JP2013128379A - 電力変換装置およびそれを備える風力発電システム - Google Patents

電力変換装置およびそれを備える風力発電システム Download PDF

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Abstract

【課題】各相のステータコイルが直列接続から並列接続に切り替えられても、出力電力が大きく低下することを防止できる、電力変換装置およびそれを備える風力発電システムを提供する。
【解決手段】電力変換回路23により、整流回路21から出力される直流電力が所定の電圧の直流電力に変換される。交流発電機のステータに備えられている各相の2個のステータコイルが直列接続されているときには、電力変換回路23の出力電力が入力電圧検出部29によって検出される直流電圧の3乗値に所定の第1係数を乗じて得られる値となるように、各相の2個のステータコイルが並列接続されているときには、直流電圧の3乗値に第1係数よりも大きい第2係数を乗じて得られる値となるように、電力変換回路23が制御される。
【選択図】図4

Description

本発明は、電力変換装置およびそれを備える風力発電システムに関する。
近年、環境保護の観点などから、自然エネルギーを利用したクリーンな発電方式の1つである風力発電が注目されている。
従来の典型的な風力発電システムは、風車と、風車の回転を電力に変換する発電機と、電力を蓄積するバッテリと、発電機から出力される電力を直流電力に変換する電力変換装置とを備えている。
発電機は、ロータおよびステータを備えている。ロータは、風車の回転軸に結合されている。ロータには、永久磁石が設けられている。ステータには、Y結線されたU相、V相およびW相のステータコイルが設けられている。
風車が風を受けて回転すると、発電機のロータが風車の回転軸と一体的に回転し、電磁誘導により、発電機の各相のステータコイルに電流が流れ、発電機から3相交流電力が出力される。発電機から出力される3相交流電力は、電力変換装置により、直流電力に変換され、さらに所定の電圧に降圧される。そして、その直流電力により、バッテリが充電される。
発電機の出力電圧は、ロータの回転速度(回転数)に比例する。そのため、風速が小さく、風車の回転速度が小さいと、発電機の出力電圧が低く、バッテリを充電することができない。各相巻線の巻数を増やせば、発電機の出力電圧を上げることができる。しかしながら、各相巻線の巻数を単純に増やすと、風速が大きいときに、発電機の出力電圧が大きくなりすぎ、電力変換装置に故障が生じるおそれがある。
そこで、本願出願人は、先に、U相、V相およびW相の各相について2個のステータコイルを設けて、風速が小さいときには、各相のステータコイルを直列に接続し、風速が大きいときには、各相のステータコイルを並列に接続する構成を提案している。ステータコイルが直列に接続されたときの巻数は、ステータコイルが並列に接続されたときの2倍になるので、風速が小さいときにも、発電機からバッテリの充電に必要な電圧を出力させることができる。一方、ステータコイルが並列に接続されたときの巻数は、ステータコイルが直列に接続されたときの巻数の半分になるので、風速が大きいときには、発電機から出力される電圧が大きくなりすぎることを防止できる。
特開2011−114938号公報
ところが、各相のステータコイルの接続が直列接続から並列接続に切り替えられると、発電機の出力電圧が半減する。そのため、ステータコイルの接続状態に関係なく、電力変換装置の回路が同様に制御されていると、ステータコイルの接続が直列接続から並列接続に切り替えられたときに、電力変換装置による変換後の電力が大きく低下する。その結果、風速が上がっているにもかかわらず、電力変換装置から出力される電力が低下するという事態が生じる。
本発明の目的は、各相のステータコイルが直列接続から並列接続に切り替えられても、出力電力が大きく低下することを防止できる、電力変換装置およびそれを備える風力発電システムを提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明に係る発電システムは、ロータおよびステータを有し、前記ステータに各相について複数のステータコイルが設けられた交流発電機と、各相の前記複数のステータコイルの接続を直列接続と並列接続とに切り替える切替回路と、前記交流発電機から出力される交流電力を直流電力に変換する電力変換装置とを備える。
