JP2013127698A - 情報処理装置および不正加工検出方法 - Google Patents

情報処理装置および不正加工検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】耐タンパー機能を向上させることを可能にした情報処理装置を提供する。
【解決手段】筺体が開状態および閉状態のいずれの状態であるかを検出するスイッチと、スイッチが筺体の開状態および閉状態のいずれも検出しないテスト状態にスイッチを動作させる動作部と、動作部を動作させたとき、スイッチがテスト状態になったか否かに基づいてスイッチが正常であるか否かを判定する制御部と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、タンパー検出のためのスイッチを有する情報処理装置および不正加工検出方法に関する。
デビットカードやクレジットカード等を扱う決済端末には、これらのカードから秘密情報を読み取る磁気カードリーダ等が設けられている。磁気カードリーダ等が不正に改造されないように、これらの決済端末にはタンパー行為を検出するタンパー検出器が実装されているものがある。
タンパー検出器として、端末が閉じた状態(閉状態)と端末が開いた状態(開状態)の2つの状態を検出可能にしたスイッチが設けられた装置の一例が、特許文献1に開示されている。不正加工を行う者が決済端末にスキミング機器等の不正読取装置を端末に取り付ける際、端末の蓋を外すと、スイッチが端末の開状態を検出する。この検出結果により、不正に加工された可能性のあることが正規の使用者に通知される。
特開2001−291050号公報
上述の対策を施した端末に対して、近年、不正加工を行う者が、端末の蓋を開ける前に、タンパー検出器の近くに穴を開け、スイッチ全体を樹脂などで固めてスイッチが動かないように加工することがある。この場合、スイッチは端末が開状態になっても動作しないため、タンパー検出器として機能せず、不正加工が行われても、そのことが正規の使用者に通知されないという問題があった。
本発明は上述したような技術が有する問題点を解決するためになされたものであり、耐タンパー機能を向上させることを可能にした情報処理装置および不正加工検出方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の情報処理装置は、
筺体が開状態および閉状態のいずれの状態であるかを検出するスイッチと、
前記スイッチが前記筺体の前記開状態および閉状態のいずれも検出しないテスト状態に前記スイッチを動作させる動作部と、
前記動作部を動作させたとき、前記スイッチが前記テスト状態になったか否かに基づいて、前記スイッチが正常であるか否かを判定する制御部と、
を有する構成である。
また、本発明の不正加工検出方法は、
筺体が開状態および閉状態のいずれの状態であるかを検出するスイッチと、該スイッチが前記筺体の前記開状態および閉状態のいずれも検出しないテスト状態に該スイッチを動作させる動作部と、制御部とを有する情報処理装置による不正加工検出方法であって、
前記制御部は所定のタイミングで前記動作部を動作させ、
前記制御部は、前記スイッチが前記テスト状態になったか否かに基づいて、前記スイッチが正常であるか否かを判定するものである。
本発明によれば、耐タンパー機能の向上を図ることができる。
本実施形態の情報処理装置の一構成例を示すブロック図である。 実施例1の情報処理装置の構成を説明するための図である。 実施例1において、装置が閉状態のときのスイッチの動作状態を示す図である。 実施例1において、装置が開状態のときのスイッチの動作状態を示す図である。 実施例1において、スイッチが機能しているかを確認するときのスイッチの動作状態を示す図である。 実施例1の情報処理装置に対して不正に加工された場合の一例を示す図である。 実施例1の情報処理装置の動作手順を示すフローチャートである。 実施例2の情報処理装置におけるスイッチの構成を示す図である。 実施例2において、スイッチが機能しているかを確認するときのスイッチの動作状態を示す図である。
本実施形態の情報処理装置の構成を説明する。本実施形態の情報処理装置は、デビットカードやクレジットカード等を扱う決済端末を含む装置である。
図1は本実施形態の情報処理装置の一構成例を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態の情報処理装置10は、装置の開閉状態を検出するスイッチ12と、開状態および閉状態のいずれとも異なるテスト状態にスイッチ12を動作させる動作部13と、スイッチ12に異常がある旨を使用者に通知するための通知部14と、各部を制御する制御部15とを有する。上述の構成により、制御部15は、動作部13に動作を指示したとき、スイッチ12がテスト状態になったか否かに基づいて、スイッチ12が正常であるか否かを判定することが可能となる。
