JP2013070216A - 基地局 - Google Patents

基地局 Download PDF

Info

Publication number
JP2013070216A
JP2013070216A JP2011207068A JP2011207068A JP2013070216A JP 2013070216 A JP2013070216 A JP 2013070216A JP 2011207068 A JP2011207068 A JP 2011207068A JP 2011207068 A JP2011207068 A JP 2011207068A JP 2013070216 A JP2013070216 A JP 2013070216A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
base station
data
mobile device
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011207068A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5742624B2 (ja
Inventor
Ryota Shinojima
良太 篠島
Hiroyuki Fujii
宏行 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2011207068A priority Critical patent/JP5742624B2/ja
Priority to US13/592,499 priority patent/US8750877B2/en
Publication of JP2013070216A publication Critical patent/JP2013070216A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5742624B2 publication Critical patent/JP5742624B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/0005Control or signalling for completing the hand-off
    • H04W36/0011Control or signalling for completing the hand-off for data sessions of end-to-end connection
    • H04W36/0022Control or signalling for completing the hand-off for data sessions of end-to-end connection for transferring data sessions between adjacent core network technologies

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】不要なネットワーク負荷の増大を防止しながら、異なる通信方式間のハンドオーバを実現することを目的とする。
【解決手段】上記課題を解決するため、複数の異なる通信方式に対応した移動機とデータ通信を行う基地局は、該移動機へ送信するデータを一時記憶する記憶部と、該記憶部に記憶した該データを送信中に、該移動機に対し他の通信方式による通信要求があった場合に、該他の通信方式に対応する他の基地局へ通信相手を切り替えさせ、該記憶部に記憶した未送信のデータを該他の基地局から該移動機へ送信する場合に要するデータ送信時間と、該通信要求を発信した通信先との過去の通信履歴に基づいて予測した通信時間との大小関係に基づいて、該未送信のデータを該他の基地局へ転送するか否かを判定する制御部とを有する。
【選択図】図8

