JP2013118606A - 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム - Google Patents
画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013118606A JP2013118606A JP2012019187A JP2012019187A JP2013118606A JP 2013118606 A JP2013118606 A JP 2013118606A JP 2012019187 A JP2012019187 A JP 2012019187A JP 2012019187 A JP2012019187 A JP 2012019187A JP 2013118606 A JP2013118606 A JP 2013118606A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mask
- similarity
- region
- area
- candidate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Abstract
【解決手段】マスク候補切出部222は、復号化された画像フレームのなかからマスク対象になり得る領域をマスク候補領域として切り出し、マスク候補バッファに格納させる。類似判定部310は、最新の前記マスク候補領域がマスク対象に類似している場合にはそのマスク候補をマスク対象として確定させる。関連領域拾集部236は、マスク対象として確定した領域に関連するマスク候補領域をマスク候補バッファに格納されている過去のデータから拾集する。マスク対象に確定した領域に加えて関連領域拾集部236で拾集されたマスク候補領域に対してマスクを付加する。
【選択図】図2
Description
特許文献1及び特許文献2に開示される方法では、まず、モザイクを施す処理が必要になる人物の顔情報を参照情報として予め用意しておく。そして、参照情報と画像中の顔とが一致した場合には、その顔部分にモザイクを施す処理を行う。
例えば、モザイクを施す処理の対象となる人物がゆっくりと画面内にスライドインしてきた場合、その顔が画面内に完全に収まってはじめてモザイクを施す処理が開始されるので、それまではスライドイン途中の顔が一部ではあるものの画面に曝されることとなってしまう。
特許文献3では、ビデオバッファを用意しておき、動画像を数フレーム遡れるように前記ビデオバッファに一時的に溜めておく。そして、モザイクを施す対象、つまりマスク対象が検出された場合には、ビデオバッファ内にあるフレームを順番に遡ってマスク対象に関連する部分が無いかを改めて検索する。これにより、マスク対象が完全に画面内に入る前であってもマスク対象が部分的に映っている領域にマスクを掛ける、つまりモザイクを施すことができる。
動画データからマスク処理すべき画像領域を検索してそれらにマスクを付加する画像処理装置(100)であって、
予め登録された切出参照リストに基づいて、前記動画データの画像フレームのなかからマスク対象になり得る領域をマスク候補領域として切り出すマスク候補切出部(222)と、
前記切り出されたマスク候補領域を切り出し元のフレームの情報と合わせて保持するマスク候補バッファ(223)と、
予め登録されたマスク対象参照リストに基づいて、最新の前記マスク候補領域を前記マスク対象参照リストと対比して両者の類似度を算出する類似度算出部(233)と、
前記算出された類似度を所定閾値と対比して、前記類似度が所定閾値以上である場合にはそのマスク候補領域をマスク対象として確定させる類似判定部(234)と、
マスク対象として確定した領域に関連するマスク候補領域を少なくともそのマスク候補領域の座標情報に基づいて前記マスク候補バッファに格納されている過去のデータから拾集する関連領域拾集部(236)と、
前記類似判定部(233)による判定によってマスク対象に確定した領域に加えて前記関連領域拾集部(236)で拾集されたマスク候補領域に対してマスクを付与するマスク付与部(237、250)と、を備える
ことを特徴とする画像処理装置を提供する。
前記類似判定部(310)には、前記マスク候補領域をマスク対象として確定させるための確定閾値(312)に加えて、前記確定閾値(312)よりも低い予見閾値(311)が設定されており、
前記類似判定部(310)は、前記類似度が、予見閾値(311)未満であるか、予見閾値(311)以上かつ確定閾値(312)未満であるか、または、確定閾値(312)以上であるか、を判定し、
当該画像処理装置(100)は、
さらに、類似度が前記予見閾値(311)以上であるマスク候補領域が出現した場合にその領域が属するフレームよりも時間的に後のフレームを順番通りではなく途中の数コマをスキップして検索する先読み検索を指示する先読み検索指示部(320)をさらに備える
ようにしても良い。
予見閾値(311)以上かつ確定閾値(312)未満である類似度を持つ領域が一つでもある場合には、前記先読み検索指示部(320)は先読み検索を継続させる
ようにしても良い。
前記動画データを取り込んで復号化するデータ入力部を備え、
前記データ入力部(210)は、前記先読み検索指示部(320)により先読み検索が指示されている場合、解像度を下げる、輝度信号だけを取り出す、および、類似度が予見閾値(311)以上となった領域が示す座標に関連する領域を優先的に復号化する、のいずれか一つ以上を実行する
ようにしても良い。
前記先読み検索指示部(320)は、前記先読み動作中に前記データ入力部(210)から前記マスク候補切出部(222)に出力した画像フレームまたは領域データに対し検索済みを示す検索済みフラグを付す
ようにしても良い。
