JP2013076605A - 原子炉格納容器の水素濃度測定装置及び方法 - Google Patents

原子炉格納容器の水素濃度測定装置及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】確実で簡便に実施できかつ検出器の劣化を防止できる原子炉格納容器の水素濃度測定技術を提供する。
【解決手段】水素濃度測定装置10は、原子炉格納容器30の内部雰囲気から隔離して設けられた隔離室20と、この隔離室20の内部に設けられた水素ガス検出器21と、この隔離室20の内部を原子炉格納容器30の内部雰囲気に開放する開放手段とを、備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、原子炉格納容器の内部で発生した水素の濃度測定技術に関する。
原子力発電所では、原子炉格納容器の内部雰囲気モニタにより、放射線、水素濃度及び酸素濃度の測定を行っている。この測定は、事故時の対応を主目的としている。
このうち水素濃度測定については、原子炉格納容器の内部のガスを、サンプリング装置により外部へ引き出し、冷却除湿を行ったうえで、測定に必要な調整を行っている。適切に調整されたガスサンプルは、水素分析計に通されて水素濃度を測定した後に、所定の吐出圧で原子炉格納容器に返送される(例えば、特許文献1)。
また、水素吸収能の大きな金属線に雰囲気中の水素を吸収させて、この金属線の電気抵抗値の変化量を計測することにより、雰囲気中の水素濃度を測定する方法が開示されている(例えば、特許文献2)。
特公平4−14318号公報 特公平2−24460号公報
しかし、特許文献1に開示されている技術においては、原子炉格納容器から採取した雰囲気ガスの調整に手間がかかる他に、調整に失敗した場合は水素濃度の測定が不能になる課題があった。また、原子炉格納容器の内部から外部へガスサンプルを導き出す配管の破損や、冷却除湿用の冷却水源の喪失、サンプリング用ポンプの交流電源喪失等の外的要因によっても水素濃度の測定が不能となる課題もあった。
また、特許文献2に開示されている技術では、原子炉格納容器の内部雰囲気に、水素吸収金属が長期間にわたり晒されることにより、水素吸収金属の強度が低下したり、水素濃度の検出精度が低下したりする課題があった。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、確実で簡便に実施できかつ検出器の劣化を防止できる原子炉格納容器の水素濃度測定技術を提供することを目的とする。
原子炉格納容器の水素濃度測定装置において、原子炉格納容器の内部雰囲気から隔離して設けられた隔離室と、前記隔離室の内部に設けられた水素ガス検出器と、前記隔離室の内部を前記原子炉格納容器の内部雰囲気に開放する開放手段と、備えることを特徴とする。
本発明により、確実で簡便に実施できかつ検出器の劣化を防止できる原子炉格納容器の水素濃度測定技術が提供される。
本発明に係る原子炉格納容器の水素濃度測定装置の第1実施形態を示す図。 第1実施形態に係る水素濃度測定装置に適用される隔離室を示す図。 (A)は各実施形態に係る水素濃度測定装置に適用される水素ガス検出器を示す断面図、(B)は水素ガス検出器の他の例を示す断面図。 本発明に係る原子炉格納容器の水素濃度測定装置の第2実施形態を示す図。 本発明に係る原子炉格納容器の水素濃度測定装置の第3実施形態を示す図。
(第1実施形態)
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に示すように第1実施形態の水素濃度測定装置10は、原子炉格納容器30の内部雰囲気から隔離して設けられた隔離室20A(20)と、この隔離室20Aの内部に設けられた水素ガス検出器21と、この隔離室20Aの内部を原子炉格納容器30の内部雰囲気に開放する開放手段(開放扉35;図2)とを、備えている。
原子炉格納容器30は、原子炉(図示略)及び1次冷却系(図示略)の設備をすべて格納するものである。配管破断などの事故が起こると原子炉格納容器30は、貫通する配管(図示略)を自動的に閉止し、内部雰囲気に放出される蒸気を圧力抑制室38に導いて凝縮し、放射性物質の放散に対する障壁となる。
そして、原子炉格納容器30には、そのような事故が発生した場合に、その内部雰囲気の温度及び圧力をそれぞれ検出する温度センサ31及び圧力センサ32が設けられている。温度センサ31としては熱電対等が使用され、圧力センサ32としてはダイヤフラム式の圧力計等が使用される。
判定部33は、温度センサ31及び圧力センサ32がそれぞれ出力する温度信号T及び全圧信号Pを入力し、開放手段(開放扉35;図2)を開放させる開放信号Sを出力するか否かを判定する。
