JP2013063623A - パーティングライン決定装置、パーティングライン決定プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】成形品の各面について、各手段により、キャビ型で成形させる面か、コア型で成形させる面か、スライド型で成形させる面か,分割面か、又は絶対アンダー面かが、決定され、この情報が、パーティングライン決定手段16Uへ入力される。パーティングライン決定手段16Uは、この情報に基づいて、各面に異なった色情報を付与し、各面の境界にパーティングラインを作成することでパーティングラインを決定する処理を終了する。このように、成形品のパーティングラインの決定に要する工数を低減することができる。
【選択図】図1
Description
図9に示されるように、成形品のパーティングラインを決定する本実施形態のパーティングライン決定装置10には、CAD(Computer Aided Design)装置12、及びディスプレイ14が接続されている。
法線演算手段16Aは、成形品の面情報をCAD装置12から取得して、各面上の任意の法線演算点の法線を演算する。なお、具体的な手順については、後述するフロー図と共に説明する。
面抽出手段16Bは、法線演算手段16Aによって演算された各面の法線の方向と、成形品を成形するための金型を構成するキャビ型とコア型との予め設定された相対移動方向(型抜方向)とに基づいて、成形品を構成する各種の面について抽出する。具体的には、面抽出手段16Bは、成形品を構成する面について、型抜方向に沿って立った立ち壁面、キャビ型又はコア型と対向する対向面、及びキャビ型又はコア型のどちらか一方では成形できない両側アンダー面を抽出する。なお、具体的な抽出手順については、後述するフロー図と共に説明する。
凹状立ち壁判別手段16Dは、面抽出手段16Bによって抽出された型抜方向に沿って立った立ち壁面について、キャビ型及びコア型の両方で成形不可能な凹状の凹状立ち壁面であるか否かを判別する。なお、具体的な判別手順については、後述するフロー図と共に説明する。
両方立ち壁判別手段16Cは、面抽出手段16Bによって抽出された立ち壁面で、かつ、凹状立ち壁判別手段16Dによって凹状立ち壁面と判別されなかった立ち壁面について、キャビ型及びコア型の両方で成形可能な両方立ち壁面であるか否を判別する。なお、具体的な判別手順については、後述するフロー図と共に説明する。
凸部判別手段16Eは、両方立ち壁判別手段16Cによってキャビ型及びコア型の両方で成形可能と判別されなかった立ち壁面について、凸状の凸部が設けられている立ち壁面か否かを判別する。なお、具体的な判別手順については、後述するフロー図と共に説明する。
一方立ち壁判別手段16Fは、両方立ち壁判別手段16Cによってキャビ型及びコア型の両方で成形可能と判別されなかった立ち壁面で、かつ、凸部判別手段16Eによって凸部が設けられた立ち壁面として判別されなかった立ち壁面について、キャビ型又はコア型のどちらか一方で成形可能な一方立ち壁面であるか否かを判別する。なお、具体的な判別手順については、後述するフロー図と共に説明する。
円筒部判別手段16Gは、面抽出手段16Bによって抽出された両側アンダー面について、この両面アンダーが円筒状の円筒部の一部を構成しているか否かを判別する。なお、具体的な判別手順については、後述するフロー図と共に説明する。
第一スライド成形判別手段16Hは、円筒部判別手段16Gによって判別された円筒部について、予め設定されたスライド型の移動方向に基づいて、このスライド型で成形できるか否かを判別する。
第二スライド成形判別手段16Jは、第一スライド成形判別手段16Hによってスライド型で成形できると判別された円筒部と、この円筒部と隣接する隣接面とについて、このスライド型で成形できるか否かを判別する。
第三スライド成形判別手段16Kは、凹状立ち壁判別手段16Dによって判別された凹状立ち壁面について、予め設定されたスライド型の移動方向に基づいて、このスライド型で成形できるか否かを判別する。
