JP2013135773A - 靴底およびそれを用いた靴 - Google Patents

靴底およびそれを用いた靴 Download PDF

Info

Publication number
JP2013135773A
JP2013135773A JP2011288296A JP2011288296A JP2013135773A JP 2013135773 A JP2013135773 A JP 2013135773A JP 2011288296 A JP2011288296 A JP 2011288296A JP 2011288296 A JP2011288296 A JP 2011288296A JP 2013135773 A JP2013135773 A JP 2013135773A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
groove
blocks
block
shoe sole
height
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2011288296A
Other languages
English (en)
Inventor
Akita Nishijima
昭太 西嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Sports Co Ltd
Original Assignee
Bridgestone Sports Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Sports Co Ltd filed Critical Bridgestone Sports Co Ltd
Priority to JP2011288296A priority Critical patent/JP2013135773A/ja
Publication of JP2013135773A publication Critical patent/JP2013135773A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

【課題】排水性を向上させた靴底およびそれを用いた靴を提供する。
【解決手段】アウトソール14の底面12に、前後方向に連続配置された複数のブロック40を設ける。ブロックは、底面の接地面13からの高さが前方が高く後方が低くなるように形成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、底面の排水性を向上させた靴底およびそれを用いた靴に関する。
水に濡れた歩行面(路面、地面、床面等)が滑りやすいのは、水に濡れた歩行面を移動する歩行時に、靴底の底面と歩行面との間に水が介在するからであり、この水を靴底の底面より速やかに排出することによって滑りを防止することができる。
そこで、従来の靴においては、同じような高さの凸部が靴底に配置され、各凸部の間に溝が形成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−267407号公報
しかしながら、特許文献1の靴は、歩行時に、表面張力によって上記溝に水が付着し易く、排水性に劣るものであった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、排水性を向上させた靴底およびそれを用いた靴を提供することを目的とする。
本発明は、前記目的を達成するため、アウトソールを有する靴底であって、前記アウトソールの底面に、前後方向に連続配置された複数のブロックを有しており、前記各ブロックは、前記底面の接地面からの高さが前方が高く後方が低く形成されていることを特徴とする靴底およびそれを用いた靴を提供する。
本発明では、前記底面の内外方向の中央部分に、間隔をおいて配置され下方が開口する内溝および外溝からなる内外方向1対の主溝が後端と前端とを連通して形成されており、前記各ブロックは、前記内溝に隣位する前記底面の内側領域および前記外溝に隣位する前記底面の外側領域のそれぞれに配設されている構成とすることができる。さらに、本発明では、前記内側領域に配置された前記各ブロックの前後方向の境界部分は、前記内溝側前方から内側後方に向かうように前後方向に対して傾斜しており、前記外側領域に配置された前記各ブロックの前後方向に連続する境界部分は、前記外溝側前方から外側後方に向かうように前後方向に対して傾斜している構成とすることができる。以上のような構成により、歩行時にブロックと歩行対象箇所の間に介在する水を主溝に流入させたり、ブロックの境界部分から底面の内側縁部あるいは外側縁部を介して外部に排水させたりできる。
前記主溝の前記底面の接地面からの高さは、前記各ブロックの最大高さと同じかより高く形成されている構成とすることができる。これにより、歩行時に、ブロックと歩行対象箇所の間に介在する水を主溝に流動させ易くできるし、主溝に流入した水の流動性を高くできる。
また、前記各ブロックは、前記底面の接地面からの高さが前記主溝側が高く、前記主溝から内外方向に離間した前記主溝とは反対側が低く形成されている構成とすることが好ましい。これにより、歩行時に、ブロックと歩行対象箇所の間に介在する水を主溝により流動させ易くできる。その結果、水を爪先部の前端から外部に確実に排水できる。
