JP2013118441A - 共同受信ヘッドアンプ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】共同受信ヘッドアンプは、受信した放送信号を調整して送信する共同受信ヘッドアンプであって、受信した放送信号を分配して送信する入力分配部4と、入力分配部4より受信した放送信号に対して所定の処理を行うことにより出力信号を生成して送信するチャンネルユニットと、チャンネルユニットより受信した出力信号を混合して送信する出力混合部と、入力分配部4とチャンネルユニットと出力混合部を収容する筐体2を備え、入力分配部4又は出力混合部の少なくとも一方又はその一部分を、筐体2から着脱可能とした。
【選択図】図5
Description
また、このように入力分配部又は出力混合部の少なくとも一方又はその一部分のみを容易に交換することができるため、筐体を作業性のよい場所に移動する必要がなくなり、設置位置に固定したままでこれら入力分配部又は出力混合部等を交換することができる。このため、共同受信ヘッドアンプに接続されている入出力ケーブルに対する防水処理も取り外すことなくそのまま維持することができ、屋外型の共同受信ヘッドアンプの維持にかかる手間や費用を一層削減することができる。
まず、実施の形態の基本的概念について説明する。本発明は、受信した放送信号を調整して送信する共同受信ヘッドアンプである。
「放送信号」とは、放送のために送信する電波信号であって、例えば地上デジタル放送信号やBSデジタル放送信号を含む。
「放送信号を送信する」とは、放送信号を放送波として無線にて送信すること、及び、放送信号を有線にて電線路や光伝送路にて送信することを含む。
「入力分配部」や「出力混合部」については後述する。
また、「少なくとも一方」とは、入力分配部又は出力混合部のどちらか一方のみをいう場合と、入力分配部及び出力混合部の両方をいう場合と、の二通りを含むことを意図する。
また、「又はその一部分」とは、入力分配部又は出力混合部を全体的に筐体から着脱できる構成とする場合の他、入力分配部又は出力混合部のうちの特定の一部分のみを筐体から着脱できる構成とする場合を含むことを意図する。
以下、このように筐体から着脱可能となる部分を、必要に応じて「着脱対象部」と称する。
次に、本発明に係る各実施の形態の具体的内容について説明する。
最初に、実施の形態1について説明する。本実施の形態は、筐体と入力分配部を着脱する機構としてプッシュロック機構を備え、あるいは、筐体と出力混合部を着脱する機構としてプッシュロック機構を備える形態である。
最初に、実施の形態1に係る共同受信ヘッドアンプの構成について説明する。図1は、実施の形態1に係る共同受信ヘッドアンプを機能概念的に示したブロック図である。この共同受信ヘッドアンプ1は、概略的に、筐体2、入力端子3、入力分配部4、複数のチャンネルユニット5、出力混合部6、及び出力端子7を備えて構成されている。
筐体2は、共同受信ヘッドアンプ1を構成する部品を収容する、共同受信ヘッドアンプ1の外郭である。図2は、共同受信ヘッドアンプ1の外観図であり、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は底面図、図3は、筐体蓋9を取り外した状態の共同受信ヘッドアンプ1の外観図であり、(a)は正面図、(b)は(a)のA−A矢視断面図、図4は、筐体蓋9及びチャンネルユニット5を取り外した状態の共同受信ヘッドアンプ1の外観図であり、(a)は正面図、(b)は(a)のB−B矢視断面図である。
図3において、入力端子3は、入力ケーブルより入力された放送信号を入力分配部4へ出力する端子である。入力端子3は、筐体本体8の外部から内部に貫通するよう配置されており、筐体2の外部において図示しない入力ケーブルと接続され、筐体2の内部において入力分配部4の後述する信号入力部14と接続される。なお、具体的には、入力端子3としては、放送出力用の入力端子(広帯域用)3a、モニタ出力用の入力端子(狭帯域用)3b、及びFM放送用の入力端子(FM放送用)3cの3つの入力端子3が、筐体2の同一面に並設されている。ただし、これら各端子は相互に同一に構成できるため、特記する場合を除き、これら各端子を単に入力端子3と称する。
図4において、入力分配部4は、入力端子3から入力された放送信号を、複数のチャンネルユニット5の数に応じて分配し、各チャンネルユニット5に出力する分配手段である。この入力分配部4は、直方体形状にて形成され、筐体本体8の長さ方向の端部に設けられている。入力分配部4は、概略的には、ユニットケース13、信号入力部14、信号分配部15、信号出力部16、筐体取り付け部17、チャンネルユニット取り付け部18、及び入力モニタ用端子24を備えて構成されている。