Description

本発明は、異なる通信方式で無線通信を行う基地局間の接続先切り替えに関する。
複数の通信方式に対応した移動機は、通信方式に応じて通信対象の基地局を切り替える。例えば音声通信を3G(3rd Generation)に対応した基地局と行い、データ通信をLTE(Long Term Evolution)に対応した基地局と行う場合などがある。
LTE基地局とデータ通信中に音声通話が発生した場合、LTEシステムは3Gシステムに対しInter−RAT(Radio Access Technology)ハンドオーバを実行する。Inter−RATハンドオーバとは、異なる通信方式間のハンドオーバのことである。LTEシステムにおいて、3Gシステムを併用することで音声通話を可能とする制御は、CS(Circuit Switched)フォールバック制御と呼ばれる。
CSフォールバック制御を実行する無線通信システムにおいて、LTEシステムから3GシステムへのInter−RATハンドオーバが発生した場合、LTEシステム側の基地局は移動機へ未送信のデータを3Gシステム側の基地局へ転送する。この転送により無線通信システムは、遷移前に移動機がLTEシステム側で受信していたデータのロスを防ぐことが出来る。Inter−RATハンドオーバにおける未送信データの転送をデータフォワーディングと呼ぶ。特許文献1乃至3には、基地局間のハンドオーバにおけるデータフォワーディングに関する技術が開示されている。
国際公開第2008/114449号公報 特表2010−522466号公報 特開2011−15306号公報
データフォワーディングの対象となったデータは、3Gシステムにおける音声呼と並行して基地局から移動機へ送信される。音声呼の終了時において3Gシステム側の基地局から移動機へのデータの送信が完了していない場合、3Gシステムにおいて未送信のデータは、再度3GシステムからLTEシステムへデータフォワーディングされる。このような不要なデータフォワーディングにより、無線通信システムにおけるネットワークの負荷が大きくなる。
本技術では、不要なネットワーク負荷の増大を防止しながら、異なる通信方式間のハンドオーバを実現することを目的とする。
上記課題を解決するため、複数の異なる通信方式に対応した移動機とデータ通信を行う基地局は、該移動機へ送信するデータを一時記憶する記憶部と、該記憶部に記憶した該データを送信中に、該移動機に対し他の通信方式による通信要求があった場合に、該他の通信方式に対応する他の基地局へ通信相手を切り替えさせ、該記憶部に記憶した未送信のデータを該他の基地局から該移動機へ送信する場合に要するデータ送信時間と、該通信要求を発信した通信先との過去の通信履歴に基づいて予測した通信時間との大小関係に基づいて、該未送信のデータを該他の基地局へ転送するか否かを判定する制御部を有する。
実施形態によれば、不要なネットワーク負荷の増大を防止しながら、異なる通信方式間のハンドオーバを実現することが出来る。
無線通信システム1のブロック図である。 BTS4のハードウェアブロック図である。 SGSN2のハードウェアブロック図である。 MME3のハードウェアブロック図である。 eNB6のハードウェアブロック図である。 第一の実施例における移動機8のハードウェアブロック図である。 AはMME3の記憶部34に記憶された、通話履歴データ111のテーブル図である。BはeNB6の記憶部47に記憶された、管理テーブル104のテーブル図である。 第一の実施例に係る無線通信システム1での、CSフォールバックのシーケンス図である。 Aは、SGSN2からMME3へ送信される再配置応答信号90の構成図である。Bは、MME3からeNB6へ送信されるハンドオーバ指令信号100の構成図である。 MME3における通話時間算出処理のフローチャートである。 eNB6におけるデータ転送判定処理のフローチャートである。 LTEシステムから3Gシステムへのハンドオーバ処理完了後のシーケンス図である。 eNB6におけるタイマ動作開始後のデータ転送処理フローである。 第二の実施例における移動機8aのハードウェアブロック図である。 第二の実施例に係る無線通信システム1での、CSフォールバックのシーケンス図である。 Aは、移動機8aからeNB6へ送信される測定結果通知信号170の構成図である。Bは、MME3からeNB6へ送信されるハンドオーバ指令信号100aの構成図である。Cは、eNB6から移動機8aへ送信される切替準備完了通知信号180の構成図である。 MME3における通話情報設定処理のフローチャートである。 eNB6におけるデータ転送判定処理のフローチャートである。
以下、本実施の形態について説明する。なお、各実施形態における構成の組み合わせも本発明の実施形態に含まれる。
図1は、無線通信システム1のブロック図である。図1において、無線通信システム1はSGSN(Serving GPRS Support Node)2、MME(Mobility Management Entity)3、BTS(Base Transceiver Station)4、eNB(evolved Node B)6、移動機8、ネットワーク網10を有する。セル5はBTS4のセル範囲を表す。セル7はeNB6のセル範囲を表す。各セルには固有のセル番号が割り当てられている。
BTS4は3G方式に対応した基地局である。BTS4はセル5の範囲内にある移動機8と通信を行う。SGSN2は移動機8の移動管理などの機能を提供するノードである。SGSN2とBTS4は有線接続されている。SGSN2はBTS4との連携により3Gシステムを形成する。
eNB6はLTE方式に対応した基地局である。eNB6はセル7の範囲内にある移動機8とデータ通信を行う。MME3はモビリティ制御などの機能を提供するノードである。MME3とeNB6は有線接続されている。MME3はeNB6との連携によりLTEシステムを形成する。
移動機8は3G方式およびLTE方式のいずれか一方の通信方式により無線通信可能な、複数の異なる通信方式に対応した無線端末である。移動機8はセル5の範囲内にある場合、3G方式によってBTS4およびSGSN2を介して、ネットワーク網10にアクセスすることが出来る。移動機8はセル7の範囲内にある場合、LTE方式によってeNB6およびMME3を介して、ネットワーク網10にアクセスすることが出来る。
音声着信時において、移動機8はeNB6からデータ受信している。無線通信システム1において移動機8に音声通話要求があった場合、MME3はeNB6を介して、移動機8に音声通信の接続要求(PAGING)信号を送信する。なお音声発信時においては、MME3からの移動機8への接続要求は送信されず、移動機8がトリガとなる。
接続要求信号を受けた移動機8は、eNB6からBTS4へのInter−RATハンドオーバ処理を開始する。ハンドオーバ処理発生時において、移動機8へ送信途中のデータがeNB6に残存している場合、eNB6はLTEシステムおよび3Gシステムにおけるデータ通信速度および残存データサイズなどに基づいて残存データをBTS4へ転送すべきか否かを判断する。残存データの転送処理についての詳細は後述する。
以上の通り無線通信システム1は、LTE方式におけるデータ通信中に通話要求があった場合に、移動機8の通話方式を3G方式に切り替えるとともに、データ通信途中の残存データをeNB6からBTS4へ転送すべきかを判定することが出来る。
図2はBTS4のハードウェアブロック図である。BTS4は無線送受信機能部11、無線送受信インタフェース機能部12、ベースバンド信号処理部13、伝送路信号切替部14、伝送路インタフェース部15、BTS制御部16、記憶部17、アンテナ18を有する。
無線送受信機能部11は無線送受信インタフェース機能部12と接続されている。無線送受信インタフェース機能部12はベースバンド信号処理部13と接続されている。ベースバンド信号処理部13は伝送路信号切替部14と接続されている。伝送路信号切替部14は伝送路インタフェース部15と接続されている。無線送受信機能部11、無線送受信インタフェース機能部12、ベースバンド信号処理部13、伝送路信号切替部14、伝送路インタフェース部15、BTS制御部16、記憶部17は互いにバス接続されている。伝送路信号切替部14は伝送路インタフェース部15と接続されている。無線送受信機能部11、無線送受信インタフェース機能部12、ベースバンド信号処理部13、伝送路信号切替部14、伝送路インタフェース部15はそれぞれ別個のモジュールであっても良いし、1つのモジュールであっても良い。それぞれのモジュールは例えばASIC(Application Specific Integrated Circuit)などの集積回路により実現しても良い。
アンテナ18はRF信号を電波として送信すると共に受信電波をRF信号に変換する。無線送受信機能部11はRF信号の送受信時における電力増幅などを行う。無線送受信インタフェース機能部12は、アナログ信号とデジタル信号との変換処理および信号の変復調処理などを行う。ベースバンド信号処理部13は、送信信号に対する情報の付加、および受信信号に対する情報の分離などの処理を行う。伝送路信号切替部14は、伝送路伝搬用のIPパケットと無線上に乗せるベースバンド信号の変換を行う。伝送路インタフェース部15は、イーサネット(登録商標)などの伝送路を接続し、プロトコルを処理してIPパケットの授受を行う。BTS制御部16はBTS4の動作制御を行う。記憶部17はBTS制御部16の制御動作に必要なプログラムおよびデータを記憶する。
以上の構成によりBTS4は、移動機8と無線通信を行うことが出来る。
図3はSGSN2のハードウェアブロック図である。SGSN2は複数のBTS4を管理する。SGSN2はメッセージ受信部21、メッセージ解読部22、SGSN制御部23、記憶部24、メッセージ編集部25、メッセージ送信部26を有する。
