JP2013078893A - 記録装置および記録方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録媒体のコックリング形状をインクの着弾位置などに悪影響を及ぼさない範囲に規制した上、記録媒体のコックリングよって生じるシワを目立たなくして、高品位の画像を記録することができる記録装置および記録方法を提供すること。
【解決手段】記録ヘッド1から吐出されるインク滴Dを記録媒体10に付与するときに、記録媒体10に対して、リブ12を含むプラテン13に沿う波打ち形状を付与する。プラテン13と記録媒体10との間の空気を吸引する吸引口14と、その空気を吸引しない吸引口14と、の組み合わせに応じて、記録媒体10に付与する波打ち形状を変更する。
【選択図】図3

Description

本発明は、記録媒体にインクを付与して画像を記録する記録装置および記録方法に関するものである。
プラテンに沿って搬送される記録媒体に対してインクを付与して画像を記録する場合、インクを付与された記録媒体が膨潤し、その記録媒体の形状がインクの付与量と経過時間に応じて変化(以下、「コックリング」とも称する)することがある。このようなコックリングによって記録媒体の形状(コックリング形状)が大きく変化した場合には、インクの着弾位置のずれなどが生じて記録画像の画質が低下することがある。
特許文献1に記載の記録装置は、記録媒体を支持するプラテンの形状を一定の波打ち形状とし、そのプラテンに沿うように、膨潤した記録媒体を積極的に一定の形状に変形させる構成となっている。このような構成により、記録媒体のコックリング形状は、インクの着弾位置などに悪影響を及ぼさない範囲の一定形状に規制される。
特開平10−138463号公報
特許文献1に記載の記録装置は、プラテンの形状に沿うように記録媒体を積極的に一定の形状に変形させるため、膨潤を吸収するように膨張する記録媒体の部分は、プラテンの形状に沿うように記録媒体の搬送方向に連続するシワとして現れることになる。このように連続的に生じる記録媒体のシワは目立つため、記録画像の品位が損なわれるおそれがあった。
本発明の目的は、記録媒体のコックリング形状をインクの着弾位置などに悪影響を及ぼさない範囲に規制した上、記録媒体のコックリングよって生じるシワを目立たなくして、高品位の画像を記録することができる記録装置および記録方法を提供することにある。
本発明の記録装置は、記録媒体にインクを付与可能な記録ヘッドと、前記記録媒体と、の相対移動を伴って、前記記録媒体に画像を記録する記録装置であって、前記記録媒体に前記インクを付与するときに、前記記録媒体に波打ち形状を付与する付与手段と、前記付与手段により前記記録媒体に付与する波打ち形状を変更する変更手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、記録媒体に付与する波打ち形状を変更することにより、記録媒体のコックリング形状をインクの着弾精度などに悪影響を及ぼさない範囲に規制した上、コックリングよって生じるシワを目立たなくして、高品位の画像を記録することができる。
本発明の第1の実施形態における記録装置の概略斜視図である。 図1の記録装置における吸引機構を説明するための要部の断面図である。 (a)は、吸引動作の比較例を説明するための要部の断面図、(b)および(c)は、本発明の第1の実施形態における吸引動作を説明するための要部の断面図、(d)は、比較例としてのコックリング形状の説明図、(e)は、本発明の第1の実施形態におけるコックリング形状の説明図である。 本発明の第1の実施形態におけるシャッターの切り替え処理を説明するためのフローチャートである。 (a),(b)は、本発明の第2の実施形態における吸引モータの駆動デューティーとコックリング形状との関係の説明図である。 本発明の第2の実施形態における吸引モータの駆動デューティーの変更処理を説明するためのフローチャートである。 (a)および(b)は、本発明の第3の実施形態における吸引動作を説明するための要部の断面図、(c)は、本発明の第3の実施形態におけるコックリング形状の説明図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明を適用可能なインクジェット記録装置(以下、「プリンタ」ともいう)の概略構成を説明するための斜視図である。