動画データからマスク処理すべき画像領域を検索してそれらにマスクを付加する画像処理方法であって、
予め登録された切出参照リストに基づいて、前記動画データの画像フレームのなかからマスク対象になり得る領域をマスク候補領域として切り出すマスク候補切出工程(ST103、ST104)と、
前記切り出されたマスク候補領域を切り出し元のフレームの情報と合わせてマスク候補バッファ(223)に保持するマスク候補保持工程(ST105)と、
予め登録されたマスク対象参照リストに基づいて、最新の前記マスク候補領域を前記マスク対象参照リストと対比して両者の類似度を算出する類似度算出工程(ST107)と、
前記算出された類似度を所定閾値と対比して、前記類似度が所定閾値以上である場合にはそのマスク候補領域をマスク対象として確定させる類似判定工程(ST108)と、
マスク対象として確定した領域に関連するマスク候補領域を少なくともそのマスク候補領域の座標情報に基づいて前記マスク候補バッファ(223)に格納されている過去のデータから拾集する関連領域拾集工程(ST109)と、
前記類似判定工程(ST108)による判定によってマスク対象に確定した領域に加えて前記関連領域拾集工程(ST109)で拾集されたマスク候補領域に対してマスクを付与するマスク付与工程(ST110、ST50)と、を備える
ことを特徴とする画像処理方法を提供する。
前記類似判定工程には、前記マスク候補領域をマスク対象として確定させるための確定閾値(312)を用いた類似判定の前に、前記確定閾値(312)よりも低い予見閾値(311)を用いた類似判定を行い、
類似度が前記予見閾値(311)以上であるマスク候補領域が出現した場合にその領域が属するフレームよりも時間的に後のフレームを順番通りではなく途中の数コマをスキップして取得する先読み検索を実行する
ようにしても良い。
動画データからマスク処理すべき画像領域を検索してそれらにマスクを付加する画像処理プログラムであって、
予め登録された切出参照リストに基づいて、前記動画データの画像フレームのなかからマスク対象になり得る領域をマスク候補領域として切り出し、前記切り出したマスク候補領域を切り出し元のフレームの情報と合わせてマスク候補バッファ(223)に保持させるマスク候補切出部(222)と、
予め登録されたマスク対象参照リストに基づいて、最新の前記マスク候補領域を前記マスク対象参照リストと対比して両者の類似度を算出する類似度算出部(223)と、
前記算出された類似度を所定閾値と対比して、前記類似度が所定閾値以上である場合にはそのマスク候補領域をマスク対象として確定させる類似判定部(234)と、
マスク対象として確定した領域に関連するマスク候補領域を少なくともそのマスク候補領域の座標情報に基づいて前記マスク候補バッファ(223)に格納されている過去のデータから拾集する関連領域拾集部(236)と、
前記類似判定部(234)による判定によってマスク対象に確定した領域に加えて前記関連領域拾集部(236)で拾集されたマスク候補領域に対してマスクを付与するマスク付与部(237、250)と、して機能させることを特徴とする画像処理プログラムを提供する。
(第1実施形態)
図1は、本発明が想定する動画像データ記録再生システム900の一例である。各個人はおのおの好きな被写体をビデオカメラ100で撮像する。例えば、戸外に出て街の様子を撮影したり、家族が公園で遊んでいる光景を撮影したりしてもよい。このようにして撮影された動画像データはビデオカメラ100に内蔵された動画メモリ120に蓄積されていく。
例えば、家族の顔や、意図せずに映り込んでしまった通行人の顔、個人を特定する情報、例えば、氏名、電話番号、車のナンバープレートなどが映り込んでいる可能性がある。
これらの個人情報に関連する画像をそのままインターネット上に公開してしまうとプライバシー保護の観点からみて問題が生じる恐れがある。
従って、プラバシーに関わる画像部分にはマスク処理を施すことが必要になる。
図2は、マスク処理部200の機能ブロック図であり、あわせて、ビデオカメラ100の主要要素を示す。
本実施形態ではマスク処理部200がビデオカメラ100に内蔵されている場合を想定しているが、パソコン910の一機能としてマスク処理部が設けられてもよい。
ビデオカメラ100の撮像部110で撮像された動画データは、一旦動画メモリ120に蓄積される。
ここで、ビデオカメラ100の撮像部110は、レンズユニットやCCD(光電変換素子)回路、所定のロジック回路で構成され、被写体を撮影した動画(映像)信号から動画データ(フレーム)を生成する。
動画データには輝度データや色データが含まれる。動画メモリ120としては、例えば、フラッシュメモリが利用できる。
例えば、特定人物であるAさんの顔にマスクを掛ける必要があるとする。
カメラを横に振りながら撮影した画像フレームに肌色の領域が出現してきた場合、それは、人の肌である可能性があり、さらに、(Aさんとは限らないが)人の顔の一部である可能性があり、そしてさらに、Aさんの顔の一部である可能性がある。
フレームに出現した肌色領域がAさんの顔の一部であると最終的に特定できた段階で、最初に出現した肌色の領域にまで時間的に画像フレームを遡ってプライバシーマスクを掛けることになる。
そこで、本実施形態では、肌色が所定面積以上である領域は人の顔の可能性がある、つまり、マスク付加対象の有力候補であるとして、そのような領域を切り出してバッファに蓄積しておく。
切出参照リストは、プリセットされていてもよく、マスク対象の特徴から自動的に生成されるようにしてもよく、あるいは、ユーザが設定入力してもよい。切出参照リストとしては、所定面積以上の肌色領域や、文字及び数字のリストデータなどがあげられる。
