JP2013131827A - 音響処理装置および音響システム - Google Patents

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Abstract

【課題】再生帯域が相違する複数のスピーカについてポップノイズの発生を防止しながら、フェード時間が長過ぎることに起因した音切れ等の不具合(例えば音切れ)を防止する。
【解決手段】音響処理装置12は、再生帯域の下限値が第1周波数F1であるサブウーハ14Wに供給される音響信号AWと、再生帯域の下限値が前記第1周波数F1を上回る第2周波数F2であるフロントスピーカ14Fに供給される音響信号AFとを処理する。調整部64Wは音響信号AWの音量を調整し、調整部64Fは音響信号AFの音量を調整する。制御部50は、第1フェード時間T1をかけて音響信号AWがフェードし、第1フェード時間T1よりも短い第2フェード時間T2をかけて音響信号AFがフェードするように、調整部64Wおよび調整部64Fを制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、音響信号を処理する技術に関する。
音響システムの動作モードの変更等に起因した雑音を防止するために、消音処理(ミュート処理)により再生音を一時的に減衰させ、消音期間内にて動作モードの変更等を実行する構成が一般的であるが、音響信号を瞬時に消音状態に変化させた場合には瞬間的な雑音(以下「ポップノイズ」という)が発生する可能性がある。ポップノイズの防止を目的として、例えば特許文献1には、所定の時間(以下「フェード時間」という)にわたり音響信号の音量を段階的に変化させる技術(ソフトミュート処理)が開示されている。
特開2008−109560号公報
ところで、受聴者の周囲に複数のスピーカを配置したサラウンドシステムが従来から提案されている。サラウンドシステムは、例えば、低音域を再生帯域とするサブウーハと、再生帯域がサブウーハを上回るフロントスピーカとを含んで構成される。しかし、サブウーハとフロントスピーカとで消音処理時のフェード時間を共通させると、以下のような問題が発生し得る。
図6および図7は、サブウーハに供給される音響信号YWとフロントスピーカに供給される音響信号YFとの時間波形(正弦波に対する消音処理後の信号)の模式図である。図6の時間T2は、音響信号YFのポップノイズの防止に必要なフェード時間を意味し、図7の時間T1は、音響信号YWのポップノイズの防止に必要なフェード時間を意味する。特許文献1にも記載される通り、ポップノイズの防止に必要なフェード時間は音響信号の周波数に応じて変化する。図6および図7に例示された音響信号YWの周波数は音響信号YFの周波数を下回るから、時間T1は時間T2よりも長い。
図6に示すように、音響信号YWおよび音響信号YFの双方の消音処理に、音響信号YFに対応するフェード時間T2を共通に適用した場合、サブウーハの音響信号YWの音量が急峻に変化して再生音にポップノイズが発生する可能性がある。他方、図7に示すように、音響信号YWおよび音響信号YFの双方の消音処理に、音響信号YWに対応するフェード時間T1を共通に適用した場合には、サブウーハおよびフロントスピーカの双方についてポップノイズを防止することは可能であるが、音響信号YFの音量が必要以上に長時間にわたり変動する結果となる。前述の通り、音響信号YFのポップノイズの防止に必要なフェード時間は時間T2であるから、音響信号YWに対応するフェード時間T1を採用した場合には(T1−T2)の時間だけ余分にフェード時間が掛かり、それだけ音声出力が遅延するといった問題が発生し得る。
なお、以上の説明では、サブウーハとフロントスピーカとを具備するサラウンドシステムを例示したが、再生帯域が相違する複数のスピーカで音響を再生する任意の構成において同様の問題が発生し得る。以上の事情を考慮して、本発明は、再生帯域が相違する複数のスピーカの再生音についてポップノイズの発生を有効に防止しながら、フェード時間が長過ぎることに起因した不具合(例えば音切れ)を防止することを目的とする。
以上の課題を解決するために、本発明の音響処理装置は、第1音響信号と第2音響信号とを処理する音響処理装置であって、第1音響信号の音量を調整する第1調整部と、第2音響信号の音量を調整する第2調整部と、第1フェード時間をかけて第1音響信号がフェード(経時的に増加または減少)し、第1フェード時間よりも短い第2フェード時間をかけて第2音響信号がフェードするように、第1調整部および第2調整部を制御する制御部とを具備する。
以上の構成では、再生帯域が低い第1スピーカに供給される第1音響信号は、第2フェード時間よりも長い第1フェード時間をかけてフェードする。したがって、第1音響信号および第2音響信号の双方を第2フェード時間でフェードする構成と比較して、第1音響信号の急峻な変化に起因したポップノイズを防止することが可能である。また、再生帯域が第1スピーカよりも高い第2スピーカに供給される第2音響信号は、第1フェード時間よりも短い第2フェード時間をかけてフェードする。したがって、第2音響信号の再生音について音切れ等の不具合を回避できるという利点がある。
なお、第1音響信号は、例えば、再生帯域の下限値が第1周波数である第1スピーカ(例えばサブウーハ)に供給される音響信号であり、第2音響信号は、例えば、再生帯域の下限値が第1周波数を上回る第2周波数である第2スピーカに供給される音響信号である。なお、以上の説明では第1音響信号および第2音響信号のみに便宜的に言及したが、3チャネル以上の音響信号を処理する構成にも本発明は同様に適用される。すなわち、3チャネル以上の音響信号から選択された一の音響信号を第1音響信号として他の音響信号を第2音響信号とした場合に前述の要件を充足する構成は、チャネルの総数に関わらず、本発明の範囲に当然に包含される。
本発明の好適な態様において、制御部は、1音響信号および第2音響信号のフェードが共通の時点にて開始または終了するように第1調整部および第2調整部を制御する。以上の態様では、フェードの開始を指示する共通の制御信号を利用して第1音響信号および第2音響信号のフェードを制御できるという利点がある。
本発明の好適な態様において、第1フェード時間は、第1音響信号に含まれる第1周波数に対応する波形の半波長の時間以上の時間に設定され、第2フェード時間は、第2音響信号に含まれる第2周波数に対応する波形の半波長の時間以上の時間に設定される。以上の構成によれば、第1音響信号および第2音響信号の双方についてポップノイズの発生を有効に防止することが可能である。なお、ポップノイズは、低音域を担当するサブウーハの再生音に発生した場合に特に顕著に知覚されるから、第1音響信号を供給する第1スピーカがサブウーハである構成に本発明は格別に好適である。
本発明の好適な態様において、制御部は、消音期間の開始前に第1音響信号および第2音響信号をフェードアウトさせ、消音期間の経過後に第1音響信号および第2音響信号をフェードインさせる手段であり、フェードアウトおよびフェードインの一方または双方について、第1フェード時間をかけて第1音響信号がフェードするとともに第2フェード時間をかけて第2音響信号がフェードするように、第1調整部および第2調整部を制御する。以上の構成によれば、第1音響信号および第2音響信号の双方を消音期間にて消音状態に制御することが可能である。なお、第1フェード時間にわたる第1音響信号のフェードと第2フェード時間にわたる第2音響信号のフェードとを消音期間の開始前のフェードアウトと消音期間の経過後のフェードインとの一方に適用するのか(あるいはフェードアウトとフェードインの何れに適用するのか)双方に適用するのかは、音響処理装置の用途や性能に応じて適宜に選定される。
以上の各形態に係る音響処理装置を利用した音響システムとしても本発明は観念され得る。本発明の音響システムは、再生帯域の下限値が第1周波数である第1スピーカと、再生帯域の下限値が第1周波数を上回る第2周波数である第2スピーカと、第1スピーカに供給される第1音響信号と第2スピーカに供給される第2音響信号とを生成する音響処理装置とを具備し、音響処理装置は、第1音響信号の音量を調整する第1調整部と、第2音響信号の音量を調整する第2調整部と、第1フェード時間をかけて第1音響信号がフェードし、第1フェード時間よりも短い第2フェード時間をかけて第2音響信号がフェードするように、第1調整部および第2調整部を制御する制御部とを含む。以上の構成によれば、本発明の音響処理装置と同様の作用および効果が実現される。
