JP2013055374A - コンテンツ配信システム、並びに、コンテンツ配信サーバ、キャッシュサーバ、コンテンツ視聴装置およびそれらのプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】コンテンツ配信システムSは、コンテンツを予め定めた時間長のブロックデータに分割し、当該コンテンツの編成上のチャンネル識別と、ブロックデータの放送時刻とを付加したブロック化コンテンツを生成し、複数のキャッシュサーバ2に送信するコンテンツ配信サーバ1と、コンテンツ配信サーバ1から送信されたブロック化コンテンツを記憶し、コンテンツ視聴装置3からチャンネル識別および放送時刻を指定したブロック化コンテンツの要求があった際に、記憶しているブロック化コンテンツをコンテンツ視聴装置3に送信するキャッシュサーバ2と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
例えば、放送されたコンテンツをファイルとして記憶媒体に記憶し、ユーザが好きな時間にコンテンツを指定して視聴するタイムシフト視聴が可能なハードディスクレコーダは一般的なものとなっている。また、テレビ番組、ラジオ番組、あるいは、映画を、ファイルとしてネットワーク経由でダウンロードして視聴するビデオ・オン・デマンドも一般的なものとなっている。
例えば、特許文献1には、記憶媒体に記憶された動画情報の読み出し位置を、指定された時間分だけ、前または後にスキップさせて動画情報を読み出して再生を行う技術が開示されている。
特許文献2には、ネットワーク経由で配信されたコンテンツを記憶媒体に記憶しておき、ウェブサイトやネットワーク上で公開されている番組表から、ユーザが所望の番組を指定し、放送日と放送時間を指定することで、所望の番組の任意の位置からコンテンツを再生する技術が開示されている。
特許文献4には、パケット伝送を行うIPネットワークによる放送において、ザッピング視聴を行うために、ザッピングのために別途用意した映像データを蓄積しておき、ザッピングが行われた際にその映像データを再生することで、ネットワーク遅延に伴うコンテンツ再生までの待ち時間を短縮し、高速なザッピングを実現する技術が開示されている。
特許文献5には、ネットワーク上に存在するコンテンツを、所定のグループごとに実時刻と対応する時間軸上に仮想的に配置して、コンテンツを時間軸上のグループ単位で切り替えて再生する技術が開示されている。
しかし、単にコンテンツ内だけにとどまらず、放送番組として過去に放送されたコンテンツに対して、編成情報である放送時刻に沿ってアクセスしたい、すなわち、時間方向にザッピングを行いたいという要望がある。
そして、コンテンツ配信システムは、コンテンツ配信サーバの指定番組データ送信手段によって、編成情報に基づいて、第1のデータ要求受付手段で受け付けたデータ要求で指定されたチャンネル識別および放送時刻に対応したデータをコンテンツ記憶手段から読み出して当該チャンネル識別および放送時刻を付加したブロック化コンテンツを生成し、要求のあったキャッシュサーバに指定番組データとして送信する。このとき、指定番組データ送信手段がコンテンツ記憶手段から読み出すデータの時間長は、編成番組データ送信手段がコンテンツを分割する時間長と同じとする。これによって、編成に従ったコンテンツのデータ(編成番組データ)と、要求されたコンテンツのデータ(指定番組データ)とが、同一の時間長のデータとして、キャッシュサーバに送信され、キャッシュサーバにおいて、データを共通に管理することができる。
そして、コンテンツ配信システムは、キャッシュサーバの検索実行手段によって、第2のデータ要求受付手段で受け付けたデータ要求で、チャンネル識別および放送時刻を指定して指定番組データを要求された場合に、当該チャンネル識別および放送時刻を検索キーとして、データ記憶手段から指定番組データを検索する。
そして、コンテンツ配信システムは、キャッシュサーバのデータ送信手段によって、検索実行手段で検索された指定番組データ、または、データ受信手段で受信した編成番組データまたは指定番組データを、当該データを要求したコンテンツ視聴装置に送信する。
