュアル本を作成することも考えられるが、パチンコ機の組付け構成は製造
会社や機種によっても多種多彩であり、これら全てについてマニュアル本を作成していく
のは極めて困難である。また、たとえマニュアル本を作成したとしてもこれを見ながら作
業するではやはり解体作業の効率性、作業性が悪いという問題が生じる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、解体作業の効率性及び作業
性を高める図ることが可能な遊技機を提供するところにある。
上記課題を解決するための有効な手段とその作用・効果を以下に示す。
手段1.複数の機能部を組付けてなる遊技機において、
前記複数の機能部のうち所定の機能部のそれぞれには、当該機能部についての解体情報
を、それに対応付けられた文字・記号・図形又はそれらの組合せからなる標章として表示
する表示手段が設けられていることを特徴とする遊技機。
なお、本手段1でいう「解体情報」には機能部を構成部品毎に分解するための情報だけ
でなく、機能部自体を遊技機から取り外すための取り外し情報も含まれる。
本手段の構成によれば、各機能部にはそれについての解体情報が標章として表示されて
いるから、この表示内容を見ればその機能部についての作業内容を知ることができ、これ
によりたとえ熟練された者でなくても他の作業者に聞いたりマニュアル本等を見たりする
ことなく効率よく解体作業を進めることができる。また、上記解体情報を、それに対応付
けた文字や記号等により簡略化した標章で表示することで機能部或いはその構成部品の表
示スペースが小さい場合でも多くの情報を表示させることが可能になる。
なお、本発明でいう遊技機とは、パチンコ機やスロットマシン、あるいはパチンコ機と
スロットマシンとを融合させたものを含む。パチンコ機の基本構成としては、操作ハンド
ルを備え、その操作ハンドルの操作に応じて球を所定の遊技領域へ発射し、球が遊技領域
内の所定の位置に配設された作動口に入賞(又は作動ゲートを通過)することを必要条件
として、表示装置において動的表示されている識別情報が所定時間後に確定停止されるも
のが挙げられる。また、特別遊技状態の発生時には、遊技領域内の所定の位置に配設され
た可変入賞装置(特定入賞口)が所定の態様で開放されて球を入賞可能とし、その入賞個
数に応じた有価価値(景品球)のみならず、磁気カードへ書き込まれるデータ等も含む)
が付与されるものが挙げられる。
また、スロットマシンの基本構成としては、複数の識別情報からなる識別情報列を動的
表示した後に識別情報を確定表示する可変表示手段を備え、始動用操作手段(例えば操作
レバー)の操作に起因して識別情報の動的表示が開始され、停止用操作手段(例えばスト
ップボタン)の操作に起因して、或いは、所定時間経過することにより、識別情報の動的
表示が停止され、その停止時の確定識別情報が特定識別情報であることを必要条件として
、遊技者に有利な特別遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手段を備えたものが挙げら
れる。この場合、遊技媒体は、コイン、メダル等が代表例として挙げられる。
また、パチンコ機とスロットマシンとを融合させたものの基本構成としては、複数の識
別情報からなる識別情報列を動的表示した後に識別情報を確定表示する可変表示手段を備
え、始動用操作手段(例えば操作レバー)の操作に起因して識別情報の動的表示が開始さ
れ、停止用操作手段(例えばストップボタン)の操作に起因して、或いは、所定時間経過
することにより、識別情報の動的表示が停止され、その停止時の確定識別情報が特定識別
情報であることを必要条件として、遊技者に有利な特別遊技状態を発生させる特別遊技状
態発生手段を備え、遊技媒体として球を使用するとともに、前記識別情報の動的表示の開
始に際しては所定数の球を必要とし、特別遊技状態の発生に際しては多くの球が払い出さ
れるように構成されたものが挙げられる。
手段2.手段1に記載のものにおいて、前記解体情報は、前記機能部を前記遊技機から
取り外すための取り外し情報であるところに特徴を有する。
なお、本構成でいう「取り外し情報」とは、例えば機能部の「組付け手段」、「取り外
し方法」や「機能部単位毎の取り外し順序」、また、特に前記遊技機から取り外すための
作業対象箇所を複数有するものについては「各作業対象箇所の位置」、「それらの作業順
序」、或いは、これらの組合せ等が含まれる。
各機能部或いはその構成部品の表示スペース等の事情により全ての解体情報を表示でき
ない場合もある。そこで、本手段の構成によれば、各機能部にはそれを遊技機から取り外
