JP2013131150A - 本人認証機能を備えた携帯端末及びアプリケーションプログラム - Google Patents

本人認証機能を備えた携帯端末及びアプリケーションプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】目視では認識できない情報伝達手段により、ユーザが入力する認証情報を指定する情報をユーザに伝達し、指定した認証情報をユーザに入力させて本人認証を行うことできる携帯端末を提供する。
【解決手段】本人認証を行う際、携帯端末は、振動の種類及び認証情報を入力操作の回数に対応付けて記述した本人認証シーケンスを生成した後S1、本人認証シーケンスを参照し、入力操作の回数に対応する種類の振動を発生させてS3、ユーザが入力する認証情報を指定した後、ユーザが携帯端末に入力した情報を入力情報として取得する処理S4を本人認証シーケンスに記載されている入力操作の回数毎に実行した後、本人認証シーケンスに記述されている認証情報とユーザから取得した入力情報を照合S5することで本人認証を行う。
【選択図】図4

Description

本発明は、スマートフォンや携帯電話などの携帯端末においてロック解除時に実行される本人認証の技術分野に関し、更に詳しくは、携帯端末の振動機能を本人認証に利用する発明である。
スマートフォンや携帯電話などの携帯端末には、不正使用防止や誤動作防止を目的としたロック機能として、パスワード(パスコード)を用いた本人認証機能が備えられていることが一般的であるが、携帯端末は外出先で利用されることが多いため、入力操作の目視やディスプレイの目視によりパスワードが盗み見されてしまう問題があり、ロック解除に実行される本人認証を強化することが望まれている。
入力操作の目視によりパスワードが盗み見されてしまうことを防止する発明として、例えば、特許文献1において、ユーザに対しパスワード(暗証番号)を所定の全単射である数値変換方式により変換した変換後の数値を演算して求め、当該変換後の数値を入力させる指示を表示させ、入力された変換後の数値に数値変換方式による演算とは逆の変換を行うことでパスワードを求める装置が開示されている。特許文献1の発明によれば、例えば、桁数を指定してパスワードを入力させることができるようになり、入力操作からパスワードが盗み見されてしまうことを防止できる。
また、英数字によって構成されるパスワード以外の認証情報を用いれば、ユーザが入力する認証情報が盗み見されにくくなるため、特許文献2では、タッチ、ドラック、リリース、タップ及びフリックなどユーザが実行したタッチパネル操作の組み合わせを特定し、このタッチパネル操作の組み合わせ照合する発明が開示されている。
特開2008−140009号公報 WO2011/043422号公報
このように、入力操作からパスワードが推測されてしまうことを防止するためには、特許文献1のように、ユーザが入力する文字や数字を指定する手法や、特許文献2のように、英数字によって構成されるパスワード以外の認証情報(例えば、タッチパネル操作の組み合わせ)を照合することが有用であるが、ユーザが入力する文字や数字を指定するメッセージを携帯端末のディスプレイに表示させると、該メッセージが目視により確認されるとパスワードがわかる可能性があるため、目視では認識できない情報伝達手法により、ユーザが入力する認証情報(例えば、文字や数字)を指定する情報をユーザに伝達できることが望ましい。
そこで、本発明は、目視では認識できない情報伝達手段により、ユーザが入力する認証情報を指定する情報をユーザに伝達し、指定した認証情報をユーザに入力させて本人認証を行うことで、入力操作の目視やディスプレイの目視によりパスワードが推測されてしまうことを防止できる携帯端末及びアプリケーションプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決する第1の発明は、入力操作の回数に対応する振動の種類と認証情報を本人認証毎に変更することで、入力操作の目視やディスプレイの目視により認証情報が盗み見されてしまうことを防止するために、照合に利用する少なくとも一つの認証情報から構成される認証シードが振動の種類に対応付けられて登録され、本人認証を行う際、照合に利用する入力情報をユーザが入力する入力操作の回数毎に、ユーザが前記認証情報を入力する前に発生させる振動の種類を乱数により決定する処理と、決定した振動の種類に対応する前記認証シードから前記認証情報を決定する処理を行い、決定した振動の種類及び前記認証情報を前記入力操作の回数に対応付けて記述した本人認証シーケンスを生成する本人認証シーケンス生成手段を備え、目視では認識できない情報伝達手段となる振動により、ユーザが入力する認証情報を指定し、ユーザが入力した入力情報を照合するために、前記本人認証シーケンス生成手段が前記本人認証シーケンスを生成すると、前記本人認証シーケンスを参照し、前記入力操作の回数に対応する種類の振動を発生させてからユーザが入力した情報を前記入力情報として取得する処理を前記本人認証シーケンスに記載されている前記入力操作の回数毎に実行した後、前記本人認証シーケンスに記述されている前記入力操作の回数毎に、前記本人認証シーケンスに記述されている前記認証情報とユーザから取得した前記入力情報を照合し、ユーザから取得した全ての前記入力情報の照合に成功すると本人認証に成功したと判定する本人認証手段を備えたことを特徴とする携帯端末である。
更に、第2の発明は、第1の発明に記載した携帯端末において、振動の種類毎に認証シードを登録すると、ユーザが覚えなければならない認証シードの数が増えてしまうため、認証シードを登録しない振動の種類を設け、ユーザが覚えなければならない認証シードの数を減らすようにすることができるように、前記本人認証シーケンス生成手段は、乱数により決定した振動の種類の前記認証シードが登録されていない場合、決定した振動の種類のみを前記入力操作の回数に対応付けて本人認証シーケンスに記憶し、前記本人認証手段は、前記本人認証シーケンスに記述されている前記認証情報とユーザから取得した前記入力情報を照合する際、前記入力操作の回数に前記認証情報が対応付けられていない場合、ユーザから取得した前記入力情報が、登録されている前記認証シードから決定される前記認証情報以外であれば照合に成功したと判定することを特徴とする。
