JP6305441B2 - タービンエンジン - Google Patents

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Description

連邦政府支援の調査または開発に関する陳述
本発明の開発の一部は、米国エネルギー省の先進タービン開発プログラム(advanced turbine development program、契約番号:DE-FC26-05NT42644-Sub011)の支援を受けたものである。よって、米国政府は本発明において所定の権利を享受することがある。
発明の技術分野
本発明は、一般的にはタービンエンジンに関し、具体的には、タービンエンジンの冷却流体供給システムに関する。
典型的にはガスタービンエンジンは、空気を圧縮するための圧縮機と、圧縮した当該空気と燃料とを混合して当該混合物に点火する燃焼器と、出力を生成するためのタービンブレードアセンブリとを含む。燃焼器はしばしば、華氏2,500°を超える高温で動作することが多い。典型的なタービン燃焼器構成は、このような高温にタービンブレードアセンブリをさらすものとなっている。その結果、このような高温に耐えることができる材料から、タービンブレードやタービン羽根を作製しなければならなくなる。タービンブレード、タービン羽根または他の部品は、これらの物の寿命を長くし、温度の過熱に起因する不具合の確率を減少させるために、冷却系を有することが多い。
典型的には、圧縮機と排気ケースとの間、一部の構成では圧縮機ケースおよび排気ケースとの間に、中間フレームケースが延在している。この中間フレームケースは、圧縮機のブリード空気をタービンロータアセンブリへ流す流路となることが多い。中間フレーム外筒部空気温度は450℃を超え、通常使用される鋼合金の大部分がクリープ制限を受ける。約450℃を超える温度では、時間が経過すると、材料は脆化して永久クリープ変形が生じる。よって、設計上の要求が厳しくなり、圧縮機ピーク排出温度が550℃に近づくにつれて、標準的な合金と従前の技術とを用いると、160,000時間かつ5,000の始動構成要素のライフサイクル閾値を満たせる確率が非常に低くなってしまう。
発明の概要
本発明は、圧縮機とタービンアセンブリとの間の内部ケーシング用のヒートシールドマニホールドシステムに関する。このヒートシールドマニホールドシステムにより、高温の圧縮機排気から外部ケースが保護され、このことにより、圧縮機とタービンアセンブリとの間に延在する外部ケースを、当該保護を行わないと必要となる材料より低コストの材料から作製することが可能になる。さらに、従来のフランジを通って、漏れを生じさせやすいフランジ継手まで流すことなく、圧縮機から当該圧縮機のブリード空気をヒートシールドマニホールドシステム内に流すように、当該ヒートシールドマニホールドシステムを構成することも可能である。
ヒートシールドマニホールドシステムはタービンエンジンに包含させることができ、またヒートシールドマニホールドシステムは、ロータアセンブリより上流に設けられた1つまたは複数の燃焼器を含むことができる。このロータアセンブリは、少なくとも、ロータから径方向外側に延在する第1列および第2列のタービンブレードを含むことができる。タービンエンジンはまた、前記燃焼器より上流に配置された圧縮機を含むこともでき、また、径方向内側に延在してロータアセンブリ付近にて終了する1列または複数列のタービン羽根を含むことも可能である。前記タービンエンジンはさらに、タービン翼形部と連通しているタービン翼形部冷却チャンバと、前記圧縮機の下流方向端部領域からロータアセンブリの上流方向端部領域へ延在する内部ケースとを含むことも可能である。前記タービンエンジンは、前記内部ケースの径方向外側に配置されたヒートシールド壁を含むことができ、当該ヒートシールド壁は当該内部ケースを周方向に包囲することにより、当該内部ケースの外表面上にヒートシールドマニホールドを成す。圧縮機ブリード排出部がヒートシールドマニホールドへ冷却流体を供給するように、前記ヒートシールド壁は当該圧縮機ブリード排出部と連通することが可能であり、また、ヒートシールドマニホールドが前記タービン翼形部冷却チャンバへ冷却流体を供給するように、前記ヒートシールド壁は当該タービン翼形部冷却チャンバに連通している。1つの実施形態では、前記タービン翼形部冷却チャンバは、第2列タービン羽根へ冷却流体を供給するタービン羽根第2列冷却空気チャンバとすることができる。
