JP2013061761A - 情報処理装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】複合機などの情報処理装置においてWebブラウザを起動して文書データのアップロード又はダウンロードする際の操作性を改善する。
【解決手段】情報処理装置1は、ボックス機能などのデータ処理機能に関する操作案内画面を表示部4aに表示している状態でWebブラウザ23を起動するとき、その操作案内画面に対する設定状態を記憶手段13に記憶する。Webブラウザ23を起動させた後、Webブラウザ23によって取得される閲覧画面を表示部4aに表示している状態で文書データのアップロード又はダウンロードに関する指示を入力したとき、記憶手段13から設定状態を読み出して表示部4aの表示画面に反映させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、複合機などの情報処理装置およびその情報処理装置によって実行されるプログラムに関する。
に関する。
スキャン機能やプリント機能といった複数の機能を備える複合機などの情報処理装置において、ハードディスク装置を搭載したものが広く一般に提供されている。このような情報処理装置は、様々な種類の文書データをハードディスク装置に保存しておくことが可能である。ハードディスク装置には一般にボックスと呼ばれる記憶領域が作成され、文書データはそのボックスに保存して管理される。このようなボックスは、ユーザ毎に、或いは文書データの種類や用途に応じて複数作成され、ハードディスク装置においてそれら複数のボックスが階層構造を形成する。
従来、上記のような情報処理装置において、ユーザが所望の文書データを容易に選択してプリントや送信を行えるようにするため、ハードディスク装置に3個のメインボックスを作成し、それぞれのメインボックス内にユーザ毎の3つのサブボックスを作成しておく技術が提案されている(例えば特許文献1)。この従来技術は、ユーザが1つのメインボックスを選択すれば、そのユーザに応じて操作パネルなどに表示される各サブボックスは用途が限定された1種類のものとなる。そしてユーザが1つのサブボックスを選択すると、そのサブボックスに対応した処理名が表示され、ユーザが更にその処理名を選択すると、その選択された処理が実行されるようになっている。したがって、この従来技術において、ユーザが文書データに対して所望の処理を行いたい場合には、最上位のメインボックスから下位層のサブボックスを順次選択していく操作を行うことが必要となる。
特開2008−85400号公報
ところで、近年の情報処理装置は、Webブラウザを起動してWebサーバとのデータ通信を行うWebブラウザ機能を搭載している。そのため、ユーザは情報処理装置においてWebブラウザを起動させることにより、Webサーバから提供される閲覧画面を閲覧しながら各種の操作を行うことができる。例えば、Webサーバがインターネットなどのネットワーク上で文書データを管理する文書管理サーバである場合、ユーザは情報処理装置においてWebブラウザを起動させることにより、そのような文書管理サーバに対し、ボックスに保存されている文書データや、スキャン機能で文書を読み取ることによって生成される文書データをアップロードすることができる。また、文書管理サーバに保存されている文書データをダウンロードしてユーザが所望するボックスに保存したり、或いはプリント出力したりすることもできる。
文書管理サーバに対して文書データをアップロードする際、ユーザは、アップロード対象となる文書データがボックスに保存されていることを確認してからWebブラウザを起動することがある。また、スキャン機能によって生成される文書データをアップロードする場合には、スキャン機能に関する操作案内画面で文書読み取り時の設定を確認した後にWebブラウザを起動することもある。さらに、文書データをダウンロードする場合においても、例えば文書データを保存するためのボックスを作成する操作を行った後にWebブラウザを起動することもある。このような場合、ユーザは、Webブラウザを起動して文書管理サーバにアクセスし、更にWebブラウザに対する操作を行うことによって文書データのアップロードやダウンロードを行うことができる閲覧画面を表示させる。そしてユーザがアップロードやダウンロードの指示を行うことにより、アップロード対象となる文書データや、ダウンロードする文書データの出力先などを指定するための操作を行うことが可能になる。
しかし、従来の情報処理装置は、ユーザがアップロードやダウンロードの指示を行うと、Webブラウザによる閲覧画面から、文書データなどを指定するための初期画面に切り替えた表示を行う。そのため、例えばボックスに保存されている文書データをアップロードする際には、Webブラウザを起動する前に文書データが保存されているボックスを確認しているにもかかわらず、ユーザは再びボックス機能を選択して最上位のボックスから順次下位層のボックスを選択していく操作を繰り返さなければならなくなる。また、スキャン機能で文書読み取りを行って得られる文書データをアップロードする場合にも、ユーザは先に文書読み取り時の設定を確認したにもかかわらず、アップロードの指示を行った後に再びスキャン機能を選択して同様の設定を行わなければならなくなる。
図17は、従来の情報処理装置においてWebブラウザを起動して文書データのアップロードを行う場合のユーザによる操作手順とそれによる画面遷移の一例を示す図である。図17に示すように、例えばユーザはWebブラウザを起動する前に操作パネルを操作することによってアップロード対象の文書データが保存されたボックスを確認するための表示画面G100を操作パネルに表示させる。このような表示画面G100を表示するためには、ユーザはボックス機能を選択し、最上位のボックスから下位のボックスを選択していく操作を繰り返し行うことにより、最終的に所望の文書データが保存されたボックスを見つけ出すことができる。そしてユーザは文書データが保存されたボックスを確認すると、Webブラウザを起動して文書管理サーバにアクセスし、文書管理サーバの閲覧画面G101を表示させる。ユーザは、さらにWebブラウザに対する操作を行っていくことにより、文書データをアップロードすることができる閲覧画面G102を表示させ、アップロードを指示するボタンB10を操作する。すると、従来の情報処理装置は、文書データをアップロード可能なスキャン機能とボックス機能とのいずれか一方を選択するための機能選択画面G103を初期画面として表示する。このような機能選択画面G103が表示されると、ユーザは、アップロードの対象となる文書データが保存されたボックスが表示された表示画面G100を表示させるために、先に行った操作と同様の操作を再び行わなければならなくなる。すなわち、図例の場合は、機能選択画面G103でまずボックス機能を選択し、その後、最上位のボックスから下位のボックスを選択していく操作を再び繰り返し行わなければならなくなる。
また文書データをアップロードする場合に限られず、文書データをダウンロードする場合にも、ユーザは先に行った操作と同様の操作を繰り返し行わなければならないケースが生じ得る。
このように従来の情報処理装置は、Webブラウザを起動して文書データを文書管理サーバにアップロードする際、或いは、文書管理サーバから文書データをダウンロードする際に、ユーザが同じ操作を繰り返し行わなければならないケースが生じるため、操作性が悪いという問題がある。このような問題は、上述した特許文献1の技術においても何ら解決されるものではない。
そこで本発明は、上記従来の問題点を解決するためになされたものであり、Webブラウザを起動して文書データのアップロード又はダウンロードする際の操作性を改善するようにした情報処理装置およびプログラムの提供を目的とするものである。
上記目的を達成するため、請求項1にかかる発明は、文書データに関する処理を行うデータ処理機能と、Webブラウザを起動してWebサーバとのデータ通信を行うWebブラウザ機能と、を有する情報処理装置であって、各種情報を表示する表示手段と、ユーザによる入力操作を受け付ける操作入力手段と、前記表示手段に対し、前記データ処理機能に関する操作案内画面又は前記WebブラウザによってWebサーバから取得される閲覧画面を表示させる制御手段と、各種情報を記憶する記憶手段と、を備え、前記制御手段は、前記操作案内画面を前記表示手段に表示している状態で前記Webブラウザを起動するとき、前記操作案内画面に対する設定状態を前記記憶手段に記憶させ、前記Webブラウザを起動させた後に前記閲覧画面を前記表示手段に表示している状態で前記操作入力手段を介して文書データのアップロード又はダウンロードに関する指示を入力したとき、前記記憶手段から設定状態を読み出して前記表示手段の表示画面に反映させることを特徴とする
構成である。
請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の情報処理装置において、前記データ処理機能は、文書を読み取って文書データを生成するスキャン機能を含み、前記制御手段は、前記スキャン機能に関する操作案内画面を前記表示手段に表示している状態で前記Webブラウザを起動するとき、前記スキャン機能に対する設定状態を前記記憶手段に記憶させ、前記Webブラウザを起動させた後に前記閲覧画面を前記表示手段に表示している状態で前記操作入力手段を介して文書データのアップロードに関する指示を入力したとき、前記表示手段に前記スキャン機能に関する操作案内画面を表示させると共に、その操作案内画面に前記記憶手段から読み出した設定状態を反映させることを特徴とする構成である。
請求項3にかかる発明は、請求項1又は2に記載の情報処理装置において、前記データ処理機能は、前記記憶手段に文書データを記憶して管理するボックス機能を含み、前記制御手段は、前記ボックス機能に関する操作案内画面を前記表示手段に表示している状態で前記Webブラウザを起動するとき、前記ボックス機能に対する設定状態を前記記憶手段に記憶させ、前記Webブラウザを起動させた後に前記閲覧画面を前記表示手段に表示している状態で前記操作入力手段を介して文書データのアップロード又はダウンロードに関する指示を入力したとき、前記表示手段に前記ボックス機能に関する操作案内画面を表示させると共に、その操作案内画面に前記記憶手段から読み出した設定状態を反映させることを特徴とする構成である。
請求項4にかかる発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理装置において、前記データ処理機能は、文書データに基づいてプリント出力を行うプリント機能を含み、前記制御手段は、前記プリント機能に関する操作案内画面を前記表示手段に表示している状態で前記Webブラウザを起動するとき、前記プリント機能に対する設定状態を前記記憶手段に記憶させ、前記Webブラウザを起動させた後に前記閲覧画面を前記表示手段に表示している状態で前記操作入力手段を介して文書データのダウンロードに関する指示を入力したとき、前記表示手段に前記プリント機能に関する操作案内画面を表示させると共に、その操作案内画面に前記記憶手段から読み出した設定状態を反映させることを特徴とする構成である。
請求項5にかかる発明は、請求項1に記載の情報処理装置において、前記制御手段は、前記Webブラウザを起動させた後に前記閲覧画面を前記表示手段に表示している状態で前記操作入力手段を介して文書データのアップロードに関する指示を入力したとき、前記記憶手段に記憶された設定状態に基づき、前記閲覧画面に対してアップロードの対象となる文書データが選択された状態を反映させることを特徴とする構成である。
請求項6にかかる発明は、請求項5に記載の情報処理装置において、前記データ処理機能は、前記記憶手段に文書データを記憶して管理するボックス機能を含み、前記制御手段は、前記ボックス機能に関する操作案内画面において前記記憶手段に記憶されている文書データが選択された状態で前記Webブラウザを起動するとき、その選択された文書データを特定するための情報を前記記憶手段に記憶させ、前記Webブラウザを起動させた後に前記閲覧画面を前記表示手段に表示している状態で前記操作入力手段を介して文書データのアップロードに関する指示を入力したとき、前記記憶手段に記憶された情報に基づいて前記閲覧画面にアップロードの対象となる文書データが選択された状態を反映させることを特徴とする構成である。
請求項7にかかる発明は、請求項5に記載の情報処理装置において、前記制御手段は、前記操作案内画面を前記表示手段に表示している状態で前記Webブラウザを起動するとき、前記操作案内画面の表示状態に基づいて文書データを生成して前記記憶手段に記憶させ、前記Webブラウザを起動させた後に前記閲覧画面を前記表示手段に表示している状態で前記操作入力手段を介して文書データのアップロードに関する指示を入力したとき、前記記憶手段から文書データを読み出し、該文書データをアップロードの対象として前記閲覧画面に反映させることを特徴とする構成である。
請求項8にかかる発明は、Webブラウザが搭載された情報処理装置によって実行されるプログラムであって、前記情報処理装置に、(a) 文書データに関する処理を行うデータ処理機能に関する操作案内画面を表示させるステップと、(b) 前記操作案内画面を表示させている状態で前記Webブラウザの実行指示を入力するステップと、(c) 前記Webブラウザの実行指示に基づいて前記Webブラウザを起動するとき、前記操作案内画面に対する設定状態を記憶させるステップと、(d) 前記Webブラウザを起動してWebサーバから取得される閲覧画面を表示させるステップと、(e) 前記閲覧画面を表示させている状態で文書データのアップロード又はダウンロードに関する指示を入力するステップと、(f) 前記閲覧画面を表示させている状態で文書データのアップロード又はダウンロードに関する指示を入力したとき、前記ステップ(c)において記憶させた設定状態を読み出して表示画面に反映させるステップと、を実行させることを特徴とする構成である。
請求項9にかかる発明は、請求項8に記載のプログラムにおいて、前記データ処理機能は、文書を読み取って文書データを生成するスキャン機能を含んでおり、前記ステップ(c)は、前記スキャン機能に関する操作案内画面を表示している状態で前記Webブラウザを起動するとき、前記スキャン機能に対する設定状態を記憶させ、前記ステップ(f)は、文書データのアップロードに関する指示を入力したとき、前記スキャン機能に関する操作案内画面を表示させると共に、その操作案内画面に前記ステップ(c)において記憶させた設定状態を反映させることを特徴とする構成である。
請求項10にかかる発明は、請求項8又は9に記載のプログラムにおいて、前記データ処理機能は、所定の記憶手段に文書データを記憶して管理するボックス機能を含んでおり、前記ステップ(c)は、前記ボックス機能に関する操作案内画面を表示している状態で前記Webブラウザを起動するとき、前記ボックス機能に対する設定状態を記憶させ、前記ステップ(f)は、文書データのアップロード又はダウンロードに関する指示を入力したとき、前記ボックス機能に関する操作案内画面を表示させると共に、その操作案内画面に前記ステップ(c)において記憶させた設定状態を反映させることを特徴とする構成である。
請求項11にかかる発明は、請求項8乃至10のいずれかに記載のプログラムにおいて、前記データ処理機能は、文書データに基づいてプリント出力を行うプリント機能を含んでおり、前記ステップ(c)は、前記プリント機能に関する操作案内画面を表示している状態で前記Webブラウザを起動するとき、前記プリント機能に対する設定状態を記憶させ、前記ステップ(f)は、文書データのダウンロードに関する指示を入力したとき、前記プリント機能に関する操作案内画面を表示させると共に、その操作案内画面に前記ステップ(c)において記憶させた設定状態を反映させることを特徴とする構成である。
請求項12にかかる発明は、請求項8に記載のプログラムにおいて、前記ステップ(f)は、前記閲覧画面を表示している状態で文書データのアップロードに関する指示を入力したとき、前記ステップ(c)において記憶させた設定状態に基づき、前記閲覧画面に対してアップロードの対象となる文書データが選択された状態を反映させることを特徴とする構成である。
請求項13にかかる発明は、請求項12に記載のプログラムにおいて、前記データ処理機能は、所定の記憶手段に文書データを記憶して管理するボックス機能を含んでおり、前記ステップ(c)は、前記ボックス機能に関する操作案内画面において前記記憶手段に記憶されている文書データが選択された状態で前記Webブラウザを起動するとき、その選択された文書データを特定するための情報を記憶させ、前記ステップ(f)は、文書データのアップロードに関する指示を入力したとき、前記ステップ(c)において記憶させた情報に基づいて前記閲覧画面にアップロードの対象となる文書データが選択された状態を反映させることを特徴とする構成である。
請求項14にかかる発明は、請求項12に記載のプログラムにおいて、前記ステップ(c)は、前記操作案内画面を表示している状態で前記Webブラウザを起動するとき、前記操作案内画面の表示状態に基づいて文書データを生成し、該文書データを記憶させ、前記ステップ(f)は、文書データのアップロードに関する指示を入力したとき、前記ステップ(c)において記憶させた文書データを読み出し、該文書データをアップロードの対象として前記閲覧画面に反映させることを特徴とする構成である。
本発明によれば、操作案内画面を表示している状態でWebブラウザを起動すると、その時点での操作案内画面に対する設定状態が記憶される。そしてWebブラウザを起動させた後、閲覧画面を表示している状態で文書データのアップロード又はダウンロードに関する指示を入力すると、先に記憶しておいた設定状態が表示画面に反映されるようになる。そのため、Webブラウザを起動させる前に設定された設定状態を、アップロード又はダウンロードに関する指示が入力された後に反映させることができるようになる。これにより、ユーザにとっては、Webブラウザを起動させる前に行った操作と同様の操作をその後に繰り返して行う必要がなくなるので、操作性が改善されるようになる。
情報処理装置を含むネットワークシステムの一構成例を示す図である。 情報処理装置の機能構成を示すブロック図である。 操作パネルの概略構成の一例を示す図である。 Webブラウザを起動するときに生成される設定状態保持情報の一例を示す図である。 Webブラウザによって表示される閲覧画面の一例を示す図である。 Webブラウザの実行指示が検知された場合にCPUにおいて行われる処理手順の一例を示すフローチャートである。 設定状態記憶処理の詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。 画面制御処理の詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。 設定状態反映処理の詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。 ボックス機能の操作案内画面において1つのボックスが選択されている状態でWebブラウザが起動する場合の画面遷移を示す図である。 ボックス機能の操作案内画面において1つのボックスに保存されている文書データが指定されている状態でWebブラウザが起動する場合の画面遷移を示す図である。 スキャン機能の操作案内画面において文書の読み取り設定が行われた状態でWebブラウザが起動する場合の画面遷移を示す図である。 管理者のみが操作可能な操作案内画面である管理者設定画面が表示されている状態でWebブラウザが起動する場合の画面遷移を示す図である。 ジョブ履歴表示画面が表示されている状態でWebブラウザが起動する場合の画面遷移を示す図である。 ボックス機能の操作案内画面において1つのボックスが指定されている状態でWebブラウザが起動する場合の画面遷移を示す図である。 プリント機能の操作案内画面において印刷出力時の設定が行われた状態でWebブラウザが起動する場合の画面遷移を示す図である。 従来の情報処理装置においてWebブラウザを起動して文書データのアップロードを行う場合のユーザによる操作手順の一例を示す図である。
以下、本発明に関する好ましい実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。尚、以下に説明する実施形態において互いに共通する部材には同一符号を付しており、それらについての重複する説明は省略する。
図1は、本実施形態における情報処理装置1を含むネットワークシステムの一構成例を示す図である。このネットワークシステムは、情報処理装置1と、文書管理サーバ2とが、LAN(Local Area Network)やインターネットなどのネットワーク3を介してデータ通信可能に接続された構成である。
文書管理サーバ2は、文書データを管理する機能を有しており、ネットワーク3を介して文書データの送受信を行うように構成されている。また文書管理サーバ2は、Webサーバとしても機能し、ネットワーク3を介して外部からのアクセスがあると、HTML(HyperText Markup Language)などの所定の言語で記述されたWebページを閲覧画面として送信するように構成されている。このような文書管理サーバ2は、外部の装置からネットワーク3を介してアップロードされる文書データを保存して管理したり、外部の装置からのダウンロード要求に基づいて文書データをファイル送信したりする。
情報処理装置1は、例えば、コピー機能、スキャン機能、プリント機能、ボックス機能およびWebブラウザ機能といった複数の機能を有する複合機として構成される。それら複数の機能のうち、コピー機能、スキャン機能、プリント機能およびボックス機能は、情報処理装置1において文書データに関する処理を行うデータ処理機能となっている。また、Webブラウザ機能は、情報処理装置1においてWebブラウザを起動することにより、Webサーバとして機能する文書管理サーバ2とデータ通信を行い、文書管理サーバ2によって提供される閲覧画面を表示する機能である。
情報処理装置1は、図1に示すように装置正面側に操作パネル4を備えている。この操作パネル4は、ユーザが情報処理装置1を操作する際のユーザインタフェースとなるものである。
図2は、情報処理装置1の機能構成を示すブロック図である。この情報処理装置1は、操作パネル4、CPU10、メモリ11、ハードディスク装置12、ネットワークインタフェース14、スキャナ部15およびプリンタ部16を備えている。例えば、メモリ11は揮発性記憶手段であり、ハードディスク装置12は不揮発性記憶手段である。これらメモリ11およびハードディスク装置12は、いずれも情報処理装置1における記憶手段13を構成する。
ハードディスク装置12は、図2に示すように、情報処理装置1のオペレーティングシステム(OS)となるプログラム31と、ブラウザプログラム32とを記憶している。これらのプログラム31,32は、情報処理装置1の出荷時に予めハードディスク装置12に記憶される。また出荷後にプログラムの改良などが行われた場合、これらのプログラム31,32は、例えばUSBメモリやCD−ROMなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体を介して、又は、ネットワーク3を介して情報処理装置1にインストールすることによって更新可能である。
オペレーティングシステムとなるプログラム31は、情報処理装置1に電源が投入されることに伴い、CPU10によって自動的に実行されるプログラムである。ブラウザプログラム32は、Webブラウザ機能を動作させるプログラムであり、ユーザによる実行指示があった場合にCPU10によって実行される。
ハードディスク装置12には、上記のようなプログラム31,32が格納される他、文書データなどを記憶するための記憶領域として複数のボックス33が設けられている。これらのボックス33は、ユーザ毎に又は文書データの種類毎に作成され、1つのボックス内に他のボックスが作成されることもある。そのため、複数のボックス33は階層構造を構成する。このような複数のボックス33には、様々な文書データを保存することができる。すなわち、ユーザは、情報処理装置1のボックス機能を選択することにより、ひとつのボックス33を指定して文書データを保存する操作や、ひとつのボックス33に保存されている文書データの確認や選択、削除などの操作を行うことができるようになっている。
操作パネル4は、ユーザに対して各種情報を表示する表示部4aと、ユーザによる入力操作を受け付ける操作入力部4bとを備えている。表示部4aは、例えばカラー液晶ディスプレイなどで構成される。操作入力部4bは、例えば表示部4aの画面上に配置されるタッチパネルキーと、表示部4aの画面周囲に配置される押しボタンキーとで構成される。したがって、ユーザは、表示部4aの表示画面に対するタッチ操作を行ったり、押しボタンキーを操作したりすることにより、情報処理装置1に対する入力操作を行うことができる。
ネットワークインタフェース14は、情報処理装置1をネットワーク3に接続するためのものである。CPU10は、このネットワークインタフェース14を介してネットワーク3経由のデータ通信を行う。例えば、CPU10においてWebブラウザ23が起動すると、Webブラウザ23は、このネットワークインタフェース14を介して文書管理サーバ2にアクセスし、文書管理サーバ2から提供される閲覧画面を表示部4aに表示させるようになる。
スキャナ部15は、原稿などの文書の読み取り動作を行って文書データを生成する処理部である。例えば、ユーザがコピー機能やスキャン機能を選択してジョブの実行を指示すると、スキャナ部15が動作し、ユーザによってセットされる文書を1枚ずつ読み取って文書データを生成する処理が行われる。このようなスキャナ部15の動作はCPU10によって制御される。そしてスキャナ部15は、文書を読み取って生成する文書データをCPU10に出力する。
プリンタ部16は、入力する文書データに基づいて印刷出力を行う処理部である。例えば、ユーザがコピー機能やプリント機能を選択してジョブの実行を指示すると、プリンタ部16が動作し、CPU10から入力する文書データに基づいて印刷出力を行う。このようなプリンタ部16の動作についても、スキャナ部15と同様、CPU10によって制御される。
CPU10は、ハードディスク装置12に予め記憶されるプログラム31およびブラウザプログラム32を実行することにより、上記各部の動作を制御する。このときCPU10は、一時的なデータなどを記憶しておくための作業領域としてメモリ11を使用する。
CPU10は、情報処理装置1に電源が投入されると、上述したようにオペレーティングシステムであるプログラム31を自動的に読み出して実行する。これにより、CPU10は、図2に示すように、システム制御部21およびパネル制御部22として機能する。システム制御部21は、ハードディスク装置12、スキャナ部15およびプリンタ部16などのハードウェアの動作を制御する処理部である。またパネル制御部22は、操作パネル4の表示部4aに表示させるための表示画面を出力すると共に、操作入力部4bに対して行われるユーザの入力操作を検知する処理部である。パネル制御部22は、CPU10においてWebブラウザ23が起動していない状態のとき、コピー機能、スキャン機能、プリント機能およびボックス機能といったデータ処理機能に関する操作案内画面を表示部4aに表示し、ユーザによる入力操作に基づいてその操作案内画面を更新していくように構成される。
CPU10においてシステム制御部21およびパネル制御部22が機能している状態でユーザがWebブラウザ機能の実行指示を行うと、パネル制御部22はその実行指示をシステム制御部21に出力する。そしてシステム制御部21は、ブラウザプログラム32を読み出して実行し、CPU10においてWebブラウザ23を機能させる。すなわち、ブラウザプログラム32は、オペレーティングシステムであるプログラム31が起動している状態で、ユーザによる実行指示が検知されたときに実行されるアプリケーションプログラムとなっている。このようなWebブラウザ23は、ネットワークインタフェース14を介して任意のWebサーバにアクセスし、そのようなWebサーバによって提供される閲覧画面を取得して表示させる処理部として機能する。
CPU10においてWebブラウザ23が機能すると、パネル制御部22は、Webブラウザ23によってWebサーバから取得される閲覧画面を表示部4aに表示するようになる。また表示部4aに閲覧画面を表示している状態で、ユーザがWebブラウザに対する操作を行うと、パネル制御部22は、その操作信号をWebブラウザ23に出力する。そしてWebブラウザ23は、ユーザの操作に基づいて閲覧画面を更新していく。そのため、ユーザは、Webブラウザ23を起動させてWebブラウザ23に対する操作を行っていくことにより、文書管理サーバ2によって提供される閲覧画面を表示部4aに表示させ、文書管理サーバ2に対する文書データのアップロードや、文書管理サーバ2から文書データのダウンロードを行うことができるようになる。
上記のような構成において、システム制御部21は、ブラウザプログラム32を実行してWebブラウザ23を起動するとき、そのタイミングで表示部4aに表示されているデータ処理機能の操作案内画面に対する設定状態を記憶する。
図3は、操作パネル4の概略構成の一例を示す図である。図3に示すように、操作パネル4は、表示部4aの下部に設けられた操作入力部4bとして、コピー機能、スキャン機能、プリント機能、ボックス機能およびWebブラウザ機能のうちから1つの機能を選択するための機能選択キー41〜45を備えている。ユーザは、これら複数の機能選択キー41〜45のうちから所望のキーを選択して操作することにより、情報処理装置1においてその選択された機能が動作するようになる。尚、Webブラウザ機能に対応する機能選択キー45は、情報処理装置1に対してWebブラウザ23の実行指示を与えるための押しボタンキーとなっている。
図3の例では、ボックス機能に対応する機能選択キー44が操作された状態を示しており、この状態では、表示部4aにボックス機能に関する操作案内画面が表示されている。例えば、ユーザは、Webブラウザ23を起動する前に、文書管理サーバ2にアップロードするための文書データが保存されているボックス33を確認する場合、図3に示すように、ボックス機能が選択される。そして表示部4aにボックス機能に関する操作案内画面が表示されている状態で、階層構造のボックス33を最上位から1つずつ下位層に向かって選択していくことにより、所望の文書データが保存されているボックス33を確認することができる。そしてユーザは、所望の文書データが保存されているボックス33を確認した後、Webブラウザ機能に対応する機能選択キー45を操作することにより、Webブラウザ23の実行を指示することができる。
パネル制御部22は、Webブラウザ23の実行指示を検知すると、その時点での操作案内画面に対する設定状態をシステム制御部21に出力すると共に、システム制御部21に対してブラウザプログラム32の実行を指示する。システム制御部21は、パネル制御部22から入力する操作案内画面に対する設定状態に基づいて設定状態保持情報を生成し、その設定状態保持情報をメモリ11又はハードディスク装置12に記憶させる。尚、ボックス機能以外のデータ処理機能に関する操作案内画面が表示されている状態でWebブラウザ23の実行指示が検知されたときも、これと同様である。
図4は、システム制御部21によって生成される設定状態保持情報35の一例を示す図である。図4(a)は、ボックス機能に関する操作案内画面が表示されている状態でWebブラウザ23の実行指示が検知された場合に生成される設定状態保持情報35を示している。また、図4(b)は、スキャン機能に関する操作案内画面が表示されている状態でWebブラウザ23の実行指示が検知された場合に生成される設定状態保持情報35を示している。図4(a)および(b)に示すように、設定状態保持情報35には、選択機能に関する情報35aと、詳細設定に関する情報35bとが含まれる。
例えば、図3に示すようなボックス機能に関する操作案内画面が表示されている状態で、ユーザがWebブラウザ機能の機能選択キー45を操作した場合、システム制御部21は、図4(a)に示すように、選択機能に関する情報35aにボックス機能であることを記録する。また詳細設定に関する情報35bには、ボックス機能の操作案内画面に対する設定状態を記録する。したがって、ユーザがWebブラウザ23を起動させる操作を行う前に、ボックス機能を選択して一のボックスを選択する操作を行っている場合には、その選択された一のボックスを特定するためのパス指定などが設定状態保持情報35に記録される。また、ユーザが選択したボックスに保存されている文書データを指定している場合には、その文書データを特定するためのファイル指定に関する情報が設定状態保持情報35に記録される。
また例えば、ユーザがスキャン機能を選択し、そのスキャン機能に関する操作案内画面が表示されている状態で、Webブラウザ機能の機能選択キー45を操作した場合、システム制御部21は、図4(b)に示すように、選択機能に関する情報35aにスキャン機能であることを記録する。また詳細設定に関する情報35bには、スキャン機能の操作案内画面に対する設定状態を記録する。したがって、ユーザがWebブラウザ23を起動させる操作を行う前に、スキャン機能を選択して文書の読み取り設定に関する操作を行っている場合には、その読み取り設定に関する情報が設定状態保持情報35に記録される。
さらにボックス機能やスキャン機能以外のデータ処理機能が選択されている状態で、Webブラウザ23の実行指示が検知された場合にも、システム制御部21は、そのタイミングでの操作案内画面に対する設定状態に基づいて設定状態保持情報35を生成する。
システム制御部21は、上記のようにして生成する設定状態保持情報35をメモリ11又はハードディスク装置12に格納する。その後、システム制御部21は、ハードディスク装置12からブラウザプログラム32を読み出して実行する。これにより、CPU10においてWebブラウザ23が起動する。CPU10においてWebブラウザ23が起動すると、パネル制御部22は、表示部4aに表示する表示画面を、Webブラウザ23から出力される閲覧画面に切り替える。
図5は、Webブラウザ23によって表示される閲覧画面の一例を示す図である。ユーザは、Webブラウザ23を起動させた後、Webブラウザ23に対する操作を行うことにより、図5(a)に示すように、文書管理サーバ2によって提供される閲覧画面を表示部4aに表示させることができる。そしてユーザはさらにWebブラウザ23に対する操作を行うことにより、図5(b)に示すように、表示部4aに表示される閲覧画面を、文書データのアップロードを行う画面に遷移させることができる。図5(b)に示す閲覧画面には、文書データのアップロードを指示するためのボタンB10が表示されている。そのため、ユーザは、このボタンB10を操作することにより、Webブラウザ23に文書データのアップロードを指示することができるようになっている。
また図示を省略するが、文書データのダウンロードを行う場合もこれと同様であり、ユーザは、Webブラウザ23に対する操作を行うことにより、表示部4aに表示される閲覧画面を、文書管理サーバ2から文書データのダウンロードを行うための画面に遷移させることができる。この場合もまた、表示部4aに表示される閲覧画面には文書データのダウンロードを指示するためのボタンが表示され、ユーザは、そのボタンを操作することにより、Webブラウザ23に対して文書データのダウンロードを指示することができる。
Webブラウザ23は、ユーザによって文書データのアップロード又はダウンロードが指示されると、システム制御部21に対してその旨を指示する。システム制御部21は、Webブラウザ23からアップロード又はダウンロードの指示を入力すると、メモリ11又はハードディスク装置12から設定状態保持情報35を読み出し、Webブラウザ23が起動する直前にユーザによって選択されていた機能を特定すると共に、その機能に関する操作案内画面の設定状態を特定する。
文書データのアップロードである場合、システム制御部21は、メモリ11又はハードディスク装置12から読み出した設定状態保持情報35に基づいてアップロード対象となる文書データを特定することができるか否かを判断する。例えば、Webブラウザ23を起動する直前にユーザがボックス機能に対する操作を行って少なくとも1つの文書データの指定を行っていた場合、システム制御部21は、その指定されていた文書データをアップロード対象として特定する。この場合、システム制御部21は、ハードディスク装置12からその特定した文書データを読み出し、Webブラウザ23にアップロード対象の文書データとして出力する。
またシステム制御部21は、設定状態保持情報35に基づいてアップロード対象となる文書データを特定することができない場合、パネル制御部22に対し、表示部4aに表示する画面を、Webブラウザ23による閲覧画面から、Webブラウザ23が起動する直前の設定状態が反映された操作案内画面に切り替えるように指示をする。これにより、パネル制御部22は、表示部4aの表示画面を、Webブラウザ23によって表示される閲覧画面から、Webブラウザ23が起動する直前の設定状態が反映された操作案内画面に切り替える。
また、文書データのダウンロードである場合、システム制御部21は、メモリ11又はハードディスク装置12から読み出した設定状態保持情報35に基づいてダウンロードする文書データの出力先を特定する。例えば、Webブラウザ23を起動する直前にユーザがボックス機能に対する操作を行って一のボックスを選択していた場合、システム制御部21は、その選択されていたボックスをダウンロードする文書データの出力先(保存先)として特定する。この場合、システム制御部21は、Webブラウザ23に対し、ダウンロードされる文書データの保存先として、Webブラウザ23を起動する直前に選択されていたボックスを指定する。
また例えば、Webブラウザ23を起動する直前にユーザがプリント機能に対する操作を行っていた場合、システム制御部21は、設定状態保持情報35に基づいてダウンロードされる文書データの出力先をプリンタ部16として特定する。この場合、システム制御部21は、パネル制御部22に対し、表示部4aに表示する画面を、Webブラウザ23による閲覧画面から、Webブラウザ23が起動する直前の設定状態が反映されたプリント機能に関する操作案内画面に切り替えるように指示をする。これにより、パネル制御部22は、表示部4aの表示画面を、Webブラウザ23によって表示される閲覧画面から、Webブラウザ23が起動する直前の設定状態が反映されたプリント機能の操作案内画面に切り替える。
このように本実施形態では、情報処理装置1においてWebブラウザ23が起動された後、ユーザによって文書データのアップロードやダウンロードの指示が行われると、Webブラウザ23を起動する直前の状態に応じて、表示部4aの表示画面の自動切り替えが行われるように構成される。例えば、ユーザが、Webブラウザ23を起動させる前に、ボックス機能を選択してアップロード対象の文書データが保存されているボックス33を確認する操作を行っていた場合には、Webブラウザ23の起動後にアップロードの指示を行うと、Webブラウザ23を起動させる直前の状態の操作案内画面が表示部4aに表示されるようになる。そのため、ユーザはアップロードの指示を行ったときには、Webブラウザ23を起動させる前に行った操作を繰り返し行う必要がなくなる。以下、このような情報処理装置1における動作について更に詳しく説明する。
図6乃至図9は、Webブラウザ23の実行指示が検知された場合にCPU10において行われる処理手順の一例を示すフローチャートである。CPU10は、オペレーティングシステムであるプログラム31を起動している状態で、Webブラウザ23の実行指示を検知すると、その時点で既にユーザによる機能選択が行われているか否かを判断する(ステップS1)。ここでは、Webブラウザ機能を除く他の機能が選択された状態であるか否かが判断される。例えば、スキャン機能、プリント機能およびボックス機能のいずれかが選択された状態であれば、YESと判断される。また、スキャン機能、プリント機能又はボックス機能が選択されていない状態であっても、例えば、管理者のみが設定可能な管理者設定画面が表示されている場合や、各ユーザが参照可能なジョブ履歴表示画面が表示されている場合にもYESと判断される。管理者設定画面は、例えばネットワーク設定などのデータ処理機能に関する基本的な設定を行うための画面であり、情報処理装置1の管理者のみが操作可能な画面である。またジョブ履歴表示画面は、情報処理装置1においてデータ処理機能に関するジョブが実行された場合に、そのジョブの種類や実行時刻などが記録されたジョブ履歴を参照する画面である。そしてステップS1においてYESと判断される場合、CPU10は、設定状態記憶処理を実行する(ステップS2)。
ただし、ステップS1においてNOと判断される場合は、設定状態記憶処理(ステップS2)は実行されない。例えば、Webブラウザ23の実行指示が検知されたとき、表示部4aに表示されている表示画面が、情報処理装置1への電源が投入された後の初期画面である場合には設定状態記憶処理(ステップS2)は実行されない。
図7は、設定状態記憶処理(ステップS2)の詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。CPU10は、この処理を開始すると、表示部4aに現在表示されている操作案内画面を解析し(ステップS20)、ユーザによって選択されている機能がボックス機能であるか否かを判断する(ステップS21)。現在選択されている機能がボックス機能である場合(ステップS21でYES)、CPU10は、現在の操作案内画面に基づいてボックス機能に関する設定状態保持情報35を生成する(ステップS22)。すなわち、このステップS22では、ユーザによって選択されているボックスを特定するための情報が設定状態保持情報35に記録される。また、ユーザによってボックス内の文書データが選択されている場合には、その文書データを特定するための情報も記録される。
また現在選択されている機能がボックス機能でなかった場合(ステップS21でNO)、CPU10は、次にスキャン機能であるか否かを判断する(ステップS23)。その結果、スキャン機能である場合(ステップS23でYES)、CPU10は、現在の操作案内画面に基づいてスキャン機能に関する設定状態保持情報35を生成する(ステップS24)。すなわち、このステップS24では、ユーザによって予め設定されたスキャン機能に関する設定状態が設定状態保持情報35に記録される。
また現在選択されている機能がスキャン機能でもなかった場合(ステップS23でNO)、CPU10は、次にプリント機能であるか否かを判断する(ステップS25)。その結果、プリント機能である場合(ステップS25でYES)、CPU10は、現在の操作案内画面に基づいてプリント機能に関する設定状態保持情報35を生成する(ステップS26)。すなわち、このステップS26では、ユーザによって予め設定されたプリント機能に関する設定状態が設定状態保持情報35に記録される。
また現在選択されている機能がプリント機能でもなかった場合(ステップS25でNO)、CPU10は、現在の操作案内画面に基づいて文書データを生成する(ステップS27)。例えば、現在の操作案内画面が管理者設定画面である場合、CPU10は、その管理者設定画面で設定可能な各項目と、現在の設定値とを読み出し、それらに基づいて所定のデータフォーマットの文書データを生成する。また例えば、現在の操作案内画面がジョブ履歴表示画面である場合、CPU10は、そのジョブ履歴表示画面で表示されているジョブの実行履歴を読み出し、その実行履歴に基づいて所定のデータフォーマットの文書データを生成する。尚、このとき生成される文書データは、例えばメモリ11などに一時的な文書データとして保存される。そしてCPU10は、文書データを生成すると、その文書データに基づいて設定状態保持情報35を生成する(ステップS28)。すなわち、このステップS28では、ステップS27で生成した文書データを特定するための情報が設定状態保持情報35に記録される。
上記のようにステップS22,S24,S26,S28のいずれかにおいて設定状態保持情報35が生成されると、CPU10は、その設定状態保持情報35をメモリ11又はハードディスク装置12に格納して保存する(ステップS29)。したがって、Webブラウザ23の実行指示が検知されると、そのタイミングでの操作案内画面に対する設定状態が設定状態保持情報35として記憶されるようになる。以上で、設定状態記憶処理(ステップS2)が終了する。
図6のフローチャートに戻り、次にCPU10は、ハードディスク装置12からブラウザプログラム32を読み出して実行することにより、Webブラウザ23を起動する(ステップS3)。そして表示部4aに表示する表示画面を、Webブラウザ23がネットワーク3を介して取得する閲覧画面に切り替える(ステップS4)。
そしてCPU10は、Webブラウザ23に対する操作を受け付け(ステップS5)、Webブラウザ23によって表示される閲覧画面を更新する(ステップS6)。CPU10は、表示部4aに表示する閲覧画面を更新すると、文書データのアップロード又はダウンロードの可能な閲覧画面であるか否かを判断する(ステップS7)。この判断は、Webブラウザ23によって行われる。すなわち、Webブラウザ23は、ネットワーク3を介して取得した閲覧画面に含まれるコンテンツを解析し、その閲覧画面にアップロードやダウンロードを指示するための操作ボタンなどが含まれているか否かを判別することにより、アップロード又はダウンロードの可能な閲覧画面であるか否かを判断する。その結果、表示部4aに表示する閲覧画面が文書データのアップロード又はダウンロードが可能な画面である場合(ステップS7でYES)、CPU10は、画面制御処理を実行する(ステップS8)。これに対し、表示部4aに表示する閲覧画面がアップロード又はダウンロードのできない画面である場合(ステップS7でYES)、画面制御処理(ステップS8)は行われない。
図8は、画面制御処理(ステップS8)の詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。図8に示すように、CPU10は、この処理を開始すると、ユーザによってアップロード又はダウンロードの指示が行われたか否かを判断する(ステップS30)。そしてユーザによるアップロード指示やダウンロード指示が行われていない場合(ステップS30でNO)、この画面制御処理(ステップS8)は終了する。
これに対し、ユーザがアップロード又はダウンロード可能な閲覧画面でアップロード又はダウンロードの指示を行った場合(ステップS30でYES)、CPU10は、設定状態保持情報35が記憶されているか否かを判断する(ステップS31)。そして設定状態保持情報35が記憶されている場合(ステップS31でYES)、CPU10は、その設定状態保持情報35を読み出し、設定状態反映処理を実行する(ステップS32)。
図9は、その設定状態反映処理(ステップS32)の詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。CPU10は、この処理を開始すると、設定状態保持情報35を参照することにより、Webブラウザ23の起動時においてユーザによって選択されていた機能を特定し(ステップS40)、さらにその機能に対する設定状態を特定する(ステップS41)。そしてCPU10は、設定状態保持情報35に基づいて文書データを特定することが可能であるか否かを判断し(ステップS42)、文書データを特定可能であれば、さらに文書データのアップロードが指示されたか否かを判断する(ステップS43)。
文書データの特定が可能であり、且つ、文書データのアップロードが指示されている場合(ステップS43でYES)、CPU10は、設定状態保持情報35に基づいて文書データを特定し、その特定した文書データをアップロードの対象としてWebブラウザ23に指示する(ステップS44)。そしてWebブラウザ23によって表示部4aに表示される閲覧画面を更新させる(ステップS45)。したがって、この場合は、ユーザがアップロードの指示を行った後、Webブラウザ23によって表示される閲覧画面が、ボックス機能などの操作案内画面に切り替わることなく、アップロード対象の文書データが閲覧画面に対して自動的に指定された状態に更新される。
一方、設定状態保持情報35に基づいて文書データが特定できない場合(ステップS42でNO)、又は、ユーザによって指示された内容が文書データのアップロードでない場合(ステップS43でNO)、CPU10は、ステップS40およびS41で特定した機能およびその機能に対する設定状態を反映させた操作案内画面を表示部4aに表示させる。つまり、この場合は、表示部4aに表示される表示画面が、Webブラウザ23によって表示される閲覧画面から、ボックス機能などのWebブラウザ23の起動時に選択されていた機能の操作案内画面に切り替わる。そして表示部4aに操作案内画面を表示するときには、Webブラウザ23の起動時における設定状態が反映される。したがって、ユーザは、Webブラウザ23を起動させる直前の状態からの操作を継続させることができるようになる。
このように設定状態保持情報35が記憶されている場合には、設定状態反映処理(ステップS32)が行われることにより、Webブラウザ23を起動する直前の状態に基づいて表示部4aに表示される表示画面が更新される。そして図8のフローチャートに戻る。
一方、設定状態保持情報35が記憶されていない場合(ステップS31でNO)、CPU10は、表示部4aに対して機能選択画面を表示する(ステップS33)。この機能選択画面は、従来の情報処理装置において表示される初期画面と同様であり、ボックス機能やスキャン機能などの複数の機能の中からアップロード又はダウンロードに適用可能な一の機能を選択するための画面である。したがって、このような機能選択画面が表示されると、ユーザは、まず複数の機能の中から一の機能を選択し、その後にアップロード対象となる文書データを指定したり、又はダウンロードによって取得される文書データの出力先を指定したりする操作を行うことが必要となる。
ステップS32又はS33の処理を行った後、CPU10は、ユーザによって操作パネル4に対する操作が行われるまで待機する(ステップS34)。そしてユーザによる操作が検知されると、CPU10は、アップロード又はダウンロードの開始を指示するファイル転送指示であるか否かを判断する(ステップS35)。ユーザによって行われた操作がファイル転送指示でない場合(ステップS35でNO)、CPU10は、その操作に基づいて表示部4aに表示する表示画面を更新し(ステップS36)、ステップS34に戻る。
これに対し、ユーザによって行われた操作がファイル転送指示である場合(ステップS35でYES)、CPU10は、文書データのアップロード又はダウンロードのためのファイル転送を開始する(ステップS37)。そしてファイル転送が終了するまで待機し(ステップS38)、ファイル転送が終了すると、この画面制御処理(ステップS8)が終了する。
図6のフローチャートに戻る。次にCPU10は、ユーザによってWebブラウザ23の起動を終了させる指示が行われたか否かを判断する(ステップS9)。その結果、Webブラウザ23を終了させない場合(ステップS9でNO)には、ステップS5に戻って上述した処理を繰り返す。この場合、ユーザはアップロードやダウンロードのための操作を繰り返し行うことができる。
一方、Webブラウザ23を終了させる場合(ステップS9でYES)、CPU10は、Webブラウザ23の起動を終了させる(ステップS10)。そしてCPU10は、設定状態保持情報35が記憶されているか否かを判断し(ステップS11)、設定状態保持情報35が記憶されていれば(ステップS11でYES)、それを破棄して処理を終了する(ステップS12)。
次に上記のような処理手順が行われることによって生じる表示部4aの画面遷移について説明する。図10乃至図16のそれぞれは情報処理装置1の表示部4aにおける画面遷移の例を示す図である。
まず文書データのアップロードを行う場合の画面遷移を例示する。図10は、ボックス機能の操作案内画面において1つのボックス33が選択されている状態でWebブラウザ23が起動する場合の画面遷移を示す図である。ユーザはボックス機能を選択することにより、表示部4aにはボックス機能の操作案内画面G10が表示される。そしてユーザは、階層構造のボックス33を最上位から1つずつ選択していくことにより、所望のボックス33を表示部4aに表示させることができる。その状態でユーザがWebブラウザ23の実行指示を行うと、表示部4aの表示画面は、ボックス機能の操作案内画面G10から、Webブラウザ23がネットワーク3を介して取得する閲覧画面G11に切り替わる。このとき、CPU10は、操作案内画面G10に対する設定状態を記憶する。
そしてユーザがWebブラウザ23に対する操作を行っていくと、表示部4aには、文書管理サーバ2に文書データをアップロード可能な閲覧画面G12が表示される。この閲覧画面G12には、アップロードを指示するボタンB10が含まれる。ユーザはこのボタンB10を操作することによってアップロードの指示を行うと、表示部4aの表示画面はアップロードの対象となる文書データを指定するための操作案内画面G13に切り替わる。このとき、CPU10は、Webブラウザ23を起動するときに記憶しておいた設定状態を操作案内画面G13に反映させる。そのため、アップロードの指示が行われることに伴って表示部4aに表示される操作案内画面G13は、Webブラウザ23が起動する前の操作案内画面G10と同様の画面となる。
したがって、ユーザは、Webブラウザ23を起動して文書データのアップロードの指示を行った後に、ボックス機能を選択する操作や、階層構造のボックス33を最上位から1つずつ選択していく操作を行う必要がない。それ故、ユーザは、アップロードの指示を行った後、予め確認しておいたボックス33からアップロード対象となる文書データを速やかに指定することができるようになる。
次に図11は、ボックス機能の操作案内画面において1つのボックス33に保存されている文書データが指定されている状態でWebブラウザ23が起動する場合の画面遷移を示す図である。ユーザはボックス機能を選択することにより、表示部4aにはボックス機能の操作案内画面G20が表示される。そしてユーザは、階層構造のボックス33を最上位から1つずつ選択していくことにより、所望のボックス33を表示部4aに表示させ、そのボックス33に保存されている文書データを指定する。その状態でユーザがWebブラウザ23の実行指示を行うと、表示部4aの表示画面は、ボックス機能の操作案内画面G20から、Webブラウザ23がネットワーク3を介して取得する閲覧画面G21に切り替わる。このとき、CPU10は、操作案内画面G20に対する設定状態、すなわち一の文書データが指定された状態を記憶する。
そしてユーザがWebブラウザ23に対する操作を行っていくと、表示部4aには、文書管理サーバ2に文書データをアップロード可能な閲覧画面G22が表示される。この閲覧画面G22には、アップロードを指示するボタンB10が含まれる。ユーザによってこのボタンB10が操作されると、CPU10は、予め記憶しておいた設定状態に基づきWebブラウザ23の起動時には一の文書データが指定されていたことを特定する。そしてWebブラウザ23に対してアップロード対象の文書データを指定することにより、Webブラウザ23によって表示される閲覧画面G22を、アップロード対象の文書データが指定された閲覧画面G23に更新させる。つまり、アップロードの指示が行われることに伴って表示部4aに表示される表示画面は、自動的にアップロードの文書データが指定された閲覧画面G23に更新されるようになる。
したがって、ユーザは、Webブラウザ23を起動して文書データのアップロードの指示を行った後に、ボックス機能を選択する操作や、階層構造のボックス33を最上位から1つずつ選択していく操作を行う必要がない。またユーザは予め文書データを指定しておくことにより、アップロードの指示を行った後に、あらためて文書データの指定を行う必要もない。それ故、ユーザは、アップロードの指示を行った後、速やかに文書データのアップロードを開始させることができるようになる。
次に図12は、スキャン機能の操作案内画面において文書の読み取り設定が行われた状態でWebブラウザ23が起動する場合の画面遷移を示す図である。ユーザはスキャン機能を選択することにより、表示部4aにはスキャン機能の操作案内画面G30が表示される。そしてユーザは、操作案内画面G30に対する操作を行っていくことにより、スキャン機能による文書読み取り時の設定を行うことができる。ユーザは所望の設定操作を行った状態でWebブラウザ23の実行指示を行うと、表示部4aの表示画面は、スキャン機能の操作案内画面G30から、Webブラウザ23がネットワーク3を介して取得する閲覧画面G31に切り替わる。このとき、CPU10は、操作案内画面G30に対する設定状態、すなわちスキャン機能による文書読み取り時の設定状態を記憶する。
そしてユーザがWebブラウザ23に対する操作を行っていくと、表示部4aには、文書管理サーバ2に文書データをアップロード可能な閲覧画面G32が表示される。この閲覧画面G32には、アップロードを指示するボタンB10が含まれる。ユーザはこのボタンB10を操作することによってアップロードの指示を行うと、表示部4aの表示画面はアップロードの対象となる文書データを指定するための操作案内画面G33に切り替わる。このとき、CPU10は、Webブラウザ23を起動するときに記憶しておいた設定状態を操作案内画面G33に反映させる。そのため、アップロードの指示が行われることに伴って表示部4aに表示される操作案内画面G33は、Webブラウザ23が起動する前の操作案内画面G30と同様の画面となり、アップロードの対象として、スキャン機能で得られる文書データを指定することができるようになる。
したがって、ユーザは、文書を読み取って生成される文書データを文書管理サーバ2にアップロードする場合、Webブラウザ23を起動する前に予め文書読み取り時の設定操作を行っておくと、文書データのアップロードの指示を行った後にはWebブラウザ23の起動前の状態から操作を継続することができる。それ故、ユーザは、アップロードの指示を行った後、予め設定しておいた読み取り設定のままで速やかに文書の読み取り動作を開始させることができるようになる。
次に図13は、管理者のみが操作可能な操作案内画面である管理者設定画面が表示されている状態でWebブラウザ23が起動する場合の画面遷移を示す図である。管理者は操作パネル4に対して所定の操作を行うことにより、表示部4aに管理者設定画面G40を表示させることができる。そしてユーザは、管理者設定画面G40に対する操作を行っていくことにより、例えば情報処理装置1におけるネットワーク設定などの基本設定を行うことができる。このような基本設定に関する設定内容は、例えば文書管理サーバ2などにバックアップとして保存しておくことがある。その場合、管理者は、表示部4aに管理者設定画面G40を表示させた状態で、Webブラウザ23の実行指示を行う。すると、表示部4aの表示画面は、管理者設定画面G40から、Webブラウザ23がネットワーク3を介して取得する閲覧画面G41に切り替わる。このとき、CPU10は、管理者設定画面G40に対する設定状態に基づいて文書データを生成して記憶する。
そして管理者がWebブラウザ23に対する操作を行っていくと、表示部4aには、文書管理サーバ2に文書データをアップロード可能な閲覧画面G42が表示される。この閲覧画面G42には、アップロードを指示するボタンB10が含まれる。管理者によってこのボタンB10が操作されると、CPU10は、予め記憶しておいた文書データをアップロード対象として特定する。そしてWebブラウザ23に対してアップロード対象の文書データを指定することにより、Webブラウザ23によって表示される閲覧画面G42を、アップロード対象の文書データが指定された閲覧画面G43に更新させる。つまり、アップロードの指示が行われることに伴って表示部4aに表示される表示画面は、自動的にアップロードの文書データが指定された閲覧画面G43に更新されるようになる。尚、このとき指定される文書データは、管理者設定画面G40に対する設定状態に基づいて生成された文書データである。
したがって、管理者は、Webブラウザ23を起動して文書データのアップロードの指示を行った後に、再び管理者設定画面G40を表示させるための操作を行う必要がない。それ故、管理者は、アップロードの指示を行った後、速やかに基本設定に関する文書データのアップロードを開始させることができるようになる。
次に図14は、各ユーザが参照可能な操作案内画面であるジョブ履歴表示画面が表示されている状態でWebブラウザ23が起動する場合の画面遷移を示す図である。ユーザは操作パネル4に対して所定の操作を行うことにより、表示部4aにジョブ履歴表示画面G50を表示させることができる。このようなジョブ履歴表示画面G50に表示されるジョブ履歴は、例えば文書管理サーバ2などにバックアップとして保存しておくことがある。その場合、ユーザは、表示部4aにジョブ履歴表示画面G50を表示させた状態で、Webブラウザ23の実行指示を行う。すると、表示部4aの表示画面は、ジョブ履歴表示画面G50から、Webブラウザ23がネットワーク3を介して取得する閲覧画面G51に切り替わる。このとき、CPU10は、ジョブ履歴表示画面G50に基づいてジョブの実行履歴に関する文書データを生成して記憶する。
そしてユーザがWebブラウザ23に対する操作を行っていくと、表示部4aには、文書管理サーバ2に文書データをアップロード可能な閲覧画面G52が表示される。この閲覧画面G52には、アップロードを指示するボタンB10が含まれる。ユーザによってこのボタンB10が操作されると、CPU10は、予め記憶しておいた文書データをアップロード対象として特定する。そしてWebブラウザ23に対してアップロード対象の文書データを指定することにより、Webブラウザ23によって表示される閲覧画面G52を、アップロード対象の文書データが指定された閲覧画面G53に更新させる。つまり、アップロードの指示が行われることに伴って表示部4aに表示される表示画面は、自動的にアップロードの文書データが指定された閲覧画面G53に更新されるようになる。尚、このとき指定される文書データは、ジョブ履歴表示画面G50に基づいて生成されるジョブの実行履歴に関する文書データである。
したがって、ユーザは、Webブラウザ23を起動して文書データのアップロードの指示を行った後に、再びジョブ履歴表示画面G50を表示させるための操作を行う必要がない。それ故、ユーザは、アップロードの指示を行った後、速やかにジョブの実行履歴に関する文書データのアップロードを開始させることができるようになる。
次に文書データのダウンロードを行う場合の画面遷移を例示する。図15は、ボックス機能の操作案内画面において1つのボックス33が指定されている状態でWebブラウザ23が起動する場合の画面遷移を示す図である。ユーザはボックス機能を選択することにより、表示部4aにはボックス機能の操作案内画面G60が表示される。そしてユーザは、階層構造のボックス33を最上位から1つずつ選択していくことにより、所望のボックス33を表示部4aに表示させる。その状態でユーザがWebブラウザ23の実行指示を行うと、表示部4aの表示画面は、ボックス機能の操作案内画面G60から、Webブラウザ23がネットワーク3を介して取得する閲覧画面G61に切り替わる。このとき、CPU10は、操作案内画面G60に対する設定状態、すなわち1つのボックス33が指定された状態を記憶する。
そしてユーザがWebブラウザ23に対する操作を行っていくと、表示部4aには、文書管理サーバ2から文書データのダウンロードが可能な閲覧画面G62が表示される。この閲覧画面G62には、ダウンロードを指示するボタンB11が含まれる。ユーザによってこのボタンB11が操作されると、CPU10は、予め記憶しておいた1つのボックス33をダウンロードされる文書データの出力先(保存先)として特定する。そしてWebブラウザ23に対して文書データの出力先を指定することにより、Webブラウザ23によって表示される閲覧画面G62を、ダウンロードされる文書データの出力先が指定された閲覧画面G63に更新させる。つまり、ユーザによってダウンロードの指示が行われることに伴って表示部4aに表示される表示画面は、ダウンロードされる文書データの出力先が予め指定されたボックス33となって表示される閲覧画面G63に自動更新されるようになる。
したがって、ユーザは、Webブラウザ23を起動して文書データのダウンロードの指示を行った後に、再びボックス機能を選択して文書データの保存先となるボックス33を選択する操作を行う必要がない。それ故、ユーザは、ダウンロードの指示を行った後には速やかに文書データのダウンロードを開始させることができるようになる。
次に図16は、プリント機能の操作案内画面において印刷出力時の設定が行われた状態でWebブラウザ23が起動する場合の画面遷移を示す図である。ユーザはプリント機能を選択することにより、表示部4aにはプリント機能の操作案内画面G70が表示される。そしてユーザは、操作案内画面G70に対する操作を行っていくことにより、プリント機能による印刷出力時の設定を行うことができる。ユーザは所望の設定操作を行った状態でWebブラウザ23の実行指示を行うと、表示部4aの表示画面は、プリント機能の操作案内画面G70から、Webブラウザ23がネットワーク3を介して取得する閲覧画面G71に切り替わる。このとき、CPU10は、操作案内画面G70に対する設定状態、すなわちプリント機能に関する設定状態を記憶する。
そしてユーザがWebブラウザ23に対する操作を行っていくと、表示部4aには、文書管理サーバ2から文書データをダウンロード可能な閲覧画面G72が表示される。この閲覧画面G72には、ダウンロードを指示するボタンB11が含まれる。ユーザによってこのボタンB11が操作されると、CPU10は、ダウンロードされる文書データの出力先としてプリンタ部16を特定する。そしてCPU10は、表示部4aに表示される表示画面を、Webブラウザ23によって表示される閲覧画面G72から、Webブラウザ23が起動する直前の設定状態が反映されたプリント機能に関する操作案内画面G73に切り替える。そのため、ダウンロードの指示が行われることに伴って表示部4aに表示される操作案内画面G73は、Webブラウザ23が起動する前の操作案内画面G70と同様の画面となる。
したがって、ユーザは、文書管理サーバ2からダウンロードする文書データの印刷出力を行う場合、Webブラウザ23を起動する前に予めプリント機能に関する設定操作を行っておくと、文書データのダウンロードの指示を行った後には、あらためて同様の設定操作を行う必要がない。それ故、ユーザは、ダウンロードの指示を行った後、予め設定しておいたプリント設定のままで速やかに文書データのダウンロードを開始して印刷出力を行うことができるようになる。
以上のように本実施形態における情報処理装置1は、スキャン機能やボックス機能などの文書データに関する処理を行うデータ処理機能と、Webブラウザ23を起動してWebサーバとのデータ通信を行うWebブラウザ機能と、を有している。この情報処理装置1は、データ処理機能に関する操作案内画面を表示部4aに表示している状態でWebブラウザ23を起動するとき、その時点での操作案内画面に対する設定状態を記憶しておく。そしてWebブラウザ23を起動させた後、Webブラウザ23によって取得される閲覧画面を表示部4aに表示している状態で文書データのアップロード又はダウンロードに関する指示を検知したときには、予め記憶しておいた設定状態を読み出して表示部4aの表示画面に反映させる構成である。
このような構成によれば、ユーザはWebブラウザ23を起動させて文書データのアップロード又はダウンロードに関する指示を行った後には、Webブラウザ23を起動する前に行った操作を繰り返し行う必要がなくなる。そのため、本実施形態の情報処理装置1は、Webブラウザ23を起動して文書データのアップロード又はダウンロードする際の操作性を従来よりも改善することができる。
また本実施形態の情報処理装置1は、データ処理機能として、文書を読み取って文書データを生成するスキャン機能を含んでいる。このスキャン機能に関する操作案内画面を表示部4aに表示している状態でWebブラウザ23を起動するとき、情報処理装置1は、その時点でのスキャン機能に対する設定状態を記憶する。そしてWebブラウザ23を起動させた後にWebブラウザ23によって取得される閲覧画面を表示部4aに表示している状態で、文書データのアップロードに関する指示を検知したときには、表示部4aにスキャン機能に関する操作案内画面を表示させると共に、その操作案内画面に予め記憶しておいた設定状態を反映させる構成である。このような構成によれば、ユーザはスキャン機能を利用して読み取った文書の文書データをアップロードする際、Webブラウザ23を起動する前に行ったスキャン機能に関する設定操作を繰り返し行う必要がなくなる。そのため、特にスキャン機能で文書を読み取って得られる文書データをアップロードする際の操作性を向上させることができる。
また本実施形態の情報処理装置1は、データ処理機能として、ハードディスク装置12に文書データを記憶して管理するボックス機能を含んでいる。このボックス機能に関する操作案内画面を表示部4aに表示している状態でWebブラウザ23を起動するとき、情報処理装置1は、その時点でのボックス機能に対する設定状態を記憶する。そしてWebブラウザ23を起動させた後にWebブラウザ23によって取得される閲覧画面を表示部4aに表示している状態で、文書データのアップロード又はダウンロードに関する指示を検知したときには、表示部4aにボックス機能に関する操作案内画面を表示させると共に、その操作案内画面に予め記憶しておいた設定状態を反映させる構成である。このような構成によれば、特にボックス機能を利用して文書データのアップロードやダウンロードを行う際の操作性を向上させることができる。
また本実施形態の情報処理装置1は、データ処理機能として、文書データに基づいて印刷出力を行うプリント機能を含んでいる。このプリント機能に関する操作案内画面を表示部4aに表示している状態でWebブラウザ23を起動するとき、情報処理装置1は、その時点でのプリント機能に対する設定状態を記憶する。そしてWebブラウザ23を起動させた後にWebブラウザ23によって取得される閲覧画面を表示部4aに表示している状態で、文書データのダウンロードに関する指示を検知したときには、表示部4aにプリント機能に関する操作案内画面を表示させると共に、その操作案内画面に予め記憶しておいた設定状態を反映させる構成である。このような構成によれば、特にWebブラウザ23を起動してダウンロード取得する文書データに基づいて印刷出力を行う際の操作性を向上させることができる。
また本実施形態の情報処理装置1は、Webブラウザ23を起動させて閲覧画面を表示部4aに表示している状態で、文書データのアップロードに関する指示を検知したとき、予め記憶しておいた設定状態に基づいてアップロードの対象となる文書データを特定可能な場合には、表示部4aに表示される閲覧画面に対してアップロードの対象となる文書データが選択された状態を反映させる構成である。したがって、ユーザは、アップロードに関する指示を行った後、ボックス機能などのデータ処理機能に関する操作を行うことなく、Webブラウザ23に対して速やかに文書データのアップロードを開始させることができるようになる。
そして本実施形態では、上記のような情報処理装置1における特徴的構成は、主として、CPU10がハードディスク装置12に記憶されているプログラム31を実行することによって実現されるようになっている。
以上、本発明に関する一実施形態について説明したが、本発明は上述した内容のものに限られるものではなく、種々の変形例が適用可能であることは言うまでもない。例えば、上記実施形態では、情報処理装置1が、コピー機能、スキャン機能、プリント機能、ボックス機能およびWebブラウザ機能といった複数の機能を有する複合機として構成される場合を示した。しかし、本発明における情報処理装置は、必ずしも上述したような複合機に限定されるものではない。
1 情報処理装置
2 文書管理サーバ(Webサーバ)
4 操作パネル
4a 表示部(表示手段)
4b 操作入力部(操作入力手段)
10 CPU
11 メモリ
12 ハードディスク装置
13 記憶手段
21 システム制御部(制御手段)
22 パネル制御部(制御手段)
23 Webブラウザ

Claims (14)

  1. 文書データに関する処理を行うデータ処理機能と、Webブラウザを起動してWebサーバとのデータ通信を行うWebブラウザ機能と、を有する情報処理装置であって、
    各種情報を表示する表示手段と、
    ユーザによる入力操作を受け付ける操作入力手段と、
    前記表示手段に対し、前記データ処理機能に関する操作案内画面又は前記WebブラウザによってWebサーバから取得される閲覧画面を表示させる制御手段と、
    各種情報を記憶する記憶手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記操作案内画面を前記表示手段に表示している状態で前記Webブラウザを起動するとき、前記操作案内画面に対する設定状態を前記記憶手段に記憶させ、前記Webブラウザを起動させた後に前記閲覧画面を前記表示手段に表示している状態で前記操作入力手段を介して文書データのアップロード又はダウンロードに関する指示を入力したとき、前記記憶手段から設定状態を読み出して前記表示手段の表示画面に反映させることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記データ処理機能は、文書を読み取って文書データを生成するスキャン機能を含み、
    前記制御手段は、前記スキャン機能に関する操作案内画面を前記表示手段に表示している状態で前記Webブラウザを起動するとき、前記スキャン機能に対する設定状態を前記記憶手段に記憶させ、前記Webブラウザを起動させた後に前記閲覧画面を前記表示手段に表示している状態で前記操作入力手段を介して文書データのアップロードに関する指示を入力したとき、前記表示手段に前記スキャン機能に関する操作案内画面を表示させると共に、その操作案内画面に前記記憶手段から読み出した設定状態を反映させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記データ処理機能は、前記記憶手段に文書データを記憶して管理するボックス機能を含み、
    前記制御手段は、前記ボックス機能に関する操作案内画面を前記表示手段に表示している状態で前記Webブラウザを起動するとき、前記ボックス機能に対する設定状態を前記記憶手段に記憶させ、前記Webブラウザを起動させた後に前記閲覧画面を前記表示手段に表示している状態で前記操作入力手段を介して文書データのアップロード又はダウンロードに関する指示を入力したとき、前記表示手段に前記ボックス機能に関する操作案内画面を表示させると共に、その操作案内画面に前記記憶手段から読み出した設定状態を反映させることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記データ処理機能は、文書データに基づいてプリント出力を行うプリント機能を含み、
    前記制御手段は、前記プリント機能に関する操作案内画面を前記表示手段に表示している状態で前記Webブラウザを起動するとき、前記プリント機能に対する設定状態を前記記憶手段に記憶させ、前記Webブラウザを起動させた後に前記閲覧画面を前記表示手段に表示している状態で前記操作入力手段を介して文書データのダウンロードに関する指示を入力したとき、前記表示手段に前記プリント機能に関する操作案内画面を表示させると共に、その操作案内画面に前記記憶手段から読み出した設定状態を反映させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理装置。
  5. 前記制御手段は、前記Webブラウザを起動させた後に前記閲覧画面を前記表示手段に表示している状態で前記操作入力手段を介して文書データのアップロードに関する指示を入力したとき、前記記憶手段に記憶された設定状態に基づき、前記閲覧画面に対してアップロードの対象となる文書データが選択された状態を反映させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記データ処理機能は、前記記憶手段に文書データを記憶して管理するボックス機能を含み、
    前記制御手段は、前記ボックス機能に関する操作案内画面において前記記憶手段に記憶されている文書データが選択された状態で前記Webブラウザを起動するとき、その選択された文書データを特定するための情報を前記記憶手段に記憶させ、前記Webブラウザを起動させた後に前記閲覧画面を前記表示手段に表示している状態で前記操作入力手段を介して文書データのアップロードに関する指示を入力したとき、前記記憶手段に記憶された情報に基づいて前記閲覧画面にアップロードの対象となる文書データが選択された状態を反映させることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記制御手段は、前記操作案内画面を前記表示手段に表示している状態で前記Webブラウザを起動するとき、前記操作案内画面の表示状態に基づいて文書データを生成して前記記憶手段に記憶させ、前記Webブラウザを起動させた後に前記閲覧画面を前記表示手段に表示している状態で前記操作入力手段を介して文書データのアップロードに関する指示を入力したとき、前記記憶手段から文書データを読み出し、該文書データをアップロードの対象として前記閲覧画面に反映させることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  8. Webブラウザが搭載された情報処理装置によって実行されるプログラムであって、前記情報処理装置に、
    (a) 文書データに関する処理を行うデータ処理機能に関する操作案内画面を表示させるステップと、
    (b) 前記操作案内画面を表示させている状態で前記Webブラウザの実行指示を入力するステップと、
    (c) 前記Webブラウザの実行指示に基づいて前記Webブラウザを起動するとき、前記操作案内画面に対する設定状態を記憶させるステップと、
    (d) 前記Webブラウザを起動してWebサーバから取得される閲覧画面を表示させるステップと、
    (e) 前記閲覧画面を表示させている状態で文書データのアップロード又はダウンロードに関する指示を入力するステップと、
    (f) 前記閲覧画面を表示させている状態で文書データのアップロード又はダウンロードに関する指示を入力したとき、前記ステップ(c)において記憶させた設定状態を読み出して表示画面に反映させるステップと、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
  9. 前記データ処理機能は、文書を読み取って文書データを生成するスキャン機能を含み、
    前記ステップ(c)は、前記スキャン機能に関する操作案内画面を表示している状態で前記Webブラウザを起動するとき、前記スキャン機能に対する設定状態を記憶させ、
    前記ステップ(f)は、文書データのアップロードに関する指示を入力したとき、前記スキャン機能に関する操作案内画面を表示させると共に、その操作案内画面に前記ステップ(c)において記憶させた設定状態を反映させることを特徴とする請求項8に記載のプログラム。
  10. 前記データ処理機能は、所定の記憶手段に文書データを記憶して管理するボックス機能を含み、
    前記ステップ(c)は、前記ボックス機能に関する操作案内画面を表示している状態で前記Webブラウザを起動するとき、前記ボックス機能に対する設定状態を記憶させ、
    前記ステップ(f)は、文書データのアップロード又はダウンロードに関する指示を入力したとき、前記ボックス機能に関する操作案内画面を表示させると共に、その操作案内画面に前記ステップ(c)において記憶させた設定状態を反映させることを特徴とする請求項8又は9に記載のプログラム。
  11. 前記データ処理機能は、文書データに基づいてプリント出力を行うプリント機能を含み、
    前記ステップ(c)は、前記プリント機能に関する操作案内画面を表示している状態で前記Webブラウザを起動するとき、前記プリント機能に対する設定状態を記憶させ、
    前記ステップ(f)は、文書データのダウンロードに関する指示を入力したとき、前記プリント機能に関する操作案内画面を表示させると共に、その操作案内画面に前記ステップ(c)において記憶させた設定状態を反映させることを特徴とする請求項8乃至10のいずれかに記載のプログラム。
  12. 前記ステップ(f)は、前記閲覧画面を表示している状態で文書データのアップロードに関する指示を入力したとき、前記ステップ(c)において記憶させた設定状態に基づき、前記閲覧画面に対してアップロードの対象となる文書データが選択された状態を反映させることを特徴とする請求項8に記載のプログラム。
  13. 前記データ処理機能は、所定の記憶手段に文書データを記憶して管理するボックス機能を含み、
    前記ステップ(c)は、前記ボックス機能に関する操作案内画面において前記記憶手段に記憶されている文書データが選択された状態で前記Webブラウザを起動するとき、その選択された文書データを特定するための情報を記憶させ、
    前記ステップ(f)は、文書データのアップロードに関する指示を入力したとき、前記ステップ(c)において記憶させた情報に基づいて前記閲覧画面にアップロードの対象となる文書データが選択された状態を反映させることを特徴とする請求項12に記載のプログラム。
  14. 前記ステップ(c)は、前記操作案内画面を表示している状態で前記Webブラウザを起動するとき、前記操作案内画面の表示状態に基づいて文書データを生成し、該文書データを記憶させ、
    前記ステップ(f)は、文書データのアップロードに関する指示を入力したとき、前記ステップ(c)において記憶させた文書データを読み出し、該文書データをアップロードの対象として前記閲覧画面に反映させることを特徴とする請求項12に記載のプログラム。
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