JP2013119401A - 電動加圧注出式液体容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】飲料容器を持ち運びするときや容器を洗浄するときなどにおいて、軽い力で行えるようにする。
【解決手段】注出部11を有する液体容器1と、液体容器1と着脱自在に設けられエアーポンプ13を有するエアーポンプユニット2を収納した収納ケース3と、電動式エアーポンプ14に一次側送風路を接続した空気の送風路の二次側送風路を液体容器1に接続することで、電動式エアーポンプ14で液体容器1内を加圧する。押しボタン17を押すだけで液体容器1内の飲料を注出することができる。さらに、液体容器1と収納ケース3は簡単に分離することができるので、エアーポンプユニット2側を卓上に残し、液体容器1のみを移動し飲料を入れたり、液体容器1を洗ったりでき、液体容器1を簡単に扱うことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電動式エアーポンプによって空気を容器内に圧送して、容器内の内容液を注出する電動加圧注出式液体容器に関するものである。
卓上で使用する飲料用液体容器としては、ピッチャー(水差し)、卓上ハンディポット、エアーポット等がある。そのうちピッチャーや卓上ハンディポット等の持ち上げて注ぐ方式の容器は容器内に収容された飲料が多いときは持ち上げるのに力が必要であり、力の弱い子供や年配者には不向きである。
この点、手動エアーポットは持ち上げる必要はないが、収容された飲料が少ない場合や、収容した飲料が冷たい場合は、飲料が注出し難いためにベローズポンプを強く押す必要があり、力の弱い子供や年配者には不向きである。
従来、この種のものとして蓋体に内蔵したモーターにより駆動される電動式エアーポンプによって空気を液体容器内に送入して、液体容器内の内容液を注出できるように設けた電動式エアーポットも知られている(例えば特許文献1,2)。
特公昭54−6406号公報 特開2010−227250号公報
前記電動式エアーポットにおいて、飲料を収容する場合や容器を洗浄する場合は、電動式エアーポンプが取り付けられた状態で使用場所からキッチン等の水周り等所定の場所まで持ち運び、その後に蓋を開けてさらにヒンジ部から蓋を取り外すことになる。この場合、持ち運びは電動式エアーポンプ自体や電動式エアーポンプ駆動用のモーターが装着された状態であり、重量が重くなる。また、モーター等の電気部品ユニットが水周りに置かれ、誤って電気部品が水にさらされ、故障する可能性が高くなる。
解決しようとする問題点は、電動加圧注出式液体容器において、液体容器を持ち運びするときに軽い力で行え、また液体容器を洗浄するときなどにおいて、電動式エアーポンプが水などにさらされないようにする点である。
請求項1の発明は、電動式エアーポンプによって空気を液体容器内に送風路を介して圧送し、前記液体容器の内部の空気の圧力を上昇させることにより前記液体容器の内部の内容液を該液体容器の注出部を介して注出する液体注出装置において、前記液体容器と前記電動式エアーポンプを収納した収納ケースとを分離可能に設け、前記電動式エアーポンプに接続した前記送風路の一次側送風路を前記収納ケースに設けると共に、前記液体容器に前記送風路の二次側送風路を設け、前記液体容器の前記収納ケースへの装着に対応して前記一次側送風路に二次側送風路を連通可能に設けたことを特徴とする電動加圧注出式液体容器である。
請求項2の発明は、前記収納ケースに前記一次側送風路の一次側接続口を設け、前記液体容器に前記二次側送風路の二次側接続口を設けると共に、これら一次側接続口にパッキンを介して前記二次側接続口を着脱自在に設けたことを特徴とする電動加圧注出式液体容器である。
請求項3の発明は、前記液体容器が二重構造であることを特徴とする請求項1又は2記載の電動加圧注出式液体容器である。
請求項4の発明は、前記液体容器の前記収納ケースへの装着に対応して、前記注出部の下方に位置する前記収納ケースの部位に、コップや茶碗等飲料用容器の載置用平面部を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電動加圧注出式液体容器である。
請求項5の発明は、前記液体容器は内容液を収容し上部開口を有する有底な筒と、前記上部開口を閉蓋する蓋からなり、前記注出部がパイプ状であって前記蓋に着脱自在に設けられることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の電動加圧注出式液体容器である。
請求項6の発明は、前記液体容器が、内筒と、該内筒にパッキンを介して気密及び水密に間隔を有して設けられる外筒とを有し、前記内筒と前記外筒が分離可能であることを特徴とする請求項3記載の電動加圧注出式液体容器である。
請求項7の発明は、前記収納ケースの下面の設置部に回動可能な回動機構を設けたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の電動加圧注出式液体容器である。
請求項8の発明は、前記間隔が前記送風路の二次側送風路であることを特徴とする請求項6記載の電動加圧注出式液体容器である。
請求項1の発明によれば、液体容器と電動式エアーポンプの収納ケースは分離できるので、収納ケースを卓上等に残し、液体容器のみを移動して飲料等を収容したり、洗浄することができ、取り扱いを簡単に行うことができる。また、エアーポンプが電動式であることにより確実に送風することができる。
請求項2の発明によれば、一次側接続口にパッキンを介して二次側接続口を着脱自在に設けることで、送風路の接続を良好に行うことができ、液体容器側と収納ケース側との接続を簡単に行うことができる。
請求項3の発明によれば、液体容器は二重構造であるので、断熱作用をなすことができる。
請求項4の発明によれば、台状の収納ケースの平面部にカップ等を置いた状態で、液体容器に収納された飲料を注出部より直接に供給することができる。
請求項5の発明によれば、液体容器は、上部開口を有する有底な筒と、その蓋からなり、注出部がパイプ状であって蓋に着脱自在に設けられることにより、構造が簡単でコンパクトかつ注出部が着脱できるので洗浄しやすくなる。
請求項6の発明によれば、内筒と外筒間にパッキンを介して気密及び水密にすることで、飲料等が内筒と外筒の間に浸入し汚れた場合や結露した場合に、分解して簡単に洗うことができる。
請求項7の発明によれば、回動機構によって、注出操作する人が操作しやすい方向に注出部を向けることができる。
請求項8の発明によれば、液体容器の前記間隔にパイプがなくとも送風路の二次側を形成することができ、構造を簡単にすることができる。
本発明の実施例1を示す分解斜視図である。 同全体斜視図である。 同断面図である。 同要部の断面図である。 同電気回路図である。 本発明の実施例2を示す分解斜視図である。 本発明の実施例3を示す分解斜視図である。 本発明の実施例4を示す分解斜視図である。 本発明の実施例5を示す分解斜視図である。 本発明の実施例6を示す断面図である。
本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。
図1〜5は実施例1を示しており、電動加圧注出式エアーポットは、液体容器1と液体容器1が載置され卓や調理台などに置かれるエアーポンプユニット2を収納した収納ケース3により形成される。液体容器1は、収容空間4に水等液体を収容する内底部5Dを有する円筒状内筒5と、第一の間隔6を有して内筒5の外側に上部開口7相互を接続した外装を兼ね外底部8Dを有する円筒状外筒8と、上蓋部9Uの下方に第二の間隔10を有して下蓋部9Dを有して上部開口7を螺子機構9Aを介して閉蓋する蓋9と、蓋9に設けられ蓋9の外周方向に突設する注出部11とを備える。収納ケース3は、液体容器1が載置され卓や調理台などに置かれるトレー形状の中空な台状であって、モーター12及びモーター12によって駆動されるエアーポンプ13からなる電動式エアーポンプ14、モーター12を駆動するため電源たる電池15とを備えるエアーポンプユニット2を内蔵する。また、収納ケース3には、電池15とモーター12との間に接続されるスイッチ16、スイッチ16を作動させるための押しボタン17を備える。
さらに、蓋9には内筒5の内底部5Dの近傍に至る揚液路18が下向きに設けられ、その上部に連通して注出部11に至る横向きの吐出路19が蓋9内に設けられている。尚、揚液路18、吐出路19、注出部11はパイプ状に設けられており、注出部11及び揚液路18は吐出路19に対して分離できるように蓋9に対して着脱自在に設けられている。したがって、収容空間4の内圧が上昇することで、収容空間4に収容されている液体は揚液路18、吐出路19を介して注出部11の端の下向きの注出口11Aより注出できるようになっている。また、外筒8の上部に両端を回動自在に連結したU字形状のハンドル20が設けられている。