なお、判定部33は、中央制御室34からの送信される手動信号Mに基づいて、開放信号Sを出力することもできる。
隔離室20Aは、原子炉格納容器30の内側に設けられ、図2に示すように、その一部を構成する開放扉35によって開放手段が形成されている。
この開放扉35が閉じた状態(図示略)で、水素ガス検出器21を収容する隔離室20Aの内部は、密閉性を有し不活性ガスで充填される。
そして、原子力発電所において事故が発生すると、原子炉格納容器30の内部雰囲気の温度及び圧力は上昇し、温度信号T及び圧力信号Pの少なくとも一方が閾値を超えたところで開放信号Sが出力されて開放手段(開放扉35)が動作することになる。
ここで、開放信号Sの出力判定は、温度信号Tのみを検討する場合、圧力信号Pのみを検討する場合又は両者を検討する場合のいずれも取り得る。
このために、平時の原子力発電所において水素ガス検出器21は、不活性ガスが充填された隔離室20Aの内部に収容されているために、劣化が抑制される。そして、原子力発電所において事故が発生した場合は、隔離室20が開放されて水素ガス検出器21が原子炉格納容器30の内部雰囲気に晒されて水素濃度の測定が高精度に実施される。
水素ガス検出器21A(21)は、図3(A)に示すように、水素吸収材24と基板25とから構成される。
水素吸収材24は、水素吸収能の大きな材料であり、例えば、Pd,V,Tiの金属、あるいは、Pd−Ag合金等の水素吸蔵合金等が使用される。
基板25は、セラミックス、ガラス等の絶縁材料からなる板であり、その表面に水素吸収材24が、RFマグネトロンスパッタリング装置等を用いて蒸着されている。
さらに、温度センサ22が、基板25の表面に接触して設けられ、水素ガス検出器21の温度を測定する。
なお、図3において水素吸収材24は、薄膜状の場合を示しているが、板状又は棒状の場合もある。
また、水素吸収材24の両端には、その電気抵抗値Rを計測するためのケーブルが接続されている。図3(A)においては、電気抵抗値Rの計測方法として4端子法が採用されているために、4本のケーブルが水素吸収材24に接続され、それぞれのケーブルの反対端は、抵抗計測回路41(図1)に接続されている。
抵抗計測回路41は、公知のものが適用されるが、4端子法以外の電気抵抗値の計測方式(例えば、2端子法、ホイートストンブリッジ)が採用される場合は、それぞれの計測方式に適したものが適用される。
図1に示すように、水素濃度演算部40は、この抵抗計測回路41に加え、内部雰囲気の水素ガス分圧PH2を導出する水素分圧導出部43と、圧力センサ32から内部雰囲気の全圧Pを取得する全圧取得部42と、を有し、水素ガス分圧PH2と全圧Pの比からその水素濃度を演算するものである。
水素分圧導出部43は、抵抗計測回路41により計測された水素吸収材24の電気抵抗値Rと、温度センサ22が出力する水素ガス検出器21の温度Tdと、から水素ガス分圧PH2を導出する。
ここでは、水素吸収材24が水素ガスを吸収すると、その電気抵抗が増加する現象を利用している。水素ガス分圧PH2における水素吸収材24の電気抵抗値R、水素ガス分圧PH2=0(Pa)における水素吸収材24の電気抵抗R0とすると、このPH2とR/R0との間に相関が存在する。さらに、この相関関係は水素吸収材24の温度Tdに依存する。
このため、予め、PH2、R/R0、Tdの間の相関を求めておくことで、水素吸収材24の電気抵抗値R及び温度Tdを計測することにより内部雰囲気の水素ガス分圧PH2を導くことができる。さらに、この水素ガス分圧PH2と全圧Pの比から内部雰囲気の水素濃度が演算される。
なお、内部雰囲気における湿度は、PH2とR/R0との相関にほとんど影響を与えないので、湿度の調整をしなくとも再現性の高い水素ガス分圧PH2及び水素濃度が測定される。
次に、原子炉格納容器の水素濃度測定方法に関し一連の流れを説明する。
事故が発生すると、原子炉格納容器30の内部雰囲気は、高温・高圧の水蒸気が充満し、燃料被覆管等に使用されているジルカロイ等と水が反応して水素が発生する。
温度センサ31及び圧力センサ32は、検出した温度信号T及び圧力信号Pを判定部33に送る。そして、これら温度信号T及び/又は圧力信号Pが予め定められた閾値を超えた場合、隔離室20が図2のように開放して、水素ガス検出器21が原子炉格納容器30の内部雰囲気に晒される。なお、中央制御室34から手動信号Mを送信することにより隔離室20を開放させることもできる。