すための取り外し関連情報が表示されているから、この表示内容を見れば各機能部をどの
ように取り外せばよいかを知ることができ、機能部の取り外し作業が容易になる分、解体
作業の効率化を図ることができる。また、機能部の組み付け構成が異なる種々の遊技機に
対しても、それらに本願発明を適用させておけば、各種の遊技機について熟知した者でな
くても効率良く解体作業を行うことができる。
手段3.手段2に記載のものにおいて、前記機能部のうち、前記遊技機から取り外すた
めの作業対象箇所を複数有するものについて、前記取り外し情報は、それら複数の前記作
業対象箇所の位置及びそれらの間の作業順序に関するものであって、前記表示手段は、各
作業対象箇所に対応する位置に、前記複数の作業対象箇所の総数、及び、当該作業箇所の
作業順位の両方或いはいずれか一方を前記標章して表示するところに特徴を有する。
手段4.手段2又は手段3に記載のものにおいて、前記機能部のうち、前記遊技機から
取り外すための作業対象箇所を複数有するものについて、前記取り外し情報は、それら複
数の前記作業対象箇所の位置及びそれらの間の作業順序に関するものであって、前記表示
手段は、各作業対象箇所に対応する位置に、それより後に作業すべく作業対象箇所の方向
を指し示すための指示図を前記標章として表示するところに特徴を有する。
ここで、上記手段3ないし手段4でいう「作業対象箇所に対応する位置」とは、各作業
対象箇所に近接した位置だけでなく、例えば機能部全体の縮尺図を表示させ、その縮尺図
上での前記各作業対象箇所の対応位置であっても良い。
本手段3の構成によれば、各作業対象箇所に対応する位置にそれぞれ、全作業対象箇所
の総数、及び、当該作業箇所の作業順位の両方或いはいずれか一方が標章として表示され
ている。手段4の構成によれば、当該作業箇所より後に作業すべく作業対象箇所の方向を
指し示すための指示図が標章として表示されている。従って、その機能部を取り外すため
に作業体対象箇所がどこにいくつあるのか、及び、それらの作業対象箇所をどの順番で作
業していけば良いかを知ることができる。しかも、例えば作業対象箇所が他の機能部等の
背後に隠れている場合であっても上記のような表示を手掛りに当該作業対象箇所の位置を
容易に認識することができる。
手段5.手段1に記載のものにおいて、前記複数の機能部のうち、複数の構成部品から
なるものについて、前記解体情報は、前記機能部を分解するための分解情報であるところ
に特徴を有する。
なお、本構成でいう「分解情報」とは、例えば機能部を構成する各構成部品の「組付け
手段」、「取り外し方法」、「作業対象箇所の位置」や「それらの作業順序」、或いは、
これらの組合せ等が含まれる。
機能部或いはその構成部品の表示スペース等の事情により全ての解体情報を表示できな
い場合もある。そこで、本手段5の構成によれば、少なくとも前記機能部を分解するため
の分解情報が表示されているから、この表示内容を見れば少なくとも機能部についてどの
ように分解すればよいかを知ることができ、機能部の分解作業が容易になる分、解体作業
の効率化を図ることができる。
手段6.手段5に記載のものにおいて、前記構成部品のうち作業対象箇所を複数有する
ものについて、前記分解情報は、それら複数の前記作業対象箇所の位置及びそれらの間の
作業順序に関するものであって、前記表示手段は、各作業対象箇所に対応する位置に、前
記複数の作業対象箇所の総数、及び、当該作業箇所の作業順位の両方或いはいずれか一方
を前記標章して表示するところに特徴を有する。
手段7.手段5又は手段6に記載のものにおいて、前記構成部品のうち作業対象箇所を
複数有するものについて、前記分解情報は、それら複数の前記作業対象箇所の位置及びそ
れらの間の作業順序に関するものであって、前記表示手段は、各作業対象箇所に対応する
位置に、それより後に作業すべく作業対象箇所の方向を指し示すための指示図を前記標章
として表示するところに特徴を有する。
ここで、上記手段6ないし手段7でいう「作業対象箇所に対応する位置」とは、各作業
対象箇所に近接した位置だけでなく、例えば構成部品全体の縮尺図を表示させ、その縮尺
図上での前記各作業対象箇所の対応位置であっても良い。
本手段6の構成によれば、各作業対象箇所に対応する位置にそれぞれ、全作業対象箇所
の総数、及び、当該作業箇所の作業順位の両方或いはいずれか一方が標章として表示され
ている。手段7の構成によれば、当該作業箇所の後に作業すべく作業対象箇所の方向を指
し示すための指示図が標章として表示されている。従って、その構成部品を分解するため
に作業体対象箇所がどこにいくつあるのか、及び、それらの作業対象箇所をどの順番で作