そして、本発明に係る電力変換装置は、前記交流発電機から出力される交流電力を直流電力に変換する整流回路と、前記整流回路から出力される直流電力を変換するための電力変換回路と、前記整流回路から出力される直流電圧を検出する電圧検出手段と、前記複数のステータコイルが直列接続されているか並列接続されているかを判定する接続判定手段と、前記接続判定手段によって前記複数のステータコイルが直列接続されていると判定された場合には、前記電力変換回路から出力される直流電力が前記電圧検出手段による検出電圧の3乗値に所定の第1係数を乗じて得られる値となるように、前記電力変換回路を制御し、前記接続判定手段によって前記複数のステータコイルが並列接続されていると判定された場合には、前記電力変換回路から出力される直流電力が前記電圧検出手段による検出電圧の3乗値に前記第1係数よりも大きい第2係数を乗じて得られる値となるように、前記電力変換回路を制御する制御手段とを含む。
交流発電機のステータには、各相について複数のステータコイルが設けられている。各相の複数のステータコイルは、切替回路により、それらが直列に接続された状態と並列に接続された状態とに切り替えられる。ロータが回転すると、ステータコイルに電流が流れ、交流発電機から交流電力が出力される。
電力変換装置には、整流回路および電力変換回路が備えられている。交流発電機から出力される交流電力は、整流回路により、直流電力に変換される。電力変換回路により、整流回路から出力される直流電力が所定の電力の直流電力に変換される。
電力変換回路は、整流回路から出力される直流電圧および各相の複数のステータコイルの接続が直列接続であるか並列接続であるかに基づいて制御される。具体的には、各相の複数のステータコイルが直列接続されているときには、電力変換回路から出力される直流電力が整流回路の出力電圧の3乗値に所定の第1係数を乗じて得られる値となるように、電力変換回路が制御される。一方、各相の複数のステータコイルが並列接続されているときには、電力変換回路から出力される直流電力が整流回路の出力電圧の3乗値に第1係数よりも大きい第2係数を乗じて得られる値となるように、電力変換回路が制御される。
整流回路の出力電圧は、電圧検出手段によって検出される。
風力によって発電する交流発電機の出力電力は、風速の3乗に比例する。一方、整流回路の出力電圧は、風速に比例する。したがって、整流回路の出力電圧の3乗値と第1係数または第2係数との乗算値は、交流発電機の最大出力電力に対応した値となる。よって、電力変換回路から出力される電力がその乗算値となるように、電力変換回路が制御されることにより、交流発電機の最大出力電力がほぼ低下せずに(風速がほぼ低下せずに)、各相の複数のステータコイルの接続の切替えに起因して整流回路の出力電圧が大きく変化しても、電力変換回路から出力される電力が大きく低下することを防止できる。
各相の複数のステータコイルの接続状態は、整流回路の出力電圧(電圧検出手段による検出電圧)に基づいて判定することができる。
たとえば、電圧検出手段による検出電圧(整流回路の出力電圧)が所定の第1電圧以上である状態から当該検出電圧が所定の低下率以上の低下率で低下するか、または、電圧検出手段による検出電圧が第1電圧よりも大きい第2電圧以上に上昇した場合、複数のステータコイルが直列接続から並列接続に切り替えられたと判定することができる。
また、電圧検出手段による検出電圧(整流回路の出力電圧)が所定の第3電圧以下である状態から当該検出電圧が所定の上昇率以上の上昇率で上昇するか、または、電圧検出手段による検出電圧が第3電圧よりも小さい第4電圧以下に低下した場合、複数のステータコイルが並列接続から直列接続に切り替えられたと判定することができる。
本発明によれば、交流発電機の出力電力がほぼ低下せずに(風速がほぼ低下せずに)、各相の複数のステータコイルの接続の切替えに起因して整流回路の最大出力電圧が大きく変化しても、電力変換回路から出力される電力が大きく低下することなく、最大出力電力を得ることができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る風力発電システムの構成を示す図である。 図2Aは、ステータコイルの接続状態(直列接続)を示す図である。 図2Bは、ステータコイルの接続状態(並列接続)を示す図である。 図3は、切替回路の構成を図解的に示す図である。 図4は、電力変換装置の構成を示す図である。 図5は、風速と発電機の出力電力との関係を示すグラフである。 図6は、電力変換装置のマイクロプロセッサによって実行される切替判定処理(1Y結線→2Y結線)のフローチャートである。 図7は、電力変換装置のマイクロプロセッサによって実行される切替判定処理(2Y結線→1Y結線)のフローチャートである。 図8は、電力変換回路に入力される直流電圧(風力発電装置の発電電圧)と電力変換回路から出力される直流電力(バッテリへの充電量)との関係を示すグラフである。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る風力発電システムの構成を示す図である。