タービンエンジンはまた、圧縮機の下流方向端部領域からロータアセンブリの上流方向端部領域まで延在する外部ケースであって、ヒートシールド壁を周方向に包囲する外部ケースを含むことも可能である。1つの実施形態では、ヒートシールドマニホールドは、外部ケースの径方向内側に支持フランジ内にて少なくとも1つのオリフィスを介して前記圧縮機に連通することが可能であり、このような構成により、フランジがフランジ漏れを引き起こす可能性を無くすことができる。他の1つの実施形態では、圧縮機とヒートシールドマニホールドとの間にジャンパ導管が延在することが可能である。また、前記ジャンパ導管の少なくとも一部は、圧縮機の下流方向端部領域からロータアセンブリの上流方向端部領域まで延在する外部ケースであって、ヒートシールド壁を周方向に包囲する外部ケースの外部に延在することも可能である。ヒートシールドマニホールドシステムはまた、圧縮機からの冷却流体をヒートシールドマニホールドへ送る前に当該冷却流体を冷却するように構成された熱交換器も含むことができる。さらに他の1つの実施形態では、前記ヒートシールドマニホールドシステムは、圧縮機とタービン翼形部冷却チャンバとの間に延在するブリード排出導管を含むことができる。このブリード排出導管の少なくとも一部は、圧縮機の下流方向端部領域からロータアセンブリの上流方向端部領域まで延在する外部ケースであって、ヒートシールド壁を周方向に包囲する外部ケースの外部に延在することも可能である。
前記ヒートシールドマニホールドシステムは、前記ジャンパ導管内へ流入する圧縮機ブリード流体の動的な絞りを行うように構成された1つまたは複数のジャンパ絞りシステムを含むか、または、前記タービン翼形部冷却チャンバ内に流入する圧縮機ブリード流体の動的な絞りを行うように構成された1つまたは複数の翼形部冷却チャンバ絞りシステムを含むか、またはこれら両システムを含むことができる。1つの実施形態では、ジャンパ導管を通る冷却流体の流れを制御する少なくとも1つのバルブから前記ジャンパ絞りシステムを構成することができる。ブリード排出導管を通って前記タービン翼形部冷却チャンバ内へ冷却流体の流れを制御する少なくとも1つのバルブから前記翼形部冷却チャンバ絞りシステムを構成することができる。
本発明の利点は、圧縮機の下流方向端部領域からロータアセンブリの上流方向端部領域まで延在する、内部シールドを周方向に包囲する外部ケースを、高温の圧縮機排気から保護できることである。
また、本発明は、外部ケースを高温の圧縮機排気から遮蔽できることにより、当該外部ケースをより低コストの材料から形成できるという利点も奏する。前記より低コストの材料は、たとえば低コストの鋼合金等であるが、これに限定されることはない。
さらに本発明は、圧縮機排気の温度が鋼のクリープ領域または脆化温度のいずれかの高温側端部に近くなるかまたはいずれかの高温側端部を超えるタービンエンジンにおいて有用であるという利点も奏される。
本発明はさらに、過渡的状態のときに、ロータとケーシングとの間の熱遅延を短縮してブレードチップクリアランスを能動的に制御するため、ケーシング温度を調整するために冷却器もしくは加熱器もしくは双方を用いて、または、冷却器もしくは加熱器もしくは双方を用いることなく、本発明を使用できるという利点も奏する。
以下、上記実施形態および他の実施形態について詳細に説明する。
本願明細書の一部を構成する添付図面に本発明の複数の実施形態を示しており、当該図面は、発明の詳細な説明と共に、本発明の基本的思想を開示するものである。