業していけば良いかを知ることができる。しかも、例えば作業対象箇所が他の機能部等の
背後に隠れている場合であっても上記のような表示を手掛りに当該作業対象箇所の位置を
容易に認識することができる。
手段8.手段1ないし手段7のいずれかに記載のものにおいて、前記表示手段は、前記
機能部或いは構成部品の各作業対象箇所に対して、その作業内容に対応付けられた標章、
及び、その標章の表示位置から当該作業対象箇所の方向を指し示すための指示図を表示す
るところに特徴を有する。
手段9.手段8に記載のものにおいて、前記表示位置は、前記各機能部或いは構成部品
が組み付けられた状態で視認可能な位置であるところに特徴を有する。
このような構成によれば、各作業対象箇所の作業内容に対応した標章及び前記指示図は
、各機能部或いは構成部品が遊技機に組み付けられた状態で他の機能部等(配線コード等
も含む)の背後に隠れないような位置、即ち、組付け状態で視認可能な位置に表示されて
いる。従って、たとえ各作業対象箇所が他の機能部等の背後に隠れて見え辛くなっていて
も前記標章及び指示図を見れば、それらの作業内容及び存在位置を知ることができ、もっ
て迅速な対処が可能となる。
手段10.手段1ないし手段9のいずれかに記載のものにおいて、前記表示手段は、前
記機能部或いは構成部品の個別縮尺図、及び、各作業対象箇所の、前記個別縮尺図上にお
ける位置に、その作業内容に対応付けられた標章を表示するところに特徴を有する。
本手段によれば、個別縮尺図をみれば作業対象箇所の数、それらの位置関係等を一瞬に
して把握することができる。
手段11.手段1ないし手段10のいずれかに記載のものにおいて、前記複数の機能部
或いはそれらの前記構成部品には、再利用可能か否かを識別可能な識別表示手段が設けら
れているところに特徴を有する。
本手段の構成によれば、複数の機能部或いはそれらの構成部品には、再利用可能か否か
を識別可能な識別表示手段が設けられているから、再利用可能であるにもかかわらず廃棄
してしまうといった作業ミスを未然に防ぐことができると共に、解体作業の更なる効率化
を図ることができる。
手段12.手段1ないし手段11のいずれかに記載のものにおいて、前記標章は前記機
能部或いは前記構成部品の金型成形により刻印されているところに特徴を有する。
本手段によれば、解体情報に対応付けられた標章は、各機能部或いは各構成部品の金型
成形時に刻印される。従って、例えば前記標章をシールに印刷してこれを各機能部等に貼
り付ける構成と比較して、例えばある機能部の解体情報が表示されたシールを別の機能部
に貼り付けてしまうといったシールの貼り間違いや、当該シールが途中で剥がれ落ちると
いった心配がないという点で効果がある。
手段13.手段1ないし手段12のいずれかに記載のものにおいて、遊技機の全体構成
を全体縮尺図で表示する全体縮尺表示手段を備えているところに特徴を有する。
本手段によれば、全体縮尺表示手段を見れば本遊技機は、いくつの機能部から構成され
、それらがどのような配置関係で組み付けられているかを容易に把握することができ、解
体作業の効率性を向上させることができる。
手段14.手段13に記載のものにおいて、前記全体縮尺図に表示された各機能部には
、解体作業が必要か否かを識別可能な識別表示がされているところに特徴を有する。
本手段によれば、上記全体縮尺図を見れば、どの機能部について解体作業が必要かどう
か把握することができ、解体作業が不要な機能部について作業をしてしまうといった余分
な作業を未然に防ぐことができる。
手段15.手段13又は手段14に記載のものにおいて、前記全体縮尺図に表示された
各機能部には、再利用可能か否かを識別可能な識別表示がされているところに特徴を有す
る。
本手段によれば、上記全体縮尺図を見れば、再利用可能であるにもかかわらず廃棄して
しまうといった作業ミスを未然に防ぐことができる。
手段16.手段1ないし手段12のいずれかに記載のものにおいて、遊技機全体につい
ての全体解体情報に対応付けられた文字・記号・図形又はそれらの組合せからなる全体標
章を貼り付けるための貼り付けスペースが確保されているところに特徴を有する。
なお、本手段でいう「全体解体情報」とは、各機能部について解体作業が必要かどうか
や、再利用可能かどうかの識別情報が含まれる。全体標章の一例としては、遊技機全体の
全体縮尺図であって、それに描かれた各機能部図に、解体作業が必要か否か、再利用可能
か否かの識別表示がされたものがある。
遊技機のなかには、製造後、短期間で回収されて廃棄されるものもあれば、極めて長期
間に亘り使用された後に廃棄されるものもある。特に長期間経過したものは、製造時当初
は再利用可能とされた機能部であっても、例えば老朽化や新技術への転換等により廃棄時