プライバシーに関するものとしては、顔の他にも、氏名、団体名(会社名や学校名)、住所表示、電話番号、車のナンバーなどがある。従って、090−XXXX−XXXXといった電話番号にはプライバシーマスクを掛ける必要がある。そこで、画像フレーム中に"0"といった数字や後述するように何らかの文字が現れれば、それらをマスク対象の候補として切り出しておく必要がある。そして、最終的に、"090−"のように数字が並べばこの数字列にマスク処理を施すことになるし、単に"0"だけ、もしくは"0"のように見える模様であった場合にはマスク処理は必要ないことになる。
文字としては、外国語にも対応できるように、アルファベットや、ハングル、中国語の略字も切出参照リストに加えておくとよい。
このとき、切り出されたマスク候補領域は、もとのフレームに関連付けられる情報を保持するものとする。フレームに関連付けられる情報とは、例えば、切出し元のフレーム番号およびそのフレーム内での座標位置などである。
マスク候補バッファ223の容量としては、大きいに越したことはないが、例えば、特開2010−233133号公報のバッファと同じ程度であってもよい。本実施形態では、動画像データの全フレームを順番にバッファに格納していくわけではなく、また、1フレーム分全部を格納するのでもなく、フレーム中の一部分であるマスク候補領域をマスク候補バッファ223に格納していく。
特徴量算出部231は、算出した特徴量を類似度算出部233に送る。
類似度の算出に当たって適切な参照情報を選ばせる方法は各種考えられるが、例えば、色や輝度で判断してもよく、あるいは、総ての参照情報と突き合わせた上で最も類似度が高くなるものを選んでもよい。
マスク対象がゆっくりとフレーム内にスライドインしてくるとすれば、時間的に隣同士のフレーム間ではマスク対象は大体同じような位置に映っているはずである。したがって、マスク候補の座標情報を辿っていくことによって同じマスク対象が映り込んでいる領域を収拾することができる。
なお、関連領域を収拾するにあたっては、座標情報の他、色、輝度、動きベクトルなどの情報を合わせて利用してもよく、具体的な例は後述する。
これにより、例えば特定人物Aさんの顔がマスク対象であるとすると、Aさんの顔の一部分でもフレーム内に映り込んだときに遡ってプライバシーマスクが掛けられることになる。
続いて、第1実施形態の動作を説明する。ユーザによる動画撮影(ST10)からマスク付加されたデータの出力(ST60)までの流れは、図3に示すように、撮影(ST10)、動画データの保存(ST20)、マスク処理の事前準備(ST30)、マスク処理用メタファイルの作成(ST40)、マスク付加(ST50)、データ出力(ST60)の順で進む。
このとき撮影者Pは、ビデオカメラ100を右から左にゆっくりと向きを変えるように動かし、子供CAがフレームのなかにゆっくりとフレームインするように撮影するとする。
すると、例えば、図5のように、フレームの左から子供CAが徐々にフレームインしてくる動画が撮影されるであろう。
なお、全てのフレームは図面に描ききれないので、途中の数十あるいは数百のフレームは省略してある。
そして、撮影者Pは、この動画をインターネットに公開したいが、ただし、子供CAの顔までは公開したくないとする。
あるいは、特開2010−233133号公報の技術を用いたとしても、フレームF30からフレームF40までの間に10秒以上の間隔があるとすると、フレームF40で子供の顔が特定されてからバッファ内のデータを時間的に遡ったとしてもフレームF30までは遡れない。
結果として、フレームF30のように顔のほぼ半分が映っており、人が視れば子供CAの顔(顔の特徴)を充分に認識できる画像がマスク処理なしで短い時間とはいえども公開されてしまうことになる。
なお、マスク処理の事前準備(ST30)として、ユーザはマスク対象に関する情報をマスク対象参照リスト格納部232に格納しておく必要がある。
本例でいえば、子供CAの顔の特徴量をマスク対象参照リスト格納部に格納しておく必要がある。子供CAの顔の特徴量をマスク対象参照リスト格納部232に格納するにあたっては、例えば、別途に撮影した子供CAの顔のデータをビデオカメラ100にセットしてもよい。或は今回撮影した動画のなかから子供CAの顔が映っている領域を指定して、これをマスク対象としてビデオカメラ100にセットしてもよい。ビデオカメラ100は、マスク対象としてセットされた領域から自動的に特徴量を算出してマスク対象参照リスト格納部に格納する。
データ入力部210の復号化部211において動画データが復号化され(ST102)、画像フレームが順次マスク候補切出部222に送られる。
図8は、マスク候補バッファに格納されたデータを遡って関連領域を拾集する様子を模式的に示す図である。
30フレーム/秒のフレームレートであれば、よほどの高速移動でもない限り前後のフレームにおいて同じ対象物は同じような座標(位置)に映っているはずである。
従って、領域R40からマスク候補の領域(R10・・・R20・・・R30)を時間的に順に遡り、前後で座標が近似していれば同一対象物を映した関連領域であるとして拾集していく(ST109)。
例えば、色に基づいて関連領域を収拾する場合、マスク対象として確定した領域およびマスク候補領域の色度を求めておき、互いに色度が近いものを収拾すればよい。
マスク対象としては、人物の顔やナンバープレート、表札など様々なものが挙げられるが、マスク対象の色が短い時間で極端に変化することはあまり考えにくい。したがって、マスク対象が特定人物の顔であれば、その人物の肌色が映っている領域を色度に基づいて辿っていけばよい。これにより、その人物の顔が一部分でもフレームインしたときにまで遡って関連領域を収拾することができる。これはマスク対象がナンバープレートであったり表札であったりしても同じことである。
