JP2013124146A - 用紙搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Haruki Mogi
春希 茂木
Takahiro Okubo
貴弘 大久保
Yoshiteru Kawakami
嘉輝 川上
Masahiro Matsuo
賢広 松尾
Yusuke Kawanakako
悠介 川中子
Tadashi Yoshimura
理 吉村
Kunihiro Kawachi
国弘 河内
Ken Nonaka
建 野中
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Abstract

【課題】用紙の種別にかかわらず、用紙を良好に搬送できる用紙搬送装置及びこれを備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る用紙搬送装置は、複数の搬送ローラー部のうちの少なくとも一つで用紙を狭持して搬送する用紙搬送装置である。圧着離間可能な一対のローラーを有する第1の搬送ローラー部と、圧着離間不能な一対のローラーを有し、給紙された用紙を第1の搬送ローラー部に受け渡す第2の搬送ローラー部と、第1の搬送ローラー部を境界に屈曲して形成される用紙搬送路と、搬送される用紙の種別に応じて、第1の搬送ローラー部及び第2の搬送ローラー部の回転駆動を制御する制御部と、を備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、搬送ローラー部で用紙を狭持して搬送する用紙搬送装置、及びこの用紙搬送装置を備える画像形成装置に関する。
一般に、電子写真方式の画像形成装置(プリンター、複写機、ファクシミリ等)は、画像形成部において、帯電した感光体に対して、画像データに基づくレーザー光を照射(露光)することにより静電潜像を形成し、この静電潜像に着色粒子であるトナーを付着させることにより静電潜像を可視化してトナー像を形成する。そして、このトナー像を直接又は間接的に用紙に転写させた後、定着器において加熱、加圧して定着させることにより用紙に画像を形成する。
上述した画像形成装置は、給紙トレイ又は手差しトレイに収容された用紙を、画像形成部に搬送する用紙搬送部を備えている。画像形成部が備える用紙搬送部の具体的な構成を図1に示す。
図1に示すように、用紙搬送部50は、給紙ローラー部53、中間搬送ローラー部54、ループローラー部55、及びレジストローラー部56等の複数の搬送ローラー部を備えており、複数の搬送ローラー部のうちの少なくとも一つで用紙を狭持して搬送する。
手差しトレイから給紙された用紙Sは、給紙ローラー部53によって搬送され、中間搬送ローラー部54に受け渡される。同様に、中間搬送ローラー部54からループローラー部55に、ループローラー部55からレジストローラー部56に、用紙Sは順次受け渡され、搬送される。そして、レジストローラー部56において、用紙Sの傾きが補正されるとともに搬送タイミングが調整された後、用紙Sは画像形成部(トナー像の転写部位)へ搬送される。
ここで、レジストローラー部56の用紙搬送方向上流側に位置する中間搬送ローラー部54及びループローラー部55に配置される一対のローラーは、圧着離間可能となっている。レジストローラー部56において補正された用紙Sの傾きが元に戻るのを防止するためである。
すなわち、用紙Sの先端がレジストローラー部56に到達し、用紙Sの傾きが補正された後は、中間搬送ローラー部54及びループローラー部55における圧着状態は解除され、レジストローラー部56によって用紙Sが搬送される。レジストローラー部56において用紙Sの傾きを補正する手法は、例えば特許文献1、2に開示されている。
一方、用紙Sの先端がレジストローラー部56に到達する前に用紙Sの後端は給紙ローラー部53を完全に抜けるため、給紙ローラー部53に配置される一対のローラーは、圧着離間不能となっている。
また、画像形成処理の高速化を実現するため、中間搬送ローラー部54及びループローラー部55のローラー回転速度は、高速に設定される。これに対して、給紙ローラー部53のローラー回転速度は、手差しトレイに収容された用紙Sを捌いて1枚ずつ確実に搬送するため、低速に設定される。つまり、給紙ローラー部53における用紙Sの搬送速度は、中間搬送ローラー部54における用紙Sの搬送速度よりも低速となる。
したがって、用紙Sが給紙ローラー部53と中間搬送ローラー部54の両方によって同時に狭持され、搬送される場合、給紙ローラー部53と中間搬送ローラー部54との間で、用紙Sの引っ張り合いが生じる。用紙Sに生じる引張応力は用紙Sを破断させる要因となるので、通常、用紙Sが中間搬送ローラー部54に受け渡された後は、駆動源からの動力伝達が切断され、給紙ローラー部53の回転駆動は停止される。給紙ローラー部53の一対のローラーは回転自在となり、中間搬送ローラー部54による用紙Sの搬送に伴って連れ回りすることとなる。これにより、用紙Sに過大な引張応力が生じるのを防止できる。
特開2008−24507号公報 特開平11−189355号公報
ところで、上述した用紙搬送部においては、画像形成装置の小型化を図るため、用紙搬送路が屈曲している場合が多い。例えば、図1に示す用紙搬送部50においては、中間搬送ローラー部54を境界にして、用紙搬送方向下流側の用紙搬送路P2に対して、上流側の用紙搬送路P1が上方に屈曲している。
このように、用紙搬送路が屈曲しており、屈曲部に中間搬送ローラー部54のように一対のローラーが圧着離間可能に配置されている場合、以下のような問題がある。
すなわち、厚紙等の腰(剛度)の強い用紙Sが搬送される場合、用紙搬送路が屈曲している側に配置されているローラー(図1では従動ローラー541b)に対して、ニップ力を低下させる方向に力が加わるため、中間搬送ローラー部54による用紙Sの搬送が困難となってしまう。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、用紙の種別にかかわらず、用紙を良好に搬送できる用紙搬送装置及びこれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明に係る用紙搬送装置は、複数の搬送ローラー部のうちの少なくとも一つで用紙を狭持して搬送する用紙搬送装置であって、
圧着離間可能な一対のローラーを有する第1の搬送ローラー部と、
圧着離間不能な一対のローラーを有し、給紙された用紙を前記第1の搬送ローラー部に受け渡す第2の搬送ローラー部と、
前記第1の搬送ローラー部を境界に屈曲して形成される用紙搬送路と、
搬送される用紙の種別に応じて、前記第1の搬送ローラー部及び前記第2の搬送ローラー部の回転駆動を制御する制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置は、上記の用紙搬送装置と、
前記用紙搬送装置により搬送されてきた用紙に画像を形成する画像形成部と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、用紙の種別に応じて、第1の搬送ローラー部及び第2の搬送ローラー部の回転駆動が制御されるので、第1の搬送ローラー部による用紙の搬送が困難となる場合であっても、用紙を良好に搬送することができる。
画像形成装置が備える用紙搬送部の具体的な構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置の全体構成を概略的に示す図である。 実施の形態に係る画像形成装置の制御系の主要部を示す図である。 用紙搬送部の具体的な構成を示す図である。 ローラー駆動制御処理の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図2は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置1の全体構成を概略的に示す図である。図3は、実施の形態に係る画像形成装置1の制御系の主要部を示す図である。
図2、3に示す画像形成装置1は、電子写真プロセス技術を利用した中間転写方式のカラー画像形成装置である。すなわち、画像形成装置1は、感光体ドラム413上に形成されたC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の各色トナー像を中間転写ベルト421に転写(一次転写)し、中間転写ベルト421上で4色のトナー像を重ね合わせた後、用紙に転写(二次転写)することにより、画像を形成する。
また、画像形成装置1には、CMYKの4色に対応する感光体ドラム413を中間転写ベルト421の走行方向に直列配置し、中間転写ベルト421に一回の手順で各色トナー像を順次転写させるタンデム方式が採用されている。
図2、3に示すように、画像形成装置1は、画像読取部10、操作表示部20、画像処理部30、画像形成部40、用紙搬送部50、定着部60、及び制御部100を備える。
制御部100は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103等を備える。CPU101は、ROM102から処理内容に応じたプログラムを読み出してRAM103に展開し、展開したプログラムと協働して画像形成装置1の各ブロックの動作を集中制御する。このとき、記憶部72に格納されている各種データが参照される。記憶部72は、例えば不揮発性の半導体メモリ(いわゆるフラッシュメモリ)やハードディスクドライブで構成される。
制御部100は、通信部71を介して、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等の通信ネットワークに接続された外部の装置(例えばパーソナルコンピュータ)との間で各種データの送受信を行う。制御部100は、例えば、外部の装置から送信された画像データを受信し、この画像データ(入力画像データ)に基づいて用紙に画像を形成させる。通信部71は、例えばLANカード等の通信制御カードで構成される。
画像読取部10は、ADF(Auto Document Feeder)と称される自動原稿給紙装置11及び原稿画像走査装置(スキャナー)12等を備える。