には再利用不可能なものとなっている場合がある。そこで、本手段によれば、貼り付けス
ペースが確保されている。従って、各機能部について解体作業が必要か否かや、再利用可
能な否かが経時的に変化した場合であっても、それに対応した最新の全解体情報の全体標
章を貼り付けることができ、もって廃棄時において最適な解体作業を行わせることが可能
となる。
<請求項1の発明>
請求項1の構成によれば、各機能部にはそれについての解体情報が標章として表示され
ているから、この表示内容を見ればその機能部についての作業内容を知ることができ、こ
れによりたとえ熟練された者でなくても他の作業者に聞いたりマニュアル本等を見たりす
ることなく効率よく解体作業を進めることができる。また、上記解体情報を、それに対応
付けた文字や記号等により簡略化した標章で表示することで機能部或いはその構成部品の
表示スペースが小さい場合でも多くの情報を表示させることが可能になる。
本発明の第1実施形態に係るパチンコ機の背面図 払出制御ユニットの組付け状態を示す斜視図 封印手段の断面図 回路基板が取り付けられたケース本体の斜視図 回路基板の斜視図 パチンコ機全体縮尺図の拡大図 第2実施形態の電源ユニット部分の拡大図 第3実施形態の電源ユニット部分の拡大図 第4実施形態の電源ユニット部分の拡大図
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態について、遊技機のうちパチンコ機を例に挙げて図1ないし図5
を参照しつつ説明する。
本実施形態に係るパチンコ機は、遊技盤12の裏面に、図1に示すように、次述するよ
うにさまざまな機能を有する機能部が複数組み付けられている。
簡単に説明すると、符号13は球貯留タンクであり、ここからのパチンコ球が誘導樋1
4にて整列されつつ球払出装置15側に導かれ、この球払出装置15は後述する払出制御
ユニット22からの払出信号を受けて所定の動作を行う。同図において球払出装置15の
左隣には、樹脂製の液晶部カバー16が遊技盤12に対して一端側を中心に回動自在に設
けられ、その内には、遊技盤12のおもて面に配された液晶表示部、ランプやスピーカを
それぞれ駆動制御する可変表示装置、ランプ制御ユニット及び音声制御ユニット(いずれ
も図示せず)が収容されている。
また、前記液晶部カバー16の下側には、打球発射装置17を制御する発射制御ユニッ
ト18と、遊技盤12の上部に設けられた電源供給部19からの電源を各制御ユニットに
適宜供給する電源ユニット20とが横並びで組み付けられている。更に、それら発射制御
ユニット18及び電源ユニット20の上半分を覆うように主制御ユニット21が組み付け
られている。この主制御ユニット21は所定プログラムに基づき各制御ユニットに制御信
号を与えてパチンコ機全体の動作を統括的に制御するよう機能する。また主制御ユニット
21の右隣には前記球払出装置15を制御する払出制御ユニット22が電源ユニット20
の左側突出部分を覆いつつ組み付けられている。
次に、払出制御ユニット22を例にとって、その具体的構成について説明する。
払出制御ユニット22は、図2に示すように、全体として扁平の箱状をなし、合成樹脂
製のケース本体25及びケース蓋部26からなる保護ケース内に回路基板27を収容して
なる。より詳しくは、ケース本体25内には、図4に示すように、制御用のICパッケー
ジ28等の複数の電子部品が実装されると共に他のユニットと信号ケーブルを介して接続
される複数のコネクタ部29を備えた回路基板27が配置されている。なお、同図では2
機のICパッケージ28及び4つのコネクタ部29のみ図示してある。
これらのICパッケージ28は、そこから突出した複数のリードピンを、回路基板27
上に設けられたソケット30の複数の挿入孔にそれぞれ差し込むことで回路基板27に対
して取付け固定されている。そして、この回路基板27は、例えば長手方向に沿った一側
縁部(図4では右側の側縁部)の両端部分に貫通孔27A,27Aが形成されており、ビ
ス31,31を貫通孔内に挿通させつつケース本体25側に形成されたビス穴(図示せず
)に螺合させることでビス締めにより固定されている。
次いで、図2に示すように、ケース本体25及びケース蓋部26の長手方向の一側面に
は相互に係合可能な一対のヒンジ部32,32が一体的に形成されている。これにより、
ケース蓋部26がケース本体25に対して位置決めされつつ回路基板27を覆うように嵌
め合わされている。なお、ケース蓋部26には、前記4つのコネクタ部29のそれぞれに
対応した位置に開口部が形成されており、ケース本体25及びケース蓋部26を嵌め合わ
