JP2013084285A - 認証方法及び情報読取装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】情報読取装置(R/W装置)30は、非接触通信によって第1の通信端末装置(携帯電話機)10Aに保存されている情報を読み取り、非接触通信によって第2の通信端末装置(携帯電話機)10Bに保存されている情報を読み取る。情報読取装置30は、第1の通信端末装置10A及び第2の通信端末装置10Bそれぞれから読み取った情報に基づいて各通信端末装置について認証処理を行う。各認証が成功した場合は、第1の通信端末装置10A及び第2の通信端末装置の組合せについて予め決められた所定の認証後動作を実行する。例えば、ペア認証成功の表示を行う。
【選択図】図4
Description
また、請求項2の発明は、請求項1の認証方法において、上記第1の通信端末装置からの情報の読み取りの後、予め設定した所定時間が経過する前に、上記第2の通信端末装置からの情報の読み取りが行われた場合に、上記認証後動作を実行することを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2の認証方法において、上記認証後動作は、上記認証結果を表示する動作であることを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1又は2の認証方法において、上記情報読取装置は施錠機能付き機器に設けられ、上記認証後動作は、上記施錠機能付き機器における鍵を開ける動作であることを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項1又は2の認証方法において、上記認証後動作は、上記第1の通信端末装置の利用者及び第2の通信端末装置の利用者の双方に対する課金の合計を、いずれか一方の通信端末装置の利用者に課金する動作であることを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項6の情報読取装置において、上記制御手段は、上記第1の通信端末装置からの情報の読み取りの後、予め設定した所定時間が経過する前に、上記第2の通信端末装置からの情報の読み取りが行われた場合に、上記認証後動作を実行することを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項6又は7の情報読取装置において、上記制御手段は、上記認証処理後の動作として、上記各通信端末装置の認証結果を表示する動作を実行することを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、請求項6又は7の情報読取装置において、開閉手段と、該開閉手段に施錠する施錠手段とを備え、上記制御手段は、上記認証後動作として、上記施錠手段の鍵を開ける動作を実行することを特徴とするものである。
また、請求項10の発明は、請求項6又は7の情報読取装置において、上記制御手段は、上記認証後動作として、上記第1の通信端末装置の利用者及び第2の通信端末装置の利用者の双方に対する課金の合計を、いずれか一方の通信端末装置の利用者に課金する課金処理を実行することを特徴とするものである。
請求項2及び7の発明では、複数の通信端末装置からの情報の読み取りが所定時間内に行われた場合に認証後動作を実行することにより、後続の通信端末装置からの情報の読み取りが行われずに認証処理及び認証後動作の実行を待っている不安定な状態が長く続くのを回避できる。
請求項3及び8の発明では、複数の通信端末装置について得られた認証結果の表示に基づいて、その複数の通信端末装置の利用者に景品を提供する等の趣向を凝らした認証結果の利用が可能になる。
請求項4及び9の発明では、複数の通信端末装置について認証が成功した場合にのみ施錠機能付き機器の鍵を開けるので、1台の通信端末装置についての認証を利用する場合に比して、施錠機能付き機器におけるセキュリティが向上する。
請求項5及び10の発明では、複数の通信端末装置を情報処理装置に近づけて非接触通信を行うことにより、複数の通信端末装置の利用者に対する課金の合計を、いずれか一方の通信端末装置の利用者に課金するという新規な課金処理を行うことができる。
図1は本実施形態に係る携帯電話機を用いた認証システムの概略構成図である。本実施形態の認証システムは、通信ネットワーク上に設けられた管理サーバ20や、各種飲食店、店舗、イベント会場等に設置された情報読取装置としてのリーダ/ライタ装置(以下、「R/W装置」という。)30等で構成されている。
主制御部110は、MPU(Micro Processing Unit)、RAM、ROM等を備え、所定の基本OSやミドルウェア等のプログラムが実行されることにより、ベースバンド処理部112等の各部を制御したり、ソフトウェア構成上のネイティブプラットフォーム環境やアプリケーション実行環境を構築したりする。
