JP2013081776A - トランスデューサ支持体アセンブリを備えた外科用器具 - Google Patents

トランスデューサ支持体アセンブリを備えた外科用器具 Download PDF

Info

Publication number
JP2013081776A
JP2013081776A JP2012223856A JP2012223856A JP2013081776A JP 2013081776 A JP2013081776 A JP 2013081776A JP 2012223856 A JP2012223856 A JP 2012223856A JP 2012223856 A JP2012223856 A JP 2012223856A JP 2013081776 A JP2013081776 A JP 2013081776A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
transducer
drum
support assembly
surgical instrument
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012223856A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6257886B2 (ja
Inventor
Kip M Rupp
キップ・エム・ラップ
Sora Rhee
ソラ・リー
Samantha L Sheets
サマンサ・エル・シーツ
Daniel J Mumaw
ダニエル・ジェイ・ミューモー
Craig T Davis
クレイグ・ティー・デイビス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ethicon Endo Surgery Inc
Original Assignee
Ethicon Endo Surgery Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ethicon Endo Surgery Inc filed Critical Ethicon Endo Surgery Inc
Publication of JP2013081776A publication Critical patent/JP2013081776A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6257886B2 publication Critical patent/JP6257886B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/32Surgical cutting instruments
    • A61B17/320068Surgical cutting instruments using mechanical vibrations, e.g. ultrasonic
    • A61B17/320092Surgical cutting instruments using mechanical vibrations, e.g. ultrasonic with additional movable means for clamping or cutting tissue, e.g. with a pivoting jaw
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/28Surgical forceps
    • A61B17/29Forceps for use in minimally invasive surgery
    • A61B2017/2926Details of heads or jaws
    • A61B2017/2927Details of heads or jaws the angular position of the head being adjustable with respect to the shaft
    • A61B2017/2929Details of heads or jaws the angular position of the head being adjustable with respect to the shaft with a head rotatable about the longitudinal axis of the shaft
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/32Surgical cutting instruments
    • A61B17/320068Surgical cutting instruments using mechanical vibrations, e.g. ultrasonic
    • A61B17/320092Surgical cutting instruments using mechanical vibrations, e.g. ultrasonic with additional movable means for clamping or cutting tissue, e.g. with a pivoting jaw
    • A61B2017/320093Surgical cutting instruments using mechanical vibrations, e.g. ultrasonic with additional movable means for clamping or cutting tissue, e.g. with a pivoting jaw additional movable means performing cutting operation
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/32Surgical cutting instruments
    • A61B17/320068Surgical cutting instruments using mechanical vibrations, e.g. ultrasonic
    • A61B17/320092Surgical cutting instruments using mechanical vibrations, e.g. ultrasonic with additional movable means for clamping or cutting tissue, e.g. with a pivoting jaw
    • A61B2017/320094Surgical cutting instruments using mechanical vibrations, e.g. ultrasonic with additional movable means for clamping or cutting tissue, e.g. with a pivoting jaw additional movable means performing clamping operation
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/32Surgical cutting instruments
    • A61B17/320068Surgical cutting instruments using mechanical vibrations, e.g. ultrasonic
    • A61B17/320092Surgical cutting instruments using mechanical vibrations, e.g. ultrasonic with additional movable means for clamping or cutting tissue, e.g. with a pivoting jaw
    • A61B2017/320097Surgical cutting instruments using mechanical vibrations, e.g. ultrasonic with additional movable means for clamping or cutting tissue, e.g. with a pivoting jaw with stapling means

Abstract

【課題】超音波トランスデューサ、本体、及びトランスデューサ支持体アセンブリを有する外科用器具を提供する。
【解決手段】超音波トランスデューサは、外科用器具を介して手術部位にエネルギーを送達するように使用可能である。本体は、超音波トランスデューサを収容するように使用可能である。トランスデューサ支持体アセンブリは、本体及び超音波トランスデューサと連通する。トランスデューサ支持体アセンブリは、本体内の超音波トランスデューサの並進及び/又は回転を可能にするように使用可能である。
【選択図】図1

