JP2013120959A - 電気音響変換装置およびそれを用いた携帯型電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 携帯電話の筐体の音孔から水が浸入しても、その内側に設けられた電気音響変換装置の振動膜の上面側に水が付着しにくいようにする。
【解決手段】 電気音響変換装置11の振動膜23の上面には、振動膜23の上面側に付着される水を振動膜23の外周縁から落下させるための表面処理層26が設けられている。筐体1の音孔2から浸入して表面処理層26の上面側に付着した水は、表面処理層26の周囲に導かれ、その周囲に設けられた排水溝13、内面に親水層34が設けられた排水管33および筐体1に設けられた排水孔31を介して筐体1の外部に排出される。これにより、振動膜23の上面側に水が付着しにくいようにすることができる。
【選択図】図1
【解決手段】 電気音響変換装置11の振動膜23の上面には、振動膜23の上面側に付着される水を振動膜23の外周縁から落下させるための表面処理層26が設けられている。筐体1の音孔2から浸入して表面処理層26の上面側に付着した水は、表面処理層26の周囲に導かれ、その周囲に設けられた排水溝13、内面に親水層34が設けられた排水管33および筐体1に設けられた排水孔31を介して筐体1の外部に排出される。これにより、振動膜23の上面側に水が付着しにくいようにすることができる。
【選択図】図1
Description
この発明は電気音響変換装置およびそれを用いた携帯電話等の携帯型電子機器に関する。
従来の携帯電話等で用いられている電気音響変換装置には、音孔を有する音孔板の内側に振動膜が設けられ、この振動板の振動により、振動膜と音孔板との間の空気が振動し、この空気振動が音孔を介して外部に漏れ、これにより放音するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の図6に記載の電気音響変換装置では、音孔板の外面および音孔の内壁面に撥水層が設けられ、この撥水膜の撥水作用により、音孔板の外面および音孔の内壁面に水が付着しにくいようにし、ひいては振動膜の表面に水が付着しにくいようにし、これにより水の付着に起因する振動膜の振動特性が変化しにくいようにしている。
しかしながら、上記従来の電気音響変換装置では、音孔板の外面および音孔の内壁面に設けられた撥水層の撥水作用により、音孔板の外面および音孔の内壁面に水が付着しにくいようにすることができるが、音孔を介して音孔板の内側に水が浸入するのを完全に防止することはできず、ひいては振動膜の表面に水が付着し、振動膜の振動特性が変化することがあるという問題がある。
そこで、この発明は、音孔から水が浸入しても振動膜の表面側に水が付着しにくいようにすることができる電気音響変換装置およびそれを用いた携帯型電子機器を提供することを目的とする。
この発明に係る電気音響変換装置は、有底筒状のフレームと、下面外周部が前記フレームの周壁部上面に固着された振動膜とを有し、前記振動膜の上面に、前記振動膜の上面側に付着される水を前記振動膜の外周縁から落下させるための表面処理層が設けられ、前記フレームの周壁部に排水溝が設けられていることを特徴とするものである。
この発明に係る携帯型電子機器は、音孔および排水孔を有する筐体と、有底筒状のフレーム、下面外周部が前記フレームの周壁部上面に固着された振動膜、前記振動膜の上面に設けられ、前記振動膜の上面側に付着される水を前記振動膜の外周縁から落下させるための表面処理層、および前記フレームの周壁部に設けられた排水溝を有し、前記筐体の前記音孔の部分の内側に設けられた電気音響変換装置と、前記筐体の排水孔と前記電気音響変換装置の排水溝とを接続するように設けられた排水管とを備えていることを特徴とするものである。
この発明に係る携帯型電子機器は、音孔および排水孔を有する筐体と、有底筒状のフレーム、下面外周部が前記フレームの周壁部上面に固着された振動膜、前記振動膜の上面に設けられ、前記振動膜の上面側に付着される水を前記振動膜の外周縁から落下させるための表面処理層、および前記フレームの周壁部に設けられた排水溝を有し、前記筐体の前記音孔の部分の内側に設けられた電気音響変換装置と、前記筐体の排水孔と前記電気音響変換装置の排水溝とを接続するように設けられた排水管とを備えていることを特徴とするものである。