自動原稿給紙装置11は、原稿トレイに載置された原稿Dを搬送機構により搬送して原稿画像走査装置12へ送り出す。自動原稿給紙装置11は、原稿トレイに載置された多数枚の原稿Dの画像(両面を含む)を連続して一挙に読み取ることができる。
原稿画像走査装置12は、自動原稿給紙装置11からコンタクトガラス上に搬送された原稿又はコンタクトガラス上に載置された原稿を光学的に走査し、原稿からの反射光をCCD(Charge Coupled Device)センサー12aの受光面上に結像させ、原稿画像を読み取る。画像読取部10は、原稿画像走査装置12による読取結果に基づいて入力画像データを生成する。この入力画像データには、画像処理部30において所定の画像処理が施される。
操作表示部20は、例えばタッチパネル付の液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)で構成され、表示部21及び操作部22として機能する。表示部21は、制御部100から入力される表示制御信号に従って、各種操作画面、画像の状態表示、各機能の動作状況等の表示を行う。操作部22は、テンキー、スタートキー等の各種操作キーを備え、ユーザーによる各種入力操作を受け付けて、操作信号を制御部100に出力する。
画像処理部30は、入力画像データに対して、初期設定又はユーザー設定に応じたデジタル画像処理を行う回路等を備える。例えば、画像処理部30は、制御部100の制御下で、階調補正データ(階調補正テーブル)に基づいて階調補正を行う。また、画像処理部30は、入力画像データに対して、階調補正の他、色補正、シェーディング補正等の各種補正処理や、圧縮処理等を施す。これらの処理が施された画像データに基づいて、画像形成部40が制御される。
画像形成部40は、入力画像データに基づいて、Y成分、M成分、C成分、K成分の各有色トナーによる画像を形成するための画像形成ユニット41Y、41M、41C、41K、及び中間転写ユニット42等を備える。
Y成分、M成分、C成分、K成分用の画像形成ユニット41Y、41M、41C、41Kは、同様の構成を有する。図示及び説明の便宜上、共通する構成要素は同一の符号で示し、それぞれを区別する場合には符号にY、M、C、又はKを添えて示すこととする。図3では、Y成分用の画像形成ユニット41Yの構成要素についてのみ符号が付され、その他の画像形成ユニット41M、41C、41Kの構成要素については符号が省略されている。
画像形成ユニット41は、露光装置411、現像装置412、感光体ドラム413、帯電装置414、及びドラムクリーニング装置415等を備える。
感光体ドラム413は、例えばアルミニウム製の導電性円筒体(アルミ素管)の周面に、アンダーコート層(UCL:Under Coat Layer)、電荷発生層(CGL:Charge Generation Layer)、電荷輸送層(CTL:Charge Transport Layer)を順次積層した負帯電型の有機感光体(OPC:Organic Photo-conductor)である。
帯電装置414は、光導電性を有する感光体ドラム413の表面を一様に負極性に帯電させる。
露光装置411は、例えば半導体レーザーで構成され、感光体ドラム413に対して各色成分の画像に対応するレーザー光を照射する。感光体ドラム413の電荷発生層で正電荷が発生し、電荷輸送層の表面まで輸送されることにより、感光体ドラム413の表面電荷(負電荷)が中和される。感光体ドラム413の表面には、周囲との電位差により各色成分の静電潜像が形成されることとなる。
現像装置412は、各色成分の現像剤(例えば、小粒径のトナーと磁性体とからなる二成分現像剤)を収容しており、感光体ドラム413の表面に各色成分のトナーを付着させることにより静電潜像を可視化してトナー像を形成する。
ドラムクリーニング装置415は、感光体ドラム413の表面に摺接されるドラムクリーニングブレードを有する。一次転写後に感光体ドラム413の表面に残存する転写残トナーは、ドラムクリーニングブレードによって掻き取られ、除去される。
中間転写ユニット42は、中間転写体となる中間転写ベルト421、一次転写ローラー422、二次転写ローラー423、駆動ローラー424、従動ローラー425、及びベルトクリーニング装置426等を備える。
中間転写ベルト421は無端状ベルトで構成され、駆動ローラー424及び従動ローラー425に張架される。中間転写ベルト421は、駆動ローラー424の回転により矢印A方向に一定速度で走行する。一次転写ローラー422によって、中間転写ベルト421が感光体ドラム413に圧接されると、中間転写ベルト421に各色トナー像が順次重ねて一次転写される。
そして、中間転写ベルト421に二次転写ローラー423が圧接されることにより形成された転写ニップを用紙Sが通過する際、中間転写ベルト421に一次転写されたトナー像が用紙Sに二次転写される。
ベルトクリーニング装置426は、中間転写ベルト421の表面に摺接されるベルトクリーニングブレードを有する。二次転写後に中間転写ベルト421の表面に残存する転写残トナーは、ベルトクリーニングブレードによって掻き取られ、除去される。
定着部60は、搬送されてきた用紙Sを定着ニップで加熱、加圧することにより、用紙Sにトナー像を定着させる。定着部60には、エアを吹き付けることにより、定着面側部材(例えば定着ベルト)又は裏面側支持部材(例えば加圧ローラー)から用紙Sを分離させるエア分離ユニットを配置してもよい。
用紙搬送部50は、給紙部51、排紙部52、及び複数の搬送ローラー部等を備える。
給紙部51を構成する3つの給紙トレイユニット51a〜51cには、坪量やサイズ等に基づいて識別された用紙S(規格用紙、特殊用紙)が予め設定された種類ごとに収容される。また、手差しトレイ51dには、利用者の使用形態に応じて用紙Sがその都度収容される。
それぞれの給紙トレイユニット51a〜51c、又は手差しトレイ51dに収容された用紙Sに関する情報(用紙Sの坪量、サイズ等)は、例えばRAM103に記憶される。
用紙搬送部50は、図4に示すように、複数の搬送ローラー部として、給紙ローラー部53、中間搬送ローラー部54、ループローラー部55、及びレジストローラー部56を備える。給紙ローラー部53と中間搬送ローラー部54、中間搬送ローラー部54とループローラー部55、ループローラー部55とレジストローラー部56との間隔は、それぞれ画像形成に適用しうる最小サイズの用紙の搬送方向の長さよりも短く設定される。すなわち、給紙ローラー部53、中間搬送ローラー部54、ループローラー部55、レジストローラー部56のうちの少なくとも一つで用紙が狭持され、搬送されるようになっている。
給紙ローラー部53は、動力伝達部532を介して駆動モーター533に接続される駆動ローラー531aと、駆動ローラー531aに対向して配置される従動ローラー531bを有する。従動ローラー531bは、駆動ローラー531aに対して圧着離間不能に固定される。駆動ローラー531aと従動ローラー531bで形成されるニップ部(給紙ニップ)により、手差しトレイ51dに収容された用紙Sが1枚ずつ狭持され、中間搬送ローラー部54に向けて搬送される。
給紙ローラー部53の回転駆動は、制御部100によって制御される。具体的には、制御部100は、駆動モーター533のオン/オフ、及び回転数を制御する。給紙ローラー部53においては、手差しトレイ51dに収容された用紙Sを捌いて1枚ずつ確実に搬送するため、駆動ローラー531aの回転速度(駆動モーター533の回転数)は低速に設定される。例えば、給紙ローラー部53における用紙Sの搬送速度が400mm/sとなるように、駆動ローラー531aの回転速度が設定される。
また、制御部100は、動力伝達部532のクラッチのオン/オフを制御する。制御部100が動力伝達部532のクラッチをオンにすると、駆動モーター533の動力が駆動ローラー531aに伝達される。一方、制御部100が動力伝達部532のクラッチをオフにすると、駆動モーター533から駆動ローラー531aへの動力伝達が切断され、駆動ローラー531aは回転自在となる。
中間搬送ローラー部54は、動力伝達部542を介して駆動モーター543に接続される駆動ローラー541aと、駆動ローラー541aに対向して配置される従動ローラー541bを有する。従動ローラー541bは、駆動ローラー541aに対して圧着離間可能に取り付けられる。駆動ローラー541aと従動ローラー541bで形成されるニップ部(中間搬送ニップ)により、給紙ローラー部53又は給紙トレイユニット51a〜51cから搬送されてきた用紙Sが狭持され、ループローラー部55に向けて搬送される。
中間搬送ローラー部54の回転駆動は、制御部100によって制御される。具体的には、制御部100は、駆動モーター543のオン/オフ、及び回転数を制御する。中間搬送ローラー部54においては、用紙Sをできるだけ高速で搬送するために、駆動ローラー541aの回転速度(駆動モーター543の回転数)は高速に設定される。例えば、中間搬送ローラー部54における用紙Sの搬送速度が600mm/sとなるように、駆動ローラー541aの回転速度が設定される。つまり、中間搬送ローラー部54における用紙Sの搬送速度は、給紙ローラー部53における用紙Sの搬送速度よりも高速となる。
また、従動ローラー541bは、付勢部材等を有する圧着離間部544によって、駆動ローラー541aに対して圧着状態又は離間状態に保持される。圧着離間部544の駆動制御は、制御部100によって行われる。
従動ローラー541bは、例えば、中間搬送ローラー部54により用紙Sを搬送する際には、駆動ローラー541aに対して圧着状態とされ、レジストローラー部56において用紙Sの傾き補正が行われた後は、駆動ローラー541aに対して離間状態とされる。駆動ローラー541aに対して従動ローラー541bが圧着されたままとなっていると、レジストローラー部56において補正された用紙Sの傾きが元に戻ってしまうためである。
なお、従動ローラー541bが駆動ローラー541aに対して圧着状態となっていても、用紙Sの腰などにより圧着離間部544による付勢力に抗して力が働くと、中間搬送ニップにおけるニップ力が低下する。
また、中間搬送ローラー部54の用紙搬送方向下流側近傍には、用紙Sの有無を検出する用紙検出センサー57が配置される。制御部100は、用紙検出センサー57からの出力信号に基づいて、用紙Sが中間搬送ローラー部54に受け渡されたことを検知できる。
また、中間搬送ローラー部54は、給紙ローラー部53に対して斜め下方に位置する。すなわち、中間搬送ローラー部54の用紙搬送方向上流側の用紙搬送路P2に対して、上流側の用紙搬送路P1は上方に屈曲している。
ループローラー部55は、動力伝達部552を介して駆動モーター553に接続される駆動ローラー551aと、駆動ローラー551aに対向して配置される従動ローラー551bを有する。従動ローラー551bは、駆動ローラー551aに対して圧着離間可能に取り付けられる。駆動ローラー551aと従動ローラー551bで形成されるニップ部(ループニップ)により、中間搬送ローラー部54又は用紙反転部(両面画像形成時に片面画像形成後の用紙を反転させる機構)から搬送されてきた用紙Sが狭持され、レジストローラー部56に向けて搬送される。
ループローラー部55の回転駆動は、制御部100によって制御される。具体的には、制御部100は、駆動モーター553のオン/オフ、及び回転数を制御する。ループローラー部55においては、駆動ローラー551aの回転速度(駆動モーター553の回転数)は、中間搬送ローラー部54の駆動ローラー541aと同等に設定される。
また、従動ローラー551bは、付勢部材等を有する圧着離間部554によって、駆動ローラー551aに対して圧着状態又は離間状態に保持される。圧着離間部554の駆動制御は、制御部100によって行われる。従動ローラー551bは、例えば、ループローラー部55により用紙Sを搬送する際には、駆動ローラー551aに対して圧着状態とされ、レジストローラー部56において用紙Sの傾き補正等が行われた後は、駆動ローラー551aに対して離間状態とされる。駆動ローラー551aに対して従動ローラー551bが圧着されたままとなっていると、レジストローラー部56において補正された用紙Sの傾きが元に戻ってしまうためである。
レジストローラー部56は、動力伝達部562を介して駆動モーター563に接続される駆動ローラー561aと、駆動ローラー561aに対向して配置される従動ローラー561bを有する。駆動ローラー561aと従動ローラー561bで形成されるニップ部(レジストニップ)により、ループローラー部55から搬送されてきた用紙Sが狭持され、画像形成部40に向けて搬送される。
レジストローラー部56の回転駆動は、制御部100によって制御される。具体的には、制御部100は、駆動モーター563のオン/オフ、及び回転数を制御する。
レジストローラー部56の用紙搬送方向上流側近傍には、用紙Sの有無を検出する用紙検出センサー58が配置される。制御部100は、用紙検出センサー58からの出力信号に基づいて、用紙Sがレジストローラー部56に受け渡されたことを検知できる。
また、レジストローラー部56は、用紙Sの紙種に応じて、ループローラー部55とレジストローラー部56との間に形成される用紙Sのループ量(撓み量)を調整するためのレジスト揺動部564を備える。レジスト揺動部564によって、用紙Sの紙種に応じてループ量が調整されることにより、しわ等が生じることなく用紙Sの傾きが適切に補正される。
給紙トレイユニット51a〜51c、又は手差しトレイ51dに収容された用紙Sは、最上部から一枚ずつ送出され、複数の搬送ローラー部53〜56により画像形成部40に搬送される。このとき、レジストローラー部56において、給紙された用紙Sの傾きが補正されるとともに搬送タイミングが調整される。具体的には、レジストローラー部56(駆動ローラー561a)の回転駆動が停止されたまま、ループローラー部55による搬送が継続されることにより、用紙Sの先端がレジストニップに突き当てられた状態となり、用紙Sにループが形成される。そして、用紙Sに生じる応力により用紙Sの傾きが補正される。
用紙Sの傾きが補正された後、レジストローラー部56(駆動ローラー561a)の回転駆動が開始され、用紙Sが画像形成部40の転写ニップに向けて搬送される。用紙Sが転写ニップを通過する際、中間転写ベルト421のトナー像が用紙Sの一方の面(画像形成面)に一括して二次転写され、定着部60において定着工程が施される。画像が形成された用紙Sは、排紙ローラー52aを備えた排紙部52により機外に排紙される。
このように、画像形成装置1の用紙搬送部50(用紙搬送装置)は、圧着離間可能な一対のローラー(駆動ローラー541a、従動ローラー541b)を有する中間搬送ローラー部54(第1の搬送ローラー部)と、圧着離間不能な一対のローラー(駆動ローラー531a、従動ローラー531b)を有し、給紙された用紙Sを中間搬送ローラー部54に受け渡す給紙ローラー部53と、中間搬送ローラー部54を境界に屈曲して形成される用紙搬送路P1、P2を備える。
また、用紙搬送部50(用紙搬送装置)は、中間搬送ローラー部54(第1の搬送ローラー部)から用紙Sを受け渡されるループローラー部55(第3の搬送ローラー部)を備える。
通常、用紙Sが中間搬送ローラー部54に受け渡された後は、駆動モーター533から駆動ローラー531aへの動力伝達が切断(給紙ローラー部53の回転駆動が停止)され、中間搬送ローラー部54による搬送力によって用紙Sが搬送されるようになっている。
しかし、手差しトレイ51dから厚紙等の腰の強い用紙Sが搬送される場合には、用紙搬送路P1が屈曲している側(上側)に配置された従動ローラー541bに対して、ニップ力が低下する方向に力が加わるため、中間搬送ローラー部54による用紙Sの搬送が困難となってしまう。
そこで、本実施の形態では、制御部100が、用紙Sが中間搬送ローラー部54に受け渡された後、無条件に給紙ローラー部53の回転駆動を停止させるのではなく、搬送される用紙の種別に応じて、中間搬送ローラー部54(第1の搬送ローラー部)及び給紙ローラー部53(第2の搬送ローラー部)の回転駆動を制御するようになっている。具体的には、制御部100は、図5に示すフローチャートに従って、搬送ローラー部53〜56の駆動制御を行う。
図5は、ローラー駆動制御処理の一例を示すフローチャートである。図5に示すローラー駆動制御処理は、例えば、利用者が操作部22において画像形成を指示するキー操作を行うことに伴い、CPU101がROM102に格納されている所定のプログラムを実行することにより実現される。ここでは、画像形成装置1が画像形成するに際して、手差しトレイ51dに収容された用紙Sが給紙されるものとする。
図5のステップS101において、制御部100は、RAM103に記憶されている用紙Sに関する情報に基づいて、給紙される用紙Sが厚紙であるか否かを判定する。厚紙とは、中間搬送ローラー部54における用紙Sのニップ力が、用紙Sの腰(剛度)により低下しうる用紙であることを意味し、例えば、坪量が120g/m2以上の用紙である。
そして、制御部100は、給紙される用紙Sが厚紙である(中間搬送ローラー部54における用紙Sのニップ力が低下する)と判定した場合にはステップS102の処理に移行し、厚紙でない(中間搬送ローラー部54における用紙Sのニップ力が低下しない)と判定した場合にはステップS109の処理に移行する。
ステップS102において、制御部100は、RAM103に記憶されている用紙Sに関する情報に基づいて、給紙される用紙Sが極小サイズであるか否かを判定する。極小サイズとは、用紙の先端がループローラー部55に到達する前に給紙ローラー部53を抜けるサイズであることを意味する。すなわち、中間搬送ローラー部54のみによって搬送される期間がある用紙である。
そして、制御部100は、給紙される用紙Sが極小サイズであると判定した場合にはステップS107の処理に移行し、極小サイズでない(通常サイズである)と判定した場合にはステップS103の処理に移行する。
通常サイズの厚紙が給紙される場合(ステップS101で“YES”、ステップS102で“NO”)、ステップS103において、制御部100は、給紙ローラー部53(駆動ローラー531a)及び中間搬送ローラー部54(駆動ローラー541a)の回転駆動を開始させる。用紙Sは給紙ローラー部53によって搬送された後、中間搬送ローラー部54に受け渡される。そして、中間搬送ローラー部54と給紙ローラー部53の両方によって搬送される。
このとき、用紙Sの腰により、中間搬送ローラー部54における用紙Sのニップ力が低下するため、中間搬送ローラー部54による用紙Sの搬送力は小さくなる。しかし、給紙ローラー部53の回転駆動が継続されているため、用紙Sはループローラー部55に向けて良好に搬送される。この場合、給紙ローラー部53の回転駆動が継続していても、中間搬送ローラー部54における用紙Sのニップ力が低下しているため、用紙Sの引っ張り合いの問題は生じない。
ステップS104において、制御部100は、用紙検出センサー57により用紙Sの先端が検出されてからの時間に基づいて、用紙Sがループローラー部55に受け渡されたか否かを判定する。そして、制御部100は、用紙Sがループローラー部55に受け渡されたと判定した時点で、ステップS105の処理に移行する。
ステップS105において、制御部100は、給紙ローラー部53(駆動ローラー531a)の回転駆動を停止させる。具体的には、給紙ローラー部53の動力伝達部532のクラッチがオフとされ、駆動ローラー531aへの動力伝達が切断される。用紙Sの後端が給紙ローラー部53を抜けきるまで、用紙Sはループローラー部55によって搬送され、給紙ローラー部53は用紙Sの搬送に伴い連れ回りすることとなる。したがって、ループローラー部55と給紙ローラー部53の間で、用紙Sの引っ張り合いが生じることはない。
ステップS106において、制御部100は、中間搬送ローラー部54(駆動ローラー541a)、ループローラー部55(駆動ローラー551a)、及びレジストローラー部56(駆動ローラー561a)について、通常の駆動制御を行う。通常の駆動制御には、中間搬送ローラー部54(駆動ローラー541a)の回転駆動の停止、ループローラー部55(駆動ローラー551a)の回転駆動の開始及び停止、レジストローラー部56(駆動ローラー561a)の回転駆動の開始及び停止、及びレジスト揺動部564の揺動制御等が含まれる。
このように、制御部100は、搬送される用紙Sの種別に基づいて、中間搬送ローラー部54(第1の搬送ローラー部)における用紙Sのニップ力が低下するか否かを判定し(ステップS101)、中間搬送ローラー部54における用紙Sのニップ力が低下する場合には(ステップS101で“YES”)、中間搬送ローラー部54に用紙Sが受け渡された後も給紙ローラー部53(第2の搬送ローラー部)の回転駆動を継続させる。
これにより、中間搬送ローラー部54による用紙Sの搬送が困難となる場合であっても、用紙Sを良好に搬送することができる。
また、制御部100は、搬送される用紙Sが、ループローラー部55(第3の搬送ローラー部)に受け渡される前に給紙ローラー部53(第2の搬送ローラー部)を抜ける極小サイズ(第1のサイズ)か、ループローラー部55に受け渡された後に給紙ローラー部53を抜ける通常サイズ(第2のサイズ)かを判定し、搬送される用紙Sが通常サイズである場合には(ステップS102で“NO”)、ループローラー部55に用紙が受け渡された時点で、給紙ローラー部53の回転駆動を停止させる(ステップS104、S105)。
これにより、給紙ローラー部53とループローラー部55との間で、用紙Sの引っ張り合いが生じるのを防止することができる。
極小サイズの厚紙が給紙される場合(ステップS101で“YES”、ステップS102で“YES”)は、以下に示す制御が行われる。
すなわち、図5のステップS107において、制御部100は、給紙ローラー部53及び中間搬送ローラー部54の回転駆動を開始させる。ここでは、制御部100は、中間搬送ローラー部54の回転速度を、通常サイズを搬送する際の回転速度(ステップS103で設定される回転速度)よりも高く設定する。用紙Sは給紙ローラー部53によって搬送された後、中間搬送ローラー部54に受け渡される。そして、中間搬送ローラー部54と給紙ローラー部53の両方によって搬送される。
このとき、用紙Sの腰により、中間搬送ローラー部54における用紙Sのニップ力が低下するため、中間搬送ローラー部54による用紙Sの搬送力は小さくなる。しかし、給紙ローラー部53の回転駆動が継続されているため、用紙Sはループローラー部55に向けて良好に搬送される。
ステップS108において、制御部100は、用紙検出センサー57により用紙Sの先端が検出されてからの時間に基づいて、用紙Sの後端が給紙ローラー部53を抜けたか否かを判定する。そして、制御部100は、用紙Sの後端が給紙ローラー部53を抜けたと判定した時点で、ステップS105の処理に移行する。
ステップS105において、制御部100は、給紙ローラー部53の回転駆動を停止させる。用紙Sの後端が給紙ローラー部53を抜けた後は、中間搬送ローラー部54のみによって搬送されることとなるが、中間搬送ローラー部54の回転速度が高速に設定され、用紙Sの搬送力が増大しているので、用紙Sをループローラー部55まで搬送することができる。
そして、ステップS106において、制御部100は、中間搬送ローラー部54、ループローラー部55、及びレジストローラー部56について、通常の駆動制御を行う。
このように、制御部100は、搬送される用紙Sの種別に基づいて、中間搬送ローラー部54(第1の搬送ローラー部)における用紙Sのニップ力が低下するか否かを判定し(ステップS101)、中間搬送ローラー部54における用紙Sのニップ力が低下する場合には(ステップS101で“YES”)、中間搬送ローラー部54に用紙Sが受け渡された後も給紙ローラー部53(第2の搬送ローラー部)の回転駆動を継続させる。
これにより、中間搬送ローラー部54による用紙Sの搬送が困難となる場合であっても、用紙Sを良好に搬送することができる。
また、制御部100は、搬送される用紙Sが、ループローラー部55(第3の搬送ローラー部)に受け渡される前に給紙ローラー部53(第2の搬送ローラー部)を抜ける極小サイズ(第1のサイズ)か、ループローラー部55に受け渡された後に給紙ローラー部53を抜ける通常サイズ(第2のサイズ)かを判定し(ステップS102)、搬送される用紙Sが極小サイズである場合には(ステップS102で“YES”)、通常サイズの用紙Sを搬送する場合に比較して、中間搬送ローラー部54の回転速度を高く設定する(ステップS107)。
これにより、中間搬送ローラー部54における用紙Sの搬送力が増大するので、用紙Sをループローラー部55まで搬送することができる。
厚紙でない用紙が給紙される場合(ステップS101で“NO”)は、以下に示す制御が行われる。
すなわち、図5のステップS109において、制御部100は、給紙ローラー部53及び中間搬送ローラー部54の回転駆動を開始させる。用紙Sは給紙ローラー部53によって搬送された後、中間搬送ローラー部54に受け渡される。厚紙に比較して腰の低い用紙Sが給紙される場合は、中間搬送ローラー部54における用紙Sのニップ力は低下しない。
ステップS110において、制御部100は、用紙検出センサー57からの出力信号に基づいて、用紙Sが中間搬送ローラー部54に受け渡されたか否かを判定する。そして、制御部100は、用紙Sが中間搬送ローラー部54に受け渡されたと判定した時点で、ステップS105の処理に移行する。
ステップS105において、制御部100は、給紙ローラー部53の回転駆動を停止させる。用紙Sの後端が給紙ローラー部53を抜けきるまで、用紙Sは中間搬送ローラー部54によって搬送され、給紙ローラー部53は用紙Sの搬送に伴い連れ回りすることとなる。したがって、中間搬送ローラー部54と給紙ローラー部53の間で、用紙Sの引っ張り合いが生じることはない。
そして、ステップS106において、制御部100は、中間搬送ローラー部54、ループローラー部55、及びレジストローラー部56について、通常の駆動制御を行う。
このように、制御部100は、中間搬送ローラー部54(第1の搬送ローラー部)における用紙Sのニップ力が低下しないと判定した場合には(ステップS101で“NO”)、中間搬送ローラー部54に用紙が受け渡された時点で、給紙ローラー部53の回転駆動を停止させる(ステップS109、S110)。
これにより、給紙ローラー部53と中間搬送ローラー部54との間で、用紙Sの引っ張り合いが生じるのを防止することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、本発明に係る用紙搬送装置は、画像形成装置に備えられるものに限定されず、屈曲した用紙搬送路を有し、用紙搬送路の屈曲部に圧着離間するローラー対が配置されている用紙搬送装置に適用できる。
また、本発明に係る画像形成装置は、単色画像を形成するモノクロの画像形成装置や、CMYK4色が一体となった画像形成ユニットを利用したロータリー方式(4サイクル方式)の画像形成装置に適用することもできる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 画像形成装置
10 画像読取部
20 操作表示部
30 画像処理部
40 画像形成部
50 用紙搬送部
51 給紙部
51a、51b、51c 給紙トレイユニット
51d 手差しトレイ
52 排紙部
53 給紙ローラー部
531a 駆動ローラー
531b 従動ローラー
532 動力伝達部
533 駆動モーター
54 中間搬送ローラー部
541a 駆動ローラー
541b 従動ローラー
542 動力伝達部
543 駆動モーター
544 圧着離間部
55 ループローラー部
551a 駆動ローラー
551b 従動ローラー
552 動力伝達部
553 駆動モーター
554 圧着離間部
56 レジストローラー部
561a 駆動ローラー
561b 従動ローラー
562 動力伝達部
563 駆動モーター
564 レジスト揺動部
57、58 用紙検出センサー
60 定着部
100 制御部
S 用紙
P1、P2 用紙搬送路

Claims (6)

  1. 複数の搬送ローラー部のうちの少なくとも一つで用紙を狭持して搬送する用紙搬送装置であって、
    圧着離間可能な一対のローラーを有する第1の搬送ローラー部と、
    圧着離間不能な一対のローラーを有し、給紙された用紙を前記第1の搬送ローラー部に受け渡す第2の搬送ローラー部と、
    前記第1の搬送ローラー部を境界に屈曲して形成される用紙搬送路と、
    搬送される用紙の種別に応じて、前記第1の搬送ローラー部及び前記第2の搬送ローラー部の回転駆動を制御する制御部と、を備えることを特徴とする用紙搬送装置。
  2. 前記制御部は、搬送される用紙の種別に基づいて、前記第1の搬送ローラー部における用紙のニップ力が低下するか否かを判定し、
    前記第1の搬送ローラー部における用紙のニップ力が低下する場合には、前記第1の搬送ローラー部に用紙が受け渡された後も前記第2の搬送ローラー部の回転駆動を継続させることを特徴とする請求項1に記載の用紙搬送装置。
  3. 前記制御部は、前記第1の搬送ローラー部における用紙のニップ力が低下しないと判定した場合には、前記第1の搬送ローラー部に用紙が受け渡された時点で、前記第2の搬送ローラー部の回転駆動を停止させることを特徴とする請求項2に記載の用紙搬送装置。
  4. 前記第1の搬送ローラー部から用紙を受け渡される第3の搬送ローラー部を備え、
    前記制御部は、搬送される用紙が、前記第3の搬送ローラー部に受け渡される前に前記第2の搬送ローラー部を抜ける第1のサイズか、前記第3の搬送ローラー部に受け渡された後に前記第2の搬送ローラー部を抜ける第2のサイズかを判定し、
    搬送される用紙が前記第1のサイズである場合には、前記第2のサイズの用紙を搬送する場合に比較して、前記第1の搬送ローラー部の回転速度を高く設定することを特徴とする請求項2又は3に記載の用紙搬送装置。
  5. 前記制御部は、搬送される用紙が前記第2のサイズである場合には、前記第3の搬送ローラー部に用紙が受け渡された時点で、前記第2の搬送ローラー部の回転駆動を停止させることを特徴とする請求項4に記載の用紙搬送装置。
  6. 請求項1から5の何れか一項に記載の用紙搬送装置と、
    前記用紙搬送装置により搬送されてきた用紙に画像を形成する画像形成部と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
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