図3において、複数のチャンネルユニット5は、入力分配部4より出力された放送信号に対して所定の処理を行うことにより出力混合部6に放送信号を出力するユニットであり、複数のチャンネルの各々に対して割り当てられたユニットである。これら複数のチャンネルユニット5は、相互に同一構成となっており、筐体本体8の中央位置において、入力分配部4から出力混合部6に至るように、筐体2の長さ方向に沿って並設されている。
図3、4において、出力混合部6は、各チャンネルユニット5より出力された放送信号を混合し、出力端子7に出力する混合手段である。この出力混合部6は、直方体形状にて形成され、筐体本体8の長さ方向の入力分配部4とは反対側の端部に設けられている。出力混合部6は、概略的には、ユニットケース31、信号入力部32、信号混合部33、信号出力部34、筐体取り付け部35、及びチャンネルユニット取り付け部36を備えて構成されている。
出力端子7は、出力混合部6より出力された放送信号を、出力ケーブルへ出力する端子である。出力端子7は、筐体本体8の外部から内部に貫通するよう配置されており、筐体2の内部において出力混合部6の信号出力部34と接続され、筐体2の外部において出力ケーブルと接続される。なお、具体的には、出力端子7としては、放送出力用の出力端子(放送用)7a、及びモニタ出力用の出力端子(モニタ用)7bの2つの出力端子7が、筐体2の同一面に並設されているが、これら各端子は相互に同一に構成できるため、特記する場合を除き、これら各端子を単に出力端子7と称する。
また、図示は省略しているが、共同受信ヘッドアンプ1は、電源部を備えている。例えば、後段側に設けられた図示しない電源供給器から供給される電力を、放送出力用の出力端子(放送用)7aを介して受容可能となっている。また、筐体2の出力側には、図示しない直接給電端子が設けられている。そして、これら各種の電源から入力された電力を切り換えて使用するための切換スイッチや、AC/DC変換を行うための変換部が設けられており、変換された電力が各部に供給される。
ここで、信号入力部14と入力端子3との相互の着脱構造と、信号出力部34と出力端子7との相互の着脱構造とについて、さらに詳細に説明する。ただし、両者の構造としては実質的に同一の構造を採用することができるので、以下では、信号入力部14と入力端子3との相互の着脱構造について説明する。
最後に、入力分配部4や出力混合部6の筐体2に対する着脱手順について、さらに詳細に説明する。ただし、両者の手順としては実質的に同一の手順を採用することができるので、以下では、入力分配部4と入力端子3との相互の着脱手順について説明する。
このように実施の形態1によれば、入力分配部4又は出力混合部6の少なくとも一方又はその一部分を筐体2から着脱可能としたので、故障等が生じた入力分配部4又は出力混合部6の少なくとも一方又はその一部分のみを容易に交換することが可能になり、共同受信ヘッドアンプ1の維持にかかる手間や費用を削減することができる。
また、このように入力分配部4又は出力混合部6の少なくとも一方又はその一部分のみを容易に交換することができるため、筐体2を作業性のよい場所に移動する必要がなくなり、設置位置に固定したままでこれら入力分配部4又は出力混合部6等を交換することができる。このため、共同受信ヘッドアンプ1に接続されている入出力ケーブルに対する防水処理も取り外すことなくそのまま維持することができ、屋外型の共同受信ヘッドアンプ1の維持にかかる手間や費用を一層削減することができる。
次に、実施の形態2について説明する。本実施の形態は、入力分配部又は出力混合部の少なくとも一方は、少なくとも放送信号を増幅するためのアンプを有する第1ユニットと、アンプを有しない第2ユニットを備え、第1ユニットを、第2ユニットと干渉することなく、筐体2から着脱可能とした形態である。なお、実施の形態2の構成や手順は、特記する場合を除いて実施の形態1の構成や手順と略同一であり、実施の形態1の構成や手順と略同一の構成や手順についてはこの実施の形態1で用いたのと同一の符号を必要に応じて付して、その説明を省略する。
最初に、実施の形態2に係る共同受信ヘッドアンプ50の構成について説明する。図6は、実施の形態2に係る共同受信ヘッドアンプ50の概要図である。この共同受信ヘッドアンプ50は、概略的に、筐体2、入力端子3、入力分配部4、複数のチャンネルユニット5、出力混合部6、及び出力端子7を備えて構成されている。
