JP2013127466A - 試験測定装置及び試験測定装置における方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】周波数帯域における可変な帯域幅に関してトリガをかける。
【解決手段】装置は、入力信号を受けてデジタル信号を生成する入力プロセッサと共に、トリガ・イベント発生時にトリガ信号を生成するトリガ信号生成部を含んでいる。時間周波数変換部は、デジタル信号のデジタル・データのフレームを、異なる周波数幅の少なくとも2つの周波数ビンを有する周波数スペクトラムに変換する。各周波数ビンは、パワー振幅値を有している。少なくとも2つの周波数ビンのいずれかのパワー振幅値が、関連する基準パワー・レベルに違反したときに、トリガ信号が生成される。いつかのケースでは、出力が密度トレースとして示されることがあり、密度トレースのいずれかのポイントが関連する密度しきい値に違反したときにトリガ信号が生成される。
【選択図】図2

Description

本発明は、試験測定装置に関し、特に、周波数領域において使用するトリガに関する。
米国オレゴン州ビーバートンのテクトロニクス社から入手可能なRSA6100、RSA5100、RSA3400ファミリーのようなリアルタイム・スペクトラム・アナログは、RF信号をリアルタイムで捕捉し、分析する。これら試験測定装置は、従来の掃引型スペクトラム・アナライザやベクトル・アナライザとは異なり、シームレスに(途切れなく)RF信号を捕捉し、特定帯域幅内においては、データを取り逃すことがない。
こうした装置は、周波数領域において生じるイベントについてトリガをかける機能を有している。「周波数マスク・トリガ」として知られるこの機能は、米国特許第5103402号(対応日本特許第2517398号)に記載されている。周波数マスク・トリガは、装置の受信システムが供給するリアルタイム・データの周波数スペクトラムを計算し、続いて、その周波数スペクトラムをユーザ定義の周波数マスクと比較する。周波数スペクトラムが周波数マスクに違反する(violate:破る)と、トリガ信号が生成され、これによって、トリガ・イベントと、このトリガ・イベントの直前と直後に生じたものを含めた受信RF信号を表すデータのシームレスな(つなぎ目のない)ブロックが蓄積される。このようにして、周波数マスク・トリガは、単一の特定スペクトラム・イベントが生じるのを待ち受ける。
米国特許第5103402号明細書 米国特許第4870348号明細書
場合によっては、等間隔ではない複数フィルタのグループを通して処理されたイベントについてトリガをかけたいことがある。言い換えると、現在のトリガは、等間隔の複数のフィルタ、つまり、関心のある周波数範囲にわたって一定間隔で配置され、等しい帯域幅の複数のフィルタのグループを通してイベントが処理されたときだけ動作するように構成されている。この制限は、関心のあるスペクトラム帯域に渡って変動する帯域幅におけるスペクトラム測定を含むシステムにおいてトリガをかけるアプリケーションの妨げとなる。
例えば、スペクトラム放射マスク(SEM:spectral emission mask)は、隣接する帯域における干渉を制限するために、定義された通信帯域の内側及び外側両方のエネルギーを測定する方法として、通信システムにおいて一般に使用されている。SEMは、関心のあるスペクトラム帯域に渡って変動する帯域幅中において実行されるスペクトラム的測定値を特定できる。しかし、現在のトリガは単一の幅を有する帯域幅中においてのみ動作するという上述の制限のために、現在のトリガ処理システムでは、SEMとしては効果的に動作できない。
掃引型スペクトラム・アナライザは、SEMを2つの方法で測定する。これは、SEMで定義される帯域全体を狭い分解能帯域幅(RBW)で掃引するようにして、その測定値を数学的に新しい帯域幅に変換する。この方法は、2つの欠点がある。第1に、放射が狭い帯域で測定されると、オリジナルの分解能帯域幅時定数より高速に生じる過渡信号及びインパルス・ノイズは振幅が減少し、測定エラーという結果になる。第2に、測定期間において生じる過渡的な干渉は、完全に取り逃がす。これは、掃引型アナライザは、どの時点においても帯域の小さい部分を測定するだけだからである。分解能帯域幅の外で過渡現象が生じると、それは完全に取りこぼされ、再び測定エラーを生じる。掃引型スペクトラム・アナライザでも、SEMで定義される帯域をセグメント単位で掃引し、SEMで要求される帯域幅に、各セグメントの分解能帯域幅を変化させることで、複数のSEMを測定できる。これによって、上述の第1の決定は除去できるが、セグメント単位の掃引は、単一のRBW掃引よりも実施に時間がかかり、結果として更に多くの情報が失われるので、第2欠点は悪化する。