第四スライド成形判別手段16Lは、第三スライド成形判別手段16Kによってスライド型で成形できると判別された凹状立ち壁面と、この凹状立ち壁面とに隣接する隣接面とについて、このスライド型で成形できるか否かを判別する。
第一決定手段16Mは、一方立ち壁判別手段16Fの判別結果に基づいて、一方立ち壁面について、キャビ型で成形させるかコア型で成形させるかを決定する。なお、具体的な決定手順については、後述するフロー図と共に説明する。
第二決定手段16Nは、第一決定手段16Mの決定結果に基づいて、両方立ち壁面について、キャビ型で成形させるかコア型で成形させるかを決定する。なお、具体的な決定手順については、後述するフロー図と共に説明する。
第三決定手段16Pは、面抽出手段16Bによって抽出された対向面について、キャビ型で成形させるかコア型で成形させるかを決定する。なお、具体的な決定手順については、後述するフロー図と共に説明する。
第四決定手段16Qは、第二スライド成形判別手段16Jによってスライド型で成形可能と判別された円筒部及び円筒部に隣接する隣接面について、このスライド型で成形させることを決定する。なお、具体的な決定手順については、後述するフロー図と共に説明する。
第五決定手段16Rは、第四スライド成形判別手段16Lによってスライド型で成形可能と判別された凹状立ち壁面及び凹状立ち壁面に隣接する隣接面について、このスライド型で成形させることを決定する。なお、具体的な決定手順については、後述するフロー図と共に説明する。
分割判別手段16Sは、凸部判別手段16Eで判別された凸部が設けられた立ち壁面と、各手段によってキャビ型、コア型、及び各スライド型で成形不可能とされた面とについて、キャビ型及びコア型を分割して成形可能な分割面か、他のスライド型で成形可能なスライド面か、予め定められた型構造では成形不可能な絶対アンダー面かを判別する。なお、具体的な判別手順については、後述するフロー図と共に説明する。
第六決定手段16Tは、分割判別手段16Sで判別されたスライド面をスライド型で成形させること、判別された分割面を最終の分割面とすること、及び判別された絶対アンダー面を最終の絶対アンダー面とすることを決定する。なお、具体的な決定手順については、後述するフロー図と共に説明する。
パーティングライン決定手段16Uは、第一決定手段16M、第二決定手段16N、第三決定手段16P、第四決定手段16Q、第五決定手段16R、及び第六決定手段16Tの決定結果に基づいてパーティングを決定する。なお、具体的な決定手順については、後述するフロー図と共に説明する。
次に、パーティングライン決定装置10に設けられた各手段が実行する各処理について図1〜図7に示すフロー図等に従って説明する。
図1に示されるように、先ずステップ100で、法線演算手段16Aが、成形品の面情報をCAD装置12(図9参照)から取得して、各面上の予め定められた法線演算点の法線を演算する。
ステップ200では、面抽出手段16Bが、法線演算手段16Aによって演算された各面の法線の方向と、成形品を成形するための金型を構成する予め設定されたキャビ型とコア型との相対移動方向(型抜方向)とに基づいて、面を抽出する。
図1に示されるように、ステップ300では、凹状立ち壁判別手段16Dが、ステップ200で抽出された立ち壁面20について、立ち壁面20の周囲を構成する全エッジを取得してステップ400移行する。
図1に示されるように、ステップ500では、両方立ち壁判別手段16Cが、ステップ400で凹状立ち壁面20Aとして判別されなかった他の立ち壁面20について、キャビ型及びコア型の両方で成形可能な両方立ち壁面20Bであるか否かを判別する。
図1に示されるように、ステップ600では、凸部判別手段16Eが、ステップ500で両方立ち壁面20Bとして判別されなかった他の立ち壁面20について、キャビ型又はコア型のどちらか一方では成形不可能な凸状の凸部が立ち壁面20に設けられているか否かを判別する。
