JP2013126722A - Injection molding machine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、射出成形機に関する。 The present invention relates to an injection molding machine.
射出成形機は、金型装置のキャビティ空間に溶融した樹脂を充填し、固化させることによって成形品を成形する(例えば特許文献1参照)。金型装置は固定金型及び可動金型で構成され、型締め時に固定金型と可動金型との間にキャビティ空間が形成される。金型装置の型閉じ、型締め、及び型開きは型締装置によって行われる。 An injection molding machine molds a molded product by filling molten resin in a cavity space of a mold apparatus and solidifying the resin (for example, see Patent Document 1). The mold apparatus includes a fixed mold and a movable mold, and a cavity space is formed between the fixed mold and the movable mold when the mold is clamped. Mold closing, mold clamping, and mold opening of the mold apparatus are performed by a mold clamping apparatus.
型締装置は、固定金型が取り付けられる固定プラテンと、可動金型が取り付けられる可動プラテンと、固定プラテンと間隔をおいて配置されるベース部材と、固定プラテンとベース部材とを連結する複数(例えば4本)のタイバーとを備える。可動プラテンがタイバーに沿って進退することによって、金型装置の型閉じ、型締め、及び型開きが行われる。 The mold clamping device includes a fixed platen to which a fixed mold is attached, a movable platen to which a movable mold is attached, a base member that is spaced apart from the fixed platen, and a plurality of ( For example, four tie bars. As the movable platen advances and retreats along the tie bar, the mold device is closed, clamped, and opened.
タイバーには、型締力に対応した引張力が加わるので、型締力に比例して弾性的に伸びる。各タイバーの伸び量を計測することで、金型装置に加わる型締力の偏りの程度を知ることができ、型締力の偏りを低減するように複数のタイバーのバランス調整を行うことができる。このバランス調整では、タイバーに対する固定プラテンの位置、又はタイバーに対するベース部材の位置を調整する。 Since a tensile force corresponding to the mold clamping force is applied to the tie bar, it elastically expands in proportion to the mold clamping force. By measuring the amount of extension of each tie bar, it is possible to know the degree of unevenness of the clamping force applied to the mold apparatus, and it is possible to adjust the balance of multiple tie bars so as to reduce the unevenness of the clamping force. . In this balance adjustment, the position of the fixed platen relative to the tie bar or the position of the base member relative to the tie bar is adjusted.
各タイバーの伸び量(歪み)は、各タイバーに取り付けられる接触式の歪みセンサによって計測される。複数の歪みセンサの検出結果に基づいて、複数のタイバーのバランス調整が行われる。バランス調整後に、歪みセンサはタイバーから取り外される。 The extension amount (strain) of each tie bar is measured by a contact-type strain sensor attached to each tie bar. Based on the detection results of the plurality of strain sensors, the balance adjustment of the plurality of tie bars is performed. After balancing, the strain sensor is removed from the tie bar.
従来、複数のタイバーのバランス調整の度に、各タイバーに歪みセンサを取り付けたり取り外したりする作業が煩雑であった。タイバーの周辺には様々な部品が配置されるので、十分な作業スペースの確保が困難なためである。 Conventionally, each time a balance of a plurality of tie bars is adjusted, the work of attaching or removing a strain sensor to each tie bar has been complicated. This is because it is difficult to secure a sufficient working space because various parts are arranged around the tie bar.
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、複数のタイバーのバランス調整が容易な射出成形機の提供を目的とする。 The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to provide an injection molding machine in which balance adjustment of a plurality of tie bars is easy.
上記課題を解決するため、本発明の一態様による射出成形機は、
固定金型と可動金型に作用する型締力に応じて伸びるタイバーを備える射出成形機において、
前記タイバーには、前記タイバーの伸び量を画像計測するためのマーカが設けられることを特徴とする。
In order to solve the above problems, an injection molding machine according to an aspect of the present invention is provided.
In an injection molding machine equipped with a tie bar that extends according to the clamping force acting on the fixed mold and the movable mold,
The tie bar is provided with a marker for measuring an amount of extension of the tie bar.
本発明によれば、複数のタイバーのバランス調整が容易な射出成形機が提供される。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the injection molding machine with which balance adjustment of a some tie bar is easy is provided.
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明するが、各図面において、同一の又は対応する構成については同一の又は対応する符号を付して説明を省略する。また、型閉じを行う際の可動プラテンの移動方向を前方とし、型開きを行う際の可動プラテンの移動方向を後方として説明する。 DESCRIPTION OF EMBODIMENTS Hereinafter, embodiments for carrying out the present invention will be described with reference to the drawings. In each of the drawings, the same or corresponding components are denoted by the same or corresponding reference numerals, and description thereof will be omitted. Further, a description will be given assuming that the moving direction of the movable platen when performing mold closing is the front and the moving direction of the movable platen when performing mold opening is the rear.
[第1実施形態]
本実施形態の射出成形機は、モータ及びトグル機構を用いる方式の型締装置を備える。
[First Embodiment]
The injection molding machine of this embodiment includes a mold clamping device that uses a motor and a toggle mechanism.
図1は、第1実施形態による射出成形機の型締め時の状態を示す図である。図2は、第1実施形態による射出成形機の型開き時の状態を示す図である。 FIG. 1 is a diagram illustrating a state during mold clamping of the injection molding machine according to the first embodiment. FIG. 2 is a view showing a state when the mold of the injection molding machine according to the first embodiment is opened.
