JP2013059222A - 低圧用分電盤 - Google Patents

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晃 比嘉
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Abstract

【課題】従来の低圧用分電盤は、メインブレーカーがトリップすると照明が消えている場合が多く、このため保守員による復旧作業に手間取ることが多い。
【解決手段】低圧用分電盤1は、電源側に接続された2台のメインブレーカー2A,2Bと、負荷側に接続された多数の分岐ブレーカー3A〜3Gと、を備えている。上記メインブレーカー2A,2Bと上記分岐ブレーカー3A〜3Gとの間に、上記2台のメインブレーカーのうちの一方のメインブレーカーがトリップしたときに他方のメインブレーカーに切り換える切換電磁接触器4を配置した。
【選択図】図1

Description

本発明は、電源側に接続されたメインブレーカーと、負荷側に接続された複数の分岐ブレーカーと、を備えた低圧用分電盤、例えば交流200/100Vの低圧用分電盤に関するものである。
図2に示すように、低圧用分電盤1として、電源側に接続されたメインブレーカー2と、負荷側に接続された多数の分岐ブレーカー3と、を備えたものが知られている。
上記低圧用分電盤1は、各分岐ブレーカー3の定格電流を超える短絡事故等においては、その分岐ブレーカー3がトリップする。しかし、各負荷単位での短絡事故等ではなく、正常的使用でありながら負荷の定格電流超過状態、いわゆる過負荷状態では、メインブレーカー2のトリップが生じる。これはメインブレーカー2に各分岐ブレーカー3の負荷の合計電流が流れることに由来する。そして、メインブレーカー2がトリップすると負荷設備は全停電する。なお、メインブレーカーと複数の分岐ブレーカーを備えた分電盤については、以下のような先行技術文献がある。
特開平9−182298号公報 特開2011−130648号公報
上記従来の低圧用分電盤においては、メインブレーカーがトリップすると照明が消えている場合が多く、このため復旧作業に手間取ることが多い。
このため、メインブレーカー1がトリップして負荷設備が全停電した場合でも、復旧作業を迅速に行うことの可能な分電盤が要望されている。
ところで、近年の電気機器は、電源が一旦、断になると給電を再開するのに再起動装置を必要とするものが普及している。一方、照明などの機器には給電の再開とともに、機能が再開するものがある。
上記分岐ブレーカーに、再起動装置を必要とする電気機器が接続されている場合に、メインブレーカーがトリップして電源が断になった場合に、上記再起動装置を必要とする電気機器の負荷が軽減されるので過負荷状態が解消される場合がある。
本願発明は、上述したようにメインブレーカーがトリップして電源が断になると過負荷状態が解消される場合があることに鑑み、一方のメインブレーカーがトリップして、電源が断になった場合に、直ちに、他方のメインブレーカーで電源を再投入して、照明などの機器への給電を再開し、復旧作業を円滑、迅速に行うことができるようにしたものである。なお、切換電磁接触器を使用して電源を切り換えるものとして、特開平7−59272号公報が有るが、これは常用交流電源としての単相交流電源を非常用電源としての三相交流電源に切り換えるものであるのに対して、本願発明は、単一の交流電源を使用するものであり、この点において特開平7−59272号公報とは異なる。
請求項1の発明は、電源に並列に接続された第1,第2のメインブレーカーと、負荷側に並列に接続された多数の分岐ブレーカーと、を備え、
上記第1,第2のメインブレーカーと上記分岐ブレーカーとの間に、上記第1,第2のメインブレーカーのうちの一方のメインブレーカーがトリップしたときに他方のメインブレーカーに切り換える切換電磁接触器を介在させた。
請求項2の発明は、請求項1の低圧用分電盤において、上記切換電磁接触器は、一方のメインブレーカーと他方のメインブレーカー間の切り換えを行なう切換スイッチと、給電により上記切換スイッチを一方のメインブレーカーに接続する第1の切換用電磁コイルと、給電により上記切換スイッチを他方のメインブレーカーに接続する第2の切換用電磁コイルと、を備え、
上記第1,第2の切換用電磁コイルは、電源確認用継電器および開閉スイッチを夫々に備えた第1,第2の切換用電磁コイル励磁回路に接続され、
上記第1,第2の切換用電磁コイル励磁回路の一方の切換用電磁コイル励磁回路の電源確認用継電器は、給電中は他方の切換用電磁コイル励磁回路に設けた開閉スイッチを開き、給電停止により前記開閉スイッチを閉じることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の低圧用分電盤において、上記各分岐ブレーカーに接続された負荷のうち、給電を再開するのに再起動装置を必要とする負荷の総和値は、上記分岐ブレーカーの定格電流の総和値から上記第1のメインブレーカー又は第2のメインブレーカーの定格電流値を差し引いた値よりも大に設定されていることを特徴とする。
(1)請求項1の低圧用分電盤は、一方のメインブレーカーで給電中に、過負荷により、一方のメインブレーカーがトリップして電源が断になると、切換電磁接触器により他方のメインブレーカーに切り換えて、他方のメインブレーカー側から給電する。このとき上記一方のメインブレーカーのトリップの際に、上記再起動装置を必要とする電気機器の存在により過負荷状態が解消されていると、他方のメインブレーカーから照明機器等の再起動装置を必要としない照明機器等に電源が供給され、照明等が確保されるので、復旧作業を円滑、迅速に行うことができる。
(2)請求項2の低圧用分電盤は、一方のメインブレーカーがトリップして、該メインブレーカー側の電源確認用継電器への給電が停止すると、他方のメインブレーカーの切換用電磁コイル励磁回路に設けた開閉スイッチが閉じて、電磁コイルに電源から電流が流れ、切換スイッチが他方のメインブレーカーに接続されて、該メインブレーカーを介して分岐ブレーカー側に給電される。