この発明によれば、音孔から水が浸入しても振動膜の表面側に水が付着しにくいようにすることができる。
(第1実施形態)
図1はこの発明の第1実施形態としての携帯電話の要部の断面図を示す。この携帯電話は筐体1を備えている。筐体1の一の平板部2の所定の領域には複数の円孔からなる音孔3が設けられている。
図1はこの発明の第1実施形態としての携帯電話の要部の断面図を示す。この携帯電話は筐体1を備えている。筐体1の一の平板部2の所定の領域には複数の円孔からなる音孔3が設けられている。
筐体1の一の平板部2の音孔3の部分の内側には電気音響変換装置11が設けられている。電気音響変換装置11は樹脂からなる有底円筒状のフレーム12を備えている。フレーム12の周壁部外面上部には、リング状の排水溝13を形成するための断面ほぼL字形状の突起14が一体的に設けられている。排水溝13の内面にはフッ素系等の親水材料からなる親水層15が設けられている。以下に説明する親水層の材料については同じであるので省略する。
突起14の外周部上面はリング状の取付部材16を介して筐体1の一の平板部2の音孔3の部分の内面に取り付けられている。この状態では、突起14を含むフレーム12は取付部材16を介して筐体1の一の平板部2の音孔3の部分の内面に取り付けられている。取付部材16は、リング状のクッション材16aの上面および下面にそれぞれ両面接着テープ16b、16cが設けられた構造となっている。取付部材16の内面にはシリコーン系等の撥水材料からなる撥水層17が設けられている。以下に説明する撥水層の材料については同じであるので省略する。
フレーム12の底部上面中央部には有底円筒形状の永久磁石21が接着剤(図示せず)を介して固着されている。永久磁石21の底部上面中央部には棒状のヨーク22が設けられている。フレーム12の周壁部上面にはポリエチレンテレフタレートやポリエチレン等からなる平面円形状の振動膜23の下面外周部が接着剤24を介して固着されている。振動膜23の下面中央部にはボイスコイル25の上部が接着剤(図示せず)を介して固着されている。ボイスコイル25は、永久磁石21の内側においてヨーク22の周囲に上下動可能に配置されている。
振動膜23の上面には、振動膜23の上面側に付着される水を振動膜23の外周縁から落下させるための表面処理層26が設けられている。ここで、図2は表面処理層26を含む振動膜23の一部を切り欠いた平面図を示す。振動膜23の外周部を除く上面には、それぞれ複数でほぼ二等辺三角形状の撥水層27と親水層28とが振動膜23の中心を中心にして放射状で周方向に交互に設けられている。
この場合、撥水層27の頂角は親水層28の頂角のほぼ2倍となっている。すなわち、撥水層27の面積は親水層28の面積のほぼ2倍となっている。振動膜23の外周部上面には外周部親水層29が設けられている。したがって、表面処理層26は撥水層27、親水層28および外周部親水層29からなっている。
ここで、電気音響変換装置11は、排水溝13を形成するための突起14を含むフレーム12、永久磁石21、ヨーク22、ボイスコイル25および表面処理層26を含む振動膜23等を備えたものからなり、磁気回路を用いる動電型となっている。
図1に戻って説明を続けると、筐体1の一の平板部2の所定の箇所には円孔からなる排水孔31が設けられている。排水孔31の周囲における筐体1の一の平板部2の外面には撥水層32がリング状に設けられている。なお、音孔3の周囲における筐体1の一の平板部2の外面にも撥水層を設けるようにしてもよい。
排水孔31の内部には、筐体1の一の平板部2の内側から、樹脂や金属等からなる排水管33の一端部が挿入されて取り付けられている。排水管33の内面には親水層34が設けられている。排水管33の他端部は、フレーム12の周囲に設けられた突起13の所定の箇所に設けられた連通孔35に挿入されて取り付けられている。この状態では、排水管33の他端部は排水溝13の底部の所定の箇所に接続されている。
さて、今、筐体1の音孔3から水が浸入し、この浸入した水が振動膜23の上面に設けられた表面処理層26の上面に付着したとする。すると、この付着した水は、撥水層27で弾かれ、親水層28上に集められ、親水層28上を伝わって外周部親水層29上に導かれ、外周部親水層29の外周縁から落下して排水溝13内に入り込む。この場合、撥水層27の面積は親水層28の面積のほぼ2倍となっているので、表面処理層26の上面に付着した水は撥水層27で効率良く弾かれて親水層28上に集められる。音孔2から浸入して取付部材16の内周面に設けられた撥水層17の内周面に付着した水は撥水層17で弾かれて排水溝13内に入り込む。
排水溝13内に入り込んだ水は、その内面に設けられた親水層15の親水作用により、連通孔35に向かってスムーズに移送される。連通孔35に移送されてきた水は、排水管33および排水孔31を介して筐体1の外部に排出される。この場合、排水管33の内面に設けられた親水層34の親水作用により、排水管33内を流れる水の移動をスムーズとすることができる。また、排水孔31の周囲に設けられた撥水層32の撥水作用により、排水孔31から筐体1の外部に排出された水が排水孔31内に戻りにくいようにすることができる。これにより、音孔3から水が浸入しても、振動膜23の上面側つまり表面処理層26の上面に水が付着しにくいようにすることができ、ひいては水の付着に起因する振動膜23の振動特性が変化しにくいようにすることができる。
(第2実施形態)
図3はこの発明の第2実施形態としての携帯電話の要部の断面図を示す。この携帯電話において、図1に示す携帯電話と異なる点は、振動膜23をその中央部が盛り上がる山形状とし、その上面に表面処理層26を設けた点である。このようにした場合には、重力により、表面処理層26上からその外周縁への水の移動をスムーズとすることができる場合がある。
図3はこの発明の第2実施形態としての携帯電話の要部の断面図を示す。この携帯電話において、図1に示す携帯電話と異なる点は、振動膜23をその中央部が盛り上がる山形状とし、その上面に表面処理層26を設けた点である。このようにした場合には、重力により、表面処理層26上からその外周縁への水の移動をスムーズとすることができる場合がある。
(第3実施形態)
図4はこの発明の第3実施形態としての携帯電話の要部の断面図を示す。この携帯電話において、図1に示す携帯電話と大きく異なる点は、磁気回路を用いる動電型の電気音響変換装置11の代わりに、圧電膜44を用いる圧電型の電気音響変換装置41を用いた点である。
図4はこの発明の第3実施形態としての携帯電話の要部の断面図を示す。この携帯電話において、図1に示す携帯電話と大きく異なる点は、磁気回路を用いる動電型の電気音響変換装置11の代わりに、圧電膜44を用いる圧電型の電気音響変換装置41を用いた点である。
すなわち、フレーム12内の途中には弾性部材からなる円板状のシム材42が設けられている。この場合、シム材42の外周面はフレーム12の内周面に接着剤(図示せず)を介して固着されている。シム材42の上面中央部には圧電セラミックス等からなる円板状の圧電膜44が接着剤(図示せず)を介して固着されている。圧電膜44の上面中央部と振動膜23の下面中央部とは樹脂やカーボン系等からなる連結部材44およびその上下面に設けられた両面接着テープ(図示せず)を介して連結されている。
なお、この発明は、携帯電話に限らず、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Data Assistance, Personal Digital Assistance:個人向け携帯型情報通信機器)等の携帯端末機器等の電子機器にも適用することができる。
以下、この発明の諸態様を付記としてまとめて記載する。
(付記1)
付記1の発明は、有底筒状のフレームと、下面外周部が前記フレームの周壁部上面に固着された振動膜とを有し、前記振動膜の上面に、前記振動膜の上面側に付着される水を前記振動膜の外周縁から落下させるための表面処理層が設けられ、前記フレームの周壁部に排水溝が設けられていることを特徴とする電気音響変換装置である。
付記1の発明は、有底筒状のフレームと、下面外周部が前記フレームの周壁部上面に固着された振動膜とを有し、前記振動膜の上面に、前記振動膜の上面側に付着される水を前記振動膜の外周縁から落下させるための表面処理層が設けられ、前記フレームの周壁部に排水溝が設けられていることを特徴とする電気音響変換装置である。
(付記2)
付記2の発明は、付記1に記載の発明において、前記表面処理層は、前記振動膜の外周部を除く上面に、それぞれ複数で、前記振動膜の中心を中心にして放射状で周方向に交互に設けられた撥水層および親水層と、前記振動膜の外周部上面に設けられた外周部親水層とを含むことを特徴とする電気音響変換装置である。
付記2の発明は、付記1に記載の発明において、前記表面処理層は、前記振動膜の外周部を除く上面に、それぞれ複数で、前記振動膜の中心を中心にして放射状で周方向に交互に設けられた撥水層および親水層と、前記振動膜の外周部上面に設けられた外周部親水層とを含むことを特徴とする電気音響変換装置である。
(付記3)
付記3の発明は、付記2に記載の発明において、前記振動膜は円形状であり、前記撥水層および前記親水層は二等辺三角形状であることを特徴とする電気音響変換装置である。
付記3の発明は、付記2に記載の発明において、前記振動膜は円形状であり、前記撥水層および前記親水層は二等辺三角形状であることを特徴とする電気音響変換装置である。
(付記4)
付記4の発明は、付記1〜3のいずれかに記載の発明において、前記排水溝の内面に親水層が設けられていることを特徴とする電気音響変換装置である。
付記4の発明は、付記1〜3のいずれかに記載の発明において、前記排水溝の内面に親水層が設けられていることを特徴とする電気音響変換装置である。
(付記5)
付記5の発明は、音孔および排水孔を有する筐体と、有底筒状のフレーム、下面外周部が前記フレームの周壁部上面に固着された振動膜、前記振動膜の上面に設けられ、前記振動膜の上面側に付着される水を前記振動膜の外周縁から落下させるための表面処理層、および前記フレームの周側部に設けられた排水溝を有し、前記筐体の前記音孔の部分の内側に設けられた電気音響変換装置と、前記筐体の排水孔と前記電気音響変換装置の排水溝とを接続するように設けられた排水管とを備えていることを特徴とする携帯型電子機器である。
付記5の発明は、音孔および排水孔を有する筐体と、有底筒状のフレーム、下面外周部が前記フレームの周壁部上面に固着された振動膜、前記振動膜の上面に設けられ、前記振動膜の上面側に付着される水を前記振動膜の外周縁から落下させるための表面処理層、および前記フレームの周側部に設けられた排水溝を有し、前記筐体の前記音孔の部分の内側に設けられた電気音響変換装置と、前記筐体の排水孔と前記電気音響変換装置の排水溝とを接続するように設けられた排水管とを備えていることを特徴とする携帯型電子機器である。
(付記6)
付記6の発明は、付記5に記載の発明において、前記排水管の内面に親水層が設けられていることを特徴とする携帯型電子機器である。
付記6の発明は、付記5に記載の発明において、前記排水管の内面に親水層が設けられていることを特徴とする携帯型電子機器である。
(付記7)
付記7の発明は、付記5または6に記載の発明において、前記電気音響変換装置のフレームは前記筐体の前記音孔の部分の内面にリング状の取付部材を介して取り付けられ、前記取付部材の内周面に撥水層が設けられていることを特徴とする携帯型電子機器である。
付記7の発明は、付記5または6に記載の発明において、前記電気音響変換装置のフレームは前記筐体の前記音孔の部分の内面にリング状の取付部材を介して取り付けられ、前記取付部材の内周面に撥水層が設けられていることを特徴とする携帯型電子機器である。
(付記8)
付記8の発明は、付記5〜7のいずれかに記載の発明において、前記排水孔の周囲における前記筐体の外面に撥水層が設けられていることを特徴とする携帯型電子機器である。
付記8の発明は、付記5〜7のいずれかに記載の発明において、前記排水孔の周囲における前記筐体の外面に撥水層が設けられていることを特徴とする携帯型電子機器である。
1 筐体
2 一の平板部
3 音孔
11 電気音響変換装置
12 フレーム
13 排水溝
15 親水層
16 取付部材
17 撥水層
21 永久磁石
22 ヨーク
23 振動膜
25 ボイスコイル
26 表面処理層
27 撥水層
28 親水層
29 外周部親水層
31 排水孔
32 排水管
33 親水層
34 撥水層
35 連通孔
2 一の平板部
3 音孔
11 電気音響変換装置
12 フレーム
13 排水溝
15 親水層
16 取付部材
17 撥水層
21 永久磁石
22 ヨーク
23 振動膜
25 ボイスコイル
26 表面処理層
27 撥水層
28 親水層
29 外周部親水層
31 排水孔
32 排水管
33 親水層
34 撥水層
35 連通孔
Claims (8)
- 有底筒状のフレームと、下面外周部が前記フレームの周壁部上面に固着された振動膜とを有し、前記振動膜の上面に、前記振動膜の上面側に付着される水を前記振動膜の外周縁から落下させるための表面処理層が設けられ、前記フレームの周壁部に排水溝が設けられていることを特徴とする電気音響変換装置。
- 請求項1に記載の発明において、前記表面処理層は、前記振動膜の外周部を除く上面に、それぞれ複数で、前記振動膜の中心を中心にして放射状で周方向に交互に設けられた撥水層および親水層と、前記振動膜の外周部上面に設けられた外周部親水層とを含むことを特徴とする電気音響変換装置。
- 請求項2に記載の発明において、前記振動膜は円形状であり、前記撥水層および前記親水層は二等辺三角形状であることを特徴とする電気音響変換装置。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の発明において、前記排水溝の内面に親水層が設けられていることを特徴とする電気音響変換装置。
- 音孔および排水孔を有する筐体と、有底筒状のフレーム、下面外周部が前記フレームの周壁部上面に固着された振動膜、前記振動膜の上面に設けられ、前記振動膜の上面側に付着される水を前記振動膜の外周縁から落下させるための表面処理層、および前記フレームの周側部に設けられた排水溝を有し、前記筐体の前記音孔の部分の内側に設けられた電気音響変換装置と、前記筐体の排水孔と前記電気音響変換装置の排水溝とを接続するように設けられた排水管とを備えていることを特徴とする携帯型電子機器。
- 請求項5に記載の発明において、前記排水管の内面に親水層が設けられていることを特徴とする携帯型電子機器。
- 請求項5または6に記載の発明において、前記電気音響変換装置のフレームは前記筐体の前記音孔の部分の内面にリング状の取付部材を介して取り付けられ、前記取付部材の内周面に撥水層が設けられていることを特徴とする携帯型電子機器。
- 請求項5〜7のいずれかに記載の発明において、前記排水孔の周囲における前記筐体の外面に撥水層が設けられていることを特徴とする携帯型電子機器。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016072655A (ja) * | 2014-09-26 | 2016-05-09 | 京セラ株式会社 | 携帯端末 |
JP2016152485A (ja) * | 2015-02-17 | 2016-08-22 | 富士通株式会社 | 電子機器、電子機器の音道からの排水制御方法及び排水制御プログラム |
JP2020530953A (ja) * | 2017-08-01 | 2020-10-29 | サーティ エス.ピー.エー. | 防水型電子デバイスのスピーカから排水させる機能を有する構成要素 |
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JP2020530953A (ja) * | 2017-08-01 | 2020-10-29 | サーティ エス.ピー.エー. | 防水型電子デバイスのスピーカから排水させる機能を有する構成要素 |
JP7079841B2 (ja) | 2017-08-01 | 2022-06-02 | サーティ エス.ピー.エー. | 防水型電子デバイスのスピーカから排水させる機能を有する構成要素、及び、防水型電子デバイス |
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