更に、第3の発明は、第1の発明または第2の発明に記載した携帯端末において、前記認証シードを複数の文字から構成されるパスワードとした発明で、前記本人認証シーケンス生成手段は、振動の種類に対応する前記認証シードから前記認証情報を決定する処理として、乱数により決定した振動の種類に対応するパスワードに含まれる文字の中から、前記入力操作の回数に対応する文字目の文字を前記認証情報とする処理を実行し、前記本人認証手段は、ユーザが入力した文字を前記入力情報として取得することを特徴とする。
更に、第4の発明は、第1の発明または第2の発明に記載した携帯端末において、前記認証シードを画像とした発明で、前記本人認証シーケンス生成手段は、振動の種類に対応する前記認証シードから前記認証情報を決定する処理として、乱数により決定した振動の種類に対応する画像を前記認証情報とする処理を実行し、本人認証手段は、前記入力操作の回数に対応する画像と、該画像を除くように、登録されている画像の中から重複することなくランダムに選択された複数の画像をディスプレイに表示し、ユーザが選択した画像を前記入力情報として取得することを特徴とする。
更に、第5の発明は、第1の発明または第2の発明に記載した携帯端末において、前記携帯端末はタッチパネルを有し、前記認証シードをタッチパネル上を指でなぞった指軌跡とした発明で、前記本人認証シーケンス生成手段は、振動の種類に対応する前記認証シードから前記認証情報を決定する処理として、乱数により決定した振動の種類に対応する前記指軌跡を前記認証情報とする処理を実行し、前記本人認証手段は、ユーザがタッチパネルに入力した前記指軌跡を前記入力情報として取得することを特徴とする。
更に、第6の発明は、第1の発明乃至5のいずれか一つに記載した携帯端末において、振動の種類を振動の有無にした発明である。
更に、第7の発明は、第1の発明乃至5のいずれか一つに記載した携帯端末において、振動の種類を振動回数にした発明である。
更に、第8の発明は、第1の発明乃至5のいずれか一つに記載した携帯端末において、振動の種類を振動秒数にした発明である。
更に、第9の発明は、携帯端末にインストールされるアプリケーションプログラムに係る発明で、照合に利用する少なくとも一つの認証情報から構成される認証シードが振動の種類に対応付けられて登録され、本人認証を行う際、照合に利用する入力情報をユーザが入力する入力操作の回数毎に、ユーザが前記認証情報を入力する前に発生させる振動の種類を乱数により決定する処理と、決定した振動の種類に対応する前記認証シードから前記認証情報を決定する処理を行い、決定した振動の種類及び前記認証情報を前記入力操作の回数に対応付けて記述した本人認証シーケンスを生成する本人認証シーケンス生成手段と、 前記本人認証シーケンス生成手段が前記本人認証シーケンスを生成すると、前記本人認証シーケンスを参照し、前記入力操作の回数に対応する種類の振動を発生させてユーザから前記入力情報を取得する処理を前記本人認証シーケンスに記載されている前記入力操作の回数毎に実行した後、前記本人認証シーケンスに記述されている前記入力操作の回数毎に、前記本人認証シーケンスに記述されている前記認証情報とユーザから取得した前記入力情報を照合し、ユーザから取得した全ての前記入力情報の照合に成功すると本人認証に成功したと判定する本人認証手段として、携帯端末を機能させるためのアプリケーションプログラムである。
更に、第10の発明は、第9に記載したアプリケーションプログラムにおいて、前記本人認証シーケンス生成手段は、乱数により決定した振動の種類の前記認証シードが登録されていない場合、決定した振動の種類のみを前記入力操作の回数に対応付けて本人認証シーケンスに記憶し、前記本人認証手段は、前記本人認証シーケンスに記述されている前記認証情報とユーザから取得した前記入力情報を照合する際、前記入力操作の回数に前記認証情報が対応付けられていない場合、ユーザから取得した前記入力情報が、登録されている前記認証シードから決定される前記認証情報以外であれば照合に成功したと判定することを特徴とする。
このように本発明によれば、目視では認識できない情報伝達手段により、ユーザが入力する認証情報を指定する情報をユーザに伝達し、指定した認証情報をユーザに入力させて本人認証を行うことで、入力操作の目視やディスプレイの目視によりパスワードが推測されてしまうことを防止できる携帯端末及びアプリケーションプログラムを提供できる。
本実施形態の携帯端末で実行される本人認証を説明する図。 本実施形態の携帯端末のハードウェアを説明する図。 携帯端末に備えられた機能を説明する図。 本人認証を行う際の携帯端末の動作を説明する図。 本人認証シーケンスを生成する際の携帯端末の動作を説明する図。 振動の種類毎に認証シードを設定する際の実施形態1を説明する図。 認証シードを登録しない振動の種類を設けた際の実施形態1を説明する図。 振動の種類毎に認証情報を設定する際の実施形態2を説明する図。 認証シードを登録しない振動の種類を設けた際の実施形態2を説明する図。 振動の種類毎に認証情報を設定する実施形態3を説明する図。
ここから、本発明にかかる携帯端末の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、これから説明する実施形態は本発明の一実施形態にしか過ぎず、本発明は,これから説明する実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能である。
図1は、本実施形態の携帯端末1で実行される本人認証を説明する図である。入力する認証情報をユーザに情報伝達する際、入力する認証情報を指定するメッセージを携帯端末1のディスプレイに表示することが一般的であるが、本実施形態の携帯端末1においては、ユーザが入力する認証情報を指定する情報伝達手段として、目視では認識できない携帯端末1の振動が利用される。