さらに、前記各ブロックは、一端が前記主溝に連通する補助溝を有している構成とすることが好ましい。これにより、歩行時に、ブロックと歩行対象箇所の間に介在する水を主溝に向かって流動させ易くできる。
本発明では、前記各ブロックは、前記底面の内縁と外縁との間に配設されている構成とすることができる。さらに、本発明では、前記各ブロックの前後方向に連続する境界部分は、内外方向の外側前方から内側後方に向かうように前後方向に対して傾斜している構成とすることができる。以上のような構成により、歩行時に、ブロックと歩行対象箇所の間に介在する水を内外方向の外側に向かって流動させ易くできる。
この場合、前記各ブロックは、前記底面の接地面からの高さが内外方向の内側が高く外側が低く形成されている構成とすることが好ましい。これにより、歩行時に、ブロックと歩行対象箇所の間に介在する水を内外方向の外側に向かって流動させて外部に排水できる。その結果、水が内外方向の内側に排水されないので、水が内外方向の内側に排水されることによって発生する水跳ねにより靴を履いた使用者の付けている靴下やズボンの裾が濡れるという不都合を防止できる。
また、前記各ブロックは、一端が外側縁部に連通する補助溝を有している構成とすることが好ましい。これにより、歩行時に、ブロックと歩行対象箇所の間に介在する水を内外方向外側に向かって流動させ易くできる。
本発明の靴底および靴は、アウトソールの底面に、前述した構成のブロックを設けたので、従来の主溝と異なり、表面張力によってブロックの表面に水が付着するのを防止できるから、排水性を向上できるなどの優れた効果を奏する。また、本発明の靴底および靴は、各ブロックにおいて底面の接地面からの高さが前方が高く後方が低く形成されているので、ブロック40が後ろ側に接するブロックとの境界には段差が形成され、隣接するブロック間には法面が形成され、法面が運動方向に対して直行する方向に存在しその結果として後方への制動力として作用する。そのためグリップ力を高くできるなどの優れた効果を奏する。
本発明に係る靴底の第1実施形態の下面図 図1のブロックの概略形状を示す概略図であり、(a)は前後方向、(b)は内外方向 図1のa−a線に沿った断面図 図1のb−b線に沿った断面図 図1のc−c線に沿った断面図 本発明に係る靴底の第2実施形態の下面図 図6のd−d線に沿った断面図 図6のe−e線に沿った断面図
以下、本発明を図面に示す実施形態により説明する。
(第1実施形態)
図1から図5は本発明に係る靴底の第1実施形態の要部を示すものであり、図1は下面図、図2は図1の要部の概略断面図、図3は図1のa−a線に沿った断面図、図4は図1のb−b線に沿った断面図、図5は図1のc−c線に沿った断面図である。なお、図1から図5は右足用の靴底のみを示しているが、右足用と左足用とは左右対称である。さらに、図1の右方向が足の内側であり、左方向が足の外側であり、図1の上方が足の前側であり、図1の下方が足の後側である。
図1に示すように、本実施形態の靴底10は、歩行時に地面と対向する底面12を具備するアウトソール14と、アウトソール14に積層されたミッドソール16とを有している。そして、アウトソール14の表面である底面12は、前側から後側に向かって順に、爪先部21、踏付け部22、土踏まず部23、踵部24となっている。なお、ミッドソール16の上面には、従来公知の図示しないアッパー部が装着されることで靴、例えばウォーキングシューズやゴルフシューズが形成されるようになっている。
また、アウトソール14およびミッドソール16の材質は、従来公知の各種のものから選択使用することができる。例えば、アウトソール14の材質としては、TPU(熱可塑性ポリウレタン)、ゴム、EVA(エチレン−酢酸ビニル共重合体)、ウレタン樹脂などの弾性体を挙げることができ、ミッドソール16の材質としては、EVA、ポリオレフィン発泡体、ポリウレタン発泡体、TPU、ゴムなどの弾性体を挙げることができる。
前記底面12の内外方向の中央部分には、地面と対向する下方が開口する内溝32aおよび外溝32bからなる内外方向1対の主溝32(符号32は、内溝32aおよび外溝32bを総称する。)が所定の間隔(内溝32aの中心と外溝32bの中心との間隔)、例えば10mmの間隔をおいて形成されている。この主溝32は、底面12に付着した水を外部に排水するための排水路となるものであり、その長手方向に対して直交する幅方向の溝幅W(図2)が3−6mmの範囲、本実施形態においては5mmで、地面と接する接地面13(ベース面)からの高さH(深さ:図2、図3、図5)が3−6mmの範囲、本実施形態においては4mmに形成されている。溝幅Wが、この範囲を超えると使用者が足裏に違和感を感じ、この範囲より小さいと排水性が小さくなるし、表面張力により主溝32の天壁に水が付着し易くなって排水性がさらに小さくなる傾向がある。また、主溝32の天壁は、その幅方向の断面形状が上方に凸の湾曲状に形成されている(図5)。なお、主溝32の断面形状としては、天壁の角部を丸めることが、集中荷重によるクラックの発生を防止して耐久性を向上できるという点などで好ましい。
前記底面12の内溝32aに隣位する内側領域、および、底面12の外溝32bに隣位する外側領域のそれぞれには、前後方向に連続配置された複数のブロック40が設けられている。ブロック40の数は、内側領域および外側領域のそれぞれにおいて、5−10個とすることが適当である。
ここで、ブロック40の概略形状について、図2の概略図により説明する。
