JP2013122199A - エキゾーストマニフォールド - Google Patents
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Abstract
【課題】特別なシール用部材を必要とすること無く、分割可能なマニフォールドであって、接合部におけるシール性を向上することが出来るマニフォールドの提供。
【解決手段】一方の管端部(11)における管肉厚(t1)は少なくとも5mmであり、エンジン作動時に他方の管(2)を半径方向外方に熱膨張させ一方の管(1)は大気への放熱により熱膨張量を抑え、前記隙間(s1)を減少させるために、当該隙間(s1)の半径方向寸法は常温で他方の管の一方の管側端部(21)における外径寸法(d)の1/1400〜1/1600であり、一方の管端部(11)における管肉厚(t1)と他方の管端部(21)における管肉厚との比率が常温で1:1.8〜1:2.2とする。
【選択図】図3
【解決手段】一方の管端部(11)における管肉厚(t1)は少なくとも5mmであり、エンジン作動時に他方の管(2)を半径方向外方に熱膨張させ一方の管(1)は大気への放熱により熱膨張量を抑え、前記隙間(s1)を減少させるために、当該隙間(s1)の半径方向寸法は常温で他方の管の一方の管側端部(21)における外径寸法(d)の1/1400〜1/1600であり、一方の管端部(11)における管肉厚(t1)と他方の管端部(21)における管肉厚との比率が常温で1:1.8〜1:2.2とする。
【選択図】図3
Description
本発明は、内燃機関に用いられるエキゾーストマニフォールドに関し、特に分割可能に形成されたエキゾーストマニフォールドの分割部の改良に関する。
従来、内燃機関に用いられるエキゾーストマニフォールド(排気マニフォールド:以下、単に「マニフォールド」と記す場合がある)は、内部を高温の排気ガスに曝される。特に、直列多気筒エンジンにおいては、マニフォールドの全長が長くなり、取り付けられているシリンダヘッドとの温度差による熱応力の問題などの点から、複数に分割可能な方式としたマニフォールド(分割型マニフォールド)が用いられることがある。
そのような分割型マニフォールドにおいて、その分割部における熱膨張の吸収、分割部からの排気ガスの漏洩防止、組立作業の作業効率の向上その他の問題を有している。
そのような分割型マニフォールドにおいて、その分割部における熱膨張の吸収、分割部からの排気ガスの漏洩防止、組立作業の作業効率の向上その他の問題を有している。
図1で示すように、分割型マニフォールド10は、その一方のマニフォールド1(外管)に管端部11を設け、他方のマニフォールド2(内管)に管端部21を設けて、外管の管端部11に内管の管端部21を嵌挿して、熱膨張を吸収するものが多く用いられている。
図1で示す様な方式であれば、外管の管端部11と内管の管端部21の嵌合部は、マニフォールド(外管および内管)の熱膨張に対して長手方向に摺動することを可能にするため、半径方向の隙間が必要である。
しかし、当該半径方向の隙間から、排気ガスが漏洩しない様にする必要がある。
従来、当該嵌合部(外管の管端部11と内管の管端部21の嵌合部)にシールリングが用いられているが、このシールリングは高温に耐える適切な材質の選定が必要であるとともに、組み付け作業が面倒という問題を有している。
図1で示す様な方式であれば、外管の管端部11と内管の管端部21の嵌合部は、マニフォールド(外管および内管)の熱膨張に対して長手方向に摺動することを可能にするため、半径方向の隙間が必要である。
しかし、当該半径方向の隙間から、排気ガスが漏洩しない様にする必要がある。
従来、当該嵌合部(外管の管端部11と内管の管端部21の嵌合部)にシールリングが用いられているが、このシールリングは高温に耐える適切な材質の選定が必要であるとともに、組み付け作業が面倒という問題を有している。
なお、その他の従来技術として、分割可能なマニフォールドにおける接合部のシール性を向上するための技術が提案されている(特許文献1参照)。
しかし、かかる従来技術では、特別なシールリングを必要とするので、その分だけ製造コストが上昇し、且つ、部品調達が困難になる恐れがあった。
しかし、かかる従来技術では、特別なシールリングを必要とするので、その分だけ製造コストが上昇し、且つ、部品調達が困難になる恐れがあった。
本発明は上記した従来技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、特別なシール用部材を必要とすること無く、分割可能なエキゾーストマニフォールドであって、分割部におけるシール性を向上することが出来るエキゾーストマニフォールドの提供を目的としている。
本発明のエキゾーストマニフォールドは、複数部分(1、2)に分割可能であり、一つの部分(1)が最大で4個の気筒に連通しており、分割部(A)は、ターボチャージャが搭載されるフランジ(T:接続部)が設けられておらず且つEGR配管(EGRパイプ)に接続されるEGRフランジ(E:接続部)が設けられていない箇所が選定されるエキゾーストマニフォールド(10)において、一方の管(1:外管)の他方の管(2:内管)側端部(11)における内径寸法(D)が、他方の管(2:内管)の一方の管(1:外管)側端部(21)における外径寸法(d)よりも大きく、一方の管(1:外管)の他方の管(2:内管)側端部(11)における内周面と他方の管(2:内管)の一方の管(1:外管)側端部(21)における外周面との間には常温で隙間(s1)が形成され、一方の管(1:外管)の他方の管(2:内管)側端部(11)における管肉厚(t1)は少なくとも5mmであり、エンジン作動時に他方の管(2:内管)を半径方向外方に熱膨張させ一方の管(1:外管)は大気への放熱により熱膨張量を抑え前記隙間(s1)を減少させるために、当該隙間(s1)の半径方向寸法は常温で他方の管(2:内管)の一方の管(1:外管)側端部(21)における外径寸法(d)の1/1400〜1/1600であり、一方の管(1:外管)の他方の管(2:内管)側端部(11)における管肉厚(t1)と他方の管(2:内管)の一方の管(1:外管)側端部(21)における管肉厚(t2)との比率が常温で1:1.8〜1:2.2であり、一方の管(1:外管)の他方の管(2:内管)側端部(11)から離隔した箇所の内周面には段部(22)が形成されており、当該段部(22)と他方の管(2:内管)の一方の管(1:外管)側端面(21)の間には、常温では、エキゾーストマニフォールドの長手方向について隙間(s2)が形成されていることを特徴としている。
また、前記段部(22)と他方の管(2)の一方の管(1)側端面(21)の間に形成されている前記隙間(s2)のエキゾーストマニフォールドの長手方向寸法は、エキゾーストマニフォールドを通過する排気ガスの温度が700℃以上になるとゼロになる数値に設定されている。
上記構成を備えた本発明のエキゾーストマニフォールド(10)によれば、他方の管(2:内管)と一方の管(1:外管)の半径方向隙間寸法(s1)を、常温で他方の管(2:内管)の外径(d)の1/1400〜1/1600としているので、常温時において、一方の管(外管1の管端部11)の内径(D)が他方の管(内管2の管端部21)の外径(d)より大きく、半径方向の隙間(s1)を形成しており、一方の管(外管1の管端部11)に他方の管(内管2の管端部21)を容易に挿入することができる。そのため、組立作業が容易に行われる。
エンジン運転時には、高温の排気ガスにより、半径方向内方の他方の管(内管2の管端部21)の熱膨張量が、外周面が大気に開放されている半径方向外方の一方の管(外管1の管端部11)の熱膨張量よりも大きくなるため、半径方向の隙間(s1)が微小となり、排気ガスがエキゾーストマニフォールド(10)外に漏洩することが防止される。
そして、高温時において、他方の管(2:内管)と、一方の管(1:外管)の熱膨張量の相違による半径方向の寸法差が吸収される。
エンジン運転時には、高温の排気ガスにより、半径方向内方の他方の管(内管2の管端部21)の熱膨張量が、外周面が大気に開放されている半径方向外方の一方の管(外管1の管端部11)の熱膨張量よりも大きくなるため、半径方向の隙間(s1)が微小となり、排気ガスがエキゾーストマニフォールド(10)外に漏洩することが防止される。
そして、高温時において、他方の管(2:内管)と、一方の管(1:外管)の熱膨張量の相違による半径方向の寸法差が吸収される。
また本発明によれば、外管の厚み(径方向の寸法)を5mm以上とし、内筒の厚みはその外管厚みの1.8〜2.2倍としている。
そのため、高温に晒されるエキゾーストマニフォールドとして、充分な強度を保持することが出来る。
ここで、他方の管(内管2の管端部21)の半径方向における肉厚寸法(t2)が、一方の管(外管1の管端部11)の半径方向における肉厚寸法(t1)の1.8倍以上としたので、マニフォールド(10)内に高温の排気ガスが流れて熱膨張した際に、他方の管(内管2の管端部21)の熱膨張量が、外周面が大気に開放されている半径方向外方の一方の管(外管1の管端部11)の熱膨張量よりも大きくなり、一方の管と他方の管の半径方向の隙間(s1)が微小となる程度まで収縮する。そのため、排気ガスの漏洩が防止される。