せたときには、各コネクタ部29がケース蓋部26の各開口部から外部に露出するよう構
成されている。
更に、前記ヒンジ部32,32が形成された側面とは反対側の側面には、制御ユニット
が開封されて回路基板27が取り外されるといった不正行為を防止すべく、一対の封印手
段33,33が設けられている。より詳しくは、各封印手段33は、図3に示すように、
ケース本体25から側方に突出するように形成された本体側封印部34と、ケース蓋部2
6から同じく側方に突出するように形成された蓋部側封印部35とを備えてなる。本体側
封印部34には上方に開口した凹部34Aが形成されると共に、その根元部分に係合溝3
4Bが形成されている。これに対して、蓋部側封印部35には、前記凹部34Aに対応し
た位置に上下方向に貫通した挿通孔35Aが形成されると共に、その根元部分に係合突起
35Bが形成されている。挿通孔35Aは上端の開口部が前記凹部34Aの開口部より大
きめの径をなし、下端に向う途中で段差部35Cを介して前記凹部34Aと略同一の径に
なるよう構成されている。
ケース本体25とケース蓋部26とを嵌め合わせる際に、それぞれに設けられた前記係
合溝34Bと係合突起35Bとを係合させることで両者の位置決めがより確実なものとな
る。そして、この状態で挿通孔35A及び凹部34A内に接着剤が流し込まれ、そこに樹
脂製の係止ピン36が差し込まれて、これにより本体側封印部34と蓋部側封印部35と
が相互に固着され払出制御ユニット22が封印状態とされている。このように一旦封印さ
れてしまうと、この封印手段33,33を破壊等しない限り払出制御ユニット22を開封
することができなくなり上記制御ユニットを開封するといった不正行為を躊躇させ未然防
止を図ることができると共に、たとえ不正行為がされたとしても一旦開封された後にはそ
の破壊による亀裂等が残るため不正行為を事後的に発見することができる。
そして、この払出制御ユニット22は、図2に示すように、遊技盤12に組み付けられ
た収容プレート37内に収容されている。より詳しくは、この収容プレート37は、払出
制御ユニット22が置かれるベース部37Aと、その長手方向の両端で、収容された払出
制御ユニット22の短辺側面を挟み込むように対向する一対の壁面部37B,37Bとを
一体的に成形してなる樹脂製部材である。また、前記一対の壁面部37B,37Bには、
払出制御ユニット22表面のうちヒンジ部32,32が形成された側の両端部分を覆うよ
うに矩形の接合部37C,37Cがそれぞれ突設されている。その接合部37C,37C
にはそれぞれ貫通孔が形成されており、その貫通孔内にビス38,38を挿通させつつ払
出制御ユニット22表面に形成されたビス穴に螺合することで払出制御ユニット22が収
容プレート37内に固定されている。
さて、本実施形態に係るパチンコ機の各制御ユニットには、各制御ユニット名と共に、
それらをパチンコ機から取り外すための取り外し情報、及び、分解するための分解情報と
からなる解体情報が表示されている。
まず、各制御ユニット表面には、図1に示すように、ユニット名の表示位置付近に、そ
れら制御ユニット間での取り外し順序を示す番号を四角形で囲んでなる標章(以下、「ユ
ニット取り外し順標章40」)が表示されている。より詳しくは、払出制御ユニット22
には「1」、液晶部カバー16には「2」の番号からなるユニット取り外し順標章40が
それぞれ表示されている。また、発射制御ユニット18及び電源ユニット20は、主制御
ユニット21に対して、その背後に一部が隠れるように重なり合った関係にあるので、主
制御ユニットに「3」、発射制御ユニットに「4」、そして電源ユニットに「5」の番号
からなるユニット取り外し順標章40がそれぞれ表示されている。
なお、同図に示す組付け状態では、払出制御ユニット22、液晶部カバー16及び主制
御ユニット21は互いに重なり合った関係になくいずれを最初に取り外しても良いが、説
明の便宜上、払出制御ユニット22から順に取り外すよう上記ユニット取り外し順標章4
0がそれぞれ表示してある。発射制御ユニット18及び電源ユニット20についても同様
である。また、上記ユニット名及びユニット取り外し標章40は、各制御ユニットの保護
カバーの金型成形により同時に刻印される。
次に、その他の解体情報について、前述した払出制御ユニット22を例に挙げて具体的
に説明する。
払出制御ユニット22表面の中央部には、当該払出制御ユニット22についての解体作
業の作業手順の全体が表示されている(以下、これを「全体作業手順表示」)。この払出
制御ユニット22の解体作業は大きく分けて、払出制御ユニット22を収容プレート37