そして、コンテンツ配信サーバは、指定番組データ送信手段によって、編成情報に基づいて、データ要求受付手段で受け付けたデータ要求で指定されたチャンネル識別および放送時刻に対応したデータをコンテンツ記憶手段から読み出して当該チャンネル識別および放送時刻を付加したブロック化コンテンツを生成し、要求のあったキャッシュサーバに指定番組データとして送信する。
また、キャッシュサーバは、データ要求受付手段によって、コンテンツ視聴装置から、編成に従ったブロック化コンテンツである編成番組データまたはチャンネル識別および放送時刻を指定したブロック化コンテンツである指定番組データのデータ要求を受け付ける。
そして、キャッシュサーバは、データ送信手段によって、検索実行手段で検索された指定番組データ、または、データ受信手段で受信した編成番組データまたは指定番組データを、当該データを要求したコンテンツ視聴装置に送信する。
これによって、コンテンツ視聴装置は、編成に従った送信されるデータと要求によって送信されるデータとに関わらず、同一のデータ形式でブロック化されたコンテンツを順次受信する。
また、コンテンツ視聴装置は、データ要求受付手段によって、外部のリモコン装置から、現在コンテンツを再生している放送チャンネルの編成上の放送時刻を指定したデータ要求を受け付ける。この放送時刻は、現在視聴している放送時刻に対して相対的な時刻であってもよいし、実際の放送時刻であってもよい。
これによって、キャッシュサーバには、編成上でユーザが所望したコンテンツと、放送時間で特定されるコンテンツ上の時間位置とを特定することが可能な情報が通知されることになる。
請求項1に記載の発明によれば、コンテンツをコンテンツ視聴装置に記憶することなく、編成情報の放送時刻を指定することで、時間方向に沿ってコンテンツにアクセスすることができる。これによって、コンテンツ視聴装置でコンテンツを視聴するユーザは、視聴するコンテンツを時間方向に遡って視聴したり、そのコンテンツ内における再生位置を変えたりすることが可能になる。
[コンテンツ配信システムの構成]
まず、図1を参照して、本発明の実施形態に係るコンテンツ配信システムの全体構成について説明する。
ここで、ユーザが、コンテンツ視聴装置3において、リモコン装置(図示せず)で、現在時刻よりも前の時刻(絶対時刻または相対時刻)を指定することで、指定時刻のコンテンツB2が、キャッシュサーバ2から、送信されることになる。すなわち、ユーザは、コンテンツ視聴時に、時間方向にザッピングを行うことができる。
まず、図3を参照(適宜図1参照)して、コンテンツ配信サーバ1の構成について説明する。図3に示すように、コンテンツ配信サーバ1は、編成情報記憶手段10と、コンテンツ記憶手段11と、編成番組データ送信手段12と、データ要求受付手段13と、指定番組データ送信手段14と、を備えている。
この編成コンテンツ読み出し手段12aは、読み出したコンテンツをコンテンツ分割手段12bに出力する。
このコンテンツ分割手段12bは、分割したブロックデータを、編成情報付加手段12cに出力する。
さらに、編成情報付加手段12cは、図4に示すように、当該ブロック化コンテンツの元となるコンテンツを識別するためのコンテンツIDをヘッダ情報Hに含ませることとしてもよい。
このデータ要求受付手段13は、データを要求したキャッシュサーバ2を特定する情報(例えば、IPアドレス)とともに、データ要求に含まれているチャンネル識別および放送時刻を指定番組データ送信手段14に出力する。
このブロックデータ読み出し手段14aは、読み出したブロックデータを、編成情報付加手段14bに出力する。
この編成情報付加手段14bは、生成したブロック化コンテンツを、通信送受信手段(不図示)を介して、データを要求したキャッシュサーバ2に送信する。
なお、指定番組データ送信手段14が送信するデータ(ブロック化コンテンツ)は、キャッシュサーバ2からの指定(すなわち、コンテンツ視聴装置3からの指定)に応じたものであるため、以下では、「指定番組データ」と呼ぶこととする。