収納ケース3は、扁平台状をなし一側である前部はトレー形状であって、実施例では中空部21を有する平面視が小判形状の形状であって、その一側である前部の上面はカップや茶碗(いすれも図示せず)等が載置できるように平面部22が形成されている。尚、この平面部22の上方に注出部11が配置できるようになっている。一方、収納ケース3の他側となる後部の全体は平面部22よりやや上方に配置された凸所23が形成されており、この凸所23の前部は平面部22を臨むように開口している。そして凸所23の上面中央には外筒8の下部が遊嵌可能で上方を開口した差込用凹所24が設けられており、この差込用凹所24の平面視円形の底部24Dに外筒8の外底部8Dが位置決めされて載置するようになっている。そして、電動式エアーポンプ14は平面部22の下方の中空部21に内蔵されている。また、凸所23の前部にスイッチ16の操作部である押しボタン17が設けられている。さらに、収納ケース3の下面の設置部には差込用凹所24の中心線25を回転中心とした回転円板を備えた回動可能な回動機構26が設けられている。
液体容器1と収納ケース3との位置決め手段は、外底部8Dに中心線25を中心とした平面視C字形で下向きの第一の凸部27が一体に設けられると共に、この第一の凸部27が凹凸嵌合できるように底部24Dに中心線25を中心とした平面視C字形の下向きの第一の凹部28が設けられている。尚、第一の凸部27の下面は平面状に形成されて、第一の凸部27の下面を設置面として液体容器1が調理台などにおいて自立できるようになっている。
次に、エアーポンプ13から吐出する圧縮空気を収容空間4に圧送して収容空間4の圧力を上昇させるための空気の送風路29について説明する。収納ケース3においては、モーター12によって駆動されるエアーポンプ13の吐出口(図示せず)に送風路29の一次側となる一次側送風路29Aが接続され、液体容器1においては、送風路29の二次側となる二次側送風路29Bが内筒5の上部に設けられた収納空間4に臨む送風路開放端29Cに接続されている。送風路29の一次側29Aと二次側29Bとの間には、着脱自在な一次側接続口30を収納ケース3に設けると共に、二次側接続口31を液体容器1、実施例では外底部8Dに設けられている。
一次側接続口30は、底部24Dに中心線25を中心とした平面視円環形の下向きに設けられた第二の凹部32によって設けられており、この第二の凹部32に一次側送風路29Aを形成する一次側パイプ33を接続する。一次側パイプ33は、一端(図示せず)をエアーポンプ13の吐出口に連通接続すると共に、他端33Yを第二の凹部32の底部24Dに連通するように接続している。
二次側接続口31は、外底部8Dに中心線25を中心とした平面視円形で下向きの第二の凸部34が一体に設けられると共に、この第二の凸部34が第二の凹部32に凹凸遊嵌合できるようになっており、そして、第二の凸部34に二次側送風路29Bを形成する二次側パイプ35を接続する。二次側パイプ35は、第一の間隔6の間に収納されるものであり、一端35Xを中心線25上の第二の凹部32に内外を連通接続すると共に、他端35Yを内筒5の上部に設けた孔状で排気部となる送風路開放端29Cに連通接続している。
さらに、注出していない時に、収容空間4内の圧力を開放するため一端36Xを電動式の圧力開放弁36Bに接続したパイプ状の空気開放路36の他端36Yを一次側接続口30に連通接続する。この収納ケース3には、電動式エアーポンプ14、電池15、スイッチ16を押すことにより導通するスイッチ16と共に、圧力開放弁36Bが収納されており、この圧力開放弁36Bは押しボタン17を押してスイッチ16が作動すると閉弁し、一方押しボタン17を押さずにスイッチ16が作動しないと開弁して開放できるようになっている。尚、圧力開放弁は電動式ではなく手動式でもよく、この場合、手動式圧力開放弁は押しボタン17を押した時に連動して閉弁するようにする。
そして、一次側パイプ33の他端33Yから送り込まれる空気を二次側パイプ35の一端35Xに漏れなく送れるように、一次側パイプ33の他端33Y、二次側パイプ35の一端35X、空気開放路36の他端36Yを囲むように一次側接続口30、二次側接続口31間に第一のパッキン37を設ける。第一のパッキン37は中心線25を中心とした平面視円筒状であって、その上部37Uを第二の凸部34の外周の上部に気密に固定しており、上下方向の中間37Mは上側から中間にかけていったん横方向に膨らみ、さらに中間から下部37Dかけて再びしぼむような形状をなしており、収納ケース3に液体容器1をセットしたとき下部37Dが第二の凹部32の底部24Dに面接触することで、液体容器1の自重により気密性を高めることができるようになっている。