連続的な時間領域データを周波数領域に変換して用いるスペクトラム・アナライザ(FFTベースのアナライザとも呼ばれ、リアルタイム・スペクトラム・アナライザ(RTSA)でも使用される方法)は、上述の両問題を回避できる。これは、異なる帯域幅における時間領域データを再処理し、組み合わせた結果を生成できる。各帯域幅におけるその分析は、同じ時間領域データに対して実行されるので、掃引型スペクトラム・アナライザに関して上述した両問題を除去できる。しかし、この方法を実施するのに、現在は全てバッチ処理による信号分析方法を用いている。これは、時間領域データを最初にメモリに蓄積し、再度呼び出し、続いて処理しなければならないことを意味する。蓄積、再呼び出し及び処理の時間中に重要な情報が失われれば、取り戻すことはできない。
上述のどの技術も、SEM違反にトリガをかけるには、充分に利用できるものではない。どちらの方法も違反が生じた状況で得られる測定値を保存でき、また、FFTベースの方法は、その基礎となる時間領域データを保存するのに利用できるが、どちらの方法も測定値をリアルタイムでは処理できず、また、両方法とも、入ってくるデータの多くの部分を取り損ねてしまう。
本発明の実施形態は、周波数帯域において帯域幅が可変な周波数マスク・トリガを用いてこうした制限に取り組むもので、この周波数マスク・トリガは通信規格で特定される適切な検出帯域幅において発生する違反を検出でき、違反検出や検出を簡単にするという付加的な利点がある。複数帯域幅における取り込まれた全サンプルは、リアルタイムで処理され、分析中にサンプルを取り損ねることがない。次にこの分析によって、周波数マスクで定義される違反を起こした取り込みを蓄積するためのトリガが生成される。
従って、本発明の実施形態は、その周波数帯域における可変帯域幅に関してトリガをかけることができる周波数マスクを有する試験測定装置を提供するものである。デジタル・データの1フレームが、デジタル信号から、異なる帯域幅を有する少なくとも2つの周波数ビンを有する周波数スペクトラムに変換される。各周波数ビンは、選択されたパワー振幅値も有する。少なくとも2つの周波数ビンのいずれかのパワー振幅値が、関連する基準パワー・レベルに違反すると、トリガ信号が生成される。
具体的には、本発明の概念1は、試験測定装置であって、
入力信号を受けてデジタル信号を生成する入力プロセッサと、
トリガ・イベントの発生時にトリガ信号を生成するトリガ信号生成部と、
上記トリガ信号に応答して上記デジタル信号からデジタル・データのシームレス・ブロックを蓄積するアクイジション・メモリとを具え、
上記トリガ信号生成部が、
上記デジタル信号からのデジタル・データのフレームを、パワー振幅値を夫々有し、異なった周波数幅を有する少なくとも2つの周波数ビンを有する周波数スペクトラムに変換する時間周波数変換部と、
上記少なくとも2つの周波数ビンのいずれかの上記パワー振幅値が関連基準パワー・レベルに違反する(violate:破る)と、上記トリガ信号を生成する回路と
を有している。
本発明の概念2は、上記概念1の試験測定装置であって、上記関連基準パワー・レベルが、スペクトラム放射マスクに従って設定されることを特徴としている。
本発明の概念3は、上記概念1の試験測定装置であって、上記関連基準パワー・レベルが、スペクトラム放射マスク規格に従って設定されることを特徴としている。
本発明の概念4は、上記概念1の試験測定装置であって、上記関連基準パワー・レベルが、ユーザ定義のスペクトラム放射マスクに従って設定されることを特徴としている。
本発明の概念5は、上記概念1の試験測定装置であって、
上記時間周波数変換部が、
上記少なくとも2つの周波数ビンの1つ目に関する上記周波数スペクトラムを生成するために一緒に使用される第1ダウン・コンバート部及び第1時間周波数変換部と、
上記少なくとも2つの周波数ビンの2つ目に関する上記周波数スペクトラムを生成するために一緒に使用される第2ダウン・コンバート部及び第2時間周波数変換部と
を有することを特徴としている。
本発明の概念6は、上記概念5の試験測定装置であって、上記第1ダウン・コンバート部が第1リサンプラであり、上記第2ダウン・コンバート部が第2リサンプラであることを特徴としている。