射出成形機10は、固定金型11aが取り付けられる固定プラテン12と、可動金型11bが取り付けられる可動プラテン13と、固定プラテン12と間隔をおいて配設されるベース部材としてのトグルサポート15と、固定プラテン12とトグルサポート15とを連結する複数(例えば4本)のタイバー16とを備える。固定金型11a及び可動金型11bで金型装置11が構成される。
The
固定プラテン12はフレームFrに固定されている。固定プラテン12に対向して可動プラテン13が配設される。可動プラテン13にはタイバー16を貫通させるための図示されないガイド穴が形成される。尚、ガイド穴の代わりに、切欠部を形成するようにしてもよい。可動プラテン13は、タイバー16に沿って進退(図における左右方向に移動)可能に配設される。
The
トグルサポート15は、フレームFrに移動可能に載置されている。トグルサポート15と固定プラテン12との間には、型開閉方向(図における左右方向)に延びる複数のタイバー16が架設されている。タイバー16の前端部(図において右端部)には図示されないネジ部が形成され、該ネジ部にナット14を螺合して締め付けることによって、タイバー16の前端部が固定プラテン12に固定される。同様に、タイバー16の後端部(図において左端部)にはネジ部91が形成され、該ネジ部91に螺合されトグルサポート15に回転可能に支持されるナット92によって、タイバー16の後端部がトグルサポート15に固定される。
The
トグルサポート15と可動プラテン13との間には、トグル機構20が配設される。トグル機構20は、例えば、駆動軸25に取り付けられたクロスヘッド24、クロスヘッド24に揺動可能に取り付けられた第2トグルレバー23、トグルサポート15に揺動可能に取り付けられた第1トグルレバー21、及び、可動プラテン13に揺動可能に取り付けられたトグルアーム22を有する。第1トグルレバー21と第2トグルレバー23との間、及び、第1トグルレバー21とトグルアーム22との間は、それぞれ、リンク結合される。このトグル機構20は、いわゆる内巻五節点ダブルトグル機構であり、上下が対称の構成を有する。
A
トグルサポート15の後端部には、トグル機構20を作動させる型締モータ26が配設される。型締モータ26は、回転運動を往復運動に変換するボールねじ機構等からなる運動方向変換装置(図示せず)を備え、駆動軸25を進退(図における左右方向に移動)させることによって、トグル機構20を作動させることができる。
A
型締モータ26が駆動して、クロスヘッド24を進退させることによって、トグル機構20を作動させることができる。この場合、クロスヘッド24を前進(図における左方向に移動)させると、可動プラテン13が前進させられて型閉が行われる。そして、型締モータ26による推進力にトグル倍率を乗じた型締力が発生させられ、その型締力によって型締が行われる。
The
型締モータ26の駆動は、制御装置60によって制御される。制御装置60は、CPU及びメモリなどを備え、CPUによって演算された結果に応じて、型締モータ26に電流を供給する。尚、固定プラテン12、可動プラテン13、トグルサポート15、タイバー16、トグル機構20、及び型締めモータ26等で型締装置が構成される。
The driving of the
次に、射出成形機10の動作について説明する。射出成形機10の各種動作は、制御装置60による制御下で行われる。
Next, the operation of the
先ず、制御装置60は型閉じ工程を制御する。図2の状態(型開きの状態)において、制御装置60は、型締モータ26に電流を供給して、型締モータ26を正方向に駆動させる。駆動軸25が正方向に回転させられ、駆動軸25は前進(図において右方向に移動)させられる。よって、クロスヘッド24が前進させられ、可動プラテン13が前進して、可動金型11bが固定金型11aに当接させられる。
First, the
続いて、制御装置60は型締め工程を制御する。型締め工程では、制御装置60が型締モータ26を正方向に更に駆動させて、金型装置11に型締力が発生する。この間、固定金型11aと可動金型11bとの間に形成される図示されないキャビティ空間に溶融した樹脂が充填される。
Subsequently, the
キャビティ空間内の樹脂が冷却固化すると、制御装置60は型開き工程を制御する。型開き工程では、制御装置60は、型締モータ26を逆方向に駆動して、駆動軸25を逆方向に回転させる。その結果、クロスヘッド24が後退させられ、可動プラテン13が後退して型開きが行われる。
When the resin in the cavity space is cooled and solidified, the
型開工程が完了すると、可動プラテン13に取り付けられた図示されないエジェクタ装置が作動する。これにより、エジェクタピンが突き出され、可動金型11b内の成形品は可動金型11bより突き出される。
When the mold opening process is completed, an ejector device (not shown) attached to the
ところで、各タイバー16には、型締力に対応して引張力が加わり、型締力に比例して弾性的に伸びる。各タイバー16の伸び量(歪み)を計測することで、金型装置11に加わる型締力の偏りの程度を知ることができ、型締力の偏りを低減するように複数のタイバー16のバランス調整を行うことができる。
By the way, each
各タイバー16には、各タイバー16の伸び量の画像計測に用いられるマーカMが設けられる。各マーカMは、タイバー16によって連結される固定プラテン12とトグルサポート15との間に配置される。各マーカMは、可動プラテン13の移動を妨げないように、型開き時の可動プラテン13の位置よりも後方、又は型締め時の可動プラテン13の位置よりも前方に配置されてよい。
Each
マーカMとしては、例えばシール、光マーカ、又は光反射板等が用いられ、タイバー16の外周面に取り付けられる。図1及び図2に示すマーカMは、白いシールに印刷した黒丸である。尚、マーカMは、タイバー16の外周面に描画または刻印したものでもよい。
As the marker M, for example, a seal, an optical marker, a light reflecting plate, or the like is used, and is attached to the outer peripheral surface of the
マーカMは、各タイバー16に複数(例えば2つ)設けられてよい。各タイバー16に設けられる2つのマーカMは、型締め方向と平行な方向(図における左右方向)に間隔を有する。以下、型締め方向と平行な方向を「第1方向」という。
A plurality (for example, two) of markers M may be provided on each
第1方向におけるマーカ間距離Lの伸び量δLは、下記の式(1)から算出される。ここで、マーカ間距離は、2つのマーカMの中心(本実施形態ではマーカMの黒丸の中心)間の距離のことである。
δL=L−L0・・・(1)
式(1)中、L0は、各タイバー16に引張力(及び圧縮力)が生じていないときの、第1方向におけるマーカ間距離を表す。L0は、例えば定期的に型開き時に計測され、後述の画像処理部80のメモリ等に記憶されおり、必要に応じて読み出される。
The extension amount δL of the marker distance L in the first direction is calculated from the following equation (1). Here, the inter-marker distance is the distance between the centers of the two markers M (in this embodiment, the center of the black circle of the marker M).
δL = L−L0 (1)
In Formula (1), L0 represents the distance between markers in the first direction when no tensile force (and compressive force) is generated in each
第1方向におけるマーカ間距離Lの伸び量δLは、タイバー16の伸び量に比例する。比例定数は予め試験等で求められ、画像処理部80のメモリ等に記憶されており、必要に応じて読み出され、タイバー16の伸び量の算出に用いられる。タイバー16の伸び量は、タイバー16に加わる引張力に比例する。
The extension amount δL of the inter-marker distance L in the first direction is proportional to the extension amount of the
各タイバー16に加わる引張力P(N)は、下記の式(2)から算出される。
P=E×A×δL/L0・・・(2)
式(2)中、Eはタイバー16のヤング率(N/m2)、Aはタイバー16の断面積(m2)を表す。複数のタイバー16は略同じヤング率E、略同じ断面積Aを有してよい。
The tensile force P (N) applied to each
P = E × A × δL / L0 (2)
In formula (2), E represents the Young's modulus (N / m 2 ) of the
型締め時に複数のタイバー16に加わる引張力Pのバラツキが小さいほど、金型装置11に加わる型締力の偏りが小さい。複数のタイバー16においてL0が同じ場合、式(2)から明らかなように、引張力Pのバラツキの代わりに、伸び量δLのバラツキに基づいて、金型装置11に加わる型締力の偏りの程度を判断してもよい。
The smaller the variation in the tensile force P applied to the plurality of tie bars 16 during mold clamping, the smaller the bias of the mold clamping force applied to the
このように、本実施形態では、型締め時に、各タイバー16に設けられるマーカMを用いて各タイバー16の伸び量を画像計測する。なお、画像計測の詳細については後述する。この画像計測では、各タイバー16に部品を取り付けたり取り外したりする作業が不要である。また、画像計測の結果に基づいて、金型装置11に加わる型締力の偏りの程度を知ることができ、金型装置11に加わる型締力の偏りが低減するように複数のタイバー16のバランス調整を行うことができる。このバランス調整は、上述の如く、各タイバー16に部品を取り付けたり取り外したりする作業が不要であるので、容易である。
As described above, in this embodiment, the image of the extension amount of each
尚、本実施形態のマーカMは全て(4本)のタイバー16にそれぞれ設けられているが、簡易的なバランス調整の場合、2本以上のタイバー16にそれぞれ設けられていればよく、全てのタイバー16にそれぞれ設けられていなくてよい。例えば図3に示す4本のタイバー16A〜16Dのうち上側の2本の伸び量は同じ、下側の2本の伸び量は同じであると推定して、上下のバランスを簡易的に調整する場合、上側の2本のうちの1本と、下側の2本のうちの1本とにマーカMが設けられていればよい。同様に、図3に示す4本のタイバー16A〜16Dのうち、左側の2本の伸び量は同じ、右側の2本の伸び量は同じであると推定して、左右のバランスを簡易的に調整する場合、左側の2本のうちの1本と、右側の2本のうちの1本とにマーカMが設けられていればよい。また、上下のバランスと、左右のバランスの両方を簡易的に調整する場合、マーカMは、4本のタイバー16A〜16Dのうちの3本に設けられていればよい。また、本実施形態のマーカMと、従来の型締力センサ(歪みセンサ)とを併用したバランス調整も可能である。
Note that all the markers M of the present embodiment are provided on (four) tie bars 16 respectively, but in the case of simple balance adjustment, it is sufficient that they are provided on two or more tie bars 16, respectively. Each of the tie bars 16 may not be provided. For example, the upper two of the four
図3は、第1実施形態による射出成形機の撮像部の配置を示す図である。図3において図面を見やすくするため、トグル機構20等の図示を省略する。
FIG. 3 is a diagram illustrating the arrangement of the imaging units of the injection molding machine according to the first embodiment. In FIG. 3, the illustration of the
射出成形機10は、図3に示すように、マーカMを含む画像を撮像する撮像部70と、撮像部70によって撮像された画像を画像処理する画像処理部80とを備えてよい。撮像部70及び画像処理部80は、バランス調整の終了後、射出成形機10から撤去され、別の射出成形機10に設置されてもよい。撮像部70及び画像処理部80は、タイバー16から離れた場所に設置されるので、設置や撤去の作業が容易である。尚、本実施形態の射出成形機10は専用の画像処理部80を有するが、制御装置60が画像処理部80の役割を果たしてもよい。
As illustrated in FIG. 3, the
撮像部70は、CCDカメラやCMOSカメラ等のカメラ71を含む。カメラ71は、マーカMを含む画像を撮像し、撮像した画像データを画像処理部80に供給する。カメラ71は、例えば図3に示すように、複数(例えば4本)のタイバー16A〜16Dに設けられるマーカMを含む画像を撮像できる位置に配設されてよい。カメラ71は、タイバー16A〜16Dの斜め上方、側方、又は上方等に配設される。
The
ところで、カメラ71と各タイバー16との間の距離が遠くなるほど、カメラ71によって撮像される画像中において、各タイバー16が短くなり、マーカ間距離が短くなる。
By the way, as the distance between the
そこで、撮像部70は、マーカMの他、射出成形機10に備えられるスケールSを含む画像を撮像してもよい。画像中においてスケールSが示す距離に基づいて、カメラ71と各タイバー16との間の距離の影響を取り除くことができる。スケールSは、型締め時に伸び縮みしない位置に設置され、例えばフレームFrに固定される。スケールSが示す距離(例えば直線状のスケールSの長さSL)は、定期的に定規等で計測され、画像処理部80のメモリ等に記憶され、必要に応じて読み出される。
Therefore, the
図4は、第1実施形態による射出成形機の撮像部によって撮像される画像の一部を示す図である。図4(a)は型締め時の画像、図4(b)は型開き時の画像を示す。図4において図面を見やすくするため、トグル機構20等の画像の図示を省略する。
FIG. 4 is a diagram illustrating a part of an image captured by the imaging unit of the injection molding machine according to the first embodiment. 4A shows an image at the time of mold clamping, and FIG. 4B shows an image at the time of mold opening. In FIG. 4, the illustration of the image of the
撮像部70によって撮像される画像Pには、タイバー16の画像16P(以下、「タイバー画像16P」という)と、スケールSの画像SP(以下、「スケール画像SP」という)が含まれている。各タイバー画像16Pには、マーカMの画像MP(以下、「マーカ画像MP」という)が2つ含まれている。
The image P captured by the
画像処理部80は、撮像部70によって撮像された画像Pを画像処理する。画像処理部80は、例えばCPU、及びメモリ等を含む。画像処理部80は、メモリ等に格納された各種プログラムをCPUに実行させることで、画像処理部80が有する後述の各種機能を実現する。CPUの実行時に発生するデータは、メモリ等に格納される。
The
画像処理部80は、撮像部70によって撮像された画像Pを画像処理し、画像中におけるマーカMの位置を検出することによって、各タイバー16の伸び量を計測する計測部81を含む。マーカ画像MPの位置(画像上の座標)を検出する方法としては、例えば微分フィルタを用いる方法、テンプレートを用いる方法等がある。微分フィルタを用いる方法では、画素の輝度(明度)等が急激に変化する位置(本実施形態ではマーカMの黒丸のエッジの位置)を検出し、マーカ画像MPの中心の画像座標を算出する。テンプレートを用いる方法では、パターンマッチングによってマーカ画像MPの画像座標を検出し、マーカ画像MPの中心の画像座標を算出する。
The
計測部81は、タイバー画像16P毎に、マーカ画像MPの中心間の第1方向における距離LPを画像計測する。計測部81は、画像計測の結果に基づいて、第1方向におけるマーカ間距離Lの伸び量δLを算出する。
The measuring
伸び量δLは、下記の式(4)から算出される。
δL=L0×δLP/LP0・・・(3)
式(3)中、δLP=LP−LP0であって、LP0は、各タイバー16に引張力(及び圧縮力)が生じていないときの、マーカ画像MPの中心間の第1方向における距離を表す。LP0は、例えば、定期的に型開き時のタイバー画像16Pを画像処理して算出されてよい。算出されたLP0は、画像処理部80のメモリ等に記憶され、必要に応じて読み出され、伸び量δLの計測に用いられる。
The elongation amount δL is calculated from the following equation (4).