風力発電システム1は、風力発電装置2、切替回路3、電力変換装置4およびバッテリ5を含む。
風力発電装置2には、垂直軸風車11と、垂直軸風車11の回転を電力に変換する交流発電機12とが備えられている。
垂直軸風車11は、たとえば、鉛直方向に延びる複数枚のブレード13を備え、鉛直方向(垂直方向)に延びる回転軸14を中心に回転可能に設けられている。
交流発電機12は、たとえば、3相交流発電機であり、ロータ15およびステータ16を備えている。
ロータ15は、垂直軸風車11の回転軸14と一体的に回転可能に設けられている。ロータ15には、永久磁石(図示せず)が保持されている。
図2A,2Bは、ステータコイルの接続状態を示す図である。
ステータ16には、2個のU相ステータコイル17U,18U、2個のV相ステータコイル17V,18Vおよび2個のW相ステータコイル17W,18Wが設けられている。U相ステータコイル17U,18U、V相ステータコイル17V,18VおよびW相ステータコイル17W,18Wの巻数は、同じである。
各相の一方のU相ステータコイル17U、V相ステータコイル17VおよびW相ステータコイル17Wは、たとえば、Y結線されている。
各相の他方のU相ステータコイル18U、V相ステータコイル18VおよびW相ステータコイル18Wは、それぞれ一方のU相ステータコイル17U、V相ステータコイル17VおよびW相ステータコイル17Wと直列接続および並列接続可能に設けられている。
図3は、切替回路の構成を図解的に示す図である。
切替回路3には、第1リレーRy1、第2リレーRy2、第3リレーRy3、第4リレーRy4、第5リレーRy5、第6リレーRy6および第7リレーRy7が含まれる。
第1リレーRy1は、一方のU相ステータコイル17Uの一端に設けられた端子T1の接続先を他方のU相ステータコイル18Uの一端に設けられた端子T4とその他端に設けられた端子T5とに切り替えるためのものである。端子T4は、第1リレーRy1を介して、U相出力端子TUに接続されている。
第2リレーRy2は、一方のV相ステータコイル17Vの一端に設けられた端子T2の接続先を他方のV相ステータコイル18Vの一端に設けられた端子T6とその他端に設けられた端子T7とに切り替えるためのものである。端子T6は、第2リレーRy2を介して、V相出力端子TVに接続されている。
第3リレーRy3は、一方のW相ステータコイル17Wの一端に設けられた端子T3の接続先を他方のW相ステータコイル18Wの一端に設けられた端子T8とその他端に設けられた端子T9とに切り替えるためのものである。端子T8は、第3リレーRy3を介して、W相出力端子TWに接続されている。
第4リレーRy4は、U相ステータコイル18Uの端子T5とV相ステータコイル18Vの端子T7とを接続するか否かを切り替えるためのものである。
第5リレーRy5は、U相ステータコイル18Uの端子T5とW相ステータコイル18Wの端子T9とを接続するか否かを切り替えるためのものである。
第1リレーRy1、第2リレーRy2および第3リレーRyが制御されて、一方のU相ステータコイル17Uの端子T1と他方のU相ステータコイル18Uの端子T5とが接続され、一方のV相ステータコイル17Vの端子T2と他方のV相ステータコイル18Vの端子T7とが接続され、一方のW相ステータコイル17Wの端子T3と他方のW相ステータコイル18Wの端子T9とが接続される。また、第4リレーRy4および第5リレーRy5が制御されて、他方のU相ステータコイル18Uの端子T5とV相ステータコイル18Vの端子T7とW相ステータコイル18Wの端子T9とが相互に切り離される。
これにより、図2Aに示されるように、一方のU相ステータコイル17U、V相ステータコイル17VおよびW相ステータコイル17Wの中性点とU相出力端子TUとの間で、一方のU相ステータコイル17Uと他方のU相ステータコイル18Uとが直列に接続される。また、その中性点とV相出力端子TVとの間で、一方のV相ステータコイル17Vと他方のV相ステータコイル18Vとが直列に接続される。さらに、その中性点とW相出力端子TWとの間で、一方のW相ステータコイル17Wと他方のW相ステータコイル18Wとが直列に接続される。
そして、この状態で、垂直軸風車11が回転すると、U相ステータコイル17U,18U、V相ステータコイル17V,18VおよびW相ステータコイル17W,18Wに交流電圧が生じ、U相出力端子TU、V相出力端子TVおよびW相出力端子TWから交流電力が出力される。
