JP2013077952A - 表示装置 - Google Patents

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Masasane Mukaide
雅眞 向出
Atsushi Mizutani
敦 水谷
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光高 村越
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Abstract

【課題】メイン基板が拡張スロットユニットと重なることのないように構成することのできる表示装置を提供する。
【解決手段】表示パネル41と、該表示パネルの背面側に外部機器と有線通信可能な端子群65に接続されるメイン基板83、85と、を具える表示装置において、拡張ボード91を差込可能な拡張スロット31と、拡張ボードを案内及び収容可能なケース33と、前記拡張スロットに接続される拡張スロット用基板37とを有する拡張スロットユニット30を具え、前記メイン基板は、前記拡張スロットユニットの形状に合わせて切り欠かれた切欠部84を有する。
【選択図】図5

Description

本発明は、拡張スロットユニットを内蔵した表示装置に関し、より詳細にはメイン基板を拡張スロットユニットに重ならないように切り欠いた表示装置に関する。
デジタル液晶テレビジョン受像機等の表示装置として、単に放送の受信だけでなく、インターネット等のネットワークに接続してWebサイトの閲覧ができる機器が提案されている(例えば特許文献1参照)。
また、複数の表示装置を上下左右に複数並べて配置し、各々の表示装置にその配置された位置に対応する領域の映像等を表示できるようにした所謂マルチディスプレイシステムも提案されている(例えば特許文献2参照)。
特開平10−136275号公報 特開2005−37630号公報
しかしながら、例えばインターネット受信機能を搭載していない表示装置では、表示装置だけでWebサイトを閲覧することはできないから、インターネットに接続されたパソコン(パーソナルコンピュータ)の如き外部機器を別途有線接続する必要がある。
また、マルチディスプレイシステムを実現する場合にも、表示装置に制御信号や画像信号を入力するためにパソコンの如き外部機器を接続する必要がある。
インターネット接続や外部機器からの制御信号入力などに対応するために、表示装置の筐体にこれら端子を増設することも考えられるが、例えば業務用途の表示装置の場合、筐体にはあまり端子を設けたくないという要望もある。
そこで発明者らは、例えば表示装置だけでパソコンのコンテンツを使用できるようにPCボードを直接挿入すべく、拡張ボードを差込可能な拡張スロットを有する拡張スロットユニットを表示装置に内蔵させようと試みた。
しかしながら、表示装置の内部には一般に、電源接続用端子に接続される電源用基板、表示パネルのバックライトに接続される左右一対のインバータ回路基板、外部入力等の端子群に接続されるメイン基板等様々な電子部品が収納されている。従って、表示装置の大きさによっては、拡張スロットユニットを内蔵するスペースが十分に確保できない場合がある。
特に、表示装置の各種制御等を行うメイン基板は、表示装置の略中央部に位置するのが好ましいが、これにより、拡張スロットユニットを内蔵する空きスペースが更に十分に確保できない場合がある。
本発明の目的は、メイン基板が拡張スロットユニットと重なることのないように構成することのできる表示装置を提供することである。
本発明に係る表示装置は、
表示パネルと、
該表示パネルの背面側に外部機器と有線通信可能な端子群に接続されるメイン基板と、
を具える表示装置において、
拡張ボードを差込可能な拡張スロットと、拡張ボードを案内及び収容可能なケースと、前記拡張スロットに接続される拡張スロット用基板とを有する拡張スロットユニットを具え、
前記メイン基板は、前記拡張スロットユニットの形状に合わせて切り欠かれた切欠部を有する。
本発明の表示装置によれば、メイン基板を表示装置の略中央に配置しても、これに重なることなく拡張スロットユニットを内蔵できる。
図1は、本発明の一実施形態である表示装置を斜め前方から見た斜視図である。 図2は、本発明の一実施形態である表示装置を背面側から見た斜視図である。 図3は、カバーを取り外した表示装置の左側面図である。 図4は、カバー及び前枠を取り外した表示装置の背面図である。 図5は、図4の円V部の拡大図である。 図6は、カバー及び前枠を取り外した表示装置の底面図である。 図7は、表示装置を構成するスタンド用下フレームの斜視図である。