δL = L0 × δLP / LP0 (3)
In Expression (3), δLP = LP−LP0, and LP0 represents a distance in the first direction between the centers of the marker images MP when the tensile force (and the compressive force) is not generated in each
尚、複数のタイバー16においてL0が同じ場合、各タイバー16の伸び量δLは下記の式(4)から算出されてもよい。
δL=A×(SPL/LP0)×δLP・・・(4)
式(4)中、Aは比例定数、SPLはスケール画像SPが示す距離である。SPL/LP0は、カメラ71と各タイバー16との間の距離の影響を取り除くための補正項である。
When L0 is the same among the plurality of tie bars 16, the elongation amount δL of each
δL = A × (SPL / LP0) × δLP (4)
In Expression (4), A is a proportionality constant, and SPL is a distance indicated by the scale image SP. SPL / LP0 is a correction term for removing the influence of the distance between the
計測部81は、画像計測の結果に基づいて、第1方向におけるマーカ間距離Lの伸び率δL/Lを算出しても良い。この伸び率δL/Lはタイバー16の伸び率と等しい。
The
計測部81は、算出された各タイバー16の伸び率δL/Lに基づいて、各タイバー16に加わる引張力Pを算出してもよい。算出には上記の式(2)が用いられる。型締め時に複数のタイバー16に加わる引張力Pのバラツキが小さいほど、金型装置11に加わる型締力の偏りが小さい。
The measuring
画像処理部80は、撮像部70によって撮像された画像Pを画像処理し、画像中におけるマーカMの位置を検出することによって、タイバー16の撓み量を検出する検出部82を含んでもよい。
The
検出部82は、タイバー画像16P毎に、マーカ画像MPの中心間の第2方向(第1方向と垂直な方向)における距離DP(図4参照)を計測することによって、各タイバー16の撓み量を検出することができる。各タイバー16の撓み量は、距離DPに比例する。比例定数は、予め試験等で求められ、画像処理部80のメモリ等に記憶されており、必要に応じて読み出され、撓み量の検出に用いられる。
For each
このように、本実施形態では、各タイバー16に設けられるマーカMを撮像し、撮像した画像Pを画像処理することによって、各タイバー16の伸び量や撓み量を自動で画像計測することができる。
Thus, in the present embodiment, the marker M provided on each
尚、本実施形態の各タイバー16には、マーカMが2つずつ設けられるが、マーカMの設置数は多種多様であってよい。例えば、各タイバー16にマーカMが1つずつ設けられる場合、型開き時のマーカ画像MPの画像座標と、型締め時のマーカ画像MPの画像座標との変化に基づいて各タイバー16の伸び量や撓み量を自動で画像計測することができる。
Note that two markers M are provided on each
射出成形機10は、バランス調整を自動で行うため、タイバー16の固定プラテン12とトグルサポート15との間の部分16a(以下、「タイバー16の所定部分16a」という)の長さW1(図2参照)をタイバー16毎に調整可能な調整部90を備えてよい。
The
調整部90は、トグルサポート15を貫通するタイバー16の後端部に形成されるネジ部91、ネジ部91に螺合されトグルサポート15に回転可能に支持されたナット92、及びナット92を回転させる調整モータ93等で構成される。ナット92及びネジ部91によって運動方向変換部が構成され、該運動方向変換部においてナット92の回転運動がタイバー16の直線運動に変換される。
The
調整モータ93は、トグルサポート15に対して固定される。調整モータ93は、サーボモータであることが好ましく、回転数を検出するエンコーダとしての回転センサ94を備える。調整モータ93は、ナット92の回転量が所定値になるように、回転センサ94の検出結果に基づいてフィードバック制御される。
The
調整モータ93は、複数(例えば4つ)のナット92に対応して複数(例えば4つ)設けられてよい。尚、調整モータ93は1つのみ設けられ、調整モータ93と複数のナット92との間をナット92毎に接続、切断するギヤ機構が設けられてもよい。
A plurality (for example, four) of
調整部90は、計測部81の計測結果に基づいて、少なくとも1つのタイバー16の所定部分16aの長さW1を調整する。この調整は、調整モータ93を駆動し、ナット92をネジ部91に対して所定量回転させ、トグルサポート15に対するタイバー16の位置を調整することによって行われる。この調整は、型開きの状態で行われてよい。
The
調整部90の動作は、制御装置60によって制御される。例えば、制御装置60は、先ず計測部81の計測結果に基づいて、型締め時における複数のタイバー16に加わる引張力Pのバラツキ(例えば最大値と最小値との差)が設定値以下か否かを判定する。バラツキが設定値を超える場合、例えば、調整部90は引張力Pが最も大きいタイバー16の所定部分16aの長さW1を長くする。或いは、調整部90は引張力Pが最も小さいタイバー16の所定部分16aの長さW1を短くしてもよい。その後、型締め時における複数のタイバー16の伸び量を計測部81が再計測し、再計測の結果に基づいて上記バラツキが設定値以下か否かを制御装置60が再判定してもよい。再判定の結果、上記バラツキが設定値を超える場合、調整部90は少なくとも1つのタイバー16の所定部分16aの長さW1を調整する。一方、上記バラツキが設定値以下の場合、調整部90は調整を行わなくてよい。
The operation of the
このようにして、調整部90は、計測部81の計測結果に基づいて、少なくとも1つのタイバー16の所定部分16aの長さW1を調整して、型締め時に金型装置11に加わる型締力の偏りを低減する。この調整は、制御装置60に接続される入力装置(例えばキーボード)がユーザの指示を受け付けたときに行われてもよいし、定期的に自動で行われてもよい。
In this way, the
また、調整部90は、検出部82の検出結果に基づいて、少なくとも1つのタイバー16の所定部分16aの長さW1を調整してもよい。この調整は、調整モータ93を駆動し、ナット92をネジ部91に対して所定量回転させ、トグルサポート15に対するタイバー16の位置を調整することによって行われる。この調整は、型開きの状態で行われてよい。
The
[第1実施形態の第1変形例]
上記第1実施形態では各タイバー16のカメラ71側にマーカMを設けたのに対し、本変形例では一部のタイバー16のカメラ71側とは反対側にマーカMを設けた点で相違する。以下、相違点を中心に説明する。
[First Modification of First Embodiment]
In the first embodiment, the marker M is provided on the
図5は、第1実施形態の第1変形例による射出成形機の撮像部の配置を示す図であって、図3に相当する図である。 FIG. 5 is a diagram illustrating the arrangement of the imaging unit of the injection molding machine according to the first modification of the first embodiment, and corresponds to FIG. 3.
図中左側の2本のタイバー16A〜16Bのカメラ71側にマーカMが設けられている。一方、図中右側の2本のタイバー16C〜16Dのカメラ71側とは反対側にマーカMが設けられている。
A marker M is provided on the
図中左側の2本のタイバー16A〜16Bに設けられるマーカMを撮像するため、マーカMである光マーカ(例えばLED)から出射した光をカメラ71に向けて反射する反射部材73が図中左側のタイバー16A〜16Bに固定されてよい。反射部材73としては、コーナキューブ等が用いられる。反射部材73は、図中左側のタイバー16A〜16Bに設けられる複数のマーカMに対応して複数設けられてよい。
In order to image the marker M provided on the two
カメラ71によって撮像された画像には、各タイバー16A〜16Dに設けられるマーカMの画像が含まれる。従って、第1実施形態と同様に、各タイバー16A〜16Dの伸び量や撓み量を自動で画像計測することができる。
Images captured by the
[第1実施形態の第2変形例]
上記第1実施形態ではカメラ71が1つだけ設けられているのに対し、本変形例ではカメラ71が複数設けられる点で相違する。以下、相違点を中心に説明する。
[Second Modification of First Embodiment]
While only one
図6は、第1実施形態の第2変形例による射出成形機の撮像部の配置を示す図であって、図3に相当する図である。 FIG. 6 is a diagram illustrating the arrangement of the imaging unit of the injection molding machine according to the second modification of the first embodiment, and corresponds to FIG.
一のカメラ71Lは、図中左側の2本のタイバー16A〜16BのマーカMを撮像できる位置に配設され、他のカメラ71Rは図中右側の2本のタイバー16C〜16DのマーカMを撮像できる位置に配設される。複数のカメラ71L、71Rは、略同一のタイミングで撮像した画像データを画像処理部80に供給する。
One
複数のカメラ71L、71Rによって略同一のタインミグで撮像された複数の画像には、各タイバー16A〜16Dに設けられるマーカMの画像が含まれる。従って、第1実施形態と同様に、各タイバー16A〜16Dの伸び量や撓みを自動で画像計測することができる。
The plurality of images captured by the plurality of
[第2実施形態]
上記第1実施形態の射出成形機は、モータ及びトグル機構を用いる方式の型締装置を備える。これに対し、本実施形態の射出成形機は、型開閉動作にはリニアモータを用い、型締め動作には電磁石の吸着力を利用した型締装置を備える点で相違する。
[Second Embodiment]
The injection molding machine according to the first embodiment includes a mold clamping device using a motor and a toggle mechanism. On the other hand, the injection molding machine of the present embodiment is different in that a linear motor is used for the mold opening / closing operation and a mold clamping device that uses the attractive force of the electromagnet is used for the mold clamping operation.
図7は、第2実施形態による射出成形機の型締め時の状態を示す図である。図8は、第2実施形態による射出成形機の型開き時の状態を示す図である。 FIG. 7 is a view showing a state at the time of mold clamping of the injection molding machine according to the second embodiment. FIG. 8 is a view showing a state when the mold of the injection molding machine according to the second embodiment is opened.
射出成形機110は、固定金型111aが取り付けられる固定プラテン112と、可動金型111bが取り付けられる可動プラテン113と、固定プラテン112と間隔をおいて配設されるベース部材としてのリヤプラテン115と、固定プラテン112とリヤプラテン115とを連結する複数(例えば4本)のタイバー116とを備える。
The
固定プラテン112は、型開閉方向(図において左右方向)に延びるガイドGdに沿って移動可能な位置調整ベースBa上に設けられてよい。ガイドGdは例えばフレームFr上に敷設される2本のレールよりなる。尚、固定プラテン112はフレームFr上に載置されてもよい。固定プラテン112と対向して可動プラテン113が配設される。
The
可動プラテン113は可動ベースBb上に固定され、可動ベースBbはガイドGd上を走行可能である。これにより、可動プラテン113は、固定プラテン112に対して型開閉方向に移動可能である。可動プラテン113には、タイバー116を貫通させるための図示されないガイド穴が形成される。尚、ガイド穴の代わりに、切欠部を形成するようにしてもよい。可動プラテン113は、タイバー116に沿って進退(図における左右方向に移動)可能に配設される。
The
リヤプラテン115は、脚部115aを介してフレームFrに固定される。リヤプラテン115と固定プラテン112との間には、型開閉方向(図2における左右方向)に延びる複数のタイバー116が架設されている。タイバー116の前端部(図において右端部)にはネジ部191が形成され、該ネジ部191に螺合され固定プラテン112に回転可能に支持されるナット192によって、タイバー116の前端部が固定プラテン112に固定される。タイバー116の後端部はリヤプラテン115に固定される。
The
固定プラテン112には固定金型111aが、可動プラテン113には可動金型111bがそれぞれ取り付けられ、可動プラテン113の進退に伴って固定金型111aと可動金型111bとが接離させられ、型閉じ、型締め及び型開きが行われる。尚、型締めが行われるのに伴って、固定金型111aと可動金型111bとの間に図示されないキャビティ空間が形成され、キャビティ空間に溶融した樹脂が充填される。固定金型111a及び可動金型111bによって金型装置111が構成される。
A fixed
吸着板122は、可動プラテン113と平行に配設される。吸着板122は取付板127を介してスライドベースSbに固定され、スライドベースSbはガイドGd上を走行可能である。これにより、吸着板122は、リヤプラテン115よりも後方において進退自在となる。吸着板122は、磁性材料で形成されてよい。尚、取付板127はなくてもよく、この場合、吸着板122はスライドベースSbに直に固定される。
The
ロッド139は、後端部において吸着板122と連結させて、前端部において可動プラテン113と連結させて配設される。したがって、ロッド139は、型閉じ時に吸着板122が前進するのに伴って前進させられて可動プラテン113を前進させ、型開き時に吸着板122が後退するのに伴って後退させられて可動プラテン113を後退させる。そのために、リヤプラテン115の中央部分にロッド139を貫通させるためのロッド孔141が形成される。
The
リニアモータ128は、可動プラテン113を進退させるための型開閉駆動部であって、例えば可動プラテン113に連結された吸着板122とフレームFrとの間に配設される。尚、リニアモータ128は可動プラテン113とフレームFrとの間に配設されてもよい。
The
リニアモータ128は、固定子129、及び可動子131を備える。固定子129は、フレームFr上において、ガイドGdと平行に、かつ、スライドベースSbの移動範囲に対応させて形成される。可動子131は、スライドベースSbの下端において、固定子129と対向させて、かつ、所定の範囲にわたって形成される。
The
可動子131は、コア134及びコイル135を備える。そして、コア134は、固定子129に向けて突出させて、所定のピッチで形成された複数の磁極歯133を備え、コイル135は、各磁極歯133に巻装される。尚、磁極歯133は可動プラテン113の移動方向に対して直角の方向に、互いに平行に形成される。また、固定子129は、図示されないコア、及び該コア上に延在させて形成された図示されない永久磁石を備える。該永久磁石は、N極及びS極の各磁極を交互に着磁させることによって形成される。可動子131の位置を検出する位置センサ153が配置される。
The
コイル135に所定の電流を供給することによってリニアモータ128を駆動すると、可動子131が進退させられる。それに伴って、吸着板122及び可動プラテン113が進退させられ、型閉じ及び型開きを行うことができる。リニアモータ128は、可動子131の位置が設定値になるように、位置センサ153の検出結果に基づいてフィードバック制御される。
When the
尚、本実施の形態においては、固定子129に永久磁石を、可動子131にコイル135を配設するようになっているが、固定子にコイルを、可動子に永久磁石を配設することもできる。その場合、リニアモータ128が駆動されるのに伴って、コイルが移動しないので、コイルに電力を供給するための配線を容易に行うことができる。
In the present embodiment, a permanent magnet is disposed on the
尚、型開閉駆動部として、リニアモータ128の代わりに、回転モータ及び回転モータの回転運動を直線運動に変換するボールネジ機構、又は油圧シリンダ若しくは空気圧シリンダなどの流体圧シリンダなどが用いられてもよい。
As the mold opening / closing drive unit, instead of the
電磁石ユニット137は、リヤプラテン115と吸着板122との間に吸着力を生じさせる。この吸着力は、ロッド139を介して可動プラテン113に伝達し、可動プラテン113と固定プラテン112との間に型締力が生じる。
The
尚、固定プラテン112、可動プラテン113、リヤプラテン115、タイバー116、吸着板122、リニアモータ128、電磁石ユニット137、及びロッド139等で型締装置が構成される。
The fixed
電磁石ユニット137は、リヤプラテン115側に形成された電磁石149、及び吸着板122側に形成された吸着部151からなる。吸着部151は、吸着板122の吸着面(前端面)の所定の部分、例えば、吸着板122においてロッド139を包囲し、かつ、電磁石149と対向する部分に形成される。また、リヤプラテン115の吸着面(後端面)の所定の部分、例えば、ロッド139のまわりには、電磁石149のコイル148を収容する溝145が形成される。溝145より内側にコア146が形成される。コア146の周りにコイル148が巻装される。リヤプラテン115のコア146以外の部分にヨーク147が形成される。
The
尚、本実施形態においては、リヤプラテン115とは別に電磁石149が、吸着板122とは別に吸着部151が形成されるが、リヤプラテン115の一部として電磁石を、吸着板122の一部として吸着部を形成してもよい。また、電磁石と吸着部の配置は逆であってもよい。例えば、吸着板122側に電磁石149を設け、リヤプラテン115側に吸着部151を設けてもよい。
In the present embodiment, the
電磁石ユニット137において、コイル148に電流を供給すると、電磁石149が駆動され、吸着部151を吸着し、型締力を発生させることができる。
When an electric current is supplied to the
射出成形機110のリニアモータ128及び電磁石149の駆動は、制御装置160によって制御される。制御装置160は、CPU及びメモリなどを備え、CPUによって演算された結果に応じて、リニアモータ128のコイル135や電磁石149のコイル148に電流を供給する。
The driving of the
次に、射出成形機110の動作について説明する。射出成形機110の各種動作は、制御装置160による制御下で行われる。
Next, the operation of the
先ず、制御装置160は型閉じ工程を制御する。図8の状態(型開きの状態)において、制御装置160は、コイル135に電流を供給して、リニアモータ128を駆動する。可動プラテン113が前進して、可動金型111bが固定金型111aに当接させられる。このとき、リヤプラテン115と吸着板122との間、即ち電磁石149と吸着部151との間には、ギャップが形成される。尚、型閉じに必要とされる力は、型締力と比較されて十分に小さくされる。
First, the
続いて、制御装置160は型締め工程を制御する。型締め工程では、制御装置160は、電磁石149のコイル148に電流を供給し、電磁石149に吸着部151を吸着する。この吸着力は、ロッド139を介して可動プラテン113に伝達し、可動プラテン113と固定プラテン112との間に型締力が生じる。この間、固定金型111aと可動金型111bとの間に形成される図示されないキャビティ空間に溶融した樹脂が充填される。キャビティ空間内の樹脂が冷却固化すると、制御装置160は電磁石149のコイル148への電流供給を停止する。
Subsequently, the
次いで、制御装置160は型開き工程を制御する。制御装置160は、リニアモータ128を駆動する。可動プラテン113が後退し、図8に示すように、可動金型111bが後退して型開きが行われる。
Next, the
型開工程が完了すると、可動プラテン113に取り付けられた図示されないエジェクタ装置が作動する。これにより、エジェクタピンが突き出され、可動金型111b内の成形品は可動金型111bより突き出される。
When the mold opening process is completed, an ejector device (not shown) attached to the
ところで、各タイバー116には、型締力に対応して引張力が加わり、型締力に比例して弾性的に伸びる。各タイバー116の伸び量(歪み)を計測することで、金型装置111に加わる型締力の偏りの程度を知ることができ、型締力の偏りを低減するように複数のタイバー116のバランス調整を行うことができる。
By the way, each
各タイバー116には、各タイバー116の伸び量の画像計測に用いられるマーカMが設けられる。各マーカMは、タイバー116によって連結される固定プラテン112とリヤプラテン115との間に配置される。各マーカMは、可動プラテン113の移動を妨げないように、型開き時の可動プラテン113の位置よりも後方、又は型締め時の可動プラテン113の位置よりも前方に配置されてよい。
Each
マーカMは、各タイバー116に複数(例えば2つ)設けられてよい。各タイバー16に設けられる2つのマーカMは、型締め方向と平行な方向(図における左右方向)に間隔を有する。以下、型締め方向と平行な方向を「第1方向」という。第1方向におけるマーカ間距離Lを画像計測することで、各タイバー116の伸び量を計測することができる。
A plurality (for example, two) of markers M may be provided on each
このように、本実施形態では、第1実施形態と同様に、型締め時に、各タイバー116に設けられるマーカMを用いて各タイバー116の伸び量を画像計測する。この画像計測では、タイバー116に部品を取り付けたり取り外したりする作業が不要である。また、画像計測の結果に基づいて、金型装置111に加わる型締力の偏りの程度を知ることができ、金型装置111に加わる型締力の偏りが低減するように複数のタイバー116のバランス調整を行うことができる。このバランス調整は、上述の如く、各タイバー116に部品を取り付けたり取り外したりする作業が不要であるので、容易である。
As described above, in the present embodiment, as in the first embodiment, when the mold is clamped, the extension amount of each
尚、本実施形態でも、第1実施形態と同様に、マーカMは2本以上のタイバー116にそれぞれ設けられていればよく、全てのタイバー116にそれぞれ設けられていなくてよい。また、本実施形態のマーカMと、従来の型締力センサ(歪みセンサ)とを併用したバランス調整も可能である。 In the present embodiment, as in the first embodiment, the marker M may be provided on each of the two or more tie bars 116, and may not be provided on all the tie bars 116. Further, balance adjustment using the marker M of the present embodiment and a conventional mold clamping force sensor (distortion sensor) is also possible.
図9は、第2実施形態による射出成形機の撮像部の配置を示す図である。図9において図面を見やすくするため、ロッド139等の図示を省略する。
FIG. 9 is a diagram illustrating the arrangement of the imaging units of the injection molding machine according to the second embodiment. In FIG. 9, illustration of the
射出成形機110は、図9に示すように、マーカMを含む画像を撮像する撮像部70と、撮像部70によって撮像された画像を画像処理する画像処理部80とを備えてよい。撮像部70及び画像処理部80は、バランス調整の終了後、射出成形機110から撤去され、別の射出成形機110に設置されてもよい。撮像部70及び画像処理部80は、タイバー116から離れた場所に設置されるので、設置や撤去の作業が容易である。尚、本実施形態の射出成形機110は専用の画像処理部80を有するが、制御装置60が画像処理部80の役割を果たしてもよい。
As illustrated in FIG. 9, the
撮像部70は、CCDカメラやCMOSカメラ等のカメラ71を含む。カメラ71は、マーカMを含む画像を撮像し、撮像した画像データを画像処理部80に供給する。カメラ71は、例えば図9に示すように、複数(例えば4本)のタイバー116A〜116Dに設けられるマーカMを含む画像を撮像できる位置に配設されてよい。
The
ところで、カメラ71と各タイバー116との間の距離が遠くなるほど、カメラ71によって撮像される画像中において各タイバー116が小さくなり、各タイバー116の画像中におけるマーカ間距離が短くなる。
By the way, the longer the distance between the
そこで、撮像部70は、マーカMの他、射出成形機110に備えられるスケールSを含む画像を撮像してもよい。画像中においてスケールSが示す距離に基づいて、カメラ71と各タイバー116との間の距離の影響を取り除くことができる。スケールSは、型締め時に伸び縮みしない位置に設置され、例えばフレームFrに固定される。スケールSが示す距離(例えば直線状のスケールSの長さSL)は、定期的に定規等で計測され、画像処理部80のメモリ等に記憶され、必要に応じて読み出される。
Therefore, the
尚、カメラ71は、図5に示すようにタイバーのカメラ側とは反対側に設けられるマーカを撮像してもよい。また、カメラ71は、図6に示すように複数設けられてもよい。
The
画像処理部80は、撮像部70によって撮像された画像を画像処理し、画像中におけるマーカMの位置を検出することによって、各タイバー116の伸び量を計測する計測部81を含む。尚、撮像部70によって撮像される画像は、図4と同様であるので、図示を省略する。
The
計測部81は、タイバー画像毎に、マーカ画像の中心間の第1方向における距離LP(図4参照)を画像計測する。計測部81は、画像計測の結果に基づいて、第1方向におけるマーカ間距離Lの伸び量δLを算出し、タイバー116の伸び量を算出する。
The
計測部81は、画像計測の結果に基づいて、第1方向におけるマーカ間距離Lの伸び率δL/Lを算出しても良い。この伸び率δL/Lはタイバー116の伸び率と等しい。
The
計測部81は、算出された各タイバー116の伸び率δL/Lに基づいて、各タイバー116に加わる引張力Pを算出してもよい。算出には上記の式(2)が用いられる。型締め時に複数のタイバー116に加わる引張力Pのバラツキが小さいほど、金型装置111に加わる型締力の偏りが小さい。
The measuring
尚、計測部81は、画像計測に際し、スケール画像SPが示す距離(例えば直線状のスケール画像SPの長さSPL)に基づいて、カメラ71と各タイバー116との間の距離の影響を取り除いてよい。
Note that the
画像処理部80は、撮像部70によって撮像された画像を画像処理し、画像中におけるマーカMの位置を検出することによって、タイバー116の撓み量を検出する検出部82を含んでもよい。
The
検出部82は、タイバー画像毎に、マーカ画像の中心間の第2方向(第1方向と垂直な方向)における距離DP(図4参照)を計測することによって、各タイバー116の撓み量を検出することができる。各タイバー116の撓み量は、距離DPに比例する。比例定数は、予め試験等で求められ、画像処理部80のメモリ等に記憶されており、必要に応じて読み出され、撓み量の検出に用いられる。
The
このように、本実施形態では、各タイバー116に設けられるマーカMを撮像し、撮像した画像を画像処理することによって、各タイバー116の伸び量や撓み量を自動で画像計測することができる。
As described above, in the present embodiment, the marker M provided on each
尚、本実施形態の各タイバー116には、マーカMが2つずつ設けられるが、マーカMの設置数は多種多様であってよい。例えば、各タイバー116にマーカMが1つずつ設けられる場合、型開き時のマーカ画像MPの画像座標と、型締め時のマーカ画像MPの画像座標との変化に基づいて各タイバー116の伸び量や撓み量を自動で画像計測することができる。
Note that two markers M are provided on each tie bar 116 of the present embodiment, but the number of markers M may be various. For example, when one marker M is provided for each
射出成形機110は、バランス調整を自動で行うため、タイバー116の固定プラテン112とリヤプラテン115との間の部分116a(以下、「タイバー116の所定部分116a」という)の長さW2(図8参照)をタイバー116毎に調整可能な調整部190を備えてよい。
Since the
調整部190は、固定プラテン112を貫通するタイバー116の前端部に形成されるネジ部191、ネジ部191に螺合され固定プラテン112に回転可能に支持されたナット192、及びナット192を回転させる調整モータ193等で構成される。ナット192及びネジ部191によって運動方向変換部が構成され、該運動方向変換部においてナット192の回転運動がタイバー116の直線運動に変換される。
The
調整モータ193は、固定プラテン112に対して固定される。調整モータ193は、サーボモータであることが好ましく、回転数を検出するエンコーダとしての回転センサ194を備える。調整モータ193は、ナット192の回転量が所定値になるように、回転センサ194の検出結果に基づいてフィードバック制御される。
The
調整モータ193は、複数(例えば4つ)のナット192に対応して複数(例えば4つ)設けられてよい。尚、調整モータ193は1つのみ設けられ、調整モータ193と複数のナット192との間をナット192毎に接続、切断するギヤ機構が設けられてもよい。
A plurality (for example, four) of
調整部190は、計測部81の計測結果に基づいて、少なくとも1つのタイバー116の所定部分116aの長さW2を調整する。この調整は、調整モータ193を駆動し、ナット192をネジ部191に対して所定量回転させ、固定プラテン112に対するタイバー116の位置を調整することによって行われる。この調整は、型開きの状態で行われてよい。
The
調整部190の動作は、制御装置160によって制御される。例えば、制御装置160は、先ず計測部81の計測結果に基づいて、型締め時における複数のタイバー116に加わる引張力Pのバラツキ(例えば最大値と最小値との差)が設定値以下か否かを判定する。バラツキが設定値を超える場合、例えば、調整部190は引張力Pが最も大きいタイバー116の所定部分116aの長さW2を長くする。或いは、調整部190は引張力Pが最も小さいタイバー116の所定部分116aの長さW2を短くしてもよい。その後、型締め時における複数のタイバー116の伸び量を計測部81が再計測し、再計測の結果に基づいて上記バラツキが設定値以下か否かを制御装置160が再判定してもよい。再判定の結果、上記バラツキが設定値を超える場合、調整部190は少なくとも1つのタイバー116の所定部分116aの長さW2を調整する。一方、上記バラツキが設定値以下の場合、調整部190は調整を行わなくてよい。
The operation of the
このようにして、調整部190は、計測部81の計測結果に基づいて、少なくとも1つのタイバー116の所定部分116aの長さW2を調整して、型締め時に金型装置111に加わる型締力の偏りを低減する。この調整は、制御装置60に接続される入力装置(例えばキーボード)がユーザの指示を受け付けたときに行われてもよいし、定期的に自動で行われてもよい。
In this way, the
また、調整部190は、検出部82の検出結果に基づいて、少なくとも1つのタイバー116の所定部分116aの長さW2を調整してもよい。この調整は、調整モータ193を駆動し、ナット192をネジ部191に対して所定量回転させ、固定プラテン112に対するタイバー116の位置を調整することによって行われる。この調整は、型開きの状態で行われてよい。
Further, the
以上、本発明の実施形態等について説明したが、本発明は、上記の実施形態等に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上記の実施形態等に種々の変形や置換を加えることができる。 Although the embodiments of the present invention have been described above, the present invention is not limited to the above-described embodiments and the like, and various modifications and changes can be made to the above-described embodiments and the like without departing from the scope of the present invention. Substitutions can be added.
例えば、上記の実施形態等において、マーカMは、複数のタイバーのバランス調整に用いられるが、型締め工程における型締力の計測に用いられてもよい。 For example, in the above-described embodiment and the like, the marker M is used for balance adjustment of a plurality of tie bars, but may be used for measurement of mold clamping force in the mold clamping process.
10 射出成形機
11 金型装置
11a 固定金型
11b 可動金型
12 固定プラテン
13 可動プラテン
15 トグルサポート(ベース部材)
16 タイバー
70 撮像部
71 カメラ
80 画像処理部
81 計測部
82 検出部
90 調整部
M マーカ
S スケール
DESCRIPTION OF
16
Claims (5)
前記タイバーには、前記タイバーの伸び量を画像計測するためのマーカが設けられることを特徴とする射出成形機。 In an injection molding machine equipped with a tie bar that extends according to the clamping force acting on the fixed mold and the movable mold,
The tie bar is provided with a marker for measuring an amount of extension of the tie bar.
該撮像部によって撮像される画像を画像処理し、該画像中における前記マーカの位置を検出することによって、前記タイバーの伸び量を計測する計測部とをさらに備える請求項1に記載の射出成形機。 An imaging unit that captures an image including the marker;
The injection molding machine according to claim 1, further comprising: a measurement unit that performs image processing on an image picked up by the image pickup unit and detects a position of the marker in the image to measure an extension amount of the tie bar. .
前記撮像部は、前記複数のマーカを含む画像を撮像し、
前記計測部は、前記撮像部によって撮像される画像を画像処理し、前記型締め方向と平行な方向におけるマーカ間距離を検出することによって、前記タイバーの伸び量を計測する請求項2に記載の射出成形機。 The tie bar is provided with a plurality of the markers, and the plurality of markers have an interval in a direction parallel to the clamping direction,
The imaging unit captures an image including the plurality of markers,
The measurement unit according to claim 2, wherein the measurement unit performs image processing on an image captured by the imaging unit, and measures an extension amount of the tie bar by detecting an inter-marker distance in a direction parallel to the clamping direction. Injection molding machine.
複数の前記タイバーによって前記固定プラテンと連結され、前記固定プラテンと間隔をおいて配設されるベース部材と、
前記各タイバーの前記固定プラテンと前記ベース部材との間の部分の長さを前記タイバー毎に調整可能な調整部とを備え、
該調整部は、前記計測部の計測結果に基づいて、少なくとも1つの前記タイバーの前記部分の長さを調整する請求項2〜4のいずれか一項記載の射出成形機。 A stationary platen to which a stationary mold is attached;
A base member connected to the fixed platen by a plurality of the tie bars and disposed at a distance from the fixed platen;
An adjustment unit capable of adjusting the length of the portion between the fixed platen and the base member of each tie bar for each tie bar;
The injection molding machine according to any one of claims 2 to 4, wherein the adjustment unit adjusts the length of the portion of at least one of the tie bars based on a measurement result of the measurement unit.
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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