JP2013135611A - 封入されたエンドターンを有する電気機械 - Google Patents

封入されたエンドターンを有する電気機械 Download PDF

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Abstract

【課題】改良された手段で冷却される電気機械を提供する。
【解決手段】本発明による電気機械(20)は、ロータ(24)及びステータ(22)を有する。ステータは、ステータ巻線(30)を形成する導電性ワイヤ(42)を有する。ステータ巻線は、ステータコア(28)の軸線方向端部(40)を越えて軸線方向に突出した第1の複数のエンドターン(38)を形成する。第1の複数のエンドターンを形成する導電性ワイヤの部分は、別々の外側電気絶縁層(44)を有する。第1の複数のエンドターンは、熱伝導率が50W・m-1・K-1の熱伝導性材料(32)で封入される。巻線の外側電気絶縁層を構成するのに、セラミック材料が用いられる。エンドターンを封入する熱伝導性材料を形成するのに、金属材料が用いられる。電気機械の製造方法も提供する。
【選択図】図5

Description

本発明は、電気機械に関し、特に電気機械の冷却に関する。
多くの電気機械は、極めて高い効率で動作するけれども、幾分かのエネルギーが必然的に失われる。かかるエネルギー損失は、摩擦損、鉄損及びヒステリシス損を含む種々の形態をとり、結果として、廃熱を発生させる。幾つかの適用例では、電気機械の巻線において廃熱が許容できないレベルに達するのを防止するために、電気機械から熱を積極的に除去する必要がある。
熱を電気機械から除去する種々の方法が、当該技術分野において知られている。噴霧冷却が、1つの既知の方法であり、典型的には、噴霧冷却により、油を端部巻線に噴霧して熱を電気機械から除去する。また、電気機械に「ウォータージャケット」を設けることが知られており、「ウォータージャケット」は、ハウジングの形態を有し、ハウジングは、熱を電気機械から除去する冷却用液体、例えば水を循環させる流体通路を有する。空気の流れを電気機械の中に又はそれを横切るように通して冷却を促進することも知られており、空気の流れは、ファンによって支援されるのがよい。
電気機械を冷却する種々の効果的な手段が知られているけれども、この分野において、一層の改良が望まれている。
本発明は、材料に封入されたエンドターンを備えたステータを有し、エンドターンを、それから熱を除去することを容易にする材料に封入した電気機械を提供する。
1つの実施形態では、ロータと、ロータに作動的に結合されたステータとを有する電気機械が提供される。ステータは、第1の軸線方向端部及び第2の軸線方向端部を備えたステータコアと、ステータ巻線を形成する少なくとも1本の導電性ワイヤとを有し、導電性ワイヤは、ステータコアに取付けられている。ステータ巻線は、第1の軸線方向端部を軸線方向に越えて突出した第1の複数のエンドターンを形成し、第1の複数のエンドターンは、外側電気絶縁層を備えた複数のワイヤ部分を有し、各ワイヤ部分は、別々の外側電気絶縁層を有する。熱伝導性材料が、第1の複数のエンドターンの上に配置され、熱伝導性材料の熱伝導率は、少なくとも約50W・m-1・K-1である。
別の実施形態では、ロータと、ロータに作動的に結合されたステータとを有する電気機械が提供される。ステータは、第1の軸線方向端部及び第2の軸線方向端部を備えたステータコアと、ステータ巻線を形成する少なくとも1本の導電性ワイヤとを有し、導電性ワイヤは、ステータコアに取付けられている。ステータ巻線は、第1の軸線方向端部を軸線方向に越えて突出した第1の複数のエンドターンを形成し、セラミック材料が第1の複数のエンドターンを形成する導電性ワイヤの部分の上に配置される。金属材料が第1の複数のエンドターンの上に配置される。
さらに別の実施形態では、電気機械を製造する方法が提供され、上記方法は、ロータと、第1の軸線方向端部及び第2の軸線方向端部を備えたステータコアを準備する工程を有する。上記方法は、更に、巻線を導電性ワイヤから形成する工程と、巻線をステータコアに取付ける工程とを有し、巻線は、ステータコアの第1の軸線方向端部を越えて突出した第1の複数のエンドターンを形成する。巻線をステータコアに取付ける前に、巻線を形成する導電性ワイヤに外側電気絶縁層を被覆する。ステータコアをロータと結合させ、第1の複数のエンドターンを、少なくとも約50W・m-1・K-1の熱伝導率を有する熱伝導性材料で被覆する。
