JP2013133631A - ショベル - Google Patents

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Abstract

【課題】 モニタ装置に表示された画像を通して運転者が作業領域の状況を把握する際に、常に作業領域全体をモニタ装置に表示させることのできるショベルを提供することを課題とする。
【解決手段】 ショベルのアタッチメント6に撮像装置20が取り付けられる。画像制御部50は、撮像装置20で目標領域を撮影して得られた画像をモニタ装置30に表示させる。画像制御部50は、モニタ装置30に表示される画像に目標領域全体が含まれるか否かを判定する。
【選択図】 図5

Description

本発明はショベルの作業領域を撮影する撮像装置を有するショベルに関する。
一般的に、ショベル等の建設機械の運転者は、キャビン内の運転席に着座し、作業現場を目視しながらショベルの作業要素を操縦する。ショベルでの典型的な作業は、例えば、土砂を掘削し、掘削した土砂をトラックの荷台に積み込むという作業である。この場合、運転者は、まず掘削現場を目視しながらバケットで土砂を掘削し、その後バケットをトラックの荷台の上まで移動し、トラックの荷台に積み込まれた土砂を目視しながらバケット内の土砂をトラックに排出する。
上述の作業では、まず、掘削現場の土砂の状況を目視し、バケットで掘削すべき部分を判断する。通常、掘削すべき部分は掘削現場の凹凸(高低)により判断する。掘削現場に穴を掘るのであれば、凹部をさらに掘削して穴を深くする。掘削現場を平坦にするのであれば、凸部をならして平たくする。このように、ショベルの運転者は、掘削現場の凹凸の分布を判断しながら掘削作業を行なうことが多い。
また、土砂をトラックの荷台に積み込む作業では、トラックの荷台の中でそれまでに積み込まれた土砂が少ない部分に土砂を排出する。すなわち、トラックの荷台に積み込まれた土砂の凹凸の分布を判断しながら、土砂の低い部分に土砂を排出する作業を行なう。
以上のように、ショベルの運転者は作業現場の状況を逐次判断しながら作業を進めるため、作業現場の状況を常に認識している必要がある。
ここで、ショベルのカウンタウェイトに設けたカメラで撮像した画像を運転室のモニタに表示し、操作時に死角となる後方や斜め後方の画像を運転者に提供するショベルが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−163370号公報
以上のように、撮像装置で撮影した作業領域の画像を運転室に設けられたモニタに写し出すことで、ショベルの運転者にとって見にくい作業領域の状況を精確に把握できるように補助することができる。したがって、撮像装置で撮影した作業領域の画像は、作業領域を精確に撮影したものとする必要がある。
また、ショベルの作業領域を近接した位置から撮影する必要があり、撮像装置をショベルのアタッチメントに取り付ける場合がある。この場合、アタッチメントは可動部品であり、撮像装置自体も移動することとなるので、アタッチメントの位置によって、撮像装置の視野(撮像装置で撮影する範囲)が変化してしまい、作業領域を精確に撮影できないおそれがある。例えば、作業領域を上からカメラで撮影する場合、作業領域からカメラまでの距離が変化すると、モニタに表示された画像内に作業領域全体が入っていないおそれがある。
そこで、ショベルの運転者が、モニタに表示された画像を通して作業領域の状況を把握する際に、常に作業領域全体がモニタに表示されていることが望ましい。
本発明の一実施態様によれば、下部走行体と、該下部走行体の上に旋回自在に配置された上部旋回体と、該上部旋回体に搭載されるアタッチメントとを有し、該アタッチメントを駆動することにより作業領域内で作業処理を行なうショベルであって、前記アタッチメントに取り付けられた撮像装置と、該撮像装置で作業領域を撮影して得られた画像をモニタ装置に表示させる画像制御部とを有し、前記画像制御部は、前記モニタ装置に表示される画像に前記作業領域全体が含まれるか否かを判定することを特徴とするショベルが提供される。
本発明によれば、作業領域全体が適度な大きさでモニタ装置に表示されるため、運転者は、モニタ装置の画面上で作業領域の状況を容易に把握することができる。
本発明の一実施形態によるショベルの側面図である。 ショベルのバケットの土砂をトラックの荷台に積み込む作業を行なっている状態を示す側面図である。 作業領域全体が目標領域に含まれる画像を示す図である。 作業領域全体が目標領域に含まれない画像を示す図である。 本実施形態による画像制御装置の機能ブロック図である 画像制御部で行なわれる画像制御処理のフローチャートである。
次に、実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の一実施形態によるショベルの側面図であり、掘削作業中の状態が示されている。
ショベルは、走行するための駆動部として下部走行体1を有する。下部走行体1には、旋回機構2を介して上部旋回体3が搭載されている。上部旋回体3には、ブーム4が取り付けられている。ブーム4の先端に、アーム5が取り付けられ、アーム5の先端にバケット6が取り付けられている。ブーム4、アーム5、及びバケット6は、ブームシリンダ7、アームシリンダ8、及びバケットシリンダ9によりそれぞれ油圧駆動される。これらのブーム4、アーム5、バケット6は、ショベルのアタッチメントとして構成される。そして、作業領域内における掘削作業、ならし作業等の作業処理は、アタッチメントを駆動することにより実施される。
上部旋回体3には、運転席及び操縦装置が配置された運転室としてキャビン10が設けられる。上部旋回体3には、キャビン10の後ろ側にエンジン等の動力源や油圧ポンプや油圧回路などが搭載される。
ショベルの駆動系の構成は、一般的なショベルの駆動系と同等であり、その説明は省略する。
図1には、ショベルが掘削作業を行なっている状態が示されている。掘削作業では、作業領域の凹凸のために、図1のA部のように運転者から見えない部分があることがある。そこで、本実施形態によるショベルのアーム5の先端に撮像装置としてカメラ20が設けられ、作業領域をカメラ20で撮影し、得られた画像を運転席のモニタ(画像表示部)30に表示する。カメラ20として、動画を撮影するビデオあるいは静止画を撮影するカメラなどが用いられる。
カメラ20は作業領域をほぼ真上から撮影することができるので、運転者には見えない部分(図1のA部)も撮影することができる。したがって、運転者はモニタ30の画面を見ることで、作業領域全体の状況を確認することができる。
ただし、カメラ20はアーム5の移動とともに移動するので、カメラ20の視野もアーム5の位置により変化する。特に、アーム5の先端に取り付けられたカメラ20の視野は、アーム5の先端の高さ(垂直方向の位置)により変化し、カメラ20の位置が高いほど視野は広くなる。
図2はバケット6ですくい上げた土砂をトラックの荷台に積み込む作業を行なっている状態を示す側面図である。トラック40の荷台40aには、土砂を均等な高さで積み込む必要があるが、図2に示す状況では、ショベルの運転者はトラック40の荷台40aの中を目視することができないので、およその位置にバケット内の土砂を排出することとなる。
そこで、本実施形態では、カメラ20でトラック40の荷台40aを撮影した画像を、ショベルの運転室にあるモニタ30に表示する。その際、カメラ20の高さ、すなわちアーム5の先端の高さによって、カメラ20で撮影できる範囲が決まる。例えば、トラック40の荷台40aを上からカメラ20で撮影した場合、カメラ20の高さが適当でないと、トラック40aの荷台40aをうまく撮影できないこととなる。
例えば、適当な高さにカメラ20が位置しているときは、トラック40の荷台40a全体がモニタ30の画面内に写し出される(例えば、図3参照)。しかし、カメラ20の位置が低すぎると、トラック40の荷台40a全体はモニタ30に表示する画像内に含まれなくなる(例えば、図4参照)。すなわち、カメラ20がトラック40の荷台40aに近すぎると、カメラ20で撮影できる撮影範囲が狭くなり、トラック40の荷台40aの一部しか画像に含まれなくなってしまう。また、反対に、カメラ20の位置が高すぎると、トラック40の荷台40a全体がモニタ30に表示する画像内に含まれてはいるが、モニタ30に表示された画像内において、トラック40の荷台40aが小さくなり、荷台40a内の細かい部分を画像で確認することができなくなる。
そこで、本実施形態によるショベルでは、カメラ20で撮影した撮影領域内に目標領域全体(例えば、トラック40の荷台40a全体を含む領域全体)が含まれているか否かを判定する。そして、判定の結果に基づいて、カメラ20で撮影した撮影領域内に目標領域全体が入るようにカメラ20の位置を変えたり、カメラ20の撮像範囲を変えたりするような制御を行なう。