から取り外すための第1作業、その保護カバーを空けるための第2作業、及び、回路基板
27を分解するための第3作業からなり、前記中央部には、それらに対応した番号を円で
囲んでなる標章(以下、「作業順標章41」)が一列状に表示され、それらの横に各作業
内容に対応した標章が表示されている。
このうち第1作業内容については、その作業順標章41の横にビスを取り外すことを示
唆する図形42が表示されている。
次に第2作業内容については、その作業順標章41の横に破壊を示唆する図形43が示
されると共に、その作業対象箇所である前記封印手段33,33の近傍に同一の作業順標
章41が表示されている。なお、上記第1及び第2の作業の作業順標章41及び各図形4
2,43についてもやはり保護カバーの金型成形により刻印される。
続いて第3作業内容については、払出制御ユニット22表面に貼り付けられたシール上
に印刷されている。第3作業内容は、ケース本体25から回路基板27を取り外すための
第1単位作業、及び、回路基板27からICパッケージ28を取り外しための第2単位作
業(ビス取り外し、電子部品取り外し)からなり、シール上には、それらに対応した番号
を括弧で囲んでなる標章(以下、「単位作業順標章44」)がやはり一列状に印刷され、
それらの横に各作業内容に対応した標章45が印刷されている。
また、払出制御ユニット22表面には、主として上記第1ないし第3の作業の各作業対
象箇所等をそれぞれ指し示すための個別位置表示が、前記作業手順全体表示に比べてやや
小さめ表示されている。より詳しくは、第1作業については、その作業順標章41と同一
の標章がその作業対象箇所である前記収容プレート37の接合部37C,37C付近にそ
れぞれ刻印されている。それと共に、それらの作業対象箇所間での作業順位及び全作業対
象箇所の総数(この場合、ビスの本数と同じ)とからなる分数表示標章47が刻印されて
いる(手段3の構成に相当)。
第2作業についても同様に、やはりその作業対象箇所でなる封印手段33,33付近に
、同第2作業の作業順標章41と同一の標章、及び、分数表示標章47が刻印されている
(手段6の構成に相当)。
なお、上記各分数表示標章47と共に、その表示位置から当該作業対象箇所の方向を指
し示す指示図(図2では点線矢印48で示してある)を表示しても良い(手段8の構成に
相当)。
第3作業については、上記シール上に印刷された回路基板27の個別縮尺図46にてそ
の作業対象箇所を指し示すようにしてある。即ち、この個別縮尺図46には、第1及び第
2の単位作業の作業対象箇所に対応する位置にそれらの単位作業順標章44がそれぞれ印
刷されている(手段10の構成に相当)。また、個別縮尺図46上のICパッケージ図は
それらが再利用可能部品であることを示すため例えば黄色く塗られている(手段11の構
成に相当)。
次の上記のように構成されたパチンコ機の解体作業について説明する。各制御ユニット
には、それぞれ前記ユニット取り外し順標章40が刻印されており(図1参照)、それを
見ればまず最初に払出制御ユニット22を取り外せば良いことがわかる。ここで、払出制
御ユニット22表面上において、全体作業手順表示は中央部の目立つ位置に表示され、個
別位置表示はそれより小さく表示されているから、作業者は両者間の主従関係が感覚的に
把握できる。そして、まず、全体作業手順表示をみて払出制御ユニット22を解体するた
めの作業内容全体を把握でき、各作業内容の作業順標章41と同一の標章が付された個別
表示の位置を見つけることで、そこが作業対象位置であることを知ることができる。以下
、具体的な作業の流れについて説明する。
まず、番号1の作業順標章41の横の作業内容を示す標章と、接合部37C,37C付
近に表示された同一作業順標章41とにより、接合部37C,37Cに締めつけられたビ
ス38,38を取り外せばよいことがわかる。しかも、接合部37C,37C付近の同一
作業順標章41と共に表示された分数表示をみれば、作業対象箇所の総数(ビス締めの数
)と当該作業箇所の順序を知ることができる。ここで、例えば本実施形態のように接合部
37C,37C近傍にコネクタ部29が配されており、他の制御ユニットからの信号ケー
ブルにより接合部37C,37Cのビス38が隠れていて見つけ難いことがある。このよ
うな場合であっても、本実施形態のように、作業対象箇所から外れた位置に作業順標章4
1等を表示させることで、それを手掛りに作業対象箇所を容易に探すことができる。この
作業により払出制御ユニット22を収容プレート37から取り外すことができる。
次いで、番号2の作業順標章41の横の作業内容を示す標章と、前記封印手段33,3
3付近に表示された同一作業順標章41とにより、封印手段33,33を破壊すればよい