Description

幾つかの状況では、内視鏡外科用器具は、多くの場合、より小さな切開部が手術後の回復時間及び合併症を低減させることができるために、従来の開腹外科用装置よりも好ましいであろう。したがって、幾つかの内視鏡外科用器具は、トロカールのカニューレを介して所望の手術部位に遠位エンドエフェクタを配置するのに好適であろう。これらの遠位エンドエフェクタは、多くの方法で組織に係合して診断又は治療効果を達成することができる。(例えば、エンドカッター、把持具、カッター、ステープラ、クリップ適用器具、アクセス装置、薬物/遺伝子治療送達装置、及び超音波、高周波、レーザなどを使用するエネルギー送達装置)。内視鏡外科用器具は、エンドエフェクタとハンドル部分との間に、臨床医によって操作されるシャフトを有することができる。そのようなシャフトは、所望の深さへの挿入とシャフトの長手方向軸のまわりの回転を可能にし、それにより患者内でのエンドエフェクタの位置決めが容易になる。
内視鏡外科用器具の例には、開示が参照により本明細書に組み込まれる、2006年4月13日に公開された「Tissue Pad Use with an Ultrasonic Surgical Instrument」と題する米国特許公開第2006/0079874号;開示が参照により本明細書に組み込まれる、2007年8月16日に公開された「Ultrasonic Device for Cutting and Coagulating」と題する米国特許公開第2007/0191713号;開示が参照により本明細書に組み込まれる、2007年12月6日に公開された「Ultrasonic Waveguide and Blade」と題する米国特許公開第2007/0282333号;開示が参照により本明細書に組み込まれる、2008年8月21日に公開された「Ultrasonic Device for Cutting and Coagulating」と題する米国特許公開第2008/0200940号;開示が参照により本明細書に組み込まれる、2011年1月20日に公開された「Rotating Transducer Mount for Ultrasonic Surgical Instruments」と題する米国特許公開第2011/0015660号;開示が参照により本明細書に組み込まれる、2002年12月31日に発行された「Electrosurgical Systems and Techniques for Sealing Tissue」と題する米国特許第6,500,176号;及び開示が参照により本明細書に組み込まれる、2011年4月14日に公開された「Surgical Instrument Comprising First and Second Drive Systems Actuatable by a Common Trigger Mechanism」と題する米国特許公開第2011/0087218号に開示されたものが含まれる。更に、そのような外科用ツールは、2009年6月4日に公開された「Cordless Hand−held Ultrasonic Cautery Cutting Device」と題する米国特許公開第2009/0143797号に開示されたようなコードレストランスデューサを含んでもよく、この開示は、参照により本明細書に組み込まれる。更に、外科用器具は、2004年8月31日に発行された「Robotic Surgical Tool with Ultrasound Cauterizing and Cutting Instrument」と題する米国特許第6,783,524号に開示されたようなロボット支援手術環境で使用されるか又は使用するように適応されてもよく、この開示は参照により本明細書に組み込まれる。
手術器具のために、幾つかのシステム及び方法が作成され、使用されてきたが、本発明の発明者以前に、添付の請求項に述べた発明を作り、又は使用した者はいないと考えられる。
本明細書の末尾には発明を具体的に示し、明確にその権利を請求する特許請求の範囲が付属しているが、本発明は下記の特定の実施形態の説明を添付図面と併せ読むことでより深い理解が得られるものと考えられる。図中、同様の参照符合は同様の要素を示す。
外科用器具とジェネレータを有する例示的な手術システムの斜視図。 例示的なマルチピースハンドルアセンブリのはめ合いハウジング部分の内部を示すためにカバーの一部が除去された状態の例示的な外科用器具の部分側面図。 例示的なトランスデューサの遠位端の部分斜視図。 例示的な伝達アセンブリの斜視図。 例示的なトランスデューサ支持体アセンブリの分解斜視図。 図5のトランスデューサ支持体アセンブリの例示的なノーズコーン、ドラムハウジング及びドラムかみ合いの分解斜視図。 図5のトランスデューサ支持体アセンブリの側面断面図。 図5のトランスデューサ支持体アセンブリの側面図。 図5のトランスデューサアセンブリを図9の線9−9に沿って取られた断面図。 図5のトランスデューサアセンブリを図9の線10−10に沿って取られた断面図。 図7の線11−11に沿って取られた図5のトランスデューサ支持体アセンブリの断面図。 取り付けリング及びトランスデューサと一体になったワイヤの例示的な代替変形物の側面斜視図。
各図面は、いかなる意味においても限定的なものではなく、図に必ずしも示されていないものを含め、本発明の異なる実施形態を様々な他の方法で実施し得ることも考えられる。本明細書に組み込まれその一部をなす添付の図面は、本発明の幾つかの態様を示すものであり、説明文とともに本発明の原理を説明する役割を果たすものである。しかしながら、本発明は図に示される正確な構成に限定されない点が理解されるべきである。
本発明の特定の実施例の以下の説明は、本発明の範囲を限定するために用いられるべきではない。本発明の他の実施例、特徴、態様、実施形態、及び利点が以下の説明から当業者には明らかとなろう。以下の説明は、実例として、本発明を実施するために企図される最良の形態の1つである。明らかなように、本発明は、本発明から逸脱することなく、他の様々な明白な態様が可能である。したがって、図面及び説明文は、例示的な性質のものであって限定的なものと見なすべきではない。
用語「近位」及び「遠位」は本明細書において、ハンドピースアセンブリを把持している臨床医に準拠して用いられることが理解されよう。ゆえに、エンドエフェクタは、より近位のハンドピースアセンブリに対して遠位にある。更に言うまでもなく、便宜及び明確さのために、「上部」及び「下部」などの空間に関する用語もまた、本明細書において、ハンドピースアセンブリを握持する臨床医を基準として用いられている。しかしながら、手術器具は、多くの配向及び配置において使用され、これらの用語は、制限的及び絶対的であることが意図されない。
本明細書で述べる様々な実施形態は、手術処置中の組織の切開、切断、及び/又は凝固を達成するように構成される改良された超音波手術器具を対象とする。例えば、当業者に明らかなように、本明細書の教示は、開示が参照により本明細書に組み込まれる、2010年6月15日に発行された「Post−Sterilization Programming of Surgical Instruments」と題する米国特許第7,738,971号;開示が参照により本明細書に組み込まれる、2006年4月13日に公開された「Tissue Pad for Use with an Ultrasonic Surgical Instrument」と題する米国特許公開第2006/0079874号;開示が参照により本明細書に組み込まれる、2007年8月16日に公開された「Ultrasonic Device for Cutting and Coagulating」と題する米国特許公開第2007/0191713号;開示が参照により本明細書に組み込まれる、2007年12月6日に公開された「Ultrasonic Waveguide and Blade」と題する米国特許公開第2007/0282333号;開示が参照により本明細書に組み込まれる、2008年8月21日に公開された「Ultrasonic Device for Cutting and Coagulating」と題する米国特許公開第2008/0200940号;開示が参照により本明細書に組み込まれる、2009年6月4日に公開された「Cordless Hand−held Ultrasonic Cautery Cutting Device」と題する米国特許公開第2009/0143797号;開示が参照により本明細書に組み込まれる、2009年8月20日に公開された「Motorized Surgical Cutting and Fastening Instrument Having Handle Based Power Source」と題する米国特許公開第2009/0209990号;開示が参照により本明細書に組み込まれる、2010年3月18日に公開された「Ultrasonic Device for Fingertip Control」と題する米国特許公開第2010/0069940号;及び開示が参照により本明細書に組み込まれる、2011年1月20日に公開された「Rotating Transducer Mount for Ultrasonic Surgical Instruments」と題する米国特許公開第2011/0015660号のいずれかによる様々な教示と様々な形で容易に組み合わせることができる。同様に、機械装置が可搬電源を含むように適応されることがある様々な方法は、2010年11月5日に出願された「Energy−Based Surgical Instruments」と題する米国仮特許出願第61/410,603号で開示されており、この出願は参照により本明細書に組み込まれる。
以下の記述から明らかなように、本明細書に記述される手術器具の変形物は、手術システムの発振器モジュールと関連付けて使用することができ、それにより、その発振器モジュールからの超音波エネルギーが所望の超音波作動を本明細書の手術器具にもたらすように、企図される。また、本明細書に記述される手術器具の変形物は、手術システムの信号発生器モジュールと関連付けて使用することができ、それにより、例えば、無線周波数(RF)の形態の電気エネルギーを使用して、その手術器具に関してユーザにフィードバックを提供するように企図される。超音波発振器及び/又は信号発生器モジュールは、分離できないように手術器具と一体化されてもよく、あるいは、手術器具に電気的に取り付け可能であり得る分離した構成要素として提供されてもよい。
本明細書の教示が、開示が参照により本明細書に組み込まれる、2002年12月31日に発行された「Electrosurgical Systems and Techniques for Sealing Tissue」と題する米国特許第6,500,176号;開示が参照により本明細書に組み込まれる、2006年9月26日に発行された「Electrosurgical Instrument and Method of Use」と題する米国特許第7,112,201号;開示が参照により本明細書に組み込まれる、2006年10月24日に発行された「Electrosurgical Working End for Controlled Energy Delivery」と題する米国特許第7,125,409号;開示が参照により本明細書に組み込まれる、2007年1月30日に発行された「Electrosurgical Probe and Method of Use」と題する米国特許第7,169,146号;開示が参照により本明細書に組み込まれる、2007年3月6日に発行された「Electrosurgical Jaw Structure for Controlled Energy Delivery」と題する米国特許第7,186,253号;開示が参照により本明細書に組み込まれる、2007年3月13日に発行された「Electrosurgical Instrument」と題する米国特許第7,189,233号;開示が参照により本明細書に組み込まれる、2007年12月18日に発行された「Polymer Compositions Exhibiting a PTC Property and Methods of Fabrication」と題する米国特許第7,309,849号;開示が参照により本明細書に組み込まれる、2007年12月25日に発行された「Electrosurgical Instrument and Method of Use」と題する米国特許第7,311,709号;開示が参照により本明細書に組み込まれる、2008年4月8日に発行された「Electrosurgical Instrument and Method of Use」と題する米国特許第7,354,440号;開示が参照により本明細書に組み込まれる、2008年6月3日に発行された「Electrosurgical Instrument」と題する米国特許第7,381,209号;開示が参照により本明細書に組み込まれる、2011年4月14日に公開された「Surgical Instrument Comprising First and Second Drive Systems Actuatable by a Common Trigger Mechanism」と題する米国特許公開第2011/0087218号;及び開示が参照により本明細書に組み込まれる、2011年6月2日に出願された「Motor Driven Electrosurgical Device with Mechanical and Electrical Feedback」と題する米国特許公開第13/151,181号の教示を含むがこれに限定されない様々なタイプの電気外科器具に容易に適用できることを理解されたい。
更に、本明細書の教示は、開示が参照により本明細書に組み込まれる、2008年8月26日に発行された「Motor−Driven Surgical Cutting and Fastening Instrument with Loading Force Feedback」と題する米国特許第7,416,101号;開示が参照により本明細書に組み込まれる、2009年8月20日に公開された「Motorized Cutting and Fastening Instrument Having Control Circuit for Optimizing Battery Usage」と題する米国特許公開第2009/0209979号;及び開示が参照により本明細書に組み込まれる、2011年6月2日に出願された「Motor Driven Electrosurgical Device with Mechanical and Electrical Feedback」と題する米国特許出願番号13/151,181号に教示されたものを含むがこれに限定されない様々なタイプの電動式切断及びステープル留め機器に容易に適用することができる。本願の教示が適用される様々な他の種類の装置が当業者には明らかとなるであろう。
以上の事柄を考慮すれば、手術器具が、その用途又は使用において、添付の図面及び説明に例示される部品の構成と配置の詳細に限定されないことを理解されたい。本手術器具の例示的な変形物は、他の変形物、変形形態、及び改変形態として実施又は実行することが可能であり、様々な方法で実施あるいは実行することが可能である。更に、特に明記しない限り、本明細書で用いる用語及び表現は、読者の便宜のために手術器具の例示的な変形物を説明するために選択され、手術器具を限定するためのものではない。