以下、本発明の表示装置(10)を、デジタル液晶テレビジョン受像機に実施した形態につき、図面に沿って具体的に説明する。以下の記載では、表示パネル(41)が視聴者を向く方向を「前」、逆向きを「背面」とする。上下方向は、特に断らない限り、表示パネル(41)の長手方向が水平となる横置き姿勢における上下方向を指すものとする。また、左右方向については、表示装置(10)を背面側から見て「右」「左」とする。
なお、表示装置(10)は、表示パネル(41)の長手方向が垂直となる縦置き姿勢では、表示装置(10)を背面側から見て右側が上向きとなるよう配置するものとする。
本発明は、拡張ボード(91)を直接挿入することのできる拡張スロットユニット(30)を内蔵した表示装置(10)に関するものである。
ここで、拡張ボード(91)とは、表示装置(10)の機能に異なる機能や拡充機能を追加するチップやその他の電子構成要素を含む回路基板等から構成されるものであり、具体的には、PCボード、ビデオボードやLAN(ローカルエリアネットワーク)ボード、制御ボードなどの特殊ボード、USB端子、HDMI端子、ビデオ入出力端子などを具えたインタフェースボードなどを例示できる。勿論、これらに限定されるものではない。
拡張スロットユニット(30)に拡張ボード(91)としてPCボードを挿入することによって、本発明の表示装置(10)単体でパソコンのコンテンツを使用することができ、パソコン等を有線接続することなくマルチディスプレイシステムを実現できる。
また、拡張スロットユニット(30)に拡張ボード(91)としてLANボードを挿入することによって、例えばインターネット等のネットワークに接続し、表示装置(10)単体でインターネットやサーバ、パソコンや携帯電話機等と情報の伝送を行なうことができる。
図1に示す如く、表示装置(10)は、映像や画像等を表示可能な液晶パネルである表示パネル(41)を長手方向が水平となるように配置したものであり、該表示パネル(41)の前面外周と側周面を前枠(40)、表示パネル(41)の背面側を前枠(40)に連続するように図2及び図3に示すカバー(20)で包囲して構成される。
図3に示すように、表示パネル(41)の背面は、金属製の取付プレート(80)がネジ止め等により取り付けられており、該取付プレート(80)に各種の電子部品が実装される。
より具体的には、取付プレート(80)には、図3乃至図6に示す如く、拡張スロット(31)を搭載した拡張スロット用基板(37)を有する拡張スロットユニット(30)、表示装置(10)の各種制御等を行なう第1メイン基板(83)及び第2メイン基板(85)、各メイン基板(83)(85)に対する外部入出力用の端子群(65)、電源用基板(81)、電源用基板(81)に外部より商用電源を接続する電源接続用端子(64)、表示パネル(41)のバックライト(図示せず)用の左右一対のインバータ回路基板(89)、スピーカ(61)(61)、表示装置(10)を壁面等に取り付けるための壁掛け用上フレーム(51)、表示装置(10)を載せ台や床面等に据え置くためのスタンド用下フレーム(53)等を具える。
メイン基板(83)(85)は、表示パネル(41)に表示する映像の処理や音声の処理を行なうなど、表示装置(10)の各種制御等する基板であり、夫々取付プレート(80)の略中央に配置される。
メイン基板(83)(85)には、外部の電子機器等と信号を入出力するための複数の配線を同方向から接続できるように、1箇所に集約された端子群(65)が接続されている。本実施形態では、図4乃至図6に示す如く、端子群(65)は、メイン基板(83)(85)の下側となる取付プレート(80)の略中央に下方にコネクタが向くように配置されている。
電源用基板(81)は、表示装置(10)へ電力を供給する基板であり、電源接続用端子(64)に電気的に接続され、該電源接続用端子(64)に外部配線となる電源ケーブル(93)の電源コネクタ(94)(図2参照)が接続される。
電源用基板(81)は、表示装置(10)内における配線を短くする目的で、電源接続用端子(64)との距離を短くすることが好ましい。
また、電源接続用端子(64)は、電源ケーブル(93)を表示装置(10)の重心よりも下側の位置で接続することにより、表示装置(10)の設置時の安定性を高めることができる。