本発明の概念7は、上記概念5の試験測定装置であって、上記第1ダウン・コンバート部に結合された分解能帯域幅ウィンドウ部と、上記第2ダウン・コンバート部に結合された第2分解能帯域幅ウィンドウ部とを更に具えている。
本発明の概念8は、上記概念1の試験測定装置であって、
上記時間周波数変換部が、
ダウン・コンバート部からの出力を受けて上記少なくとも2つの周波数ビンの1つ目に関する周波数スペクトラムを生成するよう構成される第1時間周波数変換部と、
上記ダウン・コンバート部からの出力を受けて上記少なくとも2つの周波数ビンの2つ目に関する周波数スペクトラムを生成するよう構成される第2時間周波数変換部と
を有することを特徴としている。
本発明の概念9は、上記概念8の試験測定装置であって、上記ダウン・コンバート部に結合される第1分解能帯域幅ウィンドウ部と、第2分解能帯域幅ウィンドウ部とを更に具えている。
本発明の概念10は、上記概念8の試験測定装置であって、上記ダウン・コンバート部がリサンプラであることを特徴としている。
本発明の概念11は、上記概念1の試験測定装置であって、上記デジタル・データのフレームを、第1合成(resultant)帯域幅に従って第1スペクトラム・グループに変換すると共に、第2合成帯域幅に従って第2スペクトラム・グループに変換し、更に、
上記第1スペクトラム・グループを合成して行及び列の配列に配置された複数セルを有する第1ビットマップ・データベースを生成する手段と、
上記第2スペクトラム・グループを合成して行及び列の配列に配置された複数セルを有する第2ビットマップ・データベースを生成する手段と、
複数ポイントを有する密度トレースを生成する手段と
を具え、上記ポイントの夫々の値が、上記第1ビットマップ・データベースの関連する振幅しきい値を上回る1つ以上の上記列の密度と、上記第2ビットマップ・データベースの上記関連する振幅しきい値を上回る1つ以上の上記列の密度とを示すことを特徴としている。
本発明の概念12は、上記概念11の試験測定装置であって、上記トリガ信号を生成する手段が、上記密度トレースのいずれかのポイントが、関連する密度しきい値に違反すると、上記トリガ信号を生成するよう構成されることを特徴としている。
本発明の概念13は、試験測定装置における方法であって、
入力信号を受けてデジタル信号を生成するステップと、
トリガ・イベントの発生時にトリガ信号を生成するステップと、
上記トリガ信号に応答して上記デジタル信号からデジタル・データのシームレス・ブロックをアクイジション・メモリに蓄積するステップとを具え、
上記トリガ信号生成ステップが、
上記デジタル信号からのデジタル・データのフレームを、パワー振幅値を夫々有し、異なった周波数幅を有する少なくとも2つの周波数ビンを有する周波数スペクトラムに変換するステップと、
上記少なくとも2つの周波数ビンのいずれかの上記パワー振幅値が関連基準パワー・レベルに違反すると、上記トリガ信号を生成するステップと
を有している。
本発明の概念14は、上記概念13の方法であって、上記関連基準パワー・レベルが、スペクトラム放射マスクに従って設定されるステップを更に具えることを特徴としている。
本発明の概念15は、上記概念13の方法であって、上記デジタル信号からのデジタル・データのフレームを少なくとも2つの周波数ビンを有する周波数スペクトラムに変換するステップが、
上記少なくとも2つの周波数ビンの1つ目に関する上記周波数スペクトラムを生成するために第1ダウン・コンバート部及び第1時間周波数変換部を一緒に使用するステップと、
上記少なくとも2つの周波数ビンの2つ目に関する上記周波数スペクトラムを生成するために第2ダウン・コンバート部及び第2時間周波数変換部を一緒に使用するステップと
を有することを特徴としている。
本発明の概念16は、上記概念15の方法であって、上記第1時間周波数変換部に関する第1分解能帯域幅を設定し、上記第2時間周波数変換部に関する第2分解能帯域幅を設定するステップを更に具えている。
本発明の概念17は、上記概念13の方法であって、上記デジタル信号からのデジタル・データのフレームを少なくとも2つの周波数ビンを有する周波数スペクトラムに変換するステップが、
ダウン・コンバート部からの出力を受けて、第1時間周波数変換部を用いて上記少なくとも2つの周波数ビンの1つ目に関する周波数スペクトラムを生成するステップと、