本発明の好適な形態に係る音響システムのブロック図である。 音響処理装置における消音処理の説明図である。 第2実施形態における消音処理の説明図である。 変形例における消音処理の説明図である。 変形例における消音処理の説明図である。 再生帯域が相違する複数のスピーカについて消音処理のフェード時間を共通させた場合の問題点の説明図である。 再生帯域が相違する複数のスピーカについて消音処理のフェード時間を共通させた場合の問題点の説明図である。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る音響システム100のブロック図である。音響システム100は、臨場感のある音場を提供するサラウンドシステムであり、音響処理装置12と3個のスピーカ14(14R,14L,14W)とを具備する。3個のスピーカ14は、右チャネルのフロントスピーカ14Rと左チャネルのフロントスピーカ14Lとサブウーハ14Wとで構成される。フロントスピーカ14Rは受聴者Hの右前方に配置され、フロントスピーカ14Lは受聴者Hの左前方に配置される。サブウーハ14Wは任意の位置(典型的には受聴者Hの前方)に配置される。なお、右チャネルと左チャネルとを区別する必要がない場合、以下の説明では、右チャネルを意味する記号Rと左チャネルを意味する記号Lとを記号Fで包括的に表記する(F=R,L)。例えば、フロントスピーカ14Fはフロントスピーカ14Lおよびフロントスピーカ14Rの各々を意味する。
音響処理装置12は、3チャネルの音響信号Z(ZR,ZL,ZW)を生成して各スピーカ14に供給する信号処理装置である。音響信号ZRはフロントスピーカ14Rに供給され、音響信号ZLはフロントスピーカ14Lに供給され、音響信号ZWはサブウーハ14Wに供給される。各スピーカ14は、音響処理装置12から供給される音響信号Zに応じた音波を再生する。
サブウーハ14Wと各フロントスピーカ14Fとは再生帯域(定格周波数範囲)が相違する。具体的には、サブウーハ14Wの再生帯域は、第1周波数F1を下限値とする低音域であり、各フロントスピーカ14Fの再生帯域は、第1周波数F1を上回る第2周波数F2(F2>F1)を下限値とする中音域および高音域である。例えば、サブウーハ14Wの再生帯域は20Hz(=F1)から100Hzであり、各フロントスピーカ14Fの再生帯域は100Hz(=F2)から20kHzである。
図1に示すように、音響処理装置12は、信号入力部20と信号処理部30と信号出力部40と制御部50とを具備する。信号入力部20は、右チャネルの音響信号XRと左チャネルの音響信号XLとを信号処理部30に供給する。具体的には、信号入力部20は、映像再生装置や放送受信装置等の外部機器からデジタル信号を受信するDIR(Digital audio Interface Receiver)22およびHDMI(High-Definition Multimedia Interface/登録商標)24と、外部機器から供給されるアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器26と、前段の各要素から供給されるデジタル信号の復号処理でデジタルの音響信号XRおよび音響信号XLを生成する信号復号部28とを含んで構成される。
信号処理部30は、信号入力部20から供給される音響信号XRおよび音響信号XLから3チャネルの音響信号Y(YR,YL,YW)を生成する電子回路(DSP:Digital Signal Processor)である。信号出力部40は、信号処理部30が生成した各音響信号Yをデジタルからアナログに変換するD/A変換器42と、D/A変換器42の各出力を増幅して音響信号Z(ZR,ZL,ZW)を生成する増幅回路44とを具備する。信号出力部40が生成した音響信号Zが各スピーカ14に供給されて音波として再生される。制御部50は、例えば記憶回路52に格納されたプログラムを実行することで音響処理装置12の各要素を統括的に制御する演算処理回路(CPU)である。
信号処理部30の具体的な構成を説明する。図1に示すように、信号処理部30は、信号加算部32と帯域選択部34と消音処理部36とを含んで構成される。信号加算部32は、信号入力部20から供給される音響信号XRと音響信号XLとを加算することで音響信号XWを生成する。