図3はトラック40の荷台40aをカメラ20で撮影して得られた画像をモニタ30に表示した際のモニタ30の画面を示す図である。モニタ30の画面にはトラック40の荷台40aの全体が映し出されており、ショベルの運転者は、荷台40aの中の土砂の状況(例えば凹凸)を直接目視できない場合でも、モニタ30の画面を見ることで確認することができる。
積み込み作業では高さの低い部分(凹部)に土砂を排出して、荷台40a全体になるべく均一に土砂を積み込む必要がある。そこで、ショベルの運転者は、トラック40に荷台40aが写し出されたモニタ30の画面を見て、荷台40a上の土砂の高低(凹凸)を判断し、低い部分にバケットの土砂を排出する。したがって、荷台40aの状況を直接目視で確認することができない場合でも、モニタ30の画像を見ることで荷台40aの状況を容易に確認することができ、作業効率が向上する。
以上のように、トラック40の荷台40aの状況をモニタ30の画面で確認するには、荷台40a全体が適当な大きさで、且つ荷台40a全体がモニタ30の画面に表示されている必要がある。そこで、本実施形態では、荷台40a全体を含む目標領域70を予め登録しておき、カメラ20で撮影して得られた画像が、目標領域70全体を含んでいるか否かを判定する。そして、この判定結果に基づいて、カメラ20で撮影して得られた画像に目標領域70全体が適度な大きさで入るようにカメラ20の位置及び/又はカメラ20の撮像範囲を制御する。この制御機能を画像制御機能と称する。
図5は本実施形態によるショベルが行なう画像制御機能を示すブロック図である。画像制御機能は、ショベルに設けられた画像制御装置50で行なわれる。画像制御装置50は上述のショベル全体の動作を制御するコントローラ30とは別個に設けられてもよいが、コントローラ30に含まれていても良い。あるいは、画像制御装置50はショベルから離れた場所に設置され、無線通信により画像データや各種指令の送受信をやりとりしてもよい。
図5に示すように、画像制御装置50は、全体領域登録部52、目標領域設定部54、比較判定部56、及び操作処理部58を有している。カメラ20で撮影して得られた画像データは、全体領域登録部52及び目標領域設定部54に供給される。
全体領域登録部52は、ショベルでの作業を始める前に予めカメラ20で撮影した作業領域全体を含む領域の画像を、全体領域画像として登録し保存する。すなわち、全体領域画像は、これから作業しようとるす作業領域全体が適度な大きさで表示された画像であり、ショベルの運転者がカメラ20の位置を手動で操作しながら(すなわち、アーム5の先端又はバケット6の位置を操作レバーにより操作しながら)、作業領域全体が適度な大きさで入るようにした画像である。全体領域画像の画像データは記憶部に格納され、適時に比較判定部56に供給される。
目標領域設定部54は、カメラ20から供給される画像データにより表示される画像中において目標領域を設定し、目標領域70を設定した画像の画像データを比較判定部56に供給する。本実施形態では、目標領域70は、モニタ30に表示される画像全体よりやや小さい画像領域として設定される。
比較判定部56は、目標領域設定部54から供給される目標領域が設定された画像データと、全体領域登録部52から供給される全体領域の画像データとを比較し、目標領域設定部から供給される画像の目標領域内に、全体領域画像内における作業領域全体が含まれているか否かを判定する。すなわち、比較判定部56は、現在カメラ20で撮影して得られた画像内に作業領域全体が表示されているかを判定する。また、比較判定部56は、現在カメラ20で撮影して得られた画像内における作業領域の大きさと、全体領域登録部52から供給される全体領域の画像に含まれる作業領域の大きさとを比較し、現在カメラ20で撮影して得られた画像内において、作業領域全体が適度な大きさで表示されているか否かを判定する。比較判定部56は判定結果を操作処理部58に供給する。
操作処理部58は、比較判定部56の判定結果に基づいて、目標領域設定部54から供給される画像の目標領域内に作業領域全体が含まれていない場合、及び作業領域全体が適度な大きさで表示されていない場合には、目標領域設定部54から供給される画像の目標領域内70に、作業領域全体が適度な大きさで表示されるように、カメラ20の位置若しくはカメラ20の撮影範囲を制御する指令を出力する。