本人認証を行う際、携帯端末1は、振動の種類及び認証情報を入力操作の回数に対応付けて記述した本人認証シーケンスを生成した後、本人認証シーケンスを参照し、入力操作の回数に対応する種類の振動を発生させて、ユーザが入力する認証情報を指定した後、ユーザが携帯端末に入力した情報を入力情報として取得する処理を本人認証シーケンスに記載されている入力操作の回数毎に実行した後、本人認証シーケンスに記述されている認証情報とユーザから取得した入力情報を照合することで本人認証を行う。
なお、携帯端末1に登録される認証シードとしては、パスワード及び画像に加え、本実施形態では、携帯端末1はタッチパネルを有しているので、タッチパネル1g上を指でなぞった指軌跡を利用することができる。また、入力する認証情報をユーザに指定する情報伝達手段となる振動の種類としては、振動の有無、振動回数及び振動秒数を利用できる。
なお、図1では、本発明に係る携帯端末1をスマートフォンとしているが、本発明に係る携帯端末1は、スマートフォンのみならず、携帯電話やタブレット型のパーソナルコンピュータなど、ユーザが携帯して利用する情報端末を意味している。
図2は、本実施形態の携帯端末1のハードウェアを説明する図である。本実施形態の携帯端末1は、図2で図示したように、ハードウェアとして、CPU、RAM、ROMなどが実装されたプロセッサ1aを備え、このプロセッサ1aには、無線を受信するアンテナ1cが接続された無線通信回路1bと、メモリ1d、時計回路1e、GPS回路1f、ディスプレイ機能を有するタッチパネル1g、イヤフォン・マイク1h、オーディオ/ビデオコーデック1i、3軸加速度センサ1j及びバッテリ1lに加え、携帯端末1を振動させるための振動回路1kが接続され、携帯端末1のメモリ1dには、振動回路1kを利用して本人認証を行うためのアプリケーションプログラムが実装される。
図3は、携帯端末1に備えられた機能を説明する図である。携帯端末1には、少なくとも一つの認証情報から構成される認証シードが予め振動の種類毎に登録され、携帯端末1のプロセッサを作動させるアプリケーションプログラムで実現される手段として、本人認証を行う際、照合に利用する入力情報をユーザが入力する入力操作の回数毎に、ユーザが認証情報を入力する前に発生させる振動の種類を乱数により決定する処理と、決定した振動の種類に対応する認証シードから認証情報を決定する処理を行い、決定した振動の種類及び認証情報を入力操作の回数に対応付けて記述した本人認証シーケンスを生成する本人認証シーケンス生成手段10を備え、入力操作の回数に対応する振動の種類と認証情報を本人認証毎に変更することで、入力操作の目視やディスプレイの目視により認証情報が盗み見されてしまうことを防止している。
また、携帯端末1は、本人認証シーケンス生成手段10が本人認証シーケンスを生成すると、本人認証シーケンスを参照し、入力操作の回数に対応する種類の振動を発生させてからユーザが入力した情報を入力情報として取得する処理を本人認証シーケンスに記載されている入力操作の回数毎に実行した後、本人認証シーケンスに記述されている入力操作の回数毎に、本人認証シーケンスに記述されている認証情報とユーザから取得した入力情報を照合し、ユーザから取得した全ての入力情報の照合に成功すると本人認証に成功したと判定する本人認証手段11を備え、目視では認識できない情報伝達手段となる振動により、ユーザが入力する認証情報を指定し、ユーザが入力した入力情報を照合することで本人認証を行えるようにしている。
また、携帯端末1は、少なくとも一つの認証情報から構成される認証シードが予め振動の種類毎に登録できるように、設定された振動の種類毎に振動の種類に対応する認証シードをユーザに登録させる登録手段12を備える。
図4は、本人認証を行う際の携帯端末1の動作を説明する図である。
ロック解除する操作(例えば、ロック解除するボタンを指でスライドさせる操作)がなされると携帯端末1で本人認証が開始され、本人認証が開始されると、まず、携帯端末1の本人認証シーケンス生成手段10が作動し、携帯端末1の本人認証シーケンス生成手段10は、今回の本人認証で用いる本人認証シーケンスを生成する(S1)。
図5は、本人認証シーケンスを生成する際の携帯端末1の動作を説明する図である。携帯端末1の本人認証シーケンス生成手段10は、今回の本人認証で用いる本人認証シーケンスを生成する際、まず、入力操作の回数を「1」にセットした後(S10)、乱数を生成し(S11)、入力操作の回数に対応する振動の種類を乱数に基づき決定する(S12)。
本人認証に用いる振動の種類は予め本人認証シーケンス生成手段10に設定され、本人認証シーケンス生成手段10は、本人認証シーケンス生成手段10に設定されている振動の種類の数に合わせた乱数を生成し、生成した乱数に基づく振動の種類を決定する。
例えば、本人認証に用いる振動の種類が振動の有無の場合、振動の有無に対応する振動の種類として「振動無し」及び「振動有り」の2種類が携帯端末1に登録され、本人認証シーケンス生成手段10は「0」、「1」のいずれかの値になる乱数を生成する。そして、「振動無し」が「0」に、「振動有り」が「1」にそれぞれ対応する場合、本人認証シーケンス生成手段10は、乱数の値が「1」ならば、入力回数に対応する振動の種類を「振動有り」に決定する。
また、本人認証に用いる振動の種類が振動回数の場合、振動回数に対応する振動の種類が設定され、本人認証に用いる振動回数の最大値が「3」ならば、本人認証シーケンス生成手段10は「0」、「1」、「2」のいずれかの値になる乱数を生成する。そして、「振動1回」が「0」に、「振動2回」が「1」に、「振動3回」が「2」にそれぞれ対応する場合、本人認証シーケンス生成手段10は、乱数の値が「1」ならば、入力回数に対応する振動の種類を「振動2回」に決定する。
携帯端末1の本人認証シーケンス生成手段10は、生成した乱数により振動の種類を決定すると、決定した振動の種類に対応する認証シードから認証情報を決定し(S13)、決定した振動の種類と認証情報を入力操作の回数に対応付けて本人認証シーケンスに記述する(S14)。
携帯端末1の本人認証シーケンス生成手段10が認証情報を決定する内容は、携帯端末1に登録される認証シードに依存する。認証シードとは、少なくとも一つの認証情報により構成される情報で、複数の認証情報により構成される認証シードの例としてパスワードが挙げられる。また、一つの認証情報により構成される認証シードの例として画像及び指軌跡が挙げられる。