一方、他方の管(内管2の管端部21)の半径方向における肉厚寸法(t2)が、一方の管(外管1の管端部11)の半径方向における肉厚寸法(t1)の2.2倍以下なので、他方の管(内管2の管端部21)の内径寸法(d21)が小さくなり過ぎることが防止される。すなわち、他方の管(内管2の管端部21)において、排気流路として必要な断面積が確保することが出来る。
そのため、高温に晒されるエキゾーストマニフォールドとして、充分な強度を保持することが出来る。
ここで、他方の管(内管2の管端部21)の半径方向における肉厚寸法(t2)が、一方の管(外管1の管端部11)の半径方向における肉厚寸法(t1)の1.8倍以上としたので、マニフォールド(10)内に高温の排気ガスが流れて熱膨張した際に、他方の管(内管2の管端部21)の熱膨張量が、外周面が大気に開放されている半径方向外方の一方の管(外管1の管端部11)の熱膨張量よりも大きくなり、一方の管と他方の管の半径方向の隙間(s1)が微小となる程度まで収縮する。そのため、排気ガスの漏洩が防止される。
一方、他方の管(内管2の管端部21)の半径方向における肉厚寸法(t2)が、一方の管(外管1の管端部11)の半径方向における肉厚寸法(t1)の2.2倍以下なので、他方の管(内管2の管端部21)の内径寸法(d21)が小さくなり過ぎることが防止される。すなわち、他方の管(内管2の管端部21)において、排気流路として必要な断面積が確保することが出来る。
さらに本発明によれば、一方の管(1:外管)の他方の管(2:内管)側端部(11)から離隔した箇所の内周面には段部(22)が形成されており、当該段部(22)と他方の管(2:内管)の一方の管(1:外管)側端面(21)の間には、常温では、エキゾーストマニフォールドの長手方向について隙間(s2)が形成されているので、他方の管(2:内管)と一方の管(1:外管)が長手方向に摺動し、以って、長手方向の膨張を吸収することができる。
ここで、前記隙間(s2)のエキゾーストマニフォールド(10)の長手方向寸法は、エキゾーストマニフォールド(10)を通過する排気ガスの温度が700℃以上になるとゼロになる数値に設定すれば、高温の排気ガスが流れる場合の熱膨張に起因して発生する長手方向(図3の左右方向:軸方向)の応力、あるいは当該応力の変動が抑制される。そして、当該応力あるいは応力変動により、マニフォールド(10)が損傷を受けてしまうことが防止される。
ここで、前記隙間(s2)のエキゾーストマニフォールド(10)の長手方向寸法は、エキゾーストマニフォールド(10)を通過する排気ガスの温度が700℃以上になるとゼロになる数値に設定すれば、高温の排気ガスが流れる場合の熱膨張に起因して発生する長手方向(図3の左右方向:軸方向)の応力、あるいは当該応力の変動が抑制される。そして、当該応力あるいは応力変動により、マニフォールド(10)が損傷を受けてしまうことが防止される。
本発明によれば、エキゾーストマニフォールド(10)の分割部(A)は、ターボチャージャが搭載されるフランジ(T)が設けられておらず且つEGR配管に接続されるEGRフランジ(E)が設けられていない箇所が選定されているので、分割部(A)に当該フランジ(T)や当該EGRフランジ(E)が取り付けられてしまうことがなく、ターボチャージャの搭載箇所やEGR配管が不安定になってしまうことがない。
ここで、本発明の発明者は、従来からの経験をも踏まえて、種々の検討の結果、分割型マニフォールドにおいては、1本のマニフォールドで、4シリンダ(気筒)以下にすることが好ましいことを見出している。
エキゾーストマニフォールド(10)の分割部(A)として、ターボチャージャが搭載されるフランジ(T)およびEGR配管に接続されるEGRフランジ(E)を回避すれば、1本のマニフォールドが4シリンダよりも多くのシリンダと接続されてしまうこともない。
ここで、本発明の発明者は、従来からの経験をも踏まえて、種々の検討の結果、分割型マニフォールドにおいては、1本のマニフォールドで、4シリンダ(気筒)以下にすることが好ましいことを見出している。
