JP2013066586A - 洗濯乾燥機 - Google Patents

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Yoshihiro Yada
好宏 矢田
Soichi Sano
壮一 佐野
Tsunetoshi Komatsu
常利 小松
Akinori Kaneko
哲憲 金子
Kosuke Sumiyoshi
宏介 住吉
Toshifumi Koike
敏文 小池
Hiroshi Osugi
寛 大杉
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Abstract

【課題】乾燥工程で洗濯乾燥機の内部に吸入された空気は洗濯乾燥機の構成部品の廃熱によって加熱されているが、筐体から外部に向かう放熱によって消費電力低減を狙って蓄えていた廃熱が活用されないという課題があった。
【解決手段】洗濯兼脱水槽に乾燥用の空気を送風するための洗濯兼脱水槽に向けて開口する出口と筐体内部の空間に開口する空気取入口を有する送風通路において、少なくとも空気取入口が配置されている空間の筐体の内周に断熱構造部を備えてこの部分の筐体外部に向かう放熱を抑制した。
【選択図】図2

Description

本発明は衣類等を洗濯した後に温風等で乾燥する洗濯乾燥機に関するものであり、特に洗濯乾燥機を構成する構成部品から発生する熱を乾燥運転時に利用することで乾燥工程での消費電力の低減を図る洗濯乾燥機に関するものである。
洗濯乾燥機による衣類の乾燥は、ドラムを回転する電動機や送風ファンの電動機等の構成部品から発生する廃熱とヒータ等の専用熱源からの熱を組み合わせて乾燥用の空気を作り出し、この暖められた空気を送風ファンによって温風の状態にしてドラム内の衣類へ高速で吹きつけて“しわ”の発生を抑制しつつ乾燥を行うようにしている。
この時、温風によって衣類の残留水分から蒸発した水蒸気が発生するため、この水蒸気を除去してやることが必要である。このための手法として例えば水道水を利用して水蒸気を含んだ空気を冷却することで、水蒸気の水分を結露させて水分を除去する水冷除湿方式や、水蒸気を含んだ空気を洗濯乾燥機外へ排気して新たな温風をドラム内に吹きつける排気方式が提案されている。
上述の排気方式においては、洗濯乾燥機の槽内部の湿った空気を排気するために新たな空気を送風路内に吸入するものが特開2010−82346号公報(特許文献1)で示されている。
特開2010−82346号公報
衣類の乾燥を行っている乾燥工程で洗濯乾燥機の外部から洗濯乾燥機の内部に吸入される空気は洗濯乾燥機の内部よりも低温であり、洗濯乾燥機の内部温度はヒータ等の乾燥手段が最も高温で、次に暖められた空気が流れている洗濯槽内部や送風路が高く、次いで洗濯槽外部と洗濯乾燥機の構成部品を取り囲む筺体の間となる。一般に乾燥用の空気は温度が高いほど水蒸気を多く含むことができるので乾燥効率が高い。
そして、乾燥用の空気が洗濯乾燥機の外部から洗濯槽外部と筺体の間や洗濯槽内部や乾燥用の空気が流れる送風路に流れ込むようになると内部が冷却され洗濯乾燥機の内部温度が低下する。
また、洗濯乾燥機のドラムを回転させる電動機や送風ファンの電動機等から発生する熱によって洗濯乾燥機の内部に蓄えられた廃熱が洗濯乾燥機を構成する筺体を介して放熱されるようになり、これによっても洗濯乾燥機の内部温度が低下する。
このため、洗濯乾燥機内部に存在する空気や発熱する構成部品の温度が放熱によって低下すると、せっかく消費電力の低減を狙って蓄えていた廃熱が活用されず、また、このため吸入される空気をヒータ等の熱源を使用して加熱してしまうと消費電力量が増えてしまうという課題が新たに発生するようになる。
本発明の目的は、洗濯乾燥機の構成部品から発生する廃熱によって乾燥用の空気を加熱して温風を作り出すと共に、特に洗濯乾燥機内に蓄えられている廃熱を放熱によって失うことを少なくして洗濯乾燥機内部の空気の温度低下を抑制して消費電力を低減できる洗濯乾燥機を提供することある。