タービンアセンブリより上流に配置されている、中間フレーム内部ケースを介して結合された圧縮機と、ヒートシールドマニホールドシステムとを備えたタービンエンジンの一部の断面側面図である。 他の1つの実施形態のヒートシールドマニホールドシステムの断面側面図である。 他の1つの実施形態のヒートシールドマニホールドシステムの断面側面図である。
本発明の詳細な説明
図1〜3に示しているように、本発明は、圧縮機14とタービンアセンブリ16との間に設けられる内部ケーシング12用のヒートシールドマニホールドシステム10に関する。このヒートシールドマニホールドシステム10は、高温の圧縮機排気から外部ケース18を保護するものである。このように保護することにより、圧縮機14とタービンアセンブリ16との間に延在する外部ケース18を、当該保護を行わないと必要となる材料より低コストの材料から作製することが可能になる。さらに、従来のフランジを通って、漏れを生じさせやすいフランジ継手まで流すことなく、圧縮機14から当該圧縮機のブリード空気をヒートシールドマニホールドシステム10内に流すように、当該ヒートシールドマニホールドシステム10を構成することも可能である。
ヒートシールドマニホールドシステム10はタービンエンジン20内に配置することができ、タービンエンジン20は、ロータアセンブリ24より上流に設けられた1つまたは複数の燃焼器22から構成することができる。このロータアセンブリ24は、少なくとも、ロータ32から径方向外側に延在する第1列26および第2列28のタービンブレード30を含むことができる。圧縮機14は、燃焼器22より上流に配置することができる。1つまたは複数の列のタービン羽根34が径方向内側に向かって延在し、ロータアセンブリ24の近傍にて終了することができる。タービン翼形部冷却チャンバ36をタービン翼形部38に連通させることができ、具体的には、タービン翼形部38内部の冷却系統40に連通させることができる。これはタービン羽根34とすることができるが、これに限定されることはない。
燃焼器22の下流方向端部領域42からロータアセンブリ24の上流方向端部領域44まで、内部ケース12が延在することができる。内部ケース12から径方向外側に、ヒートシールド壁46を配置することができる。少なくとも1つの実施形態では、ヒートシールド壁46は内部ケース12を周方向に包囲することにより、当該内部ケース12の外表面50上にヒートシールドマニホールド48を成すことも可能である。圧縮機ブリード排出管52がヒートシールドマニホールド48へ冷却流体を供給するように、ヒートシールド壁46を当該圧縮機ブリード排出部52に連通させることができる。また、ヒートシールドマニホールド48がタービン翼形部冷却チャンバ36へ冷却流体を供給するように、ヒートシールド壁46を当該タービン翼形部冷却チャンバ36に連通させることも可能である。少なくとも1つの実施形態では、前記タービン翼形部冷却チャンバ36は、第2列タービン羽根34へ冷却流体を供給するタービン羽根第2列冷却空気チャンバとすることができる。
ヒートシールド壁46は、1つまたは複数のスタンドオフ支持体72により支持することができる。このスタンドオフ支持体72は、圧力負荷に対抗してヒートシールド壁46を支持するために、内部ケース12から径方向外側に向かって延在して、周方向および軸方向に離隔することができる。ヒートシールド壁46の所要の冷却流および支持構造を適切に実現できるように、スタンドオフ支持体72の間隔および高さを調整することができる。ヒートシールド壁46の先頭端部74および後尾端部76は溶接によって、外部ケース18に固定することができる。前記溶接はたとえばすみ肉溶接等であるが、これに限定されることはない。さらに、燃焼器内筒がヒートシールド壁46と内部ケース12とを貫通して延在できるように、当該ヒートシールド46は燃焼入口部を有することもできる。外部ケーシング18とのフルフープ形すみ肉溶接によって、ヒートシールド壁46を前記燃焼入口部に溶接することができる。このような溶接により、ヒートシールドマニホールド48からの高温の圧縮機排気が流れこむのを防止することができる。