以下に、本実施形態の情報処理装置についての実施例を説明する。
本実施例の情報処理装置の構成を説明する。図2は本実施例の情報処理装置の構成を説明するための図である。ここでは、方向を決めて説明する必要がある場合を考慮して、図2に示すように、X軸およびY軸を定義する。
図2に示すように、本実施例の情報処理装置11は、スイッチ12と、動作部13に相当する電磁石31と、通知部14に相当する異常通知素子41と、制御部15とを有する。制御部15は、プログラムにしたがって処理を実行するCPU(Central Processing Unit)(不図示)と、プログラムを記憶するメモリ(不図示)とを有する。制御部15に設けられる半導体集積回路はCPUに限らず、ゲートアレイ等のASIC(Application Specific Integrated Circuit)であってもよい。
スイッチ12は、装置の開状態および閉状態の他に、スイッチ12の動作確認(テスト)状態を合わせた3つの状態のうち、いずれの状態にあるかを検出する。スイッチ12は、スイッチ板21と、3つの端子22a〜22cと、支持部23と、バネ24とを有する。
スイッチ板21は、3つの端子22a〜22cのいずれかと接触することで、上記3つの状態のいずれの状態であるかを検出する検出片としての役目を果たす。スイッチ板21は、本実施例では材料が鉄の棒状のものであるが、導電性があり、磁性体を含む材料であれば鉄以外の材料であってもよく、また、導電性があるが、磁性体を含まない棒状の部材に磁性体を含む板が貼り付けられていてもよい。スイッチ板21は接地されており、接地電位(GND)に保たれている。
端子22aは装置の開状態に対応し、端子22bは装置の閉状態に対応し、端子22cはスイッチ12のテスト状態に対応している。端子22a〜22cのそれぞれは信号線25a〜25cのそれぞれを介して制御部15と接続されている。信号線25a〜25cのそれぞれは抵抗素子26a〜26cのそれぞれを介して電源に接続されている。本実施例では、信号線25a〜15cのそれぞれに抵抗素子26a〜26cのそれぞれを介して印加される電圧が等しいものとし、以下では、その電圧をVaとする。
支持部23は、スイッチ板21がスイッチ12から抜け落ちないようにスイッチ板21を支持する。支持部23は、スイッチ板21を支持する支点を軸にして、スイッチ板21を所定の回転角の範囲で回転可能にしている。この構成により、スイッチ板21は3つの端子22a〜22cのいずれとも接触可能となる。
バネ24は、X軸方向に対して、支持部23と端子22a〜22cとの間に位置している。バネ24は、一方の端がスイッチ板21に接続され、他方の端がスイッチ12の本体に接続されている。バネ24は、スイッチ板21が端子22bと接触する位置にあるとき、スイッチ板21をY軸のプラス方向に押し上げる力をスイッチ板21に加える。バネ24は、スイッチ板21に押し上げる力を加える弾性体の一例であり、弾性体であれば、バネ以外のものであってもよい。
電磁石31は、X軸に対して支持部23を基準にするとバネ24とは反対側、かつ、Y軸に対してスイッチ板21を基準にするとバネ24とは反対側に配置されている。電磁石31は、制御部15と接続されており、制御部15から電流が供給されると、磁力を発生し、磁力によってスイッチ板21を自分の方に引きつける。
スイッチ板押さえ板51は、情報処理装置11が閉状態であるときに、スイッチ板21を端子22bに接触させた状態を維持するものである。例えば、情報処理装置11の筺体が上部筺体と下部筺体の2つに分かれているものとする。この場合、下部筺体にスイッチ12が設けられているとすると、上部筺体にスイッチ板押さえ板51が設けられている。使用者が情報処理装置11の上部筺体が開いた状態から上部筺体を閉じると、スイッチ板押さえ板51が下部筺体のスイッチ12に入り込み、スイッチ板21を端子22aに接触した状態から端子22bに接触した状態にする。
異常通知素子41は、例えば、LED(Light Emitting Diode)等の発光素子である。異常通知素子41は、制御部15と接続されており、点灯を指示する旨の制御信号を制御部15から受信すると、筺体が開かれたことを使用者に通知するために点灯する。本実施例では、通知部14が異常通知素子41の場合で説明するが、通知部14がLCD(Liquid Crystal Display)等の表示装置であってもよい。通知部14が表示装置である場合、表示装置は、制御部15から制御信号を受信すると、筺体が開かれた旨のメッセージを表示する。