なお、コンテンツ配信サーバ1は、コンピュータを、前記した各手段として機能させるプログラム(コンテンツ配信プログラム)で動作させることができる。
次に、図5を参照(適宜図1参照)して、キャッシュサーバ2の構成について説明する。図5に示すように、キャッシュサーバ2は、データ受信手段20と、データ書き込み手段21と、データ読み出し手段22と、データ記憶手段23と、データ消去手段24と、データ検索・取得手段25と、データ管理手段26と、データ要求送受信手段27と、データ送信手段28と、を備えている。
このデータ受信手段20は、受信したブロック化コンテンツ(編成番組データ、指定番組データ)を、データ書き込み手段21と、データ送信手段28とに出力する。
このデータ記憶手段23は、ハードディスク等の一般的な記憶媒体であって、データ書き込み手段21、データ読み出し手段22によって、ブロック化コンテンツの書き込みや読み出しが実行され、後記するデータ管理手段26によって、指定番組データの検索が実行される。また、データ記憶手段23は、後記するデータ消去手段24によって、ブロック化コンテンツ(指定番組データ)の削除が実行される。
なお、ここでは、データ消去手段24は、データ書き込み手段21からブロック化コンテンツの書き込みタイミングが通知された段階で動作することとしたが、定期的に動作して、データ容量を判定し、ブロック化コンテンツの削除を実行することとしてもよい。
ここでは、データ検索・取得手段25は、データ要求送受信手段27を介して、コンテンツ視聴装置3から、指定番組データの要求を示すデータ要求を受信し、その要求に含まれているチャンネル識別および放送時刻をキーとして、データ管理手段26に指定番組データの検索要求を行う。
ここでは、検索要求受付手段26aは、データ検索・取得手段25から検索要求を受け付けるとともに、通信送受信手段(不図示)を介して、他のキャッシュサーバ2(22,…,2m)からも検索要求を受け付ける。
この検索要求受付手段26aは、受け付けた検索要求に含まれるチャンネル識別および放送時刻を検索のキーとして、検索実行手段26bに出力する。
ここで、検索実行手段26bは、データ記憶手段23において、チャンネル識別および放送時刻を検索キーとして、指定番組データを検索する。そして、データ記憶手段23に該当する指定番組データが記憶されている場合は、その旨の検索結果を検索結果出力手段26cに出力する。
このデータ要求受付手段27aは、データ要求が編成に従った要求であれば、データ送信手段28に対して、要求のあったコンテンツ視聴装置3に、データ受信手段20で受信した編成番組データを送信する旨を指示する。
また、このとき、データ要求受付手段27aは、データ送信手段28に対して、要求のあったコンテンツ視聴装置3への編成番組データの停止を指示する。
このデータ送信手段28は、データ受信手段20から出力されるブロック化コンテンツ(編成番組データ、指定番組データ)については、コンテンツ視聴装置3に送信する。ただし、データ送信手段28は、データ要求受付手段27aからの指示によって、編成番組データを送信するのか、指定番組データを送信するのかを、コンテンツ視聴装置3ごとに切り替える。
また、データ送信手段28は、データ検索・取得手段25から出力されるブロック化コンテンツ(指定番組データ)については、要求のあった他のキャッシュサーバ2(22,…,2m)に送信する。
なお、キャッシュサーバ2は、コンピュータを、前記した各手段として機能させるプログラム(キャッシュプログラム)で動作させることができる。
次に、図6を参照(適宜図1参照)して、コンテンツ視聴装置3の構成について説明する。ここでは、コンテンツ視聴装置3は、再生したコンテンツを表示するための表示装置Mが外部に接続されている。また、コンテンツ視聴装置3は、チャンネルを指定したり、過去の編成上の放送時刻を指定したり等の操作を行うためのリモコン装置Rを有している。
例えば、現在視聴している放送時刻から1時間前の放送時刻を指定するための「1時間前」ボタン、1日前の放送時刻を指定するための「1日前」ボタン等である。
