JP2013071392A - ノック式シャープペンシル - Google Patents

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Abstract

【課題】種々の芯径の芯を保持及び繰り出すことができるとともに、細い芯を使用した場合でも繰出チャック4内に1本ずつ確実に芯が挿入されるノック式シャープペンシルに適用できる。
【解決手段】先部材14の先端に前スプリング12により長手方向後方に付勢された先端チャック1を取り付ける。また、頭部4Aに締具5を外嵌しかつチャックスプリング8により長手方向後方に付勢された繰出チャック4を先端チャック1の後方に位置させる。更に、使用する芯に合わせて内孔の径を調整可能な追従部材10を繰出チャック4の後方に設ける。この追従部材10の後方に予備の芯を収納する芯タンク18を設け、芯タンク18内の芯を1本ずつ追従部材10の内孔を挿通して繰出チャック4に導くように構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、先端チャックと繰出チャックにより種々の芯径の芯を保持及び繰り出すノック式シャープペンシルに関するものである。
従来、複数の直径の芯を取り換え可能に収容するようになっているタイプの芯送り機構付き鉛筆であって、芯が向かう前端に形成された開口部を有する円筒形の細長いバレル(軸筒)と、芯に解放可能に係合し前記バレル端部から間隔を置いた点に解放可能に配置され、かつ前記バレル端部に向かって芯を移動させるための第1の手段と、前記バレルの前記前端部の開口部に配置された芯に解放可能に係合するための第2の手段と、前記芯が前記第1と第2との芯係合手段によって解放されたときに前記バレル内に配置された芯を維持するために前記第1と第2の芯係合手段との間に配置され、かつ、芯に摩擦的に係合する手段とを有する芯送り機構付き鉛筆(ノック式シャープペンシル)が知られている。(特許文献1参照)
しかしながら、上記芯送り機構付き鉛筆は、芯タンクからコレット21内に芯20を挿入しようとした時に、コレット21内に例えば0.9芯を挿通可能に構成した場合には、0.3芯や0.5芯が2本以上挿入されてしまう恐れがあった。コレット21内に芯20が2本以上入ってしまうと、コレット21が閉じた時に芯を破損してしまうものであった。しかも、コレット21と第2のコレット25との間に折損芯が入ってしまうと芯が繰り出せなくなってしまい使用不能となってしまうものであった。
特公表平5−507038号公報
解決しようとする問題点は、種々の芯径の芯を保持及び繰り出すノック式シャープペンシルにおいて、細い芯を使用した場合に繰出チャック内に2本以上の芯が挿入されてしまう点である。
本発明は、種々の芯径の芯を保持及び繰り出すノック式シャープペンシルであって、先部材の先端に前スプリングにより長手方向後方に付勢されて先端チャックを取り付け、頭部に締具を外嵌しかつチャックスプリングにより長手方向後方に付勢された繰出チャックを先端チャックの後方に位置させ、使用する芯に合わせて内孔の径を調整可能な追従部材を繰出チャックの後方に設け、この追従部材の後方に予備の芯を収納する芯タンクを設けて、芯タンク内の芯を1本ずつ追従部材の内孔を挿通して繰出チャックに導くように構成したことを最も主要な特徴とする。
本発明は、使用する芯に合わせて内孔の径を調整可能な追従部材を繰出チャックの後方に設けることにより、芯タンク内の芯を1本ずつ確実に繰出チャックに挿入することができるという利点が得られるものである。
図1は、本発明の実施例1のノック式シャープペンシルを示す断面図である。(実施例1) 図2は、図1のA−A線を示す拡大断面図である。(実施例1) 図3は、図1のB−B線を示す拡大断面図である。(実施例1) 図4は、本発明の実施例1のノック式シャープペンシルにおける芯ホルダーを示す拡大正面図である。(実施例1) 図5は、本発明の実施例1のノック式シャープペンシルにおける芯ホルダーを示す拡大左側面図である。(実施例1) 図6は、本発明の実施例1のノック式シャープペンシルにおける後軸の表示に頭冠の0.3芯を示す表示を合わせた状態を示す主要部拡大背面図である。(実施例1) 図7は、本発明の実施例1のノック式シャープペンシルにおいて、0.3芯を使用した状態における繰出チャック及び追従部材を示す主要部拡大断面図である。(実施例1) 図8は、本発明の実施例1のノック式シャープペンシルにおいて、0.9芯を使用した状態における繰出チャック及び追従部材を示す主要部拡大断面図である。(実施例1) 図9は、本発明の実施例2のノック式シャープペンシルを示す断面図である。(実施例2) 図10は、本発明の実施例3のノック式シャープペンシルにおける追従部材、摺動部材及び継手部材を示す主要部拡大断面図である。(実施例3)
