JP2013126193A - 波長冗長装置及び方法並びにこれを用いた波長多重光伝送システム及び方法 - Google Patents

波長冗長装置及び方法並びにこれを用いた波長多重光伝送システム及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】専用の波長を使用することなく、1:N冗長方式を実現することが可能となる、波長冗長装置等を提供する。
【解決手段】波長冗長装置11は、複数のトランスポンダ41,42,43のいずれかに障害が発生したとき、障害が発生したトランスポンダで処理されるべき光信号を、冗長用トランスポンダ34へ出力し、冗長用トランスポンダ44で処理された光信号44aを、障害が発生したトランスポンダから出力されるべき波長の光信号として冗長用トランスポンダ44から出力させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば海洋WDM(Wavelength Division Multiplexing)伝送システムに用いられる1:N波長冗長方法に関し、詳しくはその波長冗長装置及び方法、並びにこれを用いた波長多重光伝送システム及び方法に関する。
図5は、関連技術の波長多重光伝送システムを示すブロック図である。図6は、図5の波長多重光伝送システムで用いられる光信号を示すグラフである。以下、これらの図面に基づき説明する。
関連技術の波長多重光伝送システム10aは、波長冗長装置11a、トランスポンダ41,42,43、冗長用トランスポンダ44a、波長多重分離装置51、光増幅器61等を備える。
伝送信号としての光信号31,32,33は、波長冗長装置11aを介して、それぞれトランスポンダ41,42,43へ出力される。ここで「出力される」は、「インタフェースされる」と言うこともできる。各トランスポンダ41,42,43から出力された光信号31a,32a,33aは、波長多重分離装置51へ出力されてWDM信号として波長多重・分離され、光増幅器61を介して光伝送路91へ出力される(図6[A])。
例えばトランスポンダ42に異常が発生した場合、波長冗長装置11aは、トランスポンダ42に入力される光信号32を冗長用トランスポンダ44に分配する。冗長用トランスポンダ44から出力される光信号34a’は、予め指定された波長に設定されており、波長多重分離装置52で他のトランスポンダ41,43の光信号31a,33aとともにWDM信号の一部として多重・分離が実施される(図6[B])。
図7は、関連技術の波長多重光伝送システムを用いた海洋WDM伝送システムを示すブロック図である。以下、この図面に基づき説明する。
海洋WDM伝送システム100aは、一つの伝送路区間20で双方向の信号に対応するため、同じ構成の波長多重光伝送システム10a,10bを対向させたものである。波長多重光伝送システム10bは、波長多重光伝送システム10aと同様、波長冗長装置12a、トランスポンダ45,46,47、冗長用トランスポンダ48a、波長多重分離装置52、光増幅器62等を備える。波長多重光伝送システム10aに入力される光信号31,32,33は、波長多重光伝送システム10aで処理されて光伝送路91を介して波長多重光伝送システム10bへ送出される。同様に、波長多重光伝送システム10bに入力される光信号35,36,37は、波長多重光伝送システム10bで処理されて光伝送路91を介して波長多重光伝送システム10aへ送出される。
次に、関連技術の波長多重光伝送システムの詳しい例として、特許文献1に開示された波長多重光伝送システムについて説明する。
図8に示す波長多重光伝送システムは、一例として光波長多重における光波長数を、現用システム用として8波長、予備システム用として1波長の合計9波長としたものであり、双方向機能を有するものである。なお、この波長多重光伝送システムとしては、光伝送端局装置の現用システムの光波長数が8波長以外のN波長の場合でも、N:1冗長切替が可能な構成とすることができる。
トランスポンダとしての光伝送端局装置111〜114は、それぞれ二つの現用システム121〜128を備えている。各現用システム121〜128は、フレーム処理機能と誤り訂正機能を有し、送受信機能に従って、入力される光信号101〜108又は光信号301〜308の信号処理と、光波長変換機能を有する。
また、波長冗長装置としてのN:1冗長切替装置151の、一部を構成する予備システム131は、現用システム121〜128と同一機能を有し、且つ光伝送端局装置111〜114が発信側にある場合、処理する光信号のオーバーヘッドに自局切替情報702を挿入し、光伝送端局装置111〜114が受信側にある場合、処理する光信号のオーバーヘッドに挿入された対向局切替情報701を抽出する機能を有している。つまり、予備システム131は、冗長用トランスポンダとして動作するものである。
