JP2013123634A - 筋肉トレーニング用具 - Google Patents

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Abstract

【課題】筋肉トレーニングや、病気による麻痺のリハビリには、トレーニングジムなどに通う事が最良の方法だが、費用と時間がかかる。そこで、家庭でも簡単にトレーニングを行う事が可能で、負荷を自在に変更可能で、筋肉を傷めぬ様に緩衝機能も備えた、低価格の器具が求められている。
【解決手段】伸縮可能な布製筒状部材の外表面にポケットを設け、細長い板状の弾性部材を挿入する。弾性部材は枚数・材質・厚さの変更や、片面に輪ゴムを掛ける事で負荷を調整可能とし、重ねた板の摩擦力により、緩衝機能を発揮する。また、板状の弾性部材を細長いエアバッグに代替しても同様の効果を得る事ができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、主として手足の関節を動かす為の筋肉を強化する、トレーニング用具に関する。
手足の筋力や握力を強化する為の器具は、トレーニングジムに専用の大型マシンが存在し、簡易的なものでは、スプリングを利用した家庭用の用具が存在する。
筋肉トレーニングを行う場合、最適な方法はトレーニングジムに通う事であり、身体の部位に合わせた専用のトレーニングマシンで、確実に鍛える事ができる。しかし、トレーニングジムに通う為には、高額な費用と時間が必要であり、一般市民にとって定期的に通う事は極めて難しい。
また、病気や怪我などで身体の一部の筋力が低下した人が、リハビリとしてトレーニングを行うには、トレーニングジムに設置された装置では負荷が大き過ぎて危険であり、使用できない。
そこで、スプリングを引っ張ったり捻ったりする事で筋肉を鍛える、家庭用の器具が市販されている。これらの器具は、値段も安く、一度購入すれば長期間使用できる為、利便性が高いが、以下の欠点が有る。
1、スプリングを弾性変形させているだけなので、力を緩めた際、急激にスプリングが元の形状に戻る為、その反動で筋肉を傷める。尚、この点についてトレーニングジムの専用マシンは、その大半が油圧ダンパーを備えており、力を抜いてもゆっくり戻るので、筋肉への負担が極めて小さいが、ジムへ通う為に高額の費用が必要との、大きな欠点がある。
2、単純なスプリングなので、筋肉への負荷、即ちスプリングの強さを簡単に変更できない。
3、繰り返し運動による筋肉トレーニング以外に使用できず、利便性が低い。
4、廉価な市販品は機能に問題が有り、機能を満足する専用マシンは、極めて高価。
5、病気などで神経を痛め、筋肉を自在に動かせなくなった人が、リハビリ用として、低負荷から高負荷まで安全に使用する事ができない。また、リハビリとして、関節を所定の状態まで伸ばして保持するなどの用途には、全く対応できない。
6、金属スプリングを使用する為、金属アレルギーの人は基本的に使用できない。
即ち、上記の全ての問題を解決する事が、本発明の課題である。具体的には、廉価で、筋肉を傷める事が無く、筋力が衰えた人でも低負荷から使用可能で、荷重やダンパーの調整が容易で、所定の状態で保持する事が可能で、肌にも優しい安全な器具が求められている。
布や伸縮する素材で作られた筒状の部材を関節部分に被せ、この筒状部材に細長い板状の弾性部材を取り付ける、又は挿入可能なポケットを取り付ける。弾性部材に輪ゴム等を掛けられるフック形状を複数設ければ、輪ゴムによって負荷を可変できる。また、弾性部材を重ね合せれば、負荷の可変と同時に、摩擦によるダンパー、即ち緩衝機能を得る事が可能となる。隣接する筒状部材と弾性部材は、連結しても良い。また、弾性部材はエアバッグでも代替できる。
具体的には、請求項1から6に詳述された、いずれかの構成を採用すれば良い。
サポーター状の筒状部材にポケットを設け、樹脂成形品の弾性部材を挿入する構成とすれば、弾性部材の挿入枚数によって負荷が可変できる上、弾性部材間の摩擦によるダンパー機能も得る事ができる。
即ち本発明によれば、トレーニングジムに備え付けられた大型のトレーニングマシン並の機能を、極めて廉価にて一般市民に提供する事ができる。特に、家庭用の市販トレーニング用具には存在しなかったダンパー機能により、使用中に筋肉を傷める問題も激減する。
さらに、サポーター形状なので、病気などによって関節部分の筋肉のリハビリが必要な患者にも安全かつ快適に装着可能で、筋力の程度に応じて負荷を変更できる為、極めて利便性が高い。
また、市販の器具には存在しなかった、所定の状態を保持する機能により、神経を痛めて筋肉が自在に動かせない人、例えば手を握った状態から自力で開けない人などが、開いた状態を保持するリハビリなどにも使用可能で、極めて高い汎用性を安全に発揮できる効果がある。
指や手足の関節を覆う布製筒状部材の外表面にポケットを設け、細長い板状の弾性部材を挿入する。弾性部材には、輪ゴムを掛けられるフックを設け、また、必要に応じて重ねて束ねた状態で使用する。尚、隣接する筒状部材は、連結しても良く、弾性部材はエアバッグで代替しても良い。
具体的には、請求項1から6に詳述された、いずれかの構成の通りに装置する。
本発明を実施し、課題を解決する為の形態は、請求項1から6に詳述された通りであるが、その一例を、図を使用して説明する。
図1及び図2は、本発明の基本構成を示し、指の関節に使用する場合を想定して説明する。1は、伸縮可能な布製の筒状部材であり、これを指の関節部分に被せる。その外周部に設けられたポケット2には、細長い板状の弾性部材4が挿入され、2に設けた貫通孔3からは、4の一部が見えている。
この状態で指関節を曲げる為には、弾性部材を曲げなければならず、その為には筋力が必要であり、その結果、関節の曲げ伸ばし運動によって筋肉に負荷が加わり、鍛えられる。
また、この構造であれば、指に麻痺があり、リハビリで関節を伸ばした状態を保持したい人にも最適である。即ち、リハビリの進行具合に応じて弾性部材を交換する事により、各患者の状態に合せた、きめ細かいリハビリを安全に実施する事ができる。
図3及び図4は、図1及び図2に示した本発明品を直列に連結した状態を表す。伸縮可能な布で作られた筒状部材5は、6で縫い合わせても、長さの長い筒状部材を用いても良い。
弾性部材を挿入するポケットは、2のポケットに対して貫通孔3を極端に大きくした状態を示し、弾性部材を押える3箇所だけ残っている状態を表している。
この状態で指に嵌めると、隣接する2つの関節部分が同時にトレーニングできる。また、負荷を大きくしたい場合は、より強度の高い弾性部材に交換したり、弾性部材の枚数を増やす事で、自在に筋肉への負荷の大きさを調節する事ができる。
さらに、指と手首や、手首と肘など、隣接する関節用の筒状部材を連結すれば、用途に応じて様々なトレーニングを実施する事ができる。以上が請求項1に記載の本発明の実施例である。
図3及び図面4に記載された9はフックであり、輪ゴム10を引っ掛ける事ができる。この輪ゴムにより、弾性部材8の両端は突起側に引っ張られ、反ろうとする力が発生する。この結果、筒状部材を装着した関節にはより強い負荷が加わり、関節を曲げる為にはより強い筋力が必要となる。この構成により、輪ゴムの太さや本数を変える事で簡単に負荷を変更可能となり、様々な筋力トレーニングを実施する事ができる。また、ゴムの代りにワイヤーなどで引っ張り、強制的に所定の形状まで反り返らせる事も可能で、リハビリ用具としても最適となり、極めて利便性が高い。
以上が請求項2に記載の本発明の実施例である。
図5と図面6は、重ねて使用する場合の弾性部材を示す。弾性部材13には突起14が設けられており、この上に弾性部材11を重ねると、突起14が貫通孔12と嵌合し、図7の状態となる。
15は、11と13を密着させる為のクリップ、又はバンドであり、ゴム又は樹脂で成形されている。
尚、弾性部材を重ねて使用する際、少なくとも、肌に最も近い弾性部材を樹脂製にしておけば、金属アレルギーのある人でも、安心して安全に筋力トレーニングを行う事ができる。
図7の状態で図3のポケット7に弾性部材を挿入し、関節を曲げるトレーニングを行うと、図7の弾性部材は曲げられて図8の状態となり、11と13の相対位置は、16の段差分だけ、ずれ動く事になる。その時、11と13はバンド15で密着している為、16の段差分動く時に当接面の間に摩擦力が発生し、ずれ動く事を妨げる抵抗となる。即ち、この構成により、極めて簡単な構造でありながら、ダンパー機能を備える事が可能となり、筋肉を傷める事無く、筋力トレーニングを実施する事ができる。また、2枚の弾性部材の当接面を粗面にする構成や、細かな凹凸を付ける構成により、抵抗の大きさを調整可能で、表面形状や強度の異なる複数の弾性部材を用意しておけば、用途に応じて負荷の大きさも、ダンパーの減衰力も、どちらも自在に調整する事が可能となり、極めて高機能で利便性が高い。以上が請求項3に記載の本発明の実施例である。
図9は、エアバッグを使用した弾性部材を示す。17は薄く、細長いエアバッグであり、パイプ18から空気を入れる事で膨張し、硬くなる。これを、図3の弾性部材8の代りに使用すれば、樹脂や金属製の弾性部材と同等の効果を得る事が可能で、この場合は、注入する空気の圧力によって簡単に負荷を可変する事ができる。
図10は、指関節用のエアバッグと手首用のエアバッグを連結した場合の一例を示す。指用の各エアバッグ19は、パイプ21で直列に連結され、手首用のエアバッグ20と連結される。この構成で、バルブ23を開け、パイプ22から空気を注入して加圧すれば、手首から指先まで同時に負荷が加わり、握力を強くするトレーニングを簡単に実施する事ができる。また、バルブ23の調整により、負荷を連続的に可変できるので、極めて利便性が高い。以上が請求項4に記載の本発明の実施例である。
本発明は、極めて簡単な構造で、低コストで提供できる器具でありながら、負荷の可変が自在で、ダンパー機能も有し、所定の位置で保持する事も可能な極めて利便性が高い発明である。
さらに、図4の構成と、図7の構成と、図10の構成を、それぞれ組合せて使用する事も可能であり、トレーーニングジムの装置に勝るとも劣らない機能を、家庭で、簡単かつ安全に、極めて低価格で得る事ができる。以上が、請求項5に記載の本発明の実施例である。
尚、発明品を使用して関節の曲げ伸ばしによる筋肉トレーニングを行う際、弾性部材も関節に沿って曲げられる為、その付勢力によって弾性部材の両端部には、筒状部材から離れようとする力が発生する。そこで、図3において、固定部7に樹脂製や金属製の芯材を入れて伸びを防ぐと共に、円筒部材5の左右両端部に、周長を調節可能なベルトを取り付ければ、弾性部材が筒状部材又は肌の表面から離れる現象を防止可能で、付勢力を有効活用できる。また、トレーニングの際、関節の外側の骨に圧力が加わる為、骨への圧力を分散するクッションを装置すれば装着感が向上し、長時間使用できる。以上が、請求項6に記載の本発明の実施例である。
本発明によれば、低コストで、極めて高機能で、安全で、利便性の高い筋力トレーニング器具を提供する事が可能となり、様々な用途で使用可能な事から、広く産業の発展に貢献できる。
本発明の基本構造を示す平面図である。 本発明の断面図である。 本発明の基本構造を、直列に連結した構成を示す。 ゴム等を掛けられる、板状の弾性部材の正面図を示す。 重ねて使用する弾性部材の凸側を示す。 重ねて使用する弾性部材の孔側を示す。 弾性部材を重ねて使用する構成を示す。 重ねた弾性部材を、曲げた状態を示す。 板状の弾性部材の代替となる、エアバッグを示す。 指関節用と手首用のエアバッグを、パイプで連結した構成を示す。
1、主として布製の、筒状部材
2、弾性部材を挿入・保持するポケット
3、ポケットに設けた窓
4、樹脂や金属製の、弾性部材
5、連結した、筒状部材
6、筒状部材の連結部(一体の場合もある)
7、弾性部材の保持及び固定部(ポケットの一部とも言える)
8、隣接する関節を覆う長さの、弾性部材
9、弾性部材に設けた突起部
10、突起部に掛けた、輪ゴム
11、重ねて使用する場合の弾性部材
12、貫通孔
13、重ねて使用する場合の弾性部材
14、突起
15、クリップ、又はバンド
16、重ねた弾性部材を曲げた時に、ずれ動きによって発生する、段差
17、弾性部材の代替として使用する、エアバッグ
18、エアバッグに空気を注入するパイプ
19、指関節用のエアバッグ
20、手首用のエアバッグ
21、隣接するエアバッグを連結する、空気パイプ
22、連結されたエアバッグに空気を注入する、パイプ
23、注入空気量を可変する、又は空気通路を開閉する、空気バルブ

Claims (6)

  1. 人間の身体の各部の、関節を曲げ伸ばしする為の筋肉を鍛える、筒状部材を利用したトレーニング用具で、関節の曲がり部の外側に、骨の長さ方向に沿って細長い板状の弾性部材を装着可能に構成し、前述の筒状部材と弾性部材は、以下の様に装置されている事を特徴とする、筋肉トレーニング用具。
    1、指、手首、肘、膝、足首の、それぞれ各関節部分を覆う様に装着する、筒状部材に、弾性部材を装着する、又は弾性部材を挿入し、ガタつき無く保持可能なポケットを装置する。
    尚、筒状部材は、ネット状の物を含む布、又はゴム、又は樹脂で形成し、隣接する指関節を覆う様に、筒状部材を連結した形状や、各指関節を覆う筒状部材と手首部分、又は足首部分を覆う筒状部材を連結し、略手袋形状や略足袋形状とした構成や、肘や膝のみを個別に覆うサポーター形状の構成も含み、部分的に貫通孔や切り欠きやスリットを設け、関節の曲げ伸ばしを行う際の抵抗を軽減した形態・構成も含む。
    2、ポケットは、装着する弾性部材が見えない様に完全に覆い隠す形態や、数ヶ所を部分的に保持して弾性部材の一部が露出する形態とし、ゴム又はゴム編みされた布や、伸縮するネットで保持する構成も含む。また、隣接する複数の筒状部材を一体の弾性部材で貫く構成や、隣接する筒状部材を全て連結し、連結した筒状部材の長さにほぼ等しい長さの弾性部材を装着する構成も含む。
    3、弾性部材の固定は、ポケットに押し込む、又は弾性部材に貫通孔や切り欠き形状を設け、ホック、又はクリップ、又はボタン、又は紐状部材を貫通孔に通す、又は切り欠き部分に引っ掛ける、又は挿入後に蓋をする、又は以上の方法を組合せる構成により、装着・固定・取り出し自在に装置する。尚、ポケットに押し込む際、ポケットの断面積を弾性部材の断面積に対して同等以下に装置し、弾性部材の動きを規制する様に圧力を与えて保持する構成も含む。
    4、弾性部材は、樹脂又は金属製の細長い板状の部材とし、平板の上に置いた時の形状は、略長方形、又は略長円形、又は略楕円形であり、各角部に面取りを施す、又は丸みを持たせた形状も含む。また、樹脂にはグラスファイバーとカーボンファイバーを含み、金属にはハニカム構造の金属と、樹脂コーティングした金属と、樹脂と金属の複合材を含み、樹脂と金属を長さ方向で連結した構成や、樹脂と金属を幅方向で連結した構成も含む。
    尚、指関節用と手首用の弾性部材を連結する場合など、幅が異なる弾性部材を縦に連結した形状・構成も含む。
    5、弾性部材は、バネ定数、即ち硬さの異なる物を交換可能に装置する、又は複数の弾性部材を重ねて装着可能に装置する。尚、板状の弾性部材の断面形状は、細長い略長方形又は、略長円形、又は略長円形、又はH型・I型・T型・L型・V型・U型・C型・S型・Y型・凸型・凹型とし、複数の弾性部材を重ね合わせる際、凸と凹を組合せて□にするなど、断面積が最小になる様に嵌合させる構成も含む。
    6、筒状部材、又はポケット部に、装着方向や装着位置を表すマーク、記号、又は文字を表示する。尚、マークや記号や文字を表記しない構成も含む。
    7、弾性部材に、強度、取付け時の方向、表裏を表すマーク、記号、又は文字を表示する、又は色分けにより識別可能とする。尚、マークや記号や文字を表示しない構成や、色分けしない構成も含む。
    8、筒状部材及び弾性部材は、装着する部位や、大人用と子供用など、用途と使用者に合せて、複数の異なるサイズの物を揃えた構成も含む。
  2. 細長い板状の弾性部材を、以下のいずれかの構成にする事により、弾性部材に反り返る荷重を与える、又は曲げられた状態の弾性部材に復元力を与え、関節を曲げ伸ばしする為の筋肉への負荷を可変自在とした事を特徴とする、請求項1に記載の筋肉トレーニング用具。
    1、関節の外側となる表面の、長さ方向の両端部近傍に、フック形状の突起を設け、輪ゴム、又は引っ張りスプリングを交換自在に取り付け可能に構成し、弾性部材に、反り返る荷重を加える様に装置した。尚、フック形状の突起の代わりに、弾性部材に切り欠き形状や貫通孔を設けて、輪ゴムや引っ張りスプリングを取り付け可能にした構成も含む。
    2、上記1の構成において、フック形状の突起、又は輪ゴムや引っ張りスプリングを取り付ける形状を複数装置し、輪ゴム、又は引っ張りスプリングを取り付ける位置を変更する事により付勢力を変更し、弾性部材に加える負荷を可変自在とした。
    3、上記1の構成において、一端はフック形状、又は貫通孔、又は切り欠き形状により、紐状の部材を取り付け可能に装置し、他端側に、紐状部材を所定の位置で保持する装置を設けた。尚、紐状部材は、布製や紙製の他、ゴム紐や金属製のワイヤーも含み、保持する装置は、紐状部材を弾性を有する部材で挟み込み、又は弾性部材で別部品を紐状部材に圧着させ、摩擦力で保持する構成や、紐状部材に複数のコブ形状を設けて、これをスリットやV字状やU字状の切り欠きに引っ掛ける構成や、万力の様にネジで圧迫して保持する構成や、紐状部材を弾性部材の他端近傍に縛り付けて保持する構成により、弾性部材を所定の反り状態で保持可能とする構成とした。
  3. 細長い板状の弾性部材は、以下のいずれか、又は全ての特徴を有する、請求項1又は2のいずれかに記載の筋肉トレーニング用具。
    1、細長い板状の弾性部材を重ねて使用する構成において、長さ方向の端部近傍を、弾性体で圧接する事により、筋力トレーニングによって屈曲させた際、細長い板状の弾性部材間に摩擦による抵抗力を発生させる様に装置する。尚、圧接する構成は、金属製又は樹脂製のクリップで挟む、又はゴムバンドで束ねる、又は各弾性部材間を貫通する孔を設けてリベット又はボルトで保持する、又は各弾性部材間を貫通する孔を設け、皿バネやスプリングを介在させ、リベット又はボルトで保持するなど、金属製又は樹脂製又はゴム製の弾性体を使用して、細長い弾性部材間に圧着力を発生させる構成を全て含む。
    2、上記1において、弾性部材に設けた貫通孔を、略長円形、又は略長方形とした。
    3、上記1又は2の構成において、細長い板状の弾性部材の当接面を粗面とした、又は細かい凹凸形状を設けた、又は凹形状を設けた部材と凸形状を設けた部材とを当接させた、又は鋸刃状の凹凸を設け、各板状の弾性部材が当接した状態で相対運動、即ち摺動する際、方向によって摺動抵抗が変化する様に装置した。
    4、上記1から3の構成において、細長い板状の弾性部材の一端を、摺動できない状態に保持した。尚、保持する構成は、一方に凸形状を設け、他方に貫通孔又は凹部を設けて嵌合させる構成、又はボルトやリベットで固定する構成、又は位置決めの切り欠きや貫通孔を設けて束ねる構成、又はピン・クリップ・紐状部材でポケット部に取り付ける構成とする。
    5、板状の弾性部材の厚さを不均一とし、平均厚さに対して、厚い部分と薄い部分を設けた。
    6、板状の弾性部材の幅を不均一とし、平均幅に対して、広い部分と狭い部分を設けた。
    7、少なくとも、人間の肌に最も近い位置に装着する弾性部材は樹脂製とし、金属アレルギーによる皮膚の炎症を防止した。
    8、複数の弾性部材を重ねる際、少なくとも1枚の弾性部材の断面形状を略凹形状とし、この中に他の弾性部材を挿入する事で、重ね合せ後の断面形状が、略長方形になる様に装置した。
    9、板状の弾性部材を、部分的に湾曲させ、概略、肘や膝などの関節部分に沿う形状とした、又は、関節の形状に合わせた貫通孔を設け、関節の曲げ伸ばし時に、骨への圧迫を低減する様に装置した。
    10、弾性部材に、装着位置・装着方向・仕様・強度のいずれか、又は全てを示す記号や文字を表示した。尚、弾性部材に孔を開ける、又は切り欠き形状を設ける、色分けする、凹凸を設ける、シールを貼る、サイズを変える、厚さを変える、断面形状を変える事により、装着位置・装着方向・仕様・強度を区別可能とした構成も含む。
    11、表面に、長さ方向に略平行なスリット、又は凹凸、又はリブを設ける事で、曲げ応力の調性を行うと共に、重ね合せて使用する場合においては、弾性部材間の横滑りを防止した。
    12、板状の弾性部材を、関節の曲がり部の内側、又は側面に装置した。即ち、弾性部材を保持するポケットを、筒状部材の関節の側面に当たる部分や内側に当たる部分に装置した。尚、筒状部材に装置する弾性部材保持用のポケットは、関節の外側部分・側面部分・内側部分のいずれか、又は複数箇所、又は全ての箇所に設けた構成とした。
  4. 細長い板状の弾性部材の代りに、細長いエアバッグを装置し、気体を封入、又は気体を入れて加圧し、樹脂や金属の板と略同等の弾性機能を発揮する様に装置した事を特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載の筋肉トレーニング用具。即ち、請求項1から3に記載された弾性部材を、細長いエアバッグと読み替た構成とする。また、エアバッグは、以下のいずれか、又は全ての構成とする。
    1、エアバッグは、関節の内側部分、又は関節の外側部分、又は関節の側面に装置する、又は筒形状として関節を覆う形状に装置し、隣接するエアバッは、通気パイプで連通する、又は複数の関節を同時に覆う長さの筒形状とする。
    2、複数の隣接する関節に、同時に弾性力を与える、細長いエアバッグとする。
    3、複数の隣接する関節に、同時に弾性力を与える、細長いエアバッグとし、部分的に断面積が、平均断面積よりも小さくなる様に装置した。
    4、エアバッグを略球形状、又は略手袋形状とし、手の指関節、又は手首を覆う筒状部材の掌の内側に装着する事により、空気圧で握った掌を開かせる事が可能に装置した。
    5、複数のエアバッグを備えた上記1から4の構成において、エアバッグに気体を注入する各パイプを、各エアバッグと気体注入孔との間で連結した。
    6、上記5の構成において、1箇所の気体注入口から、全てのエアバッグに気体を注入可能に、パイプで連通した。尚、気体注入口の近傍に開閉バルブを設けた構成も含む。
  5. 請求項1、又は請求項2、又は請求項3に記載の筋肉トレーニング用具と、請求項4に記載の筋肉トレーニング用具とを、組合せた事を特徴とする、筋肉トレーニング用具。尚、組合せたとは、例えば関節の外側には細長い板状の弾性部材を備え、関節の内側には細長いエアバッグを備えた構成や、関節部の内側と外側に異なる形状の弾性部材を装置した構成や、板状の弾性部材とエアバッグを重ねて使用する構成など、配置や重ね方の全ての組合せを指す。
  6. 以下のいずれか、又は全ての特徴を有する、請求項1から5のいずれかに記載の筋肉トレーニング用具。
    1、筒状部材の両端部又はその近傍に、環状のゴムを入れて締め付け力を高める、又は周長を調節可能なベルトを装置し、締め付け力の調整と開放を自在とした。尚、周長を調節可能なベルトは、ズボン用のベルトとして周知されている構成とし、孔とピンを使用した構成や、摩擦力による任意位置での固定可能な構成や、ベルクロによる任意位置での固定や、フックによる引っ掛け装置を含む。
    2、筒状部材の、弾性部材保持部及びその近傍と、両端部分を残し、それ以外の部分を全て取り去った構成とした。
    3、筒状部材の、弾性部材保持部及びその近傍と、両端部分を残し、それ以外の部分に、複数の貫通孔又はスリットを設けた。
    4、筒状部材の、弾性部材保持部及びその近傍と、両端部分を残し、それ以外の部分を、弾性部材保持部よりも薄い材料、又はより伸縮性の高い部材とした。尚、伸縮性の高い部材とは、ゴム編みされた布地や、メッシュ状の布や、網状の布や、ゴムを指す。
    5、弾性部材保持部に、樹脂製、又は金属製、又は布製、又はゴム製の補強材を装置した。
    尚、補強材とは、弾性部材を曲げて使用する際に、弾性部材の端部が、付勢力によって筒状部材、又は使用者の肌から、離れようとする現象を防止する為の、伸び難い部材を指し、紐やワイヤーやリベットやハトメで、弾性部材の端部近傍を筒状部材、またはベルトに取り付ける事で同機能を発揮させる構成も含む。
    6、上記の1と2と5の構成を合せた。具体的には、指・手首・腕・脚・足首のいずれかに巻き付け、周長を調節可能な2本以上のベルトに、弾性部材の保持・固定部を装置した構成により、関節の曲げ伸ばしに合せて弾性部材が曲げ伸ばされる様に構成した。
    7、関節を曲げた際、関節の外側の骨に圧力が加わる部分に、布、又はゴム、又は樹脂、又はエアパックによるクッション材を装置した。尚、クッション材は、弾性部材、又は筒状部材、又はベルトに取付ける構成とする。
    8、隣接する細長い板状の弾性部材を連結する構成において、ピン・リベット・ハトメにより回転自在にピン結合する、又は紐・ワイヤーで揺動自在に結合する。
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