ヒートシールド壁46は、外部ケース18とヒートシールド壁46との熱成長差に耐えることができる適切な延性材料であれば、いかなる材料からも形成することができる。たとえば、低強度の延性鋼合金等から形成することができるが、これに限定されることはない。外部ケース18とヒートシールド壁46との間の熱応力を補償するために、ヒートシールド壁46の後尾端部76にドッグレッグ部78を組み付けることによって、軸方向に可撓性を持たせた。このドッグレッグ部78は、内部ケース12の周面に延在することができる。外部ケース18と同様、ヒートシールド壁46を水平方向接合部にて分割して、2つの区画を形成することができる。これら2つの区画は、この水平方向接合部にて、水平方向締付負荷を用いて封止することができる。
タービンエンジン20はまた、燃焼器22の下流方向端部領域42からロータアセンブリ24の上流方向端部領域44まで延在する外部ケース18であって、ヒートシールド壁46を周方向に包囲する外部ケース18を含むことも可能である。少なくとも1つの実施形態では、図1および図3に示しているように、ヒートシールドマニホールドシステム10は、圧縮機14とヒートシールドマニホールド48との間に延在するジャンパ導管54を含むことができる。このジャンパ導管54は、当該ジャンパ導管54における圧力分布を所要の分布にするため、任意の断面形状および任意のサイズを有することができる。少なくとも1つの実施形態では、圧縮機14からの冷却流体をヒートシールドマニホールド48に流す前に当該冷却流体を冷却するように、1つまたは複数の熱交換器56を構成することができる。この熱交換器56は冷却器として使用されるように構成することができ、または、加熱器として使用されるように構成することもできる。さらに他の1つの実施形態では、1つまたは複数の熱交換器56は冷却器として機能し、かつ、1つまたは複数の熱交換器56は加熱器として機能するように構成することもできる。
他の1つの実施形態では、図3に示しているように、ヒートシールドマニホールドシステム10は冷却流体をタービン翼形部冷却チャンバ36に直接供給するため、圧縮機14と当該タービン翼形部冷却チャンバ36との間に延在する1つまたは複数のブリード排出導管58を含むことができる。ヒートシールドマニホールドシステム10はまた、ジャンパ導管54内への圧縮機のブリード流体の絞りを動的に行うように構成された1つまたは複数のジャンパ絞りシステム60を含むことができる。少なくとも1つの実施形態では、ジャンパ導管54を通る冷却流体の流れを制御する1つまたは複数のバルブ62から前記ジャンパ絞りシステム60を構成することができる。ヒートシールドマニホールドシステム10はまた、前記タービン翼形部冷却チャンバ36内への圧縮機ブリード流体の絞りを動的に行うように構成された1つまたは複数の翼形部冷却チャンバ絞りシステム64を含むことも可能である。少なくとも1つの実施形態では、ブリード排出導管58を通って前記タービン翼形部冷却チャンバ36内へ入る冷却流体の流れを制御する1つまたは複数のバルブ66から前記翼形部冷却チャンバ絞りシステム64を構成することができる。また、前記ジャンパ導管54の少なくとも一部は、燃焼器22の下流方向端部領域42からロータアセンブリ24の上流方向端部領域44まで延在する外部ケース18であって、ヒートシールド壁46を周方向に包囲する外部ケース18の外部に延在することも可能である。
さらに他の1つの実施形態では、図2に示しているように、ブリード排出導管58は圧縮機14とタービン翼形部冷却チャンバ36との間に延在することができる。また、前記ブリード排出導管58の少なくとも一部は、燃焼器22の下流方向端部領域42からロータアセンブリ24の上流方向端部領域44まで延在する外部ケース18であって、ヒートシールド壁46を周方向に包囲する外部ケース18の外部に延在することも可能である。外部ケース18の径方向内側に向かって配置された支持フランジ70内にて、1つまたは複数のオリフィス68を介して、ヒートシールドマニホールド48を圧縮機14に連通させることができる。このようにすると、フランジがフランジ漏れを起こす可能性を無くすことができる。