また、各光伝送端局装置111〜114では、現用システム121〜128の障害発生の有無を監視する警報監視回路141〜144を備えている。警報監視回路141〜144は、現用システム121〜128に障害が発生した場合は切替要求信号601〜604を生成する。
現用システム121〜128及び予備システム131には、光波長多重分離装置901が接続されている。光波長多重分離装置901は、現用システム121〜128及び予備システム131が発信側として動作する場合、光信号301〜309を波長多重化する合波器として作用し、現用システム121〜128及び予備システム131が受信側として動作する場合は、光波長多重信号310を波長分離する分波器として作用する。
更に、現用システム121〜128及び予備システム131には、光波長多重分離装置901と対峙する側に、光信号101’〜109’が入力又は出力される切替回路161〜169が接続されている。切替回路161〜168は、発信側である場合、入力された光信号101’〜108’を分岐する機能を有し、光信号101’〜108’を各現用システム121〜128及び予備システム131側に選択出力が可能であり、切替回路169は予備システム131側へ光信号109’を出力する。また、切替回路161〜168が受信側である場合、各現用システム121〜128と予備システム131側からの光信号の選択入力が可能であり、切替回路169では予備システム131側から光信号が入力される。
なお、切替回路161〜169の切替は、切替制御回路191により行われており、切替制御回路191では、発信動作時に切替要求信号601〜604により切替回路161〜169に対する切替制御信号801〜809と自局切替情報702を生成する。また、受信動作時には、対向局切替情報701により切替制御信号801〜809と自局切替情報702を生成する。
また、予備システム131側では、予備システム131と各切替回路121〜128との間に、光接続器となる光分岐器171と、光増幅器181とが設けられている。
光分岐器171は、送信側にある場合、切替回路161〜69と光増幅器181の間をつなぐインタフェース機能を果たし、受信側にある場合、入力される光信号401をN分岐(この場合9分岐)する。
光増幅器181は、入力される光信号401又は光信号402における切替回路161〜169と光分岐器171による挿入損失を補正し、入力される光信号401のレベルを補正する。
なお、上記で説明した予備システム131、切替回路161〜169、切替制御回路191、光分岐器171、光増幅器181によって、N:1冗長切替装置151が構成されている。
以下に、上記伝送システムの動作について説明する。ここでは、光波長多重分離システムA局とB局の対向を一例として、N:1冗長切替方式について説明する。N:1冗長切替方式は、決められた切替シーケンスに従い切り替えする。
説明にあたり、A局とB局の光波長多重分離システムともに、何も障害が発生していない、且つN:1冗長切替装置151の予備システム131はエキストラトラフィックとして使用している状態(仮に状態AA)とする。
図9を、A局の光波長多重分離システム(送信側)として説明する。図9は、光波長多重分離システムにおける送信側の信号の流れをまとめた図である。
伝送システムに入力される光信号101’〜109’は切替回路161〜169に入力され、通常時には光信号101’〜108’が各現用システム121〜128に入力され、光信号109’が光分岐器171に入力される。また、切替回路161〜169では、光信号101〜108に代えて光信号201〜208を出力することができ、これら光信号201〜208は、光分岐器171に入力される。
光伝送端局装置111〜114の現用システム121〜128及び予備システム131は、フレーム処理機能と誤り訂正機能を有しており、入力される光信号101〜108,109の信号処理と光波長変換を行う。通常時には、予備システム131で処理される光信号の経路はエキストラトラフィックとして活用される。
この際には、警報監視回路141〜144は、現用システム121〜128の障害発生の有無を監視しており、現用システム121〜128に障害が発生した場合は、障害のある現用システムに対応して切替要求信号601〜604を生成する。切替要求信号601〜604は切替制御回路191に送出され、障害のある現用システムに対応して、その現用システムに光信号が送出されないように、切替制御回路191で切替制御信号801〜809が生成され、切替回路161〜168のいずれかについて出力先を光分岐器171のみに切り替えるとともに、切替回路169では出力を遮断する。また、切替制御回路191では、切替制御信号801〜809に応じて自局切替情報702を生成し、予備システム131に送出する。
