JP2013066946A - 電動工具 - Google Patents

電動工具 Download PDF

Info

Publication number
JP2013066946A
JP2013066946A JP2011204999A JP2011204999A JP2013066946A JP 2013066946 A JP2013066946 A JP 2013066946A JP 2011204999 A JP2011204999 A JP 2011204999A JP 2011204999 A JP2011204999 A JP 2011204999A JP 2013066946 A JP2013066946 A JP 2013066946A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
torque
low
rotation
speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2011204999A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiharu Ohashi
敏治 大橋
Mitsumasa Mizuno
光政 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Eco Solutions Power Tools Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Eco Solutions Power Tools Co Ltd filed Critical Panasonic Eco Solutions Power Tools Co Ltd
Priority to JP2011204999A priority Critical patent/JP2013066946A/ja
Publication of JP2013066946A publication Critical patent/JP2013066946A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Portable Power Tools In General (AREA)

Abstract

【課題】高速回転と高トルク回転とを適切に得ると同時にモータの正逆回転にも対応する。
【解決手段】駆動源として高速回転低トルク用のモータ1aと、低速回転高トルク用のモータ1bを備えるとともに、両モータ1a,1b出力がフリー型の逆入力遮断クラッチ8a,8bを介して合成される出力部を備える。
【選択図】図1