一方、第1リレーRy1、第2リレーRy2および第3リレーRyが制御されて、一方のU相ステータコイル17Uの端子T1と他方のU相ステータコイル18Uの端子T4とが接続され、一方のV相ステータコイル17Vの端子T2と他方のV相ステータコイル18Vの端子T6とが接続され、一方のW相ステータコイル17Wの端子T3と他方のW相ステータコイル18Wの端子T8とが接続される。また、第4リレーRy4および第5リレーRy5が制御されて、他方のU相ステータコイル18Uの端子T5とV相ステータコイル18Vの端子T7とW相ステータコイル18Wの端子T9とが相互に接続される。
これにより、図2Bに示されるように、一方のU相ステータコイル17U、V相ステータコイル17VおよびW相ステータコイル17Wの中性点とU相出力端子TUとの間で、一方のU相ステータコイル17Uと他方のU相ステータコイル18Uとが並列に接続される。また、その中性点とV相出力端子TVとの間で、一方のV相ステータコイル17Vと他方のV相ステータコイル18Vとが並列に接続される。さらに、その中性点とW相出力端子TWとの間で、一方のW相ステータコイル17Wと他方のW相ステータコイル18Wとが並列に接続される。
そして、この状態で、垂直軸風車11が回転すると、U相ステータコイル17U,18U、V相ステータコイル17V,18VおよびW相ステータコイル17W,18Wに交流電圧が生じ、U相出力端子TU、V相出力端子TVおよびW相出力端子TWから交流電力が出力される。
U相ステータコイル17U,18U、V相ステータコイル17V,18VおよびW相ステータコイル17W,18Wの直列接続と並列接続との切替えは、U相出力端子TU、V相出力端子TVおよびW相出力端子TWから出力される交流電力の周波数に基づいて行われる。たとえば、U相出力端子TU、V相出力端子TVおよびW相出力端子TWから出力される交流電力の周波数が風速5m/sに対応する周波数未満である場合には、U相ステータコイル17U,18U、V相ステータコイル17V,18VおよびW相ステータコイル17W,18Wが直列接続される。一方、U相出力端子TU、V相出力端子TVおよびW相出力端子TWから出力される交流電力の周波数が風速5m/sに対応する周波数以上である場合には、U相ステータコイル17U,18U、V相ステータコイル17V,18VおよびW相ステータコイル17W,18Wが並列接続される。
第6リレーRy6は、V相出力端子TVとW相出力端子TWとを接続するか否かを切り替えるためのものである。
第7リレーRy7は、V相出力端子TVとU相出力端子TUとを接続するか否かを切り替えるためのものである。
第6リレーRy6および第7リレーRy7が制御されて、U相出力端子TU、V相出力端子TVおよびW相出力端子TWが相互に接続されることにより、電力変換装置4への3相交流電力の入力が遮断される。
図4は、電力変換装置の構成を示す図である。
電力変換装置4には、切替回路3のU相出力端子TU、V相出力端子TVおよびW相出力端子TWから出力される交流電力を直流電力に変換する整流回路21と、整流回路21から出力される直流電圧を平滑化する平滑コンデンサ22と、整流回路21から出力される直流電力を変換するための電力変換回路23とが備えられている。
U相出力端子TU、V相出力端子TVおよびW相出力端子TWと整流回路21とを接続する各配線の途中部には、過電圧(高圧)から電力変換装置4の各部を保護するためのリレー24およびヒューズ25が介装されている。リレー24には、バッテリ5の出力電圧(24V)が、DC/DCコンバータ26で適当な電圧(12V)に降圧されて、リレー24の動作電圧として入力されている。たとえば、U相出力端子TU、V相出力端子TVおよびW相出力端子TWから240V以上の交流電圧が出力されると、各リレー24の接点が開かれて、その交流電圧の入力が遮断される。
電力変換回路23の構成は、風力発電装置2(図1参照)の出力電圧とバッテリ5の充電電圧との関係に基づいて決定される。具体的には、バッテリ5の充電電圧が風力発電装置2の最小出力電圧よりも小さい場合には、電力変換回路23は、降圧コンバータとして構成される。また、バッテリ5の充電電圧が風力発電装置2の最大出力電圧よりも大きい場合には、電力変換回路23は、昇圧コンバータとして構成される。バッテリ5の充電電圧が風力発電装置2の最小出力電圧以上かつ最大出力電圧以下である場合には、電力変換回路23は、昇降圧コンバータとして構成される。この実施形態では、電力変換回路23は、降圧コンバータとして構成されている。