本発明の特徴は、乾燥時に内部が乾燥室となる外槽と、前記外槽内に回転自在に配置され洗濯物を収容する洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽を駆動する電動機を含む駆動手段と、前記外槽を支持し外装を構成する筐体と、前記外槽から排出される水を排出する排水ホースと、前記洗濯兼脱水槽に乾燥用の空気を送風するための前記洗濯兼脱水槽に向けて開口する出口と前記筐体内部の空間に開口する空気取入口を有する送風通路と、前記送風通路の途中に設けられた送風ファンと、少なくとも前記空気取入口が配置されている空間の前記筐体の内周に設けられた断熱構造部を備えた洗濯乾燥機、にある。
本発明身よれば、洗濯乾燥機の構成部品から発生する廃熱によって乾燥用の空気を加熱して温風を作り出すと共に、特に洗濯乾燥機内に蓄えられている廃熱を放熱によって失うことを少なくして洗濯乾燥機内部の空気の温度低下を抑制して消費電力を低減できる効果が期待できるものである。
本発明が適用されるドラム式の洗濯乾燥機の外観斜視図である。 図1に示すドラム式の洗濯乾燥機の内部構成を説明すると共に、ヒータ加熱乾燥工程を実行しているときの断面図である。 図1に示すドラム式の洗濯乾燥機の内部構成を説明すると共に、送風排気乾燥工程を実行しているときの断面図である。 乾燥工程のシーケンスを説明する図である。 本発明の一実施例になる筐体の断熱構造を説明する図である。 本発明の他の実施例になる筐体の断熱構造を説明する図である。 本発明の更に他の実施例になる筐体の断熱構造を説明する図である。 本発明の更に他の実施例になる筐体の断熱構造を説明する図である。 本発明の更に他の実施例になる筐体の断熱構造を説明する図である。
以下、本発明の一実施例を図面に基づき詳細に説明するが、その実施例によって限定されるものではない。
図1はドラム式の洗濯乾燥機の外観斜視図であり、洗濯乾燥機は全体が筐体1によって外装構成されている、この筺体1の内部に洗濯乾燥機を構成する構成部品収納されている。
筺体1は、全体の外観からすると概ね四角形のベース部2の対向する辺同士の2辺に埴立するように固定した金属製の外枠(図示せず)と、外枠が植立した2辺とは別の2辺の一辺に固定されたプラスチック材料からなるセンターパネル3とアンダーカバー(図示せず)、及びこのセンターパネル2と対向する辺側に位置する金属製のバックパネル4、及び外枠、センターパネル3、バックパネル4の上部に載置されるトップカバー5等から構成されている。尚、外枠の外表面にはプラスチック製のサイドカバー6が取り付けられている。
センターパネル3の前面中央付近には洗濯物の出し入れのための取り出しドア7が取り付けられている。
センターパネル3の取り出しドア7上部の前面上部右側にはドアの開閉操作を行うドア開閉ボタン8が備わっている。
またセンターパネル3の前面上部左側には洗剤を投入するための洗剤トレー10が設けられ、センターパネル3の前面上部中央には使用者が洗濯工程を選択するための操作部9が設けられ、操作部9の近くには使用者の操作に連動して表示が切り替わる表示部11が設けられている。
センターパネル3の前面上部右側には乾燥運転に伴って発生する糸くずを捕集するフィルタを収納した乾燥用フィルタパネル12が設けられている。
センターパネル3の前面下部左側には糸くずや異物を収集するためのフィルタを収納しているフィルタパネル13が設けられ、さらに下部には筐体1を支えるベース部2が設けられている。
また、ベース2の4隅には脚部14が設けられて床と接触しており、床と脚部16との間には30mm程度の隙間に設定されている。ベース2の側面からは洗濯によって生じる排水を排水溝へと流すための流路となる排水ホース15が配されている。
筐体1の側面に設けられた外枠は洗濯乾燥機を据付する場合などに使用する手掛け穴16が備えられている。
以上は洗濯乾燥機の外観の構成を説明したものであるが、次にその内部の構成について図2に基づき説明する。
図2はドラム式洗濯乾燥機の内部構造を図示したものであり、洗濯乾燥機の筐体1の内部にはサスペンション17にて弾性支持された洗濯工程やすすぎ工程で水道水が注がれると共に、乾燥工程で乾燥室となる外槽18が設けられている。