また、一旦過去に遡って指定した放送時刻に対して、放送時刻を先に進めるためのボタン、例えば、「10分後」ボタン、「30分後」ボタン、あるいは、現在の放送時刻に戻すための「戻る」ボタン等を備えることとする。
もちろん、これらのボタンは例示であって、ボタンに示した時間に限定されるものではない。また、「戻る」ボタン以外にも、チャンネルを変更することで、現在の放送時刻に戻すこととしてもよい。
図6に示すように、コンテンツ視聴装置3は、データ受信手段30と、データ再生手段31と、データ要求受付手段32と、データ要求手段33と、を備えている。
なお、データ受信手段30は、現在再生用のブロックデータとしてデータ再生手段31に出力したチャンネル識別や放送時刻を、図示を省略したメモリ等の記憶媒体に、記憶しておく。
このデータ要求受付手段32は、リモコン装置Rから、例えば、赤外線通信によって、放送時刻を変更するボタン(例えば、「1時間前」ボタン等)の押下を通知されることで、編成によらない放送時刻を指定したデータ要求の指示を受け付ける。また、データ要求受付手段32は、リモコン装置Rから、データ要求を終了する旨のボタン(例えば、「戻る」ボタン)の押下を通知されることで、編成によらないデータ要求の終了、すなわち、編成に従ったデータの視聴への切り替えの指示を受け付ける。
そして、データ要求受付手段32は、編成によらないデータ要求(あるいはその終了)の指示を受け付けた旨、および、指定された放送時刻(1時間前等)を、データ要求手段33に通知する。
すなわち、データ要求手段33は、編成番組データについては、逐次、キャッシュサーバ2に要求し、データ要求受付手段32で放送時刻を指定したデータ要求を受け付けた段階で、キャッシュサーバ2に対して、指定番組データの要求に切り替える。なお、データ要求には、編成番組データの要求か、指定番組データの要求かを示す情報を付加することとする。
このデータ要求手段33は、指定番組データの要求を行う場合、データ要求受付手段32から通知される相対的な放送時刻から実際の放送時刻を算出し、当該放送時刻と、現在、データ受信手段30で受信しているチャンネル(チャンネル識別)とを含んだデータ要求をキャッシュサーバ2に送信する。
また、データ要求手段33は、データ要求受付手段32から、データ要求の終了の指示が通知されるまで、順次放送時刻をずらしてデータ要求を行うこととする。なお、この放送時刻をずらす時間は、予め定めたブロック化コンテンツの時間長である。
なお、コンテンツ視聴装置3は、コンピュータを、前記した各手段として機能させるプログラム(コンテンツ視聴プログラム)で動作させることができる。
次に、図7〜図8を参照して、本発明の実施形態に係るコンテンツ配信システムの動作について説明する。
まず、図7を参照(構成については適宜図3参照)して、コンテンツ配信サーバ1の動作について説明する。
そして、コンテンツ配信サーバ1は、コンテンツ分割手段12bによって、ステップS1で読み出されたコンテンツを、予め定めた時間間隔に分割する(ステップS2)。
その後、コンテンツ配信サーバ1は、通信送受信手段(不図示)を介して、予め定めた複数のキャッシュサーバ2に、ステップS3で生成した編成番組データ(ブロック化コンテンツ)を配信する(ステップS4)
これによって、コンテンツ配信サーバ1は、編成に従ったコンテンツをブロック化して、キャッシュサーバ2に配信することができる。
そして、コンテンツ配信サーバ1は、通信送受信手段(不図示)を介して、データを要求したキャッシュサーバ2に、ステップS7で生成した指定番組データ(ブロック化コンテンツ)を配信する(ステップS8)。
これによって、コンテンツ配信サーバ1は、番組の編成によらないで、要求されたコンテンツ(ブロック化コンテンツ)を、キャッシュサーバ2に配信することができる。
次に、図8を参照(構成については適宜図5参照)して、キャッシュサーバ2の動作について説明する。