本例のインクジェット記録装置50は、記録ヘッド1の主走査方向(矢印X方向)における往復移動と、記録媒体10の所定量毎の副走査方向(矢印Y方向)への搬送と、を繰り返す。副走査方向は、主走査方向と交差(本例の場合は、直交)する。記録ヘッドの主走査方向の移動と同期させながら、記録ヘッド1の複数のノズルから選択的にインクを吐出させて、そのインクを記録媒体10に付着させることにより、文字や記号などを含む画像を記録(記録走査)する。複数のノズルは、副走査方向と交差(本例の場合は、直交)する方向に配列されて、ノズル列を形成する。記録ヘッド1は、電気熱変換素子(ヒータ)、ピエゾ素子、MEMS素子、静電素子などの吐出エネルギー発生素子を用いて、ノズルからインクを吐出する。電気熱変換素子を用いた場合には、その発熱によりインクを発泡させ、その発泡エネルギーを利用して、ノズル先端のインク吐出口からインクを吐出することができる。
記録ヘッド1はキャリッジ2に着脱可能に搭載され、そのキャリッジ2は、2本のガイドレール8に摺動自在に支持されて、不図示のモータ等の駆動手段によりガイドレールに沿って往復移動される。記録媒体10は、記録ヘッド1におけるインク吐出口の形成面(インク吐出面)に対面し、かつ、インク吐出面との距離を一定に維持するように、搬送ローラ3により矢印Yの副走査方向に搬送される。記録ヘッド1には、異なる色のインク毎に対応する複数のノズル列が形成されている。インク供給ユニット5には、それらのノズル列に対応する色のインクを収納したメインタンク4が着脱可能に装着される。インク供給ユニット5と記録ヘッド1とは、それぞれのインクの色に対応した複数の供給チューブ6によって接続されている。メインタンク4をインク供給ユニット5に装着することにより、そのメインタンク4内に収納されたインクを対応するノズル列に供給することができる。回復ユニット7は、記録ヘッド1の往復移動範囲内に位置し、かつ、記録媒体10の通過範囲外の非記録領域に位置して、記録ヘッド1が非記録領域に移動したときに、そのインク吐出面と対面するように配置されている。本例の回復ユニット7は、インク供給ユニット5と隣接するように配置されている。回復ユニット7は、記録ヘッド1のインクの吐出状態を良好に維持するための回復処理を行うものであり、その回復処理としては、吸引回復処理、予備吐出処理、およびワイピングなどを含むことができる。記録媒体10の下には、後述するプラテン13が配置されている。
図2は、プラテン13および吸引機構の説明図である。
プラテン13上には、複数のリブ12と複数の吸引口14が形成されている。複数のリブ12は、それぞれ矢印Aの搬送方向に沿って延在し、その搬送方向と直交する方向に沿って並列に位置するように形成されている。吸引口14は、互いに隣接するリブの間に位置するように形成されている。それぞれの吸引口14の下部には、個別の吸引室17が形成されており、それぞれの吸引室17は、開口部17Aを通して、吸引ファン11に繋がる共通のダクト18に接続されている。開口部17Aには、その開口部17Aを開閉可能なシャッター15が配備されている。
シャッター15が開口部17Aを開いたときには、吸引ファン11によって生じたダクト18内の負圧が対応する吸引室17内に導入され、その吸引室17の吸引口14が記録媒体10を吸引する。一方、シャッター15が開口部17Aを閉じたときには、ダクト18内の負圧が対応する吸引室17内に導入されず、その吸引室17の吸引口14は記録媒体10を吸引しない。吸引室17は、吸引口14と開口部17Aを除いて密閉された構造であってもよく、外部に連通する1つまたは複数の他の開口部を有する構造であってもよい。例えば、矢印Aの搬送方向における両端部の少なくとも一方が部分的に開放された構造であってもよい。要は、吸引室17内に導入された負圧によって吸引口14が記録媒体10を適正に吸引するように、プラテン13と記録媒体10との間の空気が吸引できればよい。吸引口14は、1つの吸引室17に対して複数形成してもよい。それぞれのシャッター15は、例えばカムやリンクなどが用いた駆動部16によって、後述するように関連的に開閉される。
記録媒体10は、記録動作中にインクを吸収することにより膨潤する。記録媒体10は、吸引ファン11の吸引によってプラテン13の方向へ吸着されるため、膨潤を吸収するようにリブ12に沿って膨張される。これにより、記録媒体10のコックリング形状を安定させることができる。
図3は、記録媒体10のコックリング形状の説明図である。