図1に示されるように、ステップ800では、一方立ち壁判別手段16Fが、立ち壁面20と凹エッジを挟んで隣接する隣接面が構成する凸部が、キャビ型側端部に設けられているのか、コア型側端部に設けられているのかを判別する。
図1に示されるように、ステップ1000では、第一決定手段16Mが、一方立ち壁判別手段16Fの判別結果に基づいて、一方立ち壁面20Eについて、キャビ型(図16(A))で成形させるかコア型(図16(B))で成形させるかを決定して作業が終了する。
次に、図1に示されるように、ステップ200で、面抽出手段16Bが抽出した両側アンダー面24の処理について説明する。
図2に示されるように、ステップ1200では、円筒部判別手段16Gが、ステップ200で抽出された両側アンダー面24を取得し、さらに、取得した両面アンダー面24のエッジから両側アンダー面24の隣接面を取得する。
ステップ1800では、第一スライド成形判別手段16Hが、円筒部判別手段16Gによって判別された円筒部36について、予め設定されたスライド型の移動方向(図17に示す矢印S)に基づいて、このスライド型で成形できるか否かを判別する。
図2に示されるように、ステップ1900では、第二スライド成形判別手段16Jが、ステップ1800でスライド型で成形できると判別された円筒部36を構成する両側アンダー面24のエッジを取得する。
<第三決定処理>
次に、ステップ200(図1参照)で、面抽出手段16Bが抽出した対向面について、第三決定手段16Pが、キャビ型で成形させるかコア型で成形させるかを決定する手順について説明する。
次に、ステップ400(図1参照)で判別された凹状立ち壁面20A(図12参照)について、予め設定されたスライド型で成形させるかを決定する手順について説明する。
図4に示されるように、ステップ3500では、第三スライド成形判別手段16Kが、ステップ400で判別された凹状立ち壁面20Aを取得し、ステップ3600に移行する。
図4に示されるように、ステップ3700では、第四スライド成形判別手段16Lが、ステップ3600でスライド型により成形できると判別された凹状立ち壁面20Aのエッジを取得する。
次に、ステップ500(図1参照)で判別された両方立ち壁面20Bについて、第二決定手段16Nが、キャビ型で成形させるかコア型で成形させるかを決定する手順について説明する。
図5に示されるように、ステップ4400では、第二決定手段16Nが、ステップ500で判別された両方立ち壁面20B(図14参照)を取得し、ステップ4500に移行する。
次に、ステップ600、ステップ700、ステップ900、ステップ1600、ステップ1700、ステップ1800、ステップ2300、ステップ3100、ステップ3600、ステップ4100、及びステップ5500により分割判別処理に移行すると抽出された面の処理について説明する。
図6に示されるように、ステップ5900では、分割判別手段16Sが、各ステップで分割判別処理に移行すると抽出された面を取得してステップ6000に移行する。
次に、パーティングライン決定手段16Uが、成形品のパーティングラインを決定する処理について説明する。
16A 法線演算手段
16B 面抽出手段
16C 両方立ち壁壁抽出手段
16D 凹状立ち壁判別手段
16E 凸部判別手段
16F 一方壁抽出手段
16G 円筒部判別手段
16H 第一スライド成形判別手段
16J 第二スライド成形判別手段
16K 第三スライド成形判別手段
16L 第四スライド成形判別手段
16M 第一決定手段
16N 第二決定手段
16P 第三決定手段
16Q 第四決定手段
16R 第五決定手段
16S 分割判別手段
16T 第六決定手段
16U パーティングライン決定手段
20 立ち壁面
20A 凹状立ち壁面
20B 両方立ち壁面
20E 一方立ち壁20
22 対向面
24 両側アンダー面
28A キャビアンダー面
28B コアアンダー面
30 隣接面
32 隣接面