抵抗計測回路41は、内部雰囲気の水素ガスを吸収して増加する水素吸収材24の電気抵抗値Rを計測する。この水素吸収材24の電気抵抗値Rとともに、温度センサ22により計測された水素吸収材24の温度Tdが水素分圧導出部43に送信されて、内部雰囲気の水素ガス分圧PH2が導かれる。
一方において、全圧取得部42において、内部雰囲気の全圧Pが逐次的に取得されている。水素濃度演算部40では、取得した水素ガス分圧PH2及び全圧Pの比から内部雰囲気の水素濃度を演算する。そして、この演算された水素濃度は、モニタ(図示略)に表示され、監視されることになる。
次に、水素ガス検出器21の変形例を説明する。
図3(B)に示す水素ガス検出器21B(21)は、水素吸収材24に水晶振動子26を設けることにより、この水晶振動子26の共振周波数fに基づいて原子炉格納容器における内部雰囲の気水素ガスを検出することができる。
つまり、図3(A)においては、水素吸収材24の電気抵抗値Rの変化から内部雰囲気の水素ガス分圧PH2を導いたが、図3(B)においては、水素吸収材24の重量変化に伴って変化する水晶振動子26の共振周波数fから水素ガス分圧PH2を導く。
なお、図3(B)において図3(A)と同一又は相当する部分は、同一符号で示し、重複する説明を省略する。
水晶振動子26は一対の電極27により両側から挟まれている。水素吸収材24は、焼結、圧着、溶射、接着等により絶縁部材28の表面に接合されている。また水素ガス検出器21の温度を測定する温度センサ22が、絶縁部材28の表面に接触して設けられている。
電極27にはケーブルが接続され、それぞれのケーブルの反対端は、図1に示すように、共振周波数計測回路46に接続されている。
水素分圧導出部43は、共振周波数計測回路46により計測された水晶振動子26の共振周波数fと、温度センサ22が出力する水素ガス検出器21の温度Tdと、から水素ガス分圧PH2を導出する。
ここでは、水素吸収材24が水素ガスを吸収すると重量が増加し、水晶振動子26の共振周波数fが減少する現象を利用している。水素ガス分圧PH2における水晶振動子26の共振周波数f、水素ガス分圧PH2=0(Pa)における水晶振動子26の共振周波数f0とすると、このPH2とf−f0との間に相関が存在する。さらに、この相関関係は水素吸収材24の温度Tdに依存する。
このため、予め、PH2、f−f0、Tdの間の相関を求めておくことで、水晶振動子26の共振周波数f及び温度Tdを計測することにより内部雰囲気の水素ガス分圧PH2を導くことができる。さらに、この水素ガス分圧PH2と全圧Pの比から内部雰囲気の水素濃度が演算される。
なお、内部雰囲気における湿度は、PH2とf−f0との相関にほとんど影響を与えないので、湿度の調整をしなくとも再現性の高い水素ガス分圧PH2及び水素濃度が測定される。
また、図3に示される水素ガス検出器21は、例示であって、原子炉格納容器30の内部雰囲気の水素濃度測定に寄与できるものであれば、これら具体例に限定されることなく適宜採用される。
(第2実施形態)
図4に示すように第2実施形態の水素濃度測定装置10においては、水素ガス検出器21の出力信号は、電波により隔離室20の外部に伝搬する。
なお、図4において図1と同一又は相当する部分は、同一符号で示し、重複する説明を省略する。
第2実施形態においては、図3に示される抵抗計測回路41又は共振周波数計測回路46といった信号処理回路もしくは温度センサ22の信号処理回路が隔離室20に配置されている。そして、これら信号処理回路の出力信号(電気抵抗値R、共振周波数f、温度Td)は、発信機44で電波に乗せられて、原子炉格納容器30の外側に出力される。
電波に乗せられた出力信号(電気抵抗値R、共振周波数f、温度Td)は、水素濃度演算部40の受信機45で受信され、水素分圧導出部43において水素ガス分圧PH2が導かれ、全圧Pとの比から水素濃度が演算される。
第2実施形態において、電波により隔離室20の外部に伝搬する出力信号として、電気抵抗値R、共振周波数f、温度Tdを例示したが、このうち共振周波数fにおいて好ましい伝播性能が得られる。
(第3実施形態)
図5に示すように第3実施形態の水素濃度測定装置10は、隔離室20Cは、原子炉格納容器30の外側に設けられ、この隔離室20C及び原子炉格納容器30の連通路36に開放手段(開放弁37)が設けられている。
なお、図5において図1と同一又は相当する部分は、同一符号で示し、重複する説明を省略する。
隔離室20C(20)の内部は、不活性ガスに置換され、接続されるポンプ23により原子炉格納容器30の内部雰囲気よりも負圧に設定されている。これにより、開放信号Sに基づいて開放弁37が開放すると、原子炉格納容器30の内部雰囲気が隔離室20Cに内部侵入し、水素濃度測定が実施される。
また、開放弁37として、所定温度を超えたところで自動開放する溶融弁を用いることができる。さらに、第3実施形態において、水素ガス検出器21の出力信号を電波により隔離室20の外部に伝搬させる第2実施形態を複合させることも可能である。
以上述べた少なくともひとつの実施形態の原子炉格納容器の水素濃度測定装置によれば、内部雰囲気のサンプリングや測定条件の調整作業が不要で、さらに水素ガス検出器の劣化が抑制されるといった特徴を持ち、事故が発生したときに原子炉格納容器の水素濃度測定が確実かつ簡便に実施される。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更、組み合わせを行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10…水素濃度測定装置、20(20A,20B,20C)…隔離室、21(21A,21B)…水素ガス検出器、22…温度センサ、23…ポンプ、24…水素吸収材、25…基板、26…水晶振動子、27…電極、28…絶縁部材、30…原子炉格納容器、31…温度センサ、32…圧力センサ、33…判定部、34…中央制御室、35…開放扉、36…連通路、37…開放弁、38…圧力抑制室、40…水素濃度演算部、41…抵抗計測回路、42…全圧取得部、43…水素分圧導出部、44…発信機、45…受信機、46…共振周波数計測回路。

Claims (9)

  1. 原子炉格納容器の内部雰囲気から隔離して設けられた隔離室と、
    前記隔離室の内部に設けられた水素ガス検出器と、
    前記隔離室の内部を前記原子炉格納容器の内部雰囲気に開放する開放手段と、を備えることを特徴とする原子炉格納容器の水素濃度測定装置。
  2. 請求項1に記載の水素濃度測定装置において、
    前記隔離室の内部は、不活性ガスが充填されるか又は原子炉格納容器の内部雰囲気よりも負圧に設定されることを特徴とする原子炉格納容器の水素濃度測定装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の水素濃度測定装置において、
    前記隔離室は、原子炉格納容器の内側に設けられ、
    前記開放手段は、前記隔離室の一部を構成する開放扉であることを特徴とする原子炉格納容器の水素濃度測定装置。
  4. 請求項1又は請求項2に記載の水素濃度測定装置において、
    前記隔離室は、原子炉格納容器の外側に設けられ、
    前記開放手段は、前記隔離室及び前記原子炉格納容器の連通路に設けられる開放弁であることを特徴とする原子炉格納容器の水素濃度測定装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の水素濃度測定装置において、
    原子炉格納容器の内部雰囲気の温度信号及び圧力信号の少なくとも一方に基づいて前記開放手段が動作することを特徴とする原子炉格納容器の水素濃度測定装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の水素濃度測定装置において、
    前記水素ガス検出器は、水素吸収材の電気抵抗値に基づいて原子炉格納容器の内部雰囲気における水素ガスを検出することを特徴とする原子炉格納容器の水素濃度測定装置。
  7. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の水素濃度測定装置において、
    前記水素ガス検出器は、水素吸収材に設けられた水晶振動子の共振周波数に基づいて原子炉格納容器の内部雰囲気における水素ガスを検出することを特徴とする原子炉格納容器の水素濃度測定装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の水素濃度測定装置において、
    前記水素ガス検出器の出力信号は、電波により前記隔離室の外部に伝搬することを特徴とする原子炉格納容器の水素濃度測定装置。
  9. 原子炉格納容器の内部雰囲気から隔離した隔離室を設け、
    前記隔離室の内部に水素ガス検出器を設け、
    前記隔離室の内部を前記原子炉格納容器の内部雰囲気に開放して水素ガスを検出することを特徴とする原子炉格納容器の水素濃度測定方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104538070A (zh) * 2014-12-08 2015-04-22 中广核工程有限公司 核电站安全壳内氢气浓度测量方法、装置及系统
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