図3(a)は、比較例として、全ての吸引口14から吸引を行った場合の説明図である。記録媒体10は、リブ12を含むプラテン13の起伏形状に沿うように強制的に変形されるため、記録媒体10の膨潤によるコックリング形状を一定の波打ち形状に安定させることができる。このように、記録媒体10に波打ち形状を付与してコックリング形状を安定させることにより、記録ヘッド1と記録媒体10との間の距離を所定の範囲内に抑えて、インクの着弾位置のずれを抑えることができる。例えば、記録ヘッド1が矢印X1の往方向に移動しつつインク滴Dを吐出するときに、そのインク滴Dの着弾位置のずれ抑えることができる。仮に、プラテン13の起伏形状に沿うように記録媒体10を強制的に変形させなかった場合には、記録媒体10のコックリング形状が大きく変化し、記録ヘッド1と記録媒体10との間の間隔が大きく変化して、インク滴Dの着弾位置がずれるおそれがある。
このような比較例の場合には、常に、全てのリブ12に対して記録媒体10が均一的に押し付けられて、記録媒体10には一定の波打ち形状が付与される。そのため、記録媒体10の膨潤を吸収して膨張する部分は、図3(d)のように、リブ12に沿って長く延在する縦のスジAとして現れる。これらのスジAは、記録媒体10に記録された画像に対して目立ってしまい、画像の記録品位を損なうおそれがある。
本実施形態の場合には、図3(b),(c)のように、吸引を行う吸引口14と、吸引を行わない吸引口14と、の組み合わせ(吸引形態)をシャッター15の開閉によって変化させる。すなわち、記録ヘッド1が所定回数(1回または複数回)の記録走査(スキャン)を行う間は、シャッター15の開閉形態を切り替えて、図3(b)のように吸引を行う吸引口14を選択する。その後、記録ヘッド1が所定回数の記録走査(スキャン)を行う間は、シャッター15の開閉形態を切り替えて、図3(c)のように吸引を行う吸引口14を選択する。本例の場合は、吸引を行う吸引口14と、吸引を行わない吸引口14と、が矢印Xの主走査方向に交互に位置する。すなわち、図3(b)において吸引を行った吸引口14が図3(c)においては吸引を行わず、図3(b)において吸引を行わなかった吸引口14が図3(c)においては吸引を行う。
このような吸引形態の切り替えを繰り返した場合には、記録媒体10に付与する波打ち形状が変更されることになり、記録媒体10には図3(e)のようなスジBが現れる。これらのスジBは、リブ12に沿って長く延在せずに、矢印Yの副走査方向に断続的に現れる。これらのスジBは、記録媒体10において分散的に現われるため目立たなくなり、画像の記録品位を損なうおそれはない。
図4は、このようなシャッター15の切り替え処理を説明するためのフローチャートである。この処理は、1回毎の記録走査の開始前に実行される。
まず、記録走査の前に、記録走査回数のカウント値Nをインクリメントし(ステップS1)、そのカウント値Nを所定のしきい値Ncと比較する(ステップS2)。カウント値Nがしきい値Ncを超えていない場合は、シャッター15の開閉形態を切り替えることなく記録走査を実行する。一方、カウント値Nがしきい値Ncを超えた場合には、シャッター15の開閉形態を切り替える(ステップS3)。具体的には、上述したように、それまで吸引を行っていた吸引口14に関しては、それが吸引を行わないように対応するシャッター15を閉じ、それまで吸引を行っていなかった吸引口14に関しては、それが吸引を行うように対応するシャッター15を開く。その後、ステップS4にてカウント値Nをリセットする。
このように、記録走査の回数が所定回数に達する毎に、シャッター15を切り替えることにより、複数の吸引口14の吸引形態を変更することができる。
また、図3(b)の吸引形態のときの記録走査の回数と、図3(c)の吸引形態のときの記録走査の回数と、は同じ所定回数である必要はなく、それらは異なる回数であってもよい。吸引形態は、上述した実施形態のみに特定されず任意である。また、吸引形態の変更数は本例の2つのみに限定されず、3つ以上であってもよい。
(第2の実施形態)
本実施形態においては、吸引ファン11の駆動源としてのDCモータ(以下、「吸引モータ」ともいう)をPWM制御し、その駆動デューティーに応じて吸引形態を変更する。
