JP2013117410A - 組電池の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】休止期間中に生じた微小短絡を検出することができる組電池の制御装置を提供する。
【解決手段】複数の単電池を含む組電池を備えた組電池の制御装置であって、複数の単電池の電圧または充電状態を所定の目標値に調整する調整手段と、調整時間、または、調整回数、または、調整手段を用いて実際に調整した調整容量を演算する演算手段と、演算手段で演算された演算値を記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶された演算値を用いて、時系列で並べた演算値の傾き及び実測値の変化量から、組電池内の微小短絡による異常を判定する判定手段とを備え、判定手段は、制御装置の休止期間の前の傾きと休止期間の後の傾きとの差が所定の範囲内であり、かつ、休止期間の前後の変化量が微小短絡を示す閾値より大きい場合に、組電池内の微小短絡により組電池の異常が生じていると判定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、組電池の制御装置に関するものである。
少なくとも1つの蓄電素子を含む蓄電部を複数個接続して構成された蓄電装置の異常を検出する装置であって、前記複数の蓄電部の各々の容量又は電圧のばらつきを均等化する処理を複数回実行する均等化処理部と、前記均等化処理部が1つの均等化処理を終了すると、当該1つの均等化処理よりも先に実行された他の1つの均等化処理との時間間隔を算出する均等化処理間隔算出部と、前記均等化処理間隔算出部が算出した時間間隔が、前記蓄電装置が異常状態に近い状態であると判定すべきとして設定された時間より短くなった場合に、前記蓄電装置が異常状態に近い状態であると判定する異常発生警告判定部と、前記異常発生警告判定部が前記蓄電装置を異常状態に近い状態にあると判定した場合に、当該判定以降に測定される前記蓄電装置の充放電容量を用いて前記蓄電装置の充放電電流の絶対値を積算したものである異常判定値を算出する異常判定値算出部と、前記異常判定値算出部が算出した異常判定値が、前記蓄電装置が異常状態であると判定すべきとして設定された所定の基準値以上である場合に、前記蓄電装置が異常状態であると判定する異常判定処理部とを備える蓄電装置の異常検出装置が知られている(特許文献1)。
特開2008−134060号公報
しかしながら、異常検出装置が休止している休止期間は、充放電電流を積算することができず、当該休止期間に生じた電池の異常を検出することができないという問題があった。
本発明が解決しようとする課題は、休止期間中に生じた微小短絡を検出することができる組電池の制御装置を提供することである。
本発明は、複数の単電池の電圧または充電状態を目標値に調整するまでに実際に要した調整時間、調整手段を用いて実際に調整した単位時間あたりの調整回数、または、調整手段を用いて実際に調整した調整容量を演算し、制御装置の休止期間の前の演算値の傾きと休止期間の後の演算値の傾きとの差が所定の範囲内であり、かつ、休止期間の前後の演算値の変化量が微小短絡を示す閾値より大きい場合に、組電池内の微小短絡により組電池の異常が生じていると判定することによって上記課題を解決する。
本発明によれば、休止期間の前後の演算値の傾きを比較することで、休止期間中の電池劣化による演算値の変化を把握した上で、休止期間前後の演算値の変化量から微小短絡を検出するため、微小短絡による組電池の異常を精度よく検出することができる。
本発明の実施形態に係る組電池の制御装置を含む組電池システムの構成図である。 図1のバッテリコントローラのブロック図である。 図1の組電池における、時間に対する調整時間の特性を示すグラフである。 図2のバッテリコントローラにおける制御手順を示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態に係る組電池の制御装置において、組電池における、時間に対する調整時間の特性を示すグラフである。 本発明の他の実施形態に係る組電池の制御装置において、バッテリコントローラの制御手順を示すフローチャートである。 本発明の変化例に係る組電池の制御装置における、時間に対する調整時間の特性を示すグラフである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
《第1実施形態》