ここで、A局の光波長多重分離システムにおいて、仮に光伝送端局装置111の現用システム121に障害が発生した場合について説明すると、障害が発生した光伝送端局装置111の警報監視回路141から、N:1冗長切替装置151の切替制御回路191に切替要求信号601を出力する。N:1冗長切替装置151の切替制御回路191は、光伝送端局装置111の警報監視回路141からの切替要求信号601以外に切替要求がないと判定した場合、切替制御信号801〜809のうち、障害が発生したシステムに対応する切替回路161に限り光分岐器171への出力許可とする切替制御信号801と、エキストラトラフィックとして使用していた切替回路169に出力禁止とする切替制御信号809を出力し、自局切替情報702(自局A局の切替回路161と切替回路169を切り替えした情報)を予備システム131に出力する。
切替回路161は、切替制御信号801の出力許可にしたがい、光分岐器171に光信号201を出力する。この場合、光信号101’と光信号201は同じ信号であるが、説明の都合上、入力信号名と出力信号名を分けている。
切替回路169は、切替制御信号809の出力禁止にしたがい、光分岐器171への出力を停止する。この場合、エキストラトラフィックは使用不可能(通信断)となる。その他の切替回路162〜168では、現用システム122〜128に光信号102〜108が出力される。
切替回路161から光分岐器171に入力された光信号201は、光分岐器171を介し、光増幅器181に光信号401を出力する。この場合、光信号201と光信号401は同じ信号であるが、説明の都合上、入力信号名と出力信号名を分けている。
光分岐器171は、切替回路161〜169と光増幅器181の間をつなぐインタフェースとして機能し、障害が発生した現用回路に対応する切替回路から光信号(ここでは光信号201)が入力され、光信号401として光増幅器181に入力される。
光増幅器181は、光分岐器171から入力された光信号401に対して、切替回路161と光分岐器171による挿入損失を補正し、予備システム131に光信号402を出力する。
光増幅器181から予備システム131に入力された光信号402は、予備システム131において、フレーム処理機能と誤り符号機能により信号処理し、且つオーバーヘッドに自局切替情報702を挿入し、現用システム121〜128の光波長とは異なる光波長に変換し、光波長多重分離装置901に光信号309を出力する。すなわち、予備システム131は、障害情報付加装置としての機能を有している。なお、この例では、障害情報付加装置を予備システム131の一部で構成するものとしたが、予備システムとは別に障害情報付加装置を設けることも可能である。
光波長多重分離装置901は、現用システムからの光信号301〜308と予備システム131からの光信号309を波長多重し、B局の光波長多重分離システムに光波長多重信号310を出力する。
次に、特許文献2に開示された波長多重光送信装置について説明する。この波長多重光送信装置は、光源が故障した際に、異なる波長の予備の光源に切替える構成を有している。そして、予備の光源と波長多重信号を送出する光ファイバとを接続する光路中に、予備光源に必要とされる波長のみを通過させる帯域通過光フィルタを挿入することにより、他の正常な光源からの光信号に影響を与えずに予備の光源に切替えている。
特開2002−344386号公報 特開平08−191270号公報
しかしながら、関連技術の波長多重光伝送システムでは、1:N冗長方式を実現するための冗長波長として、光伝送路において固定的に定義した冗長経路用の波長を常に確保することにより、光伝送路において重要な信号用の波長を一つ放棄してしまうことになるので、使用波長効率を下げるという問題が存在した。また、特許文献1、2に開示された技術でも、同様の問題が存在した。
更に、関連技術の海洋WDM伝送システムにおいては、1:N波長冗長方式を採用した場合、伝送区間において冗長用の波長を確保する必要があることにより、冗長波長を専用トラフィックに使用することができないので、伝送効率(波長使用効率)が下がるという問題が存在した。
そこで、本発明の目的は、専用の波長を使用することなく、1:N冗長方式を実現することが可能となる、波長冗長装置等を提供することにある。
本発明に係る波長冗長装置は、
入力した光信号を処理してそれぞれ異なる波長の光信号として出力する複数のトランスポンダのいずれかに、障害が発生したことを検出する障害検出手段と、
障害が発生した前記トランスポンダで処理されるべき光信号を、波長変換機能を有する冗長用トランスポンダへ出力する光信号切替手段と、
前記冗長用トランスポンダで処理された前記光信号を、障害が発生した前記トランスポンダから出力されるべき波長の光信号として当該冗長用トランスポンダから出力させる波長制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