34 隣接面
36 円筒部
38 隣接面
40 隣接面
42 隣接面
44 隣接面
46 隣接面
48 隣接面
52 凸部
54 凸部
56 隣接面
58 隣接面
第二スライド成形判別手段16Jは、第一スライド成形判別手段16Hによってスライド型で成形できると判別された円筒部と隣接する隣接面について、このスライド型で成形できるか否かを判別する。
第四スライド成形判別手段16Lは、第三スライド成形判別手段16Kによってスライド型で成形できると判別された凹状立ち壁面と隣接する隣接面について、このスライド型で成形できるか否かを判別する。
第四決定手段16Qは、第一スライド成形判別手段16Hによってスライド型で成形可能と判別された円筒部、及び第二スライド成形判別手段16Jによってスライド型で成形可能と判別された円筒部に隣接する隣接面について、このスライド型で成形させることを決定する。なお、具体的な決定手順については、後述するフロー図と共に説明する。
第五決定手段16Rは、第三スライド成形判別手段16Kによってスライド型で成形可能と判別された凹状立ち壁面、及び第四スライド成形判別手段16Lによってスライド型で成形可能と判別された凹状立ち壁面に隣接する隣接面について、このスライド型で成形させることを決定する。なお、具体的な決定手順については、後述するフロー図と共に説明する。
Claims (8)
- 成形品の面情報を取得して、各面上の任意の法線演算点の法線を演算する法線演算手段と、
前記法線演算手段によって演算された各面の法線の方向と、前記成形品を成形するための金型を構成するキャビ型とコア型との予め設定された相対移動方向とに基づいて、前記成形品の表面を構成する面について、型抜方向に沿って立った立ち壁面、及び前記キャビ型又は前記コア型と対向する対向面を抽出する面抽出手段と、
前記面抽出手段によって抽出された立ち壁面について、前記キャビ型及び前記コア型の両方で成形可能な両方立ち壁面であるか否を判別する両方立ち壁判別手段と、
前記両方立ち壁判別手段によって前記キャビ型及び前記コア型の両方で成形可能と判別されなかった立ち壁面について、前記キャビ型又は前記コア型のどちらか一方で成形可能な一方立ち壁面であるか否を判別する一方立ち壁判別手段と、
前記一方立ち壁判別手段の判別結果に基づいて、前記一方立ち壁面について、キャビ型で成形させるかコア型で成形させるかを決定する第一決定手段と、
前記第一決定手段の決定結果に基づいて、前記両方立ち壁面について、キャビ型で成形させるかコア型で成形させるかを決定する第二決定手段と、
前記面抽出手段によって抽出された前記対向面について、キャビ型で成形させるかコア型で成形させるかを決定する第三決定手段と、
少なくとも、前記第一決定手段、前記第二決定手段、及び前記第三決定手段の決定結果に基づいて成形品のパーティングを決定するパーティングライン決定手段と、
を備えるパーティングライン決定装置。 - 前記面抽出手段は、前記法線演算手段に基づいて演算された各面の法線の方向と、前記成形品を成形するための金型を構成するキャビ型とコア型との予め設定された相対移動方向とに基づいて、前記成形品の表面を構成する面について、前記キャビ型又は前記コア型のどちらか一方では成形不可能な両側アンダー面をさらに抽出し、
前記面抽出手段によって抽出された両側アンダー面について、この両側アンダー面が円筒状の円筒部を構成しているか否かを判別する円筒部判別手段と、
前記円筒部判別手段によって判別された前記円筒部について、予め設定されたスライド型の移動方向に基づいて、このスライド型で成形できるか否かを判別する第一スライド成形判別手段と、
前記第一スライド成形判別手段によってスライド型で成形できると判別された前記円筒部と隣接する隣接面について、このスライド型で成形できるか否かを判別する第二スライド成形判別手段と、
前記第二スライド成形判別手段によってスライド型で成形可能と判別された前記円筒部及び前記円筒部に隣接する隣接面について、このスライド型で成形させることを決定する第四決定手段と、を備え、