図1は、本実施形態に係る組電池の制御装置を含む組電池システムの構成図である。以下においては、本実施形態に係る組電池システムが、ハイブリッド車両や電気自動車などの車両用の電池として用いられる場合を例示して説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る組電池システムは、直列接続された複数の単電池C1〜CNを備える組電池100、組電池100の両端に電気的に接続された負荷200、組電池100の容量調整を行なうための容量調整回路400、および組電池システム全体を制御するバッテリコントローラ500を備えている。
組電池100は、N個の単電池C1〜CNを直列に接続して構成されている。各単電池C1〜CNとしては、ニッケル水素電池などのアルカリ蓄電池、リチウムイオン電池などの有機電解質二次電池などが挙げられるが、本実施形態では、単電池C1〜CNとして、リチウムイオン電池を用いた場合を例示して説明する。また、単電池C1〜CNとしては並列接続されており、測定できる端子電圧が同一となり、単電池とみなせる状態の複数の電池をも含む。なお、単電池の数Nは、特に限定されず、所望に応じて適宜設定することができる。また、組電池100は、組電池100を構成する単電池C1〜CNの温度を測定するための温度センサ102を備えている。温度センサ102により測定された電池温度は、バッテリコントローラ500に送信される。
組電池100を構成するN個の単電池C1〜CNには、容量調整回路400が並列にそれぞれ接続されている。容量調整回路400は、抵抗401およびスイッチ402から構成されており、スイッチ402を閉じて、単電池の容量調整放電を行なうことで、単電池の容量調整が可能となっている。なお、各スイッチ402の開閉は、バッテリコントローラ500により制御される。
負荷200は、たとえば、ハイブリッド車両や電気自動車両などに搭載されるモータおよびインバータであり、たとえば、回生制御の際に、モータおよびインバータを介して、電気エネルギーに逆変換され、組電池100が充電可能となっている。また、組電池100は、たとえば、不図示の外部電源と接続されることによっても、充電できるようになっている。
図2は、バッテリコントローラ500の機能ブロック図である。図2に示すように、バッテリコントローラ500は、電圧検出部501、電流検出部502、電池温度検出部503、容量調整部504、制御部505、異常判定部506、記憶部507、演算部508、報知部509、及び通信部510を備える。
電圧検出部501は、組電池100を構成する各単電池C1〜CNの端子電圧の電圧値を、各単電池に接続された複数の端子線を介して、所定の周期で時系列的で測定することで検出し、測定された各単電池の端子電圧をアナログ信号からデジタル信号に変換して、制御部505に送出する。なお、各単電池の端子電圧を測定する方法としては、たとえば、フライングキャパシタ方式などが挙げられる。
電流検出部502は、電流センサ300により検出された充放電電流を所定の周期で取得し、取得した充放電電流をアナログ信号からデジタル信号に変換して、制御部505に送出する。なお、電流センサ300は、たとえば、抵抗素子、電流変成器などで構成される。
電池温度検出部503は、組電池100に備えられた温度センサ102により測定された各単電池C1〜CNの温度を所定の周期で取得し、取得した各単電池C1〜CNの温度をアナログ信号からデジタル信号に変換して、制御部505に送出する。
容量調整部504は、各単電池C1〜CN間において、端子電圧または各単電池C1〜CNの充電状態(SOC:State of Charge)のばらつきが所定値以上となった場合に、制御部505からの容量調整指令に基づき、各容量調整回路400に備えられた各スイッチ402の開閉を制御し、これにより組電池100の容量調整を行なう。
制御部505は、電圧検出部501、電流検出部502、および電池温度検出部503から受信した各単電池の端子電圧、充放電電流、電池温度の各データに基づいて、容量調整部504に容量調整を行なわせるための容量調整制御を行う。具体的には、制御部505は、まず、組電池100を構成する各単電池C1〜CNの電圧を均一にするための電圧である目標均一化電圧Vtarを設定する。なお、目標均一化電圧Vtarとしては特に限定されず、任意に設定することができるが、たとえば、単電池C1〜CNの電圧のうち、最も低い電圧を目標均一化電圧Vtarに設定する。あるいは、組電池100の満充電付近の所定の電圧、または、予め定められた所定の電圧(たとえば、満充電電圧や、満充電電圧近傍の所定の電圧)を、目標均一化電圧Vtarとして予め設定してもよい。このようにして設定された目標均一化電圧Vtarは、バッテリコントローラ500に備えられたメモリ(不図示)に記憶される。そして、制御部505は、各単電池C1〜CNの端子間電圧の中から最大電圧値および最小電圧値を求め、さらにその電圧差を算出する。そして、その電圧差が予め設定されている電圧差閾値以上になった場合に、容量調整部504に、組電池100を構成する各単電池C1〜CNが、目標均一化電圧Vtarにおいて、均一な電圧となるような制御を行わせるための容量調整指令を生成し、生成した容量調整指令を容量調整部504に送出する。
ここで、電圧差閾値とは、各単電池のばらつきの大きさに相当し、当該閾値を小さくすることでばらつき条件が厳しくなり、当該閾値を大きくすることでばらつき条件が緩やかになる閾値である。本例において、電圧差閾値は任意に可変するようにしてもよい。
そして、容量調整部504は、容量調整指令に基づき、後述する実測部509で演算される調整時間の間、調整対象となる単電池C1〜CNのスイッチ402をオンにすることで、容量調整を行なう。電圧検出部501は容量調整中も単電池の電圧を検出している。そして、制御部505は、容量調整中の単電池の検出電圧が目標均一化電圧Vtarになると、容量調整を終了する旨の指令を容量調整部504に送信する。容量調整部504は、当該指令に基づき、スイッチ402をオフにすることで、容量調整を終了する。容量調整部504及び制御部505は他の調整対象の電池についても、同様に容量調整を行う。これにより、容量調整部504は各スイッチ402のオン及びオフを制御することで、各単電池C1〜CNの電圧が、目標均一化電圧Vtarにおいて、均一となるような制御を行うことで容量調整を行なうことができる。あるいは、容量調整部504は、容量調整指令に基づいて、各スイッチ402のオン及びオフを制御することで、各単電池C1〜CNが、それぞれ所定の電圧となるように容量調整を行い、その後、組電池100において、繰り返し充放電が行なわれることで、各単電池C1〜CNの電圧が、目標均一化電圧Vtarにおいて、均一となるような制御を行うこともできる。
異常判定部506は、記憶部507に記憶されている、単電池C1〜CNの容量調整に関するデータを用いて、組電池100内で発生する微小短絡を検出し、組電池100の異常を判定する判定部である。なお、異常判定部506における、組電池100の異常判定のための制御は後述する。
記憶部507は、演算部508で演算された演算値である、単電池C1〜CNの容量調整に要した調整時間、調整開始又は終了時間等、組電池100の容量調整に関するデータを時系列で記憶するメモリである。
演算部508は、容量調整部504により、各単電池C1〜CNの電圧を目標均一化電圧Vtarにするまでの時間を調整時間として演算する。放電により容量調整をする場合には、容量を調整する調整時間は各スイッチ402をオンする時間に相当する。スイッチ402のオン及びオフの制御は、容量調整部504で制御されるため、実測部509は、容量調整部504の制御において、スイッチ402のオン時間を計測することで、実際の容量調整時間を演算することができる。そして、演算部508は、演算した調整時間を、容量調整を実施した時刻と対応づけて記憶部507に記憶する。
なお、容量調整時間は、各単電池C1〜CNの検出電圧と抵抗401の抵抗値から演算することができるため、実測部509は各単電池C1〜CNの検出電圧を用いて演算により容量調整時間を演算してもよい。また、充放電により容量調整をする場合には、調整開始時から、各単電池C1〜CNの電圧が目標均一化電圧Vtarになるまでの時間を演算することで、容量調整時間を演算してもよい。
報知部509は、異常判定部506により組電池100の異常を検出した場合には、図示しない警告ランプ等を点灯させることで、組電池100の異常を報知する。通信部510は、異常判定部506で判定された組電池100の異常判定の結果を、外部に通信する通信器である。
次に、バッテリコントローラ500における、組電池100の異常判定の制御を、図2及び図3を用いて説明する。図3は、時間に対する調整時間の特性を示すグラフである。
異常判定部506で組電池100の異常を判定するために、演算部508は記憶部507に記憶されている、組電池100の容量調整に関するデータを用いて、時系列で並べた調整時間の傾きを演算する。また、演算部508は、当該データを用いて、異常判定部506が稼働していない休止期間の前後の調整時間の変化量を演算する。
休止期間とは、異常判定部506が組電池100の異常を監視していない期間である。例えば、組電池100と負荷200との間に接続されているリレースイッチ(図示しない)のオン及びオフと連動して、異常判定部506が組電池100の異常を監視する場合には、休止期間は当該リレースイッチのオフ期間に相当する。あるいは、車両のメインスイッチ(図示しない)のオン及びオフと連動して、異常判定部506が組電池100の異常を監視する場合には、休止期間は当該メインスイッチのオフ期間に相当する。
次に、図3を用いて、時系列で並べた場合の調整時間の推移について、説明する。図3に示すように、起算となる時間(0)から時間(t)までの期間及び時間(t)以降の期間は、異常判定部506が稼働している稼働期間であり、時間(t)から時間(t)までの期間は、異常判定部506が稼働していない休止期間となる。
稼働期間中、組電池100は負荷200に電力を供給したり、負荷200に含まれるモータの回生制御により充電されたりするため、単電池C1〜CN間の電圧にばらつきが発生する。そして、単電池C1〜CN間の電圧差が電圧差閾値に達すると、容量調整部504により容量調整が行われる。
単電池C1〜CN間の電圧差は、組電池100の経時的な劣化の進行に伴って大きくなるため、時間の経過と共に、容量調整の調整時間も長くなる。そのため、図3に示すように、稼働時間中、調整時間は時間の経過に比例して長くなっている。また、稼働期間中の時間に対する調整時間の傾きS(単位時間あたりの調整時間)が、組電池100の劣化による調整時間の変化割合となる。
そして、時間(t)で稼働時間を終え、単電池C1〜CN間の電圧にバラツキが生じていない場合には、休止期間(t〜t)において、電圧にバラツキがない限り、容量調整が行われず、調整時間のデータは取得されない。
ここで、休止期間中に組電池100内で微小短絡が発生したとする。かかる場合に、微小短絡が生じた単電池では電圧降下が生じるため、微小短絡が生じた単電池と、他の正常な単電池の電圧との電圧差が広がる。微小短絡は単電池C1〜CNの容量劣化や内部抵抗の劣化のように時間の経過と供に生じるものではなく、単電池C1〜CNの使用期間が短い場合でも短期的に起こる可能性がある。そして、微小短絡が発生した場合には、単電池C1〜CNの劣化による電圧降下に比べて、微小短絡発生時の電圧効果は大きくなる。
そのため、時間(t)で再び稼働期間になると、時間(t)の調整時間は、時間(t)の調整時間より長くなる。そして、時間(t)以降の稼働時間では、時間(t)までの稼働時間と同様に、組電池100の劣化により、調整時間は時間に比例して長くなる。時間(t)以降の稼働時間の調整時間の傾き(S)は、時間(t)以前の稼働時間の調整時間の傾き(S)と同じになる。
ところで、本例とは異なり、稼働期間における、調整時間の傾きと閾値とを比較することのみで、組電池100の異常を検出した時には、図3に示すように、休止期間中に微小短絡が発生した場合に、休止期間の前後の傾き(S及びS)には大きな違いがないため、休止期間中の微小短絡による組電池100の異常を見逃す可能性ある。
そのため、本例において、異常判定部506は、以下のように休止期間前後の調整時間の傾きと、休止期間前後の調整時間の変化量から、組電池100内の微小短絡による組電池100の異常を判定する。
異常判定部506は、休止期間の後の再稼働時に、微小短絡が生じているか否かを判定する。微小短絡を検出する際に、組電池100の劣化による異常を誤って微小短絡による異常であると判定しないように、異常判定部506の再稼働後、演算部508が調整時間の傾き(S)を演算する。そして、異常判定部506は、演算部508により演算された、休止期間前の調整時間の傾き(S)と、休止期間前の調整時間の傾き(S)との傾きの差(S−S)を演算する。
傾き(S及びS)を演算する際に、演算部508は、記憶部507に記憶されている調整時間を時系列で並べて、x軸に時間をy軸に調整時間をとり、直線回帰演算し、回帰直線から傾きを近似的に演算してもよい。あるいは、時間t及び時間tと近い時間に演算された複数の調整時間から演算してもよい。
異常判定部506には、組電池100の経時的な劣化や、調整時間の誤差等を考慮した、調整時間の傾きの変化量を示す範囲である許容範囲(−Sc〜Sc)が予め設定されている。そして、異常判定部506は、当該傾きの差(S−S)が許容範囲内にあるか否かを判定する。傾きの差(S−S)が許容範囲内にある場合には、異常判定部506は、調整時間の変化は組電池100の経時的な劣化によるものである判定する。一方、傾きの差(S−S)が許容範囲外にある場合には、異常判定部506は、抵抗401の異常などにより異常が生じている、と判定する。
傾きの差(S−S)が許容範囲内にある場合には、休止期間中の微小短絡を検出するために、演算部508は、休止期間の直前の調整時間を、休止期間前の調整時間(図3の時間tに対する調整時間)として演算する。また演算部508は、再稼働してから、最初に容量調整が行われた際の調整時間を、休止期間後の調整時間(図3の時間tに対する調整時間)として演算する。そして、演算部508は、休止時間後の調整時間から休止時間前の調整時間の差分をとることで、休止期間前後の調整時間の変化量(ΔA)を演算する(図3を参照)。
異常判定部506には、微小短絡が発生したことを示す閾値として判定閾値(Ac)が予め設定されている。そして、異常判定部506は、変化量(ΔA)と判定閾値(Ac)とを比較する。変化量(ΔA)が判定閾値(Ac)より大きい場合には、異常判定部506は、休止期間中に微小短絡が発生し、微小短絡により組電池100内で異常が発生している、と判定する。一方、変化量(ΔA)が判定閾値(Ac)より小さい場合には、異常判定部506は、組電池100が正常である、と判定する。
次に、図4を用いて、本例のバッテリコントローラ500の制御手順を説明する。図4はバッテリコントローラ500の制御手順を示すフローチャートである。なお、図4に示す制御ループは、組電池100が正常であると判定されれば、繰り返し行われる。
ステップS1にて、電圧検出部501は、所定の周期で、単電池C1〜CNの端子電圧を検出する。ステップS2にて、制御部505は、各単電池の検出電圧の中から、最高電圧と最小電圧を特定し、最高電圧と最低電圧との差をとることで、電圧差(ΔV)を演算する。
ステップS3にて、制御部505は、電圧差(ΔV)と電圧差閾値とを比較する。電圧差(ΔV)が電圧差閾値未満である場合には、単電池間のばらつきが生じていないと判定し、ステップS1に戻る。一方、電圧差(ΔV)が電圧差閾値以上である場合には、ステップS4にて、制御部505は容量調整指令を容量調整部504に送信し、容量調整部504は当該指令に基づき、スイッチ402をオンにして容量調整を実施する。
ステップS5にて、容量調整部504は、電圧検出部501の検出電圧から、容量調整の対象となった全ての単電池の電圧が目標均一化電圧Vtarになったか否かを判定することで、容量調整が完了したか否かを判定する。容量調整が完了していない場合には、容量調整部504による容量調整制御を継続する。容量調整が完了した場合には、ステップS6に遷る。
ステップS6にて、演算部508は、ステップ及びステップS5の容量調整制御における調整時間を演算し、調整した時刻と対応しつつ記憶部507に記憶する。ステップS7にて、制御部505は、異常判定部506による異常判定制御を行うか否かを判定する。本例では、主に休止期間中の微小短絡を検出するための異常判定制御を行うため、制御部505は、例えば休止期間後、再駆動した場合に、本例の異常判定制御を行う。なお、制御部505は、図示しないメインスイッチからの信号に基づいて、再駆動したか否かを検出すればよい。そして、異常判定制御を行わない場合には、本例の制御を終了する。
異常判定制御を行う場合には、ステップS71にて、演算部508は、記憶部507に記憶されているデータから、休止期間前後の調整時間の傾き(S及びS)を演算する。ステップS72にて、演算部508は、記憶部507に記憶されているデータから、休止期間前後の調整時間の変化量(ΔA)を演算する。
ステップS73にて、異常判定部506は、休止期間前後の調整時間の傾きの差(S−S)が、許容範囲(−Sc〜Sc)内、すなわち、当該差が−Scより大きくScより小さいか否かを判定する。傾きの差(S−S)が許容範囲(−Sc〜Sc)内である場合には、ステップS74にて、異常判定部506は変化量(ΔA)が判定閾値(Ac)より大きいか否かを判定する。
変化量(ΔA)が判定閾値(Ac)より大きい場合には、ステップS75にて、異常判定部506は、組電池100内の微小短絡により、組電池100に異常が発生している、と判定する。制御部505は、異常判定部506による微小短絡の異常判定に基づいて、報知部509及び通信部510を制御し、報知部509は微小短絡による異常が生じている旨を報知し、通信部510は微小短絡による異常が生じている旨を外部に送信する。
ステップS73に戻り、傾きの差(S−S)が許容範囲(−Sc〜Sc)外である場合には、ステップS76にて、異常判定部506は、休止期間中の微小短絡以外の他の要因により、異常が生じている、と判定する。
ステップS74に戻り、変化量(ΔA)が判定閾値(Ac)以下である場合には、異常判定部506は、組電池100に異常はないと判定して、本例の制御を終了する。
上記のように、本発明において、異常判定部506は、組電池100の制御装置に含まれる異常判定部506の休止期間の前の調整時間の傾きと休止期間の後の調整時間の傾きとの差が許容範囲内であり、かつ、休止期間の前後の調整時間の変化量が微小短絡を示す判定閾値より大きい場合に、組電池100内の微小短絡により組電池100の異常が生じていると判定する。これにより、本例は、休止期間前後の調整時間の傾きの変化が小さいことを確認することで、組電池100の急激な劣化や主観的な外乱等による影響を受けていないことを確認した上で、休止期間の前後の調整時間の変化量により微小短絡の異常を判定しているため、微小短絡による組電池100の異常を精度よく検出することができる。また本例は、休止期間中の微小短絡による組電池100の異常を精度よく検出することができる。
また本例において、報知部509は、組電池100の異常を報知する。これにより、ユーザは組電池100の異常を確認することできる。また組電池100の異常が発生した場合に、報知部509は通信部510を介して、センター等の外部に、組電池100の微小短絡による異常を報知することで、組電池100と同様の電池における今後の異常の可能性を注意喚起することができる。
なお、本例において、演算部508は容量調整の調整時間を演算し、異常判定部506は調整時間に基づいて、微小短絡による組電池100の異常を検出したが、演算部508は容量調整の単位時間あたりの調整回数を演算し、異常判定部506は単位時間あたりの調整回数に基づいて、微小短絡による組電池100の異常を検出してもよい。
単電池C1〜CN間の電圧差は、組電池100の経時的な劣化の進行に伴って大きくなるため、時間の経過と共に、容量調整の単位時間あたりの調整回数も多くなる。そして、容量調整を行った時系列で単位時間あたりの調整回数のデータを並べて、x軸を時間、y軸を単位時間あたりの調整回数にとると、図3と同様に、時間に比例して単位時間あたりの調整回数が多くなるグラフが得られる。
また、微小短絡が生じた場合には、微小短絡が生じた単電池では電圧降下が生じ、単電池C1〜CN間の電圧差はさらに大きくなり、微小短絡後の単位時間あたりの調整回数はさらに多くなる。そして、休止期間中に微小短絡が生じた場合に、時間に対する単位時間あたりの調整回数の推移は、図3と同様な特性を示す。
そのため、上記に説明した、バッテリコントローラ500による組電池100の異常判定制御のうち、調整時間を単位時間あたりの調整回数に置き換えることで、単位時間あたりの調整回数を用いても、微小短絡による組電池100の異常を検出することができる。
なお、本例において、制御部505は、単電池C1〜CNのSOCを用いて容量のばらつきを判定する場合には、温度センサ102の検出温度を用いてもよい。単電池のSOCと単電池の検出電圧との間には、一定の相関性を有しているが、当該相関性は温度依存性をもっている。そして、電池の特性に応じて、電池温度に対して電圧−SOC曲線がどのように変化するか予め決まる。そのため、制御部505は、単電池の検出温度から当該曲線を参照して、対応するSOCを算出し、温度センサ102に応じて補正することで、SOCを算出する。
なお本例において、抵抗401の抵抗値は固定値にしたが、抵抗401を可変抵抗にしてもよい。また、抵抗401を可変抵抗にした場合には、演算部508は、調整時間及び単位時間あたりの調整回数の代わりに、単電池C1〜CNのバラツキを調整するまでの電池の調整容量(充放電容量)を用いる。なお、調整容量は、容量調整前の電池の容量と、容量調整後の電池の容量との差分に相当する。
制御部505は、容量調整部504で容量調整をする際に抵抗401の抵抗値を設定する。また制御部505は、容量調整中に、電流センサ300の検出電流を積算することで、調整中の充放電電流の積算値を演算する。そして、制御部505は当該積算値と設定した抵抗値から、調整容量を演算することができる。
そして、組電池100の経時的な劣化の進行に伴って、単電池C1〜CN間の電圧差は大きくなるため、調整容量も大きくなる。また、微小短絡が生じた場合には、微小短絡が生じた単電池では電圧降下が生じ、単電池C1〜CN間の電圧差はさらに大きくなり、微小短絡後の調整容量はさらに大きくなる。図3と同様の稼働期間及び休止期間において、休止期間中に微小短絡が生じた場合に、時間に対する調整回数の推移は、図3と同様な特性を示す。
そのため、上記に説明した、バッテリコントローラ500による組電池100の異常判定制御のうち、調整時間を調整容量に置き換えることで、調整容量を用いても、微小短絡による組電池100の異常を検出することができる。
なお本例において、異常判定部506は、休止時間前後の調整時間の変化量を、単位時間あたりの変化量として、微小短絡による組電池100の異常判定を行ってもよい。単位時間あたりの変化量は、変化量(ΔA)から休止期間の時間を除算することで演算される。また、判定閾値(Ac)も単位時間あたりの変化量と対応する閾値にすればよい。これにより、本例は、休止期間中における、単位時間あたりの調整時間の変化量を検出し、微小短絡による組電池100の異常を精度よく検出することができる。
上記の電圧検出部501が本発明の「電圧検出手段」に相当し、容量調整部504が本発明の「容量調整部」に、予測部507が「予測値演算手段」に、演算部508が「演算手段」に、異常判定部506が「判定手段」に、報知部509が「報知手段」に通信部510が「通信手段」に相当する。
《第2実施形態》
図5は、発明の他の実施形態の組電池の制御装置における、時間に対する調整時間の特性を示すグラフである。本例では上述した第1実施形態に対して、組電池100の異常判定の制御の一部が異なる。これ以外の構成は上述した第1実施形態と同じであるため、その記載を適宜、援用する。
異常判定部506は、休止期間の長さに応じて判定閾値(Ac)を設定し、休止期間が長くなるほど、判定閾値(Ac)が大きくなるように、判定閾値(Ac)を設定する。
図5に示すように、休止期間がΔtである場合には、休止期間の前後の調整時間の変化量はΔAであるが、休止期間がΔt(>Δt)である場合には、休止期間の前後の調整時間の変化量はΔAになり、変化量(ΔA)は変化量(ΔA)より長くなる。すなわち、休止期間が長い場合には、微小短絡による降下電圧が大きくなるため、再稼働時の調整時間が長くなる。そのため、本例は、休止期間の長さに応じて判定閾値(Ac)を設定する。
休止期間が長期間になった場合には、休止期間中に微小短絡が発生していない場合でも、組電池100の劣化により単電池C1〜CN間の電圧差は大きくなる。そのため、長期間の休止期間後の再稼働時には、調整時間は長くなり、休止期間前後の変化量(ΔA)が大きくなる。そして、判定閾値(Ac)を固定値にし、長期間の休止期間の前後の変化量(ΔA)が判定閾値(Ac)より大きい場合には、異常判定部506は、長期間の劣化による調整時間の変化を、誤って微小短絡による組電池100の異常であると判断する可能性がある。
一方、本例では、長期間の休止期間後の再稼働時には、判定閾値(Ac)は大きい値に設定されているため、長期間の休止期間の前後の変化量(ΔA)が判定閾値(Ac)より大きくなることはなく、異常判定部506は、長期間の劣化による調整時間の変化を誤って、微小短絡による組電池100の異常であると判断することはない。
次に、バッテリコントローラの制御手順を、図6を用いて説明する。図6はバッテリコントローラ500の制御手順を示すフローチャートである。なお、図6に示す制御ループは、組電池100が正常であると判定されれば、繰り返し行われる。図6のステップS1〜ステップS7の制御内容は、図4のステップS1〜ステップS7の制御内容と同内容であるため説明を省略する。また、図6のステップS81、ステップS82、ステップS84〜ステップS87の制御内容は、図4のステップS71〜76とそれぞれ同内容であるため説明を省略する。
ステップS82の後、ステップS83にて、異常判定部506は、休止期間の長さに応じて判定閾値(Ac)を設定し、ステップS84に遷る。
上記のように、本例において、異常判定部506は、休止期間の長さに応じて判定閾値を設定する。これにより、微小短絡による組電池100の異常を精度よく検出することができる。
なお、本例において、異常判定部506は、組電池100の使用期間の長さに応じて判定閾値(Ac)を設定し、組電池100の使用期間が長くなるほど、判定閾値(Ac)が大きくなるように、判定閾値(Ac)を設定してもよい。組電池100の使用期間が長い場合には、組電池100の劣化度が高く、単電池C1〜CN間の電圧差のばらつきも大きくなる。
図7は、本発明の変化例に係る組電池の制御装置における、時間に対する調整時間の特性を示すグラフである。グラフaは組電池100の使用期間が短い場合の特性を、グラフbは組電池100の使用期間が長い場合の特性を示す。図7に示すように、休止期間が同じ場合でも、使用期間の長い組電池100は劣化度が高くなるため、使用期間の長い組電池100の変化量(ΔA)は、使用期間の短い組電池100の変化量(ΔA)より大きくなる。そのため、本例は、組電池100の使用期間の長さに応じて判定閾値(Ac)を設定することで、微小短絡による組電池100の異常を精度よく検出することができる。
なお、本例において、異常判定部506は通信部510により受信された他の組電池100に関する情報を用いて、判定閾値を設定してもよい。例えば、他車両において、組電池100に関するデータが既に取得され、当該他車両を管理するセンターのデータベースに蓄積されており、他の車両の組電池100に微小短絡が発生した場合の調整時間の変化量も過去データとしてセンターに蓄積されている。自車両で組電池100を使用する際に、制御部505は通信部510を介して、微小短絡が発生した場合の調整時間の変化量に関する情報を受信する。そして、異常検出部506は通信部510で受信した当該情報から判定閾値(Ac)を設定する。
これにより、本例は、自車両の組電池100のデータだけではなく、他車両の組電池100のデータも用いて判定閾値を設定することができるため、微小短絡による組電池100の異常を精度よく検出することができる。
100…組電池
C1〜CN、Cp…単電池
102…温度センサ
200…負荷
300…電流センサ
400…容量調整回路
401…抵抗
402…スイッチ
500…バッテリコントローラ
501…電圧検出部
502…電流検出部
503…電池温度検出部
504…容量調整部
505…制御部
506…異常判定部
507…記憶部
508…演算部
509…報知部
510…通信部

Claims (6)

  1. 複数の単電池を含む組電池を備えた組電池の制御装置であって、
    前記複数の単電池の電圧または充電状態を所定の目標値に調整する調整手段と、
    前記調整手段を用いて前記複数の単電池の電圧または充電状態を前記目標値に調整するまでに実際に要した調整時間、または、前記調整手段を用いて実際に調整した単位時間あたりの調整回数、または、前記調整手段を用いて実際に調整した前記調整容量を演算する演算手段と、
    前記演算手段で演算された演算値を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記演算値を用いて、時系列で並べた前記演算値の傾き及び前記実測値の変化量から、前記組電池内の微小短絡による異常を判定する判定手段とを備え、
    前記判定手段は、
    前記制御装置の休止期間の前の前記傾きと前記休止期間の後の前記傾きとの差が所定の範囲内であり、かつ、前記休止期間の前後の前記変化量が微小短絡を示す閾値より大きい場合に、前記組電池内の微小短絡により前記組電池の異常が生じていると判定する
    ことを特徴とする組電池の制御装置。
  2. 前記判定手段は、前記休止期間の長さに応じて前記閾値を設定する
    ことを特徴とする請求項1記載の組電池の制御装置。
  3. 前記判定手段は、前記組電池の使用期間に応じて前記閾値を設定する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の組電池の制御装置。
  4. 前記複数の単電池の電圧値を検出する電圧検出手段をさらに備え、
    前記調整手段は、
    前記単電池に接続された容量調整用の抵抗及びスイッチを有し、
    前記複数の単電池間の前記電圧値の電圧差に基づいて前記スイッチをオンにして前記単電池の容量を調整する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の組電池の制御装置。
  5. 外部との通信を行う通信部をさらに備え、
    前記判定手段は、
    前記通信部により受信された前記組電池に関する情報を用いて前記閾値を設定する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の組電池の制御装置。
  6. 前記組電池の異常を報知する報知手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の組電池の制御装置。
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