JP2013127883A - 照明装置 - Google Patents

照明装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013127883A
JP2013127883A JP2011276532A JP2011276532A JP2013127883A JP 2013127883 A JP2013127883 A JP 2013127883A JP 2011276532 A JP2011276532 A JP 2011276532A JP 2011276532 A JP2011276532 A JP 2011276532A JP 2013127883 A JP2013127883 A JP 2013127883A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holder
lighting device
insulating substrate
wall
emitting element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011276532A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5630433B2 (ja
Inventor
Hirotaka Fukui
弘貴 福井
Yoshiharu Tanaka
義治 田中
Hisanori Tanaka
恒典 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP2011276532A priority Critical patent/JP5630433B2/ja
Publication of JP2013127883A publication Critical patent/JP2013127883A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5630433B2 publication Critical patent/JP5630433B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

【課題】電源コネクタの着脱性を阻害せず、放熱性を維持した上でヒートシンクを小型化することが可能な照明装置を提供する。
【解決手段】ヒートシンク11は、壁部12と、壁部12の正面側に突設されたベース部13と、壁部12の背面側に突設されたフィン14a,14bとが一体形成されている。照明装置10は、ヒートシンク11と、発光素子60が搭載された絶縁基板50と、ベース部13に絶縁基板50を取付固定するホルダ40と、ホルダ40に一体形成された電源コネクタ40cと、壁部12におけるベース部13との接続部分に形成されて上方向が開放された凹部12aとを備える。電源コネクタ40cは、凹部12a内にて上方向を向くように配置されている。フィン14a,14bの端面は同一平面上に配置され、凹部12aの背面側のフィン14bは、凹部12aの背面側以外の部分のフィン14aに比べて、背面方向の長さが短い。
【選択図】図1