本例の場合は、図5(a)のように、記録ヘッド1が矢印X1の往方向に移動するときに画像を記録し、矢印X2の復方向に移動するときには画像を記録しない片方向記録方式を採用する。記録ヘッド1が所定回数の記録走査を行う毎に、吸引モータの駆動デューティーを変更する。記録領域SAにおいては、吸引モータの駆動デューティーを80%とし、記録領域SBにおいては、吸引モータの駆動デューティーを5%とする。このように、記録ヘッド1が所定回数の記録走査を行う毎に、吸引モータの駆動デューティーを80%または5%に変更する。このように、領域SBにおいて吸引モータの駆動デューティーを小さくすることにより、図5(b)のように、記録媒体10の膨潤を吸収するスジCが矢印Yの搬送方向において不連続となり、そのスジCは記録画像に対して目立たなくなる。
図6は、吸引モータの駆動デューティーの変更処理を説明するためのフローチャートである。この処理は、1回毎の記録走査の開始前に実行される。
まず、記録走査の前に、記録走査回数のカウント値Nをインクリメントし(ステップS11)、そのカウント値Nを所定のしきい値Ncと比較する(ステップS12)。カウント値Nがしきい値Ncを超えていない場合は、吸引モータの駆動デューティーを変更することなく記録走査を実行する。一方、カウント値Nがしきい値Ncを超えた場合には、吸引モータの駆動デューティーを変更する(ステップS13)。具体的には、上述したように、それまので駆動デューティーが80%のときは、その駆動デューティーを5%に変更し、一方、それまので駆動デューティーが5%のときは、その駆動デューティーを80%に変更する。その後、ステップS14にてカウント値Nをリセットする。
このように、記録走査の回数が所定回数に達する毎に、吸引モータの駆動デューティーを変更することにより、図15(b)のようにスジCを目立たなくすることができる。
また、駆動デューティーが80%のときの記録走査の回数と、駆動デューティーが5%のときの記録走査の回数と、は同じ所定回数である必要はなく、それらは異なる回数であってもよい。駆動デューティーは、80%と5%のみに特定されず任意である。また、駆動デューティーの変更数は本例の2つのみに限定されず、3つ以上であってもよい。
(第3の実施形態)
本実施形態においては、プラテン13に対してリブ12が移動可能に備えられており、不図示の移動機構により、リブ12の位置が図7(a)のような矢印E1方向の移動位置、または図7(b)のようなE2方向の移動位置に変更される。矢印E1,E2方向は、矢印Yの搬送方向と直交する方向である。プラテン13には複数の吸引口(不図示)が形成されており、それらの吸引口が記録媒体10を吸引することにより、リブ12を含むプラテン13の起伏形状に沿うように記録媒体10が強制的に変形される。これにより、前述した実施形態と同様に、記録媒体10のコックリング形状を安定させることができる。吸引口は、図7(a)および(b)のようなリブ12の移動位置の如何に拘わらず、記録媒体10を吸引して、記録媒体10のコックリング形状を安定させる。
リブ12の位置は、記録走査の回数が所定回数に達する毎に変更される。すなわち、リブ12を図7(a)の位置に移動させたまま所定回数の記録走査を実施した後、リブ12を図7(b)の位置に移動させてから、所定回数の記録走査を実施する。以降、同様に、記録走査の回数が所定回数に達する毎に、リブ12の位置を図7(a)の位置または図7(b)の位置に変更する。吸引口は、リブ12の移動位置の如何に拘わらず記録媒体10を吸引するため、記録媒体10には、図7(c)のようなコックリングによるスジD1,D2が現れる。スジD1は、リブ12が図7(a)の位置にあるときに記録される領域SCに現れ、スジD2は、リブ12が図7(b)の位置にあるときに記録される領域SCに現れる。これらのスジD1,D2は、矢印Yの搬送方向において不連続となるため、記録画像に対して目立たなくなる。
リブ12の位置を変更する際には、吸引口による記録媒体10の吸引動作を中断、あるいは吸引力を小さくしてもよい。これにより、リブ12に引きつられるような記録媒体10の移動の発生を回避することができる。その場合には、例えば、吸引口に対する負圧の供給経路をシャッターなどによって一時的に遮断あるいは小さく絞る構成を採ることができる。また、リブ12が図7(a)の位置にあるときの記録走査の回数と、リブ12が図7(b)の位置にあるときの記録走査の回数と、は同じ所定回数である必要はなく、それらは異なる回数であってもよい。また、リブ12の位置の変更数は本例の2つのみに限定されず、3つ以上であってもよい。
(他の実施形態)