更に、本明細書で述べる教示、表現、変形物、実施例などのいずれの1つ又は複数も、本明細書で述べる他の教示、表現、変形物、実施例などのいずれの1つ又は複数とも組み合わせることができることを理解されたい。したがって、下記に述べる教示、表現、変形物、実施例などは、互いに独立に考えられるべきでない。本明細書の教示を組み合わせることができる種々の適切な方法は、本明細書の教示を考慮すれば当業者には容易に明らかになるであろう。こうした修正及び変形は特許請求の範囲内に含まれるものとする。
I.例示的超音波手術システムの概要
図1は、超音波外科用器具(50)、ジェネレータ(20)、及びジェネレータ(20)を外科用器具(50)に結合するケーブル(30)を含む例示的な超音波手術システム(10)を示す。本実施例では、適切なジェネレータ(20)は、Ethicon Endo−Surgery,Inc.of Cincinnati,Ohioにより販売されているGEN 300を含むが、本明細書の教示を考慮すれば当業者に明らかなような任意の適切なジェネレータ(20)を使用することができる。単なる一例として、ジェネレータ(20)は、開示が参照により本明細書に組み込まれる、2011年4月14日に公開された「Surgical Generator for Ultrasonic and Electrosurgical Devices」と題する米国特許公開第2011/0087212号の教示にしたがって構成されてもよい。外科用器具(50)は、超音波外科用器具を参照して説明されるが、以下で説明する技術が、エンドカッター、把持器、カッター、ステープラ、クリップ適用器、アクセス装置、薬物/遺伝子治療薬送達装置、及び超音波、RF、レーザなどを使用するエネルギー送達装置、及び/又は本明細書の教示を考慮すれば当業者に明らかになるようなこれらの任意の組み合わせを含むが、これらに限定されない様々な外科用器具と共に使用されてもよいことを理解されたい。更に、本実施例は、ケーブル接続された外科用器具(50)を参照して説明されるが、外科用器具(50)は、開示が参照により本明細書に組み込まれる、2009年6月4日に公開された「Cordless Hand−held Ultrasonic Cautery Cutting Device」と題する米国特許公開第2009/0143797号に開示されたようなコードレス手術に適応されてもよいことを理解されたい。更に、外科用装置(50)は、2004年8月31日に発行された「Robotic Surgical Tool with Ultrasound Cauterizing and Cutting Instrument」と題する米国特許第6,783,524号に開示されたようなロボット支援手術環境で使用されるか使用するように適応されてもよい。
本実施例の外科用器具(50)は、マルチピースハンドルアセンブリ(60)、細長い伝達アセンブリ(70)、及びトランスデューサ(100)を含む。伝達アセンブリ(70)は、伝達アセンブリ(70)の近位端でマルチピースハンドルアセンブリ(60)に結合され、マルチピースハンドルアセンブリ(60)から遠位方向に延びる。本実施例では、伝達アセンブリ(70)は、内視鏡用の細長い管状アセンブリであるように構成されているが、伝達アセンブリ(70)は、開示が参照により本明細書に組み込まれる、2007年12月6日に公開された「Ultrasonic Waveguide and Blade」と題する米国特許公開第2007/0282333号と、2008年8月21日に公開された「Ultrasonic Device for Cutting and Coagulating」と題する米国出願公開第2008/0200940号に開示されたような短いアセンブリでもよいことを理解されたい。本実施例の伝達アセンブリ(70)は、外鞘(72)、内側管状作動部材(図示せず)、導波路(76)、及び伝達アセンブリ(70)の遠位端にあるエンドエフェクタ(80)を有する。本実施例では、エンドエフェクタ(80)は、導波路(76)に機械的及び音響的に結合されたブレード(82)、伝達アセンブリ(70)の近位端で枢動するように使用可能なクランプアーム(84)、及び必要に応じて、クランプアーム(84)に結合されるクランプパッド(86)を有する。クランプアーム(84)及び関連した特徴は、開示が参照により本明細書に組み込まれる、1999年11月9日に発行された「Ultrasonic Clamp Coagulator Apparatus Having Improved Clamp Arm Pivot Mount」と題する米国特許第5,980,510号の教示のうちの少なくとも幾つかにより構成され、動作可能であってよい。
エンドエフェクタ(80)と伝達アセンブリ(70)は、図4に示された実施例を参照してより詳細に説明される。マルチピースハンドルアセンブリ(60)の更に他の構成は、本明細書の教示を考慮すれば当業者には明らかであろう。例えば、器具(50)は、ロボットシステムの一部として操作されてもよい。また、本明細書の教示を考慮すれば、マルチピースハンドルアセンブリ(60)の他の構成も当業者に明らかになる。単なる例として、外科用器具(50)は、米国特許公開第2006/0079874号、米国特許公開第2007/0191713号、米国特許公開第2007/0282333号、米国特許公開第2008/0200940号、米国特許公開第2011/0015660号、米国特許第6,500,176号、米国特許公開第2011/0087218号、及び/又は米国特許公開第2009/0143797号の教示のうちの少なくともの幾つかに従って構成されてもよい。
本実施例のマルチピースハンドルアセンブリ(60)は、はめ合いハウジング部分(62)と下側部分(64)とを有する。はめ合いハウジング部分(62)は、はめ合いハウジング部分(62)の近位端にトランスデューサ(100)を収容し、はめ合いハウジング部分(62)の遠位端に伝達アセンブリ(70)の近位端を収容するように構成される。本実施例では、伝達アセンブリ(70)とトランスデューサ(100)を回転させる回転つまみ(66)が示されているが、回転つまみ(66)が単に任意選択であることを理解されたい。はめ合いハウジング部分(62)は、図2を参照して後でより詳細に述べられる。図1に示されたマルチピースハンドルアセンブリ(60)の下側部分(64)は、トリガ(68)を有し、片手を用いてユーザによって把持されるように構成される。下側部分(64)の1つの単に例示的な代替構成は、開示が参照により本明細書に組み込まれる、2011年1月20日に公開された「Rotating Transducer Mount for Ultrasonic Surgical Instruments」と題する米国特許公開第2011/0015660号の図1に示されている。本開示の図2に示されたトグルボタン(69)は、下側部分(64)の遠位面に配置され、ジェネレータ(20)を使用してトランスデューサ(100)を異なる動作レベルで作動させるように使用可能である。例えば、第1のトグルボタン(69)は、トランスデューサ(100)を最大エネルギーレベルで作動させることができ、第2のトグルボタン(69)は、トランスデューサ(100)を最小でゼロでないエネルギーレベルで作動させることができる。当然ながら、トグルボタン(69)は、本明細書の教示を考慮すれば当業者に明らかなように、最大及び/又は最小エネルギーレベル以外のエネルギーレベルに構成されてもよい。更に、トグルボタンは、マルチピースハンドルアセンブリ(60)の上、トランスデューサ(100)の上、及び/又は外科用器具(50)から離れた場所のどこに配置されてもよく、また任意数のトグルボタンが、提供されてもよい。マルチピースハンドルアセンブリ(60)を2つの別個の部分(62、64)に参照して述べたが、マルチピースハンドルアセンブリ(60)が、両方の部分(62、64)が組み合わされた単一アセンブリでもよいことを理解されたい。マルチピースハンドルアセンブリ(60)は、別個のトリガ部分(ユーザの手又は脚によって操作可能)や別個のはめ合いハウジング部分(62)などの複数の個別部品に分割されてもよい。トリガ部分は、トランスデューサ(100)を作動するように使用可能であり、はめ合いハウジング部分(62)から離れていてもよい。本明細書の教示を考慮すれば当業者に明らかなように、マルチピースハンドルアセンブリ(60)は、耐久性プラスチック(ポリカーボネートや液晶ポリマーなど)、セラミック及び/若しくは金属、又は任意の他の適切な材料から構成されてもよい。マルチピースハンドルアセンブリ(60)の更に他の構成は、本明細書の教示を考慮することで当業者には明らかであろう。例えば、器具(50)は、ロボットシステムの一部として操作されてもよい。本明細書の教示を考慮すれば、マルチピースハンドルアセンブリ(60)の他の構成も当業者に明らかになるであろう。単なる例として、外科用器具(50)は、米国特許公開第2006/0079874号、米国特許公開第2007/0191713号、米国特許公開第2007/0282333号、米国特許公開第2008/0200940号、米国特許公開第2011/0015660号、米国特許第6,500,176号、米国特許公開第2011/0087218号、及び/又は米国特許公開第2009/0143797号の教示のうちの少なくとも幾つかにより構成されてもよい。
II.超音波外科用器具の例示的結合アセンブリ
幾つかの例では、マルチピースハンドルアセンブリ(60)とトランスデューサ(100)から伝達アセンブリ(70)を分離することが有用なことがある。例えば、分離可能な伝達アセンブリ(70)は、種々のエンドエフェクタ(80)を有する複数の伝達アセンブリ(70)を用いてマルチピースハンドルアセンブリ(60)の再利用を可能にする。単なる一例として、種々のエンドエフェクタ(80)が、異なるサイズ及び/又は形状を有するブレード(82)を有してもよく、又は種々のエンドエフェクタ(80)が、RFエンドエフェクタ、ステープル留めエンドエフェクタ、切断エンドエフェクタなどの全く異なる機能を有してもよい。更に、単一のマルチピースハンドルアセンブリ(60)は、汚れている伝達アセンブリ(70)を取り外し、必要に応じてマルチピースハンドルアセンブリ(60)を洗浄し、新しい手術のために新しい伝達アセンブリ(70)をアルチピースハンドルアセンブリ(60)に結合することによって、ユーザにより様々な手術に再使用されてもよい。したがって、外科用器具(50)の一部のユーザには、マルチピースハンドルアセンブリ(60)を様々な伝達アセンブリ(70)に結合するように構成することが望ましい場合がある。
A.例示的マルチピースハンドルアセンブリ
図2は、はめ合いハウジング部分(62)内に収容された内部構成要素と下側部分(64)の断面とを示すためにカバー(61)の一部が除去されたマルチピースハンドルアセンブリ(60)の部分側面図を示す。前述したように、下側部分(64)は、枢動式トリガ(68)と1対のトグルボタン(69)を有する。本実施例のトリガ(68)は、遠位開位置から近位閉位置まで枢動可能である。トリガアセンブリ(150)は、トリガ(68)に結合され、マルチピースハンドルアセンブリ(60)内に枢動可能に支持される。本実施例のトリガアセンブリ(150)は、ピン(図示せず)のまわりに枢動されることがある枢動可能な取り付けアーム(152)、トリガアーム(154)、中間連結部材(156)、及び作動アーム(158)を有する。作動アーム(158)は、作動アーム(158)の遠位端でトリガヨーク(170)に結合される。作動アーム(158)は、作動アーム(158)から外方向に延びる1つ又は複数の取り付けピン(図示せず)を有する。取り付けピンは、カバー(61)に形成された対応する細長いチャネル内に摺動可能に収容されるようにサイズが決められる。したがって、トリガ(68)が、開位置から閉位置に近位方向に枢動されたとき、取り付けアーム(152)とトリガアーム(154)が、マルチピースハンドルアセンブリ(60)内で枢動する。トリガアーム(154)に結合された中間連結部材(156)が、この枢動運動をトリガアーム(154)から作動アーム(158)に伝達して、細長いチャネル内の取り付けピンを介して作動アーム(158)を近位方向に摺動式に並進させる。作動アーム(158)に結合されたトリガヨーク(170)も近位方向に並進される。1つの構成では、トリガヨーク(170)は、内側管状作動部材を操作するために、後で詳細に述べるように伝達アセンブリ(70)に結合された力制限機構(180)に結合される。図2に示された空洞(140)は、カバー(61)に形成されたトランスデューサ開口(142)からトランスデューサ(100)を収容するように構成される。空洞(140)は、トランスデューサ(100)と伝達アセンブリ(70)を結合できるように、トランスデューサ(100)の少なくとも一部分をその中に収容するように構成される。更に、本明細書の教示を考慮すれば、マルチピースハンドルアセンブリ(60)の他の構成が当業者に明らかであろう。
B.例示的トランスデューサ
図3に示されたように、本実施例のトランスデューサ(100)は、ケーブル(30)を介してジェネレータ(20)に結合された管状構成要素であるが、トランスデューサ(100)が、コードレストランスデューサでもよいことを理解されたい。例えば、トランスデューサ(100)は、本明細書に引用されたか別の形で引用された様々な参考文献の教示にしたがってハンドルアセンブリ(60)内に収容された電源から電力を受け取ってもよい。本実施例では、トランスデューサ(100)は、トランスデューサ(100)の本体(110)内に配置された第1の導電性リング(102)と第2の導電性リング(104)を有する。1つの構成では、第1の導電性リング(102)は、本体(110)と本体(110)から遠位方向に延びるホーン(120)との間に配置されたリング部材を有する。図4を参照して後述されるように、ホーン(120)は、ホーン(120)が導波路(210)に結合できるように遠位のホーンねじ山(122)を有する。第1の導電性リング(102)は、トランスデューサ空洞(108)内のフランジ(106)と隣接して形成されるか又はその一部分として形成され、その結果、第1の導電性リング(102)は、第2の導電性リング(104)とトランスデューサ(100)の他の導電性構成要素から電気的に絶縁される。第1の導電性リング(102)は、本体(110)から遠位方向に延びる非導電性プラットフォーム上に配置される。第1の導電性リング(102)は、本体(110)内の1本又は複数本の電線又は導電性エッチング部材(図示せず)によって、図1に示されたケーブル(30)に電気的に結合される。