本発明に係る波長冗長方法は、
入力した光信号を処理してそれぞれ異なる波長の光信号として出力する複数のトランスポンダのいずれかに、障害が発生したとき、
障害が発生した前記トランスポンダで処理されるべき光信号を、波長変換機能を有する冗長用トランスポンダへ出力し、
前記冗長用トランスポンダで処理された前記光信号を、障害が発生した前記トランスポンダから出力されるべき波長の光信号として当該冗長用トランスポンダから出力させる、
ことを特徴とする。
本発明に係る波長多重光伝送システムは、
入力した光信号を処理してそれぞれ異なる波長の光信号として出力する複数のトランスポンダから出力された前記光信号を、波長多重装置で合波して光伝送路へ出力する波長多重光伝送システムにおいて、
波長変換機能を有する冗長用トランスポンダと、
前記複数のトランスポンダのいずれかに障害が発生したとき、障害が発生した前記トランスポンダで処理されるべき光信号を、前記冗長用トランスポンダへ出力し、
この冗長用トランスポンダで処理された前記光信号を、障害が発生した前記トランスポンダから出力されるべき波長の光信号として当該冗長用トランスポンダから出力させる波長冗長装置と、
を備えたことを特徴とする。
本発明に係る波長多重光伝送方法は、
入力した光信号を処理してそれぞれ異なる波長の光信号として出力する複数のトランスポンダから出力された前記光信号を、波長多重装置で合波して光伝送路へ出力する波長多重光伝送方法において、
前記複数のトランスポンダのいずれかに障害が発生したとき、
障害が発生した前記トランスポンダで処理されるべき光信号を、波長変換機能を有する冗長用トランスポンダへ出力し、
この冗長用トランスポンダで処理された前記光信号を、障害が発生した前記トランスポンダから出力されるべき波長の光信号として当該冗長用トランスポンダから出力させる、
ことを特徴とする。
本発明に係る海洋WDM伝送システムは、本発明に係る波長多重光伝送システムが複数連結されて成る、ことを特徴とする。
本発明によれば、冗長用トランスポンダに波長変換機能を持たせることにより、専用の波長を使用することなく、1:N冗長方式を実現することができる。
本発明に係る波長多重光伝送システムの一実施形態を示すブロック図である。 図1の波長多重光伝送システムにおける波長冗長装置の一例を示すブロック図である。 図1の波長多重光伝送システムに用いられる光信号を示すグラフである。 図1の波長多重光伝送システムを用いた海洋WDM伝送システムを示すブロック図である。 関連技術の波長多重光伝送システムを示すブロック図である。 図5の波長多重光伝送システムで用いられる光信号を示すグラフである。 図5の波長多重光伝送システムを用いた海洋WDM伝送システムを示すブロック図である。 特許文献1に開示された波長多重光伝送システム(送信時及び受信時)を示すブロック図である。 特許文献1に開示された波長多重光伝送システム(送信時)を示すブロック図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明を実施するための形態(以下「実施形態」という。)について説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の構成要素については同一の符号を用いる。
図1は、本発明に係る波長多重光伝送システムの一実施形態を示すブロック図である。図2は、図1の波長多重光伝送システムにおける波長冗長装置の一例を示すブロック図である。以下、これらの図面に基づき説明する。
本実施形態の波長多重光伝送システム10Aは、入力した光信号31,32,33を処理してそれぞれ異なる波長の光信号31a,32a,33aとして出力する複数のトランスポンダ41,42,43から出力された光信号31a,32a,33aを、波長多重分離装置51で合波して光伝送路91へ出力するものであり、波長変換機能を有する冗長用トランスポンダ44と、波長冗長装置11とを備える。図1では、説明を簡潔にするために、複数のトランスポンダのうち、三つにだけ符号を付している。
波長冗長装置11は、複数のトランスポンダ41,42,43のいずれかに障害が発生したとき、障害が発生したトランスポンダで処理されるべき光信号を、冗長用トランスポンダ44へ出力し、冗長用トランスポンダ44で処理された光信号を、障害が発生したトランスポンダから出力されるべき波長の光信号44aとして冗長用トランスポンダ44から出力させる。例えば、トランスポンダ42に障害が発生したとき、波長冗長装置11は、トランスポンダ42で処理されるべき光信号32を、冗長用トランスポンダ44へ出力し、冗長用トランスポンダ44で処理された光信号を、トランスポンダ42から出力されるべき波長の光信号44aとして冗長用トランスポンダ44から出力させる。