入力分配部4は、第1ユニット51と第2ユニット52を備えて構成されている。
第1ユニット51は、少なくとも放送信号を増幅するためのアンプ22を有するユニットである。具体的には、第1ユニット51は、ユニットケース53、信号入力部54、第1信号分配部55、及び信号出力部56を備えて構成されている。
第2ユニット52は、アンプ22を有しないユニットである。具体的には、第2ユニット52は、ユニットケース57、信号入力部58、第2信号分配部59、信号出力部60、筐体取り付け部17、及びチャンネルユニット取り付け部18を備えて構成されている。
次に、このように構成された第1ユニット51と第2ユニット52の非干渉構造について説明する。第1ユニット51は、第2ユニット52と干渉することなく、筐体2から着脱可能となっている。「干渉することなく」とは、第2ユニット52の筐体2に対する着脱のいかんによらず、第1ユニット51を筐体2に対して着脱できることをいう。このような非干渉構造の具体的態様は任意であり、例えば図6のように、第1ユニット51を着脱する導線上に第2ユニット52が重ならないようにすることで、第2ユニット52と干渉することなく第1ユニット51を着脱することができる。
次に、出力混合部6の構成について説明する。出力混合部6は、第1ユニット61と第2ユニット62を備えて構成されている。
第1ユニット61は、少なくとも放送信号を増幅するためのアンプ38を有するユニットである。具体的には、第1ユニット61は、ユニットケース63、信号入力部64、第1信号混合部65、及び信号出力部66を備えて構成されている。
第2ユニット62は、アンプ38を有しないユニットである。具体的には、第2ユニット62は、ユニットケース67、信号入力部68、第2信号混合部69、信号出力部70、筐体取り付け部35、及びチャンネルユニット取り付け部36を備えて構成されている。
このように構成された第1ユニット61と第2ユニット62の非干渉構造は、入力分配部4の第1ユニット51と第2ユニット52の非干渉構造と同様である。例えば図6のように、第1ユニット61を着脱する導線上に第2ユニット62が重ならないようにすることで、第2ユニット62と干渉することなく第1ユニット61を着脱することができる。
このように実施の形態2によれば、実施の形態1と同様の効果に加えて、放送信号を増幅するためのアンプを有する第1ユニットを、このアンプを有しない第2ユニットと干渉することなく筐体2から着脱可能としたので、入力分配部4又は出力混合部6に障害が発生した場合に、これら入力分配部4又は出力混合部6の全体ではなく破損し易い部分のみを交換することで障害復旧を行うことが可能になるため、共同受信ヘッドアンプ50の維持にかかる費用を一層削減することができる。
次に、実施の形態3について説明する。本実施の形態は、入力分配部又は出力混合部の少なくとも一方又はその一部分を、チャンネルユニットと干渉することなく、筐体から着脱可能とした形態である。また、本実施の形態は、入力分配部又は出力混合部の少なくとも一方の異常を検知する異常検知手段と、入力分配部又は出力混合部のいずれに当該異常が検知されたのかが識別可能となるように、表示する表示手段を備えた形態である。なお、実施の形態3の構成は、特記する場合を除いて実施の形態1の構成と略同一であり、実施の形態1の構成と略同一の構成についてはこの実施の形態1で用いたのと同一の符号を必要に応じて付して、その説明を省略する。
最初に、実施の形態3に係る共同受信ヘッドアンプ80の構成について説明する。図7は、実施の形態3に係る共同受信ヘッドアンプ80の概要図である。この共同受信ヘッドアンプ80は、概略的に、筐体2、入力端子3、入力分配部4、複数のチャンネルユニット5、出力混合部6、及び出力端子7を備えて構成されている。
入力分配部4は、概略的には、ユニットケース81、信号入力部82、信号分配部83、異常検知部83a、信号出力部84、入力表示部85、及び筐体取り付け部86を備えて構成されている。ただし、ユニットケース81、信号入力部82、信号分配部83、及び筐体取り付け部86は、実施の形態1と同様に構成できるので、その詳細な説明は省略する。
次に、このように構成された入力分配部4とチャンネルユニット5の非干渉構造について説明する。入力分配部4は、チャンネルユニット5と干渉することなく、筐体2から着脱可能となっている。「干渉することなく」とは、チャンネルユニット5の筐体2に対する着脱のいかんによらず、入力分配部4を筐体2に対して着脱できることをいう。このような非干渉構造の具体的態様は任意であり、例えば図7のように、入力分配部4を着脱する導線上にチャンネルユニット5が重ならないようにすることで、チャンネルユニット5と干渉することなく入力分配部4を着脱することができる。また、入力分配部4とチャンネルユニット5とを相互にケーブルにて接続すると共に、これら入力分配部4とチャンネルユニット5との相互間にスペースを設けている。このため、入力分配部4の信号入力部82を入力端子3に対してプッシュロック機構で着脱する際、チャンネルユニット5を取り外すことなく、入力分配部4を長さ方向にスライドさせることが可能となっている。
出力混合部6は、概略的には、ユニットケース87、信号入力部88、信号混合部89、異常検知部89a、信号出力部90、出力表示部91、及び筐体取り付け部92を備えて構成されている。ただし、ユニットケース87、信号混合部89、信号出力部90、及び筐体取り付け部92は、実施の形態1と同様に構成できるので、その詳細な説明は省略する。
このように構成された出力混合部6とチャンネルユニット5の非干渉構造は、入力分配部4とチャンネルユニット5の非干渉構造と同様である。例えば図6のように、出力混合部6を着脱する導線上にチャンネルユニット5が重ならないようにすることで、チャンネルユニット5と干渉することなく出力混合部6を着脱することができる。また、出力混合部6とチャンネルユニット5とを相互にケーブルにて接続すると共に、これら出力混合部6とチャンネルユニット5との相互間にスペースを設けている。このため、出力混合部6の信号出力部90を出力端子7に対してプッシュロック機構で着脱する際、チャンネルユニット5を取り外すことなく、出力混合部6を長さ方向にスライドさせることが可能となっている。
このように実施の形態3によれば、実施の形態1と同様の効果に加えて、入力分配部4又は出力混合部6の少なくとも一方又はその一部分を、チャンネルユニット5と干渉することなく筐体2から着脱可能としたので、チャンネルユニット5を筐体2に取り付けたまま入力分配部4又は出力混合部6等のみを取り外して交換することができ、入力分配部4又は出力混合部6等の交換が一層容易になる。
以上、本発明に係る各実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、前記した内容に限定されるものではなく、本発明によって、前記に記載されていない課題を解決したり、前記に記載されていない効果を奏することもでき、また、記載されている課題の一部のみを解決したり、記載されている効果の一部のみを奏することがある。例えば、共同受信ヘッドアンプの維持にかかる手間や費用を従来に比べて削減できていない場合であっても、従来と異なる手段にて共同受信ヘッドアンプの維持が可能となっている場合には、本願発明の課題が達成されている。
実施の形態1〜3では屋外に設置する共同受信ヘッドアンプとして説明したが、他の設置形式で行うこともできる。例えば屋内に設置する共同受信ヘッドアンプの場合、筐体2に防水処理をしなくても良い。また、筐体2内部に排熱ファンを設け、筐体2には排熱口を設けることにより、排熱を行っても良い。
実施の形態1では着脱方法をプッシュロック機構として説明したが、他の方法で行うこともできる。例えば、入力端子3と入力分配部4の信号入力部14、あるいは、出力端子7と出力混合部6の信号出力部34、にそれぞれ対極となる磁石を設置し、磁石の磁力により着脱することとしてもよい。
実施の形態1では、チャンネルユニット5を筐体2から取り外すには、各チャンネルユニット5毎にボルトの締結を緩める事として説明したが、他の方法で行うこともできる。
例えば、各チャンネルユニット5をまとめて一つのケースに収容し、当該ケースを筐体2に取り付けることにより、ケースを筐体2から取り外すだけで全てのチャンネルユニット5を取り外すことができるため、チャンネルユニット5を一つずつ取り外す必要が無く、着脱の手間を省くことが出来る。
異常検知及び異常表示のための構成についても、各実施の上記説明した構造以外の構造を採用することができる。例えば、表示手段を一つのみ設け、入力分配部4と出力混合部6のいずれに異常が生じたのかを統合的に判定し、この判定結果を当該一つの表示手段において、異常発生箇所が区別可能となるように表示させてもよい。具体的には、入力分配部4において比較的壊れ易い部品の後段で取得した信号レベル(以下、第1信号レベル)と、出力混合部6において比較的壊れ易い部品の後段で取得した信号レベル(以下、第2信号レベル)とを、図示しない中央制御部に入力する。この中央制御部は、第1信号レベルを基準レベルと比較し、異常があると判定した場合には、異常発生箇所が入力分配部4であると判定して、入力分配部4で異常が発生した旨を示す所定態様での表示を表示手段に行わせる(例えば、表示灯の点滅)。また、中央制御部は、第1信号レベルを基準レベルと比較して異常がないと判定した場合には、次に第2信号レベルを基準レベルと比較し、異常があると判定した場合には、異常発生箇所が出力混合部6であると判定して、出力混合部6で異常が発生した旨を示す所定態様での表示を表示手段に行わせる(例えば、表示灯の点灯)。
2 筐体
3 入力端子
3a 入力端子(広帯域用)
3b 入力端子(狭帯域用)
3c 入力端子(FM放送用)
4 入力分配部
5 チャンネルユニット
5a 一般チャンネルユニット
5b FMチャンネルユニット
6 出力混合部
7 出力端子
7a 出力端子(放送用)
7b 出力端子(モニタ用)
8 筐体本体
9 筐体蓋
10 ヒンジ部
11 筐体接合部
12 ネジ穴
13、25、31、53、57、63、67、81、87 ユニットケース
14、32、54、58、64、68、82、88 信号入力部
14a 信号入力部(広帯域用)
14b 信号入力部(狭帯域用)
14c 信号入力部(FM放送用)
15、83 信号分配部
16、34、56、60、66、70、84、90 信号出力部
17、35、86、92 筐体取り付け部
18、36 チャンネルユニット取り付け部
19、40 避雷器
20 ATT
21、39 BPF
22、38 アンプ
23 分配器
24 入力モニタ用端子
24a 入力モニタ用端子(広帯域用)
24b 入力モニタ用端子(狭帯域用)
24c 入力モニタ用端子(FM放送用)
26 入力部
27 信号調整部
28 出力部
29 入力側取り付け部
30 出力側取り付け部
33、89 信号混合部
34a 信号出力部(放送用)
34b 信号出力部(モニタ用)
37 混合器
41 芯線
42 スリット
51、61 第1ユニット
52、62 第2ユニット
55 第1信号分配部
59 第2信号分配部
65 第1信号混合部
69 第2信号混合部
85 入力表示部
91 出力表示部
Claims (5)
- 受信した放送信号を調整して送信する共同受信ヘッドアンプであって、
受信した放送信号を分配して送信する入力分配部と、
上記入力分配部より受信した放送信号に対して所定の処理を行うことにより出力信号を生成して送信するチャンネルユニットと、
上記チャンネルユニットより受信した出力信号を混合して送信する出力混合部と、
上記入力分配部と上記チャンネルユニットと上記出力混合部を収容する筐体を備え、
上記入力分配部又は上記出力混合部の少なくとも一方又はその一部分を、上記筐体から着脱可能とした、
共同受信ヘッドアンプ。 - 上記入力分配部は、当該入力分配部に放送信号を入力するための信号入力部を備え、
上記出力混合部は、当該出力混合部から放送信号を出力するための信号出力部を備え、
上記筐体は、当該共同受信ヘッドアンプに放送信号を入力するための入力端子と、当該共同受信ヘッドアンプから放送信号を出力するための出力端子とを備え、
上記入力分配部又はその一部分を上記筐体から着脱する機構として、上記入力端子と上記信号入力部とを有するプッシュロック機構を備え、あるいは、
上記出力混合部又はその一部分を上記筐体から着脱する機構として、上記出力端子と上記信号出力部とを有するプッシュロック機構を備えた、
請求項1に記載の共同受信ヘッドアンプ。 - 上記入力分配部又は上記出力混合部の少なくとも一方は、少なくとも放送信号を増幅するためのアンプを有する第1ユニットと、アンプを有しない第2ユニットを備え、
上記第1ユニットを、上記第2ユニットと干渉することなく、上記筐体から着脱可能とした、
請求項1又は2に記載の共同受信ヘッドアンプ。 - 上記入力分配部又は上記出力混合部の少なくとも一方又はその一部分を、上記チャンネルユニットと干渉することなく、上記筐体から着脱可能とした、
請求項1から3のいずれか一項に記載の共同受信ヘッドアンプ。 - 上記入力分配部又は上記出力混合部の少なくとも一方の異常を検知する異常検知手段と、
上記異常検知手段により異常が検知された場合には、当該異常が検知されたことを、上記入力分配部又は上記出力混合部のいずれに当該異常が検知されたのかが識別可能となるように、表示する表示手段を備えた、
請求項1から4のいずれか一項に記載の共同受信ヘッドアンプ。
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