上記ダウン・コンバート部からの出力を受けて、第2時間周波数変換部を用いて上記少なくとも2つの周波数ビンの2つ目に関する周波数スペクトラムを生成するステップと
を有することを特徴としている。
本発明の概念18は、上記概念17の方法であって、
上記第1時間周波数変換部に関する第1分解能帯域幅ウィンドウを設定するステップと、
上記第2時間周波数変換部に関する第2分解能帯域幅ウィンドウを設定するステップと
を更に具えている。
本発明の概念19は、上記概念13の方法であって、上記デジタル信号からのデジタル・データのフレームを少なくとも2つの周波数ビンを有する周波数スペクトラムに変換するステップが、
上記デジタル・データのフレームを、第1合成帯域幅に従って第1スペクトラム・グループに変換すると共に、第2合成帯域幅に従って第2スペクトラム・グループに変換するステップと、
上記第1スペクトラム・グループを合成して行及び列の配列に配置された複数セルを有する第1ビットマップ・データベースを生成するステップと、
上記第2スペクトラム・グループを合成して行及び列の配列に配置された複数セルを有する第2ビットマップ・データベースを生成するステップと、
複数ポイントを有する密度トレースを生成するステップと
を具え、上記ポイントの夫々の値が、上記第1ビットマップ・データベースの関連する振幅しきい値を上回る1つ以上の上記列の密度と、上記第2ビットマップ・データベースの上記関連する振幅しきい値を上回る1つ以上の上記列の密度とを示すことを特徴としている。
本発明の概念20は、上記概念19の方法であって、上記トリガ信号を生成するステップが、上記密度トレースのいずれかのポイントが関連する密度しきい値に違反すると、上記トリガ信号を生成するステップを有することを特徴としている。
本発明の目的、効果及び他の新規な点は、以下の詳細な説明を添付の特許請求の範囲及び図面とともに読むことによって明らかとなろう。
図1は、トリガ生成部を有する従来のリアルタイム・スペクトラム・アナライザの機能ブロック図である。 図2は、本発明の実施形態による試験測定装置の一部分の機能ブロック図である。 図3は、本発明の実施形態による試験測定装置の一部分の機能ブロック図である。 図4は、本発明の実施形態によるスペクトラム放射マスクに関連する周波数マスクを有する試験測定装置の出力の各要素の関係を示す図である。 図5は、本発明の実施形態によるビットマップ表示を有する試験測定装置の一部分の機能ブロック図である。 図6は、本発明の実施形態によるビットマップ出力を含む試験測定装置の一部分の機能ブロック図である。
さて、図1を参照すると、無線周波数(RF)入力信号を受ける入力プロセッサ20を有するリアルタイム・スペクトラム・アナライザ10が示されている。入力プロセッサ20は、オプションでイメージ阻止フィルタ22を含み、これに続くミキサ24は、局部発信器(LO)26を用いてフィルタ処理された入力信号を中間周波数(IF)信号に変換する。イメージ阻止フィルタ22は、ローパス・フィルタ、バンドパス・フィルタ又はハイパス・フィルタを用いて実現されても良い。IF信号は、バンドパス・フィルタ28を通過し、続いて後の処理用にデジタル信号を供給するため、アナログ・デジタル変換部30に入力される。デジタル信号は、米国特許第4870348号(対応日本特開平2−36364号)に記載されているようなスペクトログラムの形態などで、モニタ34上に表示するようリアルタイム処理するために、デジタル・シグナル・プロセッサ(DSP)32に入力される。デジタル信号は、アクイジション(取込み)メモリ36及びトリガ生成部40にも入力される。実施形態によっては、アクイジション・メモリ36は、循環型メモリを用いて実現されても良い。トリガ生成部40がトリガ・イベントを検出すると、トリガ信号が生成され、これによって、DSP32によるその次の処理や、リアルタイムではない後処理用に他のプロセッサ(図示せず)に転送したりするために、アクイジション・メモリ36がデジタル信号からのデジタル・データのシームレスなブロックを蓄積する。