波長冗長装置11の詳しい構成の一例を述べる。図2に示すように、波長冗長装置11は、障害検出手段1、光信号切替手段2及び波長制御手段3を備える。障害検出手段1は、複数のトランスポンダ41,42,43のいずれかに障害が発生したことを検出する。光信号切替手段2は、障害が発生したトランスポンダで処理されるべき光信号34を冗長用トランスポンダ44へ出力する。すなわち、光信号34は光信号31,32,33のいずれかである。波長制御手段3は、冗長用トランスポンダ44で処理された光信号を、障害が発生したトランスポンダから出力されるべき波長の光信号34aとして冗長用トランスポンダ44から出力させる。
トランスポンダ41,42,43は、障害が発生するとそれぞれ障害発生信号31b,32b,33bを障害検出手段1へ出力する監視回路(図示せず)を内蔵している。例えば、トランスポンダ42に障害が発生したとき、障害検出手段1は、トランスポンダ42から障害発生信号32bを入力することにより、トランスポンダ42に障害が発生したことを検出する。そして、障害検出手段1は、トランスポンダ42に障害が発生したこと示す障害検出信号1a,1bを、それぞれ光信号切替手段2及び波長制御手段3へ出力する。
これにより、光信号切替手段2は、トランスポンダ42へ出力する光信号32を、冗長用トランスポンダ44へ出力するように切り替える。波長制御手段3は、トランスポンダ42から出力されるべき波長の光信号34aとなるように、波長制御信号3aを冗長用トランスポンダ44へ出力する。
冗長用トランスポンダ44は、通常のトランスポンダとしての機能の他に、波長変換機能を有する。そのような波長変換機能は、例えば、受光素子と光変調器と波長可変光源又は多波長光源とを含む一般的な光電変換波長変換器によって実現することができる。障害検出手段1及び光信号切替手段2は、例えば特許文献1の説明で述べた構成に準ずるようにしてもよい。波長制御手段3は、例えばマイクロコンピュータ及びそのプログラムからなるコントローラによって実現してもよい。
本実施形態によれば、障害の発生したトランスポンダ42を停止し、冗長用トランスポンダ44によって同一波長の光信号34aを挿入することにより、冗長用トランスポンダ44専用の波長を使用することなく、1:N冗長方式を実現することが可能となる。したがって、冗長用トランスポンダ44専用の波長を固定的に確保する必要が無くなるため、その波長を現用信号の波長に使用することにより、光伝送路91の波長使用効率を向上させることが可能となる。
また、波長多重光伝送システム10Aは、冗長用トランスポンダ44から出力された波長の光信号34aのみを通過させる波長可変機能を有するフィルタモジュール71を備えてもよい。つまり、冗長用トランスポンダ44から出力された光信号34aは、そのまま波長多重分離装置51で合波してもよいが、図示するようにフィルタモジュール71を介して合波してもよい。
このような波長可変機能を有するフィルタモジュール71として、帯域の中心波長が温度によって変化する特性を有するものを用いることができる。この場合、フィルタモジュール71は、図示しないフィルタ部、加熱部及び制御部から構成される。加熱部として、フィルタ部を加熱するヒータを用いることができる。そして、制御部として、フィルタ部が中心波長の設定値に対応する温度になるように、加熱部(ヒータ)へ電力を供給する温度コントローラを用いることができる。
帯域の中心波長が温度によって変化する特性を有するフィルタ部としては、例えばFBG(Fiber Bragg Grating)や、PLC(Planar Lightwave Circuit)として形成されたMZI(Mach-Zehnder Interferometer)又はリング共振器を用いることができる。ヒータは例えば薄膜ヒータである。温度コントローラは、例えばマイクロコンピュータを有し、帯域の中心波長とヒータへ供給する電力との関係をテーブルに記憶し、入力した設定値(波長制御信号3b)に従いオープン制御又はフィードバック制御を実行する。フィードバック制御を実行する温度コントローラは、フィルタ部の温度を測定する温度センサも有する。PLCの場合、帯域の中心波長を変化させる方法としては、ヒータなどによる熱光学効果(屈折率が温度によって変わる効果)を用いる方法が一般的である。
波長多重光伝送システム10Aがフィルタモジュール71を備える場合、例えばトランスポンダ42に障害が発生したとき、波長制御手段3は、前述のように波長制御信号3aを冗長用トランスポンダ44へ出力するだけでなく、冗長用トランスポンダ44から出力された波長の光信号34aのみを通過させるように、波長制御信号3bをフィルタモジュール71へ出力する。これにより、WDM信号に不要な雑音が挿入されることを抑止できる。