キャッシュサーバ2は、データ要求受付手段27aにおいて、ブロック化コンテンツの要求(データ要求)を待ち(ステップS10でNo)、データ要求があった場合(ステップS10でYes)、当該要求が、編成情報に従った要求、すなわち、編成番組データの要求であるか否かを判定する(ステップS11)。
このとき、データ管理手段26は、検索要求受付手段26aによって、データ検索・取得手段25からの要求を受け付け、検索実行手段26bによって、要求のあったチャンネル識別および放送時刻を検索のキーとして、指定番組データを検索する。この検索実行手段26bは、自キャッシュサーバ2(21)に該当する指定番組データが存在しない場合、他のキャッシュサーバ2(22,…,2m)に対して検索要求を送信することで、該当する指定番組データを検索する。
そして、その検索結果が、検索結果出力手段26cを介して、データ検索・取得手段25に通知される。
そして、キャッシュサーバ2は、ステップS16、ステップS18またはステップS19で取得した指定番組データを、データ送信手段28によって、コンテンツ視聴装置3に送信する(ステップS20)。
次に、図9を参照(構成については適宜図6参照)して、コンテンツ視聴装置3の動作について説明する。
コンテンツ視聴装置3は、データ要求手段33によって、現在選択されているチャンネルの編成に対応する編成番組データ(ブロック化コンテンツ)を、キャッシュサーバ2に要求する。そして、コンテンツ視聴装置3は、データ受信手段30によって、編成番組データを受信(取得)する(ステップS30)。
その後、コンテンツ視聴装置3は、データ再生手段31によって、ステップS30で受信した編成番組データを再生する(ステップS31)。
その後、コンテンツ視聴装置3は、データ再生手段31によって、ステップS33で受信した指定番組データを再生する(ステップS34)。
そして、データ要求受付手段32において、放送時刻を指定した指定番組データの視聴から、編成に従った編成番組データの視聴に切り替える旨の指示(戻り指示)があった場合(ステップS36でYes)、コンテンツ視聴装置3は、ステップS30に戻って、編成に従ったデータの取得、再生を行う。
これによって、コンテンツ視聴装置3は、編成に従ったデータ(コンテンツ)の再生中に、ユーザからの指示によって、放送時刻が異なるコンテンツ、あるいは、同一コンテンツであっても時刻が異なるデータを再生することができる。
1 コンテンツ配信サーバ
10 編成情報記憶手段
11 コンテンツ記憶手段
12 編成番組データ送信手段
12a 編成コンテンツ読み出し手段
12b コンテンツ分割手段
12c 編成情報付加手段
13 データ要求受付手段(第1のデータ要求受付手段)
14 指定番組データ送信手段
14a ブロックデータ読み出し手段
14b 編成情報付加手段
2 キャッシュサーバ
20 データ受信手段
21 データ書き込み手段
22 データ読み出し手段
23 データ記憶手段
24 データ消去手段
25 データ検索・取得手段
26 データ管理手段
26a 検索要求受付手段
26b 検索実行手段
26c 検索結果出力手段
27 データ要求送受信手段
27a データ要求受付手段(第2のデータ要求受付手段)
27b データ要求手段
28 データ送信手段
3 コンテンツ視聴装置
30 データ受信手段
31 データ再生手段
32 データ要求受付手段
33 データ要求手段
Claims (8)
- コンテンツ配信サーバとキャッシュサーバとコンテンツ視聴装置とを、ネットワークを介して接続し、予め設定された編成情報に従って、前記コンテンツ配信サーバから、前記キャッシュサーバを経由して、前記コンテンツ視聴装置にコンテンツを配信するとともに、前記コンテンツ視聴装置から指定されたコンテンツを配信するコンテンツ配信システムであって、
前記コンテンツ配信サーバは、
複数のコンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段と、
前記編成情報に従って配信するコンテンツを予め定めた時間長のブロックデータに分割し、当該コンテンツの編成上の放送チャンネルを識別するためのチャンネル識別と、前記ブロックデータの編成上の放送時刻とを付加したブロック化コンテンツを生成し、前記キャッシュサーバに編成番組データとして送信する編成番組データ送信手段と、