前記パーティングライン決定手段は、少なくとも、前記第一決定手段、前記第二決定手段、前記第三決定手段、及び前記第四決定手段の決定結果に基づいて成形品のパーティングを決定する請求項1に記載のパーティングライン決定装置。 - 前記面抽出手段によって抽出された型抜方向に沿って立った立ち壁面について、前記キャビ型及び前記コア型の両方で成形不可能な凹状の凹状立ち壁面であるか否かを判別する凹状立ち壁判別手段と、
前記凹状立ち壁判別手段によって判別された前記凹状立ち壁面について、予め設定されたスライド型の移動方向に基づいて、このスライド型で成形できるか否かを判別する第三スライド成形判別手段と、
前記第三スライド成形判別手段によってスライド型で成形できると判別された前記凹状立ち壁面と隣接する隣接面について、このスライド型で成形できるか否かを判別する第四スライド成形判別手段と、
前記第四スライド成形判別手段によってスライド型で成形可能と判別された前記凹状立ち壁面及び前記凹状立ち壁面に隣接する隣接面について、このスライド型で成形させることを決定する第五決定手段と、を備え、
前記パーティングライン決定手段は、少なくとも、前記第一決定手段、前記第二決定手段、前記第三決定手段、前記第四決定手段、及び前記第五決定手段の決定結果に基づいて成形品のパーティングを決定する請求項2に記載のパーティングライン決定装置。 - 前記両方立ち壁判別手段によって前記キャビ型及び前記コア型の両方で成形可能と判別されなかった立ち壁面について、前記キャビ型又は前記コア型のどちらか一方では成形不可能な凸状の凸部が設けられている立ち壁面か否かを判別する凸部判別手段と、
前記凸部判別手段で判別された凸部が設けられた立ち壁面と、前記各手段によって前記キャビ型、前記コア型、及び各スライド型で成形不可能とされた面とについて、前記キャビ型及び前記コア型を分割して成形可能な分割面か、他のスライド型で成形可能なスライド面か、予め定められた型構成では成形不可能な絶対アンダー面かを判別する分割判別手段と、
前記分割判別手段で判別されたスライド面をスライド型で成形させること、前記分割面を分割面とすること、及び前記絶対アンダー面を絶対アンダー面とすることを決定する第六決定手段と、を備え、
前記パーティングライン決定手段は、前記第一決定手段、前記第二決定手段、前記第三決定手段、前記第四決定手段、前記第五決定手段、及び第六決定手段の決定結果に基づいて成形品のパーティングを決定する請求項3に記載のパーティングライン決定装置。 - コンピュータを、
成形品の面情報を取得して、各面上の任意の法線演算点の法線を演算する法線演算手段と、
前記法線演算手段によって演算された各面の法線の方向と、前記成形品を成形するための金型を構成するキャビ型とコア型との予め設定された相対移動方向とに基づいて、前記成形品の表面を構成する面について、型抜方向に沿って立った立ち壁面、及び前記キャビ型又は前記コア型と対向する対向面を抽出する面抽出手段と、
前記面抽出手段によって抽出された立ち壁面について、前記キャビ型及び前記コア型の両方で成形可能な両方立ち壁面であるか否を判別する両方立ち壁判別手段と、
前記両方立ち壁判別手段によって前記キャビ型及び前記コア型の両方で成形可能と判別されなかった立ち壁面について、前記キャビ型又は前記コア型のどちらか一方で成形可能な一方立ち壁面であるか否を判別する一方立ち壁判別手段と、
前記一方立ち壁判別手段の判別結果に基づいて、前記一方立ち壁面について、キャビ型で成形させるかコア型で成形させるかを決定する第一決定手段と、
前記第一決定手段の決定結果に基づいて、前記両方立ち壁面について、キャビ型で成形させるかコア型で成形させるかを決定する第二決定手段と、
前記面抽出手段によって抽出された前記対向面について、キャビ型で成形させるかコア型で成形させるかを決定する第三決定手段と、
少なくとも、前記第一決定手段、前記第二決定手段、及び前記第三決定手段の決定結果に基づいて成形品のパーティングを決定するパーティングライン決定手段と、