種々の芯径の芯を保持及び繰り出すことができ、しかも、細い芯を使用した場合に繰出チャック内に2本以上の芯が挿入されてしまう恐れがないノック式シャープペンシルを実現した。
以下、図1、図2、図3、図4、図5、図6及び図7に基づいて本発明における実施例1のノック式シャープペンシルを説明する。尚、図1の左側を前方とし、右側を後方とする。先ず、先端チャック1の前部に頭部1Aを形成するとともに頭部1Aの内側に孔径0.55mm程度の芯保持部を形成する。前記頭部1Aは中間部が太径に形成されるとともにその前後にテーパー部が形成される。この先端チャック1の前部を複数に分割して形成する。この先端チャック1の後部に中駒2を圧入固着する。この中駒2には、開口窓2Aが相対位置に形成される。この開口窓2Aの後端縁2Bは前方に向かって内側に傾斜して形成される。更に、開口窓2Aの後方には円周方向に伸びた凹溝2Cが形成される。
芯ホルダー3は、図4及び図5に示したように金属製の板を切り欠いて形成し、後部3Aを断面C型に丸めて形成する。また、後部3Aから前方に伸びた弾性片3Bを相対位置に形成し、この弾性片3Bを前方に向かって内方に傾斜させて形成するとともに、弾性片3Bの前部に形成した芯押え部3Cは断面逆V字型に形成し、かつ、芯押え部3Cの前端は外方に丸めて形成する。
この芯ホルダー3の後部3Aを前記中駒2の凹溝2Cに嵌め込んで取り付け、芯ホルダー3の弾性片3Bを中駒2の開口窓2Aに挿入する。
また、芯保持部の孔径を0.55mm程度に形成し、かつ、前部が複数に分割された繰出チャック4の頭部4Aに締具5が外嵌される。この繰出チャック4の後部に締付部材6を圧入固着して連結する。この締付部材6と締具5を受け止める連結具7の内段7Aとの間にチャックスプリング8を取付時荷重が600g程度で取り付ける。この締付部材6は、前部に内パイプ9を内蔵するとともにその後方内面に前方に行くに従って細径となるテーパー面6Aを形成する。更に、このテーパー面6Aの後方に雌ネジ6Bを形成する。また、締付部材6の後部外面には図2に示したように円周方向等間隔に8個の突起6Cが形成される。この締付部材6の雌ネジ6Bには追従部材10の雄ネジ10Aが螺合され、締付部材6に対して追従部材10は回動とともに長手方向に移動可能に連結される。この追従部材10の前部10Bは漏斗状に形成され、その漏斗状の前部10Bを、図2に示したように円周方向等間隔に4個に分割する。通常、この追従部材10の前部10Bは締付部材6のテーパー面6Aに接触し、追従部材10を前後に移動させることによって、前部内孔10Cの径を調整する。この追従部材10の後部には、相対位置に突部10Dが形成される。
更に、前記連結具7に中駒2の後部を着脱可能に係合させて連結する。また、前記締具5は、中駒2の係止段2Dと連結具7の前端との間を長手方向に摺動可能に内蔵される。
前記連結具7及び締付部材6を前軸11の前方から挿入し、前軸11の内面に円周方向等間隔に8個形成した長手溝11Aに締付部材6の突起6Cをそれぞれ挿入し、前軸11に対して締付部材6が長手方向には移動可能で回動不能に内蔵される。更に、中駒2に前方から前スプリング12を外嵌した後、芯13を保持していないで閉じた先端チャック1を先部材14に後方から挿入し、先部材14と前軸11を着脱可能に螺合する。この先端チャック1が芯13を保持していない場合には、連結具7の外鍔7Bが前軸11の内段11Bに当接している。また、前スプリング12は先部材14の内段14Aと中駒2の外段2Eの間に取り付けられ、この時の前スプリング12の荷重を450g程度に設定する。
後軸15には、内鞘16が前方から挿入されるとともに後方から頭冠17が挿入され、内鞘16の後部16Aに頭冠17の前部17Aが圧入固着される。この内鞘16の外段16Bと頭冠17の前端との間に後軸15の内鍔15Aが位置し、後軸15に対して内鞘16及び頭冠17が回動自在で長手方向には移動不能に構成される。