制御部15は、信号線25aの電位がGNDである場合、装置が開状態であると認識し、信号線25bの電位がGNDである場合、装置が閉状態であると認識する。また、使用者が情報処理装置11の電源をオンしたとき(起動時)、電磁石31を動作させるために電流を電磁石31に供給し、信号線25cの電位がVaからGNDに変化するか否かを調べる。そして、信号線25cの電位がVaからGNDに変化しない場合、制御部15は、不正加工されたものと判定し、異常通知素子41に点灯を指示する旨の制御信号を送信する。
電磁石31への電流供給のタイミングは、装置の起動時に限らず、所定の時刻、または、起動時から所定の時間が経過する毎でもよい。所定の時刻とは、1日のうちで、予め決められた1回の時刻であってもよく、予め決められた複数の時刻であってもよい。これらの所定の時刻や所定の時間の情報は、制御部15内のメモリ(不図示)に予め登録されている。
なお、情報処理装置11の電源がオフの場合は、図に示さない電池によって装置の開状態を検出すればよく、その際の処理として、特許文献1に開示された技術を適用することが可能であるため、本実施例では、その詳細な説明を省略する。例えば、図2に示す情報処理装置11に電池(不図示)を設けた場合、制御部15は、次のように動作すればよい。情報処理装置11の電源がオフの間、電池(不図示)が抵抗素子26a〜26cおよび制御部15に電力を供給する。信号線22aの電位がVaからGNDに変化すると、制御部15は、装置の電源がオフの間に開状態になった情報をメモリ(不図示)に保持し、装置の電源がオンになって外部から電力の供給が開始されると、異常通知素子41に点灯の指示を送る。
また、信号線25a〜25cに抵抗素子26a〜26cを介して接続される電源の電圧は、情報処理装置11の電源電圧であってもよく、情報処理装置11の電源電圧よりも低い電圧であってもよい。
次に、装置が開状態および閉状態、ならびにスイッチ12がテスト状態の3つの状態のそれぞれにおける、情報処理装置11の動作を簡単に説明する。
図3Aは装置が閉状態のときのスイッチの動作状態を示し、図3Bは装置が開状態のときのスイッチの動作状態を示し、図3Cはスイッチが機能しているかを確認するときのスイッチの動作状態を示す。
図3Aに示すように、バネ24がスイッチ板21に押し上げる力を加えることで、スイッチ板21が支持部23と接触する点を支点にして回転しようとするが、スイッチ板押さえ板51によって物理的に動作することができない。そのため、スイッチ板21は端子22bと接触した状態を維持する。
図3Aに示す状態では、信号線25a、25cに電圧Vaが印加されているが、信号線25bはスイッチ板21を介して接地されるため、信号線25bにはGNDが印加されている。その結果、制御部15は、信号線25bの電位がGNDであることを検出すると、装置が閉状態であると認識することが可能となる。
続いて、装置が開状態の場合を説明する。装置を開状態にすると、図3Bに示すように、スイッチ板21を押さえていたスイッチ板押さえ板51がなくなるので、バネ24がスイッチ板21に押し上げる力によって、スイッチ板21が支持部23と接触する点を支点にして回転する。そして、スイッチ板21が接触する端子が端子22bから端子22aに切り替わる。
図3Aに示す状態から図3Bに示す状態になると、信号線25b、25cに電圧Vaが印加されるが、信号線25aはスイッチ板21を介して接地されるため、信号線25aにはGNDが印加される。その結果、制御部15は、信号線25aの電位がGNDであることを検出すると、装置が開状態であると認識することが可能となる。このようにして、スイッチが正常に機能している場合、使用者が装置を開状態にすると、制御部15がその状態を検出することができる。
続いて、図3Aに示す状態でスイッチ12の動作を確認する場合を説明する。
制御部15が電磁石31に対して電流の供給を開始すると、電磁石31に磁力が発生し、スイッチ板21を引きつける。バネ24がスイッチ板21に押し上げる力よりも電磁石31がスイッチ板21を引きつける力の方が大きいので、図3Cに示すように、スイッチ板21が支持部23と接触する点を支点にして、図3Bの場合とは反対方向に回転し、バネ24が縮む。そして、スイッチ板21が接触する端子が端子22bから端子22cに切り替わる。
図3Aに示す状態から図3Cに示す状態になると、信号線25a、25bに電圧Vaが印加されているが、信号線25cはスイッチ板21を介して接地されるため、信号線25cにはGNDが印加される。その結果、制御部15は、信号線25cの電位がGNDであることを検出すると、スイッチ12が正常に機能していることを認識することが可能となる。
次に、本実施例の情報処理装置11について、不正に加工された場合の動作を説明する。ここでは、制御部15は、装置の起動時だけでなく、予め登録された所定の時刻にも、電磁石31に電流を供給する処理を行うものとする。
図4は本実施例の情報処理装置に対して不正に加工された場合の一例を示す図である。図5は本実施例の情報処理装置の動作手順を示すフローチャートである。