尚、本実施例では第一のパッキン37は液体容器1側の凸部34に固定されているが、収納ケース3側の凹部32に固定されていてもよい。さらに、図中の符合38は内筒5と外筒8との上部開口7側に設けられる第二のパッキン、符号39は注出部11と吐出路19との継ぎ目に介在する第三のパッキンである。また、符号40は下蓋部9Dと揚液路18の上部との間に介在する第四のパッキン、符号41は下蓋部9Dと吐出路19の基端側との間に介在する第五のパッキンを示しており、これら第四のパッキン40、第五のパッキン41によって液体容器1の内容液は漏れなく揚液路18から下蓋部9D、吐出路19を通り抜けることができるようになっている。
図5は電気回路図を示しており、電池15とスイッチ16とモーター12を直列に接続すると共に、モーター12と並列に開放弁36Bを接続したものである。
次に前記構成についてその作用を説明する。液体容器1に液体、例えば冷水を収容するには、ハンドル20を握って蓋9と共に液体容器1を収納ケース3から引き抜き、そして蓋9を外して液体容器1の上部開口7を介して例えば冷水装置(図示せず)から冷水を収容し、蓋9を閉じることで、冷水は第一の間隔6、第二の間隔10によって空気断熱される。
そして、ハンドル20を握って液体容器1を収納ケース3に載置する。この際、第一の凸部27を第一の凹部28を凹凸嵌合させることで、液体容器1が収納ケース3に位置決めされ、第二の凸部34を第二の凹部32に遊嵌合する。この結果、第一のパッキン37が底部24Dに当接して、嵌合状態にある第二の凸部34と第二の凹部32の中心線25側は気密状態になる。このように液体容器1と収納ケース3が接続された状態では、収納ケース3と液体容器1の送風路29の一次側送風路29Aと二次側送風路29Bは第一のパッキン37を介して連通している。この状態で押しボタン17を押すと空気開放路36が閉じられ電動式エアーポンプ14が駆動し送風路29を通り送風路開放端29Cを介して液体容器1の収容空間4内に空気が送風されて、収容空間4内が加圧される。収容空間4内が加圧されると、液体は揚液路18、注出部11を通って飲料が注出部11の端部にある注出口11Aより注出され、予め平面部22に置かれたカップに収容し始める。そして、押しボタン17を押し続けることで、電動式エアーポンプ14が連続運転してカップに所定量の飲料が収容される。そして、押しボタン17から指を離すと電動式エアーポンプ14は停止して、空気開放路36は解放されるようになっている。
尚、収納ケース3には電動式エアーポンプ14、電池15、スイッチ16を押すことにより導通するスイッチ16の他に、注出スイッチ16を押すと空気開放路36を閉じる弁(図示せず)が実装されている。
このようにして、液体容器1に収容した液体が無くなったら、ハンドル20を握って液体容器1を持ち上げて、洗浄場所まで運んで液体容器1を洗浄したり或いは給水場所まで運んで再び液体容器1に飲料を収容したものを、収納ケース3にセットするか、又は予め飲料を収容した別の液体容器1をセットして、再び押しボタン17を押して飲料の注出を行うことができる。尚、洗浄する際は、内筒5と外筒8を分解し、洗浄後においては、第二のパッキン38を介して内筒5と外筒8を一体化すればよい。
以上のように、前記実施例では液体容器1とエアーポンプ13を収納した収納ケース3とを分離可能に設け、エアーポンプ13に接続した一次側送風路29Aの送風路29の一次側接続口30を収納ケース3に設けると共に、液体容器1に二次側送風路29Bの送風路29の二次側接続口31を設け、液体容器1の収納ケース3への正確に位置決めして取り付けた装着に対応して一次側接続口30に二次側接続口31を連通可能に設けたことで、電動式エアーポンプ14で液体容器1内を加圧することにより、飲料などの液体を注出するので、ピッチャーやハンディポットのように容器を持ち上げなくともできる。また、内部の飲料が冷たい場合でも手動エアーポットのようにベローズポンプを強く押す必要はなく、押しボタン17を軽く押すだけで液体容器1内の飲料を注出することができる。さらに、液体容器1とエアーポンプユニット2は簡単に分離することができるので、エアーポンプユニット2を卓上に残し、液体容器1のみを移動し飲料を入れたり、液体容器1を洗ったりでき、電気部品が水にさらされる危険性がなくなる。しかも、エアーポンプ13が電動式であることにより押しボタン17の操作により簡単に送風することができる。
また、一次側接続口30に第一のパッキン37を介して二次側接続口31を着脱自在に設けたことにより、送風路29の途中に空気が漏れるようなことはなく良好の送風することができる。
さらに、液体容器1は二重構造であるので、断熱作用をなすことができる。
また、収納ケース3の上面で注出部11の下方となる箇所に平坦でかつカップ等の容器が置ける十分な面積を設けることにより、カップ等を安定しておくことができるトレー状とすることで、カップ等を平面部22に置いて、片手で注出することができるので、座った状態での注出が容易になる。しかも、押しボタン17は低い位置にあるので、座った状態等での注出操作が容易になる。
さらに、液体容器1は上部開口7を有する液体容器1とその蓋9からなり、注出部11及び揚液路18がパイプ状であって蓋9に着脱自在に設けられることにより、構造が簡単でコンパクトかつ注出部11及び揚液路18が着脱できるので洗浄しやすくなる。
また、液体容器1が、内筒5と、内筒5にパッキン39を介して気密及び水密に第一の間隔10を有して設けられる外筒8とを有することで、飲料等が内筒5と外筒8の間に浸入し汚れた場合や結露した場合に、内筒5と外筒8を分解して簡単に洗うことができる。
さらに、エアーポンプユニット2の下面の設置部に回動可能な回動機構26を設けたことにより、注出操作する人が操作しやすい方向に向けることができ、座った状態等で注出しやすくなる。
以下に他の実施例について説明する。尚、前記実施例1と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。図6に示した実施例2においては、底部24Dにおける第一の凹部28の中心線25より外側に一次側接続口30が設けられている。また、二次側パイプ35を外筒8の外周に上下方向に配置し、さらに二次側パイプ35の外側を覆うようにカバー部41を液体容器1と一体的に設けられ、このカバー部41の下部に二次側接続口31が設けられたものである。
したがって、押しボタン17を押すと空気開放路36が閉じられエアーポンプユニット 2が駆動し一次側パイプ33、一次側接続口30、二次側接続口31、二次側パイプ35を通り容器内に空気が送風されて容器内が加圧されるようになっている。
このように、二次側パイプ35を外筒8の外周に上下方向に配置することにより、例えば内筒5と外筒8との第一の間隔6の設定を自由に行うことができる。
図7に示した実施例3においては、収納ケース3の凸所23の上面後部に一次側接続口30が設けられている。また、外容器の外周に上下端を外容器に接続した固定ハンドル42が設けられており、この固定ハンドル42は送風路29の二次側送風路29Bを形成するように中空であって、その上端には内筒5の上部の収容空間4に臨む排気用送風路開放端29Cが設けられている。一方、固定ハンドル42の下端は凸所23の上面後部に載置するようになっていると共に、一次側接続口30と対向可能に二次側接続口31が設けられている。
したがって、固定ハンドル42を凸所23の上面後部に載置すると、一次側接続口30、二次側接続口31が接続する。そして押しボタン17を押すと空気開放路36が閉じられエアーポンプユニット2が駆動し一次側パイプ33、一次側接続口30、二次側接続口31、二次側パイプ35を通り収容空間4に空気が送風されて収容空間4が加圧されるようになっている。
このように、一次側接続口30を凸所23の上面後部に配置することで、一次側接続口30を見ながら液体容器1を収納ケース3に正確に載置することができる。また、中空な固定ハンドル42により追加部品なく送風路29の二次側送風路29Bを形成することができる。
図8に示した実施例4においては、液体容器1とエアーポンプユニット2とを組み合わせたもので、液体容器1の外筒8の外周の下部に二次側接続口31が設けられている。一方、電動エアーポンプユニット2の収納ケース2Aの側面下部に二次側接続口31に対向するように一次側接続口30が設けられている。
したがって、液体容器1とエアーポンプユニット2とを近づけ位置決めして一次側接続口30、二次側接続口31が接続した状態で、押しボタン17を押すと空気開放路36が閉じられ電動式エアーポンプ14が駆動し一次側パイプ33、一次側接続口30、二次側接続口31、二次側パイプ35を通り容器内に空気が送風されて容器内が加圧されるようになっている。