Description

本発明はモータを動力源としている電動工具に関するものである。
電動工具は、一般に動力源としてのモータ、モータ出力を減速する減速機、出力軸に取り付けられて各種ビットを保持するチャック、そしてトリガースイッチの入力に応じて上記モータのオンオフ及び回転数を制御する制御回路とからなり、充電式のものでは上記に加えて二次電池を備えたものとなる。そしてモータとしては、その作業内容と使用する減速機とに応じて最適回転数及び最適トルクが得られるものを一つ使用する。
しかし、作業内容は多岐にわたるのが通常で、1台の電動工具で高速な作業と高トルクが必要な作業とを行うことが多く、このために、モータとしてはどうしても大型のものを用いることになる。
もちろん、減速機として減速比の切り替え(変速)ができるものを使用することで、高速低トルク回転が望ましい作業と、低速高トルク回転が望ましい作業とをさほど大型でないモータで得られるようにすることができるが、減速比の切り替えは、一般にモータを一旦停止させた状態で行うことから、作業性がよくない。
ここにおいて、特許文献1には低トルク用のモータと高トルク用のモータの2台のモータを内蔵し、低トルク用モータで駆動される出力軸に、高トルク用のモータの出力をワンウェイクラッチを介して伝達するものが提案されている。低トルク用モータで高速回転している出力軸は、ワンウェイクラッチのために高トルク用のモータによる低速回転出力に対して自由に回転するが、負荷トルクが大きくなって低トルク用モータの回転数が低下して高トルク用モータの回転数と同じとなれば、高トルク用モータの回転が出力軸に伝達される。
特開昭59−069273号公報
2台のモータの出力を合成することになる上記従来例は、低トルク高速回転と、高トルク低速回転とを出力軸にスムーズに伝達することができるが、ワンウェイクラッチを高トルク用モータ側に用いているために、モータを逆転させる作業、例えばねじを緩める作業については、その恩恵を受けることができない。
本発明はこのような点に鑑みなされたもので、高速回転と高トルク回転とを適切に得ることができる上にモータの正逆回転にも対応することができる電動工具を提供することを課題とする。
本発明は、駆動源として高速回転低トルク用のモータと、低速回転高トルク用のモータを備えるとともに、両モータ出力がフリー型の逆入力遮断クラッチを介して合成される出力部を備えていることに特徴を有している。
また、高速回転低トルク用のモータと、低速回転高トルク用のモータの両出力が同時に出力部に伝達される時の各モータ回転数を同じに保つ制御回路を備えていることが好ましい。
高速回転低トルク用のモータがブラシレスモータであり、低速回転高トルク用のモータがブラシモータであることも好ましい。
本発明においては、高速回転低トルク用のモータ出力と低速回転高トルク用のモータ出力とを適切に合成することができて、高速回転と高トルク回転とを得ることができる上にモータの正逆回転にも対応することができる。
本発明の実施の形態の一例の要部概略図である。 同上のブロック図である。 同上の特性を示す説明図である。 同上のブロック回路図である。 同上の動作を示すフローチャートである。 同上の他例のフローチャートである。 同上の更に他例のフローチャートである。 他の例の要部概略図である。 (a)(b)(c)は夫々モータ配置を示す概略断面図である。
本発明を実施の形態の一例に基づいて詳述すると、図2は本発明に係る電動工具の概略ブロック図であり、2台のモータ1a,1bと減速機2、その出力軸3に設けられたチャック4、電源としての二次電池5,トリガースイッチ6,トリガースイッチ6の出力に応じて上記モータ1a,1bの駆動制御を行う制御回路7からなる。図中8はチャック4に装着されるビットである。
上記減速機2は、例えば図1に示すように、サンギア21とインターナルギア(リングギア)22,この両ギア21,22に噛み合う遊星ギア23からなる遊星減速機を好適に用いることができ、前記出力軸3は遊星ギア23を支持するキャリア24に連結されている。
そして上記減速機はインターナルギア22が固定されていることから、サンギア21が入力部、キャリア24が上述のように出力部として機能するものであり、前記2つのモータ1a,1bは、それらの回転軸に装着されている出力ギア8a,8bが上記サンギア21と一体、もしくはサンギア21に連結されたギア20に噛み合っている。
ここで、両モータ1a,1bのうち、モータ1aには高速低トルク回転に適した特性を有するものを用いており、モータ1bは低速高トルク回転に適した特性を有するものを用いている。図3中のMaがモータ1aの回転数−トルク特性を、Mbがモータ1bの回転数−トルク特性を示している。
また、特性の異なるモータ1a,1bの両出力でギア20を駆動するために、2上記出力ギア8a,8bとして、共にフリー型の逆入力遮断クラッチを内蔵したものを用いている。フリー型の逆入力遮断クラッチは、入力側からの回転トルクは出力側に伝達されるが、出力側からの回転トルクは入力側に回転されず、この時、出力側は空転するものであるために、ギア20がモータ1aの出力によって高速回転している時は、モータ1bが停止していてもモータ1aの負荷になることはなく、またモータ1bが低速回転していても、ギア20にモータ1bのトルクが伝達されることはない。
そして、ここでは図4にも示すように、各モータ1a,1bには周波数ジェネレータのようなモータ速度検出手段9a,9bを設けて各モータ1a,1bの回転数を上記制御回路7に入力しており、モータ速度測定部60a,60b及びモータ制御部61a,61bを備える制御回路7は、作業開始時にはモータ1aのみを回転させるものの、負荷トルクが大きくなってモータ1aの回転数が前記回転数−トルク曲線Ma,Mbが交叉する点(回転数N1,トルクT1)の回転数N1になれば、モータ1bも駆動してその出力を逆入力遮断クラッチを内蔵する出力ギア8bを介してギア20に伝達する。図5はこの点を示しているフローチャートである。
モータ1bも起動させた時、両モータ1a,1bが共に回転数N1で回転することから、ギア20には2倍のトルク2T1が伝達されることになる。さらに負荷トルクが大きくなれば、両モータ1a,1bの回転数も低下するが、制御回路7は両モータ1a,1bの回転数を同じに保つために、ギア20に伝達されるトルクは、常にモータ1aの出力トルクと、モータ1bの出力トルクとを合成したものとなり、モータ1aの最大トルクTsaとモータ1bの最大トルクTsbとを合成したTsa+Tsbの最大トルクを得ることができる。つまり、モータ1b単独で得られる最大トルクTsbよりも大きい出力トルクを得ることができる。両モータ1a,1bの合成特性を図3中にMcで示している。
なお、回転数N1(トルクT1)の時点でモータ1bを駆動すると、ギア20に伝達されるトルクが急に増加することから、トルクが急変しない制御をしておくことが望ましい。また、フリー型の逆入力遮断クラッチは、モータ1a,1bを逆回転させる時にも正回転させる時と同じ動きを行うために、ねじを緩める作業などを行う際も同様の合成出力を得ることができる。
モータ1bの駆動を開始するタイミングは、回転数N1ではなく、図6に示すようにモータ1aの出力トルクを測定して、該トルクがT1以下になった時点でモータ1bの駆動を開始するようにしてもよい。
なお、図7に示すようにモータ1aの回転数がN1まで低下(もしくはトルクがT1まで上昇)した時点でモータ1bを駆動を開始するとともにモータ1aを停止させてもよいが、この場合、得られる最大トルクはモータ1bで得られるものと同じとなる。
高トルク用のモータ1bは高速回転用のモータ1aと同時に駆動するようにしておいてもよい。モータ1bの回転がモータ1aの負荷になることはないためである。ただし、モータ1aの回転数がN1を超えている時には、両モータ1a,1bの回転数を同じにする制御は行わない。
上記実施例では、フリー型の逆入力遮断クラッチを出力ギア8a,8bの双方に内蔵させることで、両モータ1a,1bの出力を的確に合成できるようにしているが、低速回転高トルク用のモータ1b側の出力ギア8bのみに逆入力遮断クラッチを内蔵させたものであってもよい。
また、モータ1bとしての特性がモータ1aの特性と同じものであってもよい。この場合、図8に示すように、モータ1bとギア20との間に減速ギア8cを介在させることで、モータ1bを低速回転高トルク用モータとして機能させることができる。
2台のモータ1a,1bを電動工具内に配置するにあたっては、図9に示すように、横に並べたり縦に並べたりするとよい。モータを一つだけ用いる場合に比して、各モータ1a,1bに夫々小型のものを用いることができるために、2台のモータ1a,1bを内蔵するものの、全体としての形状が1台のモータ1だけのもの(図9(c)参照)よりも大型化することはない。
このほか、本発明は減速機2として変速機能を備えたものを用いることを排除するものではない。また、モータ1a,1bと出力ギア8a,8bとの間に変速機能付きの減速機を配することでさらに広範囲な作業を行えるようにすることも妨げない。
そして、高速回転低トルク用のモータ1aには、高速回転に適したブラシレスモータを好適に用いることができ、流れる電流が大きい低速回転高トルク用のモータには半導体素子を使用して電流を制御するブラシレスモータよりもブラシモータを好適に用いることができる。
1a モータ
1b モータ
2 減速機
3 出力軸
8a ギア(逆入力遮断クラッチ)
8b ギア(逆入力遮断クラッチ)
20 ギア

Claims (3)

  1. 駆動源として高速回転低トルク用のモータと、低速回転高トルク用のモータを備えるとともに、両モータ出力がフリー型の逆入力遮断クラッチを介して合成される出力部を備えていることを特徴とする電動工具。
  2. 高速回転低トルク用のモータと、低速回転高トルク用のモータの両出力が同時に出力部に伝達される時の各モータ回転数を同じに保つ制御回路を備えていることを特徴とする請求項1記載の電動工具。
  3. 高速回転低トルク用のモータがブラシレスモータであり、低速回転高トルク用のモータがブラシモータであることを特徴とする請求項1または2記載の電動工具。
JP2011204999A 2011-09-20 2011-09-20 電動工具 Withdrawn JP2013066946A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011204999A JP2013066946A (ja) 2011-09-20 2011-09-20 電動工具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011204999A JP2013066946A (ja) 2011-09-20 2011-09-20 電動工具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013066946A true JP2013066946A (ja) 2013-04-18

Family

ID=48473298

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011204999A Withdrawn JP2013066946A (ja) 2011-09-20 2011-09-20 電動工具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013066946A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015104316A (ja) * 2013-11-28 2015-06-08 ニューデルタ工業株式会社 歩行型管理機
WO2019064724A1 (ja) * 2017-09-26 2019-04-04 パナソニックIpマネジメント株式会社 電動工具
JP2019509104A (ja) * 2016-03-04 2019-04-04 コヴィディエン リミテッド パートナーシップ 電気機械式外科用システム及びそのロボット外科用器具
JP7496048B1 (ja) 2023-04-30 2024-06-06 有限会社ケンテックシステムズ 登高器

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015104316A (ja) * 2013-11-28 2015-06-08 ニューデルタ工業株式会社 歩行型管理機
JP2019509104A (ja) * 2016-03-04 2019-04-04 コヴィディエン リミテッド パートナーシップ 電気機械式外科用システム及びそのロボット外科用器具
WO2019064724A1 (ja) * 2017-09-26 2019-04-04 パナソニックIpマネジメント株式会社 電動工具
JP2019058970A (ja) * 2017-09-26 2019-04-18 パナソニックIpマネジメント株式会社 電動工具
US11569725B2 (en) 2017-09-26 2023-01-31 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Power tool with clutch and magnetic torque transmission mechanism
JP7496048B1 (ja) 2023-04-30 2024-06-06 有限会社ケンテックシステムズ 登高器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9752665B2 (en) Compliance motor structure and manufacturing method thereof
JP6565891B2 (ja) 電動車両の駆動装置
EP1481768B8 (en) Three speed rotary power tool
US20130165292A1 (en) Power tool with a device for switching between a first and a second transmission stage by reversing the direction of rotation
CN106849491B (zh) 一种双速减速电机
JP2013066946A (ja) 電動工具
KR101434483B1 (ko) 복수의 모터 결합을 위한 기어 장치
RU2010133240A (ru) Планетарная передача и устройство привода с ее использованием
JP2008008422A (ja) 動力伝達装置及び作業機械
JP5679785B2 (ja) 電動工具
CN202851827U (zh) 园林机械少齿差传动机构
CN103600327A (zh) 一种转速可调的电动螺丝刀
CN203653110U (zh) 一种双马达可变速的行星传动起升机构
JP5891431B2 (ja) 変速装置
CN102554883A (zh) 手持式电动工具
CN210859707U (zh) 一种新型行星减速机
EP4039572B1 (en) Drive train assembly for a bicycle and bicycle
JP2014233778A (ja) 往復動作業機
CN210111779U (zh) 新型双速减速电机
CN210265715U (zh) 手持式工具机的传动装置
CN205780612U (zh) 双输入输出减速箱
JP2010174926A (ja) 差動歯車装置
JP6625455B2 (ja) 動力装置
CN215370813U (zh) 一种电摩无级变速系统
CN2892348Y (zh) 铣齿机内外齿转换装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20130513

A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20141202