本発明は、記録媒体にインクを付与可能な記録ヘッドと、記録媒体と、の相対移動を伴って、記録媒体に画像を記録する種々の記録装置に対して、広く適用することができる。本発明は、上述したように、記録ヘッドの移動と記録媒体の搬送とを繰り返して画像を記録するシリアルスキャン方式の記録装置の他、記録ヘッドの対向位置を通して記録媒体を連続的に搬送するフルライン方式の記録装置に対しても適用可能である。つまり本願発明は、プラテンに沿って記録媒体を断続的および連続的に搬送する記録装置のいずれに対しても適用することができる。また、シリアルスキャン方式の記録装置は、記録ヘッドの往方向および復方向の走査の一方において画像を記録する片方向記録方式、あるいは、それらの走査の両方において画像を記録する双方向記録方式であってもよい。
また、記録媒体に付与する波打ち形状を変更するために、第1および第2の実施形態のようにプラテンに対する記録媒体の押し付け力を制御可能な構成と、第3の実施形態のようにリブを含むプラテンの形状を変更可能な構成と、を組み合わせてもよい。記録媒体に付与する波打ち形状は、前述したように記録走査回数(記録ヘッドの移動回数)に応じて変更する他、記録媒体に対するインクの付与量に応じて変更してもよい。
1 記録ヘッド
10 記録媒体
11 吸引ファン
12 リブ
13 プラテン
14 吸引口
15 シャッター
50 インクジェット記録装置

Claims (8)

  1. 記録媒体にインクを付与可能な記録ヘッドと、前記記録媒体と、の相対移動を伴って、前記記録媒体に画像を記録する記録装置であって、
    前記記録媒体に前記インクを付与するときに、前記記録媒体に波打ち形状を付与する付与手段と、
    前記付与手段により前記記録媒体に付与する波打ち形状を変更する変更手段と、
    を備えることを特徴とする記録装置。
  2. 前記付与手段は、前記記録媒体をプラテンに押し付けることにより、前記記録媒体に前記プラテンの形状に沿う波打ち形状を付与し、
    前記変更手段は、波打ち形状を変更するために、前記プラテンに対する前記記録媒体に押し付け力と、前記プラテンの形状と、の内の少なくとも一方を変更可能である
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記付与手段は、前記記録媒体を前記プラテンに押し付けるために、前記記録媒体と前記プラテンとの間の空気を吸引し、
    前記変更手段は、前記空気の吸引力を制御可能である
    ことを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
  4. 前記プラテンはリブを含み、
    前記変更手段は、前記リブの位置を変更可能であることを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
  5. 前記記録ヘッドを主走査方向に沿って移動させる移動手段と、
    前記記録媒体が前記プラテンの上を通過するように、前記記録媒体を前記主走査方向と交差する副走査方向に搬送する搬送手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載の記録装置。
  6. 前記変更手段は、前記主走査方向における前記記録ヘッドの移動回数に応じて、前記波打ち形状を変更することを特徴とする請求項5に記載の記録装置。
  7. 前記変更手段は、前記記録媒体に対するインクの付与量に応じて、前記波打ち形状を変更することを特徴とする請求項1から5に記載のいずれかに記載の記録装置。
  8. 記録媒体にインクを付与可能な記録ヘッドと、前記記録媒体と、の相対移動を伴って、前記記録媒体に画像を記録する記録方法であって、
    前記記録媒体に前記インクを付与するときに、前記記録媒体に波打ち形状を付与し、
    前記記録媒体に付与する波打ち形状を変更することが可能であることを特徴とすることを記録方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015105163A (ja) * 2013-11-29 2015-06-08 株式会社リコー 用紙搬送装置及び画像形成装置
US10771739B2 (en) 2015-09-30 2020-09-08 Sony Corporation Information processing device and information processing method

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