前記キャッシュサーバから、前記チャンネル識別および前記放送時刻を指定したデータ要求を受け付ける第1のデータ要求受付手段と、
前記編成情報に基づいて、前記第1のデータ要求受付手段で受け付けたデータ要求で指定されたチャンネル識別および放送時刻に対応した、前記時間長分のコンテンツのデータを前記コンテンツ記憶手段から読み出して当該チャンネル識別および放送時刻を付加したブロック化コンテンツを生成し、要求のあったキャッシュサーバに指定番組データとして送信する指定番組データ送信手段と、を備え、
前記キャッシュサーバは、
前記ブロック化コンテンツのそれぞれを一時的に記憶するデータ記憶手段と、
前記コンテンツ配信サーバから送信されたブロック化コンテンツである前記編成番組データおよび前記指定番組データを受信し、前記データ記憶手段に記憶させるデータ受信手段と、
前記コンテンツ視聴装置から、編成に従った前記編成番組データまたは前記チャンネル識別および前記放送時刻を指定した前記指定番組データのデータ要求を受け付ける第2のデータ要求受付手段と、
この第2のデータ要求受付手段で受け付けたデータ要求で、前記チャンネル識別および前記放送時刻を指定して前記指定番組データを要求された場合に、当該チャンネル識別および放送時刻を検索キーとして、前記データ記憶手段から指定番組データを検索する検索実行手段と、
この検索実行手段において、要求のあった指定番組データが検索されなかった場合、前記検索キーであるチャンネル識別および放送時刻を指定して、前記コンテンツ配信サーバに指定番組データを要求するデータ要求手段と、
前記検索実行手段で検索された指定番組データ、または、前記データ受信手段で受信した編成番組データまたは指定番組データを、当該データを要求したコンテンツ視聴装置に送信するデータ送信手段と、
を備えることを特徴とするコンテンツ配信システム。 - 前記キャッシュサーバは、前記ネットワークに複数接続され、
前記検索実行手段は、他のキャッシュサーバとの間で前記検索キーに該当する指定番組データを検索するものであり、前記第2のデータ要求受付手段は、さらに前記他のキャッシュサーバから、指定番組データの要求を受け付けるものであって、
前記検索実行手段において、前記検索キーに対応する指定番組データが前記データ記憶手段に記憶されておらず、かつ、前記他のキャッシュサーバに記憶されている場合に、前記データ要求手段は、当該指定番組データを、前記他のキャッシュサーバに要求することを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ配信システム。 - コンテンツ配信サーバとキャッシュサーバとコンテンツ視聴装置とを、ネットワークを介して接続し、予め設定された編成情報に従って、前記コンテンツ配信サーバから、前記キャッシュサーバを経由して、前記コンテンツ視聴装置にコンテンツを配信するとともに、前記コンテンツ視聴装置から指定されたコンテンツを配信するコンテンツ配信システムにおける前記コンテンツ配信サーバであって、
複数のコンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段と、
前記編成情報に従って配信するコンテンツを予め定めた時間長のブロックデータに分割し、当該コンテンツの編成上の放送チャンネルを識別するためのチャンネル識別と、前記ブロックデータの編成上の放送時刻とを付加したブロック化コンテンツを生成し、前記キャッシュサーバに編成番組データとして送信する編成番組データ送信手段と、
前記キャッシュサーバから、前記チャンネル識別および前記放送時刻を指定したデータ要求を受け付けるデータ要求受付手段と、
前記編成情報に基づいて、前記データ要求受付手段で受け付けたデータ要求で指定されたチャンネル識別および放送時刻に対応した、前記時間長分のコンテンツのデータを前記コンテンツ記憶手段から読み出して当該チャンネル識別および放送時刻を付加したブロック化コンテンツを生成し、要求のあったキャッシュサーバに指定番組データとして送信する指定番組データ送信手段と、