同様に、トランスデューサ(100)の第2の導電性リング(104)は、本体(110)とホーン(120)との間に配置されたリング部材を有する。第2の導電性リング(104)は、第1の導電性リング(102)とホーン(120)との間に配置される。図3に示されたように、第1と第2の導電性リング(102、104)は同軸部材である。同様に、第2の導電性リング(104)は、第1の導電性リング(104)とトランスデューサ(100)の他の導電性構成要素とから電気的に絶縁される。第1の導電性リング(102)と同様に、第2の導電性リング(104)は、非導電性プラットフォームから延びる。ホーン(120)からの振動をトランスデューサ(100)の他の構成要素から分離するために、第2の導電性リング(104)とホーン(120)との間に、1つ又は複数のワッシャ形スペーサ(112)が配置されてもよい。第2の導電性リング(104)も、本体(110)内の1本又は複数本の電線又は導電性エッチング(図示せず)によって、図1に示されたケーブル(30)に電気的に結合される。後でより詳細に述べるように、第2の導電性リング(104)とケーブル(30)との間の結合は、トランスデューサ(100)がケーブル(30)に対して回転しかつ/又は並進することを可能にする。1つの単に例示的な適切な超音波トランスデューサ(100)は、Ethicon Endo−Surgery,Inc.of Cincinnati,Ohioによって販売されているモデル番号HP054であるが、他の適切なトランスデューサも使用できることを理解されよう。
本実施例に示されたように、トランスデューサ(100)の遠位端は、ホーン(120)を介して伝達アセンブリ(70)の近位端にねじ式に結合する。また、トランスデューサ(100)の遠位端は、第1と第2の導電性リング(102、104)を介して1つ又は複数の電気接続(図示せず)に繋がり、トランスデューサ(100)をトグルボタン(69)に電気的に結合し、外科用器具(50)の使用中にトランスデューサ(100)を作動させるための指操作制御機構をユーザに提供する。更に、本明細書の教示を考慮すれば、トランスデューサ(100)の他の構成が当業者に明らかになる。例えば、第1と第2の導電性リング(102、104)が、トランスデューサ(100)の遠位端から削除してもよく、トグルボタン(69)へのトランスデューサ(100)の電気的結合は、トランスデューサ(100)の近位端の導体、トランスデューサ(100)の本体(110)の側面に沿って配置された導体、ケーブル(30)から直接、及び/又は本明細書の教示を考慮すれば当業者に明らかな他の方法などの代替方法によって達成されてもよい。本実施例のトランスデューサ(100)が、トグルボタン(69)を介して作動されたとき、トランスデューサ(100)は、超音波周波数(55.5kHzなど)の線形振動(oscillations or vibrations)(例えば、ねじれ振動や横振動)の形の機械エネルギーを作り出すように使用可能である。トランスデューサ(100)が、ホーン(120)を介して伝達アセンブリ(70)に結合される場合、そのような機械的振動は、導波路(76)を介してエンドエフェクタ(80)に伝達される。本実施例では、導波路(76)に結合されているブレード(82)は、超音波周波数で振動する。したがって、ブレード(82)とクランプアーム(84)の間に組織が締め付けられたとき、ブレード(82)の超音波振動が、組織の切断と、隣接した組織細胞内のタンパク質の変性とを同時に行い、それにより比較的小さい熱拡散で凝固効果が提供される。また、組織を焼灼するために、ブレード(82)とクランプアーム(84)を介して電流が提供される。トランスデューサ(100)の幾つかの構成について述べたが、本明細書の教示を考慮すれば、伝達アセンブリ(70)とトランスデューサ(100)に適した他の構成が、当業者には明らかになるであろう。
C.ねじ式取り付け用の例示的伝達アセンブリ
前に示されたように、幾つかの例では、マルチピースハンドルアセンブリ(60)及びトランスデューサ(100)から伝達アセンブリ(70)を分離することが有用なことがある。単に例示的な実例には、異なるサイズ及び/又は形状のブレード(82)を有する複数の伝達アセンブリ(70)を有するマルチピースハンドルアセンブリ(60)の使用、全く異なる機能及び/又は様式(例えば、RFエンドエフェクタ、ステープル留めエンドエフェクタ、切断エンドエフェクタなど)を有する様々なエンドエフェクタ(80)と一緒の使用、又はユーザによる複数手術のための単一マルチピースハンドルアセンブリ(60)の再使用が挙げられる。したがって、ユーザが伝達アセンブリ(70)をマルチピースハンドルアセンブリ(60)と交換することを可能にする構成が有用なことがある。
図4に、近位端(202)、遠位端(204)、導波路(210)、内側管状作動部材(220)、外鞘(230)及び、伝達アセンブリ(200)の遠位端にエンドエフェクタ(240)を有する1つの単に例示的な伝達アセンブリ(200)が示される。本実施例では、導波路(210)、内側管状作動部材(220)及び外鞘(230)は、中心に導波路(210)を有する同軸部材、導波路(210)のまわりに配置された内側作動部材(220)、及び内側作動部材(220)のまわりに配置された外鞘(230)である。
伝達アセンブリ(200)の遠位端(204)を参照すると、第1のエンドエフェクタ(240)は、ブレード(242)、クランプアーム(244)、及び1つ又は複数の任意選択のクランプパッド(246)を有する。本実施例では、ブレード(242)は、導波路(210)に結合され、それにより、トランスデューサ(100)から導波路(210)に伝達される機械振動がブレード(242)にも伝達される。導波路(210)へのブレード(242)の単に例示的な結合としては、導波路(210)へのブレード(242)の溶接、導波路(210)とブレード(242)の一体形成、導波路(210)へのブレード(242)の機械的又は化学的結合、及び/又は本明細書の教示を考慮すれば当業者に明らかになるような他の適切な構成が挙げられる。幾つかの変形物では、ブレード(242)は、図4に示されたブレード(242)のような湾曲ブレードであり、幾つかの変形物では、ブレード(242)は直線ブレードでよい。更に、ブレード(242)は、様々な形状とサイズを有してもよい。本実施例では、ブレード(242)が、テーパ付き矩形ブレードであるが、ブレード(242)は、円筒形、三角形、半円筒形、四角形、かぎ形、及び/又はブレード(242)用の他の任意の形状を含むことを理解されたい。更に、球形先端、かぎ形先端、四角形先端、鋸歯形先端、及び/又は他の追加の特徴形状を含む追加の特徴形状がブレード(242)に追加されてもよい。更に、本明細書の教示を考慮すれば、ブレード(242)の他の構成が当業者に明らかにであろう。
本実施例のクランプアーム(244)は、ブレード(242)の湾曲に対応する湾曲部材である。クランプアーム(244)は、必要に応じて、ブレード(242)に対して組織を把持又は固定するクランプパッド(246)を有してもよい。そのようなクランプパッドは、2006年4月13日に公開された「Tissue Pad Use with an Ultrasonic Surgical Instrument」と題する米国特許公開第2006/0079874号の教示の少なくとも幾つかに従って構成されてもよく、この開示は、参照により本明細書に組み込まれる。ブレード(242)に対するクランプアーム(244)の枢動運動は、外鞘(230)に枢動可能に結合するクランプアーム(244)上の第1対の枢動点(248)と、内側管状作動部材(220)に枢動可能に結合するクランプアーム(244)上の第2組の枢動点(249)とによって達成される。1つの単に例示的な構成では、後で詳細に述べるように、外鞘(230)は、回転つまみ(250)によってマルチピースハンドルアセンブリ(60)に結合可能である。クランプアーム(244)の第1組の枢動点(248)は、外鞘(230)上の対応する貫通穴(232)を介して外鞘(230)に枢動可能に接続される。1つの構成では、第1組の枢動点(248)は、貫通穴を有し、クランプアーム(244)を外鞘(230)に固定する固定ピン又はリベットが、第1組の枢動点(248)と貫通穴(232)に挿入されてもよい。この構成のピンは、クランプアーム(244)にレーザ溶接されてもよく、ピンは、外鞘(230)にレーザ溶接されてもよい。当然ながら、代わりに、貫通穴(232)が、外方向に延びるピンでもよく、第1組の枢動点(248)が、貫通穴でもよい。更に、本明細書の教示を考慮すれば、第1組の枢動点(248)と貫通穴(232)の他の構成が当業者に明らかであろう。
クランプアーム(244)の第2組の枢動点(249)は、内側管状作動部材(220)上の対応する貫通穴(222)を介して内側管状作動部材(220)に枢動可能に接続される。1つの構成では、第2組の枢動点(249)が貫通穴を有し、クランプアーム(244)を内側管状作動部材(220)に固定する固定ピン又はリベットが、第2組の枢動点(249)と貫通穴(222)に挿入されてもよい。この構成のピンは、クランプアーム(244)にレーザ溶接されてもよく、ピンが、内側管状作動部材(220)にレーザ溶接されてもよい。当然ながら、代わりに、貫通穴(222)が、外方向に延びるピンでもよく、第2組の枢動点(249)が、貫通穴でもよい。更に、第2組の枢動点(249)及び貫通穴(222)の他の枢動可能な構成は、本明細書の教示を考慮すれば当業者には明らかであろう。
クランプアーム(244)が外鞘(230)及び内側管状作動部材(220)にそのように固定された状態で、クランプアーム(244)は、内側管状作動部材(220)が長手方向に並進するときに枢動可能である。この構成では、内側管状作動部材(220)は、外鞘(230)の縦軸に対して並進可能であり、マルチピースハンドルアセンブリ(60)内の力制限機構(180)に結合される。したがって、力制限機構(180)がトリガ(68)及びトリガアセンブリ(150)により並進するとき、クランプアーム(244)は開位置から閉位置に枢動可能である。これにより、ユーザは、クランプアーム(244及びトリガ(68)の両方をそれぞれの開位置に維持しながら、伝達アセンブリ(200)をマルチピースハンドルアセンブリ(60)に結合することができる。あるいは、ユーザは、スペーサ(290)を使用せずに伝達アセンブリ(200)をマルチピースハンドルアセンブリ(60)に結合してもよい。例えば、ユーザは、後述する方法又は他の方法で、伝達アセンブリ(200)の異なる構成要素をハンドルアセンブリ(60)の異なる構成要素に異なる時間に結合してもよい。
次に伝達アセンブリ(200)の近位端(202)を参照すると、回転つまみ(250)は、外鞘(230)をマルチピースハンドルアセンブリ(60)に結合する。本実施例では、回転つまみ(250)は、そこから近位方向に延びる1つ又は複数のコネクタ(252)を有する内側リング部分(図示せず)、外側リング(254)、外側リング(254)を通って延びるピン(図示せず)、外鞘(230)、内側管状作動部材(220)、及び導波路(210)を有する。したがって、回転つまみ(250)の外側リング(254)が回転されたとき、導波路(210)、内側管状作動部材(220)及び外鞘(230)も回転する。本実施例の内側リング部分及び外側リング(254)は、外側リング(254)が内側リング部分に対して回転できるような相補的な軸受構成要素である。ピンが内側リング部分を通って延びていないことを理解されたい。前述したように、内側リング部分は、コネクタ(252)を有する。本実施例では、コネクタ(252)は、スナップ嵌めコネクタとして示されるが、本明細書の教示を考慮すれば当業者に明らかなように、ねじ切り、接着剤、ピン、クリップ、スナップ、及び/又は他のコネクタなどの他の適切な接続機能を使用してもよい。後述されるように、伝達アセンブリ(200)が、マルチピースハンドルアセンブリ(60)及びトランスデューサ(100)と組み立てられる際に、本実施例のコネクタ(252)が、1つ又は複数のくぼみ(図示せず)に挿入され、回転つまみ(250)をマルチピースハンドルアセンブリ(60)のカバー(61)に結合する。伝達アセンブリ(200)を取り外す際に、コネクタ(252)をカバー(61)から切り離すために、マルチピースハンドルアセンブリ(60)上に又は回転つまみ(250)上に、押しボタン(図示せず)などの解除機構が提供されてもよい。あるいは、コネクタ(252)は、伝達アセンブリ(200)が切り離される際に分離するように設計されてもよい。更に、ねじ切りが使用される場合は、回転つまみ(250)の内側部分を回転させてマルチピースハンドルアセンブリ(60)から切り離してもよい。回転つまみ(250)の更に他の適切な配置が、本明細書の教示を考慮すれば当業者には明らかであろう。
伝達アセンブリ(200)の近位端(202)を更に参照すると、図4に示されたように内側管状作動部材(220)の近位端に雄ねじ(228)を有する。雄ねじ(228)は力制限機構(180)の相補ねじ(図示せず)にねじ留めし、相補ねじは、トリガアセンブリ(150)によって駆動される。更に、雌ねじ(218)を有するくぼみが、図4に示されたように導波路(210)の近位端に含まれる。雌ねじ(218)はホーンねじ(122)にねじ留めし、導波路(210)をトランスデューサ(100)に結合する。当然ながら、本明細書の教示を考慮すれば、伝達アセンブリ(200)に適した他の構成が当業者に明らかであろう。同様に、本明細書の教示を考慮すれば、伝達アセンブリ(200)をハンドルアセンブリ(60)と結合することができる様々な適切な方法が、当業者に明らかであろう。
III.例示的な外科用器具トランスデューサ支持体アセンブリ
場合によって、使用中にトランスデューサ(100)をハンドルアセンブリ(60)に対して様々な方法で移動させたいことがあることを理解されよう。例えば、トランスデューサ(100)は、回転及び/又は並進される。後述する構成要素及び配置は、ハンドルアセンブリ(60)に対するトランスデューサ(100)の回転及び並進を可能にする。単なる例として、ユーザは、トランスデューサ(100)をハンドルアセンブリ(60)に対して回転させて、エンドエフェクタ(80、240)の向きをより好都合に合わせたいことがある。ユーザは、トランスデューサ(100)をハンドルアセンブリ(60)に対して並進させて、伝達アセンブリ(70、200)の実効長を変化させたいことがある。幾つかの変形物では、これにより、切開外科的処置のための短縮された伝達アセンブリ(70、200)の使用と、トロカールなどを介して行われる最小侵襲性腹腔鏡処置のための延長された伝達アセンブリ(70、200)の使用とが最適化されることがある。追加又は代替として、処置の種類に関係なく、ユーザは、届く範囲、制御機能及び/又は他の使用特性の所望の釣り合いを達成するために、伝達アセンブリ(70、200)の実効長を調整したいことがある。ハンドルアセンブリに対する高調波ブレードの長手方向位置を変更する使用例は、米国特許公開第2008/0200940号に記載され、この開示は参照により本明細書に組み込まれる。
図5は、例示的なトランスデューサ支持体アセンブリ(300)を示す。トランスデューサ支持体アセンブリ(300)は、第1のカバー(302)及び第2のカバー(304)を有する。第1のカバー(302)及び第2のカバー(304)は、対称的な形状であり、互いに機械式に結合するように使用可能である。本実施例では、第1のカバー(302)は、第2のカバー(304)上に位置決めされるが、本明細書の教示を考慮すれば当業者に明らかなように、第1のカバー(302)及び第2のカバー(304)に対して任意の適切な配向が使用されてもよいことを理解されよう。結合されたとき、第1のカバー(302)及び第2のカバー(304)は、第1のカバー(302)及び第2のカバー(304)の中に広がる空洞を画定する概略円筒形になる。本実施例では、第1のカバー(302)及び第2のカバー(304)の内部は、第1のカバー(302)及び第2のカバー(304)内に配置された物体を補完するように輪郭を形成される。しかしながら、第1のカバー(302)及び第2のカバー(304)は、本明細書の教示を考慮すれば当業者に明らかなような任意の適切な形状を有してもよい。更に、第1のカバー(302)は、例えばハンドルアセンブリ(60)(図1に示された)の本体に形成されたキーと機械的に係合するように使用可能なキー溝(360)を有する。第2のカバー(304)は、ハンドルアセンブリ(60)の本体に形成された類似のキーと係合するように使用可能な類似のキー溝(図示せず)を有する。ハンドルアセンブリ(60)のキーがキー溝(360)と係合する結果、第1のカバー(302)及び第2のカバー(304)は、ハンドルアセンブリ(60)内で並進するように使用可能である。後でより詳しく述べるトランスデューサ(352)は、第1のカバー(302)及び第2のカバー(304)内で回転するように使用可能である。
トランスデューサ支持体アセンブリ(300)は、中央ハウジング(306)と、中央ハウジング(306)に嵌るように形成されたキー付きリング(308)とを有する。キー付きリング(308)は、トランスデューサ(351)と中央ハウジング(306)の間に音響遮断を提供するように使用可能である。更にまた、oリング(310)は、中央ハウジング(306)と連通する。本実施例では、oリング(310)は、キー付きリング(308)に対して遠位に配置されているが、本明細書の教示を考慮すれば当業者に明らかなように、任意の適切な配置を使用できることを理解されよう。例えば、oリング(310)と中央ハウジング(306)は、一体形成されてもよく、図示された変形物に示されたような別の構成要素として構成されてもよい。トランスデューサ(352)は、トランスデューサ支持体アセンブリ(300)の中心を通って延びる。ホーン(350)は、トランスデューサ(352)の遠位端に位置し、導波路を介してエンドエフェクタ(80)(例えば、図1に示された)と連通してエネルギー(超音波振動)を手術部位に送達するように使用可能である。トランスデューサ(352)の近位端は、ピエゾ素子(358)のスタックを有する。第1のリード(354)と第2のリード(356)が、ピエゾ素子(358)の外側に配置され、通電されてピエゾ素子(358)を超音波周波数で振動させることができる。
トランスデューサ支持体アセンブリ(300)は、更に、ノーズコーン(312)、第1のドラムハウジング(314)、第1のドラムかみ合い(316)、第2のドラムハウジング(318)、及び第2のドラムかみ合い(320)を有する。図7で最もよく分かるように、中央ハウジング(306)は、ノーズコーン(312)の近位端に挿入される。第1のハウジングかみ合い(323)が第1のドラムかみ合い(316)に結合され、第2のハウジングかみ合い(322)が第2のドラムかみ合い(320)に結合される。第1のハウジングかみ合い(323)は、ハーフリングに接続された下方に延びるタブを有し、ハーフリングは、第1のドラムかみ合い(316)と接触するように弾性的に付勢されたスリップリングかみ合いを形成する。第1のドラムかみ合い(316)は、第1のハウジングかみ合い(323)が回転式に固定されたまま回転することができる。その結果、第1のハウジングかみ合い(323)及び第1のドラムかみ合い(316)は、第1のドラムかみ合い(316)が第1のハウジングかみ合い(323)に対して回転している間に電気的連続性を維持するように使用可能である。また、第2のハウジングかみ合い(322)は、ハーフリングに接続された下方に延びるタブを有し、ハーフリングは、第2のドラムかみ合い(320)と弾性的に付勢されたスリップリングを形成する。第2のドラムかみ合い(320)は、第2のハウジングかみ合い(322)が回転式に固定されたまま回転することができる。また、第2のハウジングかみ合い(322)及び第2のドラムハウジング(320)は、第2のドラムかみ合い(320)が第2のハウジングかみ合い(322)に対して回転している間に電気的連続性を維持するように使用可能である。その結果、後で更に詳細に述べるように、ハウジングかみ合い(323、322)に接続された任意のワイヤがそれぞれドラムかみ合い(316、320)と電気通信することができる。
第1のドラムかみ合い(316)は、第1のドラムハウジング(314)が第1のドラムかみ合い(316)と一緒に回転できるように第1のドラムハウジング(314)の周りを回る。したがって、第1のドラムかみ合い(316)及び第1のドラムハウジング(314)は両方とも、ユーザにより惹き起こされたトランスデューサ支持体アセンブリ(300)の動きによるか、又はトランスデューサ(100)の通常動作により回転することができる。第2のドラムかみ合い(320)と第2のドラムハウジング(318)は、第2のドラムかみ合い(320)が第2のドラムハウジング(318)と一緒に回転できるように、第1のドラムかみ合い(316)及び第1のドラムハウジング(314)と類似の構造を有してもよい。
第1のドラムハウジング(314)は、ノーズコーン(312)と結合するように使用可能である。詳細には、第1のドラムハウジング(314)は、図6でよりはっきりと分かるように、ノーズコーン(312)の少なくとも1個の支柱穴(326)と結合することができる少なくとも1個の近位方向に延びる支柱(315)を有する。例示的な変形物では、第1のドラムハウジング(314)は、第1のドラムハウジング(314)の近位面の周囲に均等に離間された3個の支柱(315)を有する。更に、ノーズコーン(312)は、支柱(315)の数と等しい数の支柱穴(326)を有する。しかしながら、本明細書の教示を考慮すれば当業者に明らかなように、任意の数の支柱(315)と支柱穴(326)を使用してもよいことを理解されよう。例えば、2個、3個、4個、5個、6個の支柱(315)及び/又は支柱穴(326)が使用される。更に、支柱(315)と支柱穴(326)は、必ずしも数が等しくなくてもよい。図示された変形物は、第1のドラムハウジング(314)とノーズコーン(312)を結合するための支柱(315)と支柱穴(326)を有するが、本明細書の教示を考慮すれば当業者に明らかなような他の結合特徴形状を使用してもよいことを理解されよう。例えば、スナップクリップ、ねじ、又は他の適切な結合機構を使用してもよい。結合された後、ノーズコーン(312)が回転又は並進するとき、第1のドラムハウジング(314)が同じように回転及び/又は並進する。
第1のドラムハウジング(314)はまた、第2のドラムハウジング(318)の少なくとも1個のドラム支柱(315)と結合するように使用可能である少なくとも1個のドラム支柱穴(330)を有する。その結果、第1のドラムハウジング(314)と第2のドラムハウジング(318)は選択的に結合でき、その結果第1のドラムハウジング(314)の回転と並進が、第2のドラムハウジング(318)の回転及び/又は並進を行うように使用可能である。
例示的な変形物では、1本又は複数本のワイヤを、トランスデューサ支持体アセンブリ(300)の長さに沿って送ることができることを理解されよう。図6は、そのようなワイヤ(複数)が進むことができる1つの例示的な経路を示す。ノーズコーン(312)は、ノーズコーン(312)内に形成されたノーズコーンワイヤチャネル(324)を有する。ワイヤチャネル(324)は、ノーズコーン(312)の遠位端に位置決めされた細長い長方形チャネルを有し、ワイヤチャネル(324)の少なくとも一部分は、ワイヤをノーズコーン(312)の内側からワイヤチャネル(324)を介してノーズコーン(312)の外側に導くことができるようにノーズコーン(312)を通って延びる。更に、第1のドラムハウジング(314)はそこに形成されたドラムチャネル(328)を有する。ドラムチャネル(328)は、ワイヤチャネル(314)の近位端を通って伸び、その結果、後で詳細に述べるが、ワイヤを、ワイヤチャネル(324)とドラムチャネル(328)を通して送ることができる。ドラムチャネル(328)は、細長い長方形を有するが、本明細書の教示を考慮すれば当業者に明らかなように、ドラムチャネル(328)に適切な任意の形状を使用してもよい。本実施例では、トランスデューサ支持体アセンブリ(300)は、1対の対向するドラムチャネル(328)と1対の対向するワイヤチャネル(324)として存在するドラムチャネル(328)とワイヤチャネル(324)を有するが、本明細書の教示を考慮すれば当業者に明らかなように、任意の適切な数のドラムチャネル(328)及びワイヤチャネル(324)を使用することができる。ノーズコーン(312)は、ワイヤを送ることができる少なくとも1本のワイヤ穴(325)を更に有する。こうして、ワイヤ又は様々な他の適切な構成要素を、ワイヤ穴(325)を通してチャネル(324)へと、次にドラムチャネル(328)へと送ることができる。他の単に例示的な変形物では、ワイヤ又は様々な他の構成要素を、ワイヤチャネル(324)に直接通して、ワイヤ穴(325)を省略して送ることもできる。
図7は、トランスデューサ支持体アセンブリ(300)の断面図をワイヤと共に示し、ワイヤがトランスデューサ支持体アセンブリ(300)に沿って進むことができる経路を示す。詳細には、トランスデューサ支持体アセンブリ(300)の長さに沿って進むかみ合いワイヤ(334)とピエゾワイヤ(336)を示す。本実施例では、1組の2本のかみ合いワイヤ(334)が、第1のリード(334)から延び、第1のカバー(302)と第2のカバー(304)の外側に沿って送られる。次に、かみ合いワイヤ(334)が、第1のハウジングかみ合い(323)と第2のハウジングかみ合い(322)に繋がる。例示的な変形物は、2本のかみ合いワイヤ(334)を含むが、本明細書の教示を考慮すれば当業者に明らかなように、任意の適切な数のかみ合いワイヤを使用できることを理解されよう。
これと反対に、ピエゾワイヤ(336)は、第1のカバー(302)及び第2のカバー(304)の完全な内側に進む。幾つかの例では、ピエゾワイヤ(336)が、第1のカバー(302)及び第2のカバー(304)の完全な内部ではなく部分的に第1のカバー(302)及び第2のカバー(304)の部分的な内部に進むことができる。例示的な変形物から分かるように、2本のピエゾワイヤ(336)があるが、本明細書の教示を考慮すれば当業者に明らかなように、任意の適切な数のピエゾワイヤ(336)を使用することができる。例示的な変形物では、ピエゾワイヤ(336)は、ノーズコーン(312)の下だけでなく、第2のリード(356)から延び、次に第1のカバー(302)と第2のカバー(304)の下を通る。次に、ピエゾワイヤ(336)は、ワイヤ穴(325)を通り、ワイヤチャネル(324)に沿ってドラムチャネル(328)まで進む。次に、ピエゾワイヤ(336)のうちの1本が、第1のドラムかみ合い(316)に繋がる。第2のピエゾワイヤ(336)は、第2のドラムかみ合い(320)に繋がる。第1のドラムかみ合い(316)と第2のドラムかみ合い(320)がそれぞれ、第1のハウジングかみ合い(323)と第2のハウジングかみ合い(322)と連通するので、ピエゾワイヤ(336)は、かみ合いワイヤ(334)と連通する。ピエゾワイヤ(336)とかみ合いワイヤ(334)との間のそのような連通が確立された後は、トランスデューサ支持体アセンブリ(300)を、ピエゾワイヤ(336)とかみ合いワイヤ(334)との間の電気通信を破断又は中断することなく並進及び/又は回転することができることを理解されよう。
図8は、第1のカバー(302)及び第2のカバー(304)が一緒に閉じられた状態のトランスデューサ支持体アセンブリ(300)を示す。図9〜図11は、トランスデューサ支持体アセンブリ(300)の様々な断面図を示す。例えば、図9は、トランスデューサ支持体アセンブリ(300)の線9−9に沿った断面を示す。図10は、トランスデューサ支持体アセンブリ(300)の線10−10に沿った断面を示す。更に、図11は、トランスデューサ支持体アセンブリ(300)の線11−11に沿った断面を示す。
IV.コイルワイヤを有するトランスデューサ支持体アセンブリ
幾つかの例示的な変形物では、トランスデューサ(100、352)は、トランスデューサの操作前、操作中又は操作後に様々な方法で、回転されるか又は移動されることがあることを理解されよう。更に、ワイヤは、トランスデューサ(100、352)に取り付けられてもよく、例えばピエゾワイヤ(336)とかみ合いワイヤ(334)を有する場合のようにトランスデューサ(100、352)と違う方法で機械的に連通してもよいことを理解されよう。最後に、トランスデューサ(100、352)のそのようなワイヤに対するそのような動きを容易にするそのような方法において、前述したようなワイヤ及び/又は任意の他のワイヤ及び/又は接続機構を構築することが望ましい場合があることを理解されよう。
図12は、ワイヤ(400)を有する例示的な取り付けリング(410)を示す。本実施例では、ワイヤ(400)が、トランスデューサ(420)とスリップリングアセンブリとの間に電気通信を提供し、更にワイヤは電源と連通してトランスデューサ(420)を作動させる。単なる一例として、そのようなスリップリングアセンブリは、前述の教示にしたがって、及び/又は本明細書で引用された1つ又は複数の参考文献の教示にしたがって構成されてもよい。トランスデューサ(420)は、取り付けリング(410)の保持チャネル(412)に挿入され、その結果、取り付けリング(410)が、ハンドピース内(例えば、図1に示されたハンドルアセンブリ(60)内)のトランスデューサ(420)に構造的支持を提供するように使用可能である。取り付けリング(410)は、ハンドルアセンブリ(60)内に固定されたままであってもよいが、それに対して、トランスデューサ(420)は、ハンドルアセンブリ(60)と取り付けリング(410)に対して並進及び/又は回転する。幾つかの変形物では、取り付けリング(410)は、ハンドルアセンブリ(60)に対してトランスデューサ(420)と共に回転し、更にトランスデューサ(420)は、取り付けリング(410)に対して並進する。また、回転を可能にしつつ構造的支持を提供するために、取り付けリング(410)とハンドルアセンブリ(60)との間及び/又は取り付けリング(410)とトランスデューサ(420)との間に様々なタイプの軸受が挿置されてもよいことを理解されたい。ワイヤ(400)は、かみ合い(414)及びリード(416)を介してトランスデューサ(420)と連通する。しかしながら、本明細書の教示を考慮すれば当業者に明らかなように、ワイヤ(400)とトランスデューサ(420)との間に連通を確立する任意の適切な方法が使用されてもよい。
ワイヤ(400)は、例示的な変形物では、自己巻き取りワイヤを構成し、その結果、ワイヤ(400)が張力下にないか低張力下にあるときに、ワイヤ(400)が後退するか又は他の形で自分自身で自動的に巻き取って、その実効長が減少する。ワイヤ(400)を自己巻き取りするように構成することによって、トランスデューサ(420)の使用又は回転/並進を妨げることなくワイヤ(400)をトランスデューサ(420)と連結して使用できることを理解されよう。他の例示的な変形物では、自己巻き取り構造を有するのではなく、ワイヤ(400)は、エラストマー導電材料を使用して構成され、その結果、巻き取り運動を使用して後退するのではなく、張力がない状態でワイヤ自体の長さに沿って後退して長さ方向に収縮する。本明細書の教示を考慮すれば当業者に明らかなように、ワイヤ(400)を後退させるための他の適切な手段が使用されてもよい。前述のような幾つかの変形物では、トランスデューサ(420)は、取り付けリング(410)に対して並進する。そのような並進により、ワイヤ(400)からの必要とされる長さの量が変化する。ワイヤ(400)は、張力低下に応じてそれ自体の実効長を減少させることによって、トランスデューサ(420)が遠位方向と近位方向に並進するときに実質的に真っ直ぐに維持することができる。換言すると、ワイヤ(400)は、緩みを回避し、それにより垂れ下がってトランスデューサ(420)と接触するのが回避される。トランスデューサ(420)との横方向の接触をそのように防ぐことにより、作動されたトランスデューサがワイヤ(400)の性能に悪影響を及ぼしかつ/又はワイヤ(400)がトランスデューサ(420)の性能に悪影響を及ぼす可能性を低減できる。追加又は代替として、ワイヤ(400)の緩み/垂れ下がりを防ぐことにより、ワイヤ(400)が、トランスデューサ(420)の回転及び/又は並進中に他の構成要素に引っ掛かる可能性を低減できる。
V.その他
本明細書の様々な教示を多くの方法で組み合わせることができ、本明細書の教示はどれも、発明者の意図の制限を表わすものではないことを理解されたい。本明細書で述べた外科用器具の幾つかの特徴を実際にどのように実行できるかの様々な他の例は、本明細書の教示を考慮すれば当業者に明らかになり、そのような例は、十分に発明者の企図の範囲内にある。
単なる一例として、外科用装置(100)、アクティブアセンブリ(160)、及び/又は本明細書で参照された他の構成要素の少なくとも一部分は、開示が参照により本明細書に組み込まれる、2002年12月31日に公開された「Electrosurgical Systems and Techniques for Sealing Tissue」と題する米国特許第6,500,176号;開示が参照により本明細書に組み込まれる、2008年8月26日に公開された「Motor−driven Surgical Cutting and Fastening Instrument with Loading Force Feedback」と題する米国特許第7,416,101号;開示が参照により本明細書に組み込まれる、2010年6月15日に公開された「Post−sterilization Programming of Surgical Instruments」と題する米国特許第7,738,971号;開示が参照により本明細書に組み込まれる、2005年10月7日に公開された「Tissue Pad for Use with an Ultrasonic Surgical Instrument」と題する米国特許公開第2006/0079874号;開示が参照により本明細書に組み込まれる、2006年10月11日に公開された「Ultrasonic Device for Cutting and Coagulating」と題する米国特許公開第2007/0191713号;開示が参照により本明細書に組み込まれる、2007年5月22日に公開された「Ultrasonic Waveguide and Blade」と題する米国特許公開第2007/0282333号;開示が参照により本明細書に組み込まれる、2008年1月15日に公開された「Ultrasonic Device for Cutting and Coagulating」と題する米国特許公開第2008/0200940号;開示が参照により本明細書に組み込まれる、2008年2月14日に公開された「Motorized Surgical Cutting and Fastening Instrument Having Handle Based Power Source」と題する米国特許公開第2009/0209990号;開示が参照により本明細書に組み込まれる、2009年9月11日に公開された「Ultrasonic Device for Fingertip Control」と題する米国特許公開第2010/0069940号;開示が参照により本明細書に組み込まれる、2011年1月20日に公開された「Rotating Transducer Mount for Ultrasonic Surgical Instruments」と題する米国特許主眼公開第2011/0015660号;及び/又は開示が参照により本明細書に組み込まれる、2010年11月5日に出願された「Energy−Based Surgical Instruments」と題する米国仮出願シリアル番号61/410,603号の教示のうちの少なくとも幾つかにしたがって構成されてもよい。
本明細書に参照により援用されると言われるいかなる特許、刊行物、又は他の公開資料は、その全体又は一部において、援用された資料が現行の定義、見解、又は本開示に記載された他の公開資料とあくまで矛盾しない範囲で本明細書に援用するものであることが認識されるべきである。このように及び必要な範囲で、本明細書に明瞭に記載されている開示は、参照により本明細書に組み込んだ任意の矛盾する事物に取って代わるものとする。本明細書に参照により組み込むと称されているが現行の定義、記載、又は本明細書に記載されている他の公開資料と矛盾するいずれの事物、又はそれらの部分は、組み込まれた事物と現行の開示事物との間に矛盾が生じない範囲でのみ組み込まれるものとする。
本発明の変形物は、従来の内視鏡的手術及び開腹手術の機器、並びにロボット支援手術に用途を有する。例示的なロボット支援手術システムは、2004年8月31日に公開された「Robotic Surgical Tool with Ultrasound Cauterizing and Cutting Instrument」と題する米国特許第6,783,524号に開示されており、この開示は参照により本明細書に組み込まれる。
本明細書で開示した装置の変型物は、1回の使用後に廃棄するように設計されることができ、又はそれらの変形物は、複数回使用するように設計することができる。変形物は、いずれの場合も、少なくとも1回の使用後に再利用のために再調整することができる。再調整することは、装置を分解する工程、それに続いて特定の部品を洗浄及び交換する工程、並びにその後の再組み立てする工程の任意の組み合わせを含んでよい。特に、装置の変形物は分解されてもよく、また、装置の任意の個数の特定の部分又は部品が、任意の組み合わせで選択的に交換されるか、あるいは取り外されてもよい。特定の部品の洗浄及び/又は交換の際、装置の変形物は、再調整用の施設で、又は外科的処置の直前に外科チームによってのいずれかで、その後の使用のために再組み立てされてよい。当業者は、デバイスの再調整が分解、洗浄/交換、及び再組立のための様々な技術を利用できることを理解するであろう。このような技術の使用、及びその結果として得られる再調整された装置は全て、本出願の範囲内にある。
あくまで一例として、本明細書で述べた各変形物は手術に先立って処理することができる。まず、新品又は使用済みの器具が入手され、必要に応じて洗浄されてもよい。器具は次いで、滅菌されてもよい。1つの滅菌法では、プラスチック又はTYVEKバッグなどの、閉鎖かつ密閉された容器に器具を置く。次いで、容器及び器具は、γ放射線、x線、又は高エネルギー電子など、容器を透過し得る放射線場に置かれてもよい。放射線は、器具上及び容器内の細菌を死滅させることができる。次いで、滅菌された器具は、滅菌容器内で保管されてもよい。密封容器は、医療施設で開けられるまで器具を滅菌状態に保つことができる。装置はまた、限定されるものではないが、ベータ若しくはガンマ放射線、エチレンオキシド、又は水蒸気を含めて、当該技術分野で既知の任意の他の技術を使用して滅菌されてもよい。
本発明の様々な変形物を図示し説明したが、本明細書で説明した方法及びシステムの更なる改作が、当業者による適切な修正により、本発明の範囲から逸脱することなく達成され得る。そうした可能な改変例の幾つかについて述べたが、その他の改変も当業者には明らかであろう。例えば、上記に論じた実施例、変形物、幾何学的形状、材料、寸法、比率、工程などは、例示的なものであり、必須ではない。したがって、本発明の範囲は、以下の「特許請求の範囲」から考慮されるべきであり、本明細書及び図面に示し説明した構造及び操作の細部に限定されると解釈されるものではない。
〔実施の態様〕
(1) 外科用器具であって、該外科用具が、
(a)手術部位にエネルギーを送達するように使用可能な超音波トランスデューサと、
(b)前記超音波トランスデューサを収容支持するように使用可能な本体と、
(c)トランスデューサ支持体アセンブリと、を有し、前記トランスデューサ支持体アセンブリが前記本体と連通し、前記トランスデューサ支持体アセンブリが更に前記超音波トランスデューサと連通し、前記トランスデューサ支持体アセンブリが前記本体内での前記超音波トランスデューサの並進及び回転を可能にするように構成された、外科用器具。
(2) 第1のカバー及び第2のカバーを更に有し、前記第1のカバーが、前記第2のカバーと結合するように構成され、前記第1のカバーと前記第2のカバーが、前記トランスデューサ支持体アセンブリを覆ってぴったりはまるように使用可能である、実施態様1に記載の外科用器具。
(3) 前記第1のカバー及び前記第2のカバーが対称な形状である、実施態様2に記載の外科用器具。
(4) 前記第1のカバー及び前記第2のカバーは、前記トランスデューサ支持体アセンブリがぴったりはまるように輪郭形成されている、実施態様2に記載の外科用器具。
(5) 前記トランスデューサ支持体アセンブリが、第1のドラムハウジング及び第2のドラムハウジングを有し、前記外科用器具が、1組のピエゾワイヤと1組の接触ワイヤとを更に有し、前記ピエゾワイヤが、前記第1のドラムハウジング及び前記第2のドラムハウジングの内側で電気通信を提供するように構成され、前記接触ワイヤが、前記第1のドラムハウジング及び前記第2のドラムハウジングの外側で電気通信を提供するように構成された、実施態様1に記載の外科用器具。
(6) 前記第1のドラムハウジングが第1のドラムかみ合い(first drum contact)と連通し、前記第2のドラムハウジングが第2のドラムかみ合いと連通する、実施態様5に記載の外科用器具。
(7) 前記第1のドラムかみ合いがスリップリング接触を有し、前記第2のドラムかみ合いがスリップリング接触を有する、実施態様6に記載の外科用器具。
(8) 前記第1のドラムかみ合いが前記第1のドラムハウジングの周りを回るように構成され、前記第2のドラムかみ合いが前記第2のドラムハウジングの周りを回るように構成される、実施態様6に記載の外科用器具。
(9) 前記第1のドラムハウジング及び前記第2のドラムハウジングが両方とも円筒形状を有し、前記第1のドラムハウジング及び前記第2のドラムハウジングが、端と端をつないだ形で配置される、実施態様5に記載の外科用器具。
(10) 前記第1のドラムハウジングと前記第2のドラムハウジングが、同一形状を有する、実施態様5に記載の外科用器具。
(11) 前記トランスデューサ支持体アセンブリが、第1のドラムハウジング及び第2のドラムハウジングを有し、前記第1のドラムハウジングが少なくとも1個の穴を画定し、前記第2のドラムハウジングが少なくとも1個の支柱を有し、前記第1のドラムハウジング及び前記第2のドラムハウジングが、前記少なくとも1個の穴と前記少なくとも1個の支柱とを結合することによって互いに接続される、実施態様1に記載の外科用器具。
(12) 前記トランスデューサ支持体アセンブリがノーズコーンを有し、前記ノーズコーンが、前記ノーズコーンの少なくとも一部分に沿ってワイヤを案内するように構成されるチャネルを有する、実施態様1に記載の外科用器具。
(13) 前記トランスデューサ支持体アセンブリが第1のドラムハウジング及び第2のドラムハウジングを有し、前記第1のドラムハウジングが、前記第1のドラムハウジングの少なくとも一部分に沿ってワイヤを案内するように構成されたチャネルを有する、実施態様1に記載の外科用器具。
(14) 前記トランスデューサ支持体アセンブリの長さに沿って延びる少なくとも1組のワイヤを更に有し、前記少なくとも1組のワイヤが、自己巻き取りするように構成される、実施態様1に記載の外科用器具。
(15) 前記トランスデューサ支持体アセンブリの長さに沿って延びる少なくとも1組のワイヤを更に有し、前記少なくとも1組のワイヤが、張力減少に応じて長手方向に後退するように構成された、実施態様1に記載の外科用器具。
(16) トランスデューサ支持体アセンブリであって、該トランスデューサ支持体アセンブリが、
(a)トランスデューサと連通するノーズコーンと、
(b)前記ノーズコーンと連通する第1のハウジングと、
(c)前記第1のハウジングと連通する第1のかみ合いであって、前記第1のハウジングの内側部分から前記第1のハウジングの外側部分まで電気通信を確立するように構成される、第1のかみ合いと、
(d)前記第1のハウジングと連通する第2のハウジングであって、前記第1のハウジング及び前記第2のハウジングが同軸に位置合わせされる、第2のハウジングと、
(e)前記第2のハウジングと連通する第2のかみ合いであって、前記第2のハウジングの内側部分から前記第2のハウジングの外側部分まで電気通信を確立するように構成される、第2のかみ合い、とを有する、トランスデューサ支持体アセンブリ。
(17) 前記第1のかみ合いが前記第1のハウジングから延びる第1のタブを有し、前記第1のタブが少なくとも1本のワイヤを収容するように構成される、実施態様16に記載のトランスデューサ支持体アセンブリ。
(18) 前記第2のかみ合いが、前記第2のハウジングから延びる第2のタブを有し、前記第2のタブが、少なくとも1本のワイヤを収容するように構成される、実施態様17に記載のトランスデューサ支持体アセンブリ。
(19) 前記トランスデューサ支持体アセンブリの長さに沿って延びる少なくとも1本のワイヤを更に含み、前記少なくとも1本のワイヤが、自己巻き取りワイヤを含む、実施態様16に記載のトランスデューサ支持体アセンブリ。
(20) 装置であって、該装置が、
(a)トランスデューサを保持するように使用可能な支持体アセンブリであって、前記支持体アセンブリの長さの少なくとも一部分に沿って延びるカバーを有する、支持体アセンブリと、
(b)前記支持体アセンブリ内に配置された、超音波トランスデューサと、
(c)前記支持体アセンブリと連通する少なくとも1個のハウジングであって、前記少なくとも1個のハウジングの少なくとも一部分に沿って少なくとも1本のワイヤを送るように構成される、少なくとも1個のハウジングと、
(d)前記少なくとも1個のハウジングと連通する少なくとも1個のかみ合いであって、前記少なくとも1個のハウジングの内側部分から前記少なくとも1個のハウジングの外側部分に電気エネルギーを送達するように構成される、少なくとも1個のかみ合いと、を有する、装置。

