JP2013068975A - 楽曲処理装置、およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】新たな楽曲の素材となる音声素片を音楽的な特徴で選択することができるようにする。
【解決手段】各々が音響的な特徴を示す音響的特徴量が複数種算出された、複数の音声素片を記憶した楽音処理装置に、複数種の前記音響的特徴量から新たな特徴量を生成し、当該新たな特徴量に基づいて、前記複数の音声素片から一部の音声素片を選択する素片選択手段と、前記素片選択手段により選択された音声素片をユーザに提示する提示手段と、を設ける。
【選択図】図2
Description
本発明は上記課題に鑑みて為されたものであり、新たな楽曲の素材となる音声素片を、音楽的な特徴で選択することができるようにする技術を提供することを目的する。
(A:構成)
図1は、本発明の一実施形態に係る楽曲処理装置100の構成例を示すブロック図である。この楽曲処理装置100は、楽曲の波形を音のオンセットで区切って得られる各区間から抽出される音声素片の各々を音楽的な特徴でカテゴリ分類してデータベース化するとともに、それら音声素片のうちから利用者により指定されたカテゴリに属するもの(すなわち、利用者により指定された音楽的な特徴(聴感など)を有するもの)を選択して提示するコンピュータ装置である。図1に示すように、楽曲処理装置100は、制御部110、インタフェース群120、操作部130、表示部140、記憶部150、およびこれら構成要素間のデータ授受を仲介するバス160を有している。
これら3つの処理の概要は以下の通りである。
以上が楽曲処理装置100の構成である。
楽曲処理装置100の利用者が操作部130を操作して制御プログラムの実行を指示すると、制御部110は、制御プログラムを不揮発性記憶部150bから揮発性記憶部150aに読み出し、その実行を開始する。制御部110は、制御プログラムの実行を開始すると、前述したメニュー画面を表示部140に表示させる。このメニュー画面を視認した利用者は、操作部130を操作してメニュー項目の選択などにより各処理の実行を指示することができる。制御部110は、操作部130を介して与えられる指示に応じて図2に示す3つの処理のうちの該当するものを実行するのである。以下、学習処理SA100、素片分類処理SA200、および素片選択処理SA300の各処理にて制御部110が実行する動作について説明する。
図3は、制御部110が実行する学習処理SA100の流れを示す図である。
前述したように、この学習処理SA100は、複数の学習用データを用いて機械学習を行い、カテゴリ分類されていない新たな音声素片を各種の特徴量に基づいてカテゴリ分類するための分類ルールを見出す処理である。この学習処理SA100の入力データとなる学習用データとしては、種々の態様のものを用いることが考えられる。図3では、波形データトラックとラベルデータトラックとからなる学習用データが例示されている。波形データトラックは、一つの楽曲のオーディオ波形を示すデータトラック(そのオーディオ波形を所定のサンプリング周期でサンプリングしたサンプル列)である。ラベルデータトラックは、波形データトラックと時間軸を共通にするデータトラックである。このラベルデータトラックには、波形データトラックの示す波形にて各音声素片が占める位置(音声素片の開始時刻(図3:t0やt2)および終了時刻(図3:t1やt3))を示すデータに対応付けて、その音声素片のカテゴリ(エッジやダスト)を示すラベルデータが書き込まれている。図3に示す態様の学習用データの他に、音声素片の波形を示す波形データとその音声素片の属するカテゴリを示すラベルデータとを対にした学習用データを用いても勿論良い。
Vector Machine)等の他の機械学習アルゴリズムを用いても勿論良い。カテゴリ分類のためには上記2465種類の特徴量の全てが必要に成る訳ではない。本出願人の行った実験によれば、エッジのカテゴリに属するか否かの分類を行うための分類ルールは、上記2465種類のうちの73種類の特徴量により定まり、ダストのカテゴリに属するか否かを分類するための分類ルールは、同2465種類のうちの37種類の特徴量で定まることが判明した。
前述したように、素片分類処理SA200は、カテゴリ分類されていない音声素片を上記第1または第2の分類ルールデータの示す分類ルールにしたがってカテゴリ分類しつつデータベース化する処理である。上記第1および第2の分類ルールデータにしたがって、この素片分類処理SA200を行うことにより、制御部110は、カテゴリ分類が為されていない新たな音声素片をエッジのカテゴリに属するか否かで分類する第1の識別器、および同音声素片をダストのカテゴリに属するか否かで分類する第2の識別器として機能する。
素片選択処理SA300は、利用者により指定されたカテゴリに属する音声素片を音声素片データベースから選択して提示することにより、それらの音声素片を用いた楽曲生成等を促す処理である。この素片選択処理SA300の実施態様としては種々のものが考えられる。例えば、利用者により指定されたカテゴリに属するもの全てを音声素片データベースから読み出して提示する態様の他に、以下に述べる態様が考えられる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、かかる実施形態に以下に述べる変形を加えても勿論良い。
(1)上述した実施形態では、カテゴリ分類がされていない音声素片をエッジまたはダストの各カテゴリに分類するための分類ルールを機械学習により見出したが、ベンド(音程が変化する音声素片)やボイス(人の声のように聴こえる音声素片)などの他のカテゴリに分類するための分類ルールを見出しても良い。このようなことは、ベンドやボイスなど他のカテゴリに分類される音声素片についての学習用データを用いて機械学習を行わせることで実現される。
Claims (3)
- 各々が音響的な特徴を示す音響的特徴量が複数種算出された、複数の音声素片について、複数種の前記音響的特徴量から新たな特徴量を生成し、当該新たな特徴量に基づいて、前記複数の音声素片から一部の音声素片を選択する素片選択手段と、
前記素片選択手段により選択された音声素片をユーザに提示する提示手段と、
を有することを特徴とする楽曲処理装置。 - 前記新たな特徴量として音声素片を分類する際のカテゴリの特徴を顕著に示す特徴量をカテゴリ毎に生成することを特徴とする請求項1に記載の楽曲処理装置。
- コンピュータを、
各々が音響的な特徴を示す音響的特徴量が複数種算出された、複数の音声素片について、複数種の前記音響的特徴量から新たな特徴量を生成し、当該新たな特徴量に基づいて、前記複数の音声素片から一部の音声素片を選択する素片選択手段と、
前記素片選択手段により選択された音声素片をユーザに提示する提示手段と、
して機能させることを特徴とするプログラム。
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Title |
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