操作処理部58は、運転者に手動調整を行なわせるための指令として、例えば、モニタ30の画面中に、図4に示すように、「全体が表示されていません。アームを上げてください。」といったメッセージを表示するための指令を画像処理部(図示せず)に出力する。運転者はこのメッセージを見ると、作業領域全体を表示するためにアームを上げる必要があるということを即座に知ることができる。したがって、運転者自身が操作レバーを操作してブーム4及び/又はアーム5を操作し、アーム5の先端部(すなわち、カメラ20が取り付けられた部分)を上げてカメラ20の撮影範囲を広げて、モニタ30の画面中に作業領域全体が入るようにする。
一方、操作処理部58は、自動調整を行なわせる指令として、カメラ20の位置を上下させるためにアタッチメント(バケット6)を移動するための指令を出力することができる。アタッチメント(バケット6)を移動するための指令とは、例えばブーム4及び/又はアーム5を駆動してバケット6を移動するための指令である。バケット6を所定の距離(例えば5cm)だけ持ち上げてから、目標領域70に作業領域全体が入ったか否かを判定し、入っていなければ、再度バケット6を所定の距離(例えば5cm)だけ持ち上げるというように、徐々にカメラ20を持ち上げることで、目標領域70に作業領域全体が入るように自動的に調整する。
また、操作処理部58は、自動調整を行なわせる指令として、例えば、カメラ20のズーム機能によりカメラ20の撮影範囲を広げるような指令を、カメラ20に対して出力することができる。カメラ20自体の撮影範囲を広げることにより、カメラ20の高さ位置を変えなくても、モニタ30の画面にはより広い範囲が表示されることとなり、作業領域全体が表示されるようになる。
なお、手動調整とするか自動調整とするかについては、予め運転者が入力装置を操作して、操作処理部58に対して作業モードを設定することにより行なわれる。
画像制御部50による画像制御処理について、図6を参照しながら説明する。図6は画像処理部50で行なわれる画像制御処理のフローチャートである。
画像制御処理が開始されると、ステップS1において、作業領域全体をカメラ20で撮影して得られた画像データが全体領域登録部52に供給され、全体領域登録部52は、作業領域全体をカメラ20で撮影して得られた画像データを全体領域の画像データとして登録・保存する。
その後、ショベルによる作業が始まると、ステップS2において、運転者は作業領域の状況を把握するために、作業領域をカメラ20で撮影してモニタ30に表示させる。このとき、カメラ20で撮影して得られた画像データは、目標領域設定部54に供給され、目標領域設定部54は、画像中に目標領域70を設定する。
続いて、ステップS3において、比較判定部56は、目標領域設定部54から供給される画像データと、全体領域登録部52から供給される画像データとを比較し、目標領域設定部54から供給される画像の目標領域70内に、全体領域画像内における作業領域全体が含まれているか否かを判定する。図3に示す画面において、作業領域はトラック40の荷台40aである。したがって、図3に示す画面の場合、比較判定部56は、トラック40の荷台40a全体が目標領域70内に含まれているかを判定する。この判定は、全体領域画像の作業領域から抽出した特徴(例えば荷台40aの輪郭)が目標領域70内から抽出される特徴(物体の輪郭)と一致するか否かにより行なわれる。
ステップS3において、目標領域70内に作業領域全体が含まれていると判定されると、処理はステップS4に進む。ステップS4では、作業領域全体が適度な大きさで目標領域内に表示されるか否かが判定される。適度な大きさとは、例えば、予め登録してある全体領域における作業領域の大きさであり、目標領域70のほぼ全体に作業領域が表示される大きさである。
ステップS4において、作業領域全体が適度な大きさで目標領域内に表示されると判定されると、画像制御処理はそのまま終了する。すなわち、作業領域全体が目標領域70内に適度な大きさで表示されるため、カメラ20の撮影範囲を調整する必要は無いとして、画像制御処理は終了する。
一方、ステップS3において、目標領域70内に作業領域全体が含まれていないと判定されると、処理はステップS5に進む。ステップS5では、操作処理部58は、カメラ20により撮影される範囲を広げるための指令を出力する。例えば、手動調整モードが設定されている場合は、操作処理部58は、モニタ30の画面中に、図4に示すように、「全体が表示されていません。アームを上げてください。」といったメッセージを表示するための指令を画像処理部(図示せず)に出力する。あるいは、自動調整モードが設定されている場合は、操作処理部58は、カメラ20に対して、ズーム機能を用いて撮影範囲を広げて画像を縮小するように指令を出力する。ステップS5の処理を終了すると、画像制御処理は終了する。