図2は、本発明の実施形態による試験測定装置の一部分の機能ブロック図である。入力RF信号は、図1を参照して上述したように、IFに変換されてアナログ・デジタル変換部220に提供され、これがアナログ信号をデジタル形式に変換する。デジタル化信号は、続いて、デジタル・ダウン・コンバージョン処理のために、ダウン・コンバート部230へ渡される。ダウン・コンバート部230は、サンプル・レートを調整するようにしてもよく、これは、後述のように、分解能帯域幅(RBW)を調整する効果がある。ダウン・コンバート部230は、例えば、リサンプラ(再サンプラ)であっても良い。ダウン・コンバート部230の出力は、夫々窓(ウィンドウ)関数を適用するために、出力パスA又はBの夫々に1つの、2つの窓関数処理ブロック240及び242に同時に渡される。高速フーリエ変換部(FFT)250及び252の対は、窓関数処理ブロック240及び242夫々の出力を周波数スペクトラムに変換する。FFT250及び252は、その出力パスに関する所望周波数ビン幅出力又は有効ビン幅出力に応じて、異なる変換を行って良い。言い換えると、出力パスA又はBのいずれかに関する周波数ビンの所望幅を、パス内の構成要素のいずれかの設定によってコントロールしても良い。例えば、出力パスAにおいて、窓関数処理240又はFFT250のいずれかが、特定の周波数ビン幅の出力を生成するように調整される一方で、出力パスBにおいて窓関数処理240又はFFT252が異なる周波数ビン幅となるように調整されても良い。トリガ検出部260、262は、これら夫々の周波数ビン内にトリガしきい値を設定する、つまり、FFT250、252の出力が合成されて最終出力が生成された後に、これらトリガしきい値が単一処理で設定されても良い。複数の周波数ビンに渡るトリガしきい値を組み合わせて、トリガ・マスクを生成する。
ダウン・コンバート部230から広がる2つ別々の出力パスA及びBのみを示しているが、任意数の出力パスがあっても良く、これらの夫々は、特定のRBWに関してトリガを生成できる。
図3は、ダウン・コンバート部334、336があることを除けば、図2のものと似ている。これによって、独立な出力パスA及びBの夫々に関するRBWを、夫々自身の独自のダウン・コンバート部を用いることで、所望幅のRBWに設定可能となる。このような変形は、ダウン・コンバート部の設定を設定するか又は変更するのが、窓関数処理ブロック340、342又はFFT350、352よりも簡単な場合には、好ましいだろう。また、出力パスA及びB中に別々のダウン・コンバート部334、336を使用するこうした変形は、単純な設計事項でもある。図3も、2つの出力パスのみ図示されているが、本発明の実施形態は、任意数の出力パスを含んでいても良い。
使用するシステム又は構成要素の速度に応じて、図2及び3に図示したこれら実施形態は、全部をハードウェアで実施しても良いし、全部を適切なプロセッサ上で動作するソフトウェアで実施しても良いし、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせを用いて実施しても良い。いくつかの実施形態においては、A/Dコンバート部で生成されるデジタル信号が最初に同相信号及び直交信号に変換され、続いて、これら同相信号及び直交信号が処理されてトリガ信号が生成される。しかし、本発明の実施形態においては、複数の異なる帯域幅を処理した後にのみ得られる情報が、信号サンプルの蓄積メモリへの蓄積を開始及び停止するのに利用される。蓄積されたデータは、直交信号サンプルや、単純なIF信号のリアルタイム・サンプルのような他の形式のサンプル・データでも良い。
図4は、本発明の実施形態による複数可変帯域幅周波数マスク・トリガの実際の応用を示している。図4では、一般的な試験測定装置の出力が400に描かれている。単一の被試験信号が410として描かれ、これは複数の領域A〜Eに広がっている。領域A〜Eは、垂直中心ラインに関して対称であり、垂直中心ラインは、出力400を上側区画と下側区画に分割している。明瞭かつ簡単にするため、上側区画についてのみ言及する。区画A、B及びCは、被試験信号が30kHzRBWで分析された領域をカバーする一方、同じ被試験信号が区画D及びEでは1MHzで分析されている。区画Aに関するトリガ・レベル(これは、A領域におけるRBWに関する特有のパワー・レベルである)が、420に描かれている。区画Bに関しては、そのトリガ・レベルが422に設定され、区画Cに関しては424に設定され、区画Dに関しては426に設定され、区画Eに関しては428に設定される。これらトリガ・レベル420〜428は、一緒に採用された場合に周波数マスクを形成し、これはSEMを形成するか、又はSEMに相当する。
動作においては、もし被試験信号410がトリガ420〜428のいずれかに違反すると、回路がトリガ信号を生成し、被試験信号のデジタル・バージョンからデジタル・データのシームレスなブロックをアクイジション・メモリに蓄積させることとなる。トリガに「違反する」とは、ユーザが定義できるパラメータに応じて、「超える」又は「満たない」ことを意味する。