Claims (20)

  1. 外科用器具であって、該外科用具が、
    (a)手術部位にエネルギーを送達するように使用可能な超音波トランスデューサと、
    (b)前記超音波トランスデューサを収容支持するように使用可能な本体と、
    (c)トランスデューサ支持体アセンブリと、を有し、前記トランスデューサ支持体アセンブリが前記本体と連通し、前記トランスデューサ支持体アセンブリが更に前記超音波トランスデューサと連通し、前記トランスデューサ支持体アセンブリが前記本体内での前記超音波トランスデューサの並進及び回転を可能にするように構成された、外科用器具。
  2. 第1のカバー及び第2のカバーを更に有し、前記第1のカバーが、前記第2のカバーと結合するように構成され、前記第1のカバーと前記第2のカバーが、前記トランスデューサ支持体アセンブリを覆ってぴったりはまるように使用可能である、請求項1に記載の外科用器具。
  3. 前記第1のカバー及び前記第2のカバーが対称な形状である、請求項2に記載の外科用器具。
  4. 前記第1のカバー及び前記第2のカバーは、前記トランスデューサ支持体アセンブリがぴったりはまるように輪郭形成されている、請求項2に記載の外科用器具。
  5. 前記トランスデューサ支持体アセンブリが、第1のドラムハウジング及び第2のドラムハウジングを有し、前記外科用器具が、1組のピエゾワイヤと1組の接触ワイヤとを更に有し、前記ピエゾワイヤが、前記第1のドラムハウジング及び前記第2のドラムハウジングの内側で電気通信を提供するように構成され、前記接触ワイヤが、前記第1のドラムハウジング及び前記第2のドラムハウジングの外側で電気通信を提供するように構成された、請求項1に記載の外科用器具。
  6. 前記第1のドラムハウジングが第1のドラムかみ合いと連通し、前記第2のドラムハウジングが第2のドラムかみ合いと連通する、請求項5に記載の外科用器具。
  7. 前記第1のドラムかみ合いがスリップリング接触を有し、前記第2のドラムかみ合いがスリップリング接触を有する、請求項6に記載の外科用器具。
  8. 前記第1のドラムかみ合いが前記第1のドラムハウジングの周りを回るように構成され、前記第2のドラムかみ合いが前記第2のドラムハウジングの周りを回るように構成される、請求項6に記載の外科用器具。
  9. 前記第1のドラムハウジング及び前記第2のドラムハウジングが両方とも円筒形状を有し、前記第1のドラムハウジング及び前記第2のドラムハウジングが、端と端をつないだ形で配置される、請求項5に記載の外科用器具。
  10. 前記第1のドラムハウジングと前記第2のドラムハウジングが、同一形状を有する、請求項5に記載の外科用器具。
  11. 前記トランスデューサ支持体アセンブリが、第1のドラムハウジング及び第2のドラムハウジングを有し、前記第1のドラムハウジングが少なくとも1個の穴を画定し、前記第2のドラムハウジングが少なくとも1個の支柱を有し、前記第1のドラムハウジング及び前記第2のドラムハウジングが、前記少なくとも1個の穴と前記少なくとも1個の支柱とを結合することによって互いに接続される、請求項1に記載の外科用器具。
  12. 前記トランスデューサ支持体アセンブリがノーズコーンを有し、前記ノーズコーンが、前記ノーズコーンの少なくとも一部分に沿ってワイヤを案内するように構成されるチャネルを有する、請求項1に記載の外科用器具。
  13. 前記トランスデューサ支持体アセンブリが第1のドラムハウジング及び第2のドラムハウジングを有し、前記第1のドラムハウジングが、前記第1のドラムハウジングの少なくとも一部分に沿ってワイヤを案内するように構成されたチャネルを有する、請求項1に記載の外科用器具。
  14. 前記トランスデューサ支持体アセンブリの長さに沿って延びる少なくとも1組のワイヤを更に有し、前記少なくとも1組のワイヤが、自己巻き取りするように構成される、請求項1に記載の外科用器具。
  15. 前記トランスデューサ支持体アセンブリの長さに沿って延びる少なくとも1組のワイヤを更に有し、前記少なくとも1組のワイヤが、張力減少に応じて長手方向に後退するように構成された、請求項1に記載の外科用器具。
  16. トランスデューサ支持体アセンブリであって、該トランスデューサ支持体アセンブリが、
    (a)トランスデューサと連通するノーズコーンと、
    (b)前記ノーズコーンと連通する第1のハウジングと、
    (c)前記第1のハウジングと連通する第1のかみ合いであって、前記第1のハウジングの内側部分から前記第1のハウジングの外側部分まで電気通信を確立するように構成される、第1のかみ合いと、
    (d)前記第1のハウジングと連通する第2のハウジングであって、前記第1のハウジング及び前記第2のハウジングが同軸に位置合わせされる、第2のハウジングと、
    (e)前記第2のハウジングと連通する第2のかみ合いであって、前記第2のハウジングの内側部分から前記第2のハウジングの外側部分まで電気通信を確立するように構成される、第2のかみ合い、とを有する、トランスデューサ支持体アセンブリ。
  17. 前記第1のかみ合いが前記第1のハウジングから延びる第1のタブを有し、前記第1のタブが少なくとも1本のワイヤを収容するように構成される、請求項16に記載のトランスデューサ支持体アセンブリ。
  18. 前記第2のかみ合いが、前記第2のハウジングから延びる第2のタブを有し、前記第2のタブが、少なくとも1本のワイヤを収容するように構成される、請求項17に記載のトランスデューサ支持体アセンブリ。
  19. 前記トランスデューサ支持体アセンブリの長さに沿って延びる少なくとも1本のワイヤを更に含み、前記少なくとも1本のワイヤが、自己巻き取りワイヤを含む、請求項16に記載のトランスデューサ支持体アセンブリ。
  20. 装置であって、該装置が、
    (a)トランスデューサを保持するように使用可能な支持体アセンブリであって、前記支持体アセンブリの長さの少なくとも一部分に沿って延びるカバーを有する、支持体アセンブリと、
    (b)前記支持体アセンブリ内に配置された、超音波トランスデューサと、
    (c)前記支持体アセンブリと連通する少なくとも1個のハウジングであって、前記少なくとも1個のハウジングの少なくとも一部分に沿って少なくとも1本のワイヤを送るように構成される、少なくとも1個のハウジングと、
    (d)前記少なくとも1個のハウジングと連通する少なくとも1個のかみ合いであって、前記少なくとも1個のハウジングの内側部分から前記少なくとも1個のハウジングの外側部分に電気エネルギーを送達するように構成される、少なくとも1個のかみ合いと、を有する、装置。
JP2012223856A 2011-10-10 2012-10-09 トランスデューサ支持体アセンブリを備えた外科用器具 Active JP6257886B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US13/269,875 2011-10-10
US13/269,875 US9763690B2 (en) 2011-10-10 2011-10-10 Surgical instrument with transducer carrier assembly