メッセージ受信部21はメッセージ解読部22と接続されている。メッセージ解読部22はSGSN制御部23と接続されている。SGSN制御部23はメッセージ編集部25と接続されている。SGSN制御部23はメッセージ編集部25と接続されている。メッセージ編集部25はメッセージ送信部26と接続されている。メッセージ受信部21、メッセージ解読部22、SGSN制御部23、メッセージ編集部25、メッセージ送信部26はそれぞれ別個のモジュールであっても良いし、1つのモジュールであっても良い。モジュールは例えばASICなどの集積回路により実現しても良い。
メッセージ受信部21は複数のBTS4から送信されたメッセージを受信する。メッセージ解読部22は受信したメッセージを解読する。SGSN制御部23は、受信メッセージの解読および送信メッセージの編集処理などを行う。またSGSN制御部23は、記憶部24に記憶されたプログラムおよびデータを読み出すことにより、SGSN2の動作を制御する。記憶部24は、データ付与プログラム120、通話履歴データ121を記憶する。
データ付与プログラム120は、SGSN制御部23で読み出し、BTS4から受信した信号に呼種別情報および最大通信レート情報を付与する処理を実行するためのプログラムである。通話履歴データ121は、SGSN2を介して行われた通話履歴を記録するテーブルである。SGSN2は通話履歴データ121を定期的にMME3へ送信しても良い。SGSN2を介した通話履歴を記録することにより、LTEシステムから3Gシステムへのハンドオーバによる通話履歴以外の通話履歴を記録することが出来る。よってこの通話履歴をMME3へ送信しMMEの通話履歴データ111とマージすることにより、通話時間の予測精度を上げることが出来る。なお、通話履歴はSGSN2やその他上位装置で記憶してもよい。
図4はMME3のハードウェアブロック図である。MME3は複数のeNB6を管理する。MME3はメッセージ受信部31、メッセージ解読部32、MME制御部33、記憶部34、メッセージ編集部35、メッセージ送信部36を有する。
メッセージ受信部31はメッセージ解読部32と接続されている。メッセージ解読部32はMME制御部33と接続されている。MME制御部はメッセージ編集部35と接続されている。MME制御部33はメッセージ編集部35と接続されている。メッセージ編集部35はメッセージ送信部36と接続されている。メッセージ受信部31、メッセージ解読部32、MME制御部33、メッセージ編集部35、メッセージ送信部36はそれぞれ別個のモジュールであっても良いし、1つのモジュールであっても良い。モジュールは例えばASICなどの集積回路により実現しても良い。
メッセージ受信部31は複数のeNB6から送信されたメッセージを受信する。メッセージ解読部32は受信したメッセージを解読する。MME制御部33は受信メッセージの解読および送信メッセージの編集処理などを行う。またMME制御部33は、記憶部34に記憶されたプログラムおよびデータを読み出すことにより、MME3の動作を制御する。記憶部34は、通話時間算出プログラム110、通話履歴データ111を記憶する。
通話履歴データ111は通話元と通話先との通話履歴を管理するテーブルデータである。通話時間算出プログラム110は、MME制御部33で読み出し、通話履歴データ111に基づいて、特定の通話元と通話先との平均通話時間を算出するためのプログラムである。通話履歴データ111および平均通話時間の算出処理の詳細は後述する。
以上の通りMME3は、通話履歴に基づいて平均通話時間を算出することが出来る。
図5はeNB6のハードウェアブロック図である。eNB6は無線送受信機能部41、無線送受信インタフェース機能部42、ベースバンド信号処理部43、伝送路信号切替部44、伝送路インタフェース部45、eNB制御部46、記憶部47、アンテナ48、タイマ49を有する。
無線送受信機能部41は無線送受信インタフェース機能部42と接続されている。無線送受信インタフェース機能部42はベースバンド信号処理部43と接続されている。ベースバンド信号処理部43は伝送路信号切替部44と接続されている。伝送路信号切替部44は伝送路インタフェース部45と接続されている。無線送受信機能部41、無線送受信インタフェース機能部42、ベースバンド信号処理部43、伝送路信号切替部44、伝送路インタフェース部45、BTS制御部46、記憶部47、タイマ49は互いにバス接続されている。伝送路信号切替部44は伝送路インタフェース部45と接続されている。無線送受信機能部41、無線送受信インタフェース機能部42、ベースバンド信号処理部43、伝送路信号切替部44、伝送路インタフェース部45はそれぞれ別個のモジュールであっても良いし、1つのモジュールであっても良い。それぞれのモジュールは例えばASICなどの集積回路により実現しても良い。
アンテナ48はRF信号を電波として送信すると共に受信電波をRF信号に変換する。無線送受信機能部41はRF信号の送受信時における電力増幅などを行う。無線送受信インタフェース機能部42は、アナログ信号とデジタル信号との変換処理および信号の変復調処理などを行う。ベースバンド信号処理部43は、送信信号に対する情報の付加、および受信信号に対する情報の分離などの処理を行う。伝送路信号切替部44は、伝送路伝搬用のIPパケットと無線上に乗せるベースバンド信号の変換を行う。伝送路インタフェース部45は、イーサネットなどの伝送路を接続し、プロトコルを処理してIPパケットの授受を行う。eNB制御部46はeNB6の動作制御を行う。記憶部47は管理テーブル104、転送データ101、呼種別データ103、転送判定プログラム102を有する。タイマ49はあらかじめ設定された時間を計測する。タイマ49はeNB制御部46の制御信号により計測を開始し、計測時間に関する情報をeNB46へ送信する。
管理テーブル104はイベントごとに移動機8がどのセル番号に属しているかを記録するデータテーブルである。転送データ101はeNB6から移動機8へ送信するデータを一時保存したものである。転送データ101は送信先の移動機が特定できるように送信先の移動機のTMSI(Temporary Mobile Subscriber Identity)などの識別情報と対応して記憶される。呼種別データ103は、通話要求のあった通話先の呼種別を特定するために参照するデータである。転送判定プログラム102は、転送データ101のデータサイズおよび通話先の呼種別などから転送データ101をBTS4へ転送するか否かを判定するプログラムである。転送判定プログラム102の処理についての詳細は後述する。
以上の通りeNB6は、種々のデータに基づいて転送データ101をBTS4へ転送するか否かの判定を行うことが出来る。
図6は第一の実施例における移動機8のハードウェアブロック図である。移動機8はアンテナ51、無線送受信機能部52、ベースバンド信号処理部53、移動機制御部54、記憶部55を有する。
アンテナ51はRF信号を電波として送信すると共に受信電波をRF信号に変換する。無線送受信機能部52は、信号の変復調処理、および電波の送受信時における電力増幅などを行う。無線送受信機能部52は受信信号処理部56、送信信号処理部57を有する。受信信号処理部56はアンテナ51で受信した無線信号のRF信号への変換およびアナログ信号からデジタル信号への変換などを行う。送信信号処理部57はRF信号からアンテナ51で送信する無線信号への変換およびデジタル信号からアナログ信号への変換などを行う。
受信信号処理部56および送信信号処理部57はベースバンド信号処理部53に接続されている。無線送受信機能部52、ベースバンド信号処理部53、移動機制御部54、記憶部55はそれぞれ互いにバス接続されている。無線送受信機能部52、ベースバンド信号処理部53、移動機制御部54はそれぞれ別個のモジュールであっても良いし、1つのモジュールであっても良い。それぞれのモジュールは例えばASICなどの集積回路により実現しても良い。
ベースバンド信号処理部53は、送信信号に対する情報の付加、および受信信号に対する情報の分離などの処理を行う。ベースバンド信号処理部53は外部からの設定に応じて複数の通信方式を切り替える。移動機制御部54は移動機8の動作制御を行う。移動機制御部54はベースバンド信号処理部53で処理する通信方式を制御する。記憶部55は移動機制御部54の制御動作に必要なプログラムおよびデータを記憶する。
以上の通り移動機8は、複数の通信方式に対応した無線通信を実行することが出来る。
図7は移動機8の通話履歴に関する情報を管理するデータのテーブル図である。図7のAはMME3の記憶部34に記憶された、通話履歴データ111のテーブル図である。図7のBはeNB6の記憶部47に記憶された、管理テーブル104のテーブル図である。
図7のAの通話履歴データ111において列145は、MME3を経由してネットワーク網10に接続された移動機のユーザIDを示す。ユーザIDは例えば移動機に割り当てられた加入者識別子であるIMSI(International Mobile Subscriber Identity)、TMSI(Temporary Mobile Subscriber Identity)などである。列146は列145に示すユーザIDを有する移動機の通話先の加入者識別子を示す。列147は列145に示す移動機8と列146に示す通話先との通話時間である。列148は列145に示す移動機8と列146に示す通話先との通話開始時間である。なお、SGSN2の記憶部24に記憶されている通話履歴データ121も通話履歴データ111と同一のデータ形式を有する。
図7のAの通話履歴データ111において、行141から行144はユーザごとの通話履歴を示す。例えば行141は、ユーザID“aaabbbb”の移動機8が、通話先“xxxxyyyy”と10秒間、20yy年xx月aa日bb時cc分から通話状態であったことを示す。また、ユーザID“aaabbbb”の移動機8と通話先“xxxxyyyy”との平均通話時間は、行141および行144より、(10+30)/2=20秒である事がわかる。
図7のBの管理テーブル104において、列145および列148は、通話履歴データ111の列145および列148と同一種類の情報を有する。列154はeNB6と通信した移動機が属していたセルのセル番号である。列155は管理テーブル104に情報を記録するトリガとなった移動機の動作内容である。