無線通信部111は、例えばシンセサイザ、周波数変換器,高周波増幅器などにより構成され、携帯電話通信網40の基地局41との間で無線通信するための高周波信号処理を実行する。
ベースバンド処理部112は、外部の移動体通信端末やサーバとの間で電話やデータ送受信の通信を行うためのデジタル処理を実行する。このベースバンド処理部112と上記無線通信部111との間はD/A変換器やA/D変換器を介して接続されている。
音入出力部113は、マイク、スピーカ、音信号処理部等で構成されている。マイクから出力されるアナログの音声信号は、音信号処理部でデジタル信号に変換され、主制御部110やベースバンド処理部112等に送られる。スピーカは、音信号処理部でデジタル信号から変換されたアナログ信号が入力され、通話中の音声を出力したり、メールの着信音、電話の呼び出し音、音楽などを出力したりする。なお、スピーカは、通話中の音声を聞くための受話器用スピーカ(レシーバ)と、着信音や音楽などを出力する外部出力用スピーカとを別々に設けて構成してもいいし、これらの受話器用スピーカ及び外部出力用スピーカを兼用するように一つのスピーカで構成してもよい。
表示部114は、LCD(液晶ディスプレイ)等で構成され、主制御部110からの指令に基づいて各種画像を表示する。
操作部115は、データ入力キー(テンキー、*キー、#キー)、通話開始キー、終話キー、スクロールキー、多機能キー等の複数のキーで構成されている。この操作部115は、利用者が通話開始、終話、メニュー選択、画面切り換え等を指示したり情報を入力したりするときに用いられる。
まず、利用者Aが自分の携帯電話機10Aを持ってR/W装置30にかざす。すると、R/W装置30と携帯電話機10Aとの間で非接触通信回線が確立し、R/W装置30が携帯電話機10Aに保存されている認証用情報を読み取る(S101,S102)。R/W装置30は、携帯電話機10Aから読み取った認証用情報に基づいて管理サーバ20と通信して認証処理を実行する。このとき、携帯電話通信網40を介して携帯電話機10Aと管理サーバ20との間で通信を行い、携帯電話機10Aから管理サーバ20へ送信した情報を、上記認証処理に用いるようにしてもよい。
また、本実施形態によれば、2台の携帯電話機10A、10Bからの認証用情報の読み取りが所定時間内に行われた場合に、上記認証後動作を実行することにより、後続の携帯電話機10Bからの情報読み取りが行われずに認証処理及び認証後動作の実行を待っている不安定な状態が長く続くのを回避できる。
20 管理サーバ
30 R/W装置
31 非接触通信モジュール
32 表示部
34 主制御部
35 パーソナルコンピュータ
40 携帯電話通信網
また、請求項2の発明は、請求項1の認証方法において、第1の通信端末装置の利用者が第1の通信端末装置を操作して第1の通信端末装置の利用者と第2の通信端末装置の利用者のそれぞれに対する課金の会計を第1の通信端末装置の利用者が支払うことを意味する識別子が第1の通信端末装置に設定されるステップを更に含み、上記情報読取装置が、第1の通信端末装置及び第2の通信端末装置それぞれの認証に成功し、且つ、第1の通信端末装置に上記識別子が設定されていた場合に、第1の通信端末装置の利用者に第1の通信端末装置の利用者及び第2の通信端末装置の利用者のそれぞれの会計を課金することを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2の認証方法において、上記情報読取装置が、非接触通信によって第1の通信端末装置に保存されている情報と第2の通信端末装置に保存されている情報とを読み取り、第1の通信端末装置及び第2の通信端末装置それぞれから読み取った情報に基づいて各通信端末装置について認証処理を行うことを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項3の認証方法において、上記第1の通信端末装置からの情報の読み取りの後、予め設定した所定時間が経過する前に、上記第2の通信端末装置からの情報の読み取りが行われた場合に、上記課金を実行することを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項5の情報読取装置において、第1の通信端末装置及び第2の通信端末装置それぞれの認証に成功し、且つ、第1の通信端末装置の利用者が第1の通信端末装置を操作して第1の通信端末装置の利用者と第2の通信端末装置の利用者のそれぞれに対する課金の会計を第1の通信端末装置の利用者が支払うことを意味する識別子が第1の通信端末装置に設定されていた場合に、第1の通信端末装置の利用者に第1の通信端末装置の利用者及び第2の通信端末装置の利用者のそれぞれの会計を