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013081776A true JP2013081776A (ja) 2013-05-09
JP6257886B2 JP6257886B2 (ja) 2018-01-10

Family

ID=47018053

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012223856A Active JP6257886B2 (ja) 2011-10-10 2012-10-09 トランスデューサ支持体アセンブリを備えた外科用器具

Country Status (7)

Country Link
US (1) US9763690B2 (ja)
EP (1) EP2581052B1 (ja)
JP (1) JP6257886B2 (ja)
CN (1) CN103027720A (ja)
AU (1) AU2012232953A1 (ja)
CA (1) CA2792020A1 (ja)
ES (1) ES2656964T3 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016529926A (ja) * 2013-09-20 2016-09-29 エシコン・エンド−サージェリィ・エルエルシーEthicon Endo−Surgery, LLC 超音波外科用器具のトランスデューサ特徴部
WO2020136888A1 (ja) * 2018-12-28 2020-07-02 オリンパス株式会社 処置具

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104207839B (zh) * 2013-05-30 2016-12-28 厚凯(北京)医疗科技有限公司 一种用于开放式手术的超声刀具
WO2016127303A1 (zh) * 2015-02-10 2016-08-18 深圳迈瑞生物医疗电子股份有限公司 一种超声外科手术装置
TWI633869B (zh) 2015-12-08 2018-09-01 天津瑞奇外科器械股份有限公司 超音波外科手術器械
US10646300B2 (en) 2016-12-14 2020-05-12 Ethicon Llc Ultrasonic surgical instrument with transducer locking feature
TWI721278B (zh) 2017-06-15 2021-03-11 大陸商天津瑞奇外科器械股份有限公司 超聲外科手術器械
US11231311B2 (en) 2019-05-31 2022-01-25 Perceptive Sensor Technologies Llc Non-linear ultrasound method and apparatus for quantitative detection of materials
WO2022054259A1 (ja) * 2020-09-11 2022-03-17 オリンパス株式会社 超音波処置具および超音波トランスデューサー
US20220125471A1 (en) * 2020-10-22 2022-04-28 Auris Health, Inc. Ultrasonic surgical instrument with a fixed transducer grounding
US11806037B2 (en) 2020-10-22 2023-11-07 Cilag Gmbh International Damping rings for an ultrasonic surgical instrument
EP4087503A1 (en) * 2020-10-22 2022-11-16 Cilag GmbH International Ultrasonic surgical instrument with translating transducer, waveguide and blade
WO2022120074A1 (en) * 2020-12-02 2022-06-09 Perceptive Sensor Technologies Llc Variable angle transducer interface block
US11788904B2 (en) 2020-12-04 2023-10-17 Perceptive Sensor Technologies, Inc. Acoustic temperature measurement in layered environments
WO2022120265A1 (en) 2020-12-04 2022-06-09 Perceptive Sensor Technologies, Inc. In-wall multi-bounce material property detection and acoustic signal amplification
US11549839B2 (en) 2020-12-04 2023-01-10 Perceptive Sensor Technologies, Inc. Systems and methods for determining floating roof level tilt and characterizing runoff
US11585690B2 (en) 2020-12-04 2023-02-21 Perceptive Sensor Technologies, Inc. Multi-path acoustic signal improvement for material detection
CN116829915A (zh) 2020-12-04 2023-09-29 感知传感器技术股份有限公司 在分层环境中的声学温度测量
US11525809B2 (en) 2020-12-04 2022-12-13 Perceptive Sensor Technologies, Inc. Apparatus, system, and method for the detection of objects and activity within a container
US11604294B2 (en) 2020-12-04 2023-03-14 Perceptive Sensor Technologies, Inc. Determining layer characteristics in multi-layered environments
CN116888468A (zh) 2020-12-30 2023-10-13 感知传感器技术股份有限公司 用信号评估流体质量
WO2023154514A1 (en) 2022-02-11 2023-08-17 Perceptive Sensor Technologies, Inc. Acoustic signal detection of material composition in static and dynamic conditions
US11940420B2 (en) 2022-07-19 2024-03-26 Perceptive Sensor Technologies, Inc. Acoustic signal material identification with nanotube couplant

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03277359A (ja) * 1990-03-27 1991-12-09 Olympus Optical Co Ltd 超音波治療装置
JP2011189186A (ja) * 2004-10-08 2011-09-29 Ethicon Endo Surgery Inc 超音波手術器具

Family Cites Families (38)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5361768A (en) * 1992-06-30 1994-11-08 Cardiovascular Imaging Systems, Inc. Automated longitudinal position translator for ultrasonic imaging probes, and methods of using same
US5322055B1 (en) 1993-01-27 1997-10-14 Ultracision Inc Clamp coagulator/cutting system for ultrasonic surgical instruments
US5938633A (en) 1997-07-09 1999-08-17 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Ultrasonic surgical devices
US5980510A (en) 1997-10-10 1999-11-09 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Ultrasonic clamp coagulator apparatus having improved clamp arm pivot mount
US6626852B2 (en) * 1998-09-08 2003-09-30 Scimed Life Systems, Inc. System for intraluminal imaging
IL141665A (en) * 2001-02-26 2007-02-11 Minelu Zonnenschein Determination of position using ultrasound
US6500176B1 (en) 2000-10-23 2002-12-31 Csaba Truckai Electrosurgical systems and techniques for sealing tissue
US6783524B2 (en) 2001-04-19 2004-08-31 Intuitive Surgical, Inc. Robotic surgical tool with ultrasound cauterizing and cutting instrument
US6929644B2 (en) 2001-10-22 2005-08-16 Surgrx Inc. Electrosurgical jaw structure for controlled energy delivery
US7354440B2 (en) 2001-10-22 2008-04-08 Surgrx, Inc. Electrosurgical instrument and method of use
US7125409B2 (en) 2001-10-22 2006-10-24 Surgrx, Inc. Electrosurgical working end for controlled energy delivery
US7189233B2 (en) 2001-10-22 2007-03-13 Surgrx, Inc. Electrosurgical instrument
US7311709B2 (en) 2001-10-22 2007-12-25 Surgrx, Inc. Electrosurgical instrument and method of use
EP1474031B1 (en) 2002-01-22 2012-01-11 Surgrx, Inc. Electrosurgical instrument and method of use
US7169146B2 (en) 2003-02-14 2007-01-30 Surgrx, Inc. Electrosurgical probe and method of use
WO2005052959A2 (en) 2003-11-19 2005-06-09 Surgrx, Inc. Polymer compositions exhibiting a ptc property and method of fabrication
US7220951B2 (en) 2004-04-19 2007-05-22 Surgrx, Inc. Surgical sealing surfaces and methods of use
CN100394897C (zh) 2004-08-03 2008-06-18 张毓笠 复合振动的超声骨骼手术仪
US20070191713A1 (en) 2005-10-14 2007-08-16 Eichmann Stephen E Ultrasonic device for cutting and coagulating
US7416101B2 (en) 2006-01-31 2008-08-26 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Motor-driven surgical cutting and fastening instrument with loading force feedback
US8574252B2 (en) 2006-06-01 2013-11-05 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Ultrasonic blade support
US8147414B2 (en) * 2006-10-12 2012-04-03 Innoscion, Llc Image guided catheter having remotely controlled surfaces-mounted and internal ultrasound transducers
US7738971B2 (en) 2007-01-10 2010-06-15 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Post-sterilization programming of surgical instruments
BRPI0806674A2 (pt) 2007-01-16 2014-05-13 Ethicon Endo Surgery Inc Dispositivo ultrassônico para corte e coagulação
US8142461B2 (en) 2007-03-22 2012-03-27 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical instruments
US8523889B2 (en) * 2007-07-27 2013-09-03 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Ultrasonic end effectors with increased active length
US8419757B2 (en) 2007-12-03 2013-04-16 Covidien Ag Cordless hand-held ultrasonic cautery cutting device
US8622274B2 (en) 2008-02-14 2014-01-07 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Motorized cutting and fastening instrument having control circuit for optimizing battery usage
US8657174B2 (en) 2008-02-14 2014-02-25 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Motorized surgical cutting and fastening instrument having handle based power source
US8206410B2 (en) 2008-03-31 2012-06-26 Olympus Medical Systems Corp. Surgical operating apparatus
US8058771B2 (en) 2008-08-06 2011-11-15 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Ultrasonic device for cutting and coagulating with stepped output
EP2361042B1 (en) 2008-09-12 2016-11-30 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Ultrasonic device for fingertip control
GB0906930D0 (en) 2009-04-23 2009-06-03 Orthosonics Ltd Improved bone resector
US8461744B2 (en) 2009-07-15 2013-06-11 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Rotating transducer mount for ultrasonic surgical instruments
US8986302B2 (en) 2009-10-09 2015-03-24 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical generator for ultrasonic and electrosurgical devices
US8939974B2 (en) 2009-10-09 2015-01-27 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical instrument comprising first and second drive systems actuatable by a common trigger mechanism
US8531064B2 (en) 2010-02-11 2013-09-10 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Ultrasonically powered surgical instruments with rotating cutting implement
US9161803B2 (en) 2010-11-05 2015-10-20 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Motor driven electrosurgical device with mechanical and electrical feedback

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03277359A (ja) * 1990-03-27 1991-12-09 Olympus Optical Co Ltd 超音波治療装置
JP2011189186A (ja) * 2004-10-08 2011-09-29 Ethicon Endo Surgery Inc 超音波手術器具

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016529926A (ja) * 2013-09-20 2016-09-29 エシコン・エンド−サージェリィ・エルエルシーEthicon Endo−Surgery, LLC 超音波外科用器具のトランスデューサ特徴部
US10231747B2 (en) 2013-09-20 2019-03-19 Ethicon Llc Transducer features for ultrasonic surgical instrument
WO2020136888A1 (ja) * 2018-12-28 2020-07-02 オリンパス株式会社 処置具

Also Published As

Publication number Publication date
EP2581052B1 (en) 2017-11-22
AU2012232953A1 (en) 2013-05-02
ES2656964T3 (es) 2018-03-01
CA2792020A1 (en) 2013-04-10
JP6257886B2 (ja) 2018-01-10
EP2581052A2 (en) 2013-04-17
EP2581052A3 (en) 2013-06-05
CN103027720A (zh) 2013-04-10
US9763690B2 (en) 2017-09-19
US20130090575A1 (en) 2013-04-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6257886B2 (ja) トランスデューサ支持体アセンブリを備えた外科用器具
JP6144026B2 (ja) 外科用器具内のスリップリングアセンブリと超音波トランスデューサとの結合
EP2581053B1 (en) Surgical instrument with ultrasonic waveguide defining a fluid lumen
JP6129510B2 (ja) 超音波変換器に電力を供給するためのクラッチ摺動リングアセンブリを有する外科器具
EP2854666B1 (en) Surgical instrument with attachment assembly for surgical instrument end effector
JP5992425B2 (ja) モジュール式シャフト及びエンドエフェクタを備える外科用器具
US10085792B2 (en) Surgical instrument with motorized attachment feature
US9039720B2 (en) Surgical instrument with ratcheting rotatable shaft
JP5951622B2 (ja) 弾力的に付勢された、ハンドピースへの連結具を備える、外科用器具シャフト
JP6316926B2 (ja) クラムシェル型結合部を有する使い捨てシャフトを備えた電気手術装置
JP6140968B2 (ja) モジュラーエンドエフェクタを備えた超音波手術器具
KR20190100936A (ko) 트랜스듀서 슬립 조인트를 갖는 초음파 수술 기구
BR112017007683B1 (pt) Instrumento ultrassônico

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150814

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160606

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160621

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20160921

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20161121

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170425

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20170725

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170907

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171206

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6257886

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250