JP2013083391A - 空気調和機の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】切り忘れ防止で時間帯電灯契約の電力量料金体系に沿った適切な条件で自動停止を行なう空気調和機を提供する。
【解決手段】時間帯毎に電気代単価を設定する設定手段と、時刻を計時する計時手段と、各時間帯区分における電気代単価が高いほど短かい時間に設定された運転自動停止時間を記憶する記憶手段と、空気調和機の運転開始時の時間帯の運転自動停止時間を前記記憶手段より読出し、運転自動停止時間経過後に空気調和機の運転を停止させる切り忘れタイマ手段と、前記計時手段が前記区分した時間帯が切換わったか否かを判定する時間帯切換わり判定手段と、時間帯が切換わったと判定したとき前記切り忘れタイマ手段による運転停止するまでの残りの時間と切換わり後の時間帯の運転自動停止時間のうちの短い方の時間を運転自動停止時間として切り忘れタイマ手段にセットする切り忘れタイマ再設定手段とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、時間帯電灯契約で電気を使用している需要者が空気調和機を切り忘れたときに作動して長時間の無駄な運転を防止するための切り忘れタイマ機能を有する空気調和機の制御装置に関するものである。
電力会社が定めている電気代単価(電力量料金)は、時間帯に関係なく一定の料金の「従量電灯」契約と、時間帯によって料金が変わる「時間帯電灯」契約とがある。
電気温水器などを利用している需要者の多くは後者の時間帯電灯契約を利用して、電気代が割安な夜間に電気温水器の湯沸しをすることで電気代を節約している。
時間帯電灯契約の電気代単価は、例えば、23時〜7時の夜間は約9円/kWh、7時〜10時及び17時〜23時の朝夕は約23円/kWh、10時〜17時の昼間は夏季約31円/kWh、夏季以外約28円/kWhのように設定されており、従量電灯契約の電気代単価は時間帯に関係なく約22円/kWhに設定されている。
なお、この電気代単価の時間帯の区分けや料金は電力会社によって若干違っている。
時間帯電灯契約は、前述のように夜間の電気代単価が通常の半額以下と極めて割安な反面、昼間は約1.5倍と割高であって、昼間、特に夏季の昼間に空気調和機の運転を切り忘れて外出などをしてしまうと割高な電気代単価で長時間運転することになり、1日の合計では従量電灯契約よりも割高になってしまうことがある。
このような切り忘れ防止のために、次のような自動運転停止機能を有する空気調和機がある。
図5は、従来の空気調和機(エアコン)の切り忘れ防止のための自動運転停止機能を示すフローチャートである(特許文献1)。
このフローチャートによれば、ステップ198でリモコンの処理を開始すると、ステップ200でエアコンが運転を開始したか否かを確認し、エアコンが運転を開始する(Y)とステップ202へ移行して切り忘れタイマをリセット/スタートすることにより、リモコンの非操作時間tの計測を開始してステップ204に移行する。エアコンが運転を開始していない(N)とステップ214に移行して終了する。
ステップ204では、リモコンの操作がなされ、操作部から操作信号が入力されたか否かの確認を行なう。操作信号が入力されたとき(Y)は室内に人がいるということで、エアコンは切り忘れた状態ではないと判断してステップ202へ戻り、再度、切り忘れタイマをリセット/スタートさせてリモコンの非操作時間tの計測を開始する。操作信号が入力されないとき(N)は、ステップ206に移行する。
ステップ206では、エアコンが停止しているか否かの確認を行なう。例えば、前回の操作信号が運転を停止させる信号であって、エアコンが停止している(Y)ときはステップ208へ移行して切り忘れタイマを停止させてこのフローを終了する。エアコンが停止していないとき(N)にはステップ210へ移行する。
ステップ210では、切り忘れタイマによって計測している非操作時間tを予め設定されている設定時間Tと比較し、非操作時間tが設定時間Tに達したか否かを判定する。
ここで、エアコンが設定時間T(例えば12時間以上)操作されなかった場合は、室内に誰もいない状態でエアコンが運転されていると判断する。