各ブロック40は、図2(a)に示すように、接地面13からの高さ(深さ)が、全体として前方が高く(深く)後方が低く(浅く)形成されている。このブロック40の前方の接地面13からの最大高さhは、2−6mmの範囲、本実施形態においては4mmに形成されている。ブロック40の最大高さhが、この範囲を超えると歩行時に底面12と歩行対象箇所の間に介在する水の流動性が小さくなる。なお、ブロック40の後端縁は、図2(a)に示すように接地面13に対して傾斜した傾斜面とすることができるし、接地面13に対して鉛直な鉛直面とすることもできる。したがって、前後方向に隣位する2つのブロック40の境界部分は、段部とされている。また、各ブロック40は、図2(b)に示すように、接地面13からの高さが、全体として主溝側(内外方向中央)が高く、主溝32から内外方向に離間した主溝32とは反対側(内外方向両端)が低く形成されている。
本実施形態の各ブロック40の形状を図1、図3から図5により説明する。
前記内側領域に配置された各ブロック40の前後方向の境界部分は、内溝側前方から内側後方に向かうように前後方向に対して傾斜しており、外側領域に配置された各ブロック40の前後方向に連続する境界部分は、外溝側前方から外側後方に向かうように前後方向に対して傾斜している。なお、各ブロック40の前後方向の境界部分は、接地面13より高く形成されている。すなわち、前後方向に連続するブロック40の境界部分は段部になっている。また、各ブロック40は、全体として接地面13が平面略葉片形状をなすとともに、主溝側の端部が前方に配置され、他端が後方に位置するように形成されている。さらに、各ブロック40の最大高さhの領域は、主溝側前部の大きさが、内外方向両端側前部の大きさより大きく形成されている。ここで、各ブロック40の最大高さhを主溝32の高さHより低くすることが、主溝32へ水を流入しやすいという意味で好ましい。
前記各ブロック40の表面には、排水の方向を主溝32に導くための補助溝42が形成されている。この補助溝42は、爪先部先端側のブロック40aを除いて一端が主溝32に連通されており、他端は周縁に連通しないように、ブロック40の内部に配置されており、他端側が複数に分岐されている。勿論、補助溝42としては、他端を分岐しない構成とすることができる。また、爪先部先端側のブロック40aに設けられた補助溝42aは、一端が爪先部先端縁に連通されており、他端は周縁に連通しないように、ブロック40aの内部に配置されている。これらの補助溝42、42aは、その長手方向に対して直交する幅方向の溝幅が1−3mmの範囲、本実施形態においては2mmで、高さ(深さ)が1−3mmの範囲、本実施形態においては2mmに形成されている。また、補助溝42、42aの天壁は、その幅方向の断面形状が上方に凸の湾曲状に形成されている。なお、爪先部先端側のブロック40aとしては、表面全体が接地面13となるように構成してもよい。この場合、補助溝42aを設ける構成としてもよいし、設けない構成としてもよい。
つぎに、前述した構成からなる本実施形態の作用について説明する。
本実施形態の靴底10によれば、歩行時に靴底10のブロック40と歩行対象箇所の間に介在する水は、歩行時の踵側から爪先側への体重移動により、主溝32に対して、前後方向に隣位する2つのブロック40の境界部分に形成された段部を介して、あるいは直接流入する。このとき、ブロック40の表面を後方から前方に向かって流動して補助溝42を通過しようとする水は、その流動方向が補助溝42によって主溝32に向かうように案内される。また、ブロック40の表面において、補助溝42より前方に存在する水は、ブロック40の境界部分の段部、すなわち前方に配置されたブロックの後端面により前方への流動が阻止され、主溝32に向かうように案内される。そして、主溝32に流入した水は、主溝32の後側から前側に向かって流動して爪先部21の前端から外部に排水される。すなわち、ブロック40の表面を水が流動するので、従来と異なり、表面張力によってブロック40の表面に水が付着するのを防止できる。その結果、排水性を向上できる。
このように、本実施形態の靴底10によれば、アウトソール14の底面12に、前後方向に連続配置された複数のブロック40を有しており、各ブロック40は、底面12の接地面13からの高さが前方が高く後方が低く形成されているから、従来の主溝と異なり、表面張力によってブロック40の表面に水が付着するのを防止できるので、排水性を向上できるし、各ブロック40において底面12の接地面13からの高さが前方が高く後方が低く形成されているので、歩行時に各ブロック40の後部が接地面を強くグリップし、そのためグリップ力を高くできる。
本実施形態の靴底10によれば、底面12の内外方向の中央部分に、間隔をおいて配置され下方が開口する内溝32aおよび外溝32bからなる内外方向1対の主溝32が後端と前端とを連通して形成されており、各ブロック40は、内溝32aに隣位する底面12の内側領域および外溝32bに隣位する底面12の外側領域のそれぞれに配設されており、内側領域に配置された各ブロック40の前後方向の境界部分は、内溝側前方から内側後方に向かうように前後方向に対して傾斜しており、外側領域に配置された各ブロック40の前後方向に連続する境界部分は、外溝側前方から外側後方に向かうように前後方向に対して傾斜しているから、歩行時にブロック40と歩行対象箇所の間に介在する水を主溝32に流入させたり、ブロック40の境界部分から底面12の内側縁部あるいは外側縁部を介して外部に排水させたりできる。
本実施形態の靴底10によれば、主溝32の底面12の接地面13からの高さHは、各ブロック40の最大高さhと同じかより高く形成されているから、歩行時にブロック40と歩行対象箇所の間に介在する水を主溝32に流動させ易くできるし、主溝32に流入した水の流動性を高くできる。
本実施形態の靴底10によれば、各ブロック40は、底面12の接地面13からの高さが主溝側が高く、主溝32から内外方向に離間した主溝32とは反対側が低く形成されているから、歩行時にブロック40と歩行対象箇所の間に介在する水を主溝32に向かってより流動させ易くなる。その結果、水を爪先部21の前端から外部に確実に排水できる。
本実施形態の靴底10によれば、各ブロック40は、一端が主溝32に連通する補助溝42を有しているから、歩行時にブロック40と歩行対象箇所の間に介在する水を主溝32に向かって流動させ易くできる。
(第2実施形態)
図6から図8は、本発明に係る靴底の第2実施形態の要部を示すものであり、図6は下面図、図7は図6のd−d線に沿った断面図、図8は図6のe−e線に沿った断面図である。本実施形態の靴底50は、前述した第1実施形態の靴底10における主溝32を設けない構成としたものを例示している。なお、前述した第1実施形態の靴底10と同一ないし相当する構成については図面中に同一の符号を付してある。
図6から図8に示すように、本実施形態の靴底50の底面12には、前後方向に連続配置された複数のブロック60が設けられている。各ブロック60は、底面12の内縁と外縁との間に連続して配設されている。ブロック60の数は、4−10個とすることが適当である。そして、各ブロック60の前後方向の境界部分は、内外方向の外側前方から内側後方に向かうように前後方向に対して傾斜している。また、各ブロック60は、底面12の接地面13からの高さが内外方向の内側が高く外側が低く形成されており、各ブロック60の表面には、一端が外側縁部に連通する補助溝62が設けられている。なお、爪先部先端側のブロック60aには、一端が爪先部21の外周縁部に連通し、他端が周縁に連通しないようにブロック60aの内部に配置された2本の補助溝62aが形成されている。なお、爪先部先端側のブロック60aは、第1実施形態の爪先部先端側のブロック40aと同様に、表面全体が接地面13となるように構成してもよい。
その他の構成については、前述した第1実施形態の靴底10と同様に形成されており、その詳しい説明については省略する。
本実施形態の靴底10によれば、歩行時に靴底10のブロック60と歩行対象箇所の間に介在する水は、歩行時の踵側から爪先側への体重移動により、前後方向に隣位する2つのブロック40の境界部分に形成された段部を介して、あるいは直接、底面12の外側縁部から外部に排水される。このとき、ブロック60の表面を後方から前方に向かって流動して補助溝62を通過しようとする水は、その流動方向が補助溝62によって底面12の外側縁部に向かうように案内される。また、ブロック60の表面において、補助溝62より前方に存在する水は、ブロック40の境界部分の段部、すなわち前方に配置されたブロック60の後端面により前方への流動が阻止され、外側縁部に向かうように案内される。すなわち、ブロック60の表面を水が流動するので、従来と異なり、表面張力によってブロック60の表面に水が付着するのを防止できる。
このように、本実施形態の靴底50によれば、アウトソール14の底面12に、前後方向に連続配置された複数のブロック60を有しており、各ブロック60は、底面12の接地面13からの高さが前方が高く後方が低く形成されているから、従来の主溝と異なり、表面張力によってブロック60の表面に水が付着するのを防止できるから、排水性を向上できるし、各ブロック60において底面12の接地面13からの高さが前方が高く後方が低く形成されているので、歩行時に各ブロック60の後部に体重による力が集中するので、グリップ力を高くできる。
本実施形態の靴底50によれば、各ブロック60の前後方向に連続する境界部分は、内外方向の外側前方から内側後方に向かうように前後方向に対して傾斜しているから、歩行時にブロック60と歩行対象箇所の間に介在する水を内外方向の外側に向かって流動させ易くできる。
本実施形態の靴底50によれば、各ブロック60は、底面12の接地面13からの高さが内外方向の内側が高く外側が低く形成されているから、歩行時にブロック60と歩行対象箇所の間に介在する水を外側縁部、すなわち内外方向の外側に向かって確実に流動させて外部に排水できる。その結果、水が内外方向の内側に排水されないので、水が内外方向の内側に排水されることによって発生する水跳ねにより靴を履いた使用者の付けている靴下やズボンの裾が濡れるという不都合を防止できる。
本実施形態の靴底50によれば、各ブロック60は、一端が外側縁部に連通する補助溝62を有しているから、歩行時にブロック60と歩行対象箇所の間に介在する水を内外方向外側に向かって流動させ易くできる。
なお、本発明は、前述した各実施形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
10、50 靴底
12 底面
13 接地面
14 アウトソール
21 爪先部
22 踏付け部
23 土踏まず部
24 踵部
32 主溝
32a 内溝
32b 外溝
40、60 ブロック
42、62 補助溝