図4を参照すると、スイッチ板21が樹脂53でスイッチ12の外枠に固定されている。この場合、装置が開状態になっているにもかかわらず、図4に示すように、スイッチ板21は物理的に動作できないため、端子22bに接触した状態を維持する。
使用者が情報処理装置11の電源をオンにすると、制御部15は、スイッチ12の動作をチェックするために(ステップ101)、電磁石31に電流を供給する。制御部15は、信号線25a〜25cの電位をモニタし、信号線25cの電位がVaからGNDに変化するか否かを調べることで、スイッチの動作が正常か否かを判定する(ステップ102)。
ステップ102の判定で、スイッチ12が図4に示す状態であると、信号線25cの電位がVaからGNDに変化しないため、制御部15は、スイッチ12が正常に機能しないと判定し、異常である旨を使用者に通知するために、制御信号を異常通知素子41に送信する(ステップ103)。異常通知素子41は、制御部15から制御信号を受信すると、点灯する。
一方、ステップ102の判定で、信号線25cの電位がVaからGNDに変化した場合、制御部15は、スイッチ12が正常に機能していると判定し、ステップ104に進む。その後、制御部15は、所定の時刻になる度に、ステップ101に戻る。情報処理装置11の電源がオフになるまで、制御部15はステップ101〜104の処理を繰り返す。
本実施形態の情報処理装置では、実施例1で詳しく説明したように、装置の開閉状態を検出するスイッチが正常に機能しているか否かを確認可能にしている。スイッチに対する不正改造を検出可能にすることで、装置内部に不正な加工がされているか否かを判定することができる。その結果、装置の開閉状態だけを検出可能な場合に比べて、耐タンパー機能を向上させることができる。
本実施例は、スイッチ12が実施例1とは異なる構成である。
本実施例の情報処理装置の構成を説明する。なお、本実施例では、実施例1と異なる構成について詳しく説明し、実施例1と同様な構成についての詳細な説明を省略する。
図6は本実施例の情報処理装置におけるスイッチの構成を示す図である。図6においても、説明のために、X軸およびZ軸を定義する。
図6に示すように、本実施例の情報処理装置は、上部筺体61と下部筺体63とを有する。上部筺体61にはスイッチ棒押さえ板64が設けられている。図に示さないが、下部筺体63に、図2に示した制御部15、信号線25a〜25c、抵抗素子26a〜26cおよび抵抗素子26a〜26cに電源を供給する回路等が設けられている。異常通知素子41は、装置が閉状態で使用者から見える位置であれば、上部筺体61と下部筺体63のうち、いずれに設けられていてもよい。
下部筺体63にはスイッチ12が設けられている。スイッチ12は、スイッチ棒62と、バネ65と、電磁石67と、3つのセンサ71〜73とを有する。スイッチ棒62は、実施例1で説明した検出片として機能する。スイッチ棒62は、本実施例では材料が鉄の棒状のものであるが、磁性体を含む材料であれば鉄以外の材料であってもよく、また、磁性体を含まない棒状の部材の下端に磁性体を含む部材が貼り付けられていてもよい。電磁石67は制御部15と接続されており、制御部15から電流が供給されると、スイッチ棒62をZ軸のマイナス方向に引きつける。バネ65は弾性体の一例である。
装置開検知センサ71は信号線25aを介して制御部15と接続され、装置閉検知センサ72は信号線25bを介して制御部15と接続され、スイッチ確認センサ73は信号線25cを介して制御部15と接続されている。これら3つのセンサ71〜73は、スイッチ棒62の下端を検出すると、オン信号を制御部15に送信する。なお、スイッチ棒62は、装置が開状態となったとき、装置開検知センサ71がその下端を検出する位置となるように図示しない機構で規制される。
制御部15は、装置開検知センサ71からオン信号を受信する場合、装置が開状態であると認識し、装置閉検知センサ72からオン信号を受信する場合、装置が閉状態であると認識する。また、制御部15は、装置の起動時、所定の時刻、および所定の時間経過毎のうち、少なくともいずれかのタイミングで、電磁石67に電流を供給する。そして、制御部15は、スイッチ確認センサ73から受信する信号がオフ信号のままであると、不正加工されたものと判定し、異常通知素子41に点灯を指示する旨の制御信号を送信する。
なお、本実施例では、3つのセンサ71〜73がスイッチ棒62の下端を検出するものであったが、光をスイッチ棒62に反射させて反射光を検出する反射型フォトインタラプタのようなものであってもよい。この場合、制御部15は、装置が開状態のとき、装置開検知センサ71だけからオン信号を受信し、装置が閉状態のとき、装置開検知センサ71および装置閉検知センサ72のそれぞれからオン信号を受信し、スイッチ確認状態のとき、3つのセンサ71〜73の全てからオン信号を受信することで、それぞれの状態を認識することができる。
