JP2013090480A - モータ制御用温度モニタシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、モータ制御用温度モニタシステムに係り、モータ制御の正確性・信頼性を確保すべく、インバータ又はコンバータに生ずる温度について精度の高いモニタを実現することにある。
【解決手段】モータ制御を行うインバータ又はコンバータに生ずる温度に応じた信号を出力する温度センスダイオードの出力信号を上記温度を高精度に示す高精度信号に変換し、温度センスダイオードの出力信号を処理して上記温度を検出し、変換手段により得られた上記高精度信号を処理して上記温度を検出し、それら検出される温度に応じて、インバータ又はコンバータを駆動するうえで用いるキャリア周波数を制限する。また、キャリア周波数に基づいて上記温度が入ると予想される予想温度範囲を設定し、上記の如く検出される温度のうちその設定される上記予想温度範囲内に入る温度を、キャリア周波数を制限するうえで用いる上記温度として選択する。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータ制御用温度モニタシステムに係り、特に、モータ制御を行うインバータ又はコンバータを駆動するうえで用いるキャリア周波数を温度に応じて制限するのにその温度を精度よく検出するうえで好適なモータ制御用温度モニタシステムに関する。
従来、半導体モジュールの温度を検出する温度モニタシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。この温度モニタシステムは、半導体モジュールが搭載されているモータ制御を行うインバータやコンバータに生ずる温度を検出するシステムであって、その温度検出を行うための温度センスダイオードを備えている。この温度センスダイオードは、上記のインバータやコンバータに生ずる温度に応じた信号を出力する。温度センスダイオードから出力された信号は、モータ制御を行う制御装置に送られる。制御装置は、温度センスダイオードの出力信号に基づいてインバータやコンバータの温度を検出し、その検出したインバータやコンバータの温度が所定の限界温度に達したと判定した場合に、インバータやコンバータの出力電流を減じる制限制御を実行する。
また、検出対象が同一であるセンサを複数用意して、それら複数のセンサの検出値に基づいて所定の制御を実行する冗長系システムが知られている(例えば、特許文献2参照)。この冗長系システムにおいては、複数のセンサの検出値が互いに比較されてセンサの異常が判定される。
特開2008−51775号公報 特開2009−96338号公報
ところで、モータ制御を行うインバータやコンバータに生ずる温度を冗長系システムを用いて検出しようとする場合、上記特許文献1記載のシステムに上記特許文献2記載の技術を適用することが考えられる。しかし、上記特許文献2記載の技術では、複数のセンサからなる冗長系が所定の制御を実行するうえでどのように利用されているかが明らかでないので、上記したモータ制御が精度の高い温度に基づいて行われない可能性がある。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、モータ制御の正確性・信頼性を確保すべく、インバータ又はコンバータに生ずる温度について精度の高いモニタを実現するモータ制御用温度モニタシステムを提供することを目的とする。
上記の目的は、モータ制御を行うインバータ又はコンバータに生ずる温度に応じた信号を出力する温度センスダイオードと、前記温度センスダイオードの出力信号を前記温度を高精度に示す高精度信号に変換する変換手段と、前記温度センスダイオードの出力信号を処理して前記温度を検出する第1の温度検出手段と、前記変換手段により得られた前記高精度信号を処理して前記温度を検出する第2の温度検出手段と、前記第1の温度検出手段により検出される前記温度又は前記第2の温度検出手段により検出される前記温度に応じて、前記インバータ又は前記コンバータを駆動するうえで用いるキャリア周波数を制限するキャリア周波数制限手段と、前記キャリア周波数に基づいて前記温度が入ると予想される予想温度範囲を設定する予想温度範囲設定手段と、前記第1の温度検出手段により検出される前記温度及び前記第2の温度検出手段により検出される前記温度のうち、前記予想温度範囲設定手段により設定される前記予想温度範囲内に入る前記温度を、前記キャリア周波数制限手段において用いる前記温度として選択する温度選択手段と、を備えるモータ制御用温度モニタシステムにより達成される。
本発明によれば、モータ制御の正確性・信頼性を確保すべく、インバータ又はコンバータに生ずる温度について精度の高いモニタを実現することができる。
本発明の一実施例であるモータ制御用温度モニタシステムの構成図である。 モータ制御に用いられるキャリア周波数と限界温度との関係を表した図である。 本実施例のモータ制御用温度モニタシステムにおいて用いられる温度選択のための状態遷移図である。 図3に示す状態遷移図に表した状態間の遷移条件を表した図である。 本実施例のモータ制御用温度モニタシステムにおいて温度センスダイオードの出力に基づく電圧AD値及びデューティ比が共に用いられる状態で温度を選択するうえで実行される制御ルーチンの一例のフローチャートである。 本実施例のモータ制御用温度モニタシステムにおいてキャリア周波数に基づいて温度が入ると予想される予想温度範囲を設定する手法を説明するための図である。
以下、図面を用いて、本発明に係るモータ制御用温度モニタシステムの具体的な実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施例であるモータ制御用温度モニタシステム(以下、単に温度モニタシステムと称す)10の構成図を示す。また、図2は、モータ制御に用いられるキャリア周波数と限界温度との関係を表した図を示す。本実施例の温度モニタシステム10は、例えば、特に電気自動車(EV)やハイブリッド自動車(HV)などに搭載されるモータに用いられるインバータ12及び昇圧コンバータ14に生ずる温度をモニタするためのシステムである。
インバータ12及び昇圧コンバータ14はそれぞれ、複数の半導体素子(例えば、IGBT(絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ)などのトランジスタ)により構成されている。昇圧コンバータ14は、2つの半導体素子のスイッチング駆動により、直流のバッテリ電圧を所定電圧まで昇圧する変換器であると共に、また、バッテリ充電時には所定電圧をバッテリ電圧まで降圧する変換器である。また、インバータ12は、6つの半導体素子のスイッチング駆動により、昇圧コンバータ14により昇圧された高電圧の直流電流とモータの交流電流との変換を行う電力変換器である。
インバータ12及び昇圧コンバータ14の各半導体素子には、マイコン16を搭載するモータ・ジェネレータ制御用電子制御ユニット(以下、MG−ECUと称す。)18が接続されている。MG−ECU18のマイコン16は、モータを制御するうえでインバータ12及び昇圧コンバータ14の半導体素子のPWM駆動を行う。
尚、マイコン16は、そのPWM制御において、インバータ12又は昇圧コンバータ14に生ずる温度が所定の限界温度を超えている場合(すなわち、制限領域内にある場合)に、そのインバータ12又は昇圧コンバータ14の温度上昇を抑制すべく、そのインバータ12又は昇圧コンバータ14を駆動するうえで用いるキャリア周波数を制限する制限制御を実行する。キャリア周波数と所定の限界温度との関係は、図2に示す如く、インバータ12又は昇圧コンバータ14のハード構成に起因した制約による上限範囲内において、キャリア周波数が高いほど所定の限界温度が低く、キャリア周波数が低いほど所定の限界温度が高くなるように設定されており、リニアに変化するものである。尚、このキャリア周波数と所定の限界温度との関係は、リニアに変化するものに代えて、階段状に変化するものとしてもよい。
上記のキャリア周波数の制限は、例えば、キャリア周波数がある値Xにあるとき、インバータ12又は昇圧コンバータ14の温度がそのキャリア周波数Xに対応する所定の限界温度を超えた温度Tである場合は、キャリア周波数を値Xからその温度Tを所定の限界温度とする値Yへ低下させるものである。
温度モニタシステム10は、インバータ12に生ずる温度を検出するための温度センスダイオード20、及び、昇圧コンバータ14に生ずる温度を検出するための温度センスダイオード22を備えている。温度センスダイオード20は、インバータ12を構成する半導体素子に設けられており、また、温度センスダイオード22は、昇圧コンバータ14を構成する半導体素子に設けられている。温度センスダイオード20,22はそれぞれ、半導体素子の温度が高くなるほど出力電圧が小さくなる出力特性を有している。
温度センスダイオード20の出力電圧は、電圧AD値にデジタル変換された後にMG−ECU18のマイコン16に入力される。また、温度センスダイオード20の出力電圧は、IC24で半導体素子の温度をデューティ比で表したデューティ信号に変換された後にマイコン16に入力される。IC24は、例えば、半導体素子の温度が所定の温度を超えると、デューティ比が100%から減少を開始して温度上昇に対して直線的に減少するようなデューティ信号(PWM出力)を発生する。IC24の発生するデューティ信号が表す温度は、温度センスダイオード20の出力をデジタル変換した電圧AD値が表す温度よりも高精度である。
温度センスダイオード22の出力電圧も同様に、電圧AD値にデジタル変換された後にマイコン16に入力される。また、温度センスダイオード22の出力電圧は、IC26で半導体素子の温度をデューティ比で表したデューティ信号に変換された後にマイコン16に入力される。IC26は、上記のIC24と同様に、例えば、半導体素子の温度が所定の温度を超えると、デューティ比が100%から減少を開始してその半導体素子の温度上昇に対して直線的に減少するようなデューティ信号(PWM出力)を発生する。IC26の発生するデューティ信号が表す温度は、温度センスダイオード22の出力をデジタル変換した電圧AD値が表す温度よりも高精度である。
マイコン16は、定期的(所定時間ごと)に、温度センスダイオード20からの電圧AD値に基づいてインバータ12に生ずる温度を検出すると共に、温度センスダイオード20(具体的には、IC24)からのデューティ比に基づいて、インバータ12に生ずる温度を検出する。マイコン16は、インバータ12の温度検出結果に基づいてそのインバータ12の温度をある程度正確に検出することができない異常(例えば、インバータ12自体やIC24,インバータ12とマイコン16との間の電線などの故障や断線など)が生じているか否かを判別する。また、後述の如く、それらの検出した温度の何れかをインバータ12に生じている温度として選択して、その選択した温度を用いてインバータ12を駆動するうえで用いるキャリア周波数を制限する上記の制限制御を実行する。
また、マイコン16は、温度センスダイオード22からの電圧AD値に基づいて昇圧コンバータ14に生ずる温度を検出すると共に、温度センスダイオード22からのデューティ比に基づいて、昇圧コンバータ14に生ずる温度を検出する。マイコン16は、昇圧コンバータ14の温度検出結果に基づいてその昇圧コンバータ14をある程度正確に検出することができない異常(例えば、昇圧コンバータ14自体やIC26,昇圧コンバータ14とマイコン16との間の電線などの故障や断線など)が生じているか否かを判別する。また、後述の如く、それらの検出した温度のうち何れかを昇圧コンバータ14に生じている温度として選択して、その選択した温度を用いて昇圧コンバータ14を駆動するうえで用いるキャリア周波数を制限する上記の制限制御を実行する。
以下、図3〜図6を参照して、本実施例の温度モニタシステム10において温度選択を行うための手法を説明する。尚、インバータ12に生ずる温度を検出するための温度センスダイオード20側の処理と、昇圧コンバータ14に生ずる温度を検出するための温度センスダイオード22側の処理と、は検出対象が異なるところを除いて他に異なるところがないため、以下では、温度センスダイオード20側の処理についてのみ説明する。
図3は、本実施例の温度モニタシステム10において用いられる温度選択のための状態遷移図を示す。図4は、図3に示す状態遷移図に表した状態間の遷移条件を表した図を示す。図5は、本実施例の温度モニタシステム10において温度センスダイオード20の出力に基づく電圧AD値及びデューティ比が共に用いられる状態で温度を選択するうえで実行される制御ルーチンの一例のフローチャートを示す。また、図6は、本実施例の温度モニタシステム10においてキャリア周波数に基づいて温度が入ると予想される予想温度範囲を設定する手法を説明するための図を示す。
本実施例の温度モニタシステム10において、マイコン16は、温度センスダイオード20からの電圧AD値によるインバータ12の温度検出結果に基づいてインバータ12に生じている温度をある程度正確に検出することができない異常が生じているか否かを判別すると共に、温度センスダイオード20からのデューティ比によるインバータ12の温度検出結果に基づいてインバータ12に生じている温度をある程度正確に検出することができない異常が生じているか否かを判別する。これらの異常判別は、温度センスダイオード20からの電圧AD値又はディーティ比がインバータ12の温度を表す値としてとり得る正常な範囲内にあるか否かに基づいて行われるものとすればよい。
そして、マイコン16は、電圧AD値に基づく異常判別の結果及びデューティ比に基づく異常判別の結果が共に異常を示すものであるときは、温度センスダイオード20によるインバータ12の温度検出ができなかったと判定し、例えばインバータ12の駆動制御についてフェールセーフ処理(例えば、キャリア周波数を所定のフェールセーフ値に制限する制限制御や車両運転者へのランプ点灯による異常通報など)を行う。
一方、電圧AD値に基づく異常判別の結果及びデューティ比に基づく異常判別の結果のうち少なくとも何れか一方が正常を示すものであるときは、以下の如く、電圧AD値に基づく温度及びデューティ比に基づく温度のうちの何れかをインバータ12に生じている温度として選択して、その選択した温度に基づいてインバータ12のキャリア周波数を制限する制限制御を実行する。
マイコン16がインバータ12のキャリア周波数を制限する制限制御を実行するか否かを決定するために用いる温度を選択する状態(以下、温度選択状態と称す)としては、図3に示す如く、(A)温度センスダイオード20の出力に基づくデューティ比に基づいて検出される温度のみを用いる状態(以下、デューティ比状態と称す)と、(B)温度センスダイオード20の出力に基づく電圧AD値に基づいて検出される温度のみを用いる状態(以下、電圧AD値状態と称す)と、(C)それらデューティ比に基づく温度及び電圧AD値に基づく温度の双方を用いる状態(以下、併用状態と称す)と、の何れかがある。マイコン16は、上記の温度選択状態をデューティ比状態Aと電圧AD値状態Bと併用状態Cとの間で遷移させる。
具体的には図4に示す如く、マイコン16は、温度選択状態がデューティ比状態Aであるときに、温度センスダイオード20からの電圧AD値が正常範囲内にあることでその異常判別結果が正常を示すものである一方、温度センスダイオード20からのデューティ比が正常範囲内にないことでその異常判別結果が異常を示すものであるNo.(1)条件が成立すると、温度選択状態をディーティ比状態Aから電圧AD値状態Bへ遷移させる。かかる電圧AD値状態Bでは、マイコン16は、温度センスダイオード20からの電圧AD値に基づいて検出する温度をインバータ12に生じている温度として選択し、インバータ12の温度を算出する。そして、その算出した温度を上記のキャリア周波数の制限制御の実行如何決定のために用いる。
また、温度選択状態が電圧AD値状態Bであるときに、温度センスダイオード20からのデューティ比が正常範囲内にあることでその異常判別結果が正常を示すものであるNo.(2)条件が成立すると、温度選択状態を電圧AD値状態Bからディーティ比状態Aへ遷移させる。かかるディーティ比状態Aでは、マイコン16は、温度センスダイオード20からのデューティ比に基づいて検出する温度をインバータ12に生じている温度として選択し、インバータ12の温度を算出する。そして、その算出した温度を上記のキャリア周波数の制限制御の実行如何決定のために用いる。
マイコン16は、温度選択状態がデューティ比状態Aであるときに、温度センスダイオード20からのデューティ比及び電圧AD値が共に正常範囲内にあることでそれらの異常判別結果が共に正常を示すものであると、更に、インバータ12のキャリア周波数の現在値が、現時点で選択・算出するインバータ12の温度に応じたキャリア周波数の上限値(すなわち、制限領域と非制限領域との境界)近傍にあるか否か(具体的には、その上限値には達しないがその上限値まで所定値未満となる値に達しているか否か)を判別する。すなわち、現時点で選択・算出するインバータ12の温度が、インバータ12のキャリア周波数の現在値に応じた所定の限界温度近傍にあるか否かを判別する。
そして、そのキャリア周波数の現在値が温度に応じた上限値近傍にないと判別する場合は、温度選択状態をそのままデューティ状態Aに維持する。一方、そのキャリア周波数の現在値が温度に応じた上限値近傍にあると判別するNo.(3)条件が成立すると、温度選択状態をディーティ比状態Aから併用状態Cへ遷移させる。かかる併用状態Cでは、マイコン16は、温度センスダイオード20からの電圧AD値及びデューティ比に基づいてそれぞれ温度を検出すると共に(ステップ100,102)、インバータ12の温度が入ると予想される予想温度範囲を設定する(ステップ104)。
一般に、インバータ12の温度は、そのキャリア周波数が低くなるほど比例して低くなり、そのキャリア周波数が高くなるほど比例して高くなる。この点、キャリア周波数の過去値(前回値)から現在値(今回値)までの時間的変化と温度の過去値(前回値)とに基づいて、温度の現在値(今回値)を推定することが可能である。例えば、図6(A)に示す如く、キャリア周波数が過去値から現在値にかけて上昇するときは、温度の現在値が温度の過去値よりも高い位置にあるある程度の幅を持った予想温度範囲内にあると推定できる。また、図6(B)に示す如く、キャリア周波数が過去値から現在値にかけてあまり変化しないときは、温度の現在値が温度の過去値とほぼ同位置にあるある程度の幅を持った予想温度範囲内にあると推定できる。更に、図6(C)に示す如く、キャリア周波数が過去値から現在値にかけて下降するときは、温度の現在値が温度の過去値よりも低い位置にあるある程度の幅を持った予想温度範囲内にあると推定できる。
そこで、マイコン16は、併用状態Cにおいて、インバータ12を駆動するうえで用いるキャリア周波数の現在値を特定すると、そのキャリア周波数をメモリに一時記憶する。また、マイコン16は、各温度選択状態においてインバータ12に生ずる温度を選択したとき、その温度をメモリに一時記憶する。尚、これらキャリア周波数及び温度のメモリへの一時記憶は、キャリア周波数及び温度がそれぞれ時系列的に少なくとも2つ得られる時間分だけ継続することとすればよい。マイコン16は、キャリア周波数の過去値(具体的には、現在から所定時間過去に得た前回値)から現在値(今回値)までの変化量を算出すると共に、そのキャリア周波数の過去値と同じ時点での温度の過去値をメモリから抽出する。
マイコン16は、併用状態Cにおいて、上記の如く算出したキャリア周波数の過去値から現在値までの変化量と、上記の如く抽出した温度の過去値と、に基づいて、そのキャリア周波数の現在値と同じ時点でインバータ12の温度が入ると予想される予想温度範囲を設定する(ステップ104)。この予想温度範囲は、キャリア周波数の過去値から現在値までの変化量が大きいほど温度の過去値から離れた位置に設定されることとすればよい。また、この予想温度範囲の幅は、様々なバラツキを考慮して設定されればよく、また、キャリア周波数の過去値から現在値までの変化量に関係なく一定であってもよいが、その変化量が大きくなるほど大きくされることとしてもよい。
マイコン16は、併用状態Cにおいて、上記の如く、温度センスダイオード20からの電圧AD値及びデューティ比に基づいてそれぞれ温度を検出し、かつ、上記の如く予想温度範囲を設定すると、それらの電圧AD値に基づく温度及びデューティ比に基づく温度がその予想温度範囲内に入っているか否かを判別する。そして、電圧AD値に基づく温度及びデューティ比に基づく温度のうちその予想温度範囲内に入っている温度を、インバータ12に生じている温度として選択し、インバータ12のキャリア周波数の制限制御の実行如何を決定するために用いる(ステップ106)。尚、電圧AD値に基づく温度及びデューティ比に基づく温度が共に予想温度範囲内に入っている場合は、高精度の温度を表すデューティ比に基づく温度をインバータ12に生じている温度として選択することとすればよい。
また、マイコン16は、温度選択状態が併用状態Cであるとき、温度センスダイオード20からのデューティ比が正常範囲内にあることでその異常判別結果が正常を示すものでありかつ電圧AD値が正常範囲内にないことでその異常判別結果が異常を示すものであり、又は、インバータ12のキャリア周波数の現在値が現時点でのインバータ12の温度に応じた上限値近傍にないNo.(4)条件が成立するか否かを判別する。その判別の結果、デューティ比に基づく異常判別結果が正常を示すものでありかつ電圧AD値に基づく異常判別結果が異常を示すものであり、又は、キャリア周波数の現在値が現時点での温度に応じた上限値近傍にないことでNo.(4)条件が成立すると、温度選択状態を併用状態Cからディーティ比状態Aへ遷移させる。かかるデューティ比状態Aでは、マイコン16は、温度センスダイオード20からのデューティ比に基づいて検出する温度をインバータ12に生じている温度として選択し、インバータ12の温度を算出する。
一方、温度選択状態が併用状態Cであるときに、温度センスダイオード20からのデューティ比が正常範囲内にないことでその異常判別結果が異常を示すものであるNo.(5)条件が成立すると、温度選択状態を併用状態Cから電圧AD値状態Bへ遷移させる。かかる電圧AD値状態Bでは、マイコン16は、温度センスダイオード20からの電圧AD値に基づいて検出する温度をインバータ12に生じている温度として選択し、インバータ12の温度を算出する。
更に、マイコン16は、温度選択状態がデューティ比状態、電圧AD値状態B、又は併用状態Cであるときに、温度センスダイオード20からのデューティ比が正常範囲内にないことでその異常判別結果が異常を示すものでありかつ温度センスダイオード20からの電圧AD値が正常範囲内にないことでその異常判別結果が異常を示すものであるNo.(6)条件が成立すると、温度選択状態を各状態A,B,Cから温度センスダイオード20によるインバータ12の温度検出ができない異常状態へ遷移させて、上記の如くインバータ12の駆動制御についてフェールセーフ処理を行う。
尚、この温度選択状態が異常状態であるときに、温度センスダイオード20からのデューティ比が正常範囲内にあることでその異常判別結果が正常を示すものであり又は温度センスダイオード20からの電圧AD値が正常範囲内にあることでその異常判別結果が正常を示すものであるNo.(7)条件が成立すると、温度選択状態を異常状態から状態A,B,Cへ適宜遷移させる。
このように、本実施例の温度モニタシステム10においては、温度センスダイオード20からのデューティ比が正常範囲内にあるときは、通常、温度選択状態がデューティ比状態Aであることで、温度センスダイオード20からの電圧AD値に基づく温度及びデューティ比に基づく温度のうちデューティ比に基づく温度を、インバータ12に生じている温度として選択することができ、インバータ12のキャリア周波数の制限制御に用いることができる。
温度センスダイオード20からのデューティ比は、電圧AD値よりもインバータ12の温度を高精度に表している。従って、本実施例によれば、通常は、デューティ比に基づいて検出される高精度の温度がインバータ12に生じている温度として選択されるので、インバータ12の温度が所定の限界温度を超えた場合に実行されるキャリア周波数の制限制御の実行如何を精度よく決定することが可能である。
一方、IC24の故障などに起因して温度センスダイオード20からのデューティ比が正常範囲内になくなったときにも、温度センスダイオード20からの電圧AD値が正常範囲内にあれば、温度選択状態が電圧AD値状態Bへ遷移するので、温度センスダイオード20からの電圧AD値に基づく温度及びデューティ比に基づく温度のうち電圧AD値に基づく温度を、インバータ12に生じている温度として選択することができ、インバータ12のキャリア周波数の制限制御に用いることができる。
従って、本実施例によれば、IC24の故障などが生じたときにも、電圧AD値が正常範囲内にある限り、電圧AD値に基づいて検出される温度がインバータ12に生じている温度として選択されることでインバータ12の温度選択が継続されるので、インバータ12の温度選択が不可能となる事態を回避することができ、インバータ12の温度に基づくキャリア周波数の制限制御を実行継続することが可能である。この点、インバータ12のキャリア周波数の制限制御の実行如何を決定するのに用いるインバータ12の温度を選択・算出するうえで、温度センスダイオード20からの電圧AD値及びデューティ比を用いた2重系システムを構築することが可能である。
また、本実施例の温度モニタシステム10においては、温度センスダイオード20からのデューティ比及び電圧AD値が共に正常範囲内にありかつインバータ12のキャリア周波数が温度に応じた上限値近傍にあるときは、温度選択状態が併用状態Cとなることで、そのキャリア周波数の過去値から現在値までの変化と温度の過去値とに基づいてインバータ12の温度の現在値が入ると予想される予想温度範囲を設定したうえで、温度センスダイオード20からの電圧AD値に基づく温度及びデューティ比に基づく温度のうちその予想温度範囲内に入る温度を、インバータ12に生じている温度として選択することができ、インバータ12のキャリア周波数の制限制御に用いることができる。
上記の如く、インバータ12の温度は、インバータ12のキャリア周波数が高くなるほど比例して高くなるので、その温度の現在値は、キャリア周波数の過去値から現在値までの時間的変化と温度の過去値とから推定されることが可能である。従って、本実施例によれば、温度センスダイオード20からのデューティ比及び電圧AD値が共に正常範囲内にありかつインバータ12のキャリア周波数が温度に応じた上限値近傍にあるとき(すなわち、温度選択状態が併用状態Cであるとき)は、電圧AD値に基づく温度及びデューティ比に基づく温度のうちキャリア周波数の時間的変化と温度の過去値とから定まる予想温度範囲内に入る温度がインバータ12に生じている温度として選択されるので、インバータ12の温度を選択・算出するうえでより精度が高く信頼性の向上した温度モニタを実現することが可能である。
このため、インバータ12のキャリア周波数が温度に応じた上限値近傍にあって温度選択状態が併用状態Cであるときに、インバータ12の温度が所定の限界温度を超えた場合に実行されるインバータ12のキャリア周波数の制限制御の実行如何を精度よく決定することができる。この点、インバータ12の温度上昇に起因したそのインバータ12を構成する半導体素子などの部品の故障の未然防止を確実に実現することができると共に、また、インバータ12を構成する半導体素子などの耐性温度とキャリア周波数の制限制御に用いる閾値としての所定の限界温度との間に大きなマージンを設けることは不要であるので、インバータ12の耐性温度を緩和することができ、その結果として、車載部品の低コスト化を図ることができる。
更に、本実施例の温度モニタシステム10においては、インバータ12のキャリア周波数の制限制御の実行如何を決定するのに用いるインバータ12の温度を選択・算出するうえで温度センスダイオード20からの電圧AD値及びデューティ比を用いた2重系システムが、IC24などの故障時に選択的に利用されるだけでなく、正常時にも選択的に利用される。
具体的には、温度センスダイオード20からの電圧AD値及びデューティ比の何れか一方が正常範囲内にあるときは、その正常範囲内にあるものに基づく温度がインバータ12の温度として選択される。また、電圧AD値及びデューティ比の双方が正常範囲内にあるときは、原則として、温度を高精度に表すディーティ比に基づく温度がインバータ12の温度として選択される一方、更にインバータ12のキャリア周波数がそのキャリア周波数の制限制御を実行するうえで信頼性が要求される領域にあるときに限っては、電圧AD値に基づく温度及びデューティ比に基づく温度のうち所定の予想温度範囲内に入る温度がインバータ12の温度として選択される。
従って、本実施例によれば、上記の2重系システムを、故障対応だけでなく、インバータ12のキャリア周波数の制限制御を実行するうえでの信頼性向上対応にも利用することができる。また、電圧AD値及びデューティ比の双方が正常範囲内にあるときに常に所定の予想温度範囲内に入る温度をインバータ12の温度として選択する構成に比べて、予想温度範囲の設定処理及びその後の温度選択処理を行う機会が限定されるので、インバータ12の温度選択を行ううえで或いはインバータ12のキャリア周波数の制限制御を実行するうえで処理負荷が増加するのを抑えることができる。
尚、本実施例の温度モニタシステム10は、昇圧コンバータ14側すなわち温度センスダイオード22側でもインバータ12側すなわち温度センスダイオード20側の処理と同様の処理を実行するので、昇圧コンバータ14側でもインバータ12側の効果と同様の効果を得ることができる。
ところで、上記の実施例においては、IC24,26が特許請求の範囲に記載した「変換手段」に、マイコン16が温度センスダイオード20,22からの電圧AD値に基づいてインバータ12又は昇圧コンバータ14の温度を検出することが特許請求の範囲に記載した「第1の温度検出手段」に、マイコン16がIC24,26からのデューティ比に基づいてインバータ12又は昇圧コンバータ14の温度を検出することが特許請求の範囲に記載した「第2の温度検出手段」に、マイコン16がインバータ12又は昇圧コンバータ14の温度が所定の限界温度を超えた場合に所定のインバータ12又は昇圧コンバータ14のキャリア周波数を制限する制限制御を実行することが特許請求の範囲に記載した「キャリア周波数制限手段」に、マイコン16がインバータ12又は昇圧コンバータ14のキャリア周波数の過去値から現在値までの変化と温度の過去値とに基づいてインバータ12の温度の現在値が入ると予想される予想温度範囲を設定することが特許請求の範囲に記載した「予想温度範囲設定手段」に、マイコン16が電圧AD値に基づく温度及びデューティ比に基づく温度のうち予想温度範囲内に入る温度をインバータ又は昇圧コンバータ14の温度として選択することが特許請求の範囲に記載した「温度選択手段」に、それぞれ相当している。
また、上記の実施例においては、インバータ12又は昇圧コンバータ14に生ずる温度が所定の限界温度を超えている場合に、そのインバータ12又は昇圧コンバータ14を駆動するうえで用いるキャリア周波数を制限する制限制御を実行するが、キャリア周波数の制限制御はこれに限定されるものではなく、インバータ12又は昇圧コンバータ14に生ずる温度に応じてキャリア周波数を制限するものであればよく、例えば、その温度が高いほどキャリア周波数を下げ、その温度が所定の限界温度に達した場合にキャリア周波数をその時点におけるものから一律に下げ、又はその温度が所定の限界温度を超えている状態が継続する場合に単位時間ごとにキャリア周波数を所定数ずつ下げるものであってもよい。
また、キャリア周波数の制限制御は、インバータ12又は昇圧コンバータ14に生ずる温度に応じてキャリア周波数の上限値を下げるものであってもよい。例えば、温度が高いほどキャリア周波数の上限値を低くすることで、キャリア周波数をその上限値範囲(すなわち、非制限領域)内に設定するものであってもよい。この場合、キャリア周波数の上限値と温度との関係は、図2に示す如くリニアに変化するものであってもよいが、階段状に変化するものであってもよい。
また、上記の実施例においては、IC24,26で温度センスダイオード20,22の出力を半導体素子の温度をデューティ比で表したディーティ信号に変換することで、温度を高精度に示す高精度信号を出力することとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の手法で温度を高精度に示す高精度信号を出力するものに適用することとしてもよい。
更に、上記の実施例においては、インバータ12又は昇圧コンバータ14に生ずる温度についての精度の高いモニタを、インバータ12側の処理及び昇圧コンバータ14側の処理の双方で行うものであるが、本発明はこれに限定されるものではなく、何れか一方においてのみ行うものであってもよい。
10 モータ制御用温度モニタシステム
12 インバータ
14 昇圧コンバータ
16 マイコン
18 MG−ECU
20,22 温度センスダイオード
24,26 IC

Claims (8)

  1. モータ制御を行うインバータ又はコンバータに生ずる温度に応じた信号を出力する温度センスダイオードと、
    前記温度センスダイオードの出力信号を前記温度を高精度に示す高精度信号に変換する変換手段と、
    前記温度センスダイオードの出力信号を処理して前記温度を検出する第1の温度検出手段と、
    前記変換手段により得られた前記高精度信号を処理して前記温度を検出する第2の温度検出手段と、
    前記第1の温度検出手段により検出される前記温度又は前記第2の温度検出手段により検出される前記温度に応じて、前記インバータ又は前記コンバータを駆動するうえで用いるキャリア周波数を制限するキャリア周波数制限手段と、
    前記キャリア周波数に基づいて前記温度が入ると予想される予想温度範囲を設定する予想温度範囲設定手段と、
    前記第1の温度検出手段により検出される前記温度及び前記第2の温度検出手段により検出される前記温度のうち、前記予想温度範囲設定手段により設定される前記予想温度範囲内に入る前記温度を、前記キャリア周波数制限手段において用いる前記温度として選択する温度選択手段と、
    を備えることを特徴とするモータ制御用温度モニタシステム。
  2. 前記キャリア周波数制限手段は、前記第1の温度検出手段により検出される前記温度又は前記第2の温度検出手段により検出される前記温度が所定の限界温度を超えている場合に、前記キャリア周波数を低くすることを特徴とする請求項1記載のモータ制御用温度モニタシステム。
  3. 前記キャリア周波数制限手段は、前記第1の温度検出手段により検出される前記温度又は前記第2の温度検出手段により検出される前記温度が高いほど、前記キャリア周波数の上限値を低くすることを特徴とする請求項1記載のモータ制御用温度モニタシステム。
  4. 前記予想温度範囲設定手段は、前記キャリア周波数の過去値から現在値までの変化と前記温度の過去値とに基づいて前記予想温度範囲を設定することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項記載のモータ制御用温度モニタシステム。
  5. 前記温度選択手段は、前記第1の温度検出手段により検出される前記温度及び前記第2の温度検出手段により検出される前記温度が共に前記予想温度範囲内に入る場合は、前記第2の温度検出手段により検出される前記温度を前記キャリア周波数制限手段において用いる前記温度として選択することを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項記載のモータ制御用温度モニタシステム。
  6. 前記温度選択手段は、また、前記第1の温度検出手段により検出される前記温度及び前記第2の温度検出手段により検出される前記温度のうち、所定の正常範囲に入る前記温度を、前記キャリア周波数制限手段において用いる前記温度として選択することを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項記載のモータ制御用温度モニタシステム。
  7. 前記温度選択手段は、前記第1の温度検出手段により検出される前記温度及び前記第2の温度検出手段により検出される前記温度が共に前記所定の正常範囲内に入る場合において、前記キャリア周波数が前記温度に応じた制限領域と非制限領域との境界近傍にないときは、前記第2の温度検出手段により検出される前記温度を前記キャリア周波数制限手段において用いる前記温度として選択し、一方、前記キャリア周波数が前記温度に応じた制限領域と非制限領域との境界近傍にあるときは、前記第1の温度検出手段により検出される前記温度及び前記第2の温度検出手段により検出される前記温度のうち、前記予想温度範囲設定手段により設定される前記予想温度範囲内に入る前記温度を、前記キャリア周波数制限手段において用いる前記温度として選択することを特徴とする請求項6記載のモータ制御用温度モニタシステム。
  8. 前記変換手段は、前記温度センスダイオードの出力信号を前記高精度信号としての前記温度をデューティ比で表したデューティ信号に変換することを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項記載のモータ制御用温度モニタシステム。
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