外槽18の内側には衣類の洗濯、すすぎ、及び脱水を行うための洗濯兼脱水槽19が回転可能な状態で取付けられている。
この洗濯兼脱水槽19は電動機からなる駆動手段20により回転駆動されて、前述の洗濯、すすぎ、及び脱水を実施することができる。この駆動手段20は筺体1の全高さのほぼ1/2程度の高さ位置の付近に配置されている。
洗濯、すすぎ、及び脱水を行う際には洗濯兼脱水槽19は回転駆動されるため、洗濯兼脱水槽19の回転駆動に伴い洗濯兼脱水槽19を内包する外槽18は揺れ動くので、筐体1と外槽18の間には外槽18が揺れ動いても容易に筐体1へ接触しないよう空間が形成されている。
また、筺体1と洗濯兼脱水槽18の間の空間には洗濯乾燥機の運転シーケンスを実行する制御ユニット21、洗濯兼脱水槽18の空気を吸い込み、再び洗濯兼脱水槽18に吹き出して戻す送風通路22が設けられている。尚、制御ユニット21はベース部2付近の空間に配置されている。
外槽18の底部には排水ホース15が接続されており、この排水ホース15に排出制御弁23が設けられている。この排出制御弁23は洗濯工程や、すすぎ工程で使用した水道水を排出するほか、乾燥工程で生じた水蒸気の排出も行うものである。
送風通路22は外槽18とバックパネル4との間の空間に配置され、その断面形状は長方形、あるいは正方形等の矩形の筒状に形成されている。
送風通路22の一端は外槽18の下部側に接続されており、更に外槽18の内部を介して洗濯兼脱水槽19に接続されている。また、送風通路22の他端は取り出しドア7付近の洗濯兼脱水槽19の上部側に接続されている。
したがって、洗濯兼脱水槽19の空気は外槽18の内部を通り、送風通路22を通って再び洗濯兼脱水槽19に吹き出されて循環するものである。
送風通路22は外槽18に蛇腹状のゴム通路を介して接続されバックパネル4に沿って上側に延在する後側縦方向通路22Aと、トップカバー5に至ると外槽18の上側で横方向に横切ってトップカバー5に沿って延在する横方向通路22Bと、センターパネル3に至るとセンターパネル3に沿って延在し洗濯兼脱水槽19の上部側に開口する出口を有する前側縦方向通路22Cより構成されている。
ここで、後側縦方向通路22Aの一部には図示していないが除湿機構が設けられるもので、これも図示しない給水電磁弁から水道水が流される構成となっており、この水道水によって送風通路22の内部を通る、特に洗濯兼脱水槽19を通過してきた水蒸気を含む空気を冷やすことにより除湿している。
そして、横方向通路22Bには電動機(図示せず)によって駆動される送風ファン24が配置され、更にその前方(空気の流れから見て後方)には電気的なエネルギーよって熱を発生する、例えばニクロム線、PTC素子等のヒータ25が配置されている。
また送風ファン24の後方(空気の流れから見て前方)の横方向通路には筺体1と外槽18の間の空間に開口する空気取入口26が設けられており、この空気取入口26を開閉し、かつ後側縦方向通路22Bを逆に開閉する切換弁、例えばステッピングモータで駆動される2方向切換弁27が設けられている。
尚、切換弁27は実際には後側縦方向通路22Aと横方向通路22Bの接続部付近に設けられている。そして、切換弁27の弁体は送風通路の一部を構成しており、弁体が後側縦方向通路22Aと横方向通路22Bの接続を遮断すると弁体が存在していた部分が空気取入口26となるものである。したがって、空気取入口26は横方向通路22Bの始点付近に開口しているものである。
そして、図2に示すように、切換弁27が空気取入口26を閉じると後側縦方向通路22Bが開かれて後側縦方向通路22Aの空気が送風ファンによって吸入されるものである。
逆に図3に示すように、切換弁27が空気取入口26を開くと後側縦方向通路が閉じられて筺体1と外槽18の間の空間の空気が送風ファン24によって吸入されるものである。このようにして、2系統の空気が洗濯兼脱水槽19に吹き出されるものである。