例えば、複数の認証情報により構成される認証シード(ここでは、パスワード)を利用する場合、本人認証に用いる振動の種類毎に同じ長さのパスワードが予め登録され、入力操作の最大回数はパスワード長になる。そして、携帯端末1の本人認証シーケンス生成手段10は、入力操作の回数に対応する認証情報として、乱数により決定した振動の種類に対応するパスワードに含まれる文字の中から、入力操作の回数に対応する文字目の文字を抽出する。
また、一つの認証情報により構成される認証シード(ここでは、画像または指軌跡)を利用する場合、携帯端末1の本人認証シーケンス生成手段10は、入力操作の回数に対応する認証情報として、乱数により決定した振動の種類に対応する画像または指軌跡を抽出する。
携帯端末1の本人認証シーケンス生成手段10は、振動の種類と認証情報を入力操作の回数に対応付けて記憶すると、入力操作の回数を一つだけインクリメントし(S15)、インクリメント後の入力操作の回数が予め設定されている入力操作の最大回数を超えていなければ(S16)、図5のS11に戻り、インクリメント後の入力操作の回数が予め設定されている入力操作の最回数を超えていれば、図5の手順を終了する。
図4の説明に戻る。携帯端末1の本人認証シーケンス生成手段10が本人認証シーケンスを生成すると、携帯端末1の本人認証手段11が作動し、携帯端末1の本人認証手段11は、入力操作の回数を「1」から始めて入力操作の最大回数になるまで繰り返し実行するループ処理(S2)を実行する。
このループ処理(S2)において、携帯端末1の本人認証手段11は、本人認証シーケンスを参照し、ループ処理(S2)の入力操作の回数に対応する種類の振動を発生させた後(S3)、ユーザが入力した情報を入力情報として取得し(S4)、ループ処理(S2)の入力操作の回数に対応付けてユーザから取得した入力情報を記憶する処理を行う。
ループ処理(S2)が終了すると、携帯端末1の本人認証手段11は、本人認証シーケンスを参照し、本人認証シーケンスに記述されている認証情報とユーザから取得した入力情報を入力操作の回数毎に照合し(S5)、ユーザから取得した全ての入力情報の照合に成功すると本人認証に成功したと判定し(S6)、照合に失敗した入力情報が一つでもあれば本人認証に失敗したと判定して(S7)、図4の手順は終了する。
なお、振動の種類毎に認証シードを登録すると、ユーザが覚えなければならない認証シードの数が増えてしまうため、認証シードを登録しない振動の種類を設け、ユーザが覚えなければならない認証シードの数を減らすようにすることもできる。
認証シードを登録しない振動の種類を設ける場合、携帯端末1の本人認証シーケンス生成手段10は、入力操作の回数に対応する振動の種類を乱数により決定し、決定した振動の種類に認証シードが対応付けられていない場合、入力操作の回数に対応付ける情報を振動の種類のみにする。
そして、携帯端末1の本人認証手段11は、本人認証シーケンスに記述されている認証情報とユーザから取得した入力情報を入力操作の回数毎に照合する際、入力操作の回数に認証情報が対応付けられていない場合、入力情報が携帯端末1に登録されている認証シードから決定される認証情報以外であれば照合に成功したと判定する。
ここから、携帯端末1の登録手段12について説明する。本実施形態において、携帯端末1の登録手段12は、少なくとも一つの認証情報から構成される認証シードが予め振動の種類毎に登録できるように、携帯端末1に設定されている振動の種類毎に、振動の種類に対応する認証シードをユーザに設定させるフォームを表示し、振動の種類に対応する認証シードをユーザに登録させる手段になる。
例えば、認証シードがパスワードの場合、振動の種類に対応する認証シードをユーザに設定させるフォームはパスワードを入力するフォームになるし、認証シードが画像の場合、認証シードとして利用するために予め登録された複数の画像の中から、振動の種類に対応する認証シードをユーザに選択させるフォームになる。
ここから、本実施形態に係る携帯端末1の具体例について説明する。
(実施形態1)
ここから、第1実施形態について説明する。第1実施形態は、振動の種類を振動の有無とし、携帯端末1に登録される認証シードをパスワードとした形態である。
振動の種類を振動の有無とする際、振動の種類は「振動有り」と「振動無し」の2種類しかなく、一つの認証情報から構成される認証シード(ここでは、画像または指軌跡)を利用すると2つの認証情報しか本人認証に用いられないため、第1実施形態では、複数の認証情報(ここでは、文字)から構成される認証シードであるパスワードを用いている。
図6は、振動の種類毎に認証シードを設定する際の実施形態1を説明する図で、図6(a)はパスワードの設定例、図6(b)は本人認証シーケンスの一例、そして、図6(c)は本人認証のイメージ図である。
図6(a)では、「振動有り」に対応するパスワードと「振動無し」に対応するパスワードがそれぞれ設定され、図6(a)ではパスワード長は4文字で、「振動無し」に対応するパスワードとして「0312」が、「振動有り」に対応するパスワードとして「1207」が設定されている。
ここでは、パスワード長を4文字としているため、入力操作の最大回数は4回になり、携帯端末1の本人認証シーケンス生成手段10は、1回目、2回目、3回目及び4回目の入力操作それぞれについて、乱数に基づき振動の種類(ここでは、振動無しまたは振動有りのいずれか)を決定し、更に、決定した振動の種類に対応する認証シードから認証情報を決定する。
なお、認証シードとしてパスワードを用いているため、携帯端末1の本人認証シーケンス生成手段10は、入力操作の回数に対応する認証情報として、乱数により決定した振動の種類に対応するパスワードに含まれる文字の中から、入力操作の回数に対応する文字目の文字を抽出する。
