JP2013128657A - 靴底およびそれを用いた靴 - Google Patents

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Abstract

【課題】地面のグリップ力が十分に高く、また、歩行時等に足裏への突き上げ感がない上、歩き易い靴を得ることができる靴底を提供する。
【解決手段】アウトソールの爪先部21および踏付け部22の底面12の内外方向中央領域に、上記底面のベース面から下方に突出し、上記底面を内側領域と外側領域とに区分する突出部30を、上記底面の前後方向に沿って形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ゴルフシューズ等のスポーツシューズに好適に使用される靴底およびそれを用いた靴に関する。
従来、ゴルフスイング時における下半身のブレをなくし、安定したショットを放つことのできるゴルフシューズとして、靴底の底面の内側にスパイクを前後方向に沿って配列し、外側に滑り止め付き楕円形パッドを前後方向に沿って配列した構成のものが提案されている(特許文献1)。このゴルフシューズは、ゴルフスイング時における地面に対するグリップ力を高め、膝が流れていわゆるスウェーが生じることを防ぐものであると考えられる。
登録実用新案第3071227号公報
しかしながら、特許文献1のゴルフシューズは、地面のグリップ力が十分ではなく、また、歩行時等にスパイクおよびパッドによる足裏への突き上げ感がある上、底面内側のスパイクが地面に刺さる一方、底面外側のパッドは地面に刺さらないため、歩きにくいものであった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、地面のグリップ力が十分に高く、また、歩行時等に足裏への突き上げ感がない上、歩き易い靴を得ることができる靴底およびそれを用いた靴を提供することを目的とする。
本発明は、前記目的を達成するため、アウトソールを有する靴底であって、前記アウトソールの爪先部および踏付け部の底面の内外方向中央領域に、前記底面のベース面から下方に突出した突出部が、前記底面の前後方向に沿って形成されていることを特徴とする靴底およびそれを用いた靴を提供する。
本発明において、上記突出部の底面のベース面からの高さは、0〜7mmとすることが適当である。本発明において、ベース面とは、その面から突出部などが突出している基準面をいう。
本発明では、前記突出部は、内外方向断面が下方に突出した山形状に形成されている構成とすることができる。これにより、歩行時に突出部の先端部に体重による力が集中するので、グリップ力を高くすることができる。ただし、突出部は、内外方向断面が下方に突出した山形状ではない構成とすることもできる。
この場合、前記山形状の突出部の外側斜面の付け根部は、前記底面のベース面より上方に位置している構成、好ましくは0〜3mm上方に位置している構成とすることができる。これにより、突出部の外側斜面の付け根部が底面のベース面より凹み、突出部の高さが高くなるので、突出部が地面をより強く押圧し、グリップ力がより高くなる。
本発明では、前記突出部は、前記底面の長手方向に沿って延在する複数の長部と、隣り合う2つの前記長部を結ぶ前記長部より短い短部とにより、ジグザグ線状に形成されている構成とすることができる。これにより、突出部の強度を補強することができるし、突出部の地面との接触部分が大きくなるとともに、前後および内外方向への滑り止め機能を発揮することができるので、グリップ力をより高くすることができる。
本発明では、前記突出部の先端部は、前記突出部の長手方向に沿って波状に形成されている構成とすることができる。これにより、波状に形成された突出部の谷の部分の高さを低くすることができるので、谷の部分で屈曲し易くできる。その結果、歩行時の前後方向への歩行動作が容易になり、より歩き易くなる。
本発明の靴底は、アウトソールの爪先部および踏付け部の底面の内外方向中央領域に、前述した構成の突出部を設けたので、例えばゴルフ等の運動時や歩行時に上記突出部が地面を押圧し、優れたグリップ力が得られる。また、金属製スパイクやソフトスパイク等のスパイク類を設けないため、足裏への突き上げ感がないとともに、スパイク類を省略することにより靴底の軽量化を図ることができる上、歩行時に爪先部および踏付け部の底面の内側領域および外側領域が地面と接するため、歩き易い。さらに、本発明の靴底は、爪先部および踏付け部の底面の中央に設けた突出部のみによって優れたグリップ力が得られるので、アウトソール底面のその他の部分におけるデザインの自由度が高くなる。
本発明に係る靴底の第1実施形態の下面図 図1の右側面図 図1の左側面図 図1のA−A線に沿った断面図 図1のa−a線に沿った断面図 図1のB−B線に沿った断面図 図1のC−C線に沿った断面図 図1のD−D線に沿った断面図 図1のb−b線に沿った断面図 図1のc−c線に沿った断面図 図1のd−d線に沿った断面図 図1のe−e線に沿った断面図 図1のE−E線に沿った断面図 図1のf−f線に沿った断面図 図1のg−g線に沿った断面図 図1のh−h線に沿った断面図 図1のF−F線に沿った断面図 図1のG−G線に沿った断面図 本発明に係る靴底の第2実施形態の下面図
以下、本発明を図面に示す実施形態により説明する。
(第1実施形態)
図1から図4は本発明に係る靴底の第1実施形態の要部を示すものであり、図1は下面図、図2は図1の右側面図、図3は図1の左側面図、図4は図1のA−A線に沿った断面図である。なお、図1から図4は左足用の靴底のみを示しているが、右足用と左足用とは左右対称である。さらに、図1の右方向が足の外側であり、左方向が足の内側であり、図1の上方が足の前側であり、図1の下方が足の後側である。
本実施形態の靴底10(左足用)は、例えばゴルフ靴に用いるものであり、図1から図4に示すように、地面に接する底面12を具備するアウトソール14と、アウトソール14に積層されたミッドソール16とを有している。そして、アウトソール14の表面である地面と接する底面12は、前側から後側に向かって順に、爪先部21、踏付け部22、土踏まず部23、踵部24となっている。また、アウトソール14は、爪先部21および踏付け部22を有する前部14Fと、土踏まず部23を有する中部14Mと、踵部24を有する後部14Bとに前後方向に沿って3つに区分されている。そして、アウトソール14の後部14Bは、クッション部材26を介してミッドソール16に積層されている(図2、図3および図4)。なお、ミッドソール16の上面には、従来公知の図示しないアッパー部が装着されることで靴、例えばゴルフ靴が形成されるようになっている。なお、アウトソール14の区分数としては、3つに限定されるものではなく、設計コンセプトなどの必要に応じて、2あるいは4以上とすることもできる。また、アウトソール14を区分しない構成とすることもできる。
前記アウトソール14の材質としては、例えばTPU(熱可塑性ポリウレタン)、ゴム、EVA(エチレン−酢酸ビニル共重合体)、ウレタン樹脂などの弾性体を挙げることができる。本実施形態においては、前部14Fおよび後部14Bの材質がゴムとされ、中部14Mの材質がTPUとされている。
前記ミッドソール16の材質としては、EVA、ポリオレフィン発泡体、ポリウレタン発泡体、TPU、ゴムなどの弾性体を挙げることができる。本実施形態においては、EVAが用いられている。
前記クッション部材26の材質としては、EVA、ポリオレフィン発泡体、ポリウレタン発泡体、TPU、ゴムなどの弾性体を挙げることができる。本実施形態においては、EVAが用いられている。
なお、アウトソール14のすべてを同一の材質で形成してもよく、アウトソール14とミッドソール16を同一の材質で形成してもよい。
図1に示すように、アウトソール14の前部14Fの底面12F(以下、前底面12Fと記す。)の内外方向(幅方向)中央領域には、滑りを防止するグリップ力を発揮する突出部30が前後方向に沿って設けられている。本実施形態の突出部30は、前部14F前端側(爪先部21前端側)と前部14F後端側(踏付け部22後端側)を結ぶように形成されており、前部14Fを突出部30より内方に位置する内側領域および外方に位置する外側領域に区分することができるようになっている。また、突出部30は、前底面12Fと一体に成形されている。なお、前底面12Fの内側領域および外側領域は、同一の水平面上に存在するように形成されている(図6から図8)。
前記突出部30は、全体として前底面12Fの長手方向に沿って延在する複数、本実施形態においては3つの長部31a、31b、31cと、隣位の2つの長部31(符号31は、3つの長部31a、31b、31cを総称する。)の相互間を結ぶ長部31より短い2つの短部32a、32bとにより、前部14F後端中央部(踏付け部22後端中央部)から前部14F前端中央部(爪先部21前端中央部)の外側寄りに向かうジグザグ線状に形成されている。なお、長部31および短部32(符号32は、2つの短部32a、32bを総称する。)の数は、設計コンセプトなどの必要に応じて設定することができる。
前記突出部30としては、前部14F後端中央部から前部14F前端中央部(前部14F前端中央部外側寄りであってもよい)に向かって直線状や波状に形成されていてもよい。
前記突出部30の前底面12Fから突出した先端部33、すなわち接地面は、突出部30の長手方向に沿って波状に形成されている。本実施形態においては、図5に示すように、2つの山部34とその間に位置する1つの谷部35とを有する波状に形成されている。そして、長手方向両端は前底面12F、詳しくは前底面12Fのベース面12FSに接続され、谷部35は、前底面12Fのベース面12FSより、例えば3mm程度突出するように形成されている。また、2つの山部34の最も突出した部分は、両者共に前底面12Fのベース面12FSより同一高さ、例えば5mm程度突出するように形成されている。
また、本実施形態の突出部30は、図6から図8に示すように、地面に向かって凸の断面逆山形状に形成されており、その先端部33は、前底面12Fのベース面12FSより、山部34の最も高い部分で5mm程度突出するように形成されている。すなわち、突出部30は、内外方向断面が下方に突出した山形状に形成されている。なお、突出部30の外側斜面は、前底面12Fのベース面12FSに対して直角(鉛直)であってもよい。また、外側斜面の付け根部は、前底面12Fのベース面12FSより、例えば最大で2mm程度低い位置に凹設されている。すなわち、山形状の突出部30の外側斜面の付け根部は、前底面12Fのベース面12FSより上方に位置している。なお、波の形状としては、山の数が1つ、あるいは3以上とすることができる。また、突出部30の接地面は、前底面12Fの前後方向に沿って波状に形成されていてもよい。さらに、突出部30の外側斜面の前底面12Fとのなす角度を、突出部30の内側斜面の前底面12Fとのなす角度より大きく形成する構成とすることにより、外側方向への滑り止めの力をより大きくすることができる。
前記前部14Fの外側領域には、前部14Fの外側領域をさらに内外方向に複数に区分する2つの副突出部40が並設されている。これらの副突出部40は、図6から図10に示すように、突出部30とほぼ同様に形成されている。なお、副突出部40の数としては、1つであってもよいし、3以上であってもよく、設計コンセプトなどの必要に応じて設定することができる。勿論、補助突出部40を設けない構成とすることもできる。
前記補助突出部40の外側領域、および、突出部30の内側領域のそれぞれには、図1から図4、図6から図8、図11、および図12に示すように、断面略逆山形状に形成された平面形状が多種多様の複数の前滑り防止凸部42(一部にのみ同一の符号を付してある。)が形成されている。なお、補助突出部40および前滑り防止凸部42は、前底面12Fと一体に成形されているとともに、それぞれの先端部33の最も高い部分は、突出部30と同様に、前底面12Fのベース面12FSより、例えば最大で5mm程度突出するように形成されている。なお、補助突出部40および前滑り防止凸部42は、設計コンセプトなどの必要に応じて設ければよい。すなわち、前底面12Fには基本的に突出部30が設けられていればよい。
前記アウトソール14の中部14Mの底面12M(以下、中底面12Mと記す。)は、図1から図4、および図13に示すように、中底面12M、詳しくは前底面12Fのベース面12FSに繋がる中底面12のベース面12MSに対して前後左右が凹んだ平面略X状をなすように形成することにより、美観を向上させている。
前記アウトソール14の後部14B(踵部24)の底面12B(以下、後底面12Bと記す。)には、図1から図4、図14から図18に示すように、後部14B(踵部24)前端中央部より内側寄りと、後部14B後端中央部寄り外側寄りを結ぶ内側に凸の平面円弧状に形成された滑り防止用の主後凸部44が設けられており、後部14Bを内側領域および外側領域に区分することができるようになっている。また、主後凸部44の外側には、複数、本実施形態において2つの副後凸部46が並設されている。
これらの主後凸部44および副後凸部46のそれぞれは、図14から図16に示すように、前端側の所定の領域が後底面12、詳しくは後底面12のベース面12BSより、例えば5mm程度突出するように形成されているとともに、後端側が後底面12B(図2、図3)に接続するように傾斜している。また、主後凸部44および副後凸部46のそれぞれは、図17および図18に示すように、地面に向かって凸の断面逆山形状に形成されており、その先端部33は、後底面12のベース面12BSより、例えば最大で5mm程度突出するように形成されている。また、主後凸部44および副後凸部46のそれぞれは、後底面12と一体に成形されている。
前記副後凸部46より外側領域、および、主後凸部44の内側領域のそれぞれには、図1から図4、図17および図18に示すように、断面略逆山形状に形成された平面形状が多種多様の複数の後滑り防止凸部48(一部にのみ同一の符号を付してある。)が形成されている。なお、後滑り防止凸部48は、後底面12と一体に成形されているとともに、それぞれの先端部33の最も高い部分は、後底面12のベース面12BSより、例えば最大で5mm程度突出するように形成されている。なお、後滑り防止凸部48は、設計コンセプトなどの必要に応じて設ければよい。
つぎに、前述した構成からなる本実施形態の作用について説明する。本実施形態の靴底10(靴)によれば、アウトソール14の前底面12Fの内外方向中央領域に、前底面12Fのベース面12FSから下方に突出し、前底面12Fを内側領域と外側領域とに区分する突出部30が前底面12Fと一体に成形されているから、例えばゴルフ等の運動時や歩行時に突出部30が地面を押圧し、優れたグリップ力が得られるし、金属製スパイクやソフトスパイク等のスパイク類を設けないため、足裏への突き上げ感がないとともに、スパイク類を省略することにより靴底の軽量化を図ることができる上、歩行時に爪先部21および踏付け部22の底面12Fの内側領域および外側領域が地面と接するため、歩き易いし、爪先部21および踏付け部22の底面12Fの中央に設けた突出部30のみによって優れたグリップ力が得られるので、アウトソール14底面12のその他の部分におけるデザインの自由度が高くなる。
また、本実施形態の靴底10によれば、突出部30が前底面12Fと一体に成形されているから、従来の着脱自在なスパイクを設ける構成に比較して、部品点数が少なく、スパイクの着脱構造および取り付け工程が不必要なため、低コスト化を図ることもできる。
さらに、本実施形態の靴底10によれば、突出部30が、内外方向断面が下方に突出した山形状に形成されているから、歩行時に突出部30の先端部33に体重による力が集中するので、グリップ力を高くすることができる。
さらにまた、本実施形態の靴底10によれば、山形状の突出部30の外側斜面の付け根部が、前底面12Fのベース面12FSより上方に位置しているから、突出部30の外側斜面の付け根部が前底面12Fのベース面12FSより凹み、突出部30の高さが高くなるので、突出部30が地面をより強く押圧し、グリップ力がより高くなる。
また、本実施形態の靴底10によれば、突出部30が、前底面12Fの長手方向に沿って延在する複数の長部31と、隣位の2つの長部31の相互間を結ぶ長部31より短い短部32とにより、踏付け部22後端中央部から爪先部21前端中央部の外側寄りに向かうジグザグ線状に形成されているから、突出部30の強度を補強することができるし、突出部30の地面との接触部分が大きくなるとともに、前後および内外方向への滑り止め機能を発揮することができるので、グリップ力をより高くできる。なお、突出部30を、踏付け部22後端中央部から爪先部21前端中央部に向かって波状に形成する構成とした場合であっても、突出部30の強度を補強することができるし、突出部30の地面との接触部分が大きくなるとともに、前後および内外方向への滑り止め機能を発揮することができるので、グリップ力をより高くできる。
また、本実施形態の靴底10によれば、突出部30の先端部33が、突出部30の長手方向に沿って波状に形成されているから、波状に形成された突出部30の谷部35の高さを低くすることができるので、谷部35で屈曲し易くできる。その結果、歩行時の前後方向への歩行動作が容易になり、より歩き易くなる。
また、本実施形態の靴底10によれば、各々の突出部30における先端部33の高さは場所によって異なるが最も高い先端部33が全体的に配置されているため、より歩き易くなる。
また、本実施形態の靴底10によれば、突出部30の外側に補助突出部40が並設されているから、グリップ力をさらにより高くできる。
なお、本実施形態の靴底10をゴルフ靴に用いた場合には、前底面12Fに、前部14Fを内側領域および外側領域に区分する爪先部21前端側と踏付け部22後端側を結ぶ突出部30が設けられているから、この突出部30は、スウェーを防いで足の外側に壁を作るスイングを行い易くできる。
(第2実施形態)
図19は本発明に係る靴底の第2実施形態の要部を示す下面図である。本実施形態の靴底50は、前述した第1実施形態の靴底10における前底面12Fに突出部30および前滑り防止凸部42を設け、補助突出部40を設けない構成としたものを例示している。なお、前述した第1実施形態の靴底10と同一ないし相当する構成については図面中に同一の符号を付してある。
図19に示すように、本実施形態の靴底50の前底面12Fには、前部14Fを内側領域および外側領域に区分する突出部30が設けられている。この突出部30は、前述した第1実施形態の突出部30と同様に形成されており、その詳しい説明については省略する。そして、突出部30の内側領域および外側領域のそれぞれに、断面略逆山形状または逆台形状に形成された平面形状が多種多様の複数の前滑り防止凸部42(一部にのみ同一の符号を付してある。)が形成されている。
また、本実施形態の靴底50の後底面12には、後部14Bを内側領域および外側領域に区分する主後凸部44が設けられている。この主後凸部44は、前述した第1実施形態の主後凸部44と同様に形成されており、その詳しい説明については省略する。そして、主後凸部44の内側領域および外側領域のそれぞれに、断面略逆山形状に形成された平面形状が多種多様の複数の後滑り防止凸部48(一部にのみ同一の符号を付してある。)が形成されている。
その他の構成については、前述した第1実施形態の靴底10と同様に形成されており、その詳しい説明については省略する。
このような構成からなる本実施形態の靴底50によれば、前述した第1実施形態の靴底10と同様の効果を奏することができる。
なお、本発明は、前述した各実施形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
10、50 靴底
12 底面
12B 後底面
12F 前底面
12FS ベース面
12M 中底面
14 アウトソール
14B 後部
14F 前部
14M 中部
16 ミッドソール
21 爪先部
22 踏付け部
23 土踏まず部
24 踵部
26 クッション部材
30 突出部
31、31a、31b、31c 長部
32、32a、32b 短部
32a 長短部
33 先端部
34 山部
35 谷部

Claims (6)

  1. アウトソールを有する靴底であって、前記アウトソールの爪先部および踏付け部の底面の内外方向中央領域に、前記底面のベース面から下方に突出し、前記底面を内側領域と外側領域とに区分する突出部が、前記底面の前後方向に沿って形成されていることを特徴とする靴底。
  2. 前記突出部は、内外方向断面が下方に突出した山形状に形成されている請求項1に記載の靴底。
  3. 前記山形状の突出部の外側斜面の付け根部は、前記底面のベース面より上方に位置している請求項2に記載の靴底。
  4. 前記突出部は、前記底面の長手方向に沿って延在する複数の長部と、隣り合う2つの前記長部を結ぶ前記長部より短い短部とにより、ジグザグ線状に形成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の靴底。
  5. 前記突出部の先端部は、前記突出部の長手方向に沿って波状に形成されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の靴底。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の靴底を装着したことを特徴とする靴。
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