本実施例における乾燥工程のシーケンスを図4に示しており、乾燥工程は前半部と後半部とからなっており、前半部はヒータ加熱乾燥工程であり、後半部は送風排気乾燥工程である。
乾燥工程に入ると、図2に示すように、切換弁27が空気取入口26を閉じて後側縦方向通路22Aの空気が送風ファン24によって吸入されるようにする。
そして、ヒータ25に電流を流して発熱させ送風ファン24から送られてくる空気を加熱して高温の温風を作り出し、前側縦方向通路22Cを通して洗濯兼脱水槽19の上部に導き、この部分で温風を高速で衣類に吹き付けるヒータ加熱乾燥工程を行う。
吹き出された温風は洗濯兼脱水槽19内の衣類を通過して、外槽18の内部を通過して後側縦方向通路22Aを通り、再び送風ファン24へと戻されてこれを繰り返す循環乾燥を実施する。
図2に示す矢印が温風の流れを示しているおり、温風を循環させて衣類を十分に温めて乾燥を行う。このときの水蒸気は後側縦方向通路22Aに設けた除湿機構により除湿されている。
このヒータ加熱乾燥工程を所定時間実行すると、次に外槽18内部に溜まった水蒸気を排水ホース15から排気する送風排気乾燥工程を実行する。
図3に示すように、切換弁27が後側縦方向通路22Aを閉じて空気取入口26を開き、次に外槽18と筺体1の間の空気が送風ファン25によって吸入され前側縦方向通路22Cを通して洗濯兼脱水槽19の上部に導かれ、この部分で外槽18と筺体1の間の空気を高速で衣類に吹き付け、更にこの時排出制御弁23を開いて外槽18内部の水除機を含む空気を排出ホース15から外部に排出する送風排気乾燥工程を行う。
図3に示す矢印が外槽と筺体の間の空気の流れを示しており、洗濯兼脱水槽19及び外槽18を通過して排水ホース15に水蒸気を含んだ空気を排出している。
このような構成、及び動作をおこなう洗濯乾燥機においては上述した通り、送風排気乾燥工程においては、乾燥用の空気が外槽18と筺体1の間の空間から取り込まれるためできるだけこの空間の空気の温度が高いほど乾燥効率が良い。
この外槽18と筺体1の間の空間の空気の温度を高めるため新たな加熱用の熱源を用いると消費電力の観点で好ましくない。このため洗濯乾燥機の各工程(洗濯・すすぎ・脱水・乾燥)で発生する廃熱を利用して空気の温度を高めている。
例えば、洗濯工程、すすぎ工程、及び脱水工程で使用される洗濯兼脱水槽19を回転駆動する電動機から廃熱が発生し、乾燥工程では送風ファン24、ヒータ25から廃熱が発生する。更には、軸受部の摩擦等による機械的損失による発熱や、制御ユニット221からも電子部品の発熱により廃熱が発生する。
この洗濯乾燥機の各工程における廃熱を筺体1の内部に留め、乾燥工程の送風排気工程に使用する空気の加熱に利用することで消費電力の低減を図っている。
しかしながらこの空気を留めている筺体1は上述したように金属やプラスチックで構成されているので、空気の熱や電動機の熱が伝熱や輻射によって放熱されることで空気の温度が低下して乾燥効率が低下するようになる。
例えば、一般的に洗濯乾燥機の筐体1の外枠やバックパネル4等は1mm以下の薄い鉄板により構成されているので、熱伝導が高いことから廃熱は外部により多く放出されやすい。
更に、このような金属材料はもちろんのこと、プラスチック材料で作られたセンターパネル3やトップカバー5のようなにおいてもこの放熱の影響は無視できない。
このような放熱の影響を小さくすることが乾燥効率を向上させるうえでも有効であり、本発明においてはこの放熱を少なくするため、筺体1の内側に放熱を抑制する構造を施したことを特徴としている。放熱を抑制する構造としては断熱構造(或いは保温構造)の手法を採用することで実施できる。
以下、この放熱を抑制する構造について図面を用いて説明するが、同一の参照番号は同一の部品或いは均等の機能を備えた部品を示している。
本発明の一実施例を示す図5において、筐体1は上述したように様々な筐体構成部材1Aにより構成されており、この筐体構成部材1Aに設けられた断熱構造部28とで構成されている。
筺体1は上述した通り、主な筺体構成部材として、例えば鉄等の金属材料からなる外枠及びバックパネル4と、プラスチック材料からなるセンターパネル3、アンダーカバー、サイドカバー6、及びトップカバー5等から構成されている。