図6(b)では、1回目の入力操作に対応する振動の種類は「振動有り」、2回目の入力操作に対応する振動の種類は「振動無し」、3回目の入力操作に対応する振動の種類は「振動有り」、そして、4回目の入力操作に対応する振動の種類は「振動無し」にそれぞれ決定されているため、1回目の入力操作に対応する認証情報として、「振動有り」に対応するパスワード(ここでは、「1207」)に含まれる文字の中から、1文字目の文字(ここでは、「1」)が抽出される。また、2回目の入力に対応する認証情報として、「振動無し」に対応するパスワード(ここでは、「0312」)に含まれる文字の中から、2文字目の文字(ここでは、「3」)が抽出される。
このようにして、入力操作の回数に対応する認証情報が抽出されることで、図6(b)に図示した本人認証シーケンスにおいて、1回目の入力操作に対応する振動の種類は振動有り、認証コードは「1」に、2回目の入力操作に対応する振動の種類は振動無し、認証コードは「3」に、3回目の入力操作に対応する振動の種類は振動有り、認証コードは「0」に、そして、4回目の入力操作に対応する振動の種類は振動無し、認証コードは「2」になる。
携帯端末1にて本人認証を行う際、本人認証シーケンスに従い入力操作の回数に対応する種類の振動が発生するため、図6(b)の本人認証シーケンスに従えば、図6(c)に図示しているように、1回目及び3回目の入力操作の際に振動が発生することになる。
図6では、認証シードをパスワードとし、認証情報をパスワードから抽出した文字としているため、入力操作の回数に対応した認証情報をユーザから取得する際、図6(c)に図示しているように、携帯端末1の本人認証手段11は、文字を入力するためのフォームを携帯端末1のタッチパネル1gに表示し、該フォームに入力された文字を入力情報としてユーザから取得した後、本人認証シーケンスを参照し、本人認証シーケンスに記述されている認証情報とユーザから取得した入力情報を入力操作の回数毎に照合し、すべての入力情報の照合に成功すると、本人認証に成功したと判定する。
詳しくは、図6(b)の本人認証シーケンスでは、1回目の入力操作に対応する認証コードは「1」に、2回目の入力操作に対応する認証コードは「3」に、3回目の入力操作に対応する認証コードは「0」に、そして、4回目の入力操作に対応する認証コードは「2」に設定されているため、1回目の入力操作で入力された入力情報(ここでは、文字)が「1」で、2回目の入力操作で入力された入力情報が「3」で、3回目の入力操作で入力された入力情報が「0」で、そして、4回目の入力操作で入力された入力情報が「2」であれば、本人認証に成功したと判定される。
図7は、認証シードを登録しない振動の種類を設けた際の実施形態1を説明する図で、図7(a)はパスワードの設定例、図7(b)は本人認証シーケンスの一例、そして、図7(c)は本人認証のイメージ図である。
図7(a)では、「振動有り」に対応するパスワードは設定されておらず、「振動無し」に対応するパスワードのみが設定され、図7(a)ではパスワード長は4文字で、「振動無し」に対応するパスワードとして「0312」が設定されている。
ここでは、パスワード長を4文字としているため、入力操作の最大回数は4回になり、携帯端末1の本人認証シーケンス生成手段10は、1回目、2回目、3回目及び4回目の入力操作それぞれについて、乱数に基づき振動の種類(ここでは、振動無しまたは振動有りのいずれか)を決定し、更に、決定した振動の種類に対応する認証シードから認証情報を決定する。
図7(a)では、「振動有り」に対応するパスワードは登録されていないため、携帯端末1の本人認証シーケンス生成手段10は、振動の種類が「振動無し」の場合、入力操作の回数に対応する認証情報として、乱数により決定した振動の種類に対応するパスワードに含まれる文字の中から、入力操作の回数に対応する文字目の文字を抽出し、振動の種類が「振動有り」の場合、入力操作の回数に対応する認証情報を認証情報が無い状態を示すNULLにする。
図7(b)では、1回目の入力操作の振動の種類は「振動有り」、2回目の入力操作の振動の種類は「振動無し」、3回目の入力操作の振動の種類は「振動有り」、そして、4回目の入力操作の振動の種類は「振動無し」にそれぞれ決定されているため、1回目及び3回目の入力操作に対応する認証情報はNULLになり、2回目及び4回目の入力操作に対応する認証情報は、「振動無し」に対応するパスワード(ここでは、「1207」)に含まれる文字の中から、入力操作の回数に対応する文字目の文字が抽出される。
このようにして、入力操作の回数に対応する認証情報が抽出されることで、図7(b)に図示した本人認証シーケンスにおいて、1回目の入力操作に対応する振動の種類は「振動有り」、認証情報はNULLに、2回目の入力操作に対応する振動の種類は「振動無し」、認証情報は「3」に、3回目の入力操作に対応する振動の種類は「振動有り」、認証情報はNULLに、そして、4回目の入力操作に対応する振動の種類は「振動無し」、認証情報は「2」になる。
携帯端末1にて本人認証を行う際、本人認証シーケンスに従い入力操作の回数に対応する種類の振動が発生するため、図7(b)の本人認証シーケンスに従えば、図7(c)に図示しているように、1回目及び3回目の入力操作において振動が発生することになる。
図7では「振動有り」に対応するパスワードは登録されていないため、携帯端末1の本人認証手段11は、本人認証シーケンスに記述されている認証情報とユーザから取得した入力情報を入力操作の回数毎に照合する際、入力操作の回数に認証情報が対応付けられていない場合、入力情報が携帯端末1に登録されている認証シードから決定される認証情報以外であれば照合に成功したと判定することになる。
詳しくは、図7(b)の本人認証シーケンスでは、1回目の入力操作に対応する認証コードはNULLに設定されているため、図7(c)のように、携帯端末1に登録されている認証シードとして「振動無し」に対応するパスワードから、1回目の入力に対応する文字目の文字(ここでは、「0」)を抽出し、1回目の入力操作においてユーザが入力した文字が「0」以外であれば照合に成功したと判定することになる。
また、図7(b)の本人認証シーケンスでは、2回目の入力操作に対応する認証コードは「3」に設定されているため、図7(c)のように、2回目の入力操作においてユーザが入力した文字が「3」であれば照合に成功したと判定することになる。