ことがわかる。これにより、図4に示すようにケース本体25とケース蓋部26とを分離
することができる。
そして、ケース蓋部26表面に表示された番号3の作業順標章41の横の第1単位作業
内容を示す標章及び個別縮尺図46を確認することで、回路基板27の一側縁部両端に位
置する2本のビス31,31を取り外せばよいことがわかり、これにより、ケース本体2
5から回路基板27を取り外すことができる。同様に、第2単位作業内容を示す標章及び
個別縮尺図46を確認することで、回路基板27上の電子部品のうち2つのICパッケー
ジ28を取り外せばよいことがわかる(図5参照)。しかもそれらがカラー表示によって
再利用可能であることも知ることができ、このようなカラー表示されていない廃棄部品と
の区別が明確となるため、誤って廃棄してしまうといった作業ミスを防止することができ
る。
以下、他の制御ユニットについてもユニット取り外し順標章40の番号順に解体作業を
行う。
このように、本実施形態のパチンコ機であれば、別途マニュアル本等を作成することな
く、パチンコ機の構成を熟知した者でなくても、各制御ユニットに表示された解体情報を
見ればそれらを遊技盤12から取り外して分解するまでの一連の作業を容易に進めること
ができ、もって解体作業の効率性及び作業性を高めることができる。
なお、各制御ユニットの解体情報等は、図1に示すように遊技盤12に組付けられた状
態で視認可能な位置に配するのが望ましい。どこにどのユニットがあり、どのように解体
作業を行うのかということを予め知ることができ、更に解体作業の効率化を図ることがで
きるからである。
また、本実施形態の構成に加えて、パチンコ機の背面構成全体の全体縮尺図を表示する
構成であっても良い(手段13の構成に相当)。具体的には、例えば一番目立つ液晶部ケ
ース16表面の中央位置(図1において二点鎖線で囲まれた部分)に、図6に示すような
パチンコ機の背面構造を模式化した全体縮尺図39が印刷されたシールを貼り付ける構成
であっても良い。更に全体縮尺図39のうち、本実施形態において解体作業を行うべき払
出制御ユニット22、液晶部ユニット16、主制御ユニット21、発射制御ユニット18
及び電源ユニット20の各図だけ所定の色が塗られており、解体が不要な他の機能部と区
別できるようになっている(手段14の構成に相当)。
このような構成であれば、本実施形態に係るパチンコ機の解体作業にあたり、各機能部
の配置関係を一見して把握することができると共に、いくつの機能部について作業をすべ
きかを容易に知ることができ、解体作業の更なる効率性・作業性を向上させることができ
る。
なお、上記全体縮尺図39は、パチンコ機の製造時に液晶部カバー16に刻印されてい
る構成であっても、全体縮尺図39が印刷されたシールを貼り付ける構成であっても良い
。更に、例えば図1の二点鎖線で囲まれたスペース39を貼り付けスペースとして、そこ
に最新の全体解体情報に対応した全体縮尺図39を貼り付けられるようにした構成でも良
い(手段16の構成に相当)。パチンコ機の各機能部のなかには、長期間使用されて製造
時当初は再利用可能であったものが途中で再利用不可能となる場合があり、上記構成であ
れば、このような再利用可能対象の経時的変化に対応した最新の解体情報をパチンコ機に
表示させることが可能となる。
<第2実施形態>
上記第1実施形態では、各制御ユニットにはユニット取り外し順標章40が表示され、
この番号順に取り外し作業を進める構成としたが、本実施形態では、各制御ユニットには
前記ユニット取り外し順標章40を表示していない。こうした場合、各制御ユニットをど
の順で取り外せば良いかわかりにくい。例えば図7に示すように、電源ユニット20は、
全4本のビスB1〜B4で遊技盤12に組み付けられており、そのうちの2本のビスB3
,B4が他の制御ユニットの背後に隠れている。こうした場合、作業者は、目に見える2
本のビスB1,B2だけを外せば当該電源ユニットを取り外せると誤って判断し、この2
本のビスB1,B2を外した後に無理やり引き引き抜いて破壊してしまうなどのおそれが
ある。本実施形態では、このように各制御ユニットに前記ユニット取り外し順標章40が
表示されていなくても無理なく効率良く解体作業を進めることを可能とするためのもので
ある。なお、第1実施形態と同一構成部分については同一符号を付して重複する説明を省
略し、異なるところのみを次に説明する。
本実施形態では、図7に示すように、電源ユニット20表面上の前記4本のビスB1〜
4の近傍に、作業対象箇所の総数(本実施形態ではビスの総数4本)及び当該作業対象箇
所の作業順の番号がそれぞれ分数表示標章50として刻印されている。また、ビスB2の
近傍には、隠れている2本のビスB3,B4の取り付け位置(作業対象箇所)の方向を指
し示す白抜き矢印51が刻印されている(手段4の構成に相当)。従って、上記分数表示
標章50によって、まず見えているビスB1,B2を取り外せば良いこと、及び、これら
の他に外すべきビスが2本存在することを知ることができる。また、B2付近の白抜き矢
印51により残りの2本のビスB3,B4が存在する位置の方向を知ることができ、制御
ユニット21を先に取り外すべきことを知ることができる。従って、電源ユニット20を
無理やり引き抜くといった作業ミスや、主制御ユニット21より払出制御ユニット22を
優先して取り外すといった遠回りな作業ミスを防止し、効率良く特定の機能部の取り外し
が可能となる。
<第3実施形態>
本実施形態も、前記第2実施形態と同様の問題に対処するためのものであり、上記第2
実施形態とは、解体情報の表示態様が異なる。
図8に示すように、電源ユニット20表面のうち露出した部分に、主制御ユニット21
の背後に隠れている2本のビスB3,B4について分数表示標章60と、その各表示位置
から作業対象箇所である各ビスB3,B4の取付け位置の方向を指示するための白抜き矢
印61とが表示されている(手段9の構成に相当)。このような構成であれば、たとえ作
業対象箇所が他の機能部等の背後に隠れていても、視認可能な位置に表示された前記分数
表示標章60及び白抜き矢印61を見れば、当該作業対象箇所の作業内容及び存在位置を
知ることができ、やはり電源ユニット20の取り外し作業の効率性を向上させることがで
きる。
<第4実施形態>
本実施形態も、前記第2実施形態と同様の問題に対処するためのものであり、上記第2
実施形態とは、解体情報の表示態様が異なる。
図9に示すように、電源ユニット20表面のうち露出した部分に、作業内容を示す標章
52、作業工数53、及び、当該電源ユニット20の個別縮尺図54が表示されており、
この個別縮尺図54において各作業対象箇所の位置を指し示すよう構成されている(手段
10の構成に相当)。
このような構成であれば、上記個別縮尺図54を見れば即座に全ビスの位置関係を明確
に把握することができ、より解体作業の効率性を向上させることが可能となる。
<他の実施形態>
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実
施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で
種々変更して実施することができる。
(1)上記各実施形態では、解体情報は、特に解体作業が困難となり得る各制御ユニッ
ト(本発明の「所定の機能部」に相当)のみに表示した構成としたが、これに限らず、球
貯留タンク13その他の機能部に表示する構成であっても良い。
(2)上記第1実施形態では、第3作業内についてはシールを貼り付けて表示し、その
他の各種の標章についてはケース蓋部26に刻印する構成としたが、いずれの表示手段で
あっても良い。
(3)上記第1実施形態では、制御ユニットの取り外し情報(第1作業内容)及びそれ
らの分解情報(第2及び第3作業内容)を表示する構成としたが、これに限らず、表示ス
ペース等の事情を考慮していずれか一方だけを表示する構成であっても良い(手段2又は
手段5に相当する構成)。
(4)上記第1実施形態では、「再利用可能か否かを識別可能な識別表示手段」として
回路基板27の個別縮尺図46上に描かれたICパッケージ図を黄色く塗って他の電子部
品と色分けする構成としたが、色分けに限らず、再利用可能或いは廃棄の旨を示す標章で
識別表示する構成であっても良い。また、ICパッケージ28の構成部品や機能部自体を
色分けしたり、前記識別用の標章を付す構成であっても良い。
12…遊技盤
18…発射制御ユニット
20…電源ユニット
21…主制御ユニット
22…払出制御ユニット
25…ケース本体
26…ケース蓋部
27…回路基板
28…ICパッケージ
33…各封印手段
39…全体縮尺図
40,41,42,43,44,47,48,50,51,52,53,60,61…
各種標章
46,54…個別縮尺図

Claims (1)

  1. 複数の機能部を組付けてなる遊技機において、
    前記複数の機能部のうち所定の機能部のそれぞれには、当該機能部についての解体情報
    を、それに対応付けられた文字・記号・図形又はそれらの組合せからなる標章として表示
    する表示手段が設けられていることを特徴とする遊技機。
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