図においてはこれらを包括して筐体構成部材1Aとして表現している。したがって、この筐体構成部材1Aは例えば、外枠であったり、バックパネル4であったり、トップカバー5であったりする。
したがって、洗濯乾燥機を組み立てた状態で、筺体1を構成する上記筺体構成部材1Aの内側にそれぞれ断熱構造部28が設けられている。ここで、本実施例で使用している断熱構造部28は断熱材(本実施例では断熱構造部を断熱材として取り扱う)であり、具体的にはポリエチレンを30倍程度(発泡倍率)に加熱発泡させた発泡ポリエチレンシートであり、断熱材28の厚みは4mm乃至10mmとしている。尚、これ以外の断熱材の材質や発泡倍率及び厚み等はこれに限るものではなく、その製品に要求される仕様等によって適宜選択できるものである。
また、筺体構成部材1Aの種類によっても断熱材28の厚さを選択しても良いものである。例えば金属材料の筺体構成部材1Aについては放熱しやすいのでプラスック材料の筺体構成部材1Aに比べて断熱材28の厚さを厚くすることで断熱効果を高めることができる。
更に、金属材料の筺体構成部材1Aについてはプラスック材料の筺体構成部材1Aに比べて断熱材の断熱係数が大きい(より断熱効果が高い)材料を使用するとかいった手法が採用できる。
また、発泡ポリエチレンはシート状に形成されたものをそれぞれの筺体構成部材1Aの形状に合わせて打ち抜き、その後適宜の接着剤で貼り付けているが、この他の手法として直接的に筺体構成部材1Aに断熱材28であるポリエチレンを発泡させながら接着するようにしても良い。
更に上述したように発泡ポリエチレンは独立気泡を有しているため、吸音効果も兼ね備えており、洗濯乾燥機の運転中に生じる騒音低減も期待できる。これは騒音源から発生した音波が断熱材28(=吸音材)と摩擦することや断熱材28を振動させることで、音響エネルギーが熱エネルギーへと変換されるためである。
次に本発明の他の実施例を図6に基づいて説明すると、図6は放熱を抑制する構造として断熱機能を有する空気層29を利用するものであり、筐体構成部材1Aの内部にリブ30を設けることで空気層29を形成して断熱構造部28を構成している。
これによっても断熱効果を得ることができる。また、リブ30では連続した空気層29を形成すようにしているが、格子状リブを用いてセル形状の空気層29を設けるようにしても同様の効果が期待できる。
また、吸音効果を高めるために空気層29の距離(厚さ)を洗濯乾燥機の運転中に発生する騒音、例えば送風ファン24の駆動音波長の1/4倍に設定することが有効である。
音波の速度が最大となる音波反射面から1/4波長離れた位置に空気層29(=吸音材)があることで効率的に音響エネルギーを熱エネルギーに変換することができる。
例えば送風ファン24の駆動により生じる騒音(電磁音等)周波数が3kHzであれば、以下の式(1)より、空気層29の距離は約29mmに設定することが有効である。
空気層厚さ=音速÷騒音周波数÷4 ………(1)
空気層29による断熱構造部を有することで、断熱効果と吸音効果をより効果的に得ることができる。
尚、この実施例は特にプラスチック材料で作られた筺体構成部材1Aに適用することが有効である。その理由はプラスチックによる成形工程でこの空気層29を作り込むことが可能であるからである。
したがって、金属材料からなる外枠、バックパネル4等は図5に示す発泡ポリエチレンによる断熱構造部28を採用し、プラスチック材料からなるセンターパネル3、トップカバー5等は図6に示す空気層29による断熱構造部28を採用することも可能である。
次に本発明の更に他の実施例を図7に基づいて説明すると、図7は放熱を抑制する構造として図5及び図6の構成を組み合わせたものであり、空気層29と断熱材28Aである発泡ポリエチレンと組み合わせて複合断熱材として断熱構造部28を構成したものである。
図7において、筐体構成部材1Aの内側に向けてリブ31を植立させ、このリブ31に接するように発泡ポリエチレンシートからなる断熱材28Aを取り付けて、断熱材28Aと空気層29による断熱構造部28を構成しているものである。したがって、この実施例によると図5及び図6に示した作用効果を合わせて奏することになる。
また、この実施例は図6に示した実施例と同様にように、特にプラスチック材料で作られた筺体構成部材に適用することが有効である。その理由はプラスチックによる成形工程でリブ31を同時に作り込むことが可能であるからである。
更に、この実施例は金属材料で作られた筺体構成部材1Aにも適用することができる。例えば、バックパネル4の場合で説明すると、バックパネル4にリブが形成されるように成型加工し、この上に発泡ポリエチレンシートからなる断熱材28Aを貼り付ければ容易に空気層29を備える複合断熱材としての断熱構造部28を得ることが可能になる。
尚、上述した実施例においては図5、図6及び図7は単独でそれぞれの筺体構成部材1Aに適用しても良いし、筺体構成部材1Aの種類や材料やその洗濯乾燥機の仕様に基づいて適宜組み合わせて良いものである。
また、廃熱を生じる洗濯乾燥機の構成部品、例えば、電動機が置かれている周辺の筺体内部の断熱性を他の部分に対して強化することも有効である。例えば、洗濯兼脱水槽を駆動する電動機の周辺は断熱材の厚さを厚くするといった構成も有効である。
廃熱を留めるためには上記した手法によって断熱性を高めることが有効であるが、更に、気密性を向上して廃熱の漏れ、特に暖められたく空気の漏れを少なくすることも有効である。
洗濯乾燥機は上述したように様々な筐体構成部材を組み合わせて構成されており、少なからず筐体構成部材の組み合わせ部には隙間が生じてしまうが、この隙間を減らす構成も適用することで廃熱を内部に留める効果を向上させることができる。
図8は筐体構成部材を突き合わせて組み立てた例を示しており、例えば金属材料である外枠と、プラスチック材料であるサイドパネル6を突き合わせて組み立てた場合に両者の間の突き合わせ隙間にパッキング32を設けて空気の漏れを少なくしている。
図9は筐体構成部材を重ね合わせて組み立てた例を示しており、例えば金属材料である外枠と、プラスチック材料であるサイドパネル6を重ね合わせて組み立てた場合に両者の間の重ね合わせ隙間にパッキング32を設けて空気の漏れを少なくしている。
ここで、パッキング33は使用する断熱材28を押し潰すようにして洗濯乾燥機の隙間を無くして空気の漏れを少なくする子とも有効である。尚、より簡単には隙間をデザインシートやテープで塞ぐことも有効であり、この場合は外観の見栄えから筐体1の内部に貼り付けるのが好ましい。
以上は断熱構造の説明であったが、次にこの断熱構造部28をどこの部分に施すと良いかを説明する。
基本的な考え方は、空気の取り入れは空気取入口26から行われるため、少なくともこの空気取入口26が設置されている空間の空気の温度を高くすることが重要である。したがって、この部分の筐体1内部に上述した実施例よりなる断熱構造部28を設けることが好ましい。
実際的には、本実施例においてはより温度の高い空気を送風排気乾燥工程で使用するために洗濯乾燥機の上部空間から取り入れるようにしている。その理由は温度が高い空気は温度が低い空気より上方に溜まり易いことに基づいている。更に、送風ファン24、ヒータ25等の発熱する構成部品は構造的にトップカバー5の下方で外槽18の上方の間に配置される。
したがって、空気取入口26はトップカバー5の下方で送風ファン24、ヒータ25等の発熱する構成部品を含む空間に配置される。よって、この空間を形成する筐体1の該当内周部分に断熱構造部28を設けている。
更には、その範囲はトップカバー5から見て洗濯乾燥機の全高さの1/3程度の長さを有する空間に配置される。よって、この洗濯乾燥機の全高さの1/3程度の長さを有する空間を形成する筐体1の該当内周部分に断熱構造部28を設けても良い。
また、発熱する構成部品としては洗濯兼脱水槽19を駆動する電動機を含む駆動手段20がかなり多くの廃熱を生成している。したがって、この廃熱も有効に活用しようとすると駆動手段20を含む空間まで筐体1の該当内周部分に断熱構造部28を設けると良い。