なお、領域の色度を表すにあたっては、その領域の色度を代表させる値を適宜用いればよく、例えば、平均値や中間値、モードなどの他、各種統計的代表値を用いればよい。色度を表す表色系についても特に限定されず、ビデオカメラ100の仕様に従えば良いのはもちろんである。また、色度が近いかどうかについては各種の統計的距離(マハラノビス距離等)や、相関係数を用いて判断するようにすればよい。
(1)マスク候補切出部222によってマスク候補となる領域だけを切り出し、このように切り出した領域だけをマスク候補バッファ223に格納していく。マスク候補バッファ223は、マスク候補だけを格納すればよいので、相当長い時間分(数分分)のフレームに関してマスク候補をバッファできる。従って、マスク候補の類似度が閾値以上となってマスク対象が確定した後からでも十分に時間を遡って必要箇所にマスクを掛けることができる。
上記第1実施形態を説明するにあたって、マスク候補切出部222は所定面積以上の肌色領域を切り出すとした。これはマスク候補を切り出す基準としてはかなり緩いものである。マスク候補を切出す基準を緩くしておくことで必要な箇所には漏れなく確実にマスクできるという利点がある。その一方、顔の他に手や首、場合によっては脚など、プライバシーマスクが必要ではない箇所にもマスクが掛かってしまうということが生じうる。
例えば、顔と推定される部分画像の付近に首や胴体、下半身等の画像を検出できるか。検出した人物の画像中における身長が、画面内の他の人物の身長と比較して極端に大きすぎまたは小さすぎないか。さらに顔かどうかを判断するにあたって、肌の色や髪の色の評価値に重み付けをしてもよい。
これによれば、例えば手や脚に関係する領域についてはマスク候補として切り出されなくなる。
次に本発明の第2実施形態を説明する。
上記第1実施形態では、切り出したマスク候補を総てマスク候補バッファに格納し、マスク対象が確定した場合にはマスク候補バッファに蓄積されていたすべての関連領域を遡ってマスク付与対象とした。
比較的簡便な構成でありながらも必要な箇所には漏れなく確実にマスクできるという利点があるが、マスク対象が完全に確定するまで画像フレームを順に検証していく作業には時間が掛かり、処理負荷も大きい。また、マスク候補だけを切り出してマスク候補バッファに格納するとはいっても、バッファ容量にはやはり限界がある。
そこで、第2実施形態においては、マスク対象を確定させる閾値(確定閾値ThD)の手前にそれよりも一段緩い中間的な閾値(予見閾値ThP)を設け、この中間的な閾値(予見閾値ThP)を超える類似度が出現した場合には、それがマスク対象であるかどうかを先読み検索によって早期に確定させる処理を行うことを特徴とする。
図10において、類似判定部310には、二つの閾値が設定されている。確定閾値ThDは、マスク候補がマスク対象であることを確定させるための閾値であり、第1実施形態で用いた閾値と同じである。すなわち、ある領域について算出された類似度が確定閾値ThD以上になると、その領域には特定人物の顔や電話番号が映っていることが確定し、その領域はマスク対象となる。
予見閾値ThPは、マスク対象に類似している可能性があると判定できる程度の閾値レベルに設定されている。予見閾値ThP以上の領域が出現したということは、その後にマスク対象になる可能性があるということである。
予見閾値ThPとしては、特定人物の顔がマスク対象であるとした場合、その特定人物の顔かどうかまでは確定しないが領域に映っているのが少なくとも人間の顔であることが判定できるレベルにすることが例として挙げられる。ここでは、顔が半分映っていればその領域に関する類似度が予見閾値ThP以上になるとする。
第2実施形態の動作をフローチャートを参照しながら説明する。
図11は、第2実施形態において、マスク用メタファイルを作成する工程の手順を表すフローチャートである。マスク処理を行う対象となる動画データとしては第1実施形態と同じもの(図5)を使用する。図11においてST101からST107は第1実施形態(図6)と同じである。すなわち、動画メモリ120から動画データを順に取得し、復号化部211で復号する。そして、マスク候補があれば、それをマスク候補切出部222によって切出し、マスク候補バッファ223に蓄積していく。図5の例でいえば、フレームF10の領域R10がマスク候補として切り出される。この領域R10に対して特徴量を算出し(ST106)、この算出された特徴量をマスク対象参照リストの特徴量と対比して両者の類似度を算出する(ST107)。
類似度が予見閾値ThPを下回っていれば(ST201でNO)、この領域についてはマスク対象になるようなものは無いということになるので、ST101に戻って次ぎのフレームの検証を行う。図5の例でいうと、フレームF10、フレームF20までは類似度が予見閾値ThP以上になることはない。
この場合には、前述したように、フレームF30の直ぐ後のフレーム(例えばフレームF31)ではなく、Iピクチャだけ、もしくは、IピクチャとPピクチャとだけ、もしくは、1秒後や2秒後の画像フレームなど、フレームF30から少し先に飛んだフレームを取得する。本例においては、図13に例示するように、フレームF30の後、フレームF31でなくフレームF35を読み出すとする。
類似度が予見閾値ThPと確定閾値ThDとの間に入っているものがあるということは(ST217でYES)、マスク対象であるかどうか確定しないものがあるということである。この場合には先読み検索を継続することになる(ST219)。例えば、領域R35については子供の顔が半分以上映ってはいるが、確定閾値ThD以上になるほどではないので、先読み検索を継続することになる(ST219)。