また、3回目の入力に対応する認証コードはNULLに設定されているため、図7(c)のように、携帯端末1に登録されている認証シードとして「振動無し」に対応するパスワードから、3回目の入力操作に対応する文字目の文字(ここでは、「1」)を抽出し、3回目の入力操作においてユーザが入力した文字が「1」以外であれば照合に成功したと判定することになる。
また、図7(b)の本人認証シーケンスでは、4回目の入力操作に対応する認証コードは「2」に設定されているため、図7(c)のように、4回目の入力操作においてユーザが入力した文字が「2」であれば照合に成功したと判定することになる。
(実施形態2)
ここから、第2実施形態について説明する。第2実施形態は、振動の種類を振動の回数とし、認証情報を画像とした形態である。振動の種類を振動の回数とする際、振動の種類の数は振動の回数に応じて任意に設定できるため、実施形態2では、一つの認証情報から構成される認証シードである画像を用いている。
図8は、振動の種類毎に認証情報を設定する際の実施形態2を説明する図で、図8(a)は画像の設定例、図8(b)は本人認証シーケンスの一例、そして、図8(c)は本人認証のイメージ図である。
図8(a)に図示しているように、振動の種類を振動の回数とし、認証情報を画像とする際、振動の回数毎に対応する画像が設定される。振動の回数は予め携帯端末1に設定され、図8(a)では、振動の回数を「振動1回」、「振動2回」、「振動3回」とし、「振動1回」には干支の子の画像が、「振動2回」には干支の丑の画像が、「振動3回」には干支の寅の画像がそれぞれ設定されている。
認証シードに画像を用いる場合、入力操作の回数の最大回数は任意に設定可能でここでは4回としている。携帯端末1の本人認証シーケンス生成手段10は、1回目、2回目、3回目及び4回目の入力操作それぞれについて、生成した乱数に基づき振動の種類を決定し、更に、決定した振動の種類に対応する認証シードから認証情報を決定する。
2131
図8(b)では、1回目の入力操作に対応する振動の回数は「振動2回」、2回目の入力操作に対応する振動の回数は「振動1回」、3回目の入力操作に対応する振動の回数は「振動3回」、そして、4回目の入力操作に対応する振動の回数は「振動1回」に決定されているため、1回目の入力操作に対応する認証情報として、「振動2回」に対応する丑の画像が抽出される。また、2回目の入力操作に対応する認証情報として、「振動1回」に対応する子の画像が抽出される。
このようにして、入力操作の回数に対応する認証情報が抽出されることで、図8(b)に図示したように、本人認証シーケンスは、1回目の入力操作に対応する振動の回数は「振動2回」、認証情報は丑の画像に、2回目の入力操作に対応する振動の回数は「振動1回」、認証情報は子の画像に、3回目の入力操作に対応する振動の回数は「振動3回」、認証情報は寅の画像に、そして、4回目の入力操作に対応する振動の回数は「振動1回」、認証情報は子の画像になる。
携帯端末1にて本人認証を行う際、本人認証シーケンスを参照し、入力操作の回数に対応する種類の振動が発生するため、図8(b)の本人認証シーケンスに従えば、図8(c)に図示しているように、1回目の入力操作では振動が2回発生し、2回目の入力操作では振動が1回発生し、3回目の入力操作では振動が3回発生し、そして、4回目の入力操作では振動が1回発生することになる。
図8では、認証シード及び認証情報を画像としているため、入力操作の回数に対応した認証情報をユーザから取得する際、図8(c)に図示しているように、携帯端末1の本人認証手段11は、入力操作の回数に対応する画像と、入力操作の回数に対応する画像を除くように、携帯端末1に登録されている画像の中から重複することなくランダムに選択した数個(ここでは、3個)の画像を携帯端末1のディスプレイに表示し、ユーザが選択した画像を入力情報としてユーザから取得した後、本人認証シーケンスを参照し、本人認証シーケンスに記述されている認証情報とユーザから取得した入力情報を入力操作の回数毎に照合し、すべての入力情報の照合に成功すると、本人認証に成功したと判定する。
詳しくは、図8(b)の本人認証シーケンスでは、1回目の入力操作に対応する認証コードは丑の画像に、2回目の入力操作に対応する認証コードは子の画像に、3回目の入力操作に対応する認証情報は寅の画像に、そして、4回目の入力操作に対応する認証情報は子の画像に設定されているため、1回目の入力操作で入力された認証情報が丑の画像で、2回目の入力操作で入力された入力情報が子の画像で、3回目の入力操作で入力された入力情報が寅の画像で、そして、4回目の入力操作で入力された入力情報が子の画像であれば、本人認証に成功したと判定される。
図9は、認証シードを登録しない振動の種類を設けた際の実施形態2を説明する図で、図9(a)は画像の設定例、図9(b)は本人認証シーケンスの一例、そして、図9(c)は本人認証のイメージ図である。
図9(a)では、「振動2回」及び「振動3回」に対応する画像は登録されておらず、「振動1回」に対応する画像のみが登録され、図9(a)では、「振動1回」には干支の子の画像が登録されている。
認証シードに画像を用いる場合、入力操作の最大回数は任意に設定可能でここでは4回としている。携帯端末1の本人認証シーケンス生成手段10は、1回目、2回目、3回目及び4回目の入力操作それぞれについて、生成した乱数に基づき振動の種類を決定し、更に、決定した振動の種類に対応する認証シードから認証情報を決定する。
なお、「振動2回」及び「振動3回」に対応する画像は登録されていないため、携帯端末1の本人認証シーケンス生成手段10は、振動の種類が振動1回の場合、入力操作の回数に対応する認証情報として、乱数により決定した振動の種類に対応する子の画像を抽出し、振動の種類が振動2回及び振動3回の場合、入力操作の回数に対応する認証情報を認証情報が無い状態を示すNULLにする
図9(b)では、1回目の入力操作に対応する振動の回数は振動2回、2回目の入力操作に対応する振動の回数は「振動1回」、3回目の入力操作に対応する振動の回数は「振動3回」、そして、4回目の入力操作に対応する振動の回数は「振動1回」に決定されているため、1回目及び3回目の入力操作に対応する認証情報はNULLになり、2回目及び4回目の入力操作に対応する認証情報は、「振動1回」に対応する子の画像が抽出される。