として機能させるためのパーティングライン決定プログラム。 - 前記面抽出手段は、前記法線演算手段に基づいて演算された各面の法線の方向と、前記成形品を成形するための金型を構成するキャビ型とコア型との予め設定された相対移動方向とに基づいて、前記成形品の表面を構成する面について、前記キャビ型又は前記コア型のどちらか一方では成形不可能な両側アンダー面をさらに抽出し、
前記面抽出手段によって抽出された両側アンダー面について、この両側アンダー面が円筒状の円筒部を構成しているか否かを判別する円筒部判別手段と、
前記円筒部判別手段によって判別された前記円筒部について、予め設定されたスライド型の移動方向に基づいて、このスライド型で成形できるか否かを判別する第一スライド成形判別手段と、
前記第一スライド成形判別手段によってスライド型で成形できると判別された前記円筒部と隣接する隣接面について、このスライド型で成形できるか否かを判別する第二スライド成形判別手段と、
前記第二スライド成形判別手段によってスライド型で成形可能と判別された前記円筒部及び前記円筒部に隣接する隣接面について、このスライド型で成形させることを決定する第四決定手段と、を備え、
前記パーティングライン決定手段は、少なくとも、前記第一決定手段、前記第二決定手段、前記第三決定手段、及び前記第四決定手段の決定結果に基づいて成形品のパーティングを決定するように機能させるための請求項5に記載のパーティングライン検出プログラム。 - 前記面抽出手段によって抽出された型抜方向に沿って立った立ち壁面について、前記キャビ型及び前記コア型の両方で成形不可能な凹状の凹状立ち壁面であるか否かを判別する凹状立ち壁判別手段と、
前記凹状立ち壁判別手段によって判別された前記凹状立ち壁面について、予め設定されたスライド型の移動方向に基づいて、このスライド型で成形できるか否かを判別する第三スライド成形判別手段と、
前記第三スライド成形判別手段によってスライド型で成形できると判別された前記凹状立ち壁面と隣接する隣接面について、このスライド型で成形できるか否かを判別する第四スライド成形判別手段と、
前記第四スライド成形判別手段によってスライド型で成形可能と判別された前記凹状立ち壁面及び前記凹状立ち壁面に隣接する隣接面について、このスライド型で成形させることを決定する第五決定手段と、を備え、
前記パーティングライン決定手段は、少なくとも、前記第一決定手段、前記第二決定手段、前記第三決定手段、前記第四決定手段、及び前記第五決定手段の決定結果に基づいて成形品のパーティングを決定するように機能させるための請求項6に記載のパーティングライン検出プログラム。 - 前記両方立ち壁判別手段によって前記キャビ型及び前記コア型の両方で成形可能と判別されなかった立ち壁面について、前記キャビ型又は前記コア型のどちらか一方では成形不可能な凸状の凸部が設けられている立ち壁面か否かを判別する凸部判別手段と、
前記凸部判別手段で判別された凸部が設けられた立ち壁面と、前記各手段によって前記キャビ型、前記コア型、及び各スライド型で成形不可能とされた面とについて、前記キャビ型及び前記コア型を分割して成形可能な分割面か、他のスライド型で成形可能なスライド面か、予め定められた型構成では成形不可能な絶対アンダー面かを判別する分割判別手段と、
前記分割判別手段で判別されたスライド面をスライド型で成形させること、前記分割面を分割面とすること、及び前記絶対アンダー面を絶対アンダー面とすることを決定する第六決定手段と、を備え、
前記パーティングライン決定手段は、前記第一決定手段、前記第二決定手段、前記第三決定手段、前記第四決定手段、前記第五決定手段、及び第六決定手段の決定結果に基づいて成形品のパーティングを決定するように機能させるための請求項7に記載のパーティングライン検出プログラム。
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