使用時には、圧縮機のブリード流体は、圧縮機14からヒートシールドマニホールドシステム10を介してタービン翼形部冷却チャンバ36へ流れることが可能である。これにより、圧縮機のブリード空気が外部ケース18に接触するのを防止することができる。前記ブリード流体はたとえば空気等であるが、これに限定されることはない。図2に示しているように、圧縮機のブリード流体は、圧縮機14から支持フランジ70内のオリフィス68を通ってヒートシールドマニホールド48内へ流れることが可能である。その後、このブリード流体はヒートシールドマニホールド48を通って、タービン翼形部冷却チャンバ36内に流入することができる。他の1つの実施形態では、図1に示しているように、圧縮機ブリード流体は圧縮機14からジャンパ導管54を通ってヒートシールドマニホールド48内へ流れることが可能である。その後、このブリード流体はヒートシールドマニホールド48を通って、タービン翼形部冷却チャンバ36内に流入することができる。
さらに他の1つの実施形態では、図3に示しているように、圧縮機ブリード流体は圧縮機14からジャンパ導管54を通ってヒートシールドマニホールド48内へ流れることが可能である。その後、このブリード流体はヒートシールドマニホールド48を通って、タービン翼形部冷却チャンバ36内に流入することができる。また、圧縮機ブリード流は圧縮機14からブリード排出導管58を通ってタービン翼形部冷却チャンバ36内へ流れることも可能である。ジャンパ導管54とブリード排出導管58とを流れる圧縮機ブリード流体の流れは、ジャンパ絞りシステム60と翼形部冷却チャンバ絞りシステム64とを用いて調整することができる。ジャンパ絞りシステム60および翼形部冷却チャンバ絞りシステム64は、手動または自動で制御することができる。
上記記載は、本発明の実施形態を図示および説明するためのものであり、当業者であれば、これらの実施形態の変更および調整は可能であり、また、その変更および調整は、本発明の範囲または思想を逸脱することなく行うことができる。

Claims (14)

  1. ロータ(32)から径方向外側に延在する第1列(26)および第2列(28)のタービンブレード(30)を少なくとも含むロータアセンブリ(24)より上流に配置された少なくとも1つの燃焼器(22)と、
    前記少なくとも1つの燃焼器(22)より上流に配置された圧縮機(14)と、
    径方向内側に向かって延在して前記ロータアセンブリ(24)付近で終了する少なくとも1列以上のタービン羽根(34)と、
    タービン翼形部(38)と連通しているタービン翼形部冷却チャンバ(36)と、
    前記圧縮機(14)の下流方向端部領域から前記ロータアセンブリ(24)の上流方向端部領域(44)まで延在する内部ケース(12)と、
    前記内部ケース(12)の径方向外側に配置されており、かつ、当該内部ケース(12)を周方向に包囲することにより、当該内部ケース(12)の外表面(50)上にヒートシールドマニホールド(48)を形成するヒートシールド壁(46)と
    を有するタービンエンジン(20)であって、
    圧縮機ブリード排出部(52)が前記ヒートシールドマニホールド(48)へ冷却流体を供給するように、前記ヒートシールド壁(46)は当該圧縮機ブリード排出部(52)と連通しており、
    前記ヒートシールドマニホールド(48)がタービン翼形部冷却チャンバ(36)へ冷却流体を供給するように、前記ヒートシールド壁(46)は当該タービン翼形部冷却チャンバ(36)に連通している
    ことを特徴とするタービンエンジン(20)。
  2. 前記タービン翼形部冷却チャンバ(36)は、第2列タービン羽根(34)へ冷却流体を供給するタービン羽根第2列冷却空気チャンバである、
    請求項1記載のタービンエンジン(20)。