このようにして、入力操作の回数に対応する認証情報が抽出されることで、図9(b)に図示したように、本人認証シーケンスは、1回目の入力操作に対応する振動の回数は「振動2回」、認証情報はNULLに、2回目の入力操作に対応する振動の回数は「振動1回」、認証情報は子の画像に、3回目に対応する振動の回数は「振動3回」、認証情報はNULLに、そして、4回目の入力操作に対応する振動の回数は「振動1回」、認証情報は子の画像になる。
携帯端末1にて本人認証を行う際、本人認証シーケンスを参照し、入力操作の回数に対応する種類の振動が発生するため、図9(b)の本人認証シーケンスに従えば、図9(c)に図示しているように、1回目の入力操作では振動が2回発生し、2回目の入力操作では振動が1回発生し、3回目の入力操作では振動が3回発生し、そして、4回目の入力操作では振動が1回発生することになる。
図9では「振動2回」及び「振動3回」に対応する画像は登録されていないため、携帯端末1の本人認証手段11は、本人認証シーケンスに記述されている認証情報とユーザから取得した入力情報を照合する際、入力操作の回数に認証情報が対応付けられていない場合、入力情報が携帯端末1に登録されている認証シードから決定される認証情報(ここでは、子の画像)以外であれば照合に成功したと判定することになる。
詳しくは、図9(b)の本人認証シーケンスでは、1回目の入力操作に対応する認証情報はNULLに設定されているため、図9(c)のように、携帯端末1に登録されている認証シードとして「振動1回」に対応する子の画像を抽出し、1回目の入力操作においてユーザが選択した画像が子の画像以外であれば照合に成功したと判定することになる。
また、図9(b)の本人認証シーケンスでは、2回目の入力操作に対応する認証情報は子の画像に設定されているため、図9(c)のように、1回目の入力操作においてユーザが選択した画像が子の画像であれば照合に成功したと判定することになる。
また、3回目の入力に対応する認証コードはNULLに設定されているため、図9(c)のように、携帯端末1に登録されている認証シードとして「振動1回」に対応する子の画像を抽出し、3回目の入力操作においてユーザが選択した画像が子の画像以外であれば照合に成功したと判定することになる。
また、図9(b)の本人認証シーケンスでは、4回目の入力操作に対応する認証情報は子の画像に設定されているため、図9(c)のように、4回目の入力操作においてユーザが選択した画像が子の画像であれば照合に成功したと判定することになる。
(実施形態3)
ここから、第3実施形態について説明する。第3実施形態は、振動の種類を振動秒数とし、認証情報を指軌跡とした形態である。
振動の種類を振動秒数とする際、振動の種類の数は振動秒数に応じて任意に設定できるため、画像や指軌跡を認証情報とすることが望ましい。
図10は、振動の種類毎に認証情報を設定する実施形態3を説明する図で、図10(a)は指軌跡の設定例、図10(b)は本人認証シーケンスの一例、そして、図10(c)は本人認証のイメージ図である。
図10(a)に図示しているように、振動の種類を振動秒数とし、認証情報を指軌跡とする際、振動の秒数毎に対応する指軌跡が設定される。振動秒数は予め携帯端末1に設定され、図10(a)では、振動秒数を「振動1秒」、「振動2秒」、「振動3秒」とし、「振動1秒」には「」」を左右反転させた形状の指軌跡1が、「振動2秒」には「「」を左右反転させた形状の指軌跡2が、「振動3秒」には「×」形状の指軌跡3がそれぞれ設定されている。
認証シードに指軌跡を用いる場合、指軌跡は盗み見されにくいため入力操作の回数を少なくでき、ここでは2回としている。携帯端末1の本人認証シーケンス生成手段10は、1回目及び2回目の入力操作それぞれについて、生成した乱数に基づき振動の種類を決定し、更に、決定した振動の種類に対応する認証シードから認証情報を決定する。
2131
図10(b)では、1回目の入力操作に対応する振動秒数は「振動1秒」に、2回目の入力操作に対応する振動秒数は「振動3秒」に決定されているため、1回目の入力操作に対応する認証情報として、「振動1秒」に対応する指軌跡1が抽出される。また、2回目の入力操作に対応する認証情報として、「振動3秒」に対応する「×」形状の指軌跡3が抽出される。
このようにして、入力操作の回数に対応する認証情報が抽出されることで、図10(b)に図示したように、本人認証シーケンスは、1回目の入力操作に対応する振動秒数は「振動1秒」、認証情報は指軌跡1に、2回目の入力操作に対応する振動秒数は「振動3秒」、認証情報は指軌跡3になる。
携帯端末1にて本人認証を行う際、本人認証シーケンスを参照し、入力操作の回数に対応する種類の振動が発生するため、図10(b)の本人認証シーケンスに従えば、図10(c)に図示しているように、1回目の入力操作では振動が1秒間発生し、そして、2回目の入力では振動が3秒間発生することになる。
図10では、認証シード及び認証情報を指軌跡としているため、入力操作の回数に対応した入力情報をユーザから取得する際、図10(c)に図示しているように、携帯端末1の本人認証手段11は、指軌跡を入力する際の目印となる複数のマーカを携帯端末1のタッチパネル1gに表示し、ユーザに指軌跡を入力させることでユーザから入力情報を取得した後、本人認証シーケンスを参照し、本人認証シーケンスに記述されている認証情報とユーザから取得した入力情報を入力操作の回数毎に照合し、すべての入力情報の照合に成功すると、本人認証に成功したと判定する。
詳しくは、図10(b)の本人認証シーケンスでは、1回目の入力操作に対応する認証情報は指軌跡1に、そして、2回目に対応する認証情報は指軌跡3に設定されているため、1回目の入力操作で入力された入力情報が指軌跡1で、2回目の入力操作で入力された入力情報が指軌跡3であれば、本人認証に成功したと判定される。
1 携帯端末
10 本人認証シーケンス生成手段
11 本人認証手段
12 登録手段

Claims (10)