Claims (11)

  1. アウトソールを有する靴底であって、
    前記アウトソールの底面に、前後方向に連続配置された複数のブロックを有しており、
    前記各ブロックは、前記底面の接地面からの高さが前方が高く後方が低く形成されていることを特徴とする靴底。
  2. 前記底面の内外方向の中央部分に、間隔をおいて配置され下方が開口する内溝および外溝からなる内外方向1対の主溝が後端と前端とを連通して形成されており、
    前記各ブロックは、前記内溝に隣位する前記底面の内側領域および前記外溝に隣位する前記底面の外側領域のそれぞれに配設されている請求項1に記載の靴底。
  3. 前記内側領域に配置された前記各ブロックの前後方向の境界部分は、前記内溝側前方から内側後方に向かうように前後方向に対して傾斜しており、
    前記外側領域に配置された前記各ブロックの前後方向に連続する境界部分は、前記外溝側前方から外側後方に向かうように前後方向に対して傾斜している請求項2に記載の靴底。
  4. 前記主溝の前記底面の接地面からの高さは、前記各ブロックの最大高さと同じかより高く形成されている請求項2または3に記載の靴底。
  5. 前記各ブロックは、前記底面の接地面からの高さが前記主溝側が高く、前記主溝から内外方向に離間した前記主溝とは反対側が低く形成されている請求項2〜4のいずれか1項に記載の靴底。
  6. 前記各ブロックは、一端が前記主溝に連通する補助溝を有している請求項2〜5のいずれか1項に記載の靴底。
  7. 前記各ブロックは、前記底面の内縁と外縁との間に配設されている請求項1に記載の靴底。
  8. 前記各ブロックの前後方向に連続する境界部分は、内外方向の外側前方から内側後方に向かうように前後方向に対して傾斜している請求項7に記載の靴底。
  9. 前記各ブロックは、前記底面の接地面からの高さが内外方向の内側が高く外側が低く形成されている請求項7または8に記載の靴底。
  10. 前記各ブロックは、一端が外側縁部に連通する補助溝を有している請求項7〜9のいずれか1項に記載の靴底。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の靴底を装着したことを特徴とする靴。
JP2011288296A 2011-12-28 2011-12-28 靴底およびそれを用いた靴 Pending JP2013135773A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011288296A JP2013135773A (ja) 2011-12-28 2011-12-28 靴底およびそれを用いた靴