本発明の上記特徴及び他の特徴並びにこれらを得る仕方は、添付の図面と関連して行う本発明の実施形態についての以下の説明を参照すると明らかになると共に本発明それ自体についても良好に理解されよう。
電気機械の側面図である。 図1の電気機械の端面図である。 複数のステータエンドターンの側面図である。 ステータエンドターンの端面図である。 封入されたエンドターンの断面図である。 ステータ巻線の概略図である。 電気機械及びハウジングの断面図である。 電気機械及び変形例のハウジングの詳細断面図である。 熱伝導性材料によって形成された冷却用リブを示す概略図である。 熱伝導性材料の中を通る流体通路の概略的な断面図である。 ステータコアと熱伝導性材料の間の隙間を有する電気機械の概略図である。
同じ参照符号は、幾つかの図を通じて同じ部品を示している。本明細書の実施例は、本発明の実施形態を幾つかの形態で示しているが、以下に開示する実施形態は、網羅的ではなく、本発明の範囲を開示した形態そのものに限定するものと解されてはならない。
電気機械20が、図1及び図2に示されている。電気機械20は、互いに作動的に結合されたステータ22及びロータ24を有している。ロータ24は、電気機械20の回転軸線26を定めている。図示の実施形態では、電気機械20は、三相誘導モータであるが、他の実施形態では、電気機械のステータ巻線を冷却するのに有利である別の電気機械の形態を採用してもよい。三相誘導モータ及びその他の電気機械を作動させる一般的な原理は、当業者によく知られている。
ステータ22は、ステータコア28の上に取付けられた巻線30を有している。当業者がよく理解しているように、巻線30は、軸線方向に延びる部分48とエンドターン38を有しており、軸線方向に延びる部分48は、ステータコア28の互いに反対側に位置する軸線方向端部40と軸線方向端部40の間を延び、エンドターン38は、ステータコア28の軸線方向端部40を軸線方向に越えて突出している。後で詳細に説明するように、エンドターン38は、熱伝導性材料32に封入されている。熱伝導性材料32を貫通して突出したコネクタ34が、ステータ巻線30を三相AC電源等の電源に接続するのに用いられる。
図示のステータコア28は、在来の構造を有しており、複数の積重ね金属板の層で形成され、略円筒形をなし、ロータ24を受入れる中央ボアを有している。ロータ24を包囲するステータ22を利用することが慣例であるけれども、電気機械の変形実施形態では、中央のステータと、ステータを包囲するロータを採用してもよい。
図示の実施形態では、複数のスロット36が、ステータコア28の半径方向内向き面の上をステータコア28の軸線方向長さにわたって延びている。巻線30は、その軸線方向に延びる部分48をスロット36に挿入することによって、ステータコア28に取付けられている。ステータコア28の軸線方向端部40を越えて突出した巻線30の短い部分38が、エンドターンを形成している。図5に見られるように、ステータコア28の軸線方向端部40の各々のところに位置するエンドターン38は、導電性ワイヤ42で形成され、導電性ワイヤ42は、外側電気絶縁層44を有し、導電性ワイヤの各エンドターンの部分38は、別々の外側電気絶縁層44を有している。換言すれば、エンドターン38は、多数のエンドターン38を包囲する単一で一体の塊状の絶縁材料によって絶縁されてはいない。
図示の実施形態では、導電性ワイヤ42を形成するのに銅が用いられ、巻線30を形成する導電性ワイヤ42は、全長にわたって、セラミック材料で絶縁されている。また、エンドターン28を熱伝導性材料32に封入することにより導電性ワイヤ42又は外側電気絶縁層44を損傷させないならば、導電性ワイヤ42及び外側電気絶縁層44を形成するのに他の材料を用いてもよい。外側電気絶縁層44及び導電性ワイヤ42の溶融温度よりも低い溶融温度を有する熱伝導性材料32を利用することによって、エンドターン28を、損傷させることなしに、溶融した熱伝導性材料32で封入することができる。エンドターン38だけが絶縁されている巻線30を利用することも可能であるが、一般的には、巻線30を形成する導電性ワイヤ42を全長にわたって絶縁することが実用的であろう。
熱伝導性材料32によるエンドターン38の封入は、図3〜図5を参照することにより最もよく理解される。図3は、ステータの一方の軸線方向端部の側面図であり、エンドターン38を概略的に示している。図3において、破線33は、熱伝導性材料32の上方の広がりを示している。図4は、ステータコア28及び2つのエンドターン38を示す端面図である。熱伝導性材料32は、図4には示されていない。図5は、熱伝導性材料32及び3つのエンドターン38の断面図である。図を分かりやすくするために、図3〜図5において、限られた数のエンドターン38だけが示されている。また、絶縁スロットライナ56のカフが図3に見えることが注目される。スロットライナ56は、通常、巻線30を形成する導電性ワイヤ42とステータコア28の積層との間の電気絶縁バリヤを提供するのに用いられる。導電性ワイヤ42が全長にわたって外側電気絶縁層44を備えている場合、スロットライナ56の使用を回避してもよい。
熱伝導性材料32は、それがエンドターン38の外側電気絶縁層44に直接接触した状態でエンドターン38を封入している。図5に示す断面図は、熱伝導性材料32に埋込まれたエンドターン38を示している。図5では、エンドターン38は、互いに接触状態では示されていない。しかしながら、多くの適用例では、エンドターン38は、エンドターン38を形成する個々のワイヤの部分同士は、エンドターン38を包囲している熱伝導性材料32内でいくらか接触するであろう。一般的には、巻線30から熱伝導性材料32への熱移送を最大にするために、熱伝導性材料32が外側電気絶縁層44に直接接触する表面積を最大にすることが望ましい。エンドターン38を熱伝導性材料32内に封入することにより、熱移送を容易にするだけでなく、エンドターン38を熱伝導性材料32内に固着させる。ポット材料を用いて、ステータのエンドターンを封入して固着させることが知られている。伝統的なポット材料は、エポキシ及び樹脂状材料を含み、典型的には、約3.0W・m-1・K-1以下の熱伝導率しか有していない。伝統的なポット材料は、エンドターンの構造的な固定を行うが、これら伝統的なポット材料は、典型的には、熱の除去を容易にするわけではない。
伝統的なポット材料とは対照的に、熱伝導性材料32は、少なくとも約50W・m-1・K-1、有利には少なくとも約150W・m-1・K-1、更に有利には少なくとも約200W・m-1・K-1の熱伝導率を有する。高い熱伝導率を有する材料を用いることにより、エンドターン38からの熱の移送を向上させる。
熱伝導性材料32は、2つの異なるメカニズムによって、エンドターン38から熱エネルギーを除去する。第1に、熱伝導性材料32は、熱をエンドターン38から除去する導管として作用し、それに引続いて、熱を、熱伝導性材料32に熱的に結合された別の媒体に移送する導管として作用する。例えば、熱伝導性材料32は、熱をハウジングに、又は、熱伝導性材料32と直接接触している空気又は別の流体に移送する。第2に、熱伝導性材料32は、ヒートシンクとして作用し、エンドターン38から除去された熱エネルギーは、熱伝導性材料32の中に残り、その温度を上昇させる。ほぼ全ての適用例において、熱伝導性材料32は、熱エネルギーをエンドターン38から両方のメカニズムを介して除去する。
図示の実施形態では、熱伝導性材料32は、金属材料であり、アルミニウム合金である。望ましい物理的特性を得るために、錫、銀及びその他の材料を熱伝導性材料32に添加するのがよい。熱伝導率に加えて、熱伝導性材料32のより重要な物理的性質のうちの1つは、導電性ワイヤ42及び外側電気絶縁層44に対する熱伝導性材料32の溶融温度である。溶融した熱伝導性材料32による封入中の導電性ワイヤ42及び外側電気絶縁層44の構造的損傷を阻止するため、熱伝導性材料32は、その融点が導電性ワイヤ42及び外側電気絶縁層44の融点よりも低くなるように選択され、導電性ワイヤ42又は外側電気絶縁層44に損傷を与えることなしに、外側電気絶縁層44に液体状態で接触することができる。一般的には、エンドターンを完全に液体の熱伝導性材料で封入し、熱伝導性材料を固体又は半固体状態に硬化させることが望ましいけれども、熱伝導性材料32が部分的に溶融状態にあるときにエンドターンを封入することも可能である。
図示の実施形態では、導電性ワイヤ42は、銅で形成され、銅の溶融温度は、約1084℃である。また、高温用マグネットワイヤをニッケル被覆銅又はニッケルだけで形成することが知られており、導電性ワイヤ42を形成するのに、かかる高温用マグネットワイヤを用いてもよい。ニッケルは、約1453℃の溶融温度を有する。高温適用例のマグネットワイヤに外側セラミック層44を設けることが知られている。かかる外側セラミック層44は、完全に硬化させたガラス質エナメル膜で作られるのがよく、かかるガラス質エナメル膜は、ベースワイヤにしっかりと結合され、これと同じ可撓性を有する。セラミック被覆マグネットワイヤは、商業的に入手可能であり、セラミック被膜は、約1000℃の温度に耐えるのがよい。
アルミニウムは、約660℃の溶融温度を有し、かくして、セラミック被膜44銅ワイヤ42と共に、純アルミニウム又はアルミニウム合金のいずれかとしての熱伝導性材料32として容易に採用される。熱伝導性材料32を形成するために、例えば、溶融温度が約232℃の錫及び溶融温度が約961℃の銀を、アルミニウムと共に用いてもよい。熱伝導性材料32に用いられる材料の正確な比は、熱伝導性材料32の溶融温度を制御するためだけでなく、熱伝導性材料32の他の物理的性質、例えば熱伝導性材料32の熱伝導率及び熱膨張率を制御するために調節されるのがよい。
封入材料32を形成するのに用いられる材料の熱伝導率に関し、アルミニウムの熱伝導率は、200W・m-1・K-1よりも幾分大きく、錫の熱伝導率は、約66.8W・m-1・K-1であり、銀の熱伝導率は、400W・m-1・K-1よりも幾分大きいことに注目すべきである。導電性ワイヤ42に関し、銅は、350〜400W・m-1・K-1の熱伝導率を有し、ニッケルは、91W・m-1・K-1の熱伝導率を有する。外側電気絶縁層44を形成するのに用いられるセラミック材料は、約30〜45W・m-1・K-1の熱伝導率を有する場合が多い。一般的には、封入材料32の熱伝導率を最大にすることが望ましいが、他の設計要因も、封入材料、即ち、熱伝導性材料32の選択に影響を及ぼす場合がある。熱伝導率の値のうちの下限について、封入材料32は、外側電気絶縁層44の熱伝導率よりも高い熱伝導率を有することが望ましく、また、一般的には、少なくとも約50W・m-1・K-1の値を有する封入材料32を用いることによって、外側電気絶縁層44よりも高い熱伝導率を有する。
熱伝導性材料32を形成する金属材料の使用により、幾つかの利点が得られる。封入材料32を形成する金属の使用により、伝統的なポット材料と比較して高レベルの熱伝導率が得られるだけでなく、一般的には、導電性ワイヤ42の熱膨張率に比較的近い熱膨張率が得られる。その結果、導電性ワイヤ42は、電気機械20の動作温度範囲全体にわたって導電性ワイヤ42及び封入材料32に生じる熱膨張の差による損傷を受ける恐れが低くなる。また、エンドターンと熱伝導性材料の間の熱膨張の差を補償する材料をエンドターンと熱伝導性材料の間に配置することが可能である。
エンドターン38を封入するのに金属材料を用いることが有利であるけれども、変形実施形態では、非金属材料又は純非金属材料が比較的高い熱伝導率を有していれば、金属材料と非金属材料の組合せ、又は、金属材料と純非金属材料の組合せを採用してもよい。また、金属は、典型的には、導電性材料であり、導電性ワイヤ42を熱伝導性材料32から分離するために外側電気絶縁層44を用いることにより、かかる導電性材料を、エンドターンを短絡させることなしに熱伝導性材料として用いることを可能にすることに注目すべきである。
図示の実施形態は、厚さ0.1〜0.3ミリメートルのセラミック外側電気絶縁層44を備えた導電性ワイヤ42を有する。しかしながら、外側電気絶縁層44を形成する他の材料を用いてもよい。例えば、錫が熱伝導性材料32を形成するのに用いられる唯一の又は主要な材料であり、例えば、熱伝導性材料が錫と銀で形成されていれば、外側電気絶縁層44は、セラミック材料により得られる熱的性能と同一の熱的性能を必要とせず、約260℃の温度限度を有するポリイミドフィルムを外側電気絶縁層44として利用することが可能である場合がある。種々の他の変形実施形態も可能である。例えば、熱伝導性材料32を形成するのに、金属材料と非金属材料の混合物を用いてもよく、幾つかの熱伝導性材料32では、約180℃の温度限度を有するポリイミドエナメルで形成された外側電気絶縁層44を有する導電性ワイヤ42を坂要することが可能な場合がある。
図7及び図8に示すように、電気機械20を形成するステータ22及びロータ24が、ハウジング50内に配置される。熱伝導性材料32とハウジング50を熱的に結合させることによって、電気機械20の冷却を一段と促進させることができる。熱伝導性材料32をハウジング50に熱的に結合させるのに、一般的には、熱伝導性材料32をハウジング50の表面54に直接当接させることが有利である。熱伝導性材料32とハウジング50の間の熱エネルギーの移送を行う他の手段を採用してもよい。
図7及び図8に示すハウジング50は、流体通路52を有し、熱伝導性材料32からハウジング50に移送された熱を除去する冷却用液体を、流体通路52を通して循環させる。かかる流体通路を備えたハウジング50は、しばしば、ウォータージャケットと呼ばれる。流体通路52を備えることにより、ハウジング50の除熱能力が大幅に増大するけれども、かかる通路を備えていないハウジングは、熱伝導性材料32に熱的に結合されていれば、ヒートシンクとして働くことによって熱の除去を容易にする。かかるハウジングは、熱を周囲環境中に放散させるフィン又はその他の手段を有していてもよい。かかる熱消散速度を増大させるファンを採用してもよい。
次に、電気機械20の製造及び組立てについて説明する。従来の方法を利用して、ロータ24を製造する。従来の巻線設備及び方法を用いて、巻線30を巻いて、ループにする。ステータコア28は、従来の構造を有し、ステータコア28を、積重ね金属層から形成する。巻線30をステータコア28に取付け、エンドターン38を、軸線方向端部40を越えるようにそれから突出させる。巻線30を、従来の挿入設備及び方法を利用して挿入し、巻線30の軸線方向部分48を、ステータスロット36に挿入する。
エンドターン38を封入する前、エンドターン38は、外側電気絶縁層44を有している。これは、導電性ワイヤ42を巻線30に形成する前に且つ巻線30をステータコア28に取付ける前に、導電性ワイヤ42に外側電気絶縁層44を設けることによって最も容易に達成される。巻線30をステータコア28に取付けた後、エンドターン38を熱伝導性材料32で封入する。エンドターン38を封入する前又はその後のいずれかにおいて、ステータコアとロータを互いに結合させて、電気機械を形成する。同様に、電気機械20がハウジング50を有していれば、ステータコア28をハウジング50内に取付ける前又はその後のいずれかにおいて、エンドターン38を封入する。一般的には、成形ジグを用い且つ圧力下で、熱伝導性材料32を成形することが有利である。また、エンドターン38を熱伝導性材料32の中に浸して、エンドターン38を封入してもよい。浸しプロセスの1つの利点は、浸しプロセスが、熱伝導性材料とステータコア28との間に隙間64を形成するのに容易に使用されることである。かかる隙間64を、図11に示し、かかる隙間64により、エンドターン38の短い長さ部分を熱伝導性材料32とステータコア28の間に露出させたままにし、また、冷却用流体、すなわちガス及び液体が隙間64を流れて、除熱を促進させることを可能にする。
電気機械をハウジング内に取付ける前にエンドターンを封入する場合、又は、電気機械20がハウジングを有していない場合、エンドターン38を熱伝導性材料32で封入するとき、固定具及び型が用いられる。変形例として、エンドターン38を、溶融状態でハウジング50内に導入される熱伝導性材料32で封入する前、ステータコア28をハウジング50内に取付けてもよい。それにより、ハウジング50は、型として作用し、熱伝導性材料32の最終形状を形成するのに用いられる固定具及び型の必要を減少させ又はなくす。
図7は、電気機械20をハウジング50内に取付ける前にエンドターン38を封入した実施形態を示している。図8は、エンドターン38を封入する前に電気機械20がハウジング50内に取付けられ、ハウジング50が熱伝導性材料32の型として作用する実施形態を示している。ハウジング50を熱伝導性材料32のための部分的な又は完全な型として使用することは、電気機械のエンドターンを電気機械のハウジング内に封入するために従来のポット材料を使用することと類似している。熱伝導性材料32をハウジング50内で成形することによって、熱伝導性材料32とハウジング50が直接接触する表面積を容易に拡大させることができる。この拡大した接触表面積は、熱伝導性材料からハウジング50への熱移送を促進させる。
熱伝導性材料32は又、熱の伝達を更に増大させる種々の熱移送部を形成するのがよい。図9及び図10は、かかる熱移送部の2つの例を示している。図9は、軸線方向に突出したフィンの形態を有する熱移送部62を示している。フィン62は、熱をエンドターン38から移送して遠ざけるのに利用可能な熱伝導性材料32の表面積を増大させる。フィン62は、熱伝導性材料から、成形によって形成されてもよいし、予備成形フィンを熱伝導性材料の主本体に溶接することによって形成されてもよいし、その他適当な手段によって形成されてもよい。
図10は、熱伝導性材料32の中を延びる流体通路の形態を有する熱移送部58を示している。流体通路58により、冷却用ガス又は液体が熱伝導性材料32の中を流れ、熱の移送を促進させる。中空管60を適当な箇所に位置決めし、エンドターン38を熱伝導性材料32で封入すると同時に、管60を熱伝導性材料32で封入することによって、流体通路58を形成するのがよい。管60は、成形プロセス中、熱伝導性材料32の制限を越えて延び、成形材料32の硬化後、管60を切除するのがよい。
図9及び図10に示す熱移送部62,68は両方とも、図5に示したように実質的に中実で且つ連続した直線で囲まれた断面に対して、流体の流れに露出される熱伝導性材料32の表面積を増大させる。流体の流れに露出される表面積の増大をもたらす更に別の熱移送部を採用してもよい。例えば、熱移送に利用できる表面積を増大させる不連続部を熱伝導性材料の外面に形成してもよく、かかる不連続部は、例えば、図示のフィン0以外の突出部、又は、ディンプル等の凹部である。
本発明を例示の設計を有するものとして説明したが、本発明は、本発明の精神及び範囲内で更に改造できる。したがって、本願の要旨は、本発明の一般的な原理を用いた本発明の任意の変形例、使用又は改造例を含むものである。
20 電気機械
22 ステータ
24 ロータ
28 ステータコア
30 巻線
32 熱伝導性材料
34 コネクタ
36 スロット
38 エンドターン
40 軸線方向端部
42 導電性ワイヤ
44 外側電気絶縁層
48 軸線方向に延びる部分
50 ハウジング
52 流体通路

Claims (20)

  1. 電気機械であって、
    ロータと、前記ロータに作動的に結合されたステータと、を有し、
    前記ステータは、第1の軸線方向端部及び第2の軸線方向端部を備えたステータコアと、ステータ巻線を形成する少なくとも1本の導電性ワイヤと、を有し、
    前記導電性ワイヤは、前記ステータコアに取付けられており、前記ステータ巻線は、前記第1の軸線方向端部を軸線方向に越えて突出した第1の複数のエンドターンを形成し、前記第1の複数のエンドターンは、外側電気絶縁層を備えた複数のワイヤ部分を有し、各ワイヤ部分は、別々の外側電気絶縁層を有し、
    前記ステータは、更に、前記第1の複数のエンドターンの上に配置された熱伝導性材料を有し、前記熱伝導性材料は、少なくとも約50W・m-1・K-1の熱伝導率を有する、電気機械。
  2. 前記熱伝導性材料は、少なくとも約150W・m-1・K-1の熱伝導率を有する、請求項1に記載の電気機械。
  3. 前記熱伝導性材料は、少なくとも約200W・m-1・K-1の熱伝導率を有する、請求項1に記載の電気機械。
  4. 前記熱伝導性材料は、金属材料である、請求項1に記載の電気機械。
  5. 前記導電性ワイヤは、その全長にわたって、前記外側電気絶縁層で被覆される、請求項1に記載の電気機械。
  6. 更に、ハウジングを有し、
    前記ステータ及び前記ロータは、前記ハウジング内に配置され、
    前記熱伝導性材料は、前記ハウジングと熱的に結合され、
    前記ハウジングは、流体通路を有する、請求項1に記載の電気機械。
  7. 前記熱伝導性材料は、熱移送部を形成し、前記熱移送部は、実質的に中実で且つ連続した直線で囲まれた断面に対して、流体流れに露出される前記熱伝導性材料の表面積を増大させる、請求項1に記載の電気機械。
  8. 前記外側電気絶縁層は、セラミック材料であり、前記熱伝導性材料は、アルミニウムを含む、請求項1に記載の電気機械。
  9. 前記ステータ巻線は、前記第2の軸線方向端部を軸線方向に越えて突出した第2の複数のエンドターンを形成し、前記第2の複数のエンドターンは、外側電気絶縁層を備えた複数の第2のワイヤ部分を有し、各第2のワイヤ部分は、別々の外側電気絶縁層を有し、
    熱伝導率が少なくとも約50W・m-1・K-1の第2の熱伝導性材料が設けられ、前記第2の熱伝導性材料は、前記第2の複数のエンドターンを実質的に封入すると共に前記第2の複数のエンドターンの外側電気絶縁層に直接接触し、
    前記熱伝導性材料は、前記第1の複数のエンドターンを実質的に封入すると共に前記第1の複数のエンドターンの前記外側電気絶縁層に直接接触する、請求項1に記載の電気機械。
  10. 前記熱伝導性材料の少なくとも一部分は、隙間によって前記ステータコアから分離される、請求項1に記載の電気機械。
  11. 電気機械であって、
    ロータと、前記ロータに作動的に結合されたステータと、を有し、
    前記ステータは、第1及び第2の軸線方向端部を有するステータコアと、前記ステータの巻線を形成し且つ前記ステータコアに取付けられる少なくとも1本の導電性ワイヤと、を有し、前記ステータの巻線は、前記第1の軸線方向端部を軸線方向に越えて突出した第1の複数のエンドターンを形成し、
    前記ステータは、更に、前記第1の複数のエンドターンを形成する前記導電性ワイヤの部分の外側層に取付けられたセラミック材料と、前記第1の複数のエンドターンの上に配置された金属材料と、を有する、電気機械。
  12. 前記ステータの巻線を形成する前記導電性ワイヤは、その全長にわたって、前記セラミック材料の外側層を有する、請求項11に記載の電気機械。
  13. 前記金属材料は、前記第1の複数のエンドターンを実質的に封入し、前記セラミック材料に直接接触し、少なくとも約150W・m-1・K-1の熱伝導率を有する、請求項11に記載の電気機械。
  14. 前記金属材料は、前記エンドターンを実質的に封入し、前記セラミック材料に直接接触し、少なくとも約200W・m-1・K-1の熱伝導率を有する、請求項11に記載の電気機械。
  15. 電気機械を製造する方法であって、
    ロータを準備する工程と、
    第1及び第2の軸線方向端部を有するステータコアを準備する工程と、
    巻線を導電性ワイヤから形成する工程と、
    前記巻線を前記ステータコアに取付け、前記巻線により、前記ステータコアの第1の軸線方向端部を越えるように突出した第1の複数のエンドターンを形成する工程と、
    前記巻線を前記ステータコアに取付ける前に、前記巻線を形成する導電性ワイヤに、外側電気絶縁層を被覆する工程と、
    前記ステータコアを前記ロータと結合させる工程と、
    前記第1の複数のエンドターンを、少なくとも約50W・m-1・K-1の熱伝導率を有する熱伝導性材料で被覆する工程と、を有する方法。
  16. 前記外側絶縁被覆材は、セラミック材料である、請求項15に記載の方法。
  17. 更に、前記ステータコアをハウジング内に取付ける工程を有し、
    前記第1の複数のエンドターンを熱伝導性材料で被覆する前記工程は、前記熱伝導性材料を少なくとも部分的に液体の状態で前記ハウジング内に導入する工程と、前記熱伝導性材料を前記ハウジング内で少なくとも部分的に凝固させる工程とを含む、請求項15に記載の方法。
  18. 前記第1の複数のエンドターンを被覆する前記工程は、前記第1の複数のエンドターンを形成する前記導電性ワイヤの部分を前記熱伝導性材料で実質的に全体的に包囲する工程を含む、請求項15に記載の方法。
  19. 前記熱伝導性材料は、金属材料であり、少なくとも約150W・m-1・K-1の熱伝導率を有する、請求項15に記載の方法。
  20. 前記熱伝導性材料は、金属材料であり、少なくとも約200W・m-1・K-1の熱伝導率を有する、請求項15に記載の方法。
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