また、電力変換装置4には、電力変換回路23を動作させるためのプリアンプ27と、プリアンプ27を介して電力変換回路23の動作を制御するためのマイクロプロセッサ28とが備えられている。
マイクロプロセッサ28による電力変換回路23の動作制御のために、電力変換装置4には、電力変換回路23に入力される直流電圧を検出する入力電圧検出部29と、電力変換回路23から出力される直流電流を検出する出力電流検出部30と、電力変換回路23から出力される直流電圧を検出する出力電圧検出部31とが備えられている。
マイクロプロセッサ28は、入力電圧検出部29、出力電流検出部30および出力電圧検出部31から入力される検出信号、ならびに、交流発電機12のステータ16に設けられているU相ステータコイル17U,18U、V相ステータコイル17V,18VおよびW相ステータコイル17W,18Wが直列接続されているか並列接続されているかに基づいて、プリアンプ27を介して、電力変換回路23の動作を制御する。
具体的には、U相ステータコイル17U,18U、V相ステータコイル17V,18VおよびW相ステータコイル17W,18Wが直列接続されているときには、マイクロプロセッサ28は、入力電圧検出部29によって検出される直流電圧Vinの3乗値Vinと所定の第1係数K1とが乗算され、その乗算値が電力変換回路23から出力される直流電力の目標値(目標電力)W1=K1×Vinとされる。また、出力電流検出部30によって検出される直流電流値と出力電圧検出部31によって検出される直流電圧値との乗算により、電力変換回路23から実際に出力されている直流電力(実電力)が求められる。そして、目標電力W1が実電力と一致するように、電力変換回路23の動作が制御される。
また、U相ステータコイル17U,18U、V相ステータコイル17V,18VおよびW相ステータコイル17W,18Wが並列接続されているときには、マイクロプロセッサ28は、入力電圧検出部29によって検出される直流電圧Vinの3乗値Vinと所定の第2係数K2(>K1)とが乗算され、その乗算値が電力変換回路23から出力される直流電力の目標値(目標電力)W2=K2×Vinとされる。また、出力電流検出部30によって検出される直流電流値と出力電圧検出部31によって検出される直流電圧値との乗算により、電力変換回路23から実際に出力されている直流電力(実電力)が求められる。そして、目標電力W2が実電力と一致するように、電力変換回路23の動作が制御される。電力変換回路23から出力される直流電力は、バッテリ5に供給される。
また、電力変換装置4には、自動起動部32およびDC/DCコンバータ33,34が備えられている。
自動起動部32には、整流回路21から出力される直流電圧が入力されるようになっている。自動起動部32は、整流回路21から出力される直流電圧が30V以上になると、バッテリ5の出力電圧をDC/DCコンバータ33に供給する。
これにより、バッテリ5の出力電圧(たとえば、24V)は、DC/DCコンバータ33で第1動作電圧(12V)に降圧されて、第1動作電圧で動作する各部(プリアンプ27、整流平滑回路43など)に供給される。また、第1動作電圧は、DC/DCコンバータ34で第2動作電圧(5V)にさらに降圧されて、第2動作電圧で動作する各部(マイクロプロセッサ28など)に供給される。この第1動作電圧および第2動作電圧の供給により、電力変換装置4の各部が起動する。
図5は、風速と発電機の出力電力との関係を示すグラフである。
垂直軸風車11が受ける風力エネルギーEは、式(1)で求められる。
E=0.5×ρ×V×A ・・・(1)
ρ:空気密度(=1.225kg/m
V:風速(m/s)
A:ブレード13の受風面積(m
交流発電機12の出力電力Woutは、式(2)で求められる。
Wout=E×Cp×ηg ・・・(2)
Cp:ロータ効率
ηg:発電機効率
ブレード13の受風面積Aを2.8(=1.75×1.6)mとし、ロータ効率Cpを0.25とし、U相ステータコイル17U,18U、V相ステータコイル17V,18VおよびW相ステータコイル17W,18Wが直列接続されているときの発電機効率ηgを0.55とし、U相ステータコイル17U,18U、V相ステータコイル17V,18VおよびW相ステータコイル17W,18Wが並列接続されているときの発電機効率ηgを0.8とし、U相ステータコイル17U,18U、V相ステータコイル17V,18VおよびW相ステータコイル17W,18Wの直列接続と並列接続とが風速5m/sのときに切り替えられるとして、式(1),(2)に基づいて、風速と交流発電機12の出力電力Woutとの関係を求めた。その結果が図5に示されている。
U相ステータコイル17U,18U、V相ステータコイル17V,18VおよびW相ステータコイル17W,18Wが直列接続されている状態において、風速が5m/sのときの交流発電機12の出力電力Woutは、29.477Wである。一方、U相ステータコイル17U,18U、V相ステータコイル17V,18VおよびW相ステータコイル17W,18Wが並列接続されている状態において、風速が5m/sのときの交流発電機12の出力電力Woutは、42.875Wである。
U相ステータコイル17U,18U、V相ステータコイル17V,18VおよびW相ステータコイル17W,18Wの接続が直列接続から並列接続に切り替えられることにより、同じ風速であっても、交流発電機12の出力電力Woutが少し上昇することが理解される。
そして、実験により、U相ステータコイル17U,18U、V相ステータコイル17V,18VおよびW相ステータコイル17W,18Wが直列接続されている状態において、風速が5m/sのときに入力電圧検出部29によって検出される直流電圧Vin(整流回路21の出力電圧)が取得され、そのときの出力電力Wout(=29.477W)が直流電圧Vinの3乗値Vinで除算されることにより、第1係数K1が設定されている。
また、実験により、U相ステータコイル17U,18U、V相ステータコイル17V,18VおよびW相ステータコイル17W,18Wが並列接続されている状態において、風速が5m/sのときに入力電圧検出部29によって検出される直流電圧Vin(整流回路21の出力電圧)が取得され、そのときの出力電力Wout(=42.875W)が直流電圧Vinの3乗値Vinで除算されることにより、第2係数K2が設定されている。
図6,7は、電力変換装置のマイクロプロセッサによって実行される切替判定処理のフローチャートである。
電力変換装置4のマイクロプロセッサ28は、第2動作電圧が供給されている間、図6,7に示される切替判定処理を繰り返し実行している。
図6に示される切替判定処理では、まず、現在のU相ステータコイル17U,18U、V相ステータコイル17V,18VおよびW相ステータコイル17W,18Wの接続状態が直列接続(1Y結線)であるか否かが確認される(ステップS1)。
現在の接続状態が直列接続(1Y結線)でない場合、つまり現在の接続状態が並列接続(2Y結線)である場合には(ステップS1のNO)、図6に示される切替判定処理が直ちに終了される。
現在の接続状態が直列接続(1Y結線)であれば(ステップS1のYES)、次に、入力電圧検出部29によって検出される直流電圧Vinが所定の第1電圧(たとえば、92V)以上であるか否かが調べられる(ステップS2)。
直流電圧Vinが第1電圧以上でない場合には(ステップS2のNO)、図6に示される切替判定処理が直ちに終了される。
直流電圧Vinが第1電圧以上であれば(ステップS2のYES)、次に、直流電圧Vinの急激な低下の有無が調べられる(ステップS3)。具体的には、直流電圧Vinが瞬時に40%以上の低下率で低下したかどうかが調べられる。
そして、直流電圧Vinが急激に低下した場合には(ステップS3のYES)、U相ステータコイル17U,18U、V相ステータコイル17V,18VおよびW相ステータコイル17W,18Wの接続が直列接続(1Y結線)から並列接続(2Y結線)に切り替わったと判定される(ステップS4)。
一方、直流電圧Vinの急激な低下がない場合には(ステップS3のNO)、直流電圧Vinが第1電圧よりも大きい第2電圧(たとえば、145V)以上であるか否かが調べられる(ステップS5)。
直流電圧Vinが第2電圧以上である場合には(ステップS5のYES)、U相ステータコイル17U,18U、V相ステータコイル17V,18VおよびW相ステータコイル17W,18Wの接続が直列接続から並列接続に切り替わったと判定される(ステップS4)。
直流電圧Vinが第2電圧未満である場合には(ステップS5のNO)、この処理が終了される。
図7に示される処理では、まず、現在のU相ステータコイル17U,18U、V相ステータコイル17V,18VおよびW相ステータコイル17W,18Wの接続状態が並列接続(2Y結線)であるか否かが確認される(ステップS11)。
現在の接続状態が並列接続(2Y結線)でない場合、つまり現在の接続状態が直列接続(1Y結線)である場合には(ステップS11のNO)、図7に示される切替判定処理が直ちに終了される。
現在の接続状態が並列接続(2Y結線)であれば(ステップS11のYES)、次に、直流電圧Vinが所定の第3電圧(たとえば、69V)以下であるか否かが調べられる(ステップS12)。
直流電圧Vinが第3電圧以下でない場合には(ステップS12のNO)、図7に示される切替判定処理が直ちに終了される。
直流電圧Vinが第3電圧以下であれば(ステップS12のYES)、次に、直流電圧Vinの急激な上昇の有無が調べられる(ステップS13)。具体的には、直流電圧Vinが瞬時に60%以上の上昇率で上昇したかどうかが調べられる。
そして、直流電圧Vinが急激に上昇した場合には(ステップS13のYES)、U相ステータコイル17U,18U、V相ステータコイル17V,18VおよびW相ステータコイル17W,18Wの接続が並列接続(2Y結線)から直列接続(1Y結線)に切り替わったと判定される(ステップS14)。
一方、直流電圧Vinの急激な上昇がない場合には(ステップS13のNO)、直流電圧Vinが第3電圧よりも小さい第4電圧(たとえば、35V)以下であるか否かが調べられる(ステップS15)。
直流電圧Vinが第4電圧以下である場合には(ステップS15のYES)、U相ステータコイル17U,18U、V相ステータコイル17V,18VおよびW相ステータコイル17W,18Wの接続が並列接続から直列接続に切り替わったと判定される(ステップS14)。
直流電圧Vinが第4電圧より大きい場合には(ステップS15のNO)、この処理が終了される。
電力変換装置4のマイクロプロセッサ28は、図6,7に示される処理を繰り返し実行して、U相ステータコイル17U,18U、V相ステータコイル17V,18VおよびW相ステータコイル17W,18Wの直列接続と並列接続との切り替わりを常に監視している。この切り替わりの監視により、マイクロプロセッサ28は、U相ステータコイル17U,18U、V相ステータコイル17V,18VおよびW相ステータコイル17W,18Wの接続状態を常に把握している。
以上のように、交流発電機12のステータ16には、U相ステータコイル17U,18U、V相ステータコイル17V,18VおよびW相ステータコイル17W,18Wが設けられている。U相ステータコイル17U,18U、V相ステータコイル17V,18VおよびW相ステータコイル17W,18Wは、切替回路3により、直列に接続された状態と並列に接続された状態とに切り替えられる。ロータ15が回転すると、U相ステータコイル17U,18U、V相ステータコイル17V,18VおよびW相ステータコイル17W,18Wに電流が流れ、交流発電機12から交流電力が出力される。
電力変換装置4には、整流回路21および電力変換回路23が備えられている。交流発電機12から出力される交流電力は、整流回路21により、直流電力に変換される。そして、電力変換回路23により、整流回路21から出力される直流電圧がバッテリ5の出力電圧に等しい24Vに変圧される。
電力変換回路23の動作は、入力電圧検出部29によって検出される直流電圧(整流回路21の出力電圧)Vin、ならびにU相ステータコイル17U,18U、V相ステータコイル17V,18VおよびW相ステータコイル17W,18Wの接続が直列接続であるか並列接続であるかに基づいて制御される。具体的には、U相ステータコイル17U,18U、V相ステータコイル17V,18VおよびW相ステータコイル17W,18Wが直列接続されているときには、電力変換回路23から出力される電力が入力電圧検出部29によって検出される直流電圧Vinの3乗値Vinに所定の第1係数K1を乗じて得られる値となるように、電力変換回路23の動作が制御される。一方、U相ステータコイル17U,18U、V相ステータコイル17V,18VおよびW相ステータコイル17W,18Wが並列接続されているときには、電力変換回路23から出力される電力が入力電圧検出部29によって検出される直流電圧Vinの3乗値Vinに第1係数K1よりも大きい第2係数K2を乗じて得られる値となるように、電力変換回路23の動作が制御される。
風力によって発電する交流発電機12の出力電力は、風速の3乗に比例する。一方、整流回路21の出力電圧は、風速に比例する。したがって、整流回路21の出力電圧の3乗値Vinと第1係数K1または第2係数K2との乗算値は、交流発電機12の出力電力に対応した値となる。よって、電力変換回路23から出力される電力がその乗算値となるように、電力変換回路23の動作が制御されることにより、交流発電機12の出力電力がほぼ低下せずに(風速がほぼ低下せずに)、U相ステータコイル17U,18U、V相ステータコイル17V,18VおよびW相ステータコイル17W,18Wの接続の切替えに起因して整流回路21の出力電圧が大きく変化しても、電力変換回路23から出力される電力が大きく低下することを防止できる。
図8は、電力変換回路に入力される直流電圧と電力変換回路から出力される直流電力との関係を示すグラフである。
第1係数K1=0.00002とし、第2係数K2=0.00008として、電力変換回路23に入力される直流電圧Vinと電力変換回路23から出力される直流電力(バッテリ5への充電量)との関係を求めた。その結果が図8に示されている。
U相ステータコイル17U,18U、V相ステータコイル17V,18VおよびW相ステータコイル17W,18Wの接続状態が直列接続(1Y結線)から並列接続(2Y結線)に切り替えられると、破線で示されるように、直流電圧Vinが低下するとともに、電力変換回路23から出力される直流電力がわずかに増加する。この図8に示されるグラフから、U相ステータコイル17U,18U、V相ステータコイル17V,18VおよびW相ステータコイル17W,18Wの接続状態が直列接続(1Y結線)から並列接続(2Y結線)に切り替えられても、電力変換回路23から出力される電力が低下しないことが理解される。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、前述の実施形態に限定されるものではない。
たとえば、交流発電機12のステータ16には、2個のU相ステータコイル17U,18U、2個のV相ステータコイル17V,18Vおよび2個のW相ステータコイル17W,18Wが設けられているとしたが、各相について3個以上のステータコイルが設けられていてもよい。
また、バッテリ5の出力電圧が24Vであるとした。しかしながら、バッテリ5の出力電圧は、24V未満であってもよいし、24Vより大きくてもよい。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1 風力発電システム
3 切替回路
4 電力変換装置
12 交流発電機
15 ロータ
16 ステータ
17U U相ステータコイル
18U U相ステータコイル
17V V相ステータコイル
18V V相ステータコイル
17W W相ステータコイル
18W W相ステータコイル
21 整流回路
23 電力変換回路
28 マイクロプロセッサ(接続判定手段、制御手段)
29 入力電圧検出部(電圧検出手段)

Claims (3)

  1. ロータおよびステータを有し、前記ステータに各相について複数のステータコイルが設けられた交流発電機と、各相の前記複数のステータコイルの接続を直列接続と並列接続とに切り替える切替回路とを備える風力発電システムに用いられ、前記交流発電機から出力される交流電力を直流電力に変換する電力変換装置であって、
    前記交流発電機から出力される交流電力を直流電力に変換する整流回路と、
    前記整流回路から出力される直流電力を変換するための電力変換回路と、
    前記整流回路から出力される直流電圧を検出する電圧検出手段と、
    前記複数のステータコイルが直列接続されているか並列接続されているかを判定する接続判定手段と、
    前記接続判定手段によって前記複数のステータコイルが直列接続されていると判定された場合には、前記電力変換回路から出力される直流電力が前記電圧検出手段による検出電圧の3乗値に所定の第1係数を乗じて得られる値となるように、前記電力変換回路を制御し、前記接続判定手段によって前記複数のステータコイルが並列接続されていると判定された場合には、前記電力変換回路から出力される直流電力が前記電圧検出手段による検出電圧の3乗値に前記第1係数よりも大きい第2係数を乗じて得られる値となるように、前記電力変換回路を制御するスイッチング制御手段とを含む、電力変換装置。
  2. 前記接続判定手段は、
    前記電圧検出手段による検出電圧が所定の第1電圧以上である状態から当該検出電圧が所定の低下率以上の低下率で低下するか、または、前記電圧検出手段による検出電圧が前記第1電圧よりも大きい第2電圧以上に上昇すると、前記複数のステータコイルが直列接続から並列接続に切り替えられたと判定し、
    前記電圧検出手段による検出電圧が所定の第3電圧以下である状態から当該検出電圧が所定の上昇率以上の上昇率で上昇するか、または、前記電圧検出手段による検出電圧が前記第3電圧よりも小さい第4電圧以下に低下すると、前記複数のステータコイルが並列接続から直列接続に切り替えられたと判定する、請求項1に記載の電力変換装置。
  3. ロータおよびステータを有し、前記ステータに各相について複数のステータコイルが設けられた交流発電機と、
    各相の前記複数のステータコイルの接続を直列接続と並列接続とに切り替える切替回路と、
    請求項1または2に記載の電力変換装置とを含む、風力発電システム。
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