このため、ステップ210で非操作時間tが設定時間T(例えば前述の12時間)を越えたと判定されたとき(Y)にはステップ212へ移行して、停止を指示する操作信号を出力してエアコンの運転を停止したのち、ステップ208へ移行して切り忘れタイマを停止させてこのフローを終了する。ステップ210において、非操作時間tが設定時間Tを越えていないとき(N)にはステップ204へ戻る。
以上のように、最後にリモコン操作を行なってからの非操作時間tが設定時間Tを越えたときに室内に誰もいないものと判定してエアコンの運転を停止し、切り忘れたり、予約タイマがセットされているのを忘れてしまったりしても自動的に運転を停止する。
特開平10−96548号公報。
以上のエアコンは、操作がないままに長時間の連続運転をしている場合に誰もいないものと判断して運転を停止させるものであるが、常に単一の設定条件の下でのみ停止するので、前述の時間帯電灯の契約で電気を使用している環境下では、その条件は適切とは限らないという問題点があった。例えば、朝の電気代単価の安い時間帯に空気調和機の運転を開始し、運転を切り忘れて出勤などで外出してしまった場合、従来のエアコンでは、長時間操作がないと運転停止しないため、朝の時間帯から電気代単価が高い昼の時間帯なっても運転をし続けて、電気代が高くついてしまうという問題が生じる場合があった。また、操作がないと判断する時間を短くしたとしても、判断する時間が一定のため、電気代単価が高い昼の時間帯に移っても運転をし続けてしまう可能性があるため電気代単価が比較的安い朝の時間帯より電気代が高くついてしまう問題が残る。
本発明は、上述のような問題点に鑑みなされたもので、時間帯電灯契約の電力量料金体系に沿った適切な条件で切り忘れたときの運転停止機能を有する空気調和機の制御装置を提供することを目的とするものである。
本発明の請求項1は、リモコンからの操作信号に基づいて運転される空気調和機において、1日を複数に区分した時間帯毎に電気代単価を設定する設定手段と、時刻を計時する計時手段と、時間帯毎の運転自動停止時間で各時間帯区分における電気代単価が高いほど短かい時間に設定された運転自動停止時間を記憶する記憶手段と、空気調和機の運転開始時の時間帯の運転自動停止時間を前記記憶手段より読出し、運転自動停止時間経過後に空気調和機の運転を停止させる切り忘れタイマ手段と、前記計時手段が計時した時刻から前記区分した時間帯が切換わったか否かを判定する時間帯切換わり判定手段と、この時間帯切換わり判定手段で時間帯が切換わったと判定したとき、前記切り忘れタイマ手段による運転停止するまでの残りの時間と切換わり後の時間帯の運転自動停止時間のうちの短い方の時間を運転自動停止時間として切り忘れタイマ手段にセットし切り忘れタイマ手段を再作動させる切り忘れタイマ再設定手段とを備えたことを特徴とする空気調和機の制御装置である。
本発明の請求項2は、請求項1の発明において、リモコンの操作信号が入力されたか否かを検出する操作信号検出手段と、前記操作信号検出手段で操作信号が検出されたときに前記切り忘れタイマ手段の計時をリセットし切り忘れタイマ手段を再作動させる信号入力判定手段とを具備してなるものである。
請求項1記載の発明によれば、リモコンからの操作信号に基づいて運転される空気調和機において、1日を複数に区分した時間帯毎に電気代単価を設定する設定手段と、時刻を計時する計時手段と、時間帯毎の運転自動停止時間で各時間帯区分における電気代単価が高いほど短かい時間に設定された運転自動停止時間を記憶する記憶手段と、空気調和機の運転開始時の時間帯の運転自動停止時間を前記記憶手段より読出し、運転自動停止時間経過後に空気調和機の運転を停止させる切り忘れタイマ手段と、前記計時手段が計時した時刻から前記区分した時間帯が切換わったか否かを判定する時間帯切換わり判定手段と、この時間帯切換わり判定手段で時間帯が切換わったと判定したとき、前記切り忘れタイマ手段による運転停止するまでの残りの時間と切換わり後の時間帯の運転自動停止時間のうちの短い方の時間を運転自動停止時間として切り忘れタイマ手段にセットし切り忘れタイマ手段を再作動させる切り忘れタイマ再設定手段とを備えたもので、従来、運転自動停止時間がひとつだったのに対し、時間帯電灯契約の電気代単価が高い時間帯ほど空気調和機の自動停止時間を短く設定できることで、時間帯電灯契約の電気代単価が高い昼の時間帯に空気調和機の運転を開始して切り忘れた場合でも空気調和機の運転を自動停止するまでの時間も短くできるため、無駄な電力料金を抑えることができるという効果を有する。また、電気代単価が上がる時間帯に切り換わったときに、切り忘れタイマの残り時間と新たな時間帯の切り忘れ自動停止時間を比較し切り忘れタイマの残り時間が短ければ切り忘れタイマの残り時間で運転し、長ければ切り忘れ自動停止時間で切り忘れタイマを作動するようにしたので、電気代単価の高い時間帯に切り換わった時の電気料金を抑える効果が更に大きいという効果を有する。
本発明の請求項2は、リモコンの操作信号が入力されたか否かを検出する操作信号検出手段と、前記操作信号検出手段で操作信号が検出されたときに前記切り忘れタイマ手段の計時をリセットし切り忘れタイマ手段を再作動させる信号入力判定手段とを具備しているので、操作信号の入力をもってして人が在室していることを判定し、作動中の切り忘れタイマの時間をリセットして再作動させるので、切り忘れタイマによる運転停止後の運転開始操作の手間が省けるという効果を有する。また、電気代単価が高い時間帯に在室していて、切り忘れタイマ手段による運転停止時間が短いことで電気代を抑制する意識が高められる。
本発明による空気調和機の制御装置の処理を説明するフローチャートである。 本発明による空気調和機の制御装置を備えた空気調和機のブロック図である。 図2におけるリモコンの操作ボタンの例の正面図である。 リモコンの表示部に表示された画面を示すもので、(a)は機能設定画面を示す図、(b)は電気代単価設定における契約形態の選択画面を示す図、(c)は電気代単価設定の選択された契約形態毎に電気代単価を設定する画面を示す図である。 従来のエアコンの切り忘れ自動停止機能を示すフローチャートである。
リモコンからの操作信号に基づいて運転される空気調和機において、1日を複数に区分した時間帯毎に電気代単価を設定する設定手段と、時刻を計時する計時手段と、時間帯毎の運転自動停止時間で各時間帯区分における電気代単価が高いほど短かい時間に設定された運転自動停止時間を記憶する記憶手段と、空気調和機の運転開始時の時間帯の運転自動停止時間を前記記憶手段より読出し、運転自動停止時間経過後に空気調和機の運転を停止させる切り忘れタイマ手段と、前記計時手段が計時した時刻から前記区分した時間帯が切換わったか否かを判定する時間帯切換わり判定手段と、この時間帯切換わり判定手段で時間帯が切換わったと判定したとき、前記切り忘れタイマ手段による運転停止するまでの残りの時間と切換わり後の時間帯の運転自動停止時間のうちの短い方の時間を運転自動停止時間として切り忘れタイマ手段にセットし切り忘れタイマ手段を再作動させる切り忘れタイマ再設定手段とからなる。
次に、本発明の空気調和機の制御装置の実施例を図面に基づいて説明する。
図2は本発明の運転を切り忘れたときに運転を自動的に停止させる切り忘れタイマ手段を備えた空気調和機を示すブロック図で、室内機1と室外機2からなる空気調和機本体と、操作用のリモコン3で構成される。
前記室内機1には、この室内機1の各部及び室外機2を制御する制御部4が設けられている。この制御部4には、リモコン3からの操作信号を受信するリモコン受信部5、制御部4からの制御信号によりリセット、計時のスタートを行なうタイマ部6、空気調和機の制御に関わるプログラムやデータを記憶するとともに、後述する時間帯電灯契約の時間帯の区分や切り忘れタイマの設定時間などのデータを記憶する記憶部7、制御部4からの制御信号を室外機2に送信するとともに、室外機2からの運転情報を受信して制御部にその情報を送る通信部8、制御部4からの制御信号に基づいてユーザーに各種の情報を報知する報知部9、制御部4からの制御信号に基づいて室外機2と協働して実際の空調動作を行なう運転部10が接続されている。また、図に表示していないが、時間帯が切換わったか否かを判定する時間帯切換わり判定手段と切り忘れタイマ手段を再作動させる切り忘れタイマ再設定手段と操作信号検出手段は、制御部4に含まれている。
前記タイマ部6は、時間を計時するタイマを用いて設定時間経過後に空気調和機の運転を停止させる切り忘れタイマ手段6aと時刻を計時する計時手段である時計6bとからなる。
前記リモコン3は、ユーザーの操作に従って各部の制御を行なうリモコン制御部11、リモコン3の制御に関わるプログラムやデータを記憶するとともに空気調和機の現在の設定値等を記憶する記憶部12、ユーザーの操作を受け入れる操作キー部13、各種の情報をユーザーに表示する表示部14、ユーザーの操作に従って操作信号を室内機1のリモコン受信部5に送信する送信部15からなる。
次に、図3及び図4に基づいてリモコン3の構成について説明する。
図3はリモコン3の正面図を示すもので、上方に配置された表示部14と下方に配置された操作キー部13とからなり、前記表示部14はドットマトリクス液晶パネル等から構成されている。
操作キー部13の上方中央には、空気調和機の運転を開始及び停止するための運転/停止ボタン23が配置され、上方左側には冷房・暖房・送風・除湿などの運転モードを切換える運転切換ボタン24、就寝時などに停止時間を簡便に設定するおやすみタイマボタン25、設定風量を増減させる風量ボタン26が配置され、上方右側には設定温度を上下させる温度ボタン28、運転開始時間や停止時間の詳細な設定を開始するタイマボタン29が配置され、前記運転/停止ボタン23の下側には、風向の設定を行なう風向ボタン27が配置されている。
操作キー部13の上下方向中央よりやや下側には、種々の設定等を行なう機能設定モード(後述する)を開始するための機能ボタン30が配置され、下方の中央には、機能設定モード中に表示部14に表示された画面を操作するための上ボタン31、下ボタン32、左ボタン33、右ボタン34が配置され、右側には上下左右ボタン31、32、33、34で選択された項目を選択決定する確定ボタン35、及び選択決定された項目を取り消したり機能設定モードの前画面に戻ったりする取消ボタン36が配置されている。
次に以上の構成による空気調和機の制御及び作用について、図1乃至図4に基づいて説明する。
まず、リモコン3の機能設定モードによる機能の一部である時間帯電灯契約における電気代単価を設定する機能について説明する。
リモコン3の表示部14には、空気調和機が停止しているときは何も表示されず、運転しているときは、現在時刻、設定されている運転モード、おやすみタイマの設定状況、設定されている風量・風向・温度、タイマの設定状況などが表示され(図示せず)ている。
リモコン3の機能ボタン30を押すと、空気調和機の運転状況に関わらず、図4(a)に示すように、機能設定モードの画面に切換わり、モード表示領域41に「機能設定」が表示される。設定領域42に選択可能な設定項目と現在の設定値が「電気代単価:終日」、「省エネ:切」、「自動パワフル:入」などと表示され、現在選択されている項目がカーソル(枠)で囲まれて表示される。下段の第1ガイダンス領域43に操作可能なボタンとして、カーソルを移動する上ボタン31、下ボタン32、確定ボタン35と取消ボタン36が表示される。その上の第2ガイダンス領域44に選択中の設定項目の簡単な説明が表示される。
この画面から上ボタン31、下ボタン32を押して設定したい項目、例えば「電気代単価:終日」にカーソルを合わせて確定ボタン35を押す。なお、機能設定をやめるときには、取消ボタン36を押すと元の画面に戻る。
図4(a)において、「電気代単価:終日」を選択すると、図4(b)に示すように、電力量料金の契約形態を選択する画面に切換り、モード表示領域41に「電気代単価設定」が表示され、設定領域42に従量電灯契約の「終日」、時間帯電灯契約の夜間と昼間で料金が異なる場合の「昼・夜」及び「昼・夜・朝夕」が表示される。
時間帯電灯契約が「昼・夜・朝夕」の場合の電気代単価を設定するには、この画面から上ボタン31又は下ボタン32を押して、カーソルを「昼・夜・朝夕」に合わせて確定ボタン35を押す。なお、電気代単価設定をやめるときには、取消ボタン36を押すと図4(a)の「機能設定」画面に戻る。
「昼・夜・朝夕」を選択すると、図4(c)に示すように、時間帯電灯契約の時間帯区分とそれぞれの区分における単価を設定する画面に切換り、モード表示領域41に操作キー部13により選択した「電気代単価設定」のモード名が表示され、設定領域42に「昼」、「夜」、「朝夕」の時間帯区分と単価を入力するそれぞれのフィールドが表示される。
第1ガイダンス領域43に操作可能なボタンとして、フィールドを移動する左ボタン33、右ボタン34、設定値を変更する上ボタン31、下ボタン32と確定ボタン35、取消ボタン36が表示される。