Description

本発明は照明装置に係り、詳しくは、発光素子が搭載された絶縁基板をヒートシンクに取付固定するためのホルダに電源コネクタが設けられている照明装置に関するものである。
近年、車両用前照灯などの照明装置の光源として、LEDチップなどの半導体発光素子を用いるものが開発されている。
一般に発光素子は絶縁基板に搭載されるが、その絶縁基板をヒートシンクに取り付けることにより、発光素子が発生する熱を放熱する必要がある。
そこで、発光素子が搭載された絶縁基板をヒートシンク上に載置した状態で、絶縁基板に合成樹脂製のホルダを被着することにより、ホルダを用いてヒートシンクに絶縁基板を取付固定する構成が提案されている。
そして、発光素子の電極と接続された電源コネクタをホルダに設けておき、外部の電源回路から伸びた給電用ケーブルを電源コネクタに接続することにより、発光素子に電源を供給する構成が提案されている。
特許文献1には、『ホルダー部41(ホルダ)』の後部から横方向に突出した『コネクタ部42(電源コネクタ)』を、『ヒートシンク部材20の縦壁21』に貫通形成した『開口部32』に挿入する技術が開示されている。
特許文献2には、『ホルダ3』の上面に『接続部12(電源コネクタ)』を突設した技術が開示されている。
特許文献3には、『アタッチメント3(ホルダ)』の下側から突出した爪状の4個の『保持部13』を矩形状の『回路基板4(絶縁基板)』の四辺にそれぞれ係合させる技術が開示されている。
この技術では、『保持部13』の先端の『係合突部8』を、『放熱体15(ヒートシンク)』に穿設した『挿入口18a』に挿入することにより、『係合突部8』と『放熱体15』の干渉を防いでいる。
特開2010−176857号公報 特開2008−305718号公報 特開2007−194173号公報
特許文献1の技術では、『ヒートシンク部材20の縦壁21』に『開口部32』を貫通形成したため、伝熱効率が低下して放熱性が阻害されることから、『ヒートシンク部材20』を大きくして放熱性を高める必要があり、装置全体が大型化するという問題がある。
特許文献2の技術では、『接続部12(電源コネクタ)』の上方が『リフレクタ5』で覆われるため、『リフレクタ5』を取り付けた状態では、『接続部12』への『ハーネス11(給電用ケーブル)』の着脱ができないという問題がある。
特許文献3の技術では、『放熱体15(ヒートシンク)』の『挿入口18a』が『半導体発光素子5』の近傍に配置されるため、伝熱経路が制限を受けることから放熱性が阻害されるという問題がある。
本発明は前記問題を解決するためになされたものであって、その目的は、電源コネクタの着脱性を阻害せず、放熱性を維持した上でヒートシンクを小型化することが可能な照明装置を提供することにある。
本発明者らは前記課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、下記のように本発明の各局面に想到した。
<第1の局面>
第1の局面は、
一方向へ延出された壁部と、前記壁部の正面側に突設されたベース部と、前記壁部の背面側に突設された複数枚のフィンとが一体形成されたヒートシンクと、
発光素子が搭載された絶縁基板と、
前記ベース部に前記絶縁基板を取付固定するホルダと、
前記ホルダに一体形成された前記発光素子の電源コネクタと、
前記壁部における前記ベース部との接続部分に形成され、前記壁部の延出方向が開放された凹部とを備えた照明装置であって、
前記電源コネクタは、前記凹部内にて前記壁部の延出方向を向くように配置され、
前記複数枚のフィンの端面は同一平面上に配置され、前記凹部の背面側に配置された前記フィンは、前記凹部の背面側以外の部分に配置された前記フィンに比べて、背面方向の長さが短く形成されている照明装置である。
第1の局面では、ヒートシンクの壁部に形成された凹部における壁部の延出方向が開放されており、ホルダに形成された電源コネクタが凹部内にて壁部の延出方向を向くように配置されている。
換言すれば、電源コネクタとの干渉を防止するため、電源コネクタの外形に沿って回避するように壁部の凹部が形成されている。
従って、第1の局面によれば、外部の電源回路から伸びた給電用ケーブルを電源コネクタに接続する際に、壁部が邪魔にならず、給電用ケーブルを電源コネクタに対して容易に接続可能であるため、電源コネクタの着脱性が阻害されることがない。
また、第1の局面では、給電用ケーブルを電源コネクタに接続する際に、給電用ケーブルを壁部の延出方向に抜き差しすればよく、その抜き差しに要する空間は壁部の凹部内となる。
それに対して、給電用ケーブルを壁部の正面方向や背面方向に抜き差しする場合には、その抜き差しに要する専用の空間を、壁部の正面方向や背面方向に確保する必要がある。
従って、第1の局面によれば、給電用ケーブルの抜き差しに要する空間として壁部の凹部を用いることが可能であるため、壁部の正面方向や背面方向に抜き差しする場合に比べて、当該空間の分だけ照明装置全体を小型化することができる。
そして、第1の局面では、壁部の凹部の分だけヒートシンクの表面積が大きくなるため、放熱性を向上させることができる。
また、第1の局面では、特許文献1のように壁部の開口部が貫通形成されていないため、ヒートシンクの放熱性が阻害されることがない。
加えて、第1の局面では、複数枚のフィンの端面が同一平面上に配置され、凹部の背面側に配置されたフィンは、凹部の背面側以外の部分に配置されたフィンに比べて、背面方向の長さが短く形成されている。
そのため、凹部を設けてもヒートシンクの背面方向の寸法が大きくならず、ヒートシンクの放熱性を維持したまま照明装置全体を小型化することができる。
<第2の局面>
第2の局面は、第1の局面において、前記ホルダは、前記絶縁基板の四隅部分近傍の側壁面を保持する保持部材を備え、前記保持部材の形状に合わせて前記ベース部が形成されている照明装置である。
第2の局面では、絶縁基板において発光素子から最も遠い位置にある四隅部分近傍の側壁面が保持部材によって保持されるため、絶縁基板からヒートシンクのベース部への伝熱経路が制限を受けるのを防止可能であり、ヒートシンクの放熱性を維持することができる。
また、第2の局面では、保持部材の形状に合わせてベース部が形成されているため、保持部材がベース部と干渉するのを防止可能であり、保持部材による絶縁基板の保持を確実に行うことができる。
<第3の局面>
第3の局面は、第2の局面において、前記保持部材は、前記ホルダから突出する4個の長尺棒状突起物であり、個々の保持部材の基端部は、前記絶縁基板の対向する二辺の中央部に対応する箇所に配置形成されている照明装置である。
第3の局面によれば、ホルダを比較的固い材質の合成樹脂材料によって形成した場合でも、保持部材が長尺棒状突起物であるため、保持部材が十分に変形して撓むことから、保持部材の弾性力を高めることが可能であり、保持部材の弾性力によって絶縁基板の側壁面へ印加される付勢力により、保持部材による絶縁基板の保持を更に確実にすることができる。
<第4の局面>
第4の局面は、第1〜3の局面において、
前記ホルダに一体形成された取付部材と、
前記取付部材に取付固定された光学部材とを備え、
前記電源コネクタは前記光学部材に覆われずに露出され、
前記光学部材は、前記発光素子から放射された光を反射するリフレクタ、または、前記発光素子から放射された光を導光する導光部材である照明装置である。
第4の局面では、電源コネクタが光学部材に覆われずに露出されているため、外部の電源回路から伸びた給電用ケーブルを電源コネクタに接続する際に、給電用ケーブルが光学部材と干渉するのを防止可能であり、電源コネクタの着脱性が阻害されることがない。
本発明を具体化した一実施形態の照明装置10の要部斜視図。 照明装置10の要部上面図。 図3(a)は照明装置10の要部正面図。図3(b)は照明装置10の要部正面図であり、図3(a)の部分拡大図。 照明装置10の右側面図。 図5(a)は照明装置10の要部斜視図。図5(b)は照明装置10の要部分解斜視図。 照明装置10の要部上面図。 照明装置10の要部斜視図であり、図5(b)の部分拡大図。 照明装置10の要部概略横断面の端面図であり、図3(b)におけるF−F矢示端面図。
以下、本発明を具体化した一実施形態の照明装置10について、図面を参照しながら説明する。
図1〜図8に示すように、照明装置10は、ヒートシンク11、壁部12(凹部12a)、ベース部13(係合部材13a〜13d、開口部13e〜13h、基板取付部13i、位置決めピン13j,13k、凹部13m〜13p)、放熱フィン部14(フィン14a,14b)、光源ユニット20、リフレクタ30、ホルダ40(位置決め孔40a,40b、電源コネクタ40c、取付部材40d,40e、収容部40f、保持部材40g〜40j)、係合バネ材41a〜41d、接続バネ材42a,42b、絶縁基板50、電極パッド51,52、発光素子60などから構成されており、車両に取り付けられて車両用前照灯として用いられる。
図1〜図4に示すように、ヒートシンク11は、熱伝導性の高い金属材料(例えば、アルミニウム合金など)によって一体形成されたダイカスト成形品であり、壁部12、ベース部(光源取付部)13、放熱フィン部14などを有している。
壁部12は略矩形平板状を成し、壁部12の正面側(表面側)にはベース部13が突設され、壁部12の背面側(裏面側)には放熱フィン部14が突設されてる。そして、壁部12は、照明装置10の光軸方向に対して略垂直方向に延びている(一方向へ延出されている)。
図1〜図4に示すように、壁部12の正面側の正面視左右中央部には、壁部12の正面側の他の部分よりも背面側に一段奥まった凹部12aが形成されており、凹部12aの上方には突起物が設けられておらず開放されている。
壁部12の肉厚は略一定に形成されており、凹部12aの背面側には凹部12aの形状に対応した凸部が形成されている。
ベース部13は、略矩形平板状を成し、壁部12に対して略垂直方向に突設されている。つまり、ベース部13は、照明装置10の光軸方向に延びている。
そして、壁部12の凹部12aは、壁部12におけるベース部13との接続部分に形成され、壁部12の延出方向である上方向が開放されている。
図4に示すように、ベース部13の上面側には光源ユニット20が取付固定されている。
光源ユニット20はリフレクタ30および発光素子60を備えた反射型光源ユニット20である。
尚、図1〜図3は、照明装置10からリフレクタ30を取り外した状態を図示してある。
図4に示すように、リフレクタ30は、ベース部13の上面側に取付固定されており、下面側に向かって凹型に湾曲した光の反射面が設けられている。
