JP2013123809A - 印刷装置および方法、並びにプログラム - Google Patents

印刷装置および方法、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】メタリックインクを用いてグラデーション印刷することにより、より立体感を与える。
【解決手段】領域検出部72は、画像入力部71で入力された画像データの画像領域内において、所定の閾値以上の面積を有する領域をメタリック領域として検出し、それ以外の領域を非メタリック領域として検出する。立体処理部73は、検出されたメタリック領域をベクタライズ化し、ベクタライズ後の輪郭と重心とを結ぶ線上を所定間隔で分割し、重心から輪郭に向かう方向にメタリックインクや光沢インクの濃度を加減するように階調のデータ変更を行う。これにより、メタリックインク印刷領域には、重心から輪郭に向かう方向にグラデーションを形成するようなインク量でメタリックインク吐出が行われ、非メタリック領域には、データ階調に応じたインク量でカラー吐出が行われる。
【選択図】図4

Description

本発明は、印刷装置および方法、並びにプログラムに関し、特に、特殊インクを用いた印刷装置および方法、並びにプログラムに関する。
近年では、カラーインクを用いた高品位のカラー印刷のみならず、光沢インクやメタリックインク等をカラーインクと併用し、金属光沢をもたらす印刷手法が種々提案されている。
例えば、特許文献1には、原紙とカラー印刷層との間に光沢付与層を設けることで、自然なメタリック感を表出させる技術が提案されている。
また例えば、特許文献2には、画像情報に応じて輝度の高いところは光沢にし、暗いところは艶消しにして立体感を付与する技術が提案されている。
また例えば、特許文献3には、ガラス面の部分的に透明インクを重ねて光沢に差をつけることで立体感のある印刷をする技術が提案されている。
特開2004−202749号公報 特開2005−219388号公報 特開2002−219850号公報
しかしながら、特許文献1〜3の技術では、単にメタリックインクや光沢インクを印刷するか、しないかによって立体感を与えるものであり、メタリックインクや光沢インクを用いてグラデーション印刷するといった技術は存在しない。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、メタリックインクを用いてグラデーション印刷することにより、より立体感を与えることが可能な印刷装置および方法、並びにプログラムを提供することである。
本発明の一側面は、メタリックインクと複数種類のカラーインクとを併用して画像データを印刷する印刷装置であって、画像データの画像領域から、少なくともメタリックインクを用いて印刷する領域をメタリック領域として検出する領域検出手段と、検出手段により検出されたメタリック領域の重心から輪郭に向かう方向に、メタリックインクの量が増えるまたは減るような階調のデータ変更を行う立体処理手段と、立体処理手段により階調のデータ変更が行われたメタリック領域における画像データを色変換するとともに、メタリック領域以外の領域における画像データを色変換する色変換手段と、色変換手段により色変換された色のカラーインクとメタリックインクとの吐出により画像データの印刷を行う印刷手段とを備えることを特徴とする。
以上のように、メタリック領域として検出されたメタリックインク印刷領域には、重心から輪郭に向かう方向にグラデーションを形成するようなインク量でメタリックインク吐出や光沢インク吐出を行う。一方、非メタリック領域(カラーインク印刷領域)には、データ階調に応じたインク量で吐出を行う。これにより、メタリック印刷領域に均一にメタリックインクや光沢インクを印刷する場合に比べ、より立体感を与えることが可能となる。
領域検出手段は、前記画像データの画像領域から、所定の閾値以上の面積を有する領域をメタリック領域として検出することができる。これにより、視覚効果の強い領域に対してメタリック印刷することができる。
メタリック印刷が施された印刷物を走査し、画像データとして取り込む取り込み手段をさらに備え、領域検出手段は、取り込み手段により取り込まれた画像データのうち、印刷物の反射特性が異なる領域をメタリック領域として検出することができる。これにより、スキャンした印刷物の画像データに対しても、グラデーションを用いたメタリック印刷を行うことができる。
印刷手段は、単色のメタリックインクの吐出によりメタリック印刷を行った後、メタリック印刷に重ねて、カラーインクの吐出によりカラー印刷を行うことができる。これにより、メタリックインク印刷領域では、カラーインク印刷領域がメタリックインク印刷領域の上に来るよう重なるので、メタリックインク印刷領域において、カラーインクの色がメタリック感を持って観察されることになる。
印刷手段は、複数色のメタリックインクの吐出によりメタリック印刷を行った後、メタリック印刷に重ねずに、カラーインクの吐出によりカラー印刷を行うことができる。これにより、メタリックインク印刷領域において、カラーインクの色を持ったメタリック感が観察され、カラーインク印刷領域において、通常のカラーインクの色が観察されることになる。
印刷手段は、単色のメタリックインクの吐出によりメタリック印刷を行った後、メタリック印刷に重ねずに、カラーインクの吐出によりカラー印刷を行うことができる。これにより、メタリックインク印刷領域において、単色のメタリック感が観察され、カラーインク印刷領域において、通常のカラーインクの色が観察されることになる。
印刷手段は、カラー印刷を行った後、さらに光沢インクの吐出により光沢印刷を行うことができる。これにより、カラー印刷、メタリック印刷、および光沢印刷を併用した印刷物を提供することが可能となる。
色変換手段は、メタリック領域における画像データを、メタリックインクの色成分に変換するとともに、メタリック領域以外の領域における画像データを、カラーインクの色成分に変換することができる。これにより、メタリックインクをカラーインクと同じように扱うことができる。
本発明の一側面は、メタリックインクと複数種類のカラーインクとを併用して画像データを印刷する印刷装置の印刷方法であって、画像データの画像領域から、少なくともメタリックインクを用いて印刷する領域をメタリック領域として検出する領域検出ステップと、検出ステップの処理で検出されたメタリック領域の重心から輪郭に向かう方向に、メタリックインクの量が増えるまたは減るような階調のデータ変更を行う立体処理ステップと、立体処理ステップの処理で階調のデータ変更が行われたメタリック領域における画像データを色変換するとともに、メタリック領域以外の領域における画像データを色変換する色変換ステップと、色変換ステップの処理で色変換された色のカラーインクとメタリックインクとの吐出により画像データの印刷を行う印刷ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の一側面は、メタリックインクと複数種類のカラーインクとを併用して画像データを印刷する印刷処理をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、画像データの画像領域から、少なくともメタリックインクを用いて印刷する領域をメタリック領域として検出する領域検出ステップと、検出ステップの処理で検出されたメタリック領域の重心から輪郭に向かう方向に、メタリックインクの量が増えるまたは減るような階調のデータ変更を行う立体処理ステップと、立体処理ステップの処理で階調のデータ変更が行われたメタリック領域における画像データを色変換するとともに、メタリック領域以外の領域における画像データを色変換する色変換ステップと、色変換ステップの処理で色変換された色のカラーインクとメタリックインクとの吐出により画像データの印刷を行う印刷ステップとを含む処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、メタリックインクを用いてグラデーション印刷することにより、より立体感を与えることが可能な印刷装置および方法、並びにプログラムを提供することができる。
本実施の形態に係るプリンターの記録ヘッドの概略斜視図である。 インクカートリッジに挿入されるインク導入針の断面図である。 本実施の形態に係るプリンターの内部の構成例を示すブロック図である。 プリンターの機能構成例を示すブロック図である。 メタリック領域の一例を示す図である。 メタリックインクや光沢インクの濃度の加減例を説明するための図である。 印刷物の模式断面図である。 印刷処理を説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
本実施の形態は、金属顔料(メタリック顔料ともいう)を含む油性インク組成物と、有彩色油性染料を含む有彩色インク組成物、黒色油性染料を含む黒色インク組成物、及び色材を含有しない無色透明インク組成物からなる群から選択された少なくとも1種以上の油性インク組成物とを備えるインクセットを利用してメタリック印刷を行う。染料、顔料としては、公知のものを適宜使用することができる。「有彩色」とは、白から灰色を経て黒に至る系列の色(無彩色)以外のすべての色をいう。なお、インクセットの詳細については、本出願人が先に提案した、特開2010−18651号に記載されている。
また本実施の形態において、「メタリック印刷」とは、印刷面に金属光沢面を形成する印刷であると定義する。「光沢印刷」とは、印刷面にハーフミラー様の光沢面、すなわち光沢感(ラメ感)が感じられるが、背景も透けて見えるような風合いの印刷であると定義する。
[記録ヘッドの構成]
図1は、本実施の形態に係るプリンターの記録ヘッドの概略斜視図である。
本発明のプリンターは、上記インクセットを備えた、インクジェットプリンターであり、図1の例では、キャリッジ(図示せず)に収容される記録ヘッド1を示している。また、図2は、インクカートリッジに挿入されるインク導入針19の断面図である。
例示した記録ヘッド1は、カートリッジ基台15(以下、「基台」という)を有している。この基台15には、ヘッドケース16が取り付けられる。このヘッドケース16には流路ユニット17が取り付けられる(配設される)。この基台15は例えば合成樹脂によって成型されており、その上面には複数の区画15a(液体貯留部材装着部)が設けられている。
各区画15aには、メッシュフィルタ18を介在させてインク導入針19がそれぞれ取り付けられている。そして、これらの区画15aにはインクカートリッジ(図示せず)が装着される。即ち、インクカートリッジはこの基台15上に配置される。インクカートリッジに挿入されるインク導入針19の詳細については後述する。区画15aとは反対側となる基台15の他面には、回路基板20(図1)が取り付けられる。そして、この回路基板20は、パッキンとして機能するシート部材21を介して基台15に取り付けられている。
ヘッドケース16は、基台15に固定されるものであり、圧電振動子を有する振動子ユニット22を収容するためのケーシングである。そして、ヘッドケース16の基台15の取付面とは反対側の先端面には、流路ユニット17が接着剤等により固定されている。この流路ユニット17は、弾性板23、流路形成基板24、及びノズルプレート25を順次積層し、接着剤等で固定して一体化することにより作製されている。
ここで、ノズルプレート25は、例えば、ステンレス製の薄板から作製された板状部材であり、プリンターのドット形成密度に対応したピッチで微細なノズル開口26が列状に形成されている。また、ヘッドカバー27は、例えば、金属製の薄板部材によって構成されている。
インクカートリッジに挿入されるインク導入針19は、上流側の先端が円錐状に形成されると共に、内部にインク導入路41が形成された中空針であり、下半部分が上流側から下流側に向けて拡開するテーパー形状に形成されている。また、このインク導入針19の先端側には、外部空間とインク導入路41とを連通するインク導入孔42が開設されている。
このインク導入針19は、メッシュフィルタ18を介在させた状態で、例えば超音波溶着によって基台15に取り付けられる。これにより、インク導入針19のインク導入路41とヘッドケース16のインク連通路37とが連通する。
そして、インクカートリッジ(図示せず)を基台15の区画15aに装着すると、インク導入針19がインクカートリッジの針挿入口内に挿入され、インクカートリッジの内部空間とインク導入針19内のインク導入路41とがインク導入孔42を介して連通する。その後、インクカートリッジに貯留されたインクは、インク導入孔42を通じてインク導入路41内に導入され、インク連通路37を通じてノズル開口26から吐出される。
[プリンターの内部の構成]
図3は、本実施の形態に係るプリンターの内部の構成例を示すブロック図である。このプリンター50は、CPU(Central Processing Unit)51、メモリー52、および入出力インターフェース53が、バス54を介して接続されている。入出力インターフェース53には、入力部55、表示部56、ドライブ57、通信部58、およびプリンターエンジン59が接続されている。
CPU51は、入力部55からの入力信号に基づいてプリンター50を起動するためのブートプログラムをメモリー52から読み出して実行し、さらにメモリー52に格納されている各種オペレーティングシステムを読み出す。
またCPU51は、入力部55からの入力信号に基づいて各種の制御を行ったり、メモリー52に記憶されているプログラムを読み出し、読み出したプログラムのコマンドに基づいて一連の処理を実行したりする。
メモリー52は、半導体メモリーなどで構成されており、CPU51で実行されるプログラムなどを記憶する。メモリー52には、CPU51が実行するプログラムとして、例えば、画像データの画像領域内において閾値以上の面積を有する領域を検出し、その領域にメタリックや光沢のグラデーションを自動付加するアプリケーションが用意される。以下、適宜、メタリックや光沢のグラデーションを自動付加するこのアプリケーションを印刷処理アプリケーションという。
入力部55は、プリンター50の操作者が各種の操作を入力する操作パネル、ボタン、スイッチなどの入力デバイスにより構成されており、操作者の操作に基づいて入力信号を生成し、入出力インターフェース53およびバス54を介してCPU51に送信する。
表示部56は、例えば液晶ディスプレイであり、CPU51からバス54および入出力インターフェース53を介して受信した信号に基づいて、各種画面などを表示する。また表示部56は、タッチパネルとして機能するようにしてもよい。
ドライブ57は、CPU51の制御の下、リムーバブルメディア61から読み出したデータを、入出力インターフェース53を介して表示部56に表示させる。
通信部58は、図示せぬパーソナルコンピュータやデジタルスチルカメラ等と、無線または有線により通信処理する。
プリンターエンジン59は、CPU51から供給された印刷データに基づき印刷を行う印刷機構(キャリッジに収容される図1の記録ヘッド1)である。
リムーバブルメディア61は、例えば、フラッシュメモリや超小型のハードディスクを内蔵したメモリカードである。このリムーバブルメディア61には、図示せぬデジタルスチルカメラで撮影された画像データ、およびパーソナルコンピュータから取り込んだ画像データなどが記憶されている。
図4は、プリンター50の機能構成例を示すブロック図である。図4に示す機能部のうちの少なくとも一部は、図3のCPU51により印刷処理アプリケーションが実行されることによって実現される。
画像入力部71は、通信部58を介してパーソナルコンピュータやデジタルスチルカメラから取り込まれた画像データ、あるいは、リムーバブルメディア61で取り込まれた画像データを入力し、領域検出部72に供給する。
領域検出部72は、画像入力部71から供給された画像データに基づく画像において、たとえば、エッジに囲まれている領域であって、その領域の面積が所定の閾値以上の面積を有する領域(例えば、特定の図形形状)をメタリック領域として検出し、それ以外の領域を非メタリック領域(カラー印刷領域)として検出する。
つまり本実施の形態では、例えば、特定の図形形状を、メタリック印刷を施すものであると指定することができ、それ以外の領域に対して通常のカラー印刷を施すものであると指定することができる。メタリック領域の指定方法は、例えば、画像データに付随するタグ情報等を用いることにより予めメタリック領域を指定したり、特定の図形形状(例えば、円や多角形といったほぼ点対称となる図形等)をメタリック領域と認識するようにプログラミングしたり、特定の色での印刷領域をメタリック領域と認識するようにプログラミングしたりすることができる。
立体処理部73は、領域検出部72で検出されたメタリック領域に対し、メタリック印刷を施すための立体化処理を行う。例えば、メタリック領域をベクタライズ化(アウトライン抽出)し、ベクタライズ後のメタリック領域の輪郭とその重心とを結ぶ線上を所定間隔で分割し、重心から輪郭に向かう方向(法線を描く方向)にメタリックインクや光沢インクの濃度を加減するように階調のデータ変更を行う。なおこの階調の変更については、図5および図6を参照して後述する。
色変換部74は、予め用意されたメタリック領域に用いる色変換テーブル(RGBの色成分からメタリックインクの色成分に変換するルックアップテーブル)を参照し、領域検出部72から供給されたRGBの3色の色成分からなる画像データ中のメタリック領域について、その色成分を、プリンター50が表現可能な色成分(メタリックシアン(mC)、メタリックマゼンタ(mM)、メタリックイエロー(mY)、メタリックブラック(mK))に変換する。これにより、メタリックインクをカラーインクと同じように扱うことができる。
また色変換部74は、予め用意された非メタリック領域に用いる色変換テーブル(RGBの色成分からカラーインクの色成分に変換するルックアップテーブル)を参照し、非メタリック領域について、その色成分を、プリンター50が表現可能な色成分(シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K))に変換する。
ハーフトーン処理部75は、色変換部74によって色変換された画像データの階調を、ドットの分布によって表すハーフトーン処理を行う。ハーフトーン処理としては、公知のディザ法、誤差拡散法、濃度パターン法等を利用することができる。
印刷処理部76は、ハーフトーン処理された画像データの並びを、プリンターエンジン59に転送すべき順序に並べ替えて、印刷データとして出力する。印刷処理部76は、画像データのうちメタリック領域にメタリックインクによるメタリックドットを形成し、非メタリック領域に各色のカラーインクによるカラードット形成を行う。
次に、図5および図6を参照して、メタリック領域の立体化処理について説明する。図5(a)、図5(b)は、メタリック領域の一例を示している。図6(a)〜図6(c)は、メタリックインクや光沢インクの濃度の加減(調整)例を説明するための図である。
図5(a)に示すような円形状や図5(b)に示すような星形形状がメタリック領域として検出された場合、立体処理部73は、重心Pとベクタライズ後の輪郭M(Mは輪郭上に複数設定される)を結ぶ線上を所定間隔で分割し、図6(a)に示すように、輪郭部分ではメタリックインクの使用量を100%とし、重心部に向かう方向にメタリックインクの使用量が減って(たとえば、分割した位置で使用量が段階的に減って)、メタリックインクのみでグラデーションを形成するような階調のデータに変更する。これにより、矢印A1、矢印A2の先にそれぞれ示されるように、メタリック領域内に、メタリックインクを用いたグラデーションが付加される。メタリックインクは光を吸収する特性を有していることから、より厚くメタリックインクが付された部分は、濃い色となるとともに暗く見えるようになる。その結果、矢印A1、矢印A2の先にそれぞれ示されるように、図形の輪郭部分が中央部分より暗く見えるようになり、図形に立体感を与えることができる。
また立体処理部73は、図6(b)に示すように、輪郭部分では光沢インクの使用量を0%とし、重心部に向かう方向に光沢インクの使用量を増やして、光沢インクのみでグラデーションを形成するような階調のデータに変更する。メタリック領域内に、光沢インクを用いたグラデーションが付加される。光沢インクは光を反射する特性を有していることから、より厚く光沢インクが付された部分は、明るく見えるようになる。その結果、矢印A1、矢印A2の先にそれぞれ示されるように、図形の中央部分が輪郭部分より明るく見えるようになり、図形に立体感を与えることができる。
また立体処理部73は、図6(c)に示すように、輪郭部分ではメタリックインクの使用量を100%、光沢インクの使用量を0%とし、重心部に向かう方向にメタリックインクの使用量を減らし、光沢インクの使用量を増やして、メタリックインクと光沢インクを組み合わせてグラデーションを形成するような階調のデータに変更する。これにより、より輪郭と中央部分の明るさの差異を強調できるので、より立体感が与えられる。
本実施の形態は、図6(a)〜図6(c)のインクの調整方法に限らず、例えば、以下の調整方法を用いることも可能である。
1.輪郭部分ではメタリックインクの使用量を0%とし、重心部に向かう方向にメタリックインクの使用量を増やすように調整する。
2.輪郭部分では光沢インクの使用量を100%とし、重心部に向かう方向に光沢インクの使用量を減らすように調整する。
3.輪郭部分ではメタリックインクの使用量を0%、光沢インクの使用量を100%とし、重心部に向かう方向にメタリックインクの使用量を増やし、光沢インクの使用量を減らすように調整する。
4.輪郭部分ではメタリックインクと光沢インクの使用量を100%とし、重心部に向かう方向にメタリックインクと光沢インクの使用量を減らすように調整する。
5.輪郭部分ではメタリックインクと光沢インクの使用量を0%とし、重心部に向かう方向にメタリックインクと光沢インクの使用量を増やすように調整する。
また、上記の調整方法は、ユーザにより選択可能にしてもよい。その場合、例えば、表示部56に、調整方法選択画面(図示せず)を表示させ、ユーザが調整方法一覧の中から任意に選択すればよい。
さらに、インクの使用量を100%から0%に減らすような調整、あるいは、インクの使用量を0%から100%に増やすような調整以外にも、濃度幅をユーザにより設定可能にしてもよい。その場合、例えば、表示部56に、濃度設定画面(図示せず)を表示させ、ユーザが濃度を任意に設定すればよい。
また図5(a)、図5(b)の例では、輪郭が濃く、中央部分が明るくするものとしたが、逆に、輪郭近くを明るくし、中央部分を暗くすることができる。そのようにすることより、たとえば、中央がへこんでいる絵柄を表すことができる。
[印刷方法]
本実施の形態では、以下の3つの印刷パターンにより印刷を行う。
1.単色のメタリックインクによるグラデーション印刷を行った後、メタリック印刷上に重ねてカラーインクによる印刷を行う。
2.4色のメタリックインクによるグラデーション印刷を行った後、メタリック印刷には重ねずに、カラーインクによる印刷を行う。
3.単色のメタリックインクによるグラデーション印刷を行った後、メタリック印刷には重ねずに、カラーインクによる印刷を行う。
上記の印刷方法は、ユーザにより選択可能にしてもよい。その場合、例えば、表示部56に、印刷方法選択画面(図示せず)を表示させ、ユーザが印刷方法一覧の中から任意に選択すればよい。
図7(a)は、上記印刷パターン1による印刷方法を説明する印刷物の模式断面図である。
図7(a)に示すように、単色のメタリックインクによるグラデーション印刷が行われ、画像の絵柄によっては、グラデーション印刷が行われたれる印刷領域(図中、Metalと示す領域)に重ねて、4色のカラーインクの吐出によりカラーインク印刷が行われた印刷領域(図中、C、M、Y、Kと示す領域)が形成される。つまり、図7(a)の例では、メタリックインクによる印刷を行った後にカラーインクによる印刷を行うことにより、メタリックインクによる印刷領域にカラーインクによる印刷領域を重ねた特色領域が得られる。そして、印刷済み表面の側から印刷画像を観察すると、メタリックインク印刷領域では、カラーインク印刷領域がメタリックインク印刷領域の上になるように重なるので、たとえば、メタリックインク印刷領域において、カラーインクの色がメタリック感を持って観察されることになる。
図7(b)は、上記印刷パターン2による印刷方法を説明する印刷物の模式断面図である。
図7(b)に示すように、4色のメタリックインクによるグラデーション印刷が行われるメタリックインク印刷領域(図中、mC、mM、mY、mKと示す領域)と、4色のカラーインクの吐出により印刷が行われるカラーインク印刷領域(図中、C、M、Y、Kと示す領域)が、重ならずに存在する。つまり、図7(b)の例では、メタリックインクをカラーインクと同じように扱うことで、印刷済み表面の側から印刷画像を観察すると、メタリックインク印刷領域において、カラーインクの色を持ったメタリック感が観察され、カラーインク印刷領域において、通常のカラーインクの色が観察されることになる。
図7(c)は、上記印刷パターン3による印刷方法を説明する印刷物の模式断面図である。
図7(c)に示すように、単色のメタリックインクによるグラデーション印刷が行われるメタリックインク印刷領域(図中、Metalと示す領域)と、4色のカラーインクの吐出により印刷が行われるカラーインク印刷領域(図中、C、M、Y、Kと示す領域)が、重ならずに存在する。つまり、図7(c)の例では、印刷済み表面の側から印刷画像を観察すると、メタリックインク印刷領域において、単色のメタリック感が観察され、カラーインク印刷領域において、通常のカラーインクの色が観察されることになる。
図7(a)〜図7(c)の例では、メタリックインクとカラーインクを併用して印刷を行うようにしたが、さらに、カラーインクを用いて印刷を行った後、光沢インクを用いて、図6(b)、図6(c)で示したインクの調整方法を用いて光沢印刷を行うことができる。これにより、カラー印刷、メタリック印刷、および光沢印刷を併用した印刷物を提供することが可能となる。
[印刷処理]
次に、図8のフローチャートを参照して、印刷処理アプリケーションが実行する印刷処理について説明する。
ステップS1において、画像入力部71は、RGB形式の画像データを入力する。ステップS2において、領域検出部72は、ステップS1の処理で入力された画像データから特定の図形形状の領域であって、所定の閾値以上の面積を有する領域をメタリック領域として検出し、それ以外の領域を非メタリック領域として検出する。つまり、領域検出部72は、予め定めたプログラムに従って、例えば、特定形状の図形領域や所定の色にて印刷される領域をメタリック領域と判別する。例えば、太陽や星を含む印刷画像であれば、この画像における太陽や星を、形状や色等の画像解析を経て区別し、その区別領域をメタリック領域と判別するようにすることができる。あるいは、画像データに付随したタグ情報を利用して、メタリック領域と判別するようにすることもできる。
ステップS3において、領域検出部72は、ステップS2の処理での検出結果から、RGB形式の画像データのうち、メタリック領域として検出された印刷対象画素のデータ部分を立体処理部73に供給し、ステップS4に進む。一方、領域検出部72は、ステップS3において、たとえばメタリック領域以外の領域を非メタリック領域として、その印刷対象画素のデータ部分を色変換部74に供給し、ステップS6に進む。
ステップS4において、立体処理部73は、領域検出部72で検出されたメタリック領域をベクタライズ化し、ベクタライズ後の輪郭と重心とを結ぶ線上を所定間隔で分割し、重心から輪郭に向かう方向にメタリックインクや光沢インクの濃度を加減するように階調のデータ変更を行う。そして、立体処理部73は、階調の変更を行った画像データを色変換部74に供給する。
ステップS5において、色変換部74は、予め用意されたメタリック領域に用いる色変換テーブル(RGBの色成分からメタリックインクの色成分に変換するルックアップテーブル)を参照し、立体処理部73から供給されたRGBの3色の色成分からなる画像データ中のメタリック領域について、その色成分を、プリンター50が表現可能なメタリックインクの色成分(メタリックシアン(mC)、メタリックマゼンタ(mM)、メタリックイエロー(mY)、メタリックブラック(mK))に変換する。
ステップS6において、色変換部74は、予め用意された非メタリック領域(通常のカラーインク印刷領域)に用いる色変換テーブル(RGBの色成分からカラーインクの色成分に変換するルックアップテーブル)を参照し、領域検出部72から供給されたRGBの3色の色成分からなる画像データ中に非メタリック領域について、その色成分を、プリンター50が表現可能なカラーインクの色成分(シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K))に変換する。
ステップS7において、ハーフトーン処理部75は、ステップS5、ステップS6の処理で色成分が変換された画像データのハーフトーン処理を行い、印刷データを生成する。ステップS8において、印刷処理部76は、ハーフトーン処理後の画像データの印刷を行う。
[発明の実施の形態における効果]
以上のように、メタリック領域として検出されたメタリックインク印刷領域には、重心から輪郭に向かう方向にグラデーションを形成するようなインク量でメタリックインク吐出や光沢インク吐出を行う。一方、非メタリック領域(カラーインク印刷領域)には、データ階調に応じたインク量でカラー吐出を行う。これにより、メタリック印刷領域に均一にメタリックインクや光沢インクを印刷する場合に比べ、より立体感を与えることができる。
[変形例]
1.以上においては、画像入力部71が入力した画像データからメタリック領域を特定し、その領域にメタリックインクや光沢インクを用いてグラデーション印刷を行うようにしたが、本実施の形態はこれに限定されず、例えば、メタリック印刷や光沢印刷が施された印刷物をスキャナーで取り込み、取り込んだ画像データに対し、メタリック印刷や光沢印刷を行うこともできる。具体的には、メタリックインクや光沢インクが、通常のカラーインクの光学的特性と異なることから、スキャナーにおいて、印刷物に照射した光源からの光の反射光を撮像素子が受光し、その反射光の反射特性が異なる領域をメタリック領域として検出し、その領域に対し、メタリックインクや光沢インクを用いてグラデーション印刷を行うことでより立体感を与えることもできる。
2.また以上においては、メタリックの表現効果を得ることができるように所定の閾値以上の面積をメタリック領域としたが、その大きさの制限をせずにメタリック領域とすることもできる。
3.メタリック領域内の重心と輪郭とを結ぶ線上を所定間隔で分割し、重心から輪郭に向かう方向にメタリックインクや光沢インクの濃度を加減するように階調のデータ変更を行うことでグラデーションを形成するようにしたが、重心位置を任意にずらすことで、グラデーションのパターンに変化を付けることも可能である。
4.特定の図形形状(例えば、円や多角形といったほぼ点対称となる図形)をメタリック領域として検出し、重心から輪郭に向かう方向にグラデーションを形成する一例を説明したが、これに限らず、例えば、帯状の矩形をメタリック領域として検出し、長手方向にグラデーションを形成することも可能である。
5.上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行することもできるし、ソフトウエアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行する場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム記録媒体からインストールされる。コンピュータが実行するプログラムは、例えば、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disc)等)、光磁気ディスク、もしくは半導体メモリーなどよりなるパッケージメディアであるリムーバブルメディア61に記録して、あるいは、ローカルエリアネットワーク、インタネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供される。
そして、プログラムは、リムーバブルメディア61をドライブ57に装着することにより、入出力インターフェース53を介して、メモリー52にインストールすることができる。また、プログラムは、有線または無線の伝送媒体を介して、通信部58で受信し、メモリー52にインストールすることができる。その他、プログラムは、メモリー52に、あらかじめインストールしておくことができる。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。さらに、プログラムは、遠方のコンピュータに転送されて実行されるものであっても良い。
6.この発明は、上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化したり、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせたりすることにより種々の発明を形成できる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施の形態に亘る構成要素を適宜組み合わせても良い。
50 プリンター
51 CPU
71 画像入力部
72 領域検出部
73 立体処理部
74 色変換部
75 ハーフトーン処理部
76 印刷処理部

Claims (10)

  1. メタリックインクと複数種類のカラーインクとを併用して画像データを印刷する印刷装置であって、
    前記画像データの画像領域から、少なくともメタリックインクを用いて印刷する領域をメタリック領域として検出する領域検出手段と、
    前記検出手段により検出された前記メタリック領域の重心から輪郭に向かう方向に、前記メタリックインクの量が増えるまたは減るような階調のデータ変更を行う立体処理手段と、
    前記立体処理手段により階調のデータ変更が行われた前記メタリック領域における画像データを色変換するとともに、前記メタリック領域以外の領域における画像データを色変換する色変換手段と、
    前記色変換手段により色変換された色の前記カラーインクと前記メタリックインクとの吐出により前記画像データの印刷を行う印刷手段と
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  2. 請求項1に記載の印刷装置において、
    前記領域検出手段は、
    前記画像データの画像領域から、所定の閾値以上の面積を有する領域をメタリック領域として検出する
    ことを特徴とする印刷装置。
  3. 請求項1に記載の印刷装置において、メタリック印刷が施された印刷物を走査し、画像データとして取り込む取り込み手段をさらに備え、
    前記領域検出手段は、前記取り込み手段により取り込まれた前記画像データのうち、前記印刷物の反射特性が異なる領域を前記メタリック領域として検出する
    ことを特徴とする印刷装置。
  4. 請求項1に記載の印刷装置において、
    前記印刷手段は、単色の前記メタリックインクの吐出によりメタリック印刷を行った後、前記メタリック印刷に重ねて、前記カラーインクの吐出によりカラー印刷を行う
    ことを特徴とする印刷装置。
  5. 請求項1に記載の印刷装置において、
    前記印刷手段は、複数色の前記メタリックインクの吐出によりメタリック印刷を行った後、前記メタリック印刷に重ねずに、前記カラーインクの吐出によりカラー印刷を行う
    ことを特徴とする印刷装置。
  6. 請求項1に記載の印刷装置において、
    前記印刷手段は、単色の前記メタリックインクの吐出によりメタリック印刷を行った後、前記メタリック印刷に重ねずに、前記カラーインクの吐出によりカラー印刷を行う
    ことを特徴とする印刷装置。
  7. 請求項4から請求項6のいずれかに記載の印刷装置において、
    前記印刷手段は、前記カラー印刷を行った後、さらに光沢インクの吐出により光沢印刷を行う
    ことを特徴とする印刷装置。
  8. 請求項1に記載の印刷装置において、
    前記色変換手段は、前記メタリック領域における画像データを、前記メタリックインクの色成分に変換するとともに、前記メタリック領域以外の領域における画像データを、前記カラーインクの色成分に変換する
    ことを特徴とする印刷装置。
  9. メタリックインクと複数種類のカラーインクとを併用して画像データを印刷する印刷装置の印刷方法であって、
    前記画像データの画像領域から、少なくともメタリックインクを用いて印刷する領域をメタリック領域として検出する領域検出ステップと、
    前記検出ステップの処理で検出された前記メタリック領域の重心から輪郭に向かう方向に、前記メタリックインクの量が増えるまたは減るような階調のデータ変更を行う立体処理ステップと、
    前記立体処理ステップの処理で階調のデータ変更が行われた前記メタリック領域における画像データを色変換するとともに、前記メタリック領域以外の領域における画像データを色変換する色変換ステップと、
    前記色変換ステップの処理で色変換された色の前記カラーインクと前記メタリックインクとの吐出により前記画像データの印刷を行う印刷ステップと
    を含むことを特徴とする印刷方法。
  10. メタリックインクと複数種類のカラーインクとを併用して画像データを印刷する印刷処理をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
    前記画像データの画像領域から、少なくともメタリックインクを用いて印刷する領域をメタリック領域として検出する領域検出ステップと、
    前記検出ステップの処理で検出された前記メタリック領域の重心から輪郭に向かう方向に、前記メタリックインクの量が増えるまたは減るような階調のデータ変更を行う立体処理ステップと、
    前記立体処理ステップの処理で階調のデータ変更が行われた前記メタリック領域における画像データを色変換するとともに、前記メタリック領域以外の領域における画像データを色変換する色変換ステップと、
    前記色変換ステップの処理で色変換された色の前記カラーインクと前記メタリックインクとの吐出により前記画像データの印刷を行う印刷ステップと
    を含む処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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