エキゾーストマニフォールド(10)の分割部(A)として、ターボチャージャが搭載されるフランジ(T)およびEGR配管に接続されるEGRフランジ(E)を回避すれば、1本のマニフォールドが4シリンダよりも多くのシリンダと接続されてしまうこともない。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1、図2において、本発明に係るマニフォールドは全体が符号10で示されており、直列6気筒エンジン用のエキゾーストマニフォールドとして構成されている。
マニフォールド10は、一方のマニフォールド1(図1、図2では左側の部分)と、他方のマニフォールド2(図1、図2では右側の部分)に分割可能に構成されている。そして、図1、図2では、一方のマニフォールド1(左側のマニフォールド)と他方マニフォールド2(右側のマニフォールド)は、分割部Aで接合されている。
図1、図2において、本発明に係るマニフォールドは全体が符号10で示されており、直列6気筒エンジン用のエキゾーストマニフォールドとして構成されている。
マニフォールド10は、一方のマニフォールド1(図1、図2では左側の部分)と、他方のマニフォールド2(図1、図2では右側の部分)に分割可能に構成されている。そして、図1、図2では、一方のマニフォールド1(左側のマニフォールド)と他方マニフォールド2(右側のマニフォールド)は、分割部Aで接合されている。
一方のマニフォールド1(左側のマニフォールド)は4つの気筒♯1〜♯4(図1参照)に接続しており、他方のマニフォールド2(右側のマニフォールド)は2つの気筒♯5、♯6(図1参照)に接続している。すなわち、マニフォールド1は気筒♯1〜♯4の排気を分担し、マニフォールド2は気筒♯5、♯6の排気を分担している。
なお、図1において、気筒♯1〜♯6は、明確には図示されてはいない。
なお、図1において、気筒♯1〜♯6は、明確には図示されてはいない。
図1、図2において、気筒♯3(図1参照)と気筒♯4(図1参照)との間の領域(図1、図2の左端の気筒♯1を第1気筒とすれば、第3気筒と第4気筒の間の領域)には、ターボチャージャ(図示せず)のマウント部T(フランジ)が形成されている。
また、気筒♯5(図1参照)と気筒♯6(図1参照)との間の領域(図1、図2の左端の気筒♯1を第1気筒とすれば、第5気筒と第6気筒の間の領域)には、EGRパイプ(図示せず)との接続部Eが形成されている。
図示の実施形態において、分割部Aは、気筒♯4、♯5間の領域(図1、図2の左端の気筒♯1を第1気筒として、第4気筒と第5気筒の間の領域)に設けられており、ターボチャージャ(図示せず)のマウント部Tと、EGRパイプ(図示せず)との接続部Eを避けた位置となっている。
また、気筒♯5(図1参照)と気筒♯6(図1参照)との間の領域(図1、図2の左端の気筒♯1を第1気筒とすれば、第5気筒と第6気筒の間の領域)には、EGRパイプ(図示せず)との接続部Eが形成されている。
図示の実施形態において、分割部Aは、気筒♯4、♯5間の領域(図1、図2の左端の気筒♯1を第1気筒として、第4気筒と第5気筒の間の領域)に設けられており、ターボチャージャ(図示せず)のマウント部Tと、EGRパイプ(図示せず)との接続部Eを避けた位置となっている。
仮にマニフォールド1とマニフォールド2が共に3つの気筒に接続する様に構成すると、すなわち、図1において、マニフォールド1が♯1〜♯3に接続し、マニフォールド2が♯4〜♯6に接続する様に構成すると、マニフォールド1とマニフォールド2の接続部Aにターボチャージャ(図示せず)がマウントされてしまうので、ターボチャージャの十分に固定されない状態になってしまう。
ここで、マニフォールド1には最大で4気筒まで接続可能である。そのため、マニフォールド1とマニフォールド2の接続部Aは、気筒♯4、♯5間の領域(図1、図2の左端の気筒♯1を第1気筒として、第4気筒と第5気筒の間の領域)に設定すれば、マニフォールド1とマニフォールド2の接続部Aを、ターボチャージャのマウント部Tから偏奇させることが出来る。
ここで、マニフォールド1には最大で4気筒まで接続可能である。そのため、マニフォールド1とマニフォールド2の接続部Aは、気筒♯4、♯5間の領域(図1、図2の左端の気筒♯1を第1気筒として、第4気筒と第5気筒の間の領域)に設定すれば、マニフォールド1とマニフォールド2の接続部Aを、ターボチャージャのマウント部Tから偏奇させることが出来る。