更に、波長多重光伝送システム10Aは、冗長用トランスポンダ44から出力された波長の光信号34aを光伝送路91へ出力するカプラ81を備えてもよい。つまり、冗長用トランスポンダ44から出力された光信号34aは、そのままカプラ81を介して光伝送路91へ合波してもよいが、図示するようにフィルタモジュール71及びカプラ81を介して合波してもよい。波長多重光伝送システム10Aがカプラ81を備える場合、既存の波長多重分離装置51に手を加える必要がないことにより、安価で波長多重光伝送システム10Aを製造することができる。
図3は、図1の波長多重光伝送システムに用いられる光信号を示すグラフである。以下、図1乃至図3に基づき更に詳しく説明する。
伝送信号としての光信号31,32,33は、波長冗長装置11を介して、トランスポンダ41,42,43へ出力される。各トランスポンダ41、42、43から出力された光信号31a,32a,33aは、波長多重分離装置51へ出力されてWDM信号として波長多重・分離され、光増幅器61を介して光伝送路91へ出力される。
トランスポンダ41、42、43のいずれかに異常が発生した場合、波長冗長装置11は、異常が発生したトランスポンダの光信号を冗長用トランスポンダ44へ分配する。例えばトランスポンダ42に異常が発生したときは、トランスポンダ42の光伝送路91側の光信号32aの出力を停止する(図3[A])。冗長用トランスポンダ44の光伝送路91側の光信号34aは、切替を実施する対象のトランスポンダ42の波長に変更される(図3[B])。また、冗長用トランスポンダ44の光伝送路91側の光信号34aは、波長多重分離装置51には出力せず、フィルタ特性71aを有するフィルタモジュール71を介して、カプラ81にて光伝送路91のWDM信号に挿入(多重)・分離が実施される。フィルタモジュール71は、波長変更された冗長用トランスポンダ44の波長に合わせて、その波長のみを通す設定(フィルタ特性71a)に変更されることで、WDM信号に不要な雑音が挿入されることを抑止する(図3[C])。
次に、本実施形態の波長冗長方法及び波長多重光伝送方法について説明する。本実施形態の波長冗長方法及び波長多重光伝送方法は、それぞれ本実施形態の波長冗長装置11及び波長多重光伝送システム10Aの動作を、方法の発明として捉えたものである。
すなわち、本実施形態の波長冗長方法は、入力した光信号31,32,33を処理してそれぞれ異なる波長の光信号31a,32a,33aとして出力する複数のトランスポンダ41,42,43のいずれかに、障害が発生したとき、次のように処理する。まず、障害が発生したトランスポンダで処理されるべき光信号34を、波長変換機能を有する冗長用トランスポンダ44へ出力する。そして、冗長用トランスポンダ44で処理された光信号を、障害が発生したトランスポンダから出力されるべき波長の光信号34aとして冗長用トランスポンダ44から出力させる。
ことを特徴とする。
本実施形態の波長多重光伝送方法は、入力した光信号31,32,33を処理してそれぞれ異なる波長の光信号31a,32a,33aとして出力する複数のトランスポンダ41,42,43から出力された光信号31a,32a,33aを、波長多重装置51で合波して光伝送路91へ出力する。そして、複数のトランスポンダ41,42,43のいずれかに障害が発生したとき、障害が発生したトランスポンダで処理されるべき光信号34を、波長変換機能を有する冗長用トランスポンダ44へ出力する。続いて、冗長用トランスポンダ44で処理された光信号を、障害が発生したトランスポンダから出力されるべき波長の光信号34aとして冗長用トランスポンダ44から出力させる。
本実施形態の波長冗長方法及び波長多重光伝送方法の他の構成は、それぞれ本実施形態の波長冗長装置11及び波長多重光伝送システム10Aの構成に準ずる。本実施形態の波長冗長方法及び波長多重光伝送方法の作用及び効果も、本実施形態の波長冗長装置11及び波長多重光伝送システム10Aの作用及び効果と同様である。
以上説明したように、本実施形態によれば、冗長用トランスポンダ44用の専用波長を固定的に確保する必要が無くなるため、その波長を現用信号の波長に使用することで、光伝送路91の波長使用効率を向上させることが可能となる。これに加え、関連技術の波長多重光伝送システムに対し、後付でフィルタモジュール71やカプラ81といった要素を追加することという簡潔な構成追加によって波長多重光伝送システム10Aの構成を実現できることにより、実現コストを低減することも可能となる。
図4は、図1の波長多重光伝送システムを用いた海洋WDM伝送システムを示すブロック図である。以下、この図面に基づき説明する。
海洋WDM伝送システム100は、波長多重光伝送システム10Aが複数連結されて成るものである。すなわち、海洋WDM伝送システム100は、一つの伝送路区間20で双方向の信号に対応するため、同じ構成の波長多重光伝送システム10A,10Bを対向させたものである。波長多重光伝送システム10Bは、波長多重光伝送システム10Aと同様、波長冗長装置12、トランスポンダ45,46,47、冗長用トランスポンダ48、波長多重分離装置52、光増幅器62、フィルタモジュール72、カプラ82等を備える。波長多重光伝送システム10Aに入力される光信号31,32,33は、波長多重光伝送システム10Aで処理されて光伝送路91を介して波長多重光伝送システム10Bへ送出される。同様に、波長多重光伝送システム10Bに入力される光信号35,36,37は、波長多重光伝送システム10Bで処理されて光伝送路91を介して波長多重光伝送システム10Aへ送出される。
海洋WDM伝送システム100によれば、波長多重光伝送システム10Aを複数連結して構成したことにより、関連技術の海洋WDM伝送システムで問題となっていた波長使用効率の低下を回避できる。
以上、上記各実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記各実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細については、当業者が理解し得るさまざまな変更を加えることができる。また、本発明には、上記各実施形態の構成の一部又は全部を相互に適宜組み合わせたものも含まれる。
上記の実施形態の一部又は全部は以下の付記のようにも記載され得るが、本発明は以下の構成に限定されるものではない。
[付記1]入力した光信号を処理してそれぞれ異なる波長の光信号として出力する複数のトランスポンダのいずれかに、障害が発生したことを検出する障害検出手段と、
障害が発生した前記トランスポンダで処理されるべき光信号を、波長変換機能を有する冗長用トランスポンダへ出力する光信号切替手段と、
前記冗長用トランスポンダで処理された前記光信号を、障害が発生した前記トランスポンダから出力されるべき波長の光信号として当該冗長用トランスポンダから出力させる波長制御手段と、
を備えたことを特徴とする波長冗長装置。
[付記2]入力した光信号を処理してそれぞれ異なる波長の光信号として出力する複数のトランスポンダのいずれかに、障害が発生したとき、
障害が発生した前記トランスポンダで処理されるべき光信号を、波長変換機能を有する冗長用トランスポンダへ出力し、
前記冗長用トランスポンダで処理された前記光信号を、障害が発生した前記トランスポンダから出力されるべき波長の光信号として当該冗長用トランスポンダから出力させる、
ことを特徴とする波長冗長方法。
[付記3]入力した光信号を処理してそれぞれ異なる波長の光信号として出力する複数のトランスポンダから出力された前記光信号を、波長多重装置で合波して光伝送路へ出力する波長多重光伝送システムにおいて、
波長変換機能を有する冗長用トランスポンダと、
前記複数のトランスポンダのいずれかに障害が発生したとき、障害が発生した前記トランスポンダで処理されるべき光信号を、前記冗長用トランスポンダへ出力し、
この冗長用トランスポンダで処理された前記光信号を、障害が発生した前記トランスポンダから出力されるべき波長の光信号として当該冗長用トランスポンダから出力させる波長冗長装置と、
を備えたことを特徴とする波長多重光伝送システム。
[付記4]付記3記載の波長多重光伝送システムにおいて、
前記冗長用トランスポンダから出力された波長の光信号のみを通過させる波長可変機能を有するフィルタモジュールを、
更に備えたことを特徴とする波長多重光伝送システム。
[付記5]付記3又は4記載の波長多重光伝送システムにおいて、
前記冗長用トランスポンダから出力された波長の光信号を前記光伝送路へ出力するカプラを、
更に備えたことを特徴とする波長多重光伝送システム。
[付記6]入力した光信号を処理してそれぞれ異なる波長の光信号として出力する複数のトランスポンダから出力された前記光信号を、波長多重装置で合波して光伝送路へ出力する波長多重光伝送方法において、
前記複数のトランスポンダのいずれかに障害が発生したとき、
障害が発生した前記トランスポンダで処理されるべき光信号を、波長変換機能を有する冗長用トランスポンダへ出力し、
この冗長用トランスポンダで処理された前記光信号を、障害が発生した前記トランスポンダから出力されるべき波長の光信号として当該冗長用トランスポンダから出力させる、
ことを特徴とする波長多重光伝送方法。
[付記7]付記6記載の波長多重光伝送方法において、
前記冗長用トランスポンダから出力された波長の光信号のみを、波長可変機能を有するフィルタモジュールを介して通過させる、
ことを特徴とする波長多重光伝送方法。
[付記8]付記6又は7記載の波長多重光伝送方法において、
前記冗長用トランスポンダから出力された波長の光信号を、カプラを介して前記光伝送路へ出力する、
ことを特徴とする波長多重光伝送方法。
[付記9]付記3、4又は5記載の波長多重光伝送システムが複数連結されて成る、
ことを特徴とする海洋WDM伝送システム。
[付記10]波長の異なる複数の光送信器の光出力を合波して光伝送路に送出する波長多重光送信装置であって、複数のいずれの光送信器の波長にも可変できる波長可変の予備の光送信器を一つ備え、この予備の光送信器の光出力は合波器を介さずにその発振波長を透過する波長可変のBPF(Band Pass Filter)を通して直接光伝送路に接続することを特徴とする。
本発明は、例えば海洋WDM伝送システムを初めとする各種のWDM伝送システムに好適に利用可能である。
1 障害検出手段
2 光信号切替手段
3 波長制御手段
10A,10B 波長多重光伝送システム
11,12 波長冗長装置
20 伝送路区間
31,32,33,35,36,37 光信号
41,42,43,45,46,47 トランスポンダ
44,48 冗長用トランスポンダ
51,52 波長多重分離装置(波長多重装置)
61,62 光増幅器
71,72 フィルタモジュール
81,82 カプラ
91 光伝送路
100 海洋WDM伝送システム

Claims (9)

  1. 入力した光信号を処理してそれぞれ異なる波長の光信号として出力する複数のトランスポンダのいずれかに、障害が発生したことを検出する障害検出手段と、
    障害が発生した前記トランスポンダで処理されるべき光信号を、波長変換機能を有する冗長用トランスポンダへ出力する光信号切替手段と、
    前記冗長用トランスポンダで処理された前記光信号を、障害が発生した前記トランスポンダから出力されるべき波長の光信号として当該冗長用トランスポンダから出力させる波長制御手段と、
    を備えたことを特徴とする波長冗長装置。
  2. 入力した光信号を処理してそれぞれ異なる波長の光信号として出力する複数のトランスポンダのいずれかに、障害が発生したとき、
    障害が発生した前記トランスポンダで処理されるべき光信号を、波長変換機能を有する冗長用トランスポンダへ出力し、
    前記冗長用トランスポンダで処理された前記光信号を、障害が発生した前記トランスポンダから出力されるべき波長の光信号として当該冗長用トランスポンダから出力させる、
    ことを特徴とする波長冗長方法。
  3. 入力した光信号を処理してそれぞれ異なる波長の光信号として出力する複数のトランスポンダから出力された前記光信号を、波長多重装置で合波して光伝送路へ出力する波長多重光伝送システムにおいて、
    波長変換機能を有する冗長用トランスポンダと、
    前記複数のトランスポンダのいずれかに障害が発生したとき、障害が発生した前記トランスポンダで処理されるべき光信号を、前記冗長用トランスポンダへ出力し、
    この冗長用トランスポンダで処理された前記光信号を、障害が発生した前記トランスポンダから出力されるべき波長の光信号として当該冗長用トランスポンダから出力させる波長冗長装置と、
    を備えたことを特徴とする波長多重光伝送システム。
  4. 請求項3記載の波長多重光伝送システムにおいて、
    前記冗長用トランスポンダから出力された波長の光信号のみを通過させる波長可変機能を有するフィルタモジュールを、
    更に備えたことを特徴とする波長多重光伝送システム。
  5. 請求項3又は4記載の波長多重光伝送システムにおいて、
    前記冗長用トランスポンダから出力された波長の光信号を前記光伝送路へ出力するカプラを、
    更に備えたことを特徴とする波長多重光伝送システム。
  6. 入力した光信号を処理してそれぞれ異なる波長の光信号として出力する複数のトランスポンダから出力された前記光信号を、波長多重装置で合波して光伝送路へ出力する波長多重光伝送方法において、
    前記複数のトランスポンダのいずれかに障害が発生したとき、
    障害が発生した前記トランスポンダで処理されるべき光信号を、波長変換機能を有する冗長用トランスポンダへ出力し、
    この冗長用トランスポンダで処理された前記光信号を、障害が発生した前記トランスポンダから出力されるべき波長の光信号として当該冗長用トランスポンダから出力させる、
    ことを特徴とする波長多重光伝送方法。
  7. 請求項6記載の波長多重光伝送方法において、
    前記冗長用トランスポンダから出力された波長の光信号のみを、波長可変機能を有するフィルタモジュールを介して通過させる、
    ことを特徴とする波長多重光伝送方法。
  8. 請求項6又は7記載の波長多重光伝送方法において、
    前記冗長用トランスポンダから出力された波長の光信号を、カプラを介して前記光伝送路へ出力する、
    ことを特徴とする波長多重光伝送方法。
  9. 請求項3、4又は5記載の波長多重光伝送システムが複数連結されて成る、
    ことを特徴とする海洋WDM伝送システム。
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