ST217における類似度判定において類似度が予見閾値ThPと確定閾値ThDとの間にはない場合(ST217でNO)、これはつまり、類似度が確定閾値ThD以上であるか、もしくは、類似度が予見閾値ThPを下回ったか、のどちらかである。領域R40の類似度S40は確定閾値ThD以上になっているので、ST217における類似度判定において"NO"に進む。
例えば、類似度が予見閾値ThP以上になるものが存在はしたが、結局、マスク対象として確かめられるほどフレームインする前にフレームアウトしてしまったか、マスク対象に似た何か別のものであってマスク対象ではなかった、ということである。
なお、領域R40に映っている被写体(対象物)がマスク対象であることが判明したので、フレームF31からフレームF39で領域R40(又は領域R30)に関連する領域にはマスクフラグが付与されるのは当然である。この際には、動きベクトルや座標の情報を基にして被写体(対象物)を追跡すればよい。さらには、フレームF40以降についても同様にマスク対象である被写体(対象物)を追跡してマスクフラグを付与してもよい。このようにしてマスク処理用メタファイルが作成される(ST111)。
第2実施形態の動作例をもう一つ説明する。
第2実施形態の動作例2として、例えば、撮影した動画が図14のようになったとする。図14において、フレームF100においては背景だけが映っているが、次のフレームF100においてフレームの左側から一人目の人物PAがフレームインしてきている。フレームF120においては、人物PAに加えて、フレームの右側から二人目の人物PBがフレームインしてきている。さらに、フレームF130において、人物PAについては顔を特定できる程度に映っている一方、人物PBについては顔の半分程度が映っている状態である。そして、フレームF140において、人物PAも人物PBも十分に特定できる程度に顔がフレーム内に映っている。
まず、順番に動画フレームを取得して、復号したフレームからマスク候補を切り出し、切り出した領域の類似度を算出する(ST101からST107)(図15参照)。フレームF110では、領域R110において一人目の人物PAの顔が半分ほどフレームに入っている。
フレームF120においては、領域R120Aと領域R120Bとがマスク候補として切り出される。領域R120Aの類似度S120Aは予見閾値ThPと確定閾値ThDとの間にあるので(ST217でYES)、先読み検索を継続する(ST219)。
フレームF130からマスク候補の切り出しを行うと、一人目の人物PAが映っている領域R130Aと、二人目の人物PBが映っている領域R130Bと、がマスク候補として切り出し対象になる。領域R130Aについて類似度S130Aを算出すると、この類似度S130Aは予見閾値ThP以上であり、さらには、確定閾値ThD以上でもあるのだが、一方、領域R130Bについてはその類似度S130Bが予見閾値ThPと確定閾値ThDとの間にある。
この場合、領域120Bおよび領域R140B'に映っている被写体はマスク対象であるとは認定できなかったことになる。したがって、領域120Bおよび領域R140B'に関連する領域はマスク対象とはならず、確定閾値ThD以上となった領域R130A(または領域140A)に関連する領域がマスク対象ということになる。
(3)第2実施形態では、確定閾値ThDよりも一段低い予見閾値ThPを設けている。そして、この予見閾値ThP以上になるものがあれば、先読み検索を行ってマスク可能性領域が真にマスク対象であるかどうかを積極的に検索し、早期に確定させる。
これにより、マスク候補バッファ223で蓄積すべきマスク候補の容量を少なくすることができる。すなわち、マスク対象の被写体がフレームインし始めてから予見閾値ThPに達するまでのマスク候補が保存できていれば、予見閾値ThP以上になってからは先読み検索によって早期にマスク対象であるかどうかが確定できる。従って、マスク対象であることが確定した後にマスク候補バッファを遡れば、そのマスク対象(被写体)がフレームインし始めたところから確実にマスクを付加することができる。例えば、確定閾値ThD以上になるまでの時間が長かったり、さらに、マスク対象が同時にいくつもあったりする場合に大きな利点がある。
仮に、他にマスク可能性領域が存在しているにも関わらず、確定閾値ThD以上になるものがある度に先読み検索を終了してマスク候補バッファを検索してしまうと、次に前記マスク可能性領域が確定閾値ThD以上になったときに再びマスク候補バッファを検索することになってしまう。複数のマスク対象が同時にフレームに映っている場合には何度もマスク候補バッファをサーチする手間が生じる。この点、本第2実施形態では、類似度が予見閾値ThPと確定閾値ThDとの間にあるものが一つでも存在している場合(ST217でYES)には、確定閾値ThD以上になったものを記録するにとどめ、先読み検索を継続することとしている(ST219)。そして、マスク可能性領域がなくなったところ、すなわち、マスク対象であるか否かが総て確定したところでまとめてマスク候補バッファを遡って関連領域を検索する。これにより、マスク候補バッファ223を遡って検索する回数が少なくなり、処理負荷の軽減および処理スピードの向上に効果がある。
上記第2実施形態においてマスク対象が人物の顔である場合を例に説明したが、マスク対象がナンバープレートや、電話番号、団体名、住所表示である場合でも予見閾値ThPをトリガとする先読み検索を適用できるのはもちろんである。
例えば、日本の例では、電話番号やナンバープレートなど個人情報に関係する番号は数字とハイフンとが結合したものが多い。従って、マスク対象参照リストに電話番号やナンバープレートの例を登録しておけば、数字が二つ以上連続していたり、複数の数字とハイフンとが結合したものが映っている領域は予見閾値ThP以上の類似度になる可能性が高い。そして、このように予見閾値ThP以上の類似度になる数字列が出現した場合には先読み検索を行って、それがマスク対象であるかどうかを早期に確定させることができる。これにより、プライバイシーに関係する数字がフレームインした時点から確実にこの数字にマスクを掛けることができる。