光源ユニット20において、発光素子60を点灯発光させると、発光素子60から放射された光の一部は、リフレクタ30の反射面で反射されて照明装置10の前方へ向けて照射され、発光素子60から放射された光の一部は直射光として照明装置10の前方へ向けて照射されるため、照明装置10の前方側が照明される。
図1および図2に示すように、放熱フィン部14は、ヒートシンク11の上下方向に延出された矩形平板状の12枚のフィン14a,14bから構成されており、フィン14a,14bはヒートシンク11の横方向に間隔を空けて平行に配置されている。
フィン14a,14bの端面は同一平面上に配置されており、壁部12の凹部12aの背面側に配置されたフィン14bは、壁部12の凹部12a以外の部分に配置されたフィン14aに比べて、照明装置10の前後方向の幅(奥行方向の長さ、背面方向の長さ)が短く形成されている。
図1〜図8に示すように、ベース部13は、係合部材(フック)13a〜13d、開口部13e〜13h、基板取付部13i、位置決めピン13j,13k、凹部13m〜13pなどから構成されている。
係合部材13a〜13dは同一寸法形状の突起物であり、係合部材13a,13bはベース部13における壁部12側に突設され、係合部材13c,13dはベース部13における壁部12の反対側に突設され、係合部材13a〜13dの配置箇所は、基板取付部13iを囲むと共に、ホルダ40の係合バネ材41a〜41dに対応する箇所に形成されている。
図5および図6に示すように、開口部13e〜13hは同一寸法形状の矩形有底穴であり、ベース部13における係合部材13a〜13dを囲む箇所を抉るように形成されている。
図5,図6,図8に示すように、位置決めピン13j,13kはそれぞれ、略円柱状の突起物であり、基板取付部13iの正面視左右両側にてベース部13の上面側から垂直に突設されている。
図5,図7,図8に示すように、基板取付部13iは略矩形状を成してベース部13の上面側から突設されており、基板取付部13iの表面は平坦に形成されており、基板取付部13iの寸法形状は、保持部材40g〜40jの寸法形状および絶縁基板50の外形寸法に合わせて形成されている。
図7および図8に示すように、基板取付部13iの対向する長手の二辺における隅部分近傍の側壁面には、有底穴である凹部13m〜13pが形成されている。
また、基板取付部13iの対向する長手の二辺の側壁面は、保持部材40g〜40jの寸法形状に合わせた傾斜面になっている。
図8に示すように、凹部13m,13nはベース部13における壁部12側に設けられ、凹部13o,13pはベース部13における壁部12の反対側に設けられている。
図5,図6,図8に示すように、ホルダ40は、略矩形平板状を成し、絶縁性を有する合成樹脂材料によって一体形成された射出成形品であり、位置決め孔40a,40b、電源コネクタ40c、取付部材40d,40e、収容部40f、保持部材40g〜40jなどを有している。
位置決め孔40a,40bは円形透孔であり、ホルダ40の正面視左右両側に貫通形成されている。
電源コネクタ40cは、上方が開放された矩形枠状を成し、ホルダ40の上面側における後端近傍の正面視左右中央部にて垂直に突設されている。
取付部材40d,40eはそれぞれ、略円柱状の突起物であり、ホルダ40の上面側における後端近傍の正面視左右両端にて垂直に突設されている。
収容部40fは略十字形透孔であり、ホルダ40の略中央部に貫通形成されている。
図6および図8に示すように、保持部材40g〜40jは同一寸法形状の長尺棒状突起物である。
保持部材40g,40hの基端部は収容部40fの後方側の正面視左右中央部に突設され、保持部材40g,40hの先端部は収容部40f内における正面視左右両側に突出している。
保持部材40i,40jの基端部は収容部40fの前方側の正面視左右中央部に突設され、保持部材40i,40jの先端部は収容部40f内における正面視左右両側に突出している。
ホルダ40には係合バネ材41a〜41dおよび接続バネ材42a,42bがインサート成形され、ホルダ40に対して係合バネ材41a〜41dおよび接続バネ材42a,42bが取付固定されている。
図5および図6に示すように、係合バネ材41a〜41dは、同一寸法形状を成し、弾性力(バネ性)の高い金属材料(例えば、ステンレス、銅など)の板材によって一体形成された折り曲げ加工品の薄板バネであり、係合バネ材41a〜41dの基端部はホルダ40にインサート成形されており、係合バネ材41a,41bの先端部はホルダ40の後端側にて隅部分近傍の端面から突出し、係合バネ材41c,41dの先端部はホルダ40の前端側にて隅部分近傍の端面から突出している。
図5および図6に示すように、接続バネ材42a,42bは、同一寸法形状を成し、導電性および弾性力の高い金属材料(例えば、銅など)の板材によって一体形成された折り曲げ加工品の薄板バネであり、接続バネ材42a,42bの中央部(基端部)はホルダ40にインサート成形されており、接続バネ材42a,42bの一方の端部はホルダ40の電源コネクタ40c内から突出し、接続バネ材42a,42bの他方の端部(先端部)はホルダ40の収容部40f内から突出している。
尚、係合バネ材41a〜41dと接続バネ材42a,42bを同一材料によって形成した場合には、係合バネ材41a〜41dと接続バネ材42a,42bを同一のバネフレームに形成した状態で、ホルダ40にインサート成形することにより、バネフレームを単純化することが可能になるため製造コストを低減できる。
図5および図6に示すように、絶縁基板50は略矩形平板状を成し、絶縁基板50の上面側における長手方向両端部には電極パッド51,52が配置形成されており、絶縁基板50の上面側の略中央部には発光素子60が取付固定されて搭載(実装)されている。
そして、発光素子60と電極パッド51,52とは、絶縁基板50の上面側に形成された配線パターン(図示略)を介して接続されている。
発光素子60は、例えば、LEDチップ、有機ELチップなどの半導体発光素子である。
[照明装置10の組み立て方(図1〜図8参照)]
照明装置10の組み立て方には、第1の組立手順と第2の組立手順がある。
<第1の組立手順>
まず、発光素子60が搭載された絶縁基板50をホルダ40に保持固定し、次に、絶縁基板50が保持固定された状態のホルダ40を、ヒートシンク11のベース部13に被着する。
すなわち、図5(b)および図6に示すように、絶縁基板50をホルダ40の収容部40f内に収容し、絶縁基板50の長手の二辺における隅部分近傍の側壁面を、ホルダ40の保持部材40g〜40jの先端部によって脱落不能に保持固定させることにより、ホルダ40に対して絶縁基板50を取付固定する。
すると、収容部40f内に突出した接続バネ材42a,42bの弾性力により、絶縁基板50の電極パッド51,52へ印加される付勢力によって、電極パッド51,52に対して接続バネ材42a,42bの先端部が接触して接続される。
また、保持部材40g〜40jの先端部が絶縁基板50の側壁面に当接した状態では、保持部材40g〜40jの先端部が基板取付部13iの凹部13m〜13p内に配置される。
次に、絶縁基板50が保持固定されたホルダ40をベース部13の上方から被着し、ホルダ40の位置決め孔40a,40bに、ベース部13の位置決めピン13j,13kを挿入させることにより、ベース部13に対するホルダ40の位置決めを行う。
ベース部13にホルダ40を被着すると、ホルダ40にインサート成形されて取付固定されている係合バネ材41a〜41dがそれぞれ、ベース部13の係合部材13a〜13dに係止され、その係合バネ材41a〜41dと係合部材13a〜13dとの係合により、ベース部13に対してホルダ40が取付固定される。
その結果、第1の組立手順では、絶縁基板50が保持固定されたホルダ40がベース部13に対して取付固定されるため、ベース部13における基板取付部13iの表面と絶縁基板50の裏面とが隙間無く密着した状態で、ベース部13と絶縁基板50とホルダ40とが相互に取り付けられて固定一体化される。
すなわち、発光素子60が搭載された絶縁基板50が、ホルダ40を用いてヒートシンク11のベース部13に取付固定される。
図1に示すように、ベース部13にホルダ40が取付固定された状態では、ホルダ40の電源コネクタ40cが、ヒートシンク11の壁部12における凹部12a内にて、壁部12の延出方向である上方向を向くように配置されている。
<第2の組立手順>
ヒートシンク11のベース部13における基板取付部13i上に、発光素子60が搭載された絶縁基板50を載置した状態で、ベース部13の上方からホルダ40を被着し、ホルダ40の位置決め孔40a,40bに、ベース部13の位置決めピン13j,13kを挿入させることにより、ベース部13に対するホルダ40の位置決めを行う。
すると、第1の組立手順と同様に、係合バネ材41a〜41dと係合部材13a〜13dとの係合により、ベース部13に対してホルダ40が取付固定される。
また、ベース部13にホルダ40を被着すると、基板取付部13i上に載置しておいた絶縁基板50がホルダ40の収容部40f内に収容され、絶縁基板50の長手の二辺における隅部分近傍の側壁面が、ホルダ40の保持部材40g〜40jの先端部によって脱落不能に保持固定され、ホルダ40に対して絶縁基板50が取付固定される。
すると、第1の組立手順と同様に、電極パッド51,52に対して接続バネ材42a,42bの先端部が接触して接続される。
その結果、第2の組立手順では、ベース部13に対して取付固定されたホルダ40に絶縁基板50が保持固定されるため、ベース部13における基板取付部13iの表面と絶縁基板50の裏面全面とが隙間無く密着した状態で、ベース部13と絶縁基板50とホルダ40とが相互に取り付けられて固定一体化される。
第1の組立手順または第2の組立手順を終えたら、図4に示すように、ヒートシンク11に取付固定されたホルダ40の上方からリフレクタ30を被着し、リフレクタ30に貫通形成された取付孔(図示略)に、ホルダ40の取付部材40d,40eを挿入させることにより、ホルダ40に対するリフレクタ30の位置決めを行う。
続いて、リフレクタ30の取付孔から突出した取付部材40d,40eの先端部を加熱して軟化させ、リフレクタ30の取付孔に取付部材40d,40eを熱カシメすることにより、ホルダ40に対してリフレクタ30を取付固定する。
このとき、図2に示すように、リフレクタ30の後端部は電源コネクタ40cの前方側に位置し、電源コネクタ40cはリフレクタ30に覆われることなく露出している。
その後、外部の電源回路から伸びた給電用ケーブル(図示略)の雄側コネクタを、雌側コネクタである電源コネクタ40cに挿入し、電源コネクタ40c内に突出している接続バネ材42a,42bの一端部に給電用ケーブルを接続することにより、照明装置10の組み立てが完成する。
そして、外部の電源回路から、給電用ケーブルのプラス側→接続バネ材42aの一端部→接続バネ材42aの他端部(先端部)→電極パッド51→発光素子60→電極パッド52→接続バネ材42bの他端部→接続バネ材42bの一端部→給電用ケーブルのマイナス側の経路で電流を流すことにより、発光素子60に電源が供給されて点灯される。
[本実施形態の作用・効果]
本実施形態の照明装置10によれば、以下の作用・効果を得ることができる。
[1]ヒートシンク11の壁部12に形成された凹部12aにおける壁部12の延出方向である上方向が開放されており、ホルダ40に形成された電源コネクタ40cが凹部12a内にて壁部12の延出方向を向くように配置されている。
換言すれば、電源コネクタ40cとの干渉を防止するため、電源コネクタ40cの外形に沿って回避するように壁部12の凹部12aが形成されている。
従って、照明装置10によれば、外部の電源回路から伸びた給電用ケーブル(図示略)を電源コネクタ40cに接続する際に、壁部12が邪魔にならず、給電用ケーブルを電源コネクタ40cに対して容易に接続可能であるため、電源コネクタ40cの着脱性が阻害されることがない。
[2]給電用ケーブルを電源コネクタ40cに接続する際に、給電用ケーブルを壁部12の延出方向である上方向に抜き差しすればよく、その抜き差しに要する空間は壁部12の凹部12a内となる。
それに対して、給電用ケーブルを壁部12の正面方向や背面方向に抜き差しする場合には、その抜き差しに要する専用の空間を、壁部12の正面方向や背面方向に確保する必要がある。
従って、本実施形態によれば、給電用ケーブルの抜き差しに要する空間として壁部12の凹部12aを用いることが可能であるため、壁部12の正面方向や背面方向に抜き差しする場合に比べて、当該空間の分だけ照明装置10全体を小型化することができる。
[3]照明装置10では、壁部12の凹部12aの分だけヒートシンク11の表面積が大きくなるため、放熱性を向上させることができる。
また、照明装置10では、特許文献1のように壁部12の開口部が貫通形成されていないため、ヒートシンク11の放熱性が阻害されることがない。
[4]照明装置10では、放熱フィン部14を構成する複数枚のフィン14a,14bの端面が同一平面上に配置され、凹部12aの背面側に配置されたフィン14bは、凹部12aの背面側以外の部分に配置されたフィン14aに比べて、背面方向の長さが短く形成されている。
そのため、凹部12aを設けてもヒートシンク11の背面方向の寸法が大きくならず、ヒートシンク11の放熱性を維持したまま照明装置10全体を小型化することができる。
[5]ホルダ40は、絶縁基板50の四隅部分近傍の側壁面を保持する保持部材40g〜40jを備え、保持部材40g〜40jの形状に合わせてベース部13の基板取付部13iが形成されている。
そのため、絶縁基板50において発光素子60から最も遠い位置にある四隅部分近傍の側壁面が保持部材40g〜40jによって保持されるため、絶縁基板50からベース部13への伝熱経路が制限を受けるのを防止可能であり、ヒートシンク11の放熱性を維持することができる。
また、保持部材40g〜40jの形状に合わせてベース部13の基板取付部13iが形成されているため、保持部材40g〜40jがベース部13と干渉するのを防止可能であり、保持部材40g〜40jによる絶縁基板50の保持を確実に行うことができる。
[6]保持部材40g〜40jは、ホルダ40から突出する4個の長尺棒状突起物であり、保持部材40g〜40jの基端部は、絶縁基板50の対向する二辺の中央部に対応する箇所に配置形成されている。
そのため、ホルダ40を比較的固い材質の合成樹脂材料によって形成した場合でも、保持部材40g〜40jが長尺棒状突起物であるため、保持部材40g〜40jが十分に変形して撓むことから、保持部材40g〜40jの弾性力を高めることが可能であり、保持部材40g〜40jの弾性力によって絶縁基板50の側壁面へ印加される付勢力により、保持部材40g〜40jによる絶縁基板50の保持を更に確実にすることができる。
[7]電源コネクタ40cがリフレクタ30に覆われずに露出されているため、外部の電源回路から伸びた給電用ケーブルを電源コネクタ40cに接続する際に、給電用ケーブルがリフレクタ30と干渉するのを防止可能であり、電源コネクタ40cの着脱性が阻害されることがない。
尚、リフレクタ30を、発光素子60から放射された光を導光する光学部材である導光部材に置き換えてもよく、その場合には、電源コネクタ40cが導光部材をに覆われずに露出されるようにすればよい。
本発明は、前記各局面および前記実施形態の説明に何ら限定されるものではない。特許請求の範囲の記載を逸脱せず、当業者が容易に想到できる範囲で種々の変形態様も本発明に含まれる。本明細書の中で明示した論文、公開特許公報、特許公報などの内容は、その全ての内容を援用によって引用することとする。
10…照明装置
11…ヒートシンク
13…ベース部
13a〜13d…係合部材
13e〜13h…凹部
13i…基板取付部
13j,13k…位置決めピン
13m〜13P…凹部
30…リフレクタ(光学部材)
40…ホルダ
40a,40b…位置決め孔
40c…電源コネクタ
40d,40e…取付部材
40f…収容部
40g〜40j…保持部材
41a〜41d…係合バネ材
42a,42b…接続バネ材
50…絶縁基板
51,52…電極パッド
60…発光素子

Claims (4)

  1. 一方向へ延出された壁部と、前記壁部の正面側に突設されたベース部と、前記壁部の背面側に突設された複数枚のフィンとが一体形成されたヒートシンクと、
    発光素子が搭載された絶縁基板と、
    前記ベース部に前記絶縁基板を取付固定するホルダと、
    前記ホルダに一体形成された前記発光素子の電源コネクタと、
    前記壁部における前記ベース部との接続部分に形成され、前記壁部の延出方向が開放された凹部と
    を備えた照明装置であって、
    前記電源コネクタは、前記凹部内にて前記壁部の延出方向を向くように配置され、
    前記複数枚のフィンの端面は同一平面上に配置され、前記凹部の背面側に配置された前記フィンは、前記凹部の背面側以外の部分に配置された前記フィンに比べて、背面方向の長さが短く形成されている照明装置。
  2. 請求項1に記載の照明装置において、
    前記ホルダは、前記絶縁基板の四隅部分近傍の側壁面を保持する保持部材を備え、
    前記保持部材の形状に合わせて前記ベース部が形成されている照明装置。
  3. 請求項2に記載の照明装置において、
    前記保持部材は、前記ホルダから突出する4個の長尺棒状突起物であり、
    個々の保持部材の基端部は、前記絶縁基板の対向する二辺の中央部に対応する箇所に配置形成されている照明装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の照明装置において、
    前記ホルダに一体形成された取付部材と、
    前記取付部材に取付固定された光学部材と
    を備え、
    前記電源コネクタは前記光学部材に覆われずに露出され、
    前記光学部材は、前記発光素子から放射された光を反射するリフレクタ、または、前記発光素子から放射された光を導光する導光部材である照明装置。
JP2011276532A 2011-12-17 2011-12-17 照明装置 Active JP5630433B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011276532A JP5630433B2 (ja) 2011-12-17 2011-12-17 照明装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011276532A JP5630433B2 (ja) 2011-12-17 2011-12-17 照明装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013127883A true JP2013127883A (ja) 2013-06-27
JP5630433B2 JP5630433B2 (ja) 2014-11-26

Family

ID=48778311

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011276532A Active JP5630433B2 (ja) 2011-12-17 2011-12-17 照明装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5630433B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007103365A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Valeo Vision 熱異方性を有する材料を使用した自動車用の照明または信号伝達装置
JP2007194173A (ja) * 2006-01-23 2007-08-02 Koito Mfg Co Ltd 光源モジュール
JP2008305718A (ja) * 2007-06-08 2008-12-18 Ichikoh Ind Ltd 照明装置用の発光ダイオード固定構造
JP2010277818A (ja) * 2009-05-28 2010-12-09 Ichikoh Ind Ltd 車両用照明灯具

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007103365A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Valeo Vision 熱異方性を有する材料を使用した自動車用の照明または信号伝達装置
JP2007194173A (ja) * 2006-01-23 2007-08-02 Koito Mfg Co Ltd 光源モジュール
JP2008305718A (ja) * 2007-06-08 2008-12-18 Ichikoh Ind Ltd 照明装置用の発光ダイオード固定構造
JP2010277818A (ja) * 2009-05-28 2010-12-09 Ichikoh Ind Ltd 車両用照明灯具

Also Published As

Publication number Publication date
JP5630433B2 (ja) 2014-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4582087B2 (ja) 発光ダイオードの固定構造
JP5479751B2 (ja) 光源モジュール及び車輌用灯具
JP5746930B2 (ja) 車両用灯具
EP2899455B1 (en) Light source unit
JP4605789B2 (ja) 発光モジュール及び車輌用灯具
JP2010073428A (ja) 車両用灯具
JP5789747B2 (ja) 照明器具
JP5937388B2 (ja) 車輌用灯具
JP2007194173A (ja) 光源モジュール
EP2685154A1 (en) Light source module
JP2007018762A (ja) 発光装置
JP2011228098A (ja) 照明器具
JP6060677B2 (ja) 車両用灯具
JP6171166B2 (ja) 車両用灯具
JP5712914B2 (ja) 照明装置
JP5040899B2 (ja) 車両用灯具
JP2009206020A (ja) 表示装置
JP2009199779A (ja) 車両用灯具
JP5630433B2 (ja) 照明装置
JP2013093270A (ja) 照明装置
JP2010073429A (ja) 車両用灯具
JP2009199780A (ja) 車両用灯具
JP5702843B2 (ja) 光源モジュール及び車輌用灯具
JP7121574B2 (ja) 灯具
JP5830404B2 (ja) 車両用灯具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140909

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140922

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5630433

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150