通常駆動手段20はトップカバー5から見て洗濯乾燥機の全高さの1/2程度の長さを有する空間に配置される。よって、この洗濯乾燥機の全高さの1/2程度の長さを有する空間を形成する筐体1の該当内周部分に断熱構造部28を設けても良い。
最後に、もっとも廃熱を有効に活用しようとすると、筐体1の全空間に亘って断熱構造部28を設ければ廃熱を生じる構成部品の廃熱を有効に活用することができる。
以上の通り、洗濯乾燥機の構成部品から発生する廃熱によって乾燥用の空気を加熱して温風を作り出すと共に、特に洗濯乾燥機内に蓄えられている廃熱を放熱によって失うことを少なくして洗濯乾燥機内部の空気の温度低下を抑制して消費電力を低減できるものである。
1…筺体、2…ベース部、3…センターパネル、4…バックパネル5…トップカバー、6…サイドカバー、7…取り出しドア、18…外槽、19…洗濯兼脱水槽、20…駆動手段、21…制御ユニット、22…送風通路、22A…後側縦方向通路、22B…横方向通路、22C…前側縦方向通路、23…排水制御弁、24…送風ファン、25…ヒータ、26…空気取入口26、27…切換弁27、1A筺体構成部材、28…断熱材、29…空気層、30…リブ。

Claims (12)

  1. 乾燥時に内部が乾燥室となる外槽と、前記外槽内に回転自在に配置され洗濯物を収容する洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽を駆動する電動機を含む駆動手段と、前記外槽を支持し外装を構成する筐体と、前記外槽から排出される水を排出する排水ホースと、前記洗濯兼脱水槽に乾燥用の空気を送風するための前記洗濯兼脱水槽に向けて開口する出口と前記外槽に向けて開口する入口を有する送風路と、前記送風通路の途中に設けられたヒータ及び空気の流れから見て前記ヒータの前側に設けられた送風ファンと、空気の流れから見て前記送風ファンの前側の前記送風通路と前記筐体内部の空間を連通する空気取入口と、前記空気取入口と空気の流れから見て前記空気取入口より前側の前記送風通路を選択的に切り換える切換弁と、少なくとも前記空気取入口が配置されている空間の前記筐体の内周に設けた断熱構造部を備えたことを特徴とする洗濯乾燥機。
  2. 乾燥時に内部が乾燥室となる外槽と、前記外槽内に回転自在に配置され洗濯物を収容する洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽を駆動する電動機を含む駆動手段と、前記外槽を支持し外装を構成する筐体と、前記外槽から排出される水を排出する排水ホースと、前記洗濯兼脱水槽に乾燥用の空気を送風するための前記洗濯兼脱水槽に向けて開口する出口と前記外槽に向けて開口する入口を有する送風路と、前記送風通路の途中に設けられたヒータ及び空気の流れから見て前記ヒータの前側に設けられた送風ファンと、空気の流れから見て前記送風ファンの前側の前記送風通路と前記筐体内部の空間を連通する空気取入口と、前記空気取入口と空気の流れから見て前記空気取入口より前側の前記送風通路を選択的に切り換える切換弁とを備えた洗濯乾燥機において、
    前記送風通路は前記外槽の上側を横切って前記出口にいたると共に、この送風通路部分に前記送風ファンと前記空気取入口を配置し、少なくとも前記空気取入口と前記送風ファンが配置されている空間の前記筐体の内周に断熱構造部を設けたことを特徴とする洗濯乾燥機。
  3. 乾燥時に内部が乾燥室となる外槽と、前記外槽内に回転自在に配置され洗濯物を収容する洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽を駆動する電動機を含む駆動手段と、前記外槽を支持し外装を構成する筐体と、前記外槽から排出される水を排出する排水ホースと、前記洗濯兼脱水槽に乾燥用の空気を送風するための前記洗濯兼脱水槽に向けて開口する出口と前記外槽に向けて開口する入口を有する送風路と、前記送風通路の途中に設けられたヒータ及び空気の流れから見て前記ヒータの前側に設けられた送風ファンと、空気の流れから見て前記送風ファンの前側の前記送風通路と前記筐体内部の空間を連通する空気取入口と、前記空気取入口と空気の流れから見て前記空気取入口より前側の前記送風通路を選択的に切り換える切換弁とを備えた洗濯乾燥機において、
    前記送風通路は前記外槽の上側を横切って前記出口にいたると共に、この部分に前記送風ファンと前記空気取入口を配置し、少なくとも前記空気取入口と前記送風ファン及び前記駆動手段が配置されている空間の前記筐体の内周に断熱構造部を設けたことを特徴とする洗濯乾燥機。
  4. 請求項1乃至請求項3に記載の洗濯乾燥機において、前記断熱構造部は前記筺体の内周に設けられた断熱材であることを特徴とする洗濯乾燥機。
  5. 請求項4に記載の洗濯乾燥機において、前記断熱材は独立気泡を備えた断熱材であることを特徴とする洗濯乾燥機。
  6. 請求項4に記載の洗濯乾燥機において、前記断熱材はポリエチレンを発泡された発泡ポリエチレンであることを特徴とする洗濯乾燥機。
  7. 乾燥時に内部が乾燥室となる外槽と、前記外槽内に回転自在に配置され洗濯物を収容する洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽を駆動する電動機を含む駆動手段と、前記外槽を支持し外装を構成する筐体と、前記外槽から排出される水を排出する排水ホースと、前記洗濯兼脱水槽に乾燥用の空気を送風するための前記洗濯兼脱水槽に向けて開口する出口と前記筐体内部の空間に開口する空気取入口を有する送風通路と、前記送風通路の途中に設けられた送風ファンと、少なくとも前記空気取入口が配置されている空間の前記筐体の内周に断熱構造部を備えたことを特徴とする洗濯乾燥機。
  8. 乾燥時に内部が乾燥室となる外槽と、前記外槽内に回転自在に配置され洗濯物を収容する洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽を駆動する電動機を含む駆動手段と、前記外槽を支持し外装を構成する筐体と、前記外槽から排出される水を排出する排水ホースと、前記洗濯兼脱水槽に乾燥用の空気を送風するための前記洗濯兼脱水槽に向けて開口する出口と前記筐体内部の空間に開口する空気取入口を有する送風通路と、前記送風通路の途中に設けられた送風ファンとを備えた洗濯乾燥機において、
    前記送風通路は前記外槽の上側を横切って前記出口にいたると共に、この送風通路部分に前記送風ファンと前記空気取入口を配置し、少なくとも前記空気取入口と前記送風ファンが配置されている空間の前記筐体の内周に断熱構造部を設けたことを特徴とする洗濯乾燥機。
  9. 乾燥時に内部が乾燥室となる外槽と、前記外槽内に回転自在に配置され洗濯物を収容する洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽を駆動する電動機を含む駆動手段と、前記外槽を支持し外装を構成する筐体と、前記外槽から排出される水を排出する排水ホースと、前記洗濯兼脱水槽に乾燥用の空気を送風するための前記洗濯兼脱水槽に向けて開口する出口と前記筐体内部の空間に開口する空気取入口を有する送風通路と、前記送風通路の途中に設けられた送風ファンとを備えた洗濯乾燥機において、
    前記送風通路は前記外槽の上側を横切って前記出口にいたると共に、この部分に前記送風ファンと前記空気取入口を配置し、少なくとも前記空気取入口と前記送風ファン及び前記駆動手段が配置されている空間の前記筐体の内周に断熱構造部を設けたことを特徴とする洗濯乾燥機。
  10. 請求項6乃至請求項8に記載の洗濯乾燥機において、前記断熱構造部は前記筺体の内周に設けられた断熱材であることを特徴とする洗濯乾燥機。
  11. 請求項9に記載の洗濯乾燥機において、前記断熱材は独立気泡を備えた断熱材であることを特徴とする洗濯乾燥機。
  12. 請求項10に記載の洗濯乾燥機において、前記断熱材はポリエチレンを発泡された発泡ポリエチレンであることを特徴とする洗濯乾燥機。
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