を備えることを備えることを特徴とするコンテンツ配信サーバ。 - 複数のコンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段を備えるコンテンツ配信サーバと、キャッシュサーバと、コンテンツ視聴装置とを、ネットワークを介して接続し、予め設定された編成情報に従って、前記コンテンツ配信サーバから、前記キャッシュサーバを経由して、前記コンテンツ視聴装置にコンテンツを配信するとともに、前記コンテンツ視聴装置から指定されたコンテンツを配信するコンテンツ配信システムにおける前記コンテンツ配信サーバのコンピュータを、
前記編成情報に従って配信するコンテンツを予め定めた時間長のブロックデータに分割し、当該コンテンツの編成上の放送チャンネルを識別するためのチャンネル識別と、前記ブロックデータの編成上の放送時刻とを付加したブロック化コンテンツを生成し、前記キャッシュサーバに編成番組データとして送信する編成番組データ送信手段、
前記キャッシュサーバから、前記チャンネル識別および前記放送時刻を指定したデータ要求を受け付けるデータ要求受付手段、
前記編成情報に基づいて、前記データ要求受付手段で受け付けたデータ要求で指定されたチャンネル識別および放送時刻に対応した、前記時間長分のコンテンツのデータを前記コンテンツ記憶手段から読み出して当該チャンネル識別および放送時刻を付加したブロック化コンテンツを生成し、要求のあったキャッシュサーバに指定番組データとして送信する指定番組データ送信手段、
として機能させることを備えることを特徴とするコンテンツ配信プログラム。 - コンテンツ配信サーバとキャッシュサーバとコンテンツ視聴装置とを、ネットワークを介して接続し、予め設定された編成情報に従って、前記コンテンツ配信サーバから、前記キャッシュサーバを経由して、前記コンテンツ視聴装置にコンテンツを配信するとともに、前記コンテンツ視聴装置から指定されたコンテンツを配信するコンテンツ配信システムにおける前記キャッシュサーバであって、
コンテンツが予め定めた時間長のブロックデータに分割され、当該コンテンツの編成上の放送チャンネルを識別するためのチャンネル識別と、前記ブロックデータの編成上の放送時刻とが付加されたブロック化コンテンツを一時的に記憶するデータ記憶手段と、
前記コンテンツ配信サーバから送信されたブロック化コンテンツを受信し、前記データ記憶手段に記憶させるデータ受信手段と、
前記コンテンツ視聴装置から、編成に従ったブロック化コンテンツである編成番組データまたは前記チャンネル識別および前記放送時刻を指定したブロック化コンテンツである指定番組データのデータ要求を受け付けるデータ要求受付手段と、
このデータ要求受付手段で受け付けたデータ要求で、前記チャンネル識別および前記放送時刻を指定して前記指定番組データを要求された場合に、当該チャンネル識別および放送時刻を検索キーとして、前記データ記憶手段、および、前記ネットワークに接続された他のキャッシュサーバとの間で前記検索キーに該当する指定番組データを検索する検索実行手段と、
この検索実行手段において、要求のあった指定番組データが検索されなかった場合、前記検索キーであるチャンネル識別および放送時刻を指定して、前記コンテンツ配信サーバに指定番組データを要求するデータ要求手段と、
前記検索実行手段で検索された指定番組データ、または、前記データ受信手段で受信した編成番組データまたは指定番組データを、当該データを要求したコンテンツ視聴装置に送信するデータ送信手段と、
を備えることを特徴とするキャッシュサーバ。 - コンテンツ配信サーバと、コンテンツを一時的に記憶するデータ記憶手段を備えたキャッシュサーバと、コンテンツ視聴装置とを、ネットワークを介して接続し、予め設定された編成情報に従って、前記コンテンツ配信サーバから、前記キャッシュサーバを経由して、前記コンテンツ視聴装置にコンテンツを配信するとともに、前記コンテンツ視聴装置から指定されたコンテンツを配信するコンテンツ配信システムにおける前記キャッシュサーバのコンピュータを、