図7のBの管理テーブル104において、行151から行153はユーザごとの動作管理情報を示す。例えば行151は、ユーザID“aaaabbbb”の移動機8が、セル番号“FFF0”に属しており、20yy年xx月aa日bb時cc分に発信動作を行ったことを示す。トリガが発生するたびにユーザIDに対応したセル番号を記録し、同一のユーザIDに対するセル番号の変化を追跡することにより、あるユーザIDを有する移動機8が移動していることを推測することが出来る。
以上の通り無線通信システム1は通話履歴データ111および管理テーブル104を参照することにより、移動機8の移動の有無、および特定の通話先との平均通話時間を把握することが出来る。
図8は第一の実施例に係る無線通信システム1での、CSフォールバックのシーケンス図である。図8のシーケンス図は、LTEシステムでのデータ受信中に音声呼着信があってから、3Gシステムへのハンドオーバが完了するまでの処理を示す。
SGSN2およびMME3は、音声通話ごとに通話先および通話時間を通話履歴データとして記憶する(S110)。MME3は移動機8に対しLTEシステムにおけるデータ通信を開始する(S111)。eNB6はデータ通信開始時において移動機8の属するセル番号、通信開始時間、およびトリガ種別(メッセージ受信、発信など)を管理テーブル104に記憶する。
ネットワーク上の他の移動機から音声通話の要求があった場合、MME3はLTEシステムにおけるデータ通信中の移動機8に対し、音声呼着信通知(PAGING)を行う(S1)。音声呼着着信通知信号を受信した移動機8は、受信信号の電波強度や通信速度などの測定結果情報を設定した測定結果通知(MEASUREMENT REPORT)信号をeNB6へ送信する(S2)。eNB6はハンドオーバ(HO)要求(HANDOVER REQUIRED)信号をMME3へ送信する(S3)。
MME3は測定結果に基づいて、3GシステムのSGSN2へ再配置要求(FORWARD RELOCATION REQUEST)信号を送信する(S4)。
SGSN2は、MME3から受信した再配置要求信号に基づいて、移動機8と通信可能なBTS4に対し接続設定要求(CONNECTION SETUP REQUEST)信号を送信する(S5)。接続設定要求信号を受信したBTS4は、移動機8と通信可能な場合、接続設定応答(CONNECTION SETUP RESPONSE)信号をSGSN2へ送信する(S6)。接続設定応答信号を受信したSGSN2は、MME3から受信した再配置要求信号をBTS4へ転送する(S7)。再配置要求信号を受信したBTS4は、再配置承認(RELOCATION ACKNOWLEDGE)信号をSGSN2へ送信する(S8)。
SGSN2は、受信した再配置承認信号に3Gシステムにおける呼種別情報および移動機8との最大通信レート情報を設定する(S112)。SGSN2は呼種別情報および最大通信レート情報を設定した再配置承認信号を再配置応答(FORWARD RELOCATION RESPONSE)信号としてMME3へ送信する(S9)。
MME3は、再配置応答信号に基づいて通話履歴データを参照し、通話先を特定して平均通話時間を算出するとともに、緊急呼、優先呼などの呼種別を特定する通話情報算出処理を実行する(S10)。MME3は呼種別情報、最大通信レート情報、および算出した平均通話時間情報を設定したハンドオーバ(HO)指令(HANDOVER COMMAND)信号をeNB6へ送信する(S11)。通話情報算出処理についての詳細は後述する。
eNB6は、受信したハンドオーバ要求信号に格納された呼種別情報、最大通信レート情報、および算出した平均通話時間情報に基づいて、音声呼着信時に移動機8へ送信途中であったデータを3Gシステム側に転送すべきか否かの転送判定処理を実行する(S12)。転送判定処理についての詳細は後述する。
eNB6は転送判定処理の結果に応じて、記憶部17に一時記憶されているデータをBTS4へ転送する(S13)。転送処理完了後、eNB6は移動機8へ切替準備完了通知(MOBILITY FROM E−UTRAN COMMAND)信号を送信する(S14)。
切替完了通知信号を受信した移動機8は、HO完了通知(HANDOVER TO UTRAN COMPLETE)信号をBTS4へ送信する(S15)。HO完了通知信号を受信したBTS4は、再配置完了通知(RELOCATION COMPLETE)信号をSGSN2へ送信する(S16)。SGSN2は受信した再配置完了通知(FORWARD RELOCATION COMPLETE)信号をMME3へ転送する(S17)。再配置完了通知信号を受信したMME3は移動機8との通信のために確保していたリソースを解放する。リソースの解放と共にMME3は、再配置承認通知(FORWARD RELOCATION COMPLETE ACKNOWLEDGE)信号をSGSN2へ送信する(S18)。
以上の通り無線通信システム1は、3Gシステムによる音声通話先に応じてeNB6に一時記憶されているデータをBTS4へ転送するか否かを判定する。このようなデータ転送処理により、不要なネットワーク負荷の増大を防止しながら、異なる通信方式間のハンドオーバを実現することが出来る。
図9は第一の実施例でのCSフォールバックにおける、データ転送処理の実行判定用データを送信するメッセージ信号の構成図である。図9のAは、SGSN2からMME3へ送信される再配置応答信号90の構成図である。図9のBは、MME3からeNB6へ送信されるハンドオーバ指令信号100の構成図である。
図9のAにおいて、データ91は既存の再配置要求信号に含まれている情報である。データ92、93は第一の実施例において、再配置応答信号90の一部として新たに追加された情報である。データ92はCSフォールバック制御の対象となる音声着信の呼種別情報である。データ93はハンドオーバ先のBTS4と移動局8との3G通信において可能な最大通信レート情報である。MME3は再配置応答信号90を受信することにより、呼種別情報および3Gの最大通信レート情報を把握することが出来る。
図9のBにおいて、データ94は既存のハンドオーバ指令信号に含まれている情報である。データ92、93、96は第一の実施例において、ハンドオーバ指令信号100の一部として新たに追加された情報である。データ92は図9のAと同様にCSフォールバック制御の対象となる音声着信の呼種別情報である。データ93は図9のAと同様にハンドオーバ先のBTS4と移動局8との3G通信において可能な最大通信レート情報である。データ92、93は再配置要求信号90におけるデータ92、93と同一のデータである。データ96はMME3において算出した平均通話時間の情報である。eNB6は図9のBのハンドオーバ指令信号100を受信することにより、ステップS12の転送判定処理において、データ転送すべきか否かを判定することが出来る。
図10はMME3における通話時間算出処理のフローチャートである。図10のフローチャートは図8のステップS10に相当する。通話時間算出処理は、MME3におけるMME制御部33が、記憶部34に記憶された通話時間算出プログラム110を実行することにより実現する。
MME制御部33はSGSN2から受信した再配置応答信号90に基づいて、音声呼を受信した移動機8の通話先を特定する(S21)。MME制御部33は特定した通話先の加入者識別子等の識別番号に基づいて、通話履歴データ111から通話履歴を読み出す(S22)。
通話履歴データ111中に通話先に該当する通話履歴がある場合(S23:YES)、MME制御部33は読み出した複数の通話履歴データ111に基づいて平均通話時間を算出する(S24)。一方、通話履歴データ111中に通話先に該当する通話履歴がない場合(S23:NO)、MME制御部33は通話時間算出処理を終了する。
平均通話時間を算出後、MME制御部33はSGSN2から受信した再配置応答信号90から通話先の呼種別を読み出す(S25)。MME制御部33は算出した平均通話時間および通話先の呼種別をハンドオーバ指令信号100に設定する(S26)。MME制御部33は算出した平均通話時間および通話先の呼種別を設定したハンドオーバ指令信号100をeNB6へ送信する(S27)。
以上の通りMME3は、SGSN2から受信した再配置応答信号90に基づいて、移動機8と通信先との平均通話時間を算出することが出来る。
図11はeNB6における転送判定処理のフローチャートである。図11の転送判定処理は図8のステップS12に相当する。転送判定処理は、eNB6におけるeNB制御部46が、記憶部47に記憶された転送判定プログラム102を実行することにより実現する。
eNB制御部46は、MME3から受信したハンドオーバ指令信号100から、平均通話時間96および呼種別92の情報を読み出す(S31)。eNB制御部46は記憶部47に記憶された呼種別データ103に基づき、読み出した呼種別92が緊急呼または優先呼であるか否かを判定する(S32)。
読み出した呼種別92が緊急呼または優先呼である場合(S32:YES)、eNB制御部46はデータ通信が輻湊中か否かを判定する(S41)。データ通信が輻湊中である場合(S41:YES)、eNB制御部46は転送データを破棄し、データ転送処理を終了する(S42)。一方、データ通信が輻湊中でない場合(S41:NO)、eNB制御部46は記憶部47に一時記憶した転送データ101をBTS4へ転送し、データ転送処理を終了する(S43)。
一方、読み出した呼種別92が緊急呼または優先呼でない場合(S32:NO)、eNB制御部46は、記憶部47に一時記憶した転送データ101のデータサイズおよびハンドオーバ指令信号100から読み出した3Gシステムにおける最大通信レートに基づき、3Gシステムにおいて転送データ101を移動機8へデータ送信した場合の通信時間T1を算出する(S33)。続いてeNB制御部46は、記憶部47に一時記憶した転送データ101のデータサイズおよびLTEシステムにおける過去の通信レートに基づき、LTEシステムにおいて転送データ101を移動機8へデータ送信した場合の通信時間T2を算出する(S34)。