図5は、複数の異なるRBWに渡って周波数トリガを生成する本発明の実施形態による別の方法を示している。図5を参照すると、FFT510、512の対は、デジタル・サンプルの連続的なストリームを、1秒毎に多数のスペクトラム520、522に夫々変換する。別の実施形態では、上述のように、FFTがRBW窓(ウィンドウ)関数処理機能を含んでいても良い。その代わりに、デジタル・サンプルを、チャープZのような他の変換を用いて変換しても良い。ある実施形態では、複数のスペクトラム520、522の夫々の各スペクトラムがラスタライズされて、「ラスタライズ・スペクトラム」530、532を夫々生成する。ラスタライズ・スペクトラムは、連続する行(row)と列(column)として配置されるセルの配列からなり、各行は特定の振幅値を表し、各列は特定の周波数値を表す。各セルの値は、入力信号がその周波数対振幅空間で特定される位置に測定期間中に存在したことを示す「1」(「ヒット」とも呼ぶ)か、存在しなかったこと示す「0」(図中、ブランクのセルとして描かれる)かのいずれかである。ラスタライズ・スペクトラム530、532の対応するセルの値は、一緒に合成されて、ビットマップ・データベース541を形成する。より具体的には、ラスタライズ・スペクトラム530の選択された列と、ラスタライズ・スペクトラム532の選択された列が合成されて、完全なビットマップ・データベース541が作られる。実施形態によっては、中間ステップ(図示せず)が実行され、ここでは、ラスタライズ・スペクトラム530、532を用いた個別のビットマップ・データベースが生成され、続いて、個々のビットマップ・データベースから選択された列が組み合わされてビットマップ・データベース541が作られる。ビットマップ・データベース541の各セルの値は、列毎ベースでラスタライズ・スペクトラム530、532の総数で割り算されるが、それは、測定期間中のヒット総数をラスタライズ・スペクトラム530、532の総数で割り算したものを示し、つまるところ、入力信号が周波数対振幅空間の特定の位置を占めていた測定期間中における時間のパーセント(割合)に相当し、「密度」とも呼ばれる。ラスタライズ・スペクトラム520、522及びビットマップ・データベース541は、図中では単純化のために10個の行と11個の列があるとして描かれているが、実際の実施形態では、ラスタライズ・スペクトラム520、522及びビットマップ・データベース541は、数百の列及び行を持ち得ることが理解できよう。ビットマップ・データベース541は、本質的に3次元ヒストグラムであり、x軸は周波数、y軸は振幅、z軸は密度である。ビットマップ・データベース541は、表示装置上で「ビットマップ」と呼ばれる画像として表示しても良く、各セルの密度は、色で段階化された画素によって表される。これに代えて、ビットマップ・データベース541を記憶装置(図示せず)に記憶するようにしても良い。
スペクトラム520、522を生成するのに異なるFFT510、512が使われたので、同じデジタル信号から生成されたにも関わらず、ラスタライズ・スペクトラム530、532も同様に異なっていると推定される。
図4を参照して上述した試験信号に異なるRBWを用いることと同様に、選択列から最終的に合成した後、ビットマップ・データベース541は、種々の幅を有する列を含む、つまり、異なる周波数幅を表すと推定される。なぜなら、これらを生成するのに、異なるFFT510、512が使われたからである。
ビットマップ・データベース541の周波数ビンの夫々が1つのトリガ・レベルを含んでいても良く、これらの組合せが周波数マスクを形成する。これは、密度しきい値とも呼ばれる。密度しきい値は、複数の異なるFFTが原因で種々の幅を有する複数のビン(最終的にビットマップ・データベース541を形成する)から作られるので、得られるトリガも同様に複数の幅にわたる。
実際においては、密度トレースのいずれかのポイントが、関連する密度しきい値に違反したときにトリガ信号が生成される。