コンテンツが予め定めた時間長のブロックデータに分割され、当該コンテンツの編成上の放送チャンネルを識別するためのチャンネル識別と、前記ブロックデータの編成上の放送時刻とが付加されたブロック化コンテンツを、前記コンテンツ配信サーバから受信し、前記データ記憶手段に記憶させるデータ受信手段、
前記コンテンツ視聴装置から、編成に従ったブロック化コンテンツである編成番組データまたは前記チャンネル識別および前記放送時刻を指定したブロック化コンテンツである指定番組データのデータ要求を受け付けるデータ要求受付手段、
このデータ要求受付手段で受け付けたデータ要求で、前記チャンネル識別および前記放送時刻を指定して前記指定番組データを要求された場合に、当該チャンネル識別および放送時刻を検索キーとして、前記データ記憶手段、および、前記ネットワークに接続された他のキャッシュサーバとの間で前記検索キーに該当する指定番組データを検索する検索実行手段、
この検索実行手段において、要求のあった指定番組データが検索されなかった場合、前記検索キーであるチャンネル識別および放送時刻を指定して、前記コンテンツ配信サーバに指定番組データを要求するデータ要求手段、
前記検索実行手段で検索された指定番組データ、または、前記データ受信手段で受信した編成番組データまたは指定番組データを、当該データを要求したコンテンツ視聴装置に送信するデータ送信手段、
として機能させることを特徴とするキャッシュプログラム。 - コンテンツ配信サーバと複数のキャッシュサーバとを、ネットワークを介して接続し、予め設定された編成情報または要求に従って、前記コンテンツ配信サーバから前記キャッシュサーバを経由して配信されるコンテンツを提示するコンテンツ視聴装置であって、
コンテンツが予め定めた時間長のブロックデータに分割され、当該コンテンツの編成上の放送チャンネルを識別するためのチャンネル識別と、前記ブロックデータの編成上の放送時刻とが付加されたブロック化コンテンツを、前記キャッシュサーバから受信するデータ受信手段と、
このデータ受信手段で受信したブロック化コンテンツを順次再生するデータ再生手段と、
外部のリモコン装置から、現在コンテンツを再生している放送チャンネルの編成上の放送時刻を指定したデータ要求を受け付けるデータ要求受付手段と、
このデータ要求受付手段で受け付けたデータ要求で指定される放送時刻と、現在再生している前記放送チャンネルを識別するためのチャンネル識別とを指定したデータ要求を前記キャッシュサーバに送信するデータ要求手段と、
を備えることを特徴とするコンテンツ視聴装置。 - コンテンツ配信サーバと複数のキャッシュサーバとを、ネットワークを介して接続し、予め設定された編成情報または要求に従って、前記コンテンツ配信サーバから前記キャッシュサーバを経由して配信されるコンテンツを提示するコンテンツ視聴装置のコンピュータを、
コンテンツが予め定めた時間長のブロックデータに分割され、当該コンテンツの編成上の放送チャンネルを識別するためのチャンネル識別と、前記ブロックデータの編成上の放送時刻とが付加されたブロック化コンテンツを、前記キャッシュサーバから受信するデータ受信手段、
このデータ受信手段で受信したブロック化コンテンツを順次再生するデータ再生手段、
外部のリモコン装置から、現在コンテンツを再生している放送チャンネルの編成上の放送時刻を指定したデータ要求を受け付けるデータ要求受付手段、
このデータ要求受付手段で受け付けたデータ要求で指定される放送時刻と、現在再生している前記放送チャンネルを識別するためのチャンネル識別とを指定したデータ要求を前記キャッシュサーバに送信するデータ要求手段、
として機能させることを特徴とするコンテンツ視聴プログラム。
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2011
- 2011-08-31 JP JP2011190059A patent/JP5789450B2/ja active Active
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