一方で、表示装置(10)は、横置きだけでなく、表示パネル(41)の長手方向が縦方向となる縦置きで用いられることがある。この場合においても、表示装置(10)の設置時の安定性を高めるために、電源ケーブル(93)を表示装置(10)の重心よりも下側の位置で接続することが求められる。
そこで、電源用基板(81)は、表示装置(10)を縦置きしたときに下側となる位置、即ち、本実施例では、図4に示すように取付プレート(80)を背面から見て左側に寄せて配備している。
インバータ回路基板(89)は、取付プレート(80)の左右に配備され、表示パネル(41)のバックライトに交流電力を供給する。インバータ回路基板(89)は、取付プレート(80)の左右端近傍に配備される。
また、スピーカ(61)(61)は、インバータ回路基板(89)の下方に夫々配置される。
本実施形態の表示装置(10)に内蔵される拡張スロットユニット(30)は、拡張ボード(91)を電気的に接続するコネクタとなる拡張スロット(31)、拡張ボード(91)を案内し収容するケース(33)、拡張スロット(31)に接続される拡張スロット用基板(37)を含む。拡張スロット用基板(37)は、取付プレート(80)に取り付けられる。
ケース(33)には、拡張ボード(91)を挿脱するスリット(35)が、拡張スロット(31)と対向する位置に開設されている。
上記拡張スロットユニット(30)は、以下の理由により、メイン基板(83)(85)を挟んで電源用基板(81)とは逆側の位置であって、メイン基板(83)(85)とインバータ回路基板(89)との間に配置することができる。
拡張スロットユニット(30)は、スリット(35)が表示装置(10)の側方に向けて開口するように配置する。このように配置することで、表示装置(10)を横置きした場合には横から、また、表示装置(10)を縦置きした場合には上から拡張ボード(91)をスリット(35)から挿入することができる。
なお、表示装置(10)は、例えばデイジーチェーン接続してマルチディスプレイを実現すべく、上下左右に複数並べて一画面として使用されることがある。このとき、表示装置(10)の側方に向けて開口する拡張スロットユニット(30)のスリット(35)は、隣り合って横並びした表示装置(10)のカバー(20)と対向するので、スリット(35)と隣りの表示装置(10)のカバー(20)との距離が短いと、スリット(35)から拡張ボード(91)を挿脱できない虞がある。
そこで、拡張スロットユニット(30)は、表示装置(10)の長手方向の一端側、図示では背面から見て右方向にて、スリット(35)の開口位置とカバー(20)の側縁までの距離(L)が、拡張ボード(91)の挿入方向の長さ(L’)よりも長くなるように配置する。
このように拡張スロットユニット(30)を配置することによって、例えばマルチディスプレイシステムを実現すべく表示装置(10)を上下左右に複数並べて配置しても、スリット(35)の開口方向には拡張ボード(91)の挿入長さ(L’)以上の空間(L)が確保される。従って、マルチディスプレイシステムを構成している状態であっても、隣り合って横並びした表示装置(10)の配置をずらすことなく、表示装置(10)の背面でスリット(35)から拡張ボード(91)を横方向に挿脱することができる。
これは、表示装置(10)がスリット(35)の開口方向を壁面等に接するように配置される場合でも、同様の作用、効果を発する。
一方、上記のような配置をした場合、拡張スロットユニット(30)は、取付プレート(80)上で、拡張スロット用基板(37)が、略中央に位置する前記メイン基板(83)(85)と重なってしまう虞がある。
そこで、拡張スロットユニット(30)は、図4に示す如く、メイン基板(83)(85)を避けるように、表示装置(10)の長手方向にずらして配置する。図4では、拡張スロットユニット(30)は、メイン基板(83)(85)に対し、背面側から見て右側にずらして配置している。
しかしながら、拡張スロットユニット(30)を表示装置(10)の長手方向の一端側にずらして配置しても、表示装置(10)の上下方向に延びる第1メイン基板(83)と、長手方向に延びる拡張スロットユニット(30)の拡張スロット用基板(37)とが重なってしまう虞がある。
そこで本実施形態では、図5に示す如く、拡張スロット用基板(37)との重なりを避けるべく、拡張スロット用基板(37)の形状に合わせて、第1メイン基板(83)の上下方向上部に、長手方向の幅が狭くなるように切り欠かれた切欠部(84)を形成している。