また、EGRパイプ(図示せず)の接続部Tは、EGRパイプを構成するステンレス管がエキゾーストマニフォールド10の熱膨張によりダメージを受けることを防止するため、マニフォールド10における熱膨張の影響が小さい箇所に配置したいという要請が存在する。そのため、EGRパイプ(図示せず)との接続部Eは、気筒♯5(図1参照)と気筒♯6(図1参照)との間の領域に取り付けられている。仮に、マニフォールド1とマニフォールド2の接続部Aを、気筒♯5(図1参照)と気筒♯6(図1参照)との間の領域に設定すると、マニフォールド10とEGRパイプ(図示せず)の接続が不安定になってしまう。
また、マニフォールド1とマニフォールド2の接続部Aを、気筒♯5(図1参照)と気筒♯6(図1参照)との間の領域に設定すると、5つの気筒♯1〜♯5がマニフォールド1に接続されることになり、マニフォールド1に接続される気筒数が、最大限度(4気筒)を上回ってしまう。
マニフォールド1とマニフォールド2の接続部Aを、気筒♯4、♯5間の領域に設定すれば、EGRパイプを構成するステンレス管がエキゾーストマニフォールド10の熱膨張によりダメージを受けることを防止し、マニフォールド10とEGRパイプ(図示せず)が安定して接続され、且つ、マニフォールド1に接続される気筒数が、最大限度(4気筒)を上回ってしまうこともない。
また、マニフォールド1とマニフォールド2の接続部Aを、気筒♯5(図1参照)と気筒♯6(図1参照)との間の領域に設定すると、5つの気筒♯1〜♯5がマニフォールド1に接続されることになり、マニフォールド1に接続される気筒数が、最大限度(4気筒)を上回ってしまう。
マニフォールド1とマニフォールド2の接続部Aを、気筒♯4、♯5間の領域に設定すれば、EGRパイプを構成するステンレス管がエキゾーストマニフォールド10の熱膨張によりダメージを受けることを防止し、マニフォールド10とEGRパイプ(図示せず)が安定して接続され、且つ、マニフォールド1に接続される気筒数が、最大限度(4気筒)を上回ってしまうこともない。
図3は、マニフォールド1とマニフォールド2の分割部Aの詳細を示している。
図3において、マニフォールド1のマニフォールド2側端部11(図3では右端部:以下、「一方の管端部11」と記す)の内径寸法は、符号Dで示されている。そして、マニフォールド2のマニフォールド1側端部21(図3では左端部:以下、「他方の管端部21」と記す)の外径寸法は、符号dで示されている。
マニフォールド1の管端部11の内径部(内径D)には、マニフォールド2の管端部21の外径部(外径d)が嵌合している。換言すれば、マニフォールド1はいわゆる「外管」であり、マニフォールド2はいわゆる「内管」である。
そして、管端部11の内壁面(内径D)と、他方の管端部21の外周面(外径d)の間には、半径方向について、常温で、符号s1で示す隙間が形成されている。
図3において、マニフォールド1のマニフォールド2側端部11(図3では右端部:以下、「一方の管端部11」と記す)の内径寸法は、符号Dで示されている。そして、マニフォールド2のマニフォールド1側端部21(図3では左端部:以下、「他方の管端部21」と記す)の外径寸法は、符号dで示されている。
マニフォールド1の管端部11の内径部(内径D)には、マニフォールド2の管端部21の外径部(外径d)が嵌合している。換言すれば、マニフォールド1はいわゆる「外管」であり、マニフォールド2はいわゆる「内管」である。
そして、管端部11の内壁面(内径D)と、他方の管端部21の外周面(外径d)の間には、半径方向について、常温で、符号s1で示す隙間が形成されている。
隙間s1は、常温時において、マニフォールド2の管端部21の外径寸法dの1/1400〜1/1600とされている。
発明者の実験によれば、隙間s1が、マニフォールド2の管端部21の外径寸法dの1/1600よりも小さいと、マニフォールド1の管端部11(内径D)に、マニフォールド2の管端部21(外径d)を嵌合する作業(組立作業)が困難になってしまう。
一方、隙間s1が、マニフォールド2の管端部21の外径寸法dの1/1400よりも大きいと、エンジン(図示せず)の燃焼運転時に、管端部21が熱膨張して隙間s1を収縮させても、隙間s1は十分に閉塞されず、その結果、マニフォールド1とマニフォールド2の分割部Aから排気ガスが漏出してしまう。
そのため、隙間1は、上述した数値範囲内に設定している。
発明者の実験によれば、隙間s1が、マニフォールド2の管端部21の外径寸法dの1/1600よりも小さいと、マニフォールド1の管端部11(内径D)に、マニフォールド2の管端部21(外径d)を嵌合する作業(組立作業)が困難になってしまう。
一方、隙間s1が、マニフォールド2の管端部21の外径寸法dの1/1400よりも大きいと、エンジン(図示せず)の燃焼運転時に、管端部21が熱膨張して隙間s1を収縮させても、隙間s1は十分に閉塞されず、その結果、マニフォールド1とマニフォールド2の分割部Aから排気ガスが漏出してしまう。
そのため、隙間1は、上述した数値範囲内に設定している。
図3において、マニフォールド2の管端部21は、マニフォールド1の管端部11の半径方向内方に位置している。
管端部11の半径方向肉厚寸法は、図3において、符号t1で示されている。寸法t1は、一般的なエキゾーストマニフォールドと同様に、5mmよりも大きな数値(例えば、6mm)に設定されている。
一方、管端部21の半径方向肉厚寸法は、図3において、符号t2で示されている。
管端部11の肉厚寸法t1と管端部21の肉厚寸法t2とは、
t1:t2=1:1.8〜1:2.2
となるように設定されている。
管端部11の半径方向肉厚寸法は、図3において、符号t1で示されている。寸法t1は、一般的なエキゾーストマニフォールドと同様に、5mmよりも大きな数値(例えば、6mm)に設定されている。
一方、管端部21の半径方向肉厚寸法は、図3において、符号t2で示されている。
管端部11の肉厚寸法t1と管端部21の肉厚寸法t2とは、
t1:t2=1:1.8〜1:2.2
となるように設定されている。
管端部21の肉厚寸法t2が管端部11の肉厚寸法t1の1.8倍未満であると、半径方向内側に位置する管端部21の肉厚寸法t2が小さいため、マニフォールド10内に高温の排気ガスが流れて熱膨張しても、管端部21の熱膨張は、半径方向外方の管端部11の熱膨張と同程度になってしまい、隙間s1が十分に収縮せず、排気ガスが漏出してしまう。
一方、管端部21の肉厚寸法t2が管端部11の肉厚寸法t1の2.2倍よりも大きい場合には、その分だけ管端部21の内径寸法d21が小さくなり、排気流路として必要な断面積が確保できなくなってしまう。
そのため、管端部11の肉厚寸法t1と管端部21の肉厚寸法t2は、上述した様に、 t1:t2=1:1.8〜1:2.2 に設定した。
なお、発明者の実験では、t1:t2=2.0が、最も良好であった。
一方、管端部21の肉厚寸法t2が管端部11の肉厚寸法t1の2.2倍よりも大きい場合には、その分だけ管端部21の内径寸法d21が小さくなり、排気流路として必要な断面積が確保できなくなってしまう。
そのため、管端部11の肉厚寸法t1と管端部21の肉厚寸法t2は、上述した様に、 t1:t2=1:1.8〜1:2.2 に設定した。
なお、発明者の実験では、t1:t2=2.0が、最も良好であった。
図3において、マニフォールド1において、管端部11との境界に段部22が形成されている。
そして、マニフォールド2の管端部21(管端部11内に挿入して嵌合した管端部21)の先端と、前記段部22との間には、長手方向(図3の左右方向)について、常温で、隙間s2が形成されている。
隙間s2は、マニフォールド10内を流過する排気温度が700℃以上になると、熱膨張により、長手方向(図3の左右方向)寸法が「ゼロ」になるように設定されている。以って、高温の排気ガスが流れる場合の熱膨張に起因して発生する長手方向(図3の左右方向:軸方向)の応力(あるいは、当該応力の変動)により、マニフォールド10が損傷を受けないようにするためである。
なお、隙間s2の寸法は、マニフォールド10の材質(熱膨張係数)や基準孔(図示せず)からの長さ、最高排気温度(例えば、700℃)により、ケース・バイ・ケースで設定される。発明者の実験では、 s2=4mm が好適であった。
そして、マニフォールド2の管端部21(管端部11内に挿入して嵌合した管端部21)の先端と、前記段部22との間には、長手方向(図3の左右方向)について、常温で、隙間s2が形成されている。
隙間s2は、マニフォールド10内を流過する排気温度が700℃以上になると、熱膨張により、長手方向(図3の左右方向)寸法が「ゼロ」になるように設定されている。以って、高温の排気ガスが流れる場合の熱膨張に起因して発生する長手方向(図3の左右方向:軸方向)の応力(あるいは、当該応力の変動)により、マニフォールド10が損傷を受けないようにするためである。
なお、隙間s2の寸法は、マニフォールド10の材質(熱膨張係数)や基準孔(図示せず)からの長さ、最高排気温度(例えば、700℃)により、ケース・バイ・ケースで設定される。発明者の実験では、 s2=4mm が好適であった。
図3において、マニフォールド2の管端部21外周に設けた溝部RGは、その内部にシールリングR(図4参照)を挿入するために設けられている。
マニフォールド10の品質保証のための試験を行なう際に、当該試験は常温で行なわれ、マニフォールド10内に加圧された空気を充填して行われる。その際に、分割部Aから空気が洩れない様にするために、溝部RG内部にシールリングR(図4参照)を挿入している。
当該シールリングRは、図示しないエンジンが燃焼運転を行い、高温の排気ガスがマニフォールド10内を流過する際に、燃焼する。当該シールリングRは、図示の実施形態において、エンジン燃焼運転時における排気ガスの漏洩防止のために設けられている訳ではない。
マニフォールド10の品質保証のための試験を行なう際に、当該試験は常温で行なわれ、マニフォールド10内に加圧された空気を充填して行われる。その際に、分割部Aから空気が洩れない様にするために、溝部RG内部にシールリングR(図4参照)を挿入している。
当該シールリングRは、図示しないエンジンが燃焼運転を行い、高温の排気ガスがマニフォールド10内を流過する際に、燃焼する。当該シールリングRは、図示の実施形態において、エンジン燃焼運転時における排気ガスの漏洩防止のために設けられている訳ではない。
図1〜図3の実施形態によれば、マニフォールド1の管端部11の内径寸法Dは、常温時には他方の管端部21の外径寸法dより大きく、隙間s1を有しているので、管端部11にマニフォールド2の管端部21を容易に挿入することができる。そのため、組立作業が容易に行われる。
エンジン運転時には、高温の排気ガスにより、半径方向内方の管端部21の熱膨張量が半径方向外方の管端部11の熱膨張量よりも大きくなるため、この隙間s1が微小となり、排気ガスがマニフォールド10外に漏洩することが防止される。
エンジン運転時には、高温の排気ガスにより、半径方向内方の管端部21の熱膨張量が半径方向外方の管端部11の熱膨張量よりも大きくなるため、この隙間s1が微小となり、排気ガスがマニフォールド10外に漏洩することが防止される。
また、管端部11の肉厚t1は5mm以上であり、管端部12の肉厚t2は、t1の1.8〜2.2倍であるため、高温に晒されるエキゾーストマニフォールドとして、充分な強度を保持する。
管端部21の肉厚寸法t2が管端部11の肉厚寸法t1の1.8倍以上としたので、マニフォールド10内に高温の排気ガスが流れて熱膨張した際に、管端部21の熱膨張量が、半径方向外方の管端部11の熱膨張量よりも大きくなり、隙間s1が微小となる程度まで収縮し、以って、排気ガスの漏洩が防止される。
一方、管端部21の肉厚寸法t2が管端部11の肉厚寸法t1の2.2倍以下なので、管端部21の内径寸法d21が小さくなり過ぎることが防止され、管端部21において、排気流路として必要な断面積が確保することが出来る。
管端部21の肉厚寸法t2が管端部11の肉厚寸法t1の1.8倍以上としたので、マニフォールド10内に高温の排気ガスが流れて熱膨張した際に、管端部21の熱膨張量が、半径方向外方の管端部11の熱膨張量よりも大きくなり、隙間s1が微小となる程度まで収縮し、以って、排気ガスの漏洩が防止される。
一方、管端部21の肉厚寸法t2が管端部11の肉厚寸法t1の2.2倍以下なので、管端部21の内径寸法d21が小さくなり過ぎることが防止され、管端部21において、排気流路として必要な断面積が確保することが出来る。
さらに、隙間s2を設け、隙間s2の常温時における長手方向(図3の左右方向)寸法は、マニフォールド10内を流過する排気温度が700℃以上になると、熱膨張により、当該長手方向寸法が「ゼロ」になるように設定されている。
そのため、高温の排気ガスが流れる場合の熱膨張に起因して発生する長手方向(図3の左右方向:軸方向)の応力、あるいは当該応力の変動が抑制される。そして、当該応力あるいは応力変動により、マニフォールド10が損傷を受けてしまうことが防止される。
そのため、高温の排気ガスが流れる場合の熱膨張に起因して発生する長手方向(図3の左右方向:軸方向)の応力、あるいは当該応力の変動が抑制される。そして、当該応力あるいは応力変動により、マニフォールド10が損傷を受けてしまうことが防止される。
これに加えて、図1〜図3の実施形態によれば、マニフォールド1とマニフォールド2の接続箇所である分割部Aが、気筒♯4、♯5間の領域(図1、図2の左端の気筒♯1を第1気筒として、第4気筒と第5気筒の間の領域)に設けられている。
そのため、ターボチャージャ(図示せず)のマウント部Tと、EGRパイプ(図示せず)との接続部Tを、分割部Aに設けてしまうことによる不都合を回避することが出来る。