この内鞘16の前部内面には長手方向に伸びた凹溝16Cが相対位置に形成されている。また、芯タンク18の前部には突起18Aが対向位置に形成され、この突起18Aの前端は傾斜して形成される。更に、この突起18Aと90度ずれた位置に互いに対向させて開口窓18Bを形成し、この開口窓18Bによって前記突起18Aが適宜撓み可能に形成される。
この芯タンク18を前記頭冠17の後方から挿入し、芯タンク18の前部に形成した突起18Aが内鞘16の凹溝16Cに挿入される。また、内鞘16の後端と芯タンク18の外鍔18Cとの間に取付時荷重400g程度で後スプリング19が取り付けられ、この後スプリング19により長手方向後方に付勢された芯タンク18の突起18Aが内鞘16の凹溝16Cの後端縁に当接される。この芯タンク18の後部内側には消しゴム20が取り付けられるとともに、芯タンク18の後部外側には消しゴム20を覆うノブ21が着脱可能に嵌合される。
この芯タンク18を内蔵した後軸15の雌ネジを前記前軸11の雄ネジに着脱可能に螺合し、追従部材10の後部に形成された突部10Dを内鞘16の凹溝16Cに挿入する。したがって、内鞘16及び頭冠17に対して追従部材10は、長手方向には移動可能で回動不能に構成される。
次に、図6に示したように頭冠17を回動して0.3芯を示す表示を後軸15の表示15Bに合わせる。すると、図6に示したように追従部材10が前進して、追従部材10の前部内孔10Cが小さくなり、図7に示したように0.3芯13が1本のみ通過可能な状態となる。この状態で芯タンク18に0.3芯13を収納し、先端チャック1と繰出チャック4で0.3芯13を保持させれば、図1、図2及び図3に示したノック式シャープペンシルを構成する。
この0.3芯13を使用して筆記を行い、0.3芯13が消耗した場合には、ノブ21を押圧することにより後スプリング19を圧縮して芯タンク18を前進させる。すると、芯タンク18の前端が追従部材10の後端に当接し、追従部材10を前進させる。追従部材10が前進すると、追従部材10に押されて締付部材6及び繰出チャック4が前進する。繰出チャック4が前進すると、チャックスプリング8の取付時荷重の方が前スプリング12の荷重より大きい為に、連結具7に押されて中駒2及び先端チャック1が前進する。すると、先端チャック1の頭部1Aは先部材14の先端孔14Bより外れるが、先端チャック1の芯保持部は0.3芯13の外径より小さく設定されているので、この状態でも0.3芯13を適度の力で保持している。そして、中駒2の前端が先部材14の係止段14Cに当接すると、先端チャック1、中駒2及び連結具7は前進が停止される。更に、ノブ21を押圧すると、繰出チャック4が閉じた状態で前進し、繰出チャック4に保持された0.3芯13が芯ホルダー3及び先端チャック1内を前進して繰り出される。そして、締具5が中駒2の係止段2Dに当接すると、繰出チャック4の頭部4Aから締具5が外れ繰出チャック4が拡開する。
次に、ノブ21の押圧を解除すると、芯タンク18、追従部材10、締付部材6及び繰出チャック4が後退する。そして、連結具7に当接した締具5に繰出チャック4の頭部4Aが押されると繰出チャック4が閉じられて再び0.3芯13を強い力で保持する。すると、芯タンク18、追従部材10、締付部材6、繰出チャック4、連結具7、中駒2及び先端チャック1が後退し、先端チャック1の頭部1Aが先部材14の先端孔14Bに当接され、先端チャック1が閉じられて0.3芯13を保持すると、図1の状態に復帰して先端チャック1から一定量芯13が突出する。
更に、使用中の0.3芯13から0.9芯22に変更する場合には、先ず、ノブ21をノックして先端チャック1及び繰出チャック4から使用中の0.3芯13を手で抜き取る。すると、追従部材10及び締付部材6の状態は図6に示した状態となる。この状態で、ノブ21及び消しゴム20を外して芯タンク18内の予備の0.3芯13を排出する。次に、頭冠17を回動させて、後軸15の表示15Bに頭冠17の0.9の表示を合わせる。すると、頭冠17とともに内鞘16及び追従部材10が回動して、締付部材6に対して追従部材10が後退する。追従部材10が後退すると、追従部材10の前部10Bが締付部材6のテーパー面6Aと接触しながら後退し、図8に示したように前部内孔10Cが広がって1本の0.9芯22が通過可能な状態となる。この状態でノブ21を複数回押圧すれば、0.9芯22が繰り出されて先端チャック1及び繰出チャック4で0.9芯22を保持し、筆記可能な状態となる。同様の操作を行えば、0.4芯、0.5芯及び0.7芯も使用することができる。
以下、図9に基づいて本発明における実施例2のノック式シャープペンシルを説明する。尚、図1と同一部材は同一の符号を付してその説明を省略する。先ず、中駒102に開口窓102Aを相対位置に形成し、この開口窓102Aの後端縁102Bは前方に向かって内側に傾斜して形成する。更に、開口窓102Aの後方には円周方向に伸びた凹溝102Cが形成される。この中駒102の凹溝102Cに芯ホルダー3の後部を嵌め込んで取り付け、芯ホルダー3の弾性片3Bを中駒102の開口窓102Aに挿入する。また、先端チャック101が0.3芯13を保持しないで閉じた時の頭部最大外径を先部材114の先端孔114Bより大きく構成する。この先端チャック101を先部材114の前方から挿入するとともに、先部材114の後方から前記中駒102を挿入し、先端チャック101の後部を中駒102に圧入固着する。この中駒102の外段102Eと先部材114の内段114Aとの間に取付時荷重50g程度で前スプリング112を取り付ける。
また、頭部4Aに締具5を外嵌した繰出チャック4の後部に締付部材106を圧入固着して連結する。この締付部材106と締具5を受け止める連結具107の内段107Aとの間にチャックスプリング8を取り付ける。この締付部材106は、前部に内パイプ9を内蔵するとともにその後部内面に前方に行くに従って細径となるテーパー面106Aを形成する。このテーパー面106Aの後方に雌ネジ106Bを形成する。更に、連結具107の後部には、後端から長手方向前方に伸びた切欠溝107Dが相対位置に形成され、この切欠溝107Dに締付部材106の相対位置に形成された突部106Dが挿入され、連結具107に対して締付部材106は長手方向には移動可能で回動不能に構成される。更に、繰出チャック4の頭部4Aに外嵌された締具5を連結具107の凹溝107Cに長手方向に適宜摺動可能に遊嵌する。この連結具107を前軸111の後方から挿入した後、連結具107の雄ネジに先部材114の雌ネジを着脱可能に螺合する。
後軸115の前部内面には長手方向に伸びた凹溝115Cが相対位置に形成され、この後軸115の後方から芯タンク18を挿入し、芯タンク18の前部に形成した突起18Aを後軸115の凹溝115Cに挿入する。また、後軸115の内段115Dと芯タンク18の外鍔18Cとの間に後スプリング19が取り付けられ、この後スプリング19により長手方向後方に付勢された芯タンク18の突起18Aが後軸115の凹溝115Cの後端縁に当接される。
この後軸115の凹条溝115Eに前記前軸111の後部内面に形成した突部111Cを嵌合し、前軸111に対して後軸115を回動自在に連結する。また、追従部材10の突部10Dを後軸115の凹溝115Cに挿入する。したがって、後軸115に対して追従部材10は、長手方向には移動可能で回動不能に構成され、ノック式シャープペンシルが構成される。
この実施例2のノック式シャープペンシルで筆記を行い0.3芯13が消耗した場合には、ノブ21を押圧することにより後スプリング19を圧縮して芯タンク18を前進させる。すると、芯タンク18の前端が追従部材10の後端に当接し、追従部材10を前進させる。追従部材10が前進すると、追従部材10に押されて締付部材106及び繰出チャック4が前進する。したがって、繰出チャック4に保持された0.3芯13が芯ホルダー3及び先端チャック101内を前進して繰り出される。そして、締具5が連結具107の凹溝107Cの前端縁に当接すると、繰出チャック4の頭部4Aから締具5が外れ繰出チャック4が拡開する。
次に、ノブ21の押圧を解除すると、芯タンク18、追従部材10、締付部材106及び繰出チャック4が後退する。そして、連結具107の凹溝107Cの後端縁に締具5が当接し、この締具5に繰出チャック4の頭部4Aが押圧されると繰出チャック4が閉じられて再び0.3芯13を強い力で保持する。
また、使用中の0.3芯13から他の異なる径の芯に変更する操作は、前軸111に対して後軸115を回動し、図示していないが、前軸111の表示に後軸115の芯径を表す表示を合わせれば、後軸115とともに追従部材10が回動する。すると、締付部材106に対して追従部材10が回動しながら前後に移動し、実施例1と同様に追従部材10の前部内孔10Cが調整され、使用する芯が1本のみ通過可能に調整される。
以下、図10に基づいて本発明における実施例3のノック式シャープペンシルを説明する。尚、図1と同一部材は同一の符号を付してその説明を省略する。先ず、繰出チャック4の後部に継手部材23を圧入固着して連結する。この継手部材23の前部に内パイプ9を内蔵し、継手部材23の後部に追従部材110の後部110Eを圧入固着する。この追従部材110の前部110Bは漏斗状に形成され、その漏斗状の前部110Bを円周方向等間隔に4個に分割する。更に、継手部材23の後部に形成された雌ネジ23Aに摺動部材24の雄ネジ24Aが螺合され、継手部材23に対して摺動部材24は回動とともに長手方向に移動可能に連結される。この継手部材23の後部外面には円周方向等間隔に8個の突起23Bが形成され、この突起23Bがそれぞれ前軸11の長手溝11Aに挿入される。前記摺動部材24の前部24Bは追従部材110の漏斗状の前部110Bに押圧され、摺動部材24を前後に異動させることによって追従部材110の前部内孔110Cの径を調整する。更に、摺動部材24の後部には、相対位置に突部24Cが形成される。この摺動部材24の突部24Cが内鞘16の凹溝16Cに挿入され、内鞘16に対して摺動部材24は長手方向には移動可能で回動不能に構成される。
この実施例3のノック式シャープペンシルにおいて、使用中の0.3芯13から異なる径の芯に変更する操作は、継手部材23に対して摺動部材24を回動しながら長手方向の前後に移動させて、追従部材110の前部内孔110Cの径を使用する芯が1本のみ通過可能に調整し、新しい芯を芯タンク18に収納して使用する。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、先部材、前軸、後軸、中駒、連結具、締付部材、追従部材、内鞘、頭冠、芯タンク、継手部材、摺動部材といった部材は複数の部材を固着して一体化し構成しても良い。
種々の芯径の芯を保持及び繰り出すことができるとともに、芯タンク内の芯を確実に1本ずつ繰出チャック内に挿入することができるノック式シャープペンシルに適用できる。
1 先端チャック
1A 先端チャック1の頭部
4 繰出チャック
4A 繰出チャック4の頭部
5 締具
6 締付部材
6A 締付部材6のテーパー面
8 チャックスプリング
10 追従部材
10B 追従部材10の前部
10C 追従部材10の前部内孔
12 前スプリング
14 先部材
18 芯タンク
101 先端チャック
106 締付部材
106A 締付部材106のテーパー面
110 追従部材
110B 追従部材110の前部
110C 追従部材110の前部内孔
112 前スプリング
114 先部材

Claims (2)

  1. 種々の芯径の芯を保持及び繰り出すノック式シャープペンシルであって、先部材の先端に前スプリングにより長手方向後方に付勢されて先端チャックを取り付け、頭部に締具を外嵌しかつチャックスプリングにより長手方向後方に付勢された繰出チャックを先端チャックの後方に位置させ、使用する芯に合わせて内孔の径を調整可能な追従部材を繰出チャックの後方に設け、この追従部材の後方に予備の芯を収納する芯タンクを設けて、芯タンク内の芯を1本ずつ追従部材の内孔を挿通して繰出チャックに導くように構成したことを特徴とするノック式シャープペンシル。
  2. 繰出チャックの後部に締付部材を連結し、この締付部材の内面に長手方向前方に向かって細径となるテーパー面を形成し、締付部材に対して追従部材を長手方向に移動可能に構成し、この追従部材の前部を漏斗状に形成し、かつ、漏斗状の前部を複数に分割して構成し、この前部を前記締付部材のテーパー面に接触させて前後に移動することにより、漏斗状の前部内孔を使用中の芯が1本のみ通過可能に構成したことを特徴とする請求項1記載のノック式シャープペンシル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112757808A (zh) * 2018-10-27 2021-05-07 康鑫 一种圆珠笔及使用方法

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