また、ステップS4において、作業領域全体が適度な大きさで目標領域内に表示されないと判定された場合も、処理はステップS5に進む。このとき、ステップS5では、操作処理部58は、カメラ20により撮影される範囲を狭くするための指令を出力する。例えば、手動調整モードが設定されている場合は、操作処理部58は、モニタ30の画面中に、「画像を拡大するために、アームを下げてください。」といったメッセージを表示するための指令を画像処理部(図示せず)に出力する。あるいは、ブーム4及び/又はアーム5を下げてカメラ20の位置を自動的に徐々に下げるような指令を出力してもよい。さらには、自動調整モードが設定されている場合は、操作処理部58は、カメラ20に対して、ズーム機能を用いて撮影範囲を狭めて画像を拡大するように指令を出力する。ステップS5の処理を終了すると、画像制御処理は終了する。
本実施形態では、撮像装置であるカメラ20はショベルのアタッチメントとしてのアーム5の先端に取り付けられているが、アタッチメントであるバケット6に取り付けられていてもよい。すなわち、カメラ20は、バケット6かあるいはバケット6の近傍に取り付けられていればよい。
また、本実施形態では画像制御部50及びモニタ30はショベルに搭載されているものとしたが、画像制御部50及びモニタ30をショベルとは離れた場所に設置してもよい。この場合、カメラ20で撮影して得られた画像データは、無線通信により画像形成部50に送信することとなる。また、画像形成部50からは各種指令を無線通信によりカメラ20やショベルのコントローラ30に送信することとなる。
例えば、ショベルを遠隔操作して作業を行なうときなどは、遠隔操縦者は作業領域を目視することができないことが多く、本実施形態による画像制御処理により得られる画像データによる画像をモニタに映し出しながらショベルの遠隔操作を行なうことで、効率的な作業を達成することができる。
1 下部走行体
2 旋回機構
3 上部旋回体
4 ブーム
5 アーム
6 バケット
7 ブームシリンダ
8 アームシリンダ
9 バケットシリンダ
10 キャビン
20 カメラ
30 モニタ
40 トラック
40a 荷台
50 画像制御部
52 全体領域登録部
54 目標領域設定部
56 比較判定部
58 操作処理部
70 目標領域

Claims (5)

  1. 下部走行体と、該下部走行体の上に旋回自在に配置された上部旋回体と、該上部旋回体に搭載されるアタッチメントとを有し、該アタッチメントを駆動することにより作業領域内で作業処理を行なうショベルであって、
    前記アタッチメントに取り付けられた撮像装置と、
    該撮像装置で作業領域を撮影して得られた画像をモニタ装置に表示させる画像制御部と、
    を有し、
    前記画像制御部は、前記モニタ装置に表示される画像に前記作業領域全体が含まれるか否かを判定することを特徴とするショベル。
  2. 請求項1記載のショベルであって、
    前記画像制御部は、前記モニタ装置に表示される画像に前記作業領域全体が含まれないと判定された場合、前記アタッチメントの位置を変えるように運転者に通知することを特徴とするショベル。
  3. 請求項1記載のショベルであって、
    前記画像制御部は、前記モニタ装置に表示される画像に前記作業領域全体が含まれないと判定された場合であって、且つ自動調整に対する運転者の許可が入力された場合に、前記アタッチメントの位置を変更する指令を出力することを特徴とするショベル。
  4. 請求項1記載のショベルであって、
    前記制御部は、前記モニタ装置に表示される画像に前記目標領域全体が含まれないと判定された場合、前記撮像装置の撮像範囲を広げるように前記撮像装置を制御することを特徴とするショベル。
  5. 請求項1乃至4のうちいずれか一項記載のショベルであって、
    前記撮像装置は無線通信により画像データを前記画像制御部に送信することを特徴とするショベル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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