3Gシステムにおける通信時間T1がLTEシステム側での通信時間T2よりも小さい場合(S35:YES)、eNB制御部46は通信時間T1とハンドオーバ指令信号100から読み出した平均通話時間とを比較する(S36)。通信時間T1が平均通話時間よりも小さい場合(S36:YES)、eNB制御部46はデータ転送処理を実行する(S43)。一方、通信時間T1が平均通話時間以上の場合(S36:NO)、eNB制御部46はステップS38の処理へ移行する。
3Gシステムにおける通信時間T1がLTEシステムにおける通信時間T2以上の場合(S35:NO)、eNB制御部46は通信時間T2とハンドオーバ指令信号100から読み出した平均通話時間とを比較する(S37)。通信時間T2が平均通話時間よりも小さい場合(S37:YES)、eNB制御部46はデータ転送処理を実行する(S43)。一方、通信時間T2が平均通話時間以上の場合(S37:NO)、eNB制御部46はステップS38の処理へ移行する。
eNB制御部46は記憶部47に記憶された管理テーブル104を参照し、移動機8の通信トリガごとのセル番号を読み出す(S38)。通信トリガごとのセル番号が変化している場合、移動機8がセル間を移動していると判定することが出来る。セル番号の比較結果に基づき、移動機8がセルを移動していると判定した場合(S39:YES)、eNB制御部46はデータ転送処理を実行する(S43)。一方、移動機8がセルを移動してないと判定した場合(S39:NO)、eNB制御部46はデータ転送抑止制御を開始する(S40)。ここでデータ転送抑止制御とは、一定時間データ転送処理の実行を抑止することである。移動機8がセルを移動している場合、移動機が元のハンドオーバ前のeNB6と通信する可能性は低くなるため、優先的にデータ転送処理を実行する。
eNB制御部46はデータ転送抑止制御を開始するとともに、データ転送の抑止時間を計測するためのタイマ49をセットする。タイマ49にセットする抑止時間は平均通話時間に基づくものであっても良い。データ転送抑止制御の詳細は後述する。
以上の通りeNB6は、MME3から受信したハンドオーバ指令信号100に基づき、BTS4へのデータ転送処理を実行するか否かを判定することが出来る。
図12はLTEシステムから3Gシステムへのハンドオーバ処理完了後のシーケンス図である。図12のシーケンス図において、図8のシーケンス図と同一部材には同一番号を付し、その説明を省略する。
3Gシステムへのハンドオーバ処理完了後、移動機8はBTS4との音声通話処理を実行する(S120)。eNB6は通話履歴に基づいてデータ転送しないと判断した場合、一定の時間を計測するためのタイマをセットしタイムアウト(T.O.)の判定を行う(S131)。eNB6は音声通話中にタイムアウトが発生した場合、転送せずに保持していたデータをBTS4へ転送する(S121)。通話履歴に基づいて推測した通話時間よりも実際の通話時間の方が長い場合、転送せずに保持していたデータをBTS4へ転送することにより、ハンドオーバ処理によるデータ送信の長時間の中断を回避することが出来る。タイムアウトの判定処理についての詳細は後述する。
3Gシステムによる音声通話が終了すると(S122)、BTS4は移動機8へ接続解除通知(CONNECTION RELEASE)信号を送信する(S123)。接続解除通知信号を受信した移動機8は、BTS4へ接続解除完了通知(CONNECTION RELEASE COMPLETE)信号を送信する(S124)。接続解除完了通知信号をBTS4へ送信することにより、移動機8とBTS4との3Gシステムによる音声通話接続は終了する。
移動機8はeNB6へLTEシステムによる接続要求(CONNECTION REQUEST)信号を送信する(S125)。移動機8とeNB6との接続確立後(S126)、eNB6はハンドオーバ処理前に一時記憶していた送信途中のデータの送信が完了しているか否かの判定処理を行う(S127)。判定処理についての詳細は後述する。
eNB6は移動機8へ着信呼(PAGING)信号を送信する(S128)。着信呼信号を受信した移動機8は、LTEシステムにおけるデータ通信を開始する(S129)。ステップS127における送信判定において、3Gシステムへの切り替え前に一時記憶したデータが残存している場合、eNB6は残存データを移動機8へ送信する(S130)。
以上の通りeNB6は、音声通話開始後もタイマによる通話時間監視状況に基づいて、残存データを3Gシステム側に転送することにより、データ通信が中断される時間を短くすることが出来る。
図13はeNB6におけるタイマ動作開始後のデータ転送処理フローである。図13のデータ転送処理は、eNB制御部46が記憶部47に記憶された転送判定プログラム102を実行することにより実現する。
eNB制御部46は前述の通り、データ転送抑止制御において、データ転送の抑止時間を計測するためのタイマ49をセットする。eNB制御部46はタイマ49がタイムアウトしたか否かを判定する(S50)。タイマがタイムアウトした場合(S50:YES)、eNB制御部46は記憶部47に一時記憶したデータをBTS4へ送信する(S55)。一方、タイマがタイムアウトしていない場合(S50:NO)、eNB6は移動機8から接続要求信号を受信したものとする(S51)。
ステップS51の接続要求信号受信において、ユーザ識別子に基づき、接続要求信号がデータ転送呼であると判定した場合(S52:YES)、eNB制御部46はステップS53へ処理を進める。一方、接続要求信号がデータ転送呼でないと判定した場合(S52:NO)、eNB制御部46はデータ転送処理を終了する。
ステップS53において、eNB制御部46は記憶部47に未送信の転送データが残存しているか否かを確認する。未送信の転送データが残存している場合(S53:YES)、eNB制御部46は記憶部47の未送信の転送データを移動機8へ送信する(S54)。一方、未送信の転送データが残存していない場合(S53:NO)、eNB制御部46はデータ転送処理を終了する。
以上の通りeNB6のeNB制御部46は、データ転送抑止制御において、データ転送のタイムアウトを判定することにより、データ転送抑止後一定時間経過した場合に、転送を抑止したデータを3Gシステム側に転送することが出来る。
図14は第二の実施例における移動機8aのハードウェアブロック図である。第一の実施例では3Gシステムにおける通話履歴の管理および移動機8の移動判定をeNB6で行っていた。第二の実施例ではこれらの処理を移動機8aで実行することにより、精度の高いデータ判定処理を実行することが出来る。なお、図14の移動機8aについて、図6の移動機8と同一部材には同一番号を付し、その説明を省略する。
移動機8aはアンテナ51、無線送受信機能部52、ベースバンド信号処理部53、移動機制御部54a、記憶部55a、GPS(Global Positioning System)131を有する。無線送受信機能部52は受信信号処理部56、送信信号処理部57を有する。
受信信号処理部56および送信信号処理部57はベースバンド信号処理部53に接続されている。無線送受信機能部52、ベースバンド信号処理部53、移動機制御部54a、記憶部55a、GPS131はそれぞれ互いにバス接続されている。無線送受信機能部52、ベースバンド信号処理部53、移動機制御部54はそれぞれ別個のモジュールであっても良いし、1つのモジュールであっても良い。それぞれのモジュールは例えばASICなどの集積回路により実現しても良い。
GPS131は移動機8aの位置情報を計測する。移動機制御部54aはGPS131により計測された位置情報を定期的に取得し、記憶部55aへ書き込む。
移動機制御部54aは、記憶部55aに記憶された各種プログラムを実行することにより、種々の機能を実現する。記憶部55aは通話履歴データ132、移動履歴データ133、LTE通信履歴データ134、平均通話時間算出プログラム135、移動判定プログラム136、LTE通信速度計算プログラム137を有する。
通話履歴データ132は移動機8aと他の移動機との間の通話履歴情報である。通話履歴情報には通信先、通話時間などがある。移動履歴データ133は移動機制御部54aから書き込まれた一定時間ごとのGPS131の位置情報である。LTE通信履歴データ134はLTEシステムにおけるデータ通信速度の履歴情報である。
移動機制御部54aは平均通話時間算出プログラム135を実行することにより、平均通話時間算出部として機能する。移動機制御部54aは移動判定プログラム136を実行することにより、移動判定部として機能する。移動機制御部54aはLTE通信速度計算プログラム137を実行することにより、LTE通信速度計算部として機能する。
平均通話時間算出部は通話履歴データ132に基づいて、通話要求信号に対応する通話先との過去の平均通話時間を算出する。移動判定部は移動履歴データ133に基づき、移動機8aが移動しているか否かを判定する。LTE通信速度計算部は、LTE通信履歴データ134に基づき、移動機8aとeNB6との通信速度を算出する。
以上の通り移動機8aの移動機制御部54aは、記憶部55aに記憶された種々のプログラムを実行することにより、データ転送判定に用いられるより詳細な情報をeNB6へ送信することが出来る。
図15は第二の実施例に係る無線通信システム1での、CSフォールバックのシーケンス図である。図15のシーケンス図は図8と同様に、LTEシステムでのデータ受信中に音声呼着信があってから、3Gシステムへのハンドオーバが完了するまでの処理を示す。
図15のシーケンス図において、図8と同一の処理には同一の符号を付し、その説明を省略する。ステップS60において、移動機8aはステップS1の音声呼着信があるまで、記憶部55aに通話履歴データ132、移動履歴データ133、LTE通信履歴データ134を書き込む。
移動機8aはMME3から音声呼着信を受信すると(S1)、平均通話時間算出処理(S61)、移動判定処理(S62)、LTE通信速度算出処理(S63)を実行する。移動機8aは受信信号の電波強度や通信速度などの測定結果通知(MEASUREMENT REPORT)信号に、平均通話時間情報、移動判定結果、およびLTE通信速度情報を設定し、eNB6へ送信する(S64)。eNB6は移動機8aから受信した各種情報を記憶する。
ステップS3からステップS9までの処理は図8と同様なので省略する。ステップS65において、MME3は呼種別情報を含む通話情報設定処理を実行する。通話情報設定処理についての詳細は後述する。
MME3は呼種別情報を含む通話情報を設定したハンドオーバ(HO)指令(HANDOVER COMMAND)信号をeNB6へ送信する(S66)。eNB6はハンドオーバ指令信号に含まれる情報およびステップS64で移動機8aから受信した各種情報に基づいて、eNB6に残存するデータをBTS4へ転送すべきか否かの判定を行う(S67)。転送反転処理についての詳細は後述する。ステップS13からステップS18までの処理は図8と同様なので省略する。
以上の通り無線通信システム1は、移動機8aに記憶された各種情報に基づいて、eNB6の残存データをBTS4へデータ転送すべきか否かの判定を行うことが出来る。
図16は第二の実施例でのCSフォールバックにおける、データ転送処理の実行判定用データを送信するメッセージ信号の構成図である。図16のAは、移動機8aからeNB6へ送信される測定結果通知信号170の構成図である。図16のBは、MME3からeNB6へ送信されるハンドオーバ指令信号100aの構成図である。図16のCは、eNB6から移動機8aへ送信される切替準備完了通知信号180の構成図である。なお第二の実施例における再配置応答信号の構成は第一の実施例における再配置応答信号90と同一であるため、説明を省略する。
図16のAにおいて、データ77は既存の測定結果通知信号に含まれている情報である。データ78、79、80は本実施例において、測定結果通知信号170の一部として新たに追加された情報である。データ78は移動機8aで算出された平均通話時間の情報である。データ79は移動機8aで判定された、移動機8aの移動の有無に関する情報である。データ80は移動機8aで算出された、LTEシステムにおける通信速度の情報である。eNB6は測定結果通知信号170を受信することにより、平均移動時間情報、移動有無、LTE通信速度情報を把握することが出来る。
図16のBにおいて、データ74は既存のハンドオーバ指令信号に含まれている情報である。データ75、76は第二の実施例において、ハンドオーバ指令信号100aの一部として新たに追加された情報である。データ75はCSフォールバック制御の対象となる音声着信の呼種別情報である。データ76はハンドオーバ先のBTS4と移動局8との3Gシステムによる通信における最大通信レート情報である。データ75、76は第一の実施例におけるハンドオーバ指令信号100のデータ92、93と同種のデータである。eNB6は図16のAの測定結果通知信号170および図16のBのハンドオーバ指令信号100aを受信することにより、ハンドオーバ処理においてデータ転送すべきか否かを判定することが出来る。
図16のCにおいて、データ81は既存の切替準備完了通知信号に含まれている情報である。データ82は第二の実施例において、切替準備完了通知信号180の一部として新たに追加された情報である。データ82はデータ転送判定処理後において、eNB6の記憶部47にデータ転送されず残存するデータの有無を示すデータ有無フラグである。移動機8aは受信したデータ有無フラグをチェックすることにより、CSフォールバック処理後にeNB6に残存するデータが有るかを確認することが出来る。
図17はMME3における通話情報設定処理のフローチャートである。図17の通話情報設定処理は図15のステップS65に相当する。通話情報設定処理は、MME3におけるMME制御部33が、記憶部34に記憶された通話時間算出プログラム110を実行することにより実現する。なお通話情報設定処理は、第一の実施例における通話時間算出プログラム110の一部を実行したものでも良いし、通話情報設定処理のみを実行するプログラムで実現しても良い。
MME制御部33はSGSN2から受信した再配置応答信号90から通話先の呼種別を読み出す(S81)。MME制御部33は読み出した通話先の呼種別をハンドオーバ指令信号100aに設定する(S82)。MME制御部33は通話先の呼種別を設定したハンドオーバ指令信号100aをeNB6へ送信する(S83)。
以上の通りMME3は、SGSN2から受信した再配置応答信号90に基づいて、通話先の呼種別を設定したハンドオーバ指令信号100aを送信することが出来る。
図18はeNB6におけるデータ転送判定処理のフローチャートである。図18のデータ転送判定処理は図15のステップS67に相当する。データ転送判定処理は、eNB6におけるeNB制御部46が、記憶部47に記憶された転送判定プログラム102aを実行することにより実現する。なお図18において、第一実施例における転送処理判定と同一処理ステップには同一番号を付す。
eNB制御部46は移動機8aから受信した測定結果通知信号170から、平均通信時間78、移動有無79、LTE通信速度80の情報を読み出す(S91)。eNB制御部46は、MME3から受信したハンドオーバ指令信号100aから呼種別75の情報を読み出す(S92)。eNB制御部46は記憶部47に記憶された呼種別データ103に基づき、読み出した呼種別75が緊急呼または優先呼であるか否かを判定する(S32)。
読み出した呼種別75が緊急呼または優先呼である場合(S32:YES)、eNB制御部46はデータ通信が輻湊中か否かを判定する(S41)。データ通信が輻湊中である場合(S41:YES)、eNB制御部46は転送データ101を破棄し、データ転送処理を終了する(S42)。一方、データ通信が輻湊中でない場合(S41:NO)、eNB制御部46は記憶部47に一時記憶した転送データ101をBTS4へ転送し、データ転送処理を終了する(S43)。
一方、読み出した呼種別92が緊急呼または優先呼でない場合(S32:NO)、eNB制御部46は、記憶部47に一時記憶した転送データ101のデータサイズおよびハンドオーバ指令信号100aから読み出した3Gの最大通信レート76に基づき、3Gシステムにおいて転送データ101を移動機8へデータ送信した場合の通信時間T1を算出する(S33)。続いてeNB制御部46は、記憶部47に一時記憶した転送データ101のデータサイズおよびLTEシステムにおける過去の通信レートに基づき、LTEシステムにおいて転送データ101を移動機8へデータ送信した場合の通信時間T2を算出する(S34)。
3Gシステムにおける通信時間T1がLTEシステムにおける通信時間T2よりも小さい場合(S35:YES)、eNB制御部46は通信時間T1とハンドオーバ指令信号100aから読み出した平均通話時間とを比較する(S36)。通信時間T1が平均通話時間よりも小さい場合(S36:YES)、eNB制御部46はデータ転送処理を実行する(S43)。一方、通信時間T1が平均通話時間以上の場合(S36:NO)、eNB制御部46はステップS99の処理へ移行する。
3Gシステム側での通信時間T1がLTEシステム側での通信時間T2以上の場合(S35:NO)、eNB制御部46は通信時間T2とハンドオーバ指令信号100から読み出した平均通話時間とを比較する(S37)。通信時間T2が平均通話時間よりも小さい場合(S37:YES)、eNB制御部46はデータ転送処理を実行する(S43)。一方、通信時間T2が平均通話時間以上の場合(S37:NO)、eNB制御部46はステップS99の処理へ移行する。
eNB制御部46は測定結果通知信号170から読み出した移動有無の情報を参照する(S99)。移動機8aの移動有無の情報に基づき、移動機8aがセルを移動していると判定した場合(S99:YES)、eNB制御部46はデータ転送処理を実行する(S43)。一方、移動機8aがセルを移動していないと判定した場合(S99:NO)、eNB制御部46はデータ転送抑止制御を開始する(S40)。ここでデータ転送抑止制御とは、一定時間データ転送処理の実行を抑止することである。eNB制御部46はデータ転送抑止制御を開始するとともに、データ転送の抑止時間を計測するためのタイマ49をセットする。データ転送抑止制御の詳細は第一の実施例と同様である。
データ転送判定処理後eNB制御部46は、記憶部47に転送せず残存しているデータの有無を示すフラグをデータ有無フラグ82として切替準備完了通知信号180に設定する(S100)。eNB制御部46はデータ有無フラグ82を設定した切替準備完了通知信号180を移動機8aへ送信する。
以上の通りeNB6は、移動機8aから受信した測定結果通知信号170およびMME3から受信したハンドオーバ指令信号100aに基づき、BTS4へのデータ転送処理を実行するか否かをより正確に判定することが出来る。
1 無線通信システム
2 SGSN
3 MME
4 BTS
5、7 セル
6 eNB
8、8a 移動機
10 ネットワーク網
11 無線送受信機能部
12 無線送受信インタフェース機能部
13 ベースバンド信号処理部
14 伝送路信号切替部
15 伝送路インタフェース部
16 BTS制御部
17 記憶部
18 アンテナ
21 メッセージ受信部
22 メッセージ解読部
23 SGSN制御部
24 記憶部
25 メッセージ編集部
26 メッセージ送信部
31 メッセージ受信部
32 メッセージ解読部
33 MME制御部
34 記憶部
35 メッセージ編集部
36 メッセージ送信部
41 無線送受信機能部
42 無線送受信インタフェース機能部
43 ベースバンド信号処理部
44 伝送路信号切替部
45 伝送路インタフェース部
46 eNB制御部
47 記憶部
48 アンテナ
49 タイマ
51 アンテナ
52 無線送受信機能部
53 ベースバンド信号処理部
54、54a 移動機制御部
55、55a 記憶部
56 受信信号処理部
57 送信信号処理部
131 GPS

Claims (6)

  1. 複数の異なる通信方式に対応した移動機とデータ通信を行う基地局であって、
    該移動機へ送信するデータを一時記憶する記憶部と、
    該記憶部に記憶した該データを送信中に、該移動機に対し他の通信方式による通信要求があった場合に、該他の通信方式に対応する他の基地局へ通信相手を切り替えさせ、該記憶部に記憶した未送信のデータを該他の基地局から該移動機へ送信する場合に要するデータ送信時間と、該通信要求を発信した通信先との過去の通信履歴に基づいて予測した通信時間との大小関係に基づいて、該未送信のデータを該他の基地局へ転送するか否かを判定する制御部と
    を有する基地局。
  2. 該制御部は、該未送信のデータを該記憶部に残したまま該他の基地局へ通信相手を切替えさせた場合に、あらかじめ設定された時間が経過した後に該移動機と該他の基地局との通信が継続している場合に、該未送信のデータを該他の基地局へ転送する、請求項1に記載の基地局。
  3. 該記憶部は、該移動機の属するセル番号をイベントごとに記録する管理テーブルを有し、
    該制御部は、該イベントごとのセル番号の変化に基づいて該移動機の移動の有無を判定し、該移動機が移動している場合は該他の基地局へのデータ転送を抑止する、請求項1または2に記載の基地局。
  4. 複数の異なる通信方式に対応した移動機とデータ通信を行い、該移動機へ送信するデータを一時記憶する記憶部を有する基地局を制御する制御プログラムであって、該基地局に、
    該記憶部に記憶した該データを送信中に、該移動機に対し他の通信方式への切り替え要求があった場合に、該他の通信方式に対応する他の基地局へ通信相手を切り替えさせ、
    該記憶部に記憶した未送信のデータを該他の基地局から該移動機へ送信する場合に要するデータ送信時間と、該切り替え要求を発信した通信先との過去の通信履歴に基づいて予測した通信時間との大小関係に基づいて、該未送信のデータを該他の基地局へ転送するか否かを判定させる
    制御プログラム。
  5. 該基地局にさらに、
    該未送信のデータを該記憶部に残したまま該他の基地局へ通信相手を切り替えさせた場合に、あらかじめ設定した時間が経過した後に該移動機と該他の基地局との通信が継続している場合に、該未送信のデータを該他の基地局へ転送させる
    請求項4に記載の制御プログラム。
  6. 複数の異なる通信方式に対応した移動機と、該移動機と第1の通信方式で通信を行う第1の基地局と、該移動機と第2の通信方式で通信を行う第2の基地局とを有する無線通信システムであって、
    該移動機は、
    位置情報を取得する位置情報取得部と、
    該第1の基地局との通信時の位置情報を記憶する移動機記憶部と、
    該第1の基地局との通信発生時において該位置情報取得部から取得した該位置情報を該記憶部へ書き込み、該第1の基地局から該第2の通信方式への切り替え要求があった場合に、該位置情報に基づいて該移動機の移動の有無を判定し、移動判定結果を該基地局へ送信する移動機制御部を有し、
    該第1の基地局は、
    該移動機へ送信するデータを一時記憶する基地局記憶部と、
    該基地局記憶部に記憶した該データを送信中に、該移動機に対し該第2の通信方式への切り替え要求があった場合に、該第2の基地局へ通信相手を切り替えさせ、該移動機から受信した該移動判定結果が該移動機の移動有りを示す場合に、該基地局記憶部に記憶した未送信のデータを該第2の基地局へ送信することを抑止する基地局制御部を有する
    無線通信システム。
JP2011207068A 2011-09-22 2011-09-22 基地局 Expired - Fee Related JP5742624B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011207068A JP5742624B2 (ja) 2011-09-22 2011-09-22 基地局
US13/592,499 US8750877B2 (en) 2011-09-22 2012-08-23 Base station for transferring data in switching amongst multiple communication methods of a mobile device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011207068A JP5742624B2 (ja) 2011-09-22 2011-09-22 基地局

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013070216A true JP2013070216A (ja) 2013-04-18
JP5742624B2 JP5742624B2 (ja) 2015-07-01

Family

ID=47911825

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011207068A Expired - Fee Related JP5742624B2 (ja) 2011-09-22 2011-09-22 基地局

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8750877B2 (ja)
JP (1) JP5742624B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103841619A (zh) * 2014-02-14 2014-06-04 东莞海泰数字医学科技有限公司 3g三制式3通道tcp网络数据智能通讯模块
JP2014216818A (ja) * 2013-04-25 2014-11-17 京セラ株式会社 通信制御方法、ユーザ端末、セルラ基地局、及びアクセスポイント

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015201802A (ja) * 2014-04-09 2015-11-12 富士通株式会社 基地局、及び基地局制御方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010536291A (ja) * 2007-08-14 2010-11-25 アルカテル−ルーセント ユーエスエー インコーポレーテッド 無線通信ネットワークにおけるハンドオーバ方法及び機器

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7961682B2 (en) * 2002-04-11 2011-06-14 Qualcomm Incorporated Handoff between base stations of different protocol revisions in a CDMA system
AU2006267255B2 (en) * 2005-07-07 2010-03-04 Nokia Technologies Oy Handover method and apparatus between different systems
JP4802804B2 (ja) * 2006-03-27 2011-10-26 日本電気株式会社 移動体通信システムにおけるデータ伝送方法およびシステム
KR20090008215A (ko) * 2006-03-28 2009-01-21 가부시키가이샤 엔티티 도코모 기지국 및 경로제어장치 및 핸드오버 제어방법
WO2008114449A1 (ja) 2007-03-20 2008-09-25 Fujitsu Limited ハンドオーバ処理による転送遅延を軽減できる基地局及びその方法
WO2008115125A2 (en) 2007-03-21 2008-09-25 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Selective packet forwarding for lte mobility
JP5227695B2 (ja) * 2008-08-15 2013-07-03 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ ハンドオーバ方法及び無線アクセスネットワーク装置
US8369290B2 (en) * 2009-04-13 2013-02-05 Futureweil Technologies, Inc System and method for supporting handovers between different radio access technologies of a wireless communications system
JP2011015306A (ja) 2009-07-03 2011-01-20 Hitachi Ltd 移動通信システム及びデータ転送方法
JP5052642B2 (ja) * 2010-04-21 2012-10-17 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 移動通信システム、ネットワーク装置及び移動通信方法
JP5147898B2 (ja) * 2010-06-10 2013-02-20 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 無線制御装置及び通信制御方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010536291A (ja) * 2007-08-14 2010-11-25 アルカテル−ルーセント ユーエスエー インコーポレーテッド 無線通信ネットワークにおけるハンドオーバ方法及び機器

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
JPN6015006105; 3rd Generation Partnership Project: 'Circuit Switched (CS) fallback in Evolved Packet System (EPS)' 3GPP TS 23.272 V10.4.0 (2011-06) , 20110610, 1-5,32-35 pages, 3GPP *
JPN6015006109; 3rd Generation Partnership Project: 'General Packet Radio Service (GPRS) enhancements for Evolved Universal Terrestrial Radio Access Netw' 3GPP TS 23.401 V10.4.0 (2011-06) , 20110610, 1-8,176-183 pages, 3GPP *

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014216818A (ja) * 2013-04-25 2014-11-17 京セラ株式会社 通信制御方法、ユーザ端末、セルラ基地局、及びアクセスポイント
US9788253B2 (en) 2013-04-25 2017-10-10 Kyocera Corporation Communication control method, user terminal, cellular base station, and access point
US9832699B2 (en) 2013-04-25 2017-11-28 Kyocera Corporation Communication control method, user terminal, cellular base station, and access point
CN103841619A (zh) * 2014-02-14 2014-06-04 东莞海泰数字医学科技有限公司 3g三制式3通道tcp网络数据智能通讯模块

Also Published As

Publication number Publication date
US8750877B2 (en) 2014-06-10
US20130079008A1 (en) 2013-03-28
JP5742624B2 (ja) 2015-07-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109922496B (zh) 发现无线网络问题的方法、装置及系统
KR101339044B1 (ko) 서빙 코어 네트워크 노드가 변경될 때의 모바일 장치의 접근성의 처리
US9661571B2 (en) Method of determining expiration period of timer, network node, and non-transitory computer readable medium
KR101654532B1 (ko) 프리페이징 동안의 회선 교환 폴백(csfb)
EP2905981B1 (en) Radio access network apparatus, core network apparatus and methods of these
US20120214502A1 (en) Offline device paging
US9578557B2 (en) Delayed handover signalling in a mobile network
US20150111574A1 (en) Relay device, wireless terminal device, communication system and communication method
US20140235284A1 (en) Method, apparatus and system for processing short message
EP2874440B1 (en) Mobile communication system, mme, incoming call control method for mobile communication system, and incoming call control method for mme
JPWO2013014847A1 (ja) 無線通信システム、基地局、制御ノード、及び移動局、並びにこれらに関する方法及びプログラム
CN105338584A (zh) 一种返回lte网络的方法及装置
CN102037763A (zh) 移动通信系统、移动台、基站和越区切换控制方法
US20150282016A1 (en) Method and system for handover between different networks, and evolved high rate packet data network
EP3619983A1 (en) Network node, communication device and method for idle mode positioning configuration
JP2016086282A (ja) 無線端末、ネットワーク装置、及びこれらの方法
JP5742624B2 (ja) 基地局
US20150023252A1 (en) Method to use existing nas signaling connection for pending uplink signaling/ data after tau accept
JP5052643B2 (ja) 移動通信システム、ネットワーク装置及び移動通信方法
JP2012129956A (ja) 移動通信方法及び移動管理ノード
JP2012129957A (ja) 移動通信方法及び移動管理ノード
MX2011003305A (es) Metodo de operación de celula de grupo de suscriptor cerrado (csg) para acceso de red abierta.
US8868114B2 (en) Network entity for mobile communications
US11109345B2 (en) Paging for downlink data transfer in connectionless mode in a mobile system
JP2013081041A (ja) 移動通信方法、コアネットワーク装置及びサービングゲートウェイ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140603

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150224

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150311

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150407

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150420

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5742624

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees