JP2013087467A - 明るさの制御装置および明るさの制御システム - Google Patents
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Abstract
【課題】ブラインドが設けられた屋内において照明の電力消費を抑制する。
【解決手段】明るさを制御するための制御装置100は、プロセッサ210と、屋内照度センサ101a,101b,101cからの出力を受ける入力インターフェイス220と、人感センサ102a,102b,102cからの出力を受ける入力インターフェイス221と、人感センサの反応と照度センサの目標とを関連付けて格納しているメモリ230と、HEMS105に対して、照明106のオンまたはオフおよび/または明るさを制御するための信号を送信する送信インターフェイス240と、ブラインド103を制御するための信号をブラインドコントローラ104に出力する出力インターフェイス241とを備える。プロセッサ210は、人感センサの反応と照度センサの目標とに基づいて、ブラインド103の状態を制御するための信号をブラインドコントローラ104に出力する。
【選択図】図2
【解決手段】明るさを制御するための制御装置100は、プロセッサ210と、屋内照度センサ101a,101b,101cからの出力を受ける入力インターフェイス220と、人感センサ102a,102b,102cからの出力を受ける入力インターフェイス221と、人感センサの反応と照度センサの目標とを関連付けて格納しているメモリ230と、HEMS105に対して、照明106のオンまたはオフおよび/または明るさを制御するための信号を送信する送信インターフェイス240と、ブラインド103を制御するための信号をブラインドコントローラ104に出力する出力インターフェイス241とを備える。プロセッサ210は、人感センサの反応と照度センサの目標とに基づいて、ブラインド103の状態を制御するための信号をブラインドコントローラ104に出力する。
【選択図】図2
Description
本発明は、明るさの制御に関し、より特定的には、屋内空間の明るさの制御に関する。
室内の明るさの調整について、たとえば、特開2009−295355号公報(特許文献1)は、「部屋の明るさを時刻の経過に伴って調整することによって、快適な目覚めを行える採光装置」に関する技術を開示している([要約]の[課題])。この技術によると、「部屋5の天井2aに設けられた凹所10と、凹所10の上部に設けられて、該凹所10に外部の光を採り入れる天窓11と、凹所10に設けられて、天窓11から採り入れた光の部屋5への入射光量を時刻の経過に伴って調整可能な電動ブラインド13、タイマーを備えたコントローラ14と、凹10所に設けられて、時刻の経過に伴って発光量を調節可能な照明20とを備えているので、部屋5の明るさを時刻の経過に伴って調整することによって、快適な目覚めを行える。」というものである([要約]の[解決手段])。
また、特表2000−510278号公報(特許文献2)は、「部屋の明るさを制御するシステムおよび制御装置」に関する技術を開示している。
しかしながら、たとえば、特許文献1に開示された技術は、屋根に設置された天窓から日光を採光する構成のため、当該技術の導入は、平屋建てまたは天井吹き抜け構造の家屋に限定される。また、部屋の中を外光と照明とによって一様に照射するため、たとえば、人がいない箇所等、部屋の中の不要な部分の明るさまで確保されることになる。そのため、照明が外光と併用される場合には、照明のための電力が無駄な電力として消費される可能性がある。
本発明は、上述のような問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、電力消費を抑制しつつ室内における照明を制御するための明るさの制御装置を提供することである。
他の目的は、電力消費を抑制しつつ室内における照明を制御するための明るさの制御装置と、明るさを調整するための機構とを備える明るさの制御システムを提供することである。
ある実施の形態に従う明るさの制御装置は、屋内の照度を検出するための照度センサからの出力を受ける屋内照度入力手段と、人感センサからの出力を受ける受信インターフェイスと、人感センサの出力として想定される検出結果と、検出結果に対応付けられる照度センサからの目標出力とを格納するためのメモリと、照度センサからの実際の出力と目標出力とに基づいて、屋外から屋内に入る光の量を調整する光量調整装置の開閉を制御するための制御手段とを備える。
好ましくは、受信インターフェイスは、照度センサが取り付けられる場所に対応して取り付けられた人感センサからの出力を受けるように構成されている。
好ましくは、屋内照度入力手段は、複数の照度センサからの各出力を受ける。受信インターフェイスは、複数の人感センサからの各出力を受ける。制御手段は、複数の照度センサからの各出力の平均値が最大となるように、光量調整装置を開閉する。
好ましくは、明るさの制御装置は、屋外の照度を検出するための屋外照度センサからの出力を受ける屋外照度入力手段をさらに備える。制御手段は、屋外照度センサからの出力に基づいて、光量調整装置の開閉量をさらに調整するように構成されている。
好ましくは、明るさの制御装置は、暦情報を格納するための記憶手段をさらに備える。制御手段は、暦情報に基づいて、光量調整装置の開閉量をさらに調整するように構成されている。
好ましくは、明るさの制御装置は、屋内に取り付けられた照明装置の明るさを制御するためのコントローラに、照度センサからの出力を送信するための送信インターフェイスをさらに備える。
他の局面に従うと、上記のいずれかに記載の明るさの制御装置と、光量調整装置とを備える。
ある局面に従うと、電力消費を抑制しつつ室内における照明を制御することができる。
この発明の上記および他の目的、特徴、局面および利点は、添付の図面と関連して理解されるこの発明に関する次の詳細な説明から明らかとなるであろう。
この発明の上記および他の目的、特徴、局面および利点は、添付の図面と関連して理解されるこの発明に関する次の詳細な説明から明らかとなるであろう。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
[使用態様]
図1を参照して、本発明の実施の形態に係る制御装置100の使用態様について説明する。図1は、制御装置100が家の部屋に取り付けられた状態を表わす図である。
図1を参照して、本発明の実施の形態に係る制御装置100の使用態様について説明する。図1は、制御装置100が家の部屋に取り付けられた状態を表わす図である。
制御装置100は、ブラインドコントローラ104と、HEMS(Home Energy Management System)105とに接続される。また、制御装置100は、屋内照度センサ101a,101b,101cからの各出力と、人感センサ102a,102b,102cからの各出力とを受け付けるように構成されている。
ブラインドコントローラ104は、ある局面において、ブラインド103の開閉(上下、スラットの角度など)を調節する。他の局面において、ブラインド103は、左右に開閉可能であってもよい。
HEMS105は、照明106のオンとオフおよび明るさを制御するように構成されている。HEMS105は、当該家に設置されたエアコン、冷蔵庫、他の部屋の照明その他の家電機器(図示しない)の動作も制御し得る。
[ハードウェア構成]
図2を参照して、本実施の形態に係る制御装置100の構成について説明する。図2は、制御装置100のハードウェア構成を表わすブロック図である。
図2を参照して、本実施の形態に係る制御装置100の構成について説明する。図2は、制御装置100のハードウェア構成を表わすブロック図である。
制御装置100は、プロセッサ210と、入力インターフェイス220,221と、メモリ230と、送信インターフェイス240とを備える。制御装置100は、送信インターフェイス240を介して、HEMS105に接続されている。
HEMS105は、受信インターフェイス115と、送信インターフェイス125とを含む。HEMS105は、送信インターフェイス125を介して、ブラインドコントローラ104と、照明106とに接続されている。
ブラインドコントローラ104は、受信インターフェイス114と、モータ251と、アクチュエータ252とを含む。
照明106は、受信インターフェイス116と、発光部(図示しない)を含む。
制御装置100において、入力インターフェイス220は、屋内照度センサ101a,101b,101cからの各出力をそれぞれ受けるように構成される。
制御装置100において、入力インターフェイス220は、屋内照度センサ101a,101b,101cからの各出力をそれぞれ受けるように構成される。
入力インターフェイス221は、人感センサ102a,102b,102cからの各出力を受け付けるように構成される。入力インターフェイス220,221の各出力は、プロセッサ210に入力される。
プロセッサ210は、メモリ230に格納されているデータおよびプログラムに基づいて、制御装置100に予め規定された動作を実行する。プロセッサ210からの出力は、その内容に応じて、送信インターフェイス240に送られる。
送信インターフェイス240は、HEMS105に対して、照明106のオンまたはオフおよび/または明るさを制御するための信号を送信する。HEMS105は、受信インターフェイス115を介してその信号を受信し、その信号に基づいて、照明106のオンまたはオフと、明るさの程度とを切り換える。
送信インターフェイス125の出力は、ブラインドコントローラ104に入力される。ブラインドコントローラ104は、受信インターフェイス114を介して、HEMS105から出力された制御信号を受信する。モータ251は、受信インターフェイス114から送られる信号に基づきブラインド103を駆動するための回転を、アクチュエータ252に与える。アクチュエータ252は、モータ251からの出力に基づき、ブラインド103を上下し、または、スラット(図示しない)を開閉する。また、アクチュエータ252は、モータ251の駆動に応じて、スラットの傾きを調節し得る。
なお、ブラインド103の駆動形式は、上下する態様に限られない。ブラインド103は、たとえば、カーテンのように、左右方向に駆動可能であってもよい。この場合、ブラインド103の各スラットの向きは、垂直方向を軸に変化する。
ある局面において、メモリ230は、人感センサ102a,102b,102cの出力として想定される検出結果と、当該検出結果に対応付けられる屋内照度センサ101a,101b,101cからの目標出力とを格納している。プロセッサ210は、屋内照度センサ101a,101b,101cからの実際の各出力と、当該目標出力とに基づいて、屋外から屋内に入る光の量を、ブラインドコントローラ104を駆動することにより調節する。
ある局面において、屋内照度センサ101a,101b,101cと、人感センサ102a,102b,102cとは、それぞれ1対1に対応するように配置されている。たとえば、人感センサ102a,102b,102cがそれぞれ部屋の天井に取り付けられているとき、屋内照度センサ101a,101b,101cは、それぞれ人感センサ102a,102b,102cの真下付近に、あるいは隣に、取り付けられる。
他の局面において、屋内照度センサ101a,101b,101cと、人感センサ102a,102b,102cとは、それぞれ1つずつ対になって部屋の床あるいは壁面に組込まれてもよい。
他の局面において、プロセッサ210は、複数の屋内照度センサ101a,101b,101cからの各出力の平均値が最大となるように、ブラインドコントローラ104にブラインド103の上下または角度を調節させる。
さらに他の局面において、屋外の照度を検出するための屋外照度センサが屋外に取り付けられてもよい。このとき、制御装置100は、屋外照度センサからの出力を受ける屋外照度入力インターフェイスをさらに備える。プロセッサ210は、その屋外照度センサからの出力に基づいて、ブラインド103の開閉(上下)またはスラットの傾きをさらに調整するようにブラインドコントローラ104に命令を送る。
さらに他の局面において、メモリ230は、暦情報を格納してもよい。このとき、プロセッサ210は、その暦情報と、制御装置100の内部クロック(図示しない)からの時刻情報とに基づいて、ブラインド103の開閉量またはスラットの角度をさらに調整するように、ブラインドコントローラ104に命令を送る。暦情報は、たとえば、カレンダに限られず、太陽の軌道や日光の照射方向が導出された情報であってもよい。このような構成によれば、暦情報に基づいてブラインド103の大体の状態(開閉量またはスラットの傾き角度)を規定することも可能となるため、照度を検出する前でも屋内の明るさを調節することができる。
[データ構造]
図3を参照して、本実施の形態に係る制御装置100のデータ構造について説明する。図3は、メモリ230におけるデータの格納の一態様を概念的に表わす図である。ある局面において、メモリ230は、テーブル310,320,330を格納している。テーブル320,330は、そのいずれかが、テーブル310と関連付けられて使用される。
図3を参照して、本実施の形態に係る制御装置100のデータ構造について説明する。図3は、メモリ230におけるデータの格納の一態様を概念的に表わす図である。ある局面において、メモリ230は、テーブル310,320,330を格納している。テーブル320,330は、そのいずれかが、テーブル310と関連付けられて使用される。
たとえば、パターン1の場合には、人感センサ102aが反応した場合について照度センサの目標例が特定される。具体的には、屋内照度センサ101aは、その明るさが最大となるように目標値を設定する。より詳しくは、人感センサ102aが反応することにより、たとえば、部屋の奥側(北)の部分に住人がいることが検出される。このとき、少なくともその部分を明るくするために、その部屋の奥側に配置されている屋内照度センサ101aの目標値が最大値に設定される。このような設定により、制御装置100は、ブラインドコントローラ104に対して、部屋の奥まで明かりが届くようにブラインド103の位置を制御させる。具体的には、たとえば、ブラインド103を開かせ、または、上に巻き上げることにより、屋外の光が屋内に十分照射するように制御する。
パターン2の場合には、人感センサ102bが反応した場合の屋内照度センサの目標値が規定される。具体的には、このとき部屋の中央部に人がいることが検知される。したがって、少なくとも、屋内照度センサ101bの目標値が最大に設定される。(テーブル320)同様にしてパターン3からパターン8についても各屋内照度センサ101a,101b,101cの目標例が示される。
なお、部屋の位置に関し、部屋の南側が日光を受けやすく北側が日光を受けにくいのは北半球の場合である。南半球の場合には、部屋の北側が日光を受けやすく南側が日光を受けにくくなるため、図3に示される人感センサの反応および照度センサの目標例の関係は、逆になる。
[制御構造]
図4から図6を参照して、本実施の形態に係る制御装置100の制御構造について説明する。図4から図6は、それぞれ、プロセッサ210が実行する一連の処理の一部を表わすフローチャートである。当該処理は、たとえば、制御装置100のスイッチがオンにされたときに開始され、オフになるまで継続する。
図4から図6を参照して、本実施の形態に係る制御装置100の制御構造について説明する。図4から図6は、それぞれ、プロセッサ210が実行する一連の処理の一部を表わすフローチャートである。当該処理は、たとえば、制御装置100のスイッチがオンにされたときに開始され、オフになるまで継続する。
図4を参照して、ステップS410にて、プロセッサ210は、入力インターフェイス221を介して、人感センサ102a,102b,102cからの信号を受信する。
ステップS420にて、プロセッサ210は、その信号が送られた人感センサ102a,102b,102cの識別番号に基づき、人が存在している場所を特定する。
ステップS430にて、プロセッサ210は、屋内照度センサ101a,101b,101cと、人感センサ102a,102b,102cとの対応関係としてメモリ230に登録されているデータに基づき、その特定された場所に近い屋内照度センサを特定する。
ステップS440にて、プロセッサ210は、メモリ230を参照して、その特定された屋内照度センサの目標値を読み出す(テーブル320または320)。
ステップS450にて、プロセッサ210は、入力インターフェイス220を介して、その特定した屋内照度センサからの信号を受信する。
ステップS460にて、プロセッサ210を、その受信した信号に基づいて、実際の照度と目標照度とが同じであるか否かを判断する。プロセッサ210は、実際の照度と目標照度とが同じであると判断すると(ステップS460にてYES)、制御をステップS470に切り換える。そうでない場合には(ステップS460にてNO)、プロセッサ210は、制御をステップS480に切り換える。
ステップS470にて、プロセッサ210は、ブラインド103の位置を現状維持するとして、その旨の信号(たとえば、ブラインド103の位置決めのために直前に送信した信号)をブラインドコントローラ104またはHEMS105に送信する。なお、他の局面において、現状維持の場合には、そのような信号はブラインドコントローラ104またはHEMS105に送られなくてもよい。
ステップS480にて、プロセッサ210は、実際の照度が目標照度よりも低いか否かを判断する。プロセッサ210は、実際の照度が目標照度よりも低いと判断すると(ステップS480にてYES)、制御をステップS500に切り換える。そうでない場合には(ステップS480にてNO)、プロセッサ210は、制御をステップS600に切り換える。
ステップS500にて、プロセッサ210は、後述する照度アップ処理を実行する。この処理が実行されると、部屋の明るさが上昇する。
ステップS600にて、プロセッサ210は、後述する照度ダウン処理を実行する。この処理が実行されると、当該部屋の明るさが減少する。
ステップS490にて、プロセッサ210は、処理を終了する指示が入力されたか否かを判断する。この判断は、たとえば、制御装置100のスイッチ(図示しない)から送られる信号の有無に基づいて、あるいは、予め設定された時刻が到来したか否かに基づいて行なわれる。予め設定された時刻は、たとえば、動作すべき時間としてタイマーで設定された終了時刻、暦情報に基づく日没時刻等を含む。プロセッサ210は、処理を終了する指示が入力されたと判断すると(ステップS490にてYES)、制御を終了する。そうでない場合には(ステップS490にてNO)、プロセッサ210は、制御をステップS410に戻し、処理を継続する。
[照度アップ処理]
図5を参照して、ステップS510にて、プロセッサ210は、ブラインド103を開ける余地があるか否かを判断する。この判断は、たとえば、ブラインド103のスラット現在の傾きを表わすデータと、ブラインドコントローラ104のブラインド103を駆動するために予め設定された駆動範囲とに基づいて行なわれる。プロセッサ210は、ブラインド103を開ける余地があると判断すると(ステップS510にてYES)、制御をステップS520に切り換える。そうでない場合には(ステップS510にてNO)、プロセッサ210は、制御をステップS530に切り換える。
図5を参照して、ステップS510にて、プロセッサ210は、ブラインド103を開ける余地があるか否かを判断する。この判断は、たとえば、ブラインド103のスラット現在の傾きを表わすデータと、ブラインドコントローラ104のブラインド103を駆動するために予め設定された駆動範囲とに基づいて行なわれる。プロセッサ210は、ブラインド103を開ける余地があると判断すると(ステップS510にてYES)、制御をステップS520に切り換える。そうでない場合には(ステップS510にてNO)、プロセッサ210は、制御をステップS530に切り換える。
ステップS520にて、プロセッサ210は、ブラインドコントローラ104に信号を送ることにより、ブラインド103のスラットを開かせる。たとえば、スラットの傾きが水平方向に近くなる。
ステップS530にて、プロセッサ210は、ブラインド103を上げる余地があるか否かを判断する。プロセッサ210は、ブラインドを上げる余地があると判断すると(ステップS530にてYES)、制御をステップS540に切り換える。そうでない場合には(ステップS530にてNO)、プロセッサ210は、制御をステップS550に切り換える。ここで、ブラインドを上げる余地があるか否かの判断は、たとえば、ブラインド103の現在の状態およびブラインド103の上下が可能な範囲として予め規定されたデータであってメモリ230に格納されているデータとに基づいて行なわれる。
ステップS540にて、プロセッサ210は、ブラインドコントローラ104に信号を送ることにより、ブラインド103を上げさせる。
ステップS550にて、プロセッサ210は、照明106のスイッチをオンにする信号または、照明106が点灯している場合には照明106の光量を増加する信号をHEMS105に送信する。HEMS105は、その信号に基づき、照明106を点灯させ、または、点灯していた照明106の光量を増加させる。
[照度ダウン処理]
図6を参照して、ステップS610にて、プロセッサ210は、ブラインド103を閉じる余地があるか否かを判断する。この判断は、たとえば、ブラインド103の現在の状態およびブラインド103を閉じることが可能な範囲として予め規定されてメモリ230に格納されているデータに基づいて行なわれる。プロセッサ210は、ブラインド103を閉じる余地があると判断すると(ステップS610にてYES)、制御をステップS620に切り換える。そうでない場合には(ステップS610にてNO)、プロセッサ210は、制御をステップS630に切り換える。
図6を参照して、ステップS610にて、プロセッサ210は、ブラインド103を閉じる余地があるか否かを判断する。この判断は、たとえば、ブラインド103の現在の状態およびブラインド103を閉じることが可能な範囲として予め規定されてメモリ230に格納されているデータに基づいて行なわれる。プロセッサ210は、ブラインド103を閉じる余地があると判断すると(ステップS610にてYES)、制御をステップS620に切り換える。そうでない場合には(ステップS610にてNO)、プロセッサ210は、制御をステップS630に切り換える。
ステップS620にて、プロセッサ210は、ブラインドコントローラ104に向けて信号を送ることにより、ブラインド103を閉じるための動作を実行する。
ステップS630にて、プロセッサ210は、ブラインド103を下げる余地があるか否かを判断する。この判断は、たとえば、ブラインド103の現在の位置および状態と、ブラインド103の動作可能な範囲として規定されてメモリ230に保存されているデータと、に基づいて行なわれる。プロセッサ210は、ブラインド103を下げる余地があると判断すると(ステップS630にてYES)、制御をステップS640に切り換える。そうでない場合には(ステップS630にてNO)、プロセッサ210は、制御をステップS650に切り換える。
ステップS640にて、プロセッサ210は、ブラインドコントローラ104に信号を送ることにより、ブラインド103を下げるように指示する。
ステップS650にて、プロセッサ210は、照明106の電源をオフにするための信号または発光量の減少を指示する信号を、HEMS105に送信する。HEMS105は、その信号に応じて照明106を消灯し、または、明るさを弱める。その後、処理は、メイン処理に戻される。
[実施の形態の効果]
以上のようにして、本発明の実施の形態に係る制御装置100は、部屋の明るさを屋内照度センサ101a,101b,101cで感知して、その情報を元にブラインド103の状態(角度、上下の位置)を制御し、外光の入射を調節する。そのため、外光(太陽の位置)や構造物に関係なく、部屋にいる人は、常に、その感覚に合わせて明るさを調節できる。また、人感センサ101a,101b,101c等で人の位置を特定し、部屋の中でも特定の箇所の明るさを細かく変えることができる。外光が人のいる屋内に取り入れられるため、特に外光の照度が強い昼間において照明の消費電力を削減することができる。これにより、必要以上に照明が点灯しなくなるため、照明による電力消費が抑制される。
以上のようにして、本発明の実施の形態に係る制御装置100は、部屋の明るさを屋内照度センサ101a,101b,101cで感知して、その情報を元にブラインド103の状態(角度、上下の位置)を制御し、外光の入射を調節する。そのため、外光(太陽の位置)や構造物に関係なく、部屋にいる人は、常に、その感覚に合わせて明るさを調節できる。また、人感センサ101a,101b,101c等で人の位置を特定し、部屋の中でも特定の箇所の明るさを細かく変えることができる。外光が人のいる屋内に取り入れられるため、特に外光の照度が強い昼間において照明の消費電力を削減することができる。これにより、必要以上に照明が点灯しなくなるため、照明による電力消費が抑制される。
また、HEMS105は、多くのセンサからの出力に基づいて多くの機器を制御できるため、各機器の制御を連携することができる。
<変形例>
図7を参照して、本実施の形態の変形例について説明する。図7は、本変形例に係る制御装置700のハードウェア構成を表わすブロック図である。本変形例に係る制御装置700は、HEMS105を介することなく、ブラインドコントローラ104を制御する機能を有する点で、前述の実施の形態に係る制御装置100と異なる。
図7を参照して、本実施の形態の変形例について説明する。図7は、本変形例に係る制御装置700のハードウェア構成を表わすブロック図である。本変形例に係る制御装置700は、HEMS105を介することなく、ブラインドコントローラ104を制御する機能を有する点で、前述の実施の形態に係る制御装置100と異なる。
制御装置700は、図2に示される制御装置100の構成に加えて、出力インターフェイス241をさらに含む。出力インターフェイス241からの出力は、ブラインドコントローラ104に入力される。具体的には、ブラインドコントローラ104は、受信インターフェイス114を介して、制御装置700からの制御信号を受信する。制御信号は、モータ251を駆動する。このような構成によれば、HEMS105による制御のための負荷が軽減されるので、HEMS105による制御が早くなる。
他の局面において、屋内照度センサ101a,101b,101c、または人感センサ102a,102b,102cからの各情報(信号)を、フォーマットを変更してHEMSに送信してもよい。たとえば、上述の実施の形態および変形例においては、屋内照度センサ101a,101b,101c、または人感センサ102a,102b,102cからの各信号は、そのまま有線で制御装置100に送られている。信号の送信の態様はこれに限られない。たとえば、屋内照度センサ101a,101b,101c、または人感センサ102a,102b,102cと制御装置100,700との両方が通信用のインターフェイスを備えることにより、無線通信を行なってもよい。
また、たとえば、HEMS105への信号送信は、無線(ZigBee)で行われている。ここでは、送信インターフェイス240において、信号のフォーマットは、ZigBee(正確にはIEEE802.15.4規格に準拠した)のフォーマットに変換されているが、他の通信方式も使用可能である。たとえば、無線LAN(Local Area Network)、有線LAN、Z-WAVE等が用いられてもよい。
本実施の形態において、HEMS105は、制御装置100から送られてきた各センサの情報を処理して、ブラインドコントローラ104および照明106に命令を出力している。具体的には、HEMS105は、ブラインド103または照明106を制御するための信号を、ブラインドコントローラ104または照明106に送信する。HEMS105による処理は、具体的には、たとえば、パーソナルコンピュータで実行される。具体的には、当該パーソナルコンピュータは、メモリ230の機能、および、プロセッサ210の機能を実現することができる。
なお、HEMS105からの命令(制御信号)のフォーマットは、HEMS105によって制御される機器によって異なる。たとえば、HEMS105は、ブラインドコントローラ104へは有線LANを用いて制御信号を送信する。一方、照明は、ある局面において、ZigBeeに対応する受信インターフェイス116を備えた制御装置を介してON/OFFされるため、HEMS105は、照明106に対しては、ZigBeeを使用して制御信号を送信する。
なお、他の局面において、図7にも示されるように、HEMS105を介さず、制御装置100がブラインド103その他の機器を制御してもよい。HEMS105は、他にも多数のセンサや機器との通信を行っているため、処理の高速化を図るために、単純な機器操作のみの場合には、制御装置100が制御を実行してもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100 制御装置、101a,101b,101c 屋内照度センサ、102a,102b,102c 人感センサ、103 ブラインド、104 ブラインドコントローラ、106 照明、210 プロセッサ、220,221 入力インターフェイス、230 メモリ、240 送信インターフェイス、241 出力インターフェイス、251 モータ、252 アクチュエータ、310,320,330 テーブル。
Claims (7)
- 屋内の照度を検出するための照度センサからの出力を受ける屋内照度入力手段と、
人感センサからの出力を受ける受信インターフェイスと、
前記人感センサの出力として想定される検出結果と、前記検出結果に対応付けられる前記照度センサからの目標出力とを格納するためのメモリと、
前記照度センサからの実際の出力と前記目標出力とに基づいて、屋外から屋内に入る光の量を調整する光量調整装置の開閉を制御するための制御手段とを備える、明るさの制御装置。 - 前記受信インターフェイスは、前記照度センサが取り付けられる場所に対応して取り付けられた人感センサからの出力を受けるように構成されている、請求項1に記載の明るさの制御装置。
- 前記屋内照度入力手段は、複数の照度センサからの各出力を受け、
前記受信インターフェイスは、複数の人感センサからの各出力を受け、
前記制御手段は、前記複数の照度センサからの各出力の平均値が最大となるように、前記光量調整装置を開閉する、請求項2に記載の明るさの制御装置。 - 屋外の照度を検出するための屋外照度センサからの出力を受ける屋外照度入力手段をさらに備え、
前記制御手段は、前記屋外照度センサからの出力に基づいて、前記光量調整装置の開閉量をさらに調整するように構成されている、請求項1〜3のいずれかに記載の明るさの制御装置。 - 暦情報を格納するための記憶手段をさらに備え、
前記制御手段は、前記暦情報に基づいて、前記光量調整装置の開閉量をさらに調整するように構成されている、請求項1〜4のいずれかに記載の明るさの制御装置。 - 前記屋内に取り付けられた照明装置の明るさを制御するためのコントローラに、前記照度センサからの出力を送信するための送信インターフェイスをさらに備える、請求項1〜5のいずれかに記載の明るさの制御装置。
- 請求項1〜6のいずれかに記載の明るさの制御装置と、
前記光量調整装置とを備える、明るさの制御システム。
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2011
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