(3)請求項3の低圧用分電盤は、各負荷単位での短絡事故ではなく、正常的使用でありながらメインブレーカーの定格電流を超える過負荷状態になり、一方のメインブレーカーがトリップして、電源が断になった場合に、再起動装置を必要とする負荷が差し引かれて、メインブレーカーの定格電流値以下になるので、切り換えられた他方のメインブレーカーがトリップするのを確実に防止することができる。
本願発明の低圧用分電盤の回路図。 従来の低圧用分電盤の回路図。
以下、本願発明の実施形態を図1を参照して説明する。本願発明の低圧用分電盤1は、電源側に接続された第1,第2の2個のメインブレーカー2A,2B(以下、第1のメインブレーカーをA側のメインブレーカーと称し、第2のメインブレーカーをB側のメインブレーカーと称する)と、負荷側に接続された第1〜第7の分岐ブレーカー3A〜3Gと、を備えている。
上記A側とB側のメインブレーカー2A,2Bの間には、一方のメインブレーカー、例えばA側のメインブレーカー2AがトリップしたときにB側のメインブレーカー2Bに切り換え、B側のメインブレーカー2BがトリップしたときにA側のメインブレーカー2Aに切り換える切換電磁接触器4が介在されている。
切換電磁接触器4は、A側のメインブレーカー2とB側のメインブレーカー2B相互間の切り換えを行なう一組の切換スイッチ5A,5Bと、これら一組の切換スイッチ5A,5BをA側の端子6A,6Bに接触させる第1の切換用電磁コイル(以下、A側切換用電磁コイルと称する)7と、一組の切換スイッチ5A,5BをB側の端子8A,8Bに接触させる第2の切換用電磁コイル(以下、B側切換用電磁コイルと称する)9と、を備えている。
A側切換用電磁コイル7は、第1の切換用電磁コイル励磁回路(以下、A側切換用電磁コイル励磁回路と称する)10に接続されているとともに、該コイル励磁回路10には、電源確認用継電器11と、該コイル励磁回路10を開閉するスイッチ12が設けられている。
また、B側切換用電磁コイル9は、第2の切換用電磁コイル励磁回路(以下、B側切換用電磁コイル励磁回路と称する)13に接続されているとともに、該コイル励磁回路13には、電源確認用継電器14と、該コイル励磁回路13を開閉するスイッチ15が設けられている。
A側切換用電磁コイル励磁回路10の電源確認用継電器11は、該回路10への給電中はB側切換用電磁コイル励磁回路13の開閉スイッチ15をオフ状態にし、給電停止によりオン状態にする。
同様に、B側切換用電磁コイル励磁回路13の電源確認用継電器14は、該回路13への給電中はA側切換用電磁コイル励磁回路10の開閉スイッチ12をオフ状態にし、給電停止によりオン状態にする。
上記切換電磁接触器4には、トグルバネ等を使用した機械保持型の電磁接触器が用いられていて、切換時のみに上記電磁コイルに給電することにより切換スイッチ5A,5Bによってメインブレーカー2A,2Bの切換を行なう。
次に、上記低圧用分電盤1の作用について説明する。例えば、A側のメインブレーカー2Aを介して電源を、A側切換用電磁コイル励磁回路10に投入するとA側切換用電磁コイル7が励磁され、一組の切換スイッチ5A,5BがA側の端子6A,6Bに接触して、A側のメインブレーカー2Aに第1〜第7の分岐ブレーカー3A〜3Gが接続されるとともに、A側電源確認用継電器11によりB側切換用電磁コイル励磁回路13のスイッチ15がオフ操作されてB側切換用電磁コイル励磁回路13が開成された状態になる。
この状態で、B側のメインブレーカー2Bに電源を投入しても、上述したように、B側切換用電磁コイル励磁回路13は開かれた状態になっているために、B側切換用電磁コイル9は励磁されることなく、一組の切換スイッチ5A,5BがA側の端子6A,6Bに接触した状態に保持される。
したがって、第1〜第7の分岐ブレーカー3A〜3GにはA側のメインブレーカー2Bから電源が給電される。
上記給電の結果、過負荷が発生して、A側のメインブレーカー2Aがトリップすると、A側電源確認用継電器11によりB側切換用電磁コイル励磁回路13のスイッチ15がオン操作されて、B側切換用電磁コイル励磁回路13が閉成され、B側切換用電磁コイル励磁回路13に電流が流れ、B側切換用電磁コイル9が励磁されて、切換スイッチ5A,5Bが切り換えられてA側の端子6A,6Bに接触して、今度はB側のメインブレーカー2B側から第1〜第7の分岐ブレーカー3A〜3Gに給電される。
このとき、上記A側のメインブレーカー2Aのトリップにより、過負荷状態が解消され給電が再開されて照明が再点灯する。これにより復旧作業がやり易くなり、過負荷原因の特定、除去、復旧作業が促進される。
過負荷が継続している場合には、B側のメインブレーカー2Bがトリップして給電が停止する。故障原因が完全復旧するまでは給電を再開しないものとする。
上述したように、本願の低圧用分電盤1は、第1,第2のメインブレーカーのうちの一方のメインブレーカーがトリップした場合でも他方のメインブレーカーで一度だけ給電を再開し、照明等の必要最小限の設備を作動させることで保守員による復旧作業を従来よりも大幅に改善することができる。
電線のショートなどの保護すべき故障が起きた場合の事故拡大を防ぐ機能に支障がないように給電再開は一度だけとすることで、本来のメインブレーカーの機能を維持する。
特に、上記給電を再開するのに再起動装置を必要とする負荷の総和値を、上記分岐ブレーカーの定格電流の総和値から上記第1のメインブレーカー又は第2のメインブレーカーの定格電流値を差し引いた値よりも大に設定することにより、一方のメインブレーカーがトリップして、他方のメインブレーカーに切り換えられた場合に、再起動装置を必要とする負荷が差し引かれて、負荷の総和値がメインブレーカーの定格電流値以下になるので、該メインブレーカーが過負荷状態になるのを確実に防止することができる。
1…低圧用分電盤
2A,2B…メインブレーカー
3A〜3G…分岐ブレーカー
4…切換電磁接触器
5A,5B…切換スイッチ
6A,6B…A側の端子
7……第1の切換電磁コイル(A側の切換電磁コイル)
8A,8B…B側の端子
9……第2の切換電磁コイル(B側の切換電磁コイル)
10……第1の切換電磁コイル励磁回路(A側切換電磁コイル励磁回路)
11…A側電源確認用継電器
12…スイッチ
13……第2の切換電磁コイル励磁回路(B側切換電磁コイル励磁回路)
14…B側電源確認用継電器
15…スイッチ

Claims (3)

  1. 電源に並列に接続された第1,第2のメインブレーカーと、負荷側に並列に接続された多数の分岐ブレーカーと、を備え、
    上記第1,第2のメインブレーカーと上記分岐ブレーカーとの間に、上記第1,第2のメインブレーカーのうちの一方のメインブレーカーがトリップしたときに他方のメインブレーカーに切り換える切換電磁接触器を介在させたことを特徴とする低圧用分電盤。
  2. 上記切換電磁接触器は、一方のメインブレーカーと他方のメインブレーカー間の切り換えを行なう切換スイッチと、給電により上記切換スイッチを一方のメインブレーカーに接続する第1の切換用電磁コイルと、給電により上記切換スイッチを他方のメインブレーカーに接続する第2の切換用電磁コイルと、を備え、
    上記第1,第2の切換用電磁コイルは、電源確認用継電器および開閉スイッチを夫々に備えた第1,第2の切換用電磁コイル励磁回路に接続され、
    上記第1,第2の切換用電磁コイル励磁回路のうちの一方の切換用電磁コイル励磁回路の電源確認用継電器は、給電中は他方の切換用電磁コイル励磁回路に設けた開閉スイッチを開き、給電停止により前記他方の切換用電磁コイル励磁回路の開閉スイッチを閉じることを特徴とする請求項1に記載の低圧用分電盤。
  3. 上記各分岐ブレーカーに接続された負荷のうち、一方のメインブレーカーがトリップしたのち給電を再開するのに再起動装置を必要とする負荷の総和値は、上記分岐ブレーカーの定格電流の総和値から上記第1のメインブレーカー又は第2のメインブレーカーの定格電流値を差し引いた値よりも大に設定されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の低圧用分電盤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015070757A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 パナソニック株式会社 複数の電力会社契約に対応した分電盤

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