図6は、本発明の実施形態によるビットマップ出力を含む試験測定装置の一部分の機能ブロック図である。システム600は、1対のビットマップ・プロセッサ640、642を含み、これらは、上述のように、複数のスペクトラム、ラスタライズ・スペクトラム、ビットマップ・データベース及び密度しきい値を生成する機能を提供する。ビットマップ・プロセッサ640、642への入力は、夫々のダウン・コンバート部634、636によって供給されるとして図示されている。これは、異なるFFTが最終出力におけるRBWの幅を制御するように使われた場合には、図5に示したものとは異なる実施形態である。図2及び3を参照して上述したように、複数のRBWが異なる幅を有するように生成するどのような方法でも良く、設計上の都合で決定すれば良い。得られる試験測定出力は、密度しきい値として実現される生成された周波数トリガ・マスクと共に、表示装置660上で示されるようにしても良い。実施形態によっては、密度しきい値が表示装置660上に示されるのを隠す選択をユーザができるようにしても良い。説明したどの処理も自動で制御されても良いし、ユーザ・インタフェース602を通してユーザが制御するようにしても良い。
上述の実施形態の多くがユーザ・インタフェースを含んでいるが、これに代えて、他の実施形態においてはパラメータを試験測定装置が自動的に決めるようにしても良いことが理解できよう。
先に図示し説明した実施形態は、リアルタイム・スペクトラム・アナライザで使用された本発明を示しているが、本発明の実施形態は、掃引型スペクトラム・アナライザ、シグナル・アナライザ、ベクトル・アナライザ、オシロスコープなどのような周波数領域信号を表示するどのような種類の試験測定装置において使用しても有益であることが理解できよう。
本発明の種々の実施形態、構成要素は、ハードウェア、ソフトウェア又はこれら2つの組合せによって実現しても良く、更に、汎用プロセッサ、デジタル・シグナル・プロセッサ(DSP)、特定用途向けIC(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)などから構成されても良い。
先の説明から、本発明が、試験測定装置の分野における大きな進歩を表すことが理解されよう。説明の目的で、本発明の具体的な実施形態を図示し説明してきたが、本発明の主旨と範囲を離れることなく、種々の変更が可能なことが理解できるであろう。
205 ミキサ
210 局部発振器
220 アナログ・デジタル変換部
230 デジタル・ダウ262 トリガ検出部
305 ミキサン・コンバート部
240 窓関数処理ブロック
242 窓関数処理ブロック
250 高速フーリエ変換部
252 高速フーリエ変換部
260 トリガ検出部
310 局部発振器
320 アナログ・デジタル変換部
334 デジタル・ダウン・コンバート部
336 デジタル・ダウン・コンバート部
340 窓関数処理ブロック
342 窓関数処理ブロック
350 高速フーリエ変換部
352 高速フーリエ変換部
360 トリガ検出部
362 トリガ検出部
510 高速フーリエ変換部
512 高速フーリエ変換部
520 複数のスペクトラム
522 複数のスペクトラム
530 ラスタライズ・スペクトラム
532 ラスタライズ・スペクトラム
541 ビットマップ・データベース
602 ユーザ・インタフェース
634 デジタル・ダウン・コンバート部
636 デジタル・ダウン・コンバート部
640 ビットマップ・プロセッサ
642 ビットマップ・プロセッサ
650 表示装

Claims (8)

  1. 入力信号を受けてデジタル信号を生成する入力プロセッサと、
    トリガ・イベントの発生時にトリガ信号を生成するトリガ信号生成部と、
    上記トリガ信号に応答して上記デジタル信号からデジタル・データのシームレス・ブロックを蓄積するアクイジション・メモリとを具え、
    上記トリガ信号生成部が、
    上記デジタル信号からのデジタル・データのフレームを、パワー振幅値を夫々有し、異なった周波数幅を有する少なくとも2つの周波数ビンを有する周波数スペクトラムに変換する時間周波数変換部と、
    上記少なくとも2つの周波数ビンのいずれかの上記パワー振幅値が関連基準パワー・レベルに違反すると、上記トリガ信号を生成する回路と
    を有する試験測定装置。
  2. 上記時間周波数変換部が、
    上記少なくとも2つの周波数ビンの1つ目に関する上記周波数スペクトラムを生成するために一緒に使用される第1ダウン・コンバート部及び第1時間周波数変換部と、
    上記少なくとも2つの周波数ビンの2つ目に関する上記周波数スペクトラムを生成するために一緒に使用される第2ダウン・コンバート部及び第2時間周波数変換部と
    を有することを特徴とする請求項1の試験測定装置。
  3. 上記時間周波数変換部が、