この画面で左ボタン33、右ボタン34を押して設定値を変更するフィールドにカーソルを合わせ、上ボタン31で値を増加させ、下ボタン32で減少させる。
設定値を変更したら確定ボタン35を押して変更した値を確定させる。
なお、設定値の入力をやめるときには取消ボタン36を押すと変更した値を破棄して図4(b)の画面に戻る。
この例では、前述のとおり、昼;10:00〜17:00;31円/kWh、夜;23:00〜7:00;9円/kWh,朝夕;上記以外;23円/kWhに設定したものとする。
また、前記室内機1の記憶部7には、各時間帯区分に応じた切り忘れ自動停止時間Tが記憶され、この切り忘れ自動停止時間Tは、電気代単価の高い時間帯はできるだけ短く設定し、電気代単価の低い時間帯は長く設定する。
以下の例では、時間帯毎の切り忘れ自動停止時間Tを各時間帯区分の電気代単価に略反比例にして、昼の時間帯を60分とすると、朝夕が約81分、夜が約207分に設定している。
次に以上のように、機能設定、電気代単価設定を行い、リモコン3の記憶部12にデータを記憶した後の本発明による空気調和機の制御及び作用について図1のフローチャートに基づいて説明する。
(S1)リモコン3からの運転開始信号を室内機1に送り、空気調和機の運転を開始する。このとき、リモコン3の操作キー部13で設定され、記憶部12に記憶されたデータが室内機1の記憶部7に送られる。
(S2)制御部4は、時計6bの時刻から現在の時間帯の電気代単価V0を記憶部7から取得する。
(S3)制御部4は、同時に記憶部7に予め記憶された各時間帯区分に応じた切り忘れ自動停止時間Tから現在の時間帯の切り忘れ自動停止時間T0を取得する。
(S4)切り忘れタイマ手段6aに(S3)で取得した自動停止時間T0をセットして運転部10により室内機1をスタートする。このとき、冷房暖房の運転モード、温度、風量等の自動停止時間以外の通常の運転条件は全て設定済とする。
(S5)リモコン3の操作キー部13から操作信号の入力があると、リモコン3から室内機1に送られ、制御部4で操作信号を検出し、操作信号の入力があったことを検出したとき(S5−Yes)は室内に操作する人がいると判断して(S6)に移行し、検出しないとき(S5−No)は室内に人がいないか切換等の操作不要とみなして(S7)に移行する。
(S6)操作信号が室内機1の操作信号か運転停止信号かを判定し、運転停止信号であったとき(S6−Yes)は(S15)に移行して空気調和機の運転を停止する。運転停止信号でないとき(S6−No)は(S4)に移行して、切り忘れタイマ手段6aを切り忘れ自動停止時間T0にリセットして再びスタートする。
(S7)(S5)で操作信号がなければ、時計6bの時刻と区分した時間帯とを比較して現在の時間帯を判断して、時間帯が切り換わる時刻になったとき(S7−Yes)は(S8)に移行し、時間帯が切り換わらないとき(S7−No)は(S14)に移行し、切り忘れタイマ手段6aがタイムアップするまで(S5)(S7)(S14)のループを繰り返す。
(S8)(S7)で切り換わる時刻になったとき(S7−Yes)は、現在の時間帯の電気代単価V1を記憶部7から取得する。
(S9)同時に現在の時間帯の切り忘れ自動停止時間T1を記憶部7から取得する。
(S10)元の電気代単価V0と現在のV1を比較して電気代単価が上がったか否かを判定する。夜から朝へ、又は朝から昼へのように、電気代単価が上がったとき(S10−Yes)は(S11)に移行する。上がっていないとき(S10−No)は(S12)に移行する。
(S11)切り忘れタイマ手段6aの残り時間と(S9)で取得した電気代単価が上がったときの現在の切り忘れ自動停止時間T1とを比較し、切り忘れタイマの残り時間の方が現在の切り忘れ自動停止時間T1より短いとき(S11−Yes)は(S14)に移行し、切り忘れタイマ手段6aの残り時間の方が短くないとき(S11−No)は(S13)に移行する。
(S12)(S10)で電気代単価が下がっているときは、切り忘れタイマ手段6aの残りの自動停止時間が長くなることはないので、残りの自動停止時間をそのままにして運転するか、又は残り時間を少し長くするなどの時間を変更しても良い。
(S13)(S11)で切り忘れタイマ手段6aの残時間が切り忘れタイマに(S9)で取得した新しい切り忘れ自動停止時間T1より長ければ、その時間をセットして再スタートする。
(S14)切り忘れタイマ手段6aがタイムアップしたか否かを判定し、タイムアップしていないとき(S14−No)は(S5)に戻り、タイムアップしたとき(S14−Yes)は(S15)に移行する。
(S15)空気調和機の運転を停止する。
(S16)処理を終了する。
次に、具体的な時間をもって説明する。
時間帯区分が朝夕の範囲内である9時45分に空気調和機の運転を開始し、切り忘れて外出した場合の作用・処理について説明する。
空気調和機の運転を開始(S1)すると、(S2)で取得した運転開始時の電気代単価V0=23円/kWhと、切り忘れタイマ手段6aに(S3)で取得した切り忘れ自動停止時間T0=81分をセットしてスタート(S4)する。
室内機1の運転中にリモコン3などから操作信号が入力されると(S5)の判定がYesとなり、その操作信号が空気調和機の運転停止信号であったときには(S6)の判定がYesとなって(S15)に移行して空気調和機の運転を停止(S15)させ、処理を終了(S16)する。
モード変更などであって運転停止信号でなかったときには、(S6)の判定がNoとなって(S4)に移行して再度切り忘れタイマ手段6aに切り忘れ自動停止時間T0=81分をセットして再びスタート(S4)する。つまり、操作信号が入力されたことにより、人が在室中であって切り忘れた状態ではないと判断して切り忘れ自動停止時間をT0(81分)にリセットする。
時間帯区分が切り換わる時刻である10時までは、前述した(S5)の操作信号の入力の判定と(S14)の切り忘れタイマ手段6aのタイムアップの判定のループを繰り返し、切り忘れタイマ手段6aがタイムアップすると空気調和機の運転を停止(S15)させて処理を終了(S16)する。但し、9時45分に運転を開始した場合は、時間帯が切り換わる時刻である10時までは15分であり、切り忘れタイマ手段6aにセットされた切り忘れ自動停止時間の残りは最短でも81−15=66分あるので、昼間の時間帯区分に切り換わる前に切り忘れタイマ手段6aがタイムアップすることはない。
時間帯区分が昼間に切り換わる10時に達すると(S7)の判定がYesとなり、以下の処理を開始する。
昼間の電気代単価V1=31円/kWhと昼間の切り忘れ自動停止時間T1=60分を取得(S8)(S9)し、電気代単価V0とV1とを比較して上がったか否かを判定(S10)する。電気代単価が上がっているので、切り忘れタイマ手段6aの残り時間(66分)と昼間の切り忘れ自動停止時間T1(60分)を比較(S11)し、残り時間が昼間の切り忘れ自動停止時間T1より長い(S11−No)ので、残り時間(66分)に代えて切り忘れタイマ手段6aに昼間の切り忘れ自動停止時間T1(60分)をセットしてスタート(S13)する。
再度時間帯区分が切り換わる時刻(17時)までは、前述した操作信号の入力の判定(S5)と切り忘れタイマ手段6aのタイムアップの判定(S14)のループを繰り返し、操作信号が入力されない限り(S14)でセットした時間が切り忘れタイマ手段6aでタイムアップすると(S15)で空気調和機の運転を停止し、終了(S16)する。前記(S5)で操作信号が入力されると、その度に切り忘れ自動停止時間を切り忘れタイマ手段6aにセットし、切り忘れタイマ手段6aがタイムアップすると空気調和機の運転を停止(S15)させて処理を終了(S16)する。つまり、切り忘れ自動停止時間を経過すれば操作信号が入力されない限り、人が在室せず切り忘れた状態であると判断して空気調和機の運転を停止する。
次に、時間帯区分が朝夕の範囲内である9時に空気調和機の運転を開始し、切り忘れて外出した場合の作用・処理について説明する。
10時に電気代単価が上がるので、切り忘れタイマ手段6aの残り時間(81−60=21分)と昼間の切り忘れ自動停止時間T1(60分)を比較(S11)し、切り忘れタイマ手段6aの残り時間がT1より短い(S11−Yes)ので、切り忘れタイマの残り時間21分をそのままにして(S14)に移行する。
再度時間帯区分が切り換わる時刻(17時)までは、T1の設定時間(60分)以内に操作信号が入力される度に前述した操作信号の入力の判定(S5)と切り忘れタイマ手段6aのタイムアップの判定(S14)のループを繰り返し、切り忘れタイマ手段6aの残り時間を切り忘れ自動停止時間(60分)にセットし、切り忘れタイマ手段6aがタイムアップすると室内機1を停止(S15)させて処理を終了する。
上述のように、空気調和機の運転を9時45分に開始したときには、途中で操作信号の入力がなかったものとすると、切り忘れタイマ手段6aが11時にタイムアップして空気調和機の運転が停止される。
これに対して、9時に運転を開始したときには、10時21分に運転が停止される。
次に、時間帯区分が昼の範囲内である16時30分に空気調和機の運転を開始した場合の作用・処理について説明する。但し、時間帯区分が切り換わり、電気代単価V0とV1を比較(S10)するまでの処理については前述の9時30分に開始したときと同じなので説明を省略する。
(S10)で電気代単価を比較して電気代単価が下がっている(S10−No)ので、(S12)に移行して切り忘れタイマの残り時間(60−30=30分)をそのままにして(S14)に移行する。
再度時間帯区分が切り換わる時刻(23時)までは、T1の設定時間(81分)以内に操作信号が入力される度に前述した操作信号の入力の判定(S5)と切り忘れタイマ手段6aのタイムアップの判定(S14)のループを繰り返し、切り忘れタイマ手段6aの残り時間を切り忘れ自動停止時間(81分)にセットし、切り忘れタイマ手段6aがタイムアップすると空気調和機を停止(S15)させて処理を終了する。
以上のように、時間帯電灯契約の電気代単価が高い時間帯ほど空気調和機の自動停止時間を短く設定できることで、時間帯電灯契約の電気代単価が高い昼の時間帯に空気調和機の運転を開始して切り忘れた場合でも空気調和機の運転を自動停止するまでの時間が短いため、無駄な電力料金を抑えることができる。
また、運転中に時間帯区分が切り換わって電気代単価が上がったときには、切り忘れタイマの残り時間と切り換わったあとの新しい時間帯の切り忘れ自動停止時間とを比較して短い時間の方を切り忘れタイマにセットするので、更に電気料金を抑えられる。
1…室内機、2…室外機、3…リモコン、4…室内機の制御部、5…リモコン受信部、6…タイマ部、6a…切り忘れタイマ手段、6b…時計、7…記憶部、8…通信部、9…報知部、10…運転部、11…リモコンの制御部、12…リモコンの記憶部、13…操作キー部、14…表示部、15…送信部、23…運転/停止ボタン、24…運転切換ボタン、25…おやすみボタン、26…風量ボタン、27…風向ボタン、28…温度ボタン、29…タイマボタン、30…機能ボタン、31…上ボタン、32…下ボタン、33…左ボタン、34…右ボタン、41…タイトル領域、42…設定領域、43…第1ガイダンス領域、44…第2ガイダンス領域。

Claims (2)

  1. リモコンからの操作信号に基づいて運転される空気調和機において、
    1日を複数に区分した時間帯毎に電気代単価を設定する設定手段と、
    時刻を計時する計時手段と、
    時間帯毎の運転自動停止時間で各時間帯区分における電気代単価が高いほど短かい時間に設定された運転自動停止時間を記憶する記憶手段と、
    空気調和機の運転開始時の時間帯の運転自動停止時間を前記記憶手段より読出し、運転自動停止時間経過後に空気調和機の運転を停止させる切り忘れタイマ手段と、
    前記計時手段が計時した時刻から前記区分した時間帯が切換わったか否かを判定する時間帯切換わり判定手段と、
    この時間帯切換わり判定手段で時間帯が切換わったと判定したとき、前記切り忘れタイマ手段による運転停止するまでの残りの時間と切換わり後の時間帯の運転自動停止時間のうちの短い方の時間を運転自動停止時間として切り忘れタイマ手段にセットし切り忘れタイマ手段を再作動させる切り忘れタイマ再設定手段とを備えたことを特徴とする空気調和機の制御装置。
  2. リモコンの操作信号が入力されたか否かを検出する操作信号検出手段と、
    前記操作信号検出手段で操作信号が検出されたときに前記切り忘れタイマ手段の計時をリセットし切り忘れタイマ手段を再作動させることを特徴とする請求項1記載の空気調和機の制御装置。
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