次に、本実施例の情報処理装置における、スイッチの動作の確認方法を簡単に説明する。図7はスイッチが機能しているかを確認するときのスイッチの動作状態を示す図である。
図6は装置が閉状態の場合であり、バネ65がスイッチ棒62をZ軸のプラス方向に押しているが、スイッチ棒押さえ板64がスイッチ棒62を上から押えこんでいる。そのため、スイッチ棒62の下端がちょうど装置閉検知センサ72に位置している。この状態では、制御部15は、装置閉検知センサ72からオン信号を受信しており、装置が閉状態であることを認識している。
続いて、図7に示すように、制御部15が電磁石67に電流を供給すると、電磁石67に磁力が発生する。スイッチ棒62が樹脂などで固定されていなければ、スイッチ棒62は電磁石67に引きつけられる。電磁石67がスイッチ棒62を引きつける力の方が、バネ65がスイッチ棒62を押す力よりも強いので、スイッチ棒62はZ軸のマイナス方向に移動する。スイッチ棒62はその下端がスイッチ確認センサ73の位置になるまで下がる。
制御部15は、装置閉検知センサ72から受信する信号がオンからオフに変わり、スイッチ確認センサ73から受信する信号がオフからオンに変わることで、スイッチ12が正常に機能していることを確認することが可能となる。
本実施例では、スイッチ12の構成が実施例1と異なっているが、実施例1と同様な効果が得られる。また、実施例1では、図1に示した動作部13に相当する電磁石がスイッチとは別に設けられていたが、本実施例のように、電磁石がスイッチ内部に含まれていてもよい。
上記の実施例1および実施例2では、図1に示した動作部13が電磁石の場合で説明したが、スイッチ12を開状態および閉状態のうち、いずれの状態も検出しない状態に動作可能であれば電磁石に限らず、他の手段であってもよい。例えば、動作部13がモータであってもよい。実施例2において、電磁石67の代わりにモータを設けた場合について簡単に説明する。
スイッチ棒62の下端とモータの回転軸とを紐状のもので予め接続しておく。スイッチ12が正常に機能するか否かを確認する際、制御部15がモータに電流を供給してモータの回転軸を回転させる。スイッチ棒62が樹脂などで固定されていなければ、スイッチ棒62とモータとを接続する紐状のものがモータに巻き取られ、スイッチ棒62はその下端がスイッチ確認センサ73の位置になるまで下がる。制御部15は、スイッチ確認センサ73から受信する信号がオフからオンに変わると、スイッチ12が正常に機能していることを確認することが可能となる。
10、11 情報処理装置
12 スイッチ
13 動作部
14 通知部
15 制御部
31 電磁石
41 異常通知素子

Claims (5)

  1. 筺体が開状態および閉状態のいずれの状態であるかを検出するスイッチと、
    前記スイッチが前記筺体の前記開状態および閉状態のいずれも検出しないテスト状態に前記スイッチを動作させる動作部と、
    前記動作部を動作させたとき、前記スイッチが前記テスト状態になったか否かに基づいて、前記スイッチが正常であるか否かを判定する制御部と、
    を有する情報処理装置。
  2. 請求項1記載の情報処理装置において、
    前記スイッチは、
    前記筺体が前記閉状態から開状態に変化したとき、所定の方向に物理的に動作することによって前記開状態を検出する検出片を有し、
    前記動作部は、
    前記制御部から動作の指示があると、前記所定の方向とは異なる方向に前記検出片を物理的に動作させる、情報処理装置。
  3. 請求項1または2記載の情報処理装置において、
    前記制御部は、
    自装置の起動時、所定の時刻、および所定の時間経過毎のうち、少なくともいずれかのタイミングで、前記動作部を動作させる、情報処理装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項記載の情報処理装置において、
    使用者に異常を通知するための通知部をさらに有し、
    前記制御部は、
    前記スイッチが正常でないと判定すると、前記通知部を動作させる、情報処理装置。
  5. 筺体が開状態および閉状態のいずれの状態であるかを検出するスイッチと、該スイッチが前記筺体の前記開状態および閉状態のいずれも検出しないテスト状態に該スイッチを動作させる動作部と、制御部とを有する情報処理装置による不正加工検出方法であって、
    前記制御部は所定のタイミングで前記動作部を動作させ、
    前記制御部は、前記スイッチが前記テスト状態になったか否かに基づいて、前記スイッチが正常であるか否かを判定する、不正加工検出方法。
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