第1メイン基板(83)に切欠部(84)を形成することで、拡張スロットユニット(30)は、拡張スロット用基板(37)を幅広な第1メイン基板(83)と重なることなく、取付プレート(80)上に並設することができる。
さらに、拡張スロットユニット(30)は、高温となる電源用基板(81)から受ける熱影響を考慮して、電源用基板(81)から離れた位置、即ち、メイン基板(83)(85)を挟んだ逆側の位置に配置している。
表示装置(10)を縦置きした場合に、下側に位置する電源用基板(81)が発する熱は、表示装置(10)のカバー(20)内の広い空間である上方向に向かって拡散される。従って、熱は電源用基板(81)の近傍で滞留することはない。このため、電源用基板(81)だけでなく、周辺のメイン基板(83)(85)、さらには拡張スロットユニット(30)への熱影響を防止することができる。
また、インバータ回路基板(89)も使用中に発熱する。このため、インバータ回路基板(89)と重ねて拡張スロットユニット(30)を配置すると、拡張スロットユニット(30)が熱損傷を受ける虞がある。
しかしながら、本発明では、メイン基板(83)(85)とインバータ回路基板(89)との間に拡張スロットユニット(30)を配置しているから、インバータ回路基板(89)による熱影響を低減できる。
従来、このような空間には、特に基板や装置等が配置されていない領域であったが、このような領域を有効に用いて拡張スロットユニット(30)を配置することで、表示装置(10)の大型化を図ることなく、表示装置(10)の機能の拡張や多様化、性能の向上を図ることができる。
表示装置(10)を横置きした状態で、表示装置(10)の下端には、表示装置(10)を載せ台や床面に自立させるスタンド(70)が着脱可能に取り付けられる。
スタンド(70)は、図2に示す如く、基台(71)と該基台(71)から立設された2本の支柱(73)(73)を具える。支柱(73)には、表示装置(10)に固定するための固定ネジ(77)が螺入されるネジ穴(75)が設けられている。
表示装置(10)は、図4及び図6に示す如く、取付プレート(80)の下端にスタンド(70)を支持する1対のスタンド用下フレーム(53)(53)が所定の間隔を存して配置されている。
より具体的には、スタンド用下フレーム(53)は金属板を折り曲げて形成され、図7に示す如く、スタンド用下フレーム(53)の内部には、下向きに開口し、支柱(73)を固定する筒状のスタンドホルダ(55)が取り付けられている。
スタンド用下フレーム(53)は、スタンド固定用ボス(57)と対向する位置に、スタンド固定ネジ(77)を貫通させるルーズ孔(56)が設けられている。
また、スタンドホルダ(55)には、スタンド用下フレーム(53)との間に、支柱(73)を固定する固定ネジ(77)が貫通する筒状のガイド孔(57)が設けられている。
スタンド(70)は、支柱(73)を表示装置(10)の下側からスタンドホルダ(55)に挿入し、固定ネジ(77)(77)を支柱(73)のネジ穴(75)に螺合することで、脱落不能に固定することができる。これにより、スタンド(70)は表示装置(10)を横置き姿勢で据え置くことができる。
さらに、図4及び図7に示すように、スタンド用下フレーム(53)は、表示装置(10)を壁面等に壁掛けするための壁掛け金具(図示せず)をネジ等で固定する壁掛け用下ボス(54)が設けられている。
また、図4に示す如く、取付プレート(80)の上端側には、スタンド用下フレーム(53)と対向する位置に壁掛け用上フレーム(51)(51)が突設されている。壁掛け用フレーム(51)(51)は金属板を折り曲げて形成することができ、夫々壁掛け金具をネジ等で固定する壁掛け用上ボス(52)が設けられている。
スタンド用下フレーム(53)(53)と壁掛け用上フレーム(51)(51)は、壁掛け用下ボス(54)(54)と壁掛け用上ボス(52)(52)が頂点となる長方形、望ましくは正方形を形成するように配置される。
上記壁掛け用下ボス(54)(54)及び壁掛け用上ボス(52)(52)に壁掛け金具をネジ等で固定することで、表示装置(10)を壁掛けすることができる。
本実施例によれば、スタンド用下フレーム(53)は、スタンド(70)の支柱(73)を取り付けるだけでなく、壁掛け金具の取付用フレームも兼ねているから、表示装置(10)を据置くための部品と壁掛けするための部品とを別個に用意する必要がなく、部品点数を減らすことができる。
また、スタンド用下フレーム(53)と壁掛け用上フレーム(51)は、取付プレート(80)に直接取り付けられており、夫々が十分な強度を有するから、表示装置(10)を据置き又は壁掛けするために、別途補強部材を省略できる利点がある。
上記のように表示パネル(41)の背面に取り付けられた取付プレート(80)に各種部品等を実装した状態で、表示パネル(41)の背面は、カバー(20)によって包囲される。
図2及び図3に示す如く、カバー(20)は、左右両側が前枠(40)に向けて屈曲した湾曲部(22)(23)を有し、一方側の湾曲部、本実施例では背面から見て右の湾曲部(22)には、前述の拡張スロットユニット(30)のスリット(35)が対向する位置から、カバー(20)の側縁まで、前面側に向けて凹状に凹む凹部(21)を有する。凹部(21)がスリット(35)と対向する位置には、スリット(35)を露出させるべく挿入口(24)が開設されている。
前述のように、拡張スロットユニット(30)は、スリット(35)が表示装置(10)の側縁から、拡張ボード(91)の挿入方向の長さ(L’)よりも離れて配置されているから、表示装置(10)の側縁から挿入口(24)までの距離LもL’よりも長い。
このため、例えばマルチディスプレイシステムを構成すべく表示装置(10)が上下左右に複数並べて配置されていても、カバー(20)には凹部(21)により、拡張ボード(91)の挿入方向の長さ分L’以上の空間が確保されることとなる。従って、隣り合って横並びした表示装置(10)の配置をずらすことなく、表示装置(10)の背面側から凹部(21)を介して拡張ボード(91)を横方向に挿脱することができる。
なお、カバー(20)の下端は、前述の一対のスピーカ(61)及びスタンド用下フレーム(53)の形状に合わせて成型され、電源接続用端子(64)、端子群(65)、スタンドホルダ(55)を露出する開口が設けられている。
また、カバー(20)の背面には、スタンド用下フレーム(53)のルーズ孔(56)と対向する位置に、前述の固定ネジ(77)を貫通させる固定ネジ貫通孔(28)が形成され、壁掛け用下ボス(54)及び壁掛け用上ボス(52)と対向する位置に、壁掛け金具を貫通させる壁掛け金具貫通孔(26)(27)が形成されている。
然して、本発明の表示装置(10)によれば、種々の機能に対応可能な拡張ボード(91)を表示装置(10)に直接挿入することができるので、本来表示装置(10)の具えていない種々の機能を後から追加することができる。
また、取付プレート(80)の下側には、1対のスタンド用下フレーム(53)が配置されており、スタンド(70)によって表示装置(10)を横置き姿勢で据え置くことができる。さらに、スタンド用下フレーム(53)は、表示装置(10)を壁面等に壁掛け可能な壁掛け用下ボス(54)を兼ねており、壁掛け用上フレーム(51)の壁掛け用上ボス(52)を用い、別途補強部材を用いることなく、表示装置(10)を壁掛けすることができる。
尚、本発明の各部構成は上記実施の形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。
例えば、本発明の表示装置は拡張スロットユニット(30)を内蔵するが、これに限られず、DVDプレイヤの如く電子機器を内蔵させることもできる。
尚、本発明の各部構成は上記実施の形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。
本発明は、メイン基板が拡張スロットユニットと重なることのないように構成された、拡張スロットユニットを内蔵する表示装置として有用である。
(10) 表示装置
(20) カバー
(21) 凹部
(24) 挿入口
(30) 拡張スロットユニット
(41) 表示パネル
(51) 壁掛け用上フレーム
(53) スタンド用下フレーム
(55) スタンドホルダ
(70) スタンド
(80) 取付プレート
(81) 電源用基板
(83) 第1メイン基板
(84) 切欠部
(85) 第2メイン基板
(89) インバータ回路基板

Claims (1)

  1. 表示パネルと、
    該表示パネルの背面側に外部機器と有線通信可能な端子群に接続されるメイン基板と、
    を具える表示装置において、
    拡張ボードを差込可能な拡張スロットと、拡張ボードを案内及び収容可能なケースと、前記拡張スロットに接続される拡張スロット用基板とを有する拡張スロットユニットを具え、
    前記メイン基板は、前記拡張スロットユニットの形状に合わせて切り欠かれた切欠部を有することを特徴とする表示装置。
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