JP2013059352A - 釣竿 - Google Patents

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Abstract

【課題】より高精度の装飾外観を施した釣竿を提供する。
【解決手段】釣竿10の曲面状の外周面には、装飾(印刷)された装飾部12を有する。そして、装飾部12は、大小様々なドットdの集合体αを適宜に配置することにより形成される。
【選択図】図2

Description

本発明は、曲面状の外周面に装飾が施された釣竿に関する。
例えば瓶やコップのような円筒形や円錐形等の曲面に印刷する技術としてスクリーン印刷が知られている。そして、例えば特許文献1に開示されているように、釣竿の曲面状の外周面にスクリーン印刷が施されることがある。
印刷の精密さ(より精緻な模様を形成できるかどうか)は、例えばドットの大きさによって決められる。釣竿におけるスクリーン印刷は、一般に、最小でも30μm以上の大きさ(直径)のドットによって模様を形成する。そして、色の濃淡をドットの配置間隔およびドット自体の色を変え、様々な装飾を表現している。
なお、この明細書中におけるドットとは、顔料、染料を含む合成樹脂の流滴が微細な点状に釣竿の表面に付着して形成される、微細な点のことである。
特開平5−153886号公報
スクリーン印刷で釣竿の曲面状の外周面に印刷を施したとき、版がメッシュ状で線数が粗いため、細かい文字や詳細写真、滑らかなグラデーションを施そうとする場合などは再現性がやや劣る。すなわち、スクリーン印刷では、滑らかな曲線を描きたい部位において、肉眼で一目見ただけで確認できるようなギザギザ状の部分が存在するような仕上がりとなることがある。
しかしながら、釣竿の外観が、このような一目見ただけでギザギザ状の部分が存在するような仕上がりでは需要者の購買力を喚起することは難しく、より多くの需要者の購買力を喚起するには、より精緻な印刷を行う必要がある。
一方、釣竿への高精度の装飾には、例えばシールが用いられる。装飾にシールが用いられると、装飾を形成する際に皺が入ったり、釣竿自体がシールの重量により重くなったり、シールの耐久性によっては釣竿の使用中や使用後などにシールが剥がれたりするなどの問題がある。
この発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、より高精度の装飾外観を施した釣竿を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に従う実施形態に係る釣竿は、釣竿の曲面状の外周面上に配置され、一色以上の色彩を有し径が異なる複数のドットが点在する集合体を複数用いて、前記集合体毎に各ドットの密度を変化させ、且つ隣接する前記集合体との間隔を調整することにより、前記集合体の色の濃淡を表現して、所望配置による模様形成する装飾部を具備する。
本発明によれば、ドットの集合体の中に大きさや色が異なる小さなドットが点在しているので、1つのドットの集合体で色の濃淡、色調等を任意に設定することができるとともに、ドット集合体の配置を設定することにより、外観の濃淡等を簡単に調整可能な釣竿を提供することができる。
図1は、本発明の一実施の形態に係る釣竿に施した装飾部を示す概略図である。 図2は、一実施の形態に係る釣竿に施した装飾部のうち図1に示す符号IIに示す部分の概略的な拡大図である。 図3は、一実施の形態に係る釣竿に施した装飾部のうち図2に示す符号IIIに示す部分の概略的な拡大図である。 図4は、一実施の形態に係る釣竿に施した装飾部のうち図3に示す符号IVに示す部分の概略的な拡大図である。
以下、図1から図4を参照しながらこの発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1には、中空または中実の釣竿10の曲面状の外周面に印刷により例えば文字「A」が装飾として施されている例を示す。図2には、図1中の符号IIで示す部分を拡大して示す。また、図3には、図2中の符号IIIで示す部分を拡大して示す。さらに、図4には、図3中の符号IVで示す部分を拡大して示す。
以下、曲面状である釣竿10の外周面に施された図1中の文字「A」を釣竿10の装飾部12と称することとする。なお、図面には明確に図示しないが、釣竿10はテーパ状であることが一般的であり、先端側の方が基端側(後端側)よりも細く形成されている。
図2から図4に示す装飾部12は、コンピュータ制御により、無数のドットdが集められたドットdの集合体(以下、主として単に集合体と称する)αが多数集められて表現されている。なお、上述したように、ドットdとは、顔料、染料を含む合成樹脂の流滴が微細な点状に釣竿の表面に付着して形成される、微細な点のことである。
図4に示すように、1つの集合体αは、無数の様々な大きさのドットdを集合させることにより、任意の輪郭が形成されている。このため、ドットd同士が重ね合わせられることがあるのはもちろんである。この集合体αは、各ドットdの色彩やドットd間距離、ドットdの大きさ等、様々な手段により濃淡、色彩、色相、明度、彩度等を変更可能である。
なお、各ドットdは、例えばインクジェット印刷や、パッドにインクジェットでインクを吹き付けた後、そのパッドを釣竿の外周面に転写するパッド印刷等により形成される。このため、例えば竿杆の外周に直接インクジェット印刷したり、間接的にパッド印刷することにより無数のドットdで所望の模様が形成される。なお、印刷技術(印刷方法)はこれらに限らないことはもちろんであり、種々の方法を用いることができる。
ドットdには、減法混合の三原色(通常、黄,マゼンタ,シアン、及び、黒または所望の色に調色されたインキ)が用いられる。そして、集合体αは、これらの色を組み合わせて種々の色が表現される。ドットdを形成するインクは、釣竿10に用いられることから耐水性、耐候性、耐溶剤性が要求されることはもちろんである。そして、図4に示す1つのドット(各ドット)dの大きさ(例えば直径)は、例えば2μm〜15μm程度である。これは、釣竿に対するスクリーン印刷による1つのドットdの一般的な最小の大きさである30μm以上よりも小さい。さらに、上述したようにドットdの大きさが例えば2μm〜15μm程度である場合、肉眼でドットdの縁部の形状を認識し難い。したがって、本実施形態の装飾部12は、一般的なスクリーン印刷よりも、より緻密に滑らかな曲線や滑らかなグラデーションを表現できる。したがって、本実施形態の装飾部12は、濃淡、色彩、色相、明度、彩度等をより細かく表現することができる。
図2から図4に示す1つのドットdの集合体αの大きさ(例えば直径)は、例えば30μm〜150μm程度であることが好ましい。そして、図2および図3に示すように、各集合体α同士の大きさは適宜に設定され、隣接する集合体αの大きさも適宜に設定可能であるが、集合部αの大きさは例えば30μmから150μm程度であることが好ましい。
そして、本実施形態では、図2および図3に示すように、各集合体αは、例えば所望の状態に配列(整列)させられている。このため、集合体αの大きさを適宜に設定することにより、集合体α同士の間隔を決めることができる。そして、例えば各集合体αのドットdの密度が一定であると仮定すると、1つの集合体αの大きさが大きければ大きいほど隣接する集合体αの外縁部までの距離が短くなり、その集合体αの周囲の密度が高く(濃く)表わされ、1つの集合体αの大きさが小さければ小さいほど隣接する集合体αの外縁部までの距離が長くなりその集合体αの周囲の密度が低く(薄く)表される。なお、集合体α同士の間隔は、150μm以内であることが好ましい。
そして、図2および図3に示すように、例えば集合体αが大きく形成されているとともに密度が高く(濃く)形成されている場合、他の部分(例えば、大きさに比例して密度が低くなる集合体α)よりも印刷が濃い部分として表現できる。このように、隣接する集合体α同士の大きさやドットdの密度によって、濃淡、色彩、色相、明度、彩度等を自在に表現することができる。
各集合体α中のドットdの大きさ、密度、色彩等を変化させることにより、種々の模様を形成することができる。そして、ドットdが集合すればするほど(より多数のドットdが集合すればするほど)濃い色を表現することができ、空間(集合体α同士の間隔)があればあるほど薄い色を表現することができる。もちろん、ドットdの密度は集合体αの大きさに左右されるものではなく、集合体α自体は大きく形成されているが、それよりも小さく形成された集合体αよりもドットdの密度が低く形成されていても良い。また、図2および図3では、集合体αを所望の状態に配列した状態の例について説明したが、各集合体αがランダムに配置されていることも好ましい。また、釣竿10の軸長方向に対してドットdの集合体α同士の整列方向を適宜にずらす(整列方向に角度をつける)ことが好ましい。このようにすると、集合体α同士の空間によって生じる軸長方向に印刷が施されていない線状の部分(空白部分)が目立つのを防止することができる。
以上説明したように、例えば30μm〜150μm程度の大きさのドットdの集合体αによって濃淡、色彩、色相、明度、彩度等を表現することができるとともに、ドットdの集合体αによっても濃淡、色彩、色相、明度、彩度等を表現することができる。このため、釣竿10のような直径が数mmから数cm程度のような管状の曲面に印刷する場合に、より精緻な曲線やグラデーションを表現することができる。
なお、本実施形態では装飾部12として文字「A」を印刷により施した場合について説明したが、装飾部12は、例えば竹の節の形状、木の年輪、木目等、種々の形状や模様、色彩をドットの集合体として表現することができる。
また、集合体α同士を線(ドットdが多数集められて形成された任意の幅の直線または曲線)で結ぶことによって、集合体α同士の間隔を目立たなくすることができ、その線により装飾効果を高めることができる。
また、本実施形態の釣竿10に、上述したように例えば30μm〜150μm程度などの大きさの細かいドットを用いて、文字「A」の代わりに、他の記号や文字(例えばシリアルナンバー等)の印刷を行うことができる。この場合、釣竿10の表面に模様を形成するだけでなく、模倣品か否かの判別に役立てることが可能である。
また、例えば薄い色の下地層(ドットの集合体αを多数組み合わせて模様等を形成した印刷面)を形成し、その上に上述した下地層よりも外層に濃い色の印刷(装飾)を施すことも好適である。このようにすると、下地層の色や模様の上に印刷をすることとなるので、外層から透ける下地層の色や模様を生かすことができるので、さらに色の濃淡を精緻に形成することができ、装飾の幅を広げることができる。
これまで、一実施形態について図面を参照しながら具体的に説明したが、この発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で行なわれるすべての実施を含む。
10…釣竿、12…装飾部、α…集合体、d…ドット。

Claims (1)

  1. 釣竿の曲面状の外周面上に配置され、一色以上の色彩を有し径が異なる複数のドットが点在する集合体を複数用いて、
    前記集合体毎に各ドットの密度を変化させ、且つ隣接する前記集合体との間隔を調整することにより、前記集合体の色の濃淡を表現して、所望配置による模様形成する装飾部を具備することを特徴とする釣竿。
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