  1. 照合に利用する少なくとも一つの認証情報から構成される認証シードが振動の種類に対応付けられて登録され、本人認証を行う際、照合に利用する入力情報をユーザが入力する入力操作の回数毎に、ユーザが前記認証情報を入力する前に発生させる振動の種類を乱数により決定する処理と、決定した振動の種類に対応する前記認証シードから前記認証情報を決定する処理を行い、決定した振動の種類及び前記認証情報を前記入力操作の回数に対応付けて記述した本人認証シーケンスを生成する本人認証シーケンス生成手段と、
    前記本人認証シーケンス生成手段が前記本人認証シーケンスを生成すると、前記本人認証シーケンスを参照し、前記入力操作の回数に対応する種類の振動を発生させてからユーザが入力した情報を前記入力情報として取得する処理を前記本人認証シーケンスに記載されている前記入力操作の回数毎に実行した後、前記本人認証シーケンスに記述されている前記入力操作の回数毎に、前記本人認証シーケンスに記述されている前記認証情報とユーザから取得した前記入力情報を照合し、ユーザから取得した全ての前記入力情報の照合に成功すると本人認証に成功したと判定する本人認証手段を備えたことを特徴とする携帯端末。
  2. 前記本人認証シーケンス生成手段は、乱数により決定した振動の種類の前記認証シードが登録されていない場合、決定した振動の種類のみを前記入力操作の回数に対応付けて本人認証シーケンスに記憶し、前記本人認証手段は、前記本人認証シーケンスに記述されている前記認証情報とユーザから取得した前記入力情報を照合する際、前記入力操作の回数に前記認証情報が対応付けられていない場合、ユーザから取得した前記入力情報が、登録されている前記認証シードから決定される前記認証情報以外であれば照合に成功したと判定することを特徴とする、請求項1に記載した携帯端末。
  3. 前記認証シードを複数の文字から構成されるパスワードとし、前記本人認証シーケンス生成手段は、振動の種類に対応する前記認証シードから前記認証情報を決定する処理として、乱数により決定した振動の種類に対応するパスワードに含まれる文字の中から、前記入力操作の回数に対応する文字目の文字を前記認証情報とする処理を実行し、前記本人認証手段は、ユーザが入力した文字を前記入力情報として取得することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載した携帯端末。
  4. 前記認証シードを画像とし、前記本人認証シーケンス生成手段は、振動の種類に対応する前記認証シードから前記認証情報を決定する処理として、乱数により決定した振動の種類に対応する画像を前記認証情報とする処理を実行し、本人認証手段は、前記入力操作の回数に対応する画像と、該画像を除くように、登録されている画像の中から重複することなくランダムに選択された複数の画像をディスプレイに表示し、ユーザが選択した画像を前記入力情報として取得することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載した携帯端末。
  5. 前記携帯端末はタッチパネルを有し、前記認証シードをタッチパネル上を指でなぞった指軌跡とし、前記本人認証シーケンス生成手段は、振動の種類に対応する前記認証シードから前記認証情報を決定する処理として、乱数により決定した振動の種類に対応する前記指軌跡を前記認証情報とする処理を実行し、前記本人認証手段は、ユーザがタッチパネルに入力した前記指軌跡を前記入力情報として取得することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載した携帯端末。
  6. 振動の種類を振動の有無にしたことを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか一項に記載した携帯端末。
  7. 振動の種類を振動回数にしたことを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか一項に記載した携帯端末。
  8. 振動の種類を振動秒数にしたことを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか一項に記載した携帯端末。
  9. 照合に利用する少なくとも一つの認証情報から構成される認証シードが振動の種類に対応付けられて登録され、本人認証を行う際、照合に利用する入力情報をユーザが入力する入力操作の回数毎に、ユーザが前記認証情報を入力する前に発生させる振動の種類を乱数により決定する処理と、決定した振動の種類に対応する前記認証シードから前記認証情報を決定する処理を行い、決定した振動の種類及び前記認証情報を前記入力操作の回数に対応付けて記述した本人認証シーケンスを生成する本人認証シーケンス生成手段と、
    前記本人認証シーケンス生成手段が前記本人認証シーケンスを生成すると、前記本人認証シーケンスを参照し、前記入力操作の回数に対応する種類の振動を発生させてユーザから前記入力情報を取得する処理を前記本人認証シーケンスに記載されている前記入力操作の回数毎に実行した後、前記本人認証シーケンスに記述されている前記入力操作の回数毎に、前記本人認証シーケンスに記述されている前記認証情報とユーザから取得した前記入力情報を照合し、ユーザから取得した全ての前記入力情報の照合に成功すると本人認証に成功したと判定する本人認証手段として、携帯端末を機能させるためのアプリケーションプログラム。
  10. 前記本人認証シーケンス生成手段は、乱数により決定した振動の種類の前記認証シードが登録されていない場合、決定した振動の種類のみを前記入力操作の回数に対応付けて本人認証シーケンスに記憶し、前記本人認証手段は、前記本人認証シーケンスに記述されている前記認証情報とユーザから取得した前記入力情報を照合する際、前記入力操作の回数に前記認証情報が対応付けられていない場合、ユーザから取得した前記入力情報が、登録されている前記認証シードから決定される前記認証情報以外であれば照合に成功したと判定することを特徴とする、請求項9に記載したアプリケーションプログラム。
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