先読み検索で検索済みのフレームまたは領域に対して検索済みフラグを付与してもよいことは既に述べた。検索済みのフレームまたは領域については再度検証する必要はないので、そのようなデータはマスク候補切出部222に出力する必要はない。従って、データ入力部からマスク候補切出部222に画像データを出力する前に、その動画データに検索済みフラグが付与されているかどうかを前置判定してもよい。これによれば、同じフレームまたは領域を繰り返し検証する無駄は削除できる。
上記第1実施形態および第2実施形態においては、マスク対象(例えば子供CA)がゆっくりとスライドインしてくることが原因で、マスク対象を確定させるまでに時間を要する場合を例示した。
本発明としては、この他にもマスク対象を確定させるまでに時間がかかるような動画に対して適切にマスクを掛けることができるのは当然である。
一例として、焦点外(ピンぼけ)を要因とする例が挙げられる。
例えば、当初はマスク対象人物ではなく別のもの(遠くの風景や別の人物)を撮影していたが、次第にゆっくりとマスク対象人物の方にフォーカスを移していく場合がある。あるいは、マスク対象人物がカメラに近づいてくる結果、マスク対象人物の顔が焦点内に入ってくることがある。
上記実施形態においては、特定人物の顔にプライバシーマスクを掛ける場合を説明したが、逆に、特定人物にはマスクを掛けず、その他のたまたま映ってしまった一般の人の顔にプライバシーマスクを掛けるようにしてもよいことはもちろんである。この場合、被写体が、「人の顔ではあるが特定人物の顔ではない」ということを閾値判定で判断すればよいのであり、このような判定のためにマスク対象参照リストや類似判定部を改変することは当業者には明らかであろう。
Claims (8)
- 動画データからマスク処理すべき画像領域を検索してそれらにマスクを付加する画像処理装置であって、
予め登録された切出参照リストに基づいて、前記動画データの画像フレームのなかからマスク対象になり得る領域をマスク候補領域として切り出すマスク候補切出部と、
前記切り出されたマスク候補領域を切り出し元のフレームの情報と合わせて保持するマスク候補バッファと、
予め登録されたマスク対象参照リストに基づいて、最新の前記マスク候補領域を前記マスク対象参照リストと対比して両者の類似度を算出する類似度算出部と、
前記算出された類似度を所定閾値と対比して、前記類似度が所定閾値以上である場合にはそのマスク候補領域をマスク対象として確定させる類似判定部と、
マスク対象として確定した領域に関連するマスク候補領域を少なくともそのマスク候補領域の座標情報に基づいて前記マスク候補バッファに格納されている過去のデータから拾集する関連領域拾集部と、
前記類似判定部による判定によってマスク対象に確定した領域に加えて前記関連領域拾集部で拾集されたマスク候補領域に対してマスクを付与するマスク付与部と、を備える
ことを特徴とする画像処理装置。 - 前記類似判定部には、前記マスク候補領域をマスク対象として確定させるための確定閾値に加えて、前記確定閾値よりも低い予見閾値が設定されており、
前記類似判定部は、前記類似度が、予見閾値未満であるか、予見閾値以上かつ確定閾値未満であるか、または、確定閾値以上であるか、を判定し、
当該画像処理装置は、
さらに、類似度が前記予見閾値以上であるマスク候補領域が出現した場合にその領域が属するフレームよりも時間的に後のフレームを順番通りではなく途中の数コマをスキップして検索する先読み検索を指示する先読み検索指示部をさらに備える
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 予見閾値以上かつ確定閾値未満である類似度を持つ領域が一つでもある場合には、前記先読み検索指示部は先読み検索を継続させる
ことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。 - 前記動画データを取り込んで復号化するデータ入力部を備え、
前記データ入力部は、前記先読み検索指示部により先読み検索が指示されている場合、解像度を下げる、輝度信号だけを取り出す、および、類似度が予見閾値以上となった領域が示す座標に関連する領域を優先的に復号化する、のいずれか一つ以上を実行する
ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の画像処理装置。 - 前記先読み検索指示部は、前記先読み動作中に前記データ入力部から前記マスク候補切出部に出力した画像フレームまたは領域データに対し検索済みを示す検索済みフラグを付す
ことを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の画像処理装置。 - 動画データからマスク処理すべき画像領域を検索してそれらにマスクを付加する画像処理方法であって、
予め登録された切出参照リストに基づいて、前記動画データの画像フレームのなかからマスク対象になり得る領域をマスク候補領域として切り出すマスク候補切出工程と、
前記切り出されたマスク候補領域を切り出し元のフレームの情報と合わせてマスク候補バッファに保持するマスク候補保持工程と、
予め登録されたマスク対象参照リストに基づいて、最新の前記マスク候補領域を前記マスク対象参照リストと対比して両者の類似度を算出する類似度算出工程と、
前記算出された類似度を所定閾値と対比して、前記類似度が所定閾値以上である場合にはそのマスク候補領域をマスク対象として確定させる類似判定工程と、
マスク対象として確定した領域に関連するマスク候補領域を少なくともそのマスク候補領域の座標情報に基づいて前記マスク候補バッファに格納されている過去のデータから拾集する関連領域拾集工程と、