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011288296A JP2013135773A (ja) 2011-12-28 2011-12-28 靴底およびそれを用いた靴

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013135773A true JP2013135773A (ja) 2013-07-11

Family

ID=48912062

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011288296A Pending JP2013135773A (ja) 2011-12-28 2011-12-28 靴底およびそれを用いた靴

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013135773A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109315879A (zh) * 2017-07-31 2019-02-12 株式会社普利司通 鞋底
JP2021094071A (ja) * 2019-12-13 2021-06-24 株式会社ブリヂストン 履物底体

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109315879A (zh) * 2017-07-31 2019-02-12 株式会社普利司通 鞋底
CN109315879B (zh) * 2017-07-31 2021-12-21 株式会社普利司通 鞋底
JP2021094071A (ja) * 2019-12-13 2021-06-24 株式会社ブリヂストン 履物底体
JP7411401B2 (ja) 2019-12-13 2024-01-11 株式会社ブリヂストン 履物底体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20240188679A1 (en) Footwear including a stabilizing sole
US11490683B2 (en) Footwear including a stabilizing sole
US11412811B2 (en) Article of footwear with inner and outer midsole layers
US10231512B2 (en) Three layer shoe construction with improved cushioning and traction
US7047672B2 (en) Sole for article of footwear for sand surfaces
US7204044B2 (en) Sole for article of footwear for granular surfaces
US20140259784A1 (en) Footwear with pontoon sole structure
US20140325876A1 (en) Sole assembly for article of footwear
US20090293314A1 (en) Outsole having grooves forming discrete lugs
JP5601593B2 (ja) 衝撃分散機能と転がり歩行機能を有する履物の中敷き
US20110113649A1 (en) Articles of Footwear
JP2012020136A (ja) 改善されたソールを有する靴
US20120017470A1 (en) Paddle slipper that offers wearing comfort
CN103908038A (zh) 一种结构新颖的轻逸跑鞋
JP2005218543A (ja) シューズのソール構造
WO2011014146A1 (en) Shoe construction incorporating grooves for improved flexibility
JP2013135773A (ja) 靴底およびそれを用いた靴
US20200170337A1 (en) Three layer shoe construction with improved cushioning, flexibility, and shock absorption
CN202233308U (zh) 一种运动鞋鞋底
CN201798096U (zh) 高足部灵活性的鞋
CN210299733U (zh) 一种带防滑底片的鞋底
CN209769149U (zh) 一种高强度防滑登山鞋
JP2012135425A (ja) 靴底およびそれを用いた靴
CN219515417U (zh) 一种防滑休闲鞋
TWM501743U (zh) 具足部按摩及止滑功能之拖鞋結構