課金することを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項5又は6の情報読取装置において、上記第1の通信端末装置に保存されている情報と上記第2の通信端末装置に保存されている情報とを非接触通信によって読み取り、第1の通信端末装置及び第2の通信端末装置それぞれから読み取った読取情報に基づいて各通信端末装置の認証を行うことを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項7の情報読取装置において、上記制御手段は、上記第1の通信端末装置からの情報の読み取りの後、予め設定した所定時間が経過する前に、上記第2の通信端末装置からの情報の読み取りが行われた場合に、上記課金を実行することを特徴とするものである。
請求項4及び8の発明では、第1の通信端末装置及び第2の通信端末装置それぞれからの情報の読み取りが所定時間内に行われた場合に上記課金を実行することにより、第1の通信端末装置及び第2の通信端末装置のうち後続の通信端末装置からの情報の読み取りが行われずに認証処理及び課金の実行を待っている不安定な状態が長く続くのを回避できる。
Claims (10)
- 情報読取装置と該情報読取装置に近づけた通信端末装置との間で非接触通信を行うことにより、該情報読取装置が該通信端末装置に保存されている情報を読み取り、該通信端末装置について認証を行う認証方法であって、
上記情報読取装置が、非接触通信によって第1の通信端末装置に保存されている情報を読み取るステップと、
上記情報読取装置が、非接触通信によって第2の通信端末装置に保存されている情報を読み取るステップと、
上記情報読取装置が、第1の通信端末装置及び第2の通信端末装置それぞれから読み取った情報に基づいて各通信端末装置について認証処理を行い、各認証が成功した場合に、第1の通信端末装置及び第2の通信端末装置の組合せについて予め決められた所定の認証後動作を実行するステップと、
を含むことを特徴とする認証方法。 - 請求項1の認証方法において、
上記第1の通信端末装置からの情報の読み取りの後、予め設定した所定時間が経過する前に、上記第2の通信端末装置からの情報の読み取りが行われた場合に、上記認証後動作を実行することを特徴とする認証方法。 - 請求項1又は2の認証方法において、
上記認証後動作は、上記各通信端末装置の認証結果を表示する動作であることを特徴とする認証方法。 - 請求項1又は2の認証方法において、
上記情報読取装置は施錠機能付き機器に設けられ、
上記認証後動作は、上記施錠機能付き機器における鍵を開ける動作であることを特徴とする認証方法。 - 請求項1又は2の認証方法において、
上記認証後動作は、上記第1の通信端末装置の利用者及び第2の通信端末装置の利用者の双方に対する課金の合計を、いずれか一方の通信端末装置の利用者に課金する動作であることを特徴とする認証方法。 - 通信端末装置との間で非接触通信を行うことにより該通信端末装置に保存されている情報を読み取って該通信端末装置について認証を行う情報読取装置であって、
第1の通信端末装置及び第2の通信端末装置との間で非接触通信を行う通信手段と、
上記第1の通信端末装置に保存されている情報と上記第2の通信端末装置に保存されている情報とを非接触通信によって読み取り、第1の通信端末装置及び第2の通信端末装置それぞれから読み取った読取情報に基づいて各通信端末装置の認証を行い、上記第1の通信端末装置及び第2の通信端末装置の認証がいずれも成功した場合に、それらの通信端末装置の組合せについて予め決められた所定の認証後動作を実行する制御手段手段と、
を備えたことを特徴とする情報読取装置。 - 請求項6の情報読取装置において、
上記制御手段は、上記第1の通信端末装置からの情報の読み取りの後、予め設定した所定時間が経過する前に、上記第2の通信端末装置からの情報の読み取りが行われた場合に、上記認証後動作を実行することを特徴とする情報読取装置。 - 請求項6又は7の情報読取装置において、
上記制御手段は、上記認証処理後の動作として、上記各通信端末装置の認証結果を表示する動作を実行することを特徴とする情報読取装置。 - 請求項6又は7の情報読取装置において、
開閉手段と、該開閉手段に施錠する施錠手段とを備え、
上記制御手段は、上記認証後動作として、上記施錠手段の鍵を開ける動作を実行することを特徴とする情報読取装置。 - 請求項6又は7の情報読取装置において、
上記制御手段は、上記認証後動作として、上記第1の通信端末装置の利用者及び第2の通信端末装置の利用者の双方に対する課金の合計を、いずれか一方の通信端末装置の利用者に課金する課金処理を実行することを特徴とする情報読取装置。
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