  3. 前記タービンエンジン(20)はさらに、
    前記圧縮機(14)の下流方向端部領域から前記ロータアセンブリ(24)の上流方向端部領域(44)まで延在する、前記ヒートシールド壁(46)を周方向に包囲する外部ケース(18)
    を含む、
    請求項1記載のタービンエンジン(20)。
  4. 前記タービンエンジン(20)はさらに、
    前記圧縮機(14)と前記ヒートシールドマニホールド(48)との間に延在するジャンパ導管(54)
    を有する、
    請求項1記載のタービンエンジン(20)。
  5. 前記タービンエンジン(20)はさらに、
    前記圧縮機(14)からの冷却流体を前記ヒートシールドマニホールド(48)へ送る前に当該冷却流体を冷却するように構成された熱交換器(56)
    を含む、
    請求項4記載のタービンエンジン(20)。
  6. 前記タービンエンジン(20)はさらに、
    前記圧縮機(14)と前記タービン翼形部冷却チャンバ(36)との間に延在するブリード排出導管(58)
    を含む、
    請求項4記載のタービンエンジン(20)。
  7. 前記タービンエンジン(20)はさらに、
    前記ジャンパ導管(54)内に流れる圧縮機ブリード流体を動的に絞るように構成された少なくとも1つのジャンパ絞りシステム(60)
    を含む、
    請求項6記載のタービンエンジン(20)。
  8. 前記タービンエンジン(20)はさらに、
    前記タービン翼形部冷却チャンバ(36)内に流れる圧縮機ブリード流体を動的に絞るように構成された少なくとも1つの翼形部冷却チャンバ絞りシステム(64)
    を含む、
    請求項7記載のタービンエンジン(20)。
  9. 前記少なくとも1つのジャンパ絞りシステム(60)は、前記ジャンパ導管(54)内の冷却流体の流れを制御する少なくとも1つのバルブ(62)である、
    請求項7記載のタービンエンジン(20)。
  10. 前記タービンエンジン(20)はさらに、
    前記タービン翼形部冷却チャンバ(36)内に流れる圧縮機ブリード流体を動的に絞るように構成された少なくとも1つの翼形部冷却チャンバ絞りシステム(64)
    を含む、
    請求項6記載のタービンエンジン(20)。
  11. 前記翼形部冷却チャンバ絞りシステム(64)は、前記ブリード排出導管(58)を通って前記タービン翼形部冷却チャンバ(36)内へ流入する冷却流体の流れを制御する1つまたは複数のバルブ(66)である、
    請求項10記載のタービンエンジン(20)。
  12. 前記ジャンパ導管(54)の少なくとも一部は、前記圧縮機(14)の下流方向端部領域(42)から前記ロータアセンブリ(24)の上流方向端部領域(44)まで延在する外部ケース(18)の外部に延在し、
    前記外部ケース(18)は、前記ヒートシールド壁(46)を周方向に包囲する、
    請求項4記載のタービンエンジン(20)。
  13. 前記圧縮機(14)と前記タービン翼形部冷却チャンバ(36)との間にブリード排出導管(58)が延在しており、
    前記ブリード排出導管(58)の少なくとも一部は、外部ケース(18)の外部に延在し、
    前記外部ケース(18)は、前記圧縮機(14)の下流方向端部領域(42)から前記ロータアセンブリ(24)の上流方向端部領域(44)まで延在し、
    前記外部ケース(18)は、前記ヒートシールド壁(46)を周方向に包囲する、
    請求項1記載のタービンエンジン(20)。
  14. 外部ケース(18)の径方向内側の支持フランジ(70)内の少なくとも1つのオリフィス(68)を介して、前記ヒートシールドマニホールド(48)が前記圧縮機(14)に連通していることにより、フランジがフランジ漏れを起こす可能性が無くなる、
    請求項1記載のタービンエンジン(20)。
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