このように、液体容器1とエアーポンプユニット2とを直接組み合わせたことにより、装置全体をコンパクトにすることができる。
図9に示した実施例5においては、内筒5と外筒8との第一の間隔6を送風路29の二次側送風路29Bとしたものであり、したがって、液体容器1を収納ケース3に載置した状態で、押しボタン17を押すと空気開放路36が閉じられエアーポンプユニット2が駆動し一次側パイプ33、一次側接続口30、二次側空気路を通り収容空間4に空気が送風されるようになっている。
このように、内筒5と外筒8との第一の間隔6を二次側送風路29Bとすることにより、二次側パイプがなくとも送風路29を形成することができる。このため、パイプ等の送風路29及びその接続機構が不要なので構造が簡単になる。
図10に示した実施例6においては、一次側パイプ33の他端33Yから送り込まれる空気を二次側パイプ35の一端35Xに漏れなく送れるように、一次側パイプ33の他端33Y、二次側パイプ35の一端35X、空気開放路36の他端36Yを囲むように一次側接続口30、二次側接続口31間に設けられる第一のパッキン37´は、中心線25を中心とした平面視円環状であって、その内側を第二の凸部34の外周の上部に気密に固定しており、外側を第一の凹部28の外周にほぼ線状に接触する先細な突起43を平面視円環状に設けることで気密性を高めることができるようになっている。
以上のように本発明に係る加圧注出式液体容器は、各種の用途に適用できる。
1 液体容器
2 エアーポンプユニット
3 収納ケース
5 内筒
6 間隔
7 上部開口
8 外筒
9 蓋
11 注出部
12 モーター
13 エアーポンプ
14 電動式エアーポンプ
26 回動機構
29 送風路
29A 一次側送風路
29B 二次側送風路
30 一次側接続口
31 二次側接続口
37 第一のパッキン
38 第二のパッキン

Claims (8)

  1. 電動式エアーポンプによって空気を液体容器内に送風路を介して圧送し、前記液体容器の内部の空気の圧力を上昇させることにより前記液体容器の内部の内容液を該液体容器の注出部を介して注出する液体注出装置において、前記液体容器と前記電動式エアーポンプを収納した収納ケースとを分離可能に設け、前記電動式エアーポンプに接続した前記送風路の一次側送風路を前記収納ケースに設けると共に、前記液体容器に前記送風路の二次側送風路を設け、前記液体容器の前記収納ケースへの装着に対応して前記一次側送風路に二次側送風路を連通可能に設けたことを特徴とする電動加圧注出式液体容器。
  2. 前記収納ケースに前記一次側送風路の一次側接続口を設け、前記液体容器に前記二次側送風路の二次側接続口を設けると共に、これら一次側接続口にパッキンを介して前記二次側接続口を着脱自在に設けたことを特徴とする電動加圧注出式液体容器。
  3. 前記液体容器が二重構造であることを特徴とする請求項1又は2記載の電動加圧注出式液体容器。
  4. 前記液体容器の前記収納ケースへの装着に対応して、前記注出部の下方に位置する前記収納ケースの部位に、コップや茶碗等飲料用容器の載置用平面部を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電動加圧注出式液体容器。
  5. 前記液体容器は内容液を収容し上部開口を有する有底な筒と、前記上部開口を閉蓋する蓋からなり、前記注出部がパイプ状であって前記蓋に着脱自在に設けられることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の電動加圧注出式液体容器。
  6. 前記液体容器が、内筒と、該内筒にパッキンを介して気密及び水密に間隔を有して設けられる外筒とを有し、前記内筒と前記外筒が分離可能であることを特徴とする請求項3記載の電動加圧注出式液体容器。
  7. 前記収納ケースの下面の設置部に回動可能な回動機構を設けたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の電動加圧注出式液体容器。
  8. 前記間隔が前記送風路の二次側送風路であることを特徴とする請求項6記載の電動加圧注出式液体容器。
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