そのため、ターボチャージャ(図示せず)のマウント部Tと、EGRパイプ(図示せず)との接続部Tを、分割部Aに設けてしまうことによる不都合を回避することが出来る。
図4は、図1〜図3の実施形態の変形例を示している。
図4において、半径方向外側の管端部11の外周には、フィン15が形成されている。フィン15により、管端部11を効率的に冷却すると共に、強度の増強を図ることが出来る。
図4の変形例におけるその他の構成や作用効果は、図1〜図3の実施形態と同様である。
図4において、半径方向外側の管端部11の外周には、フィン15が形成されている。フィン15により、管端部11を効率的に冷却すると共に、強度の増強を図ることが出来る。
図4の変形例におけるその他の構成や作用効果は、図1〜図3の実施形態と同様である。
図示の実施形態はあくまでも例示であり、本発明の技術的範囲を限定する趣旨の記述ではないことを付記する。
例えば、図示の実施形態ではエキゾーストマニフォールド10は2分割されているが、気筒数が多い場合には3分割以上に分割することが可能である。
例えば、図示の実施形態ではエキゾーストマニフォールド10は2分割されているが、気筒数が多い場合には3分割以上に分割することが可能である。
1・・・一方のマニフォールド
2・・・他方のマニフォールド
10・・・エキゾーストマニフォールド
11・・・一方の管の他方の管側端部
21・・・他方の管の一方の管側端部
A・・・分割部
E・・・EGRパイプ接続部
T・・・ターボチャージャ取付部
2・・・他方のマニフォールド
10・・・エキゾーストマニフォールド
11・・・一方の管の他方の管側端部
21・・・他方の管の一方の管側端部
A・・・分割部
E・・・EGRパイプ接続部
T・・・ターボチャージャ取付部
Claims (2)
- 複数部分に分割可能であり、一つの部分が最大で4個の気筒に連通しており、分割部は、ターボチャージャが搭載されるフランジが設けられておらず且つEGR配管に接続されるEGRフランジが設けられていない箇所が選定されるエキゾーストマニフォールドにおいて、一方の管の他方の管側端部における内径寸法が、他方の管の一方の管側端部における外径寸法よりも大きく、一方の管の他方の管側端部における内周面と他方の管の一方の管側端部における外周面との間には常温で隙間が形成され、一方の管の他方の管側端部における管肉厚は少なくとも5mmであり、エンジン作動時に他方の管を半径方向外方に熱膨張させ一方の管は大気への放熱により熱膨張量を抑え前記隙間を減少させるために、当該隙間の半径方向寸法は常温で他方の管の一方の管側端部における外径寸法の1/1400〜1/1600であり、一方の管の他方の管側端部における管肉厚と他方の管の一方の管側端部における管肉厚との比率が常温で1:1.8〜1:2.2であり、一方の管の他方の管側端部から離隔した箇所の内周面には段部が形成されており、当該段部と他方の管の一方の管側端面の間には、常温では、エキゾーストマニフォールドの長手方向について隙間が形成されていることを特徴とするエキゾーストマニフォールド。
- 前記段部と他方の管の一方の管側端面の間に形成されている前記隙間のエキゾーストマニフォールドの長手方向寸法は、エキゾーストマニフォールドを通過する排気ガスの温度が700℃以上になるとゼロになる数値に設定されている請求項1のエキゾーストマニフォールド。
Priority Applications (2)
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JP2011271013A JP2013122199A (ja) | 2011-12-12 | 2011-12-12 | エキゾーストマニフォールド |
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JPH07116934B2 (ja) * | 1986-05-23 | 1995-12-18 | テレダイン・インダストリーズ・インコーポレーテッド | シリンダー対向型エンジンの排気用多岐管 |
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- 2011-12-12 JP JP2011271013A patent/JP2013122199A/ja active Pending
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