帯域選択部34は、各チャネルの音響信号X(XR,XL,XW)の帯域を選択する要素であり、フィルタ62Rとフィルタ62Lとフィルタ62Wとを具備する。フィルタ62Rは、音響信号XRのうちフロントスピーカ14Rの再生帯域に対応する帯域成分を音響信号ARとして選択的に通過させる。同様に、フィルタ62Lは、音響信号XLのうちフロントスピーカ14Lの再生帯域に対応する帯域成分を音響信号ALとして通過させる。例えば100Hzを上回る帯域を通過させるハイパスフィルタ(HPF)がフィルタ62Rおよびフィルタ62Lとして採用される。他方、フィルタ62Wは、信号加算部32が生成した音響信号XWのうちサブウーハ14Wの再生帯域に対応する帯域成分を音響信号AWとして選択的に通過させる。例えば100Hzを下回る帯域を通過させるローパスフィルタ(LPF)がフィルタ62Wとして採用され得る。
図1の消音処理部36は、帯域選択部34が生成した各音響信号A(AR,AL,AW)の音量を調整することで3チャネルの音響信号Y(YR,YL,YW)を生成する。具体的には、消音処理部36は、各音響信号Aの音量を一時的に減衰(消音)させる消音処理を実行可能である。消音処理部36は、各チャネルに対応する3個の調整部64(64R,64L,64W)を含んで構成される。各調整部64は、調整値G(GR,GL,GW)を各音響信号Aに乗算する乗算器である。調整部64Rは、音響信号ARに対する調整値GRの乗算で音響信号YRを生成し、調整部64Lは、音響信号ALに対する調整値GLの乗算で音響信号YLを生成し、調整部64Wは、音響信号AWに対する調整値GWの乗算で音響信号YWを生成する。各調整値Gは、所定値g0と所定値g1との間の範囲内で可変に設定される。所定値g0は音響信号Aを消音させる数値(g0=0)であり、所定値g1は音響信号Aを通過させる数値(g1=1)である。
図1の制御部50は、消音処理部36の各調整部64に適用される調整値G(GR,GL,GW)を可変に制御する。制御部50による各調整値Gの制御は、例えば所定の周期で順次に実行される。概略的には、各調整値Gは、通常状態では所定値g1に維持され、消音処理が指示された場合に一時的に所定値g0に設定される。
図1に示すように、制御部50には、消音処理の実行を指示する制御信号Cが例えば外部機器から供給される。制御信号Cは、図2に示すように、消音処理の開始の基準点Psと消音処理の終了の基準点Peとを指定する。具体的には、音響処理装置12の動作モードの変更に必要な期間を包含する消音期間Mにて再生音が消音されるように、制御信号Cは、動作モードの変更時点の前方に位置する基準点Psと変更時点の後方に位置する基準点Peとを指定する。例えば、音響処理装置12の動作がステレオ再生からモノラル再生に変更される時点や、外部機器から信号入力部20に供給される信号の形式が変更される時点(信号復号部28による復号処理の形式が変更される時点)の前後に基準点Psおよび基準点Peが指定される。
図2は、消音処理の説明図である。図2の部分(A1)は、サブウーハ14Wの再生帯域の下限値に相当する第1周波数F1(F1=20Hz)の正弦波を音響信号AWとして消音処理を実行した場合の音響信号YW(ZW)の時間波形である。他方、図2の部分(B1)は、フロントスピーカ14Fの再生帯域の下限値に相当する第2周波数F2(F2=100Hz)の正弦波を音響信号AFとして消音処理を実行した場合の音響信号YF(ZF)の時間波形である。また、図2の部分(A2)は、調整部64Wに適用される調整値GWの時間変化であり、図2の部分(B2)は、調整部64Fに適用される調整値GF(GL,GR)の時間変化である。
制御部50は、図2の部分(A2)に示すように、制御信号Cで指定される基準点Psから所定の時間(以下「第1フェード時間」という)T1をかけて調整値GWが所定値g1から所定値g0まで経時的に減少(フェードアウト)するように調整値GWを制御する。したがって、音響信号YWの音量は、図2の部分(A1)に示すように、基準点Psから第1フェード時間T1にわたり経時的に減少して消音期間Mの始点にてゼロ(消音状態)に到達する。また、制御部50は、図2の部分(B2)に示すように、制御信号Cで指定される基準点Psから所定の時間(以下「第2フェード時間」という)T2をかけて調整値GFが所定値g1から所定値g0まで経時的に減少(フェードアウト)するように調整値GFを制御する。したがって、音響信号YFの音量は、図2の部分(B1)に示すように、基準点Psから第2フェード時間T2にわたり経時的に減少してゼロに到達する。
図2から把握されるように、調整値GWの第1フェード時間T1は、調整値GFの第2フェード時間T2よりも長い。具体的には、各スピーカ14の再生帯域の下限値の周波数(F1,F2)が高いほど各調整値Gのフェード時間は短い時間に設定される。例えば、第1フェード時間T1は、以下の数式(1)で表現されるように、サブウーハ14Wの再生帯域の下限値である第1周波数F1に対応する波形の1周期の半分の時間以上の時間長に設定される。他方、第2フェード時間T2は、以下の数式(2)で表現されるように、フロントスピーカ14Fの再生帯域の下限値である第2周波数F2に対応する波形の1周期の半分の時間以上の時間長に設定される。例えば第1周波数F1が20Hzであり、第2周波数F2が100Hzである場合、第1フェード時間T1は25ミリ秒以上に設定され、第2フェード時間T2は5ミリ秒以上に設定される。
T1≧1/(F1×2) ……(1)
T2≧1/(F2×2) ……(2)
また、制御部50は、制御信号Cで指定される基準点Peから第1フェード時間T1をかけて調整値GWを所定値g0から所定値g1に経時的に変化(フェードイン)させ、基準点Peから第2フェード時間T2(T2<T1)をかけて調整値GFを所定値g0から所定値g1に経時的に変化(フェードイン)させる。したがって、音響信号YWの音量は、基準点Peから第1フェード時間T1にわたり経時的に増加して音響信号AWと同等の音量に到達し、音響信号YFの音量は、基準点Peから第2フェード時間T2にわたり経時的に増加して音響信号AFと同等の音量に到達する。
以上に説明したように、サブウーハ14Wに対応する音響信号YWは、第2フェード時間T2よりも長い第1フェード時間T1をかけてフェード(フェードアウト/フェードイン)する。したがって、音響信号YWおよび音響信号YFの双方を第2フェード時間T2でフェードする構成(図6)と比較して、音響信号YWの急峻な変化に起因したポップノイズを防止することが可能である。
他方、各フロントスピーカ14Fに対応する音響信号YFは、第1フェード時間T1よりも短い第2フェード時間T2をかけてフェードする。したがって、音響信号YWおよび音響信号YFの双方を第1フェード時間T1にわたりフェードする構成(図7)と比較して、音響信号YFが長時間をかけて変動することに起因した不具合(例えば基準点Peの直後の音切れ)を防止することが可能である。すなわち、低音域のスピーカ14(サブウーハ14W)の再生音についてポップノイズを有効に防止しながら、高音域のスピーカ14(フロントスピーカ14F)の再生音について消音状態から通常の再生状態に遷移するまでに必要な時間を短縮できる(再生音の先頭部の欠落等の不具合を防止できる)という利点がある。
また、第1実施形態では、第1フェード時間T1が、第1周波数F1に対応する波形の半波長以上の時間に設定され、第2フェード時間T2が、第2周波数F2に対応する波形の半波長以上の時間に設定されるから、サブウーハ14Wおよび各フロントスピーカ14Fの双方の再生音についてポップノイズを確実に防止することが可能である。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態を以下に説明する。なお、以下に例示する各形態において作用や機能が第1実施形態と同等である要素については、第1実施形態の説明で参照した符号を流用して各々の詳細な説明を適宜に省略する。
図3は、第2実施形態における消音処理の説明図である。図2と同様に、音響信号YW(部分(A1))および音響信号YF(部分(B1))の波形と調整値GW(部分(A2))および調整値GF(部分(B2))の時間変化とが図3には図示されている。
第1実施形態では、音響信号YWのフェードアウトと音響信号YFのフェードアウトとが共通の基準点Psから開始する場合を例示した。第2実施形態では、図3に示すように、音響信号YWのフェードアウトと音響信号YFのフェードアウトとが共通の時点Qeにて終了するように調整値GWおよび調整値GFが制御される。
具体的には、制御部50は、第1実施形態と同様に、調整値GWが基準点Psから第1フェード時間T1をかけて減少して時点Qe(消音期間Mの始点)にて所定値g0に到達するように調整値GWを制御する。他方、制御部50は、図3に示すように、第1フェード時間T1と第2フェード時間T2との時間差(T1−T2)だけ基準点Psに対して遅延した時点Qsから第2フェード時間T2をかけて所定値g1から減少して時点Qeにて所定値g0に到達するように調整値GFを制御する。
第2実施形態においても第1実施形態と同様の効果が実現される。また、第2実施形態では、音響信号YWのフェードアウトと音響信号YFのフェードアウトとが共通の時点Qeで終了するから、音響信号YFが消音状態となる時間長は、第1フェード時間T1と第2フェード時間T2との時間差(T1−T2)だけ第1実施形態と比較して短縮される。すなわち、第2実施形態では、消音期間Mの直前まで音響信号YFを再生状態に維持できるという利点がある。なお、以上の説明では音響信号YWおよび音響信号YFのフェードアウトに着目したが、音響信号YWのフェードインと音響信号YFのフェードインとを共通の時点で終了させることも可能である。
<変形例>
以上の各形態は多様に変形され得る。具体的な変形の態様を以下に例示する。以下の例示から任意に選択された2以上の態様は適宜に併合され得る。
(1)以上の説明では、サブウーハ14Wとフロントスピーカ14Fとの組合わせに着目したが、再生帯域が相違する複数のスピーカの任意の組合わせについて同様の構成が適用される。例えば、受聴者Hの後方に配置されるリアスピーカの再生帯域がフロントスピーカの再生帯域と相違する構成では、フロントスピーカとリアスピーカとの組合わせに対して前述の各形態と同様に本発明が適用される。ただし、ポップノイズはサブウーハ14Wの再生音とは周波数が顕著に相違する高音域の雑音であり、サブウーハ14Wの再生音は大音量に設定される場合が多い(したがってポップノイズも大音量となる)から、サブウーハ14Wの再生音に発生するポップノイズは、フロントスピーカ14F等の他のスピーカの再生音に発生するポップノイズと比較して受聴者に顕著に知覚され易いという傾向がある。したがって、再生音のポップノイズを防止できる本発明は、再生帯域が低いサブウーハ14Wを利用する構成に格別に有効である。
3個以上のスピーカの組合わせにも前述の各形態と同様に本発明が適用される。例えば、再生帯域の下限値が第1周波数F1である第1スピーカと、再生帯域の下限値が第1周波数F1を上回る第2周波数F2である第2スピーカと、再生帯域の下限値が第2周波数F2を上回る第3周波数F3である第3スピーカとが使用される音響システム100を想定する(F1<F2<F3)。以上の構成では、第1スピーカに供給される第1音響信号が第1フェード時間T1でフェードし、第2スピーカに供給される第2音響信号が第1フェード時間T1よりも短い第2フェード時間T2でフェードし、第3スピーカに供給される第3音響信号が第2フェード時間T2よりも短い第3フェード時間T3でフェードする(T1>T2>T3)。
(2)前述の各形態では、消音処理の開始時(基準点Psの直後)および消音処理の終了時(基準点Peの直後)の双方にて調整値GWを第1フェード時間T1にわたり変化させたが、消音処理の開始時に調整値GWを減少させる第1フェード時間T1と、消音処理の終了時に調整値GWを増加させる第1フェード時間T1とを相異なる時間長に設定することも可能である。調整値GFの第2フェード時間T2についても同様である。また、前述の各形態では、調整値GWおよび調整値GFを直線的に変化させたが、調整値GWおよび調整値GFを曲線的(非線形)に変化させることも可能である。
(3)前述の各形態では、調整値GWと調整値GFとで変動範囲(g0〜g1)を共通させたが、調整値GWの変動範囲と調整値GFの変動範囲とを相違させることも可能である。
(4)前述の各形態では、音響信号YWのフェードアウトおよびフェードインの双方の時間を第1フェード時間T1に設定し、音響信号YFのフェードアウトおよびフェードインの双方の時間を第2フェード時間T2に設定したが、フェードアウトおよびフェードインの一方についてのみ音響信号YWと音響信号YFとの間でフェード時間を相違させることも可能である。例えば図4に示すように、基準点Psから開始するフェードアウトの時間は音響信号YWおよび音響信号YFの双方について共通の第1フェード時間T1に設定し、基準点Peから開始するフェードインの時間を前述の各形態と同様に音響信号YW(第1フェード時間T1)と音響信号YF(第2フェード時間T2)とで相違させる構成も採用される。また、フェードアウトの時間を音響信号YWと音響信号YFとで相違させ、フェードインの時間を音響信号YWと音響信号YFとで共通させることも可能である。
(5)前述の各形態では、第1フェード時間T1および第2フェード時間T2を固定値としたが、第1フェード時間T1および第2フェード時間T2を可変に制御することも可能である。例えば、音響信号YWや音響信号YFの特性に応じて第1フェード時間T1および第2フェード時間T2を変化させる構成が好適である。具体的には、制御部50は、図5に示すように、基準点Psを終点とする所定長のバッファ期間B内で音響信号YWの波形の傾き(単位時間内の信号強度の変化量)αWと音響信号YFの波形の傾きαFとを算定し、傾きαWに応じて第1フェード時間T1を可変に設定するとともに傾きαFに応じて第2フェード時間T2を可変に設定する。例えば、制御部50は、傾きαWが大きいほど第1フェード時間T1を短い時間に設定し、傾きαFが大きいほど第2フェード時間T2を短い時間に設定する。以上の構成によれば、第1フェード時間T1および第2フェード時間T2を、音響信号YWおよび音響信号YFの特性に応じた好適な時間長(過不足が少ない時間長)に設定できるという利点がある。
また、スピーカ14のサイズに応じて第1フェード時間T1および第2フェード時間T2を可変に制御することも可能である。具体的には、制御部50は、サイズが大きいスピーカ14に対応する調整値Gのフェード時間ほど長い時間に設定する。制御部50がスピーカのサイズを特定する方法は任意であるが、例えば入力装置(図示略)に対する操作で利用者が各スピーカ14のサイズを指定する方法や、各スピーカ14からの再生音を測定および解析して音場を補正する公知の自動音場補正機能を利用して各スピーカ14のサイズを推定する方法が好適である。
100……音響システム、12……音響処理装置、14(14R,14L,14W)……スピーカ、14R,14L……フロントスピーカ、14W……サブウーハ、20……信号入力部、30……信号処理部、32……信号加算部、34……帯域選択部、36……消音処理部、40……信号出力部、50……制御部、62……フィルタ、64……調整部。

Claims (5)

  1. 第1音響信号と第2音響信号とを処理する音響処理装置であって、
    前記第1音響信号の音量を調整する第1調整部と、
    前記第2音響信号の音量を調整する第2調整部と、
    第1フェード時間をかけて前記第1音響信号がフェードし、前記第1フェード時間よりも短い第2フェード時間をかけて前記第2音響信号がフェードするように、前記第1調整部および前記第2調整部を制御する制御部と
    を具備する音響処理装置。
  2. 前記制御部は、前記第1音響信号および前記第2音響信号のフェードが共通の時点にて開始または終了するように前記第1調整部および前記第2調整部を制御する
    請求項1の音響処理装置。
  3. 前記第1フェード時間は、前記第1音響信号に含まれる第1周波数に対応する波形の半波長の時間以上の時間に設定され、前記第2フェード時間は、前記第2音響信号に含まれる第2周波数に対応する波形の半波長の時間以上の時間に設定される
    請求項1または請求項2の音響処理装置。
  4. 前記制御部は、消音期間の開始前に第1音響信号および前記第2音響信号をフェードアウトさせ、前記消音期間の経過後に前記第1音響信号および前記第2音響信号をフェードインさせる手段であり、フェードアウトおよびフェードインの一方または双方について、前記第1フェード時間をかけて前記第1音響信号がフェードするとともに前記第2フェード時間をかけて前記第2音響信号がフェードするように、前記第1調整部および前記第2調整部を制御する
    請求項1から請求項3の何れかの音響処理装置。
  5. 再生帯域の下限値が第1周波数である第1スピーカと、
    再生帯域の下限値が前記第1周波数を上回る第2周波数である第2スピーカと、
    前記第1スピーカに供給される第1音響信号と前記第2スピーカに供給される第2音響信号とを生成する音響処理装置とを具備し、
    前記音響処理装置は、
    前記第1音響信号の音量を調整する第1調整部と、
    前記第2音響信号の音量を調整する第2調整部と、
    第1フェード時間をかけて前記第1音響信号がフェードし、前記第1フェード時間よりも短い第2フェード時間をかけて前記第2音響信号がフェードするように、前記第1調整部および前記第2調整部を制御する制御部とを含む
    音響システム。
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