前記類似判定工程による判定によってマスク対象に確定した領域に加えて前記関連領域拾集工程で拾集されたマスク候補領域に対してマスクを付与するマスク付与工程と、を備える
ことを特徴とする画像処理方法。 - 前記類似判定工程には、前記マスク候補領域をマスク対象として確定させるための確定閾値を用いた類似判定の前に、前記確定閾値よりも低い予見閾値を用いた類似判定を行い、
類似度が前記予見閾値以上であるマスク候補領域が出現した場合にその領域が属するフレームよりも時間的に後のフレームを順番通りではなく途中の数コマをスキップして取得する先読み検索を実行する
ことを特徴とする請求項6に記載の画像処理方法。 - 動画データからマスク処理すべき画像領域を検索してそれらにマスクを付加する画像処理プログラムであって、
予め登録された切出参照リストに基づいて、前記動画データの画像フレームのなかからマスク対象になり得る領域をマスク候補領域として切り出し、前記切り出したマスク候補領域を切り出し元のフレームの情報と合わせてマスク候補バッファに保持させるマスク候補切出部と、
予め登録されたマスク対象参照リストに基づいて、最新の前記マスク候補領域を前記マスク対象参照リストと対比して両者の類似度を算出する類似度算出部と、
前記算出された類似度を所定閾値と対比して、前記類似度が所定閾値以上である場合にはそのマスク候補領域をマスク対象として確定させる類似判定部と、
マスク対象として確定した領域に関連するマスク候補領域を少なくともそのマスク候補領域の座標情報に基づいて前記マスク候補バッファに格納されている過去のデータから拾集する関連領域拾集部と、
前記類似判定部による判定によってマスク対象に確定した領域に加えて前記関連領域拾集部で拾集されたマスク候補領域に対してマスクを付与するマスク付与部と、して機能させるための画像処理プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012019187A JP5810948B2 (ja) | 2011-10-31 | 2012-01-31 | 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011239764 | 2011-10-31 | ||
JP2011239764 | 2011-10-31 | ||
JP2012019187A JP5810948B2 (ja) | 2011-10-31 | 2012-01-31 | 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013118606A true JP2013118606A (ja) | 2013-06-13 |
JP5810948B2 JP5810948B2 (ja) | 2015-11-11 |
Family
ID=48712853
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012019187A Active JP5810948B2 (ja) | 2011-10-31 | 2012-01-31 | 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5810948B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017184120A (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | 株式会社Medi Plus | 画像処理システム |
JP2018029309A (ja) * | 2016-08-19 | 2018-02-22 | 株式会社東芝 | 撮像装置および送信方法 |
CN111160155A (zh) * | 2019-12-17 | 2020-05-15 | 北京文安智能技术股份有限公司 | 一种积水检测方法及装置 |
JP2020156033A (ja) * | 2019-03-22 | 2020-09-24 | 日産自動車株式会社 | 情報処理装置及び情報処理方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010113666A1 (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-07 | 日本ビクター株式会社 | ビデオデータ記録装置、ビデオデータ再生装置、およびビデオデータ記録方法、ビデオデータ再生方法 |
JP2010268055A (ja) * | 2009-05-12 | 2010-11-25 | Canon Inc | 画像処理装置及び画像処理方法 |
-
2012
- 2012-01-31 JP JP2012019187A patent/JP5810948B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010113666A1 (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-07 | 日本ビクター株式会社 | ビデオデータ記録装置、ビデオデータ再生装置、およびビデオデータ記録方法、ビデオデータ再生方法 |
JP2010233133A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-14 | Victor Co Of Japan Ltd | ビデオデータ記録装置、ビデオデータ再生装置、およびビデオデータ記録方法、ビデオデータ再生方法 |