    ダウン・コンバート部からの出力を受けて上記少なくとも2つの周波数ビンの1つ目に関する周波数スペクトラムを生成するよう構成される第1時間周波数変換部と、
    上記ダウン・コンバート部からの出力を受けて上記少なくとも2つの周波数ビンの2つ目に関する周波数スペクトラムを生成するよう構成される第2時間周波数変換部と
    を有することを特徴とする請求項1の試験測定装置。
  4. 上記デジタル・データのフレームを、第1合成帯域幅に従って第1スペクトラム・グループに変換すると共に、第2合成帯域幅に従って第2スペクトラム・グループに変換し、更に、
    上記第1スペクトラム・グループを合成して行及び列の配列に配置された複数セルを有する第1ビットマップ・データベースを生成する手段と、
    上記第2スペクトラム・グループを合成して行及び列の配列に配置された複数セルを有する第2ビットマップ・データベースを生成する手段と、
    複数ポイントを有する密度トレースを生成する手段と
    を具え、上記ポイントの夫々の値が、上記第1ビットマップ・データベースの関連する振幅しきい値を上回る1つ以上の上記列の密度と、上記第2ビットマップ・データベースの上記関連する振幅しきい値を上回る1つ以上の上記列の密度とを示すことを特徴とする請求項1の試験測定装置。
  5. 入力信号を受けてデジタル信号を生成するステップと、
    トリガ・イベントの発生時にトリガ信号を生成するステップと、
    上記トリガ信号に応答して上記デジタル信号からデジタル・データのシームレス・ブロックをアクイジション・メモリに蓄積するステップとを具え、
    上記トリガ信号生成ステップが、
    上記デジタル信号からのデジタル・データのフレームを、パワー振幅値を夫々有し、異なった周波数幅を有する少なくとも2つの周波数ビンを有する周波数スペクトラムに変換するステップと、
    上記少なくとも2つの周波数ビンのいずれかの上記パワー振幅値が関連基準パワー・レベルに違反すると、上記トリガ信号を生成するステップと
    を有する試験測定装置における方法。
  6. 上記デジタル信号からのデジタル・データのフレームを少なくとも2つの周波数ビンを有する周波数スペクトラムに変換するステップが、
    上記少なくとも2つの周波数ビンの1つ目に関する上記周波数スペクトラムを生成するために第1ダウン・コンバート部及び第1時間周波数変換部を一緒に使用するステップと、
    上記少なくとも2つの周波数ビンの2つ目に関する上記周波数スペクトラムを生成するために第2ダウン・コンバート部及び第2時間周波数変換部を一緒に使用するステップと
    を有することを特徴とする請求項5の方法。
  7. 上記デジタル信号からのデジタル・データのフレームを少なくとも2つの周波数ビンを有する周波数スペクトラムに変換するステップが、
    ダウン・コンバート部からの出力を受けて、第1時間周波数変換部を用いて上記少なくとも2つの周波数ビンの1つ目に関する周波数スペクトラムを生成するステップと、
    上記ダウン・コンバート部からの出力を受けて、第2時間周波数変換部を用いて上記少なくとも2つの周波数ビンの2つ目に関する周波数スペクトラムを生成するステップと
    を有することを特徴とする請求項5の方法。
  8. 上記デジタル信号からのデジタル・データのフレームを少なくとも2つの周波数ビンを有する周波数スペクトラムに変換するステップが、
    上記デジタル・データのフレームを、第1合成帯域幅に従って第1スペクトラム・グループに変換すると共に、第2合成帯域幅に従って第2スペクトラム・グループに変換するステップと、
    上記第1スペクトラム・グループを合成して行及び列の配列に配置された複数セルを有する第1ビットマップ・データベースを生成するステップと、
    上記第2スペクトラム・グループを合成して行及び列の配列に配置された複数セルを有する第2ビットマップ・データベースを生成するステップと、
    複数ポイントを有する密度トレースを生成するステップと
    を具え、上記ポイントの夫々の値が、上記第1ビットマップ・データベースの関連する振幅しきい値を上回る1つ以上の上記列の密度と、上記第2ビットマップ・データベースの上記関連する振幅しきい値を上回る1つ以上の上記列の密度とを示すことを特徴とする請求項5の方法。
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