JP2010268055A (ja) * | 2009-05-12 | 2010-11-25 | Canon Inc | 画像処理装置及び画像処理方法 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017184120A (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | 株式会社Medi Plus | 画像処理システム |
JP2018029309A (ja) * | 2016-08-19 | 2018-02-22 | 株式会社東芝 | 撮像装置および送信方法 |
JP2020156033A (ja) * | 2019-03-22 | 2020-09-24 | 日産自動車株式会社 | 情報処理装置及び情報処理方法 |
CN111160155A (zh) * | 2019-12-17 | 2020-05-15 | 北京文安智能技术股份有限公司 | 一种积水检测方法及装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5810948B2 (ja) | 2015-11-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5825121B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム | |
JP4506801B2 (ja) | 画像認識装置、画像認識方法、画像認識プログラム | |
JP4274233B2 (ja) | 撮影装置、画像処理装置、および、これらにおける画像処理方法ならびに当該方法をコンピュータに実行させるプログラム | |
JP5612310B2 (ja) | 顔認識のためのユーザーインターフェース | |
KR101641646B1 (ko) | 동영상 마스킹 처리방법 및 장치 | |
US8526742B2 (en) | Image processing apparatus, method, and program that classifies data of images | |
US8762659B2 (en) | Storage apparatus and method, program, and playback apparatus and method | |
JP4650579B2 (ja) | ビデオデータ記録装置、ビデオデータ再生装置、およびビデオデータ記録方法、ビデオデータ再生方法 | |
US20080260255A1 (en) | Image processing apparatus, imaging apparatus, image processing method, and computer program | |
JPWO2018198373A1 (ja) | 映像監視システム | |
JP5810948B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム | |
JP4866396B2 (ja) | タグ情報付加装置、タグ情報付加方法及びコンピュータプログラム | |
JP2013232060A (ja) | 画像認識装置、その制御方法、および制御プログラム、並びに撮像装置および表示装置 | |
JP5712898B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム | |
US9195312B2 (en) | Information processing apparatus, conference system, and information processing method | |
JP2007179224A (ja) | 情報処理装置および方法、並びにプログラム | |
JP2010178259A (ja) | デジタルカメラ | |
KR101174119B1 (ko) | 광고 시스템 및 광고 제공 방법 | |
JP2010219607A (ja) | ターゲットフレーム抽出装置、撮像装置およびデジタルカメラ | |
JP5267136B2 (ja) | 電子カメラ | |
JP4781248B2 (ja) | 撮像装置、撮像装置の制御方法、プログラム及び記録媒体 | |
JP2009212935A (ja) | 画像処理装置および方法、並びにプログラム | |
JP5995610B2 (ja) | 被写体認識装置及びその制御方法、撮像装置、表示装置、並びにプログラム | |
JP2008148262A (ja) | 撮像装置及び撮像装置の制御方法、プログラム及び記憶媒体 | |
JP5293422B2 (ja) | 画像特定装置及び画像